校長室だより

2012年4月の記事一覧

校長室だより…同窓生からの寄付に感謝

                  
                   左2人目から落合様、藤橋様、小塚様、久嶋様

 去る4月12日に第52回卒の同窓生による同窓会が東京で開かれました。その際、参加者により本校に役立ててほしいと10万円の寄付の申し出があり、昨日、落合雅雄同窓会長様、小塚孝同副会長様、久嶋柳次様そして藤橋保二様が来校され、代表して小職が受領いたしました。関係同窓生の方々に心から感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきたいと考えています。
 
 

校長室だより…フレッシュマンキャンプ激励訪問

                  
                         熱心に自学自習する本校生

 フレッシュマンキャンプの第2日目である19日の午後、会場であるとちぎ海浜自然の家を訪問し、生徒諸君を激励してまいりました。
 一コマ90分の学習活動では、第4回目を見学しましたが、自学自習の趣旨の下、自ら決めた教科や学習内容に真剣に取り組んでいました。その後のレクリェーション活動では、やや冷たい海風が吹くグラウンドで、班ごとに頭と体を使って解きほどいていく人間知恵の輪なるものに、楽しそうに取り組んでいました。
 自然の家の阿久津修一所長からも、栃高生は礼儀正しくしっかりとした生徒達であるとの言葉をいただき、改めて生徒諸君のこれからの活躍に期待する気持ちを強くしました。

校長室だより…フレッシュマンキャンプ開講式



 フレッシュマンキャンプの出発に先立ち、開講式が行われ、そこで次のことを話しました。

1 良い研修だったと思えるためには、元気に帰ってこられることが大切。体調不良の際は早めに担任等に申し出てほ
 しい。

2 この研修は、団体行動、集団生活の訓練の場。一人の身勝手な行動が、全体の予定を遅らせる結果につながる。
 一人一人が自覚した行動をとるようにしてほしい。

3 本校の勉学に対する姿勢の一つに、自学自習がある。研修に組まれている学習活動にしっかりと取り組むことで、
 この姿勢を身につけてほしい。

 2泊3日というこの研修に真剣に取り組み、一回り大きくなって、帰ってきてほしいと願っています。そして、今後の学生生活にその成果を十分に生かすことで、真の栃高生を目指してくれることを期待しています。

校長室だより…第116回入学式

仮設ステージ 式次第
        仮設ステージ                       式次第

 本日、第116回入学式が、同窓会会長落合雅雄様、PTA会長田中一男様を始め、多数のご来賓のご臨席のもと、厳粛な中にも盛大に挙行されました。入学を許可された240名の新入生は、希望と期待に満ちあふれた眼差しで式に臨み、今後の活躍が大いに期待されるところです。
 なお、例年会場としている第1体育館が耐震工事で使用できないため、今年は本校職員の秋山正幸技査による手作りのステージ(上記写真左)を第2体育館に設営して、入学式を挙行しました。
 生徒諸君は、このように本校職員の協力そして奉仕の精神のもとに、教育活動が展開されていることを念頭に置き、感謝の気持ちを忘れず勉学に部活にと励んでほしいと思います。

  

校長室だより…平成24年度を迎えて


 昨年度末12名の教職員を送り出し、新たに11名の教職員を迎えて、平成24年度が始まりました。本校は、今年度創立116周年を迎え、脈々と受け継がれてきた進学校としての歴史と伝統を継承していくとともに、これからの時代に必要とされるリーダーを育成するための新たな教育施策を導入するなど、「発展する伝統進学校」を目指していきます。

 今年度は、特に次のことに力を入れていきます。

①スーパーサイエンスハイスクール(SSH)
 今年度文科省からSSHの指定を受け、5年間にわたって将来の国際的な科学技術関係人材を育成するために、先進的な理数系教育を中心とした指導方法の研究、開発に取り組むこととなりました。初年度として、先を見越した事業計画を策定し、先進的独自的な取り組みの導入及び実施を図っていきます。

②フレッシュマンキャンプ(入り口指導)
 今年度から、入学して間もない1年生を対象に、2泊3日(今年度は4月18、19、20日)の宿泊研修を実施し、高校生としての自覚を促すとともに、自学自習や家庭学習の重要性や必要性を体得します。
 なお、2、3年生におきましても、年度当初の授業や行事において、それぞれ中堅学年、最上級学年としての自覚を促すための取り組みを実施します。