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マリンチャレンジ2020関東大会出場
水産科3年後藤晴希を中心に同じく高野侑真、永田旭を加えた3名が日本財団・㈱リバネス主催、マリンチャレンジプログラム2020に「農業用堰で遮断された河川上流域に生息するドジョウの系統」というテーマで応募し、指定研究に認定されました。

9月5日(土)、その関東大会が遠隔発表会として開催されました。関東地区で指定研究に選出されたのは12チームで、3名は8番目に馬頭高校コンピュータ室のモニター越しにプレゼンテーションを行いました。
3名は馬頭高校のすぐ下を流れる矢又川という山間部から染み出た那珂川水系の3次支流に生息するドジョウが在来種ではないか、と仮説を立てて研究を進めました。矢又川は堰が多く、本来は生物の遡上の障壁となる堰が外来ドジョウの侵入を食い止めてきたのではないかと考えました。まず初めに外部形態の比較により在来種であるか外来種であるか目安を立て、日大生物資源学部に協力を仰ぎ、遺伝子解析を行い、系統樹の作成に進みました。
ドジョウの採集から形態比較、DNA抽出、結果の解析からプレゼンシートの作成まで時間をかけて行い、何度も練習を重ねて発表練習に励みました。当日の発表も、練習の成果を発揮し、納得のいくものでした。しかしながら、さすがに関東大会。他校も非常にレベルが高く、中には大学生のレベルに到達しているのではないかという研究もありました。結果、残念ながら全国大会選出の優秀賞の獲得はなりませんでした。
ただ、㈱リバネス中嶋さんと東北大学西田さんの本当に丁寧で適切なアドバイスのおかげで自分たちの研究を十分にまとめることができたことに一定の満足間を得ることができたようです。そして、もっともっともっと勉強を重ねなくては、と強い決意を感じることができたこと、それが彼らにとって最大の財産となったと思います。水産科ではこれからも多くの研究にチャレンジしていこうと思います。
9月5日(土)、その関東大会が遠隔発表会として開催されました。関東地区で指定研究に選出されたのは12チームで、3名は8番目に馬頭高校コンピュータ室のモニター越しにプレゼンテーションを行いました。
3名は馬頭高校のすぐ下を流れる矢又川という山間部から染み出た那珂川水系の3次支流に生息するドジョウが在来種ではないか、と仮説を立てて研究を進めました。矢又川は堰が多く、本来は生物の遡上の障壁となる堰が外来ドジョウの侵入を食い止めてきたのではないかと考えました。まず初めに外部形態の比較により在来種であるか外来種であるか目安を立て、日大生物資源学部に協力を仰ぎ、遺伝子解析を行い、系統樹の作成に進みました。
ドジョウの採集から形態比較、DNA抽出、結果の解析からプレゼンシートの作成まで時間をかけて行い、何度も練習を重ねて発表練習に励みました。当日の発表も、練習の成果を発揮し、納得のいくものでした。しかしながら、さすがに関東大会。他校も非常にレベルが高く、中には大学生のレベルに到達しているのではないかという研究もありました。結果、残念ながら全国大会選出の優秀賞の獲得はなりませんでした。
ただ、㈱リバネス中嶋さんと東北大学西田さんの本当に丁寧で適切なアドバイスのおかげで自分たちの研究を十分にまとめることができたことに一定の満足間を得ることができたようです。そして、もっともっともっと勉強を重ねなくては、と強い決意を感じることができたこと、それが彼らにとって最大の財産となったと思います。水産科ではこれからも多くの研究にチャレンジしていこうと思います。
リバーマップ完成しました!
昨年卒業した嶋﨑由海先輩と瀧澤大倭先輩が作成していたリバーマップがついに完成しました。
こちらです↓
(表紙) (おすすめページ)
2年間かけて作り上げた超大作!
子供たちが安全かつ楽しく川遊びができるよう、採集のポイントや川で活動する場合の決まり事などを図を用いて分かりやすく掲載しています。
那珂川町のおすすめポイントも掲載しています。
那珂川町の小学校にお届けしましたが、大好評をいただきました。
本校にオニテナガエビの稚エビが届きました。
本校で昨年度から取り組んでいるオニテナガエビの養殖。
新しく稚エビを購入するにあたり、各企業に問い合わせをしたところ、兵庫県にあります「株式会社 GEO NOTES」さん(https://geonotes.net/)から稚エビ500尾を無償で提供していただけることになりました。
本当にありがとうございます。
届いた稚エビとともに、飼育マニュアルや飼料もご提供いただきました。ジオノーツ様のご厚意により一層のやる気が出てきました。
これまでコロナウイルスの影響で生徒の声が聞こえない寂しい学校でしたが、ついに6月から通常授業が始まる予定です。生徒に早く頂いた稚エビを見せてあげたいです!!
生徒と一緒に試行錯誤を繰り返しながら、いただいた命しっかりと育て上げたいと思います。
ご協力いただきました森田圭一様をはじめとするジオノーツの皆様。本当にありがとうございます。良い報告ができるよう、精一杯がんばりたいと思います!!
水産科1年 栃木県水産試験場見学
2月3日(月)
水産科1年が栃木県水産試験場を見学に行きました。
はじめに、土居隆秀場長からごあいさつをいただき、次いで久保田仁志部長から、県水産試験場の業務全般と中心となるアユに関する取組について、スライドショーにより詳しく教えていただきました。
さらに、水産試験場が3年間の研究の末成功させたアユの全雌生産について、水産研究部石原学さんからご説明いただきました。簡単な内容からかなり専門的な部分まで非常に貴重な勉強をさせていただきました。

次に、希少種保護活動に関して、飼育槽のミヤコタナゴを実際に見学させていただきました。
ミヤコタナゴは、栃木県に生息する天然記念物で、複数の種系統毎に個別の水槽で管理されているという説明を希少種担当の小原明香さんからいただきました。

学校では広く水産の勉強を行いますが、意外に栃木県の水産の状況を勉強する機会が少ないのかなと改めて感じました。その意味で1年次に水産試験場で勉強できたことは視野を広め、多角的な学習ができるよい体験でした。お忙しい中、貴重なお時間を頂戴した水産試験場の方々に改めて感謝申し上げます。
水産科1年が栃木県水産試験場を見学に行きました。
はじめに、土居隆秀場長からごあいさつをいただき、次いで久保田仁志部長から、県水産試験場の業務全般と中心となるアユに関する取組について、スライドショーにより詳しく教えていただきました。
さらに、水産試験場が3年間の研究の末成功させたアユの全雌生産について、水産研究部石原学さんからご説明いただきました。簡単な内容からかなり専門的な部分まで非常に貴重な勉強をさせていただきました。
次に、希少種保護活動に関して、飼育槽のミヤコタナゴを実際に見学させていただきました。
ミヤコタナゴは、栃木県に生息する天然記念物で、複数の種系統毎に個別の水槽で管理されているという説明を希少種担当の小原明香さんからいただきました。
学校では広く水産の勉強を行いますが、意外に栃木県の水産の状況を勉強する機会が少ないのかなと改めて感じました。その意味で1年次に水産試験場で勉強できたことは視野を広め、多角的な学習ができるよい体験でした。お忙しい中、貴重なお時間を頂戴した水産試験場の方々に改めて感謝申し上げます。
「生きものの “つぶやき” フォトコンテスト」
生物科学学会連合主催 第一回「生きものの “つぶやき” フォトコンテスト」の審査結果が発表されました。全国から315作品の応募があり、本校からも数人の水産科生徒が応募しました。このたび、28作品(26名)が優秀賞として選出され、見事、本校水産科2年添田くんが優秀賞を受賞しました。
以下、主催者側のコメントです。
【作品の中には本当に「生きもののつぶやき」が聞こえているのではないかと、思ってしまうような作品もあり、高校生の皆さんの生きものや自然に対する感性の豊かさに驚かされました。自然の素晴らしさに感動する心を大切にして、私たちの生きものの星「地球」をいつまでも守っていけたらいいですね。】
添田くんの作品は下記の通りです。
http://seikaren.org/wp/wp-content/uploads/2019/12/photo_con/27_218.pdf
フォトアルバム
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