校長室だより

2016年11月の記事一覧

創立120周年記念式典が挙行されました!

 昨日、雲一つない秋晴れの下、県教育委員会委員工藤敬子様、県議会文教警察委員会委員長日向野義幸様、栃木市選出の県議会議員の皆様、市内中学校・高校の校長先生方、同窓会の先輩諸氏、PTA本部役員の皆様、本校旧職員の皆様など多くの方々をお招きし、厳かに、また盛大に、創立120周年記念式典が挙行されました。式典終了後には、応援団の演舞も披露され拍手喝采を浴びました。創立120周年にちなみ、応援団が新たに創作した「120番・121番演舞」も見応えがありました。また、同窓会会員の皆様の寄付金から、創立120周年を記念して、団長の羽織袴を新調いただきました。大変ありがとうございました。
 午後には、栃木市栃木文化会館大ホールで東京フィルハーモニー交響楽団による創立120周年記念演奏会が行われました。「題名のない音楽会」や「世界一受けたい授業」などのテレビ番組で活躍中の青島広志さんを指揮・ピアノとしてお招きし、軽妙なトークを織り交ぜていただき、1時間30分の演奏時間があっという間に過ぎ去った楽しく素晴らしい演奏会でした。また、最後には、交響楽団の皆さんに校歌を演奏していただき、会場の全員が立って合唱するという大変感動的な、また、ある意味大変贅沢なエンディングでした。生徒・保護者・職員とも、二度と味わうことのできない素晴らしい体験をさせていただき、同窓会の皆様に感謝申し上げます。

 
 <晴れ渡る青空に映えるイチョウ>   <群れをなして泳ぐ放流した錦鯉>

「『栃高の日』新聞 第8号」アップしました!

 本日は11月の「栃高の日」です。「『栃高の日』新聞 第8号」をアップしました。ノーベル賞特集第2弾として、本年までの日本人のノーベル賞受賞者を記事にしました。ぜひお読みください。また、本日は雲一つない秋晴れの中、「創立120周年記念式典」が行われます。生徒諸君は由緒ある栃高で学べることの喜びを実感してほしいと思います。

修学旅行が無事終了しました!

 11月8日から11月11日まで3泊4日で実施された修学旅行に団長として参加しました。大きな事故やけがもなく、また、大きく体調を崩してしまう生徒もなく、無事終了し、団長としてはホッと安心しました。
 事前に、校長からは生徒諸君に次の4点をお願いしました。
 
 ①健康管理に十分に留意すること。特に、睡眠不足などで体調を崩さないように。
 ②集団行動であることを自覚すること。特に、集合時間は厳守すること。
 ③平和学習に真剣に取り組むこと。特に、今後、被爆体験者がますます高齢化し、直接話を聞く機会がなくなると思うので、話を聞いて何かを感じるとともに、聞いた話を次の世代にも伝えていくこと。
 ④何か一つテーマを決めて、修学旅行に参加すること。

 修学旅行が終了した時点で、生徒諸君の状況を振り返ってみると、①、③、④についてはほぼ目的が達成されたと思いますが、②については、2日目のホテルへの帰着時刻や3日目の大江能楽堂へ集合時刻に遅刻した班もあり、残念ながら目的は達成されたとはいえない結果でした。初めてのバスや地下鉄を使った移動であったり修学旅行シーズンの混雑した状況であったことは理解できますが、そのような状況下でもそれを見越した判断力や行動力が要求されます。1年後には、大学受験で試験会場に自分一人で行かなければならない状況になりますが、事前に十分に情報を得て、できれば下見をした上で、交通状況がどんな状況であっても、時間に余裕を持った行動が取れるようになってほしいと思います。
 添乗員小の岩松さん、島名さん、一柳さん3名の献身的なサポートがあって、生徒諸君にとって楽しく想い出に残る修学旅行になったことを確信しています。生徒諸君!大変お疲れさまでした!

  
 
 
 
 
 

創立120周年記念錦鯉放流式を行いました!

 本日、創立120周年にちなんで、校内を流れる「県庁掘」に錦鯉の稚魚120匹(正確には123匹でした)を放流しました。創立99周年に99匹、創立100周年に100匹の錦鯉の稚魚を放流した記録がありますが、昨年の水害などにより多くの錦鯉が流されてしまい、現在では十数匹を残すのみとなっていました。そんな状況を創立120周年記念事業実行委員会でお話ししたところ、創立120周年にちなんで120匹の錦鯉の稚魚を放流することに御賛同いただきました。錦鯉の原産地の山古志から120匹の錦鯉の稚魚を取り寄せ、本日、念願の放流式を実施することができました。中国の「後漢書」にある伝説に由来する「鯉の滝登り」や「登竜門」という言葉が有名ですが、鯉は立身出世を意味する魚で、高い志を立てその夢に向かって果敢に挑戦をする栃高生にふさわしい魚だと思います。今日放流した稚魚たちの成長を見守るとともに、生徒諸君も大いに成長してもらいたいと思います。

 
 
 

『第55回栃高耐久レース』が無事終了しました!

 去る10月30日(日)に『創立120周年記念第55回栃高耐久レース』が行われました。第1回は昭和36年に行われ、東武電車で板荷駅まで行って、栃高までの約30㎞のコースを強歩したのが本大会のルーツだそうです。現在は、JAかみつが清洲支店を折り返す31㎞のコースで行われていますが、今回が第55回を迎える伝統行事であり、栃高生にとっては世代を超えて話しが盛り上がる学校行事の一つとなっています。また、今回は創立120周年記念の大会ということもあり、同窓会の御厚意により各学年3位までの入賞者にメダルを授与いたします。後ほど実施予定の表彰式を楽しみにしてほしいと思います。当日は、天候には恵まれましたが、最高気温が約16℃と若干肌寒い状況の中での実施でしたが、完走率98.9%と体育の授業での走り込みの成果が現れ、各人が自分のペースでよく頑張りました。各学年の3位までに入賞した生徒は下記のとおりです。また、生徒諸君には、本大会が保護者の皆様や同窓会の皆様のみならず、地元警察署、消防署、医療関係者、トラック協会、地域住民の皆様など多くの方々に支えられて実施できていることに、改めて感謝をしてもらいたいと思います。


  <3年> 1位 4組 四方  優 君 (記録:2時間07分14秒) 
         2位 3組 四方  諒 君 (記録:2時間11分17秒)
         3位 5組 加地悠太 君 (記録:2時間14分12秒)
  <2年> 1位 2組 長谷川司 君 (記録:2時間00分39秒) 総合1位
         2位 1組 味村大地 君 (記録:2時間05分42秒) 総合3位
         3位 3組 横井元晴 君 (記録:2時間05分46秒) 
  <1年> 1位 2組 梅沢龍輝 君 (記録:2時間05分06秒) 総合2位
         2位 2組 島田裕貴 君 (記録:2時間07分00秒)
         3位 1組 野口柊斗 君 (記録:2時間10分46秒)


  <今回の参加賞の手拭いの題字『徹底挑戦』>