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食品科学科日誌
課題研究「フードロス削減推進班」投稿 第3回
10月は【食品ロス削減月間】、10月30日は【食品ロス削減の日】とされていることを知っていますか?
食品ロス削減月間は、食品ロスの削減を促進するための期間であり、消費者庁、農林水産省、環境省が連携して様々な取り組みを行っています。その目的は食品ロスの削減を促進し、持続可能な社会の実現に貢献することです。
食品ロスの削減に関する法律の制定や情報発信の強化、事業者向けの支援策の拡充、スーパーマーケットの廃棄ロスを削減するためのガイドライン策定などが行われています。
また単に啓発の期間だけではなく、「食品を捨てない仕組み」を見つめ直す機会でもあります。フードバンクなどの取り組みを通じて、廃棄されるはずだった食品を有効に活かし、経済的に困難を抱える方々の暮らしを支える大きな力にもなっています。
家庭だけでなく、企業・地域でも"捨てずにつなぐ”取り組みを広げることを促進しています。
私たちの投稿をきっかかけに、皆さんもフードロス削減を意識し、少しずつ取り組んでみませんか??
課題研究「フードロス削減推進班」投稿 第2回目
第2回目の今日は、先日実施したアンケート結果についてお知らせします。
私たちは、食品科学科の3学年と動物科学科の3年生 計202人を対象に、フードロス認知度調査を行いました。
問いは7問設定しました。
【結果】
1.フードロスの意味を知っている人…193人
2.フードロスがなくならない理由のうち多かった回答(自由記述)…食べ残し
3.日本では1日に1人当たりどのくらいの食品を捨てているか…正解「約100g」を選択したのは52人
4.フードロス削減の取り組みを自発的に行っている人…179人
5.フードロス増加により起こりうる問題(複数回答・三択すべて正解)
環境負荷の増大→150人、経済的損失→112人、食糧問題の悪化→163人
6.食品を捨てることに罪悪感を感じる人…とても感じる→131人、少し感じる→71人
7.学校や地域でフードロス削減の活動があれば参加したいと思う人…157人
という回答になりました。
フードロスの意味は知っているが、深くは知らない人が多数いることが分かったので、今後、私たちがフードロスについて広めることで、更に知識を深め、行動につなげてもらいたいと思います。
次回投稿も楽しみにしていてくださいね
課題研究「フードロス削減推進班」からのお知らせ
本校では、3年生に「課題研究」の授業があります。課題研究では、生徒たちが自ら課題を設定し、解決に向けて研究に取り組んでいます。今回は、その中から学校HPでの情報発信を通じて課題を解決しようと取り組んでいる班からのお知らせです。
私たちは、課題研究でフードロス削減に向けて取り組みをしています!皆さんはフードロスについて知っていますか?
フードロスとは、まだ食べられるのに廃棄されてしまう食品のことです。日本のフードロス量は年々減っていますが、1日あたり約100g/人 の量が捨てられおり、まだまだ廃棄量が多く社会問題となっています。
そのため、皆さんにフードロス削減の大切さを知ってもらいたいと思い、ホームページにて週に1~2回投稿し、情報発信したいと考えています!
これからよろしくおねがいします!!
製パン実習
本校では、1学期〜2学期にかけて、定期的に製パン実習があります。
1学期のシメは[食パン]です。生地が乾燥しないよう、丁寧かつスピーディーに!生徒にも人気のフワフワ食パン、2学期も製造予定です。
【食品科学科】いちご収穫
今年も谷中農園さんのご協力のもと、イチゴジャムの原料となるいちごを、食品科学科の2年生で収穫を行いました。
いちごの品種は「スカイベリー」「とちあいか」「とちおとめ」を収穫させてもらいました。
生徒たちの頑張りで、合計約160kgのいちごを収穫することが出来ました。
収穫した後は、我ら食品科学科のエース3年生がヘタ取り・糖漬けを行い、冷凍保存までやります。
今年も美味しいイチゴジャムを製造しますので、皆さん、楽しみにしていてください。
【食品科学科】マーマレードジャム製造
2025年度、食品科学科の製造START
2、3年生の食品製造実習でマーマレードジャムを作りました。
甘夏みかんは、ビタミンC、クエン酸、食物繊維等が多く含まれており、風邪防止、疲労回復などに効果が期待できます。また、皮や白い綿(アルベド)に栄養素が豊富なため、まるごと使用するマーマレードジャムは最高です。
【食品科学科】ポップコーン作り
食品科学科の1年生が農業と環境の授業で
自分たちで育てたトウモロコシを使って
ポップコーンを作りました。
トウモロコシとバターをフライパンに入れて
加熱したらふたをしながらとにかくシェイク!!
腕が疲れたら交代しながらトウモロコシが弾けるまで
ひたすらにフライパンを振り続けました。
最初は真っ黒に焦がしてしまった班も
失敗を生かして2回目は上手く作ることができました。
各自でカレーパウダーやスパイスなどを持ち寄って
様々な味を楽しむことができました。
課題研究発表【食品科学科】
食品科学科の3年生が1年間取り組んだ課題研究について
2年生に向けて発表を行いました。
今回は「食品製造」「食品化学」「微生物」の各分野から
代表で選ばれた3班が発表しました。
3年生は一生懸命取り組んだ研究について
パワーポイントを使用してわかりやすく発表していました。
「自分たちの研究はまだまだ途中なので、ぜひ受け継いで欲しい!」
という熱い思いをぶつける班もあり、盛り上がりを見せて終わりました。
3年生から課題研究で苦労したことや研究を進める上でのアドバイスを聞き、
2年生にとっては4月からの課題研究に向けて考える良い機会となりました。
発表してくれた3年生ありがとうございました!
保育園との交流【食品科学科】
食品科学科の2年生が毎年開催している
認定こども園さくらさんとの交流を行いました。
今回は年中組の皆さんと味噌作りに挑戦しました!
煮大豆を手で潰してペースト状にする。
そこに麦麹、塩を加えてよく混ぜる。
全体がよく混ざったら団子状に丸めて樽(たる)に詰める。
ここまでの作業を一緒に行いました。
園児に話を聞いたところ、
「大豆を潰すのが気持ちいい」「お団子作りが楽しい」
「樽の中に上手に投げることができた」ととても楽しそうに話してくれました。
本校生徒にとっても園児との交流はとても貴重な時間となっており、
教えることの楽しさや難しさを学ぶ良い機会となりました。
認定こども園さくらの皆さんありがとうございました!
ソーセージの製造【食品科学科】
キャリア形成支援事業の一環として、肉加工講習会を行いました。
毎年お世話になっている精肉店ダンケの松岡様を講師としてお招きし、
食品科学科3年生がソーセージの製造を行いました。
挽肉に水、卵、香辛料を入れて粘り気が出るまで良く混ぜる。
混ぜたものを羊腸に充填。
※今回は注射器のような専用の器具を使用し、充填を行いました。
先端を縛ったら適当な長さにねじる。
80℃で30分ボイルして完成。
※今回は時間の都合上、乾燥・燻煙の工程を省いて行いました。
器具に羊腸をセットしたり羊腸に肉を詰めたりする作業はシンプルですが
なかなか難しかったようで試行錯誤しながらソーセージを作っていました。
普段はスーパーで買うソーセージを手作りできる貴重な体験となりました。
ダンケ松岡様お世話になりました!
総合実習【食品科学科】
1~3時間目に2年生の総合実習がありました。
食品製造ではうどんの製造、食品化学では香気成分の合成、微生物では手指の細菌検査を行いました。
食品製造では中力粉、塩、水でうどんを製造しました。
コシのあるうどんにするためにしっかりと足で踏みました。
均等に2㎜幅に切るのが難しく苦戦していましたが、おいしいうどんが完成しました!
食品化学ではアルコールとカルボン酸の脱水縮合により得られるエステルで果物の香りの合成に挑戦しました。
アルコール類とカルボン酸類を1つずつ選び、生成したエステルの香りを確認して連想できる果物を考えました。
各々で組み合わせを考えながら、楽しく香りを作ることができました!
好きな果物の香りを合成するのにみんな悪戦苦闘していました。
微生物では肉汁寒天培地を使用して、手に付いている細菌に対する手洗いやアルコール消毒の効果を調べました。
今回は①何もしない状態②水洗い③石鹸で手洗い④アルコール消毒と4段階で検証します。
培地は30℃で2~3日間培養するので、結果は後程わかります。
2~3日後にどんな結果になっているのか楽しみです!
クリームパンの製造【食品科学科】
2・3年生の食品生産という授業でクリームパンを製造しました。
今月は「栃農夏のパンまつり」と題して、
第1週はクリームパン、第2週はカレーパン、第3週はあんパンを製造する予定です。
夏休みまでの3週にわたって、ひたすらパンを製造します。
2年生にとっては初めてのクリームパン製造でしたが、上手に成型が出来て生産ロスを0にすることが出来ました。
3年生の実習では生産ロス0はもちろんのこと、素早く綺麗に製造することが出来ました。
製造したパンは職員や生徒に販売し、ご好評につき即完売となりました!
ご購入いただいた皆様ありがとうございました!
いちご収穫【食品科学科】
2年生の総合実習でイチゴジャムの原料となるいちごの収穫を行いました。
毎年お世話になっている谷中農園さんにて「スカイベリー」と「とちあいか」を収穫しました。
生徒たちは真剣な眼差しでいちごを選別し、真っ赤ないちごを見つけると、嬉しそうに報告してくれました。
生徒たちの頑張りもあり、合計約200kgのいちごを収穫することが出来ました。
谷中農園さん大変お世話になりました!
収穫後は3年生がヘタ取り・糖漬けを行い、冷凍保存してイチゴジャムの製造時に使用します。
今回収穫したいちごを使用して製造するイチゴジャムは栃農祭でも販売する予定です。
生徒たちが収穫から製造まで携わったイチゴジャムをぜひご購入ください!
2年生総合実習【食品科学科】
2年生の総合実習が始まりました!
本校の総合実習は食品科学科の三本柱である
「食品製造」「食品化学」「微生物」の3つに分かれて実験実習を行います。
今回は食品製造についてご紹介します。
本日の実習テーマは「イチゴジャムの製造」
ジャムは果実中のペクチンが糖と酸の作用によってゼリー化したものです。
ペクチン、糖、有機酸の量が一定の割合を保つことで、ペクチンが凝固してゼリー化します。
そのため、「ペクチン」「糖」「有機酸」をゼリー化の三要素といって、
ジャムを製造する上で重要な役割を担っています。
今回は原料であるイチゴの重量に対して、
ペクチンが0.8%、砂糖が60%、クエン酸が0.3%の割合で製造しました。
プレザーブスタイル(ジャムの中に形が残った果実や果肉が入っているもの)の
イチゴジャムを製造したため、食べ応えのある美味しいジャムが出来ました!
今年も味噌づくりの季節がやってきました!
食品科学科毎年恒例の味噌づくりを行いました。
栃農祭でも大好評だった味噌は毎年1年生~3年生および職員一同が作業を分担し、
食品科学科一同で協力しておいしい味噌が出来ることを目指して製造しています。
今年度は
1年生が米の洗浄・浸漬、切り返し
2年生が大豆と米麹の混合~樽詰め
3年生が米の蒸煮、種付け
職員が切り返し、大豆の蒸煮を担当しました。
認定こども園さくらさんとの交流【食品科学科】
食品科学科の2年生が認定こども園さくらさんとの交流を行いました。
今回は「黒大豆を使った味噌づくり」
年中組のみなさんと一緒に次の作業を行いました。
①蒸した黒大豆を手でつぶす。
②①に米麹(蒸したお米に麹菌を種付けし、繁殖・発酵させたもの)を加えてよく混ぜる。
③②に塩を加えてよく混ぜる。
④全体がよく混ざったら味噌玉を作り、たるに投げ入れる。
園児のみなさんはつぶしたり混ぜたりするのが楽しかったようで、
大豆や米麹の手触りを肌で感じながら、元気よく一生懸命混ぜていました。
実際に手で触って味噌づくりを体験できたことが食育に繋がればいいなと思います。
高校生にとっても園児たちとの交流は毎回刺激になっており、
今後とも継続してやっていきたいと思います!
認定こども園さくらの先生方、年中組のみなさんありがとうございました!!
パウンドケーキ製造【食品科学科】
発酵食品流通コース2年生の食品生産という授業でパウンドケーキの製造を行いました。
今回で3回目の製造になるので、慣れた手つきで上手に作業することができました!
美味しくできたパウンドケーキは校内で販売を行い、
販売開始から 約30分で完売しました。
購入いただいた皆様ありがとうございました!
デコレーションケーキ製造【食品科学科】
12月中旬~下旬にかけて各学年でデコレーションケーキの製造を行いました。
今年は1年生がIFC調理製菓大学校、2年生がTBC学院テクニカル宇都宮校より講師を招き、
プロの技術を学びながらお手本を真似して製造しました。
3年生は各々のイメージで思い思いのケーキを自由に製造しました。
1・2年生はプロの技術を目の前にして感嘆の声をあげており、
3年生は自分の思い描く理想のケーキを製造することができて満足気でした。
ソーセージ製造【キャリア形成支援】
3年生のキャリア形成支援事業を実施しました。
今回は肉加工講習会として、下野市の精肉店「ダンケ」の松岡様をお呼びしてソーセージを製造しました。
挽肉を羊腸に詰める作業に苦戦していましたが、何回も挑戦していくうちに段々と上手に出来るようになり、最終的には商品のようなソーセージを作ることが出来ました。
普段はスーパーで購入するソーセージを自分達の手で作るという貴重な経験ができました。
ダンケの松岡様大変お世話になりました。ありがとうございました。
季節の果物を使った加工品製造
秋は色々な果物が旬を迎える季節。本校では、ブドウジュースやブルーベリージャム、リンゴジャムの製造をしています。
ブドウジュースは栃木市産のベリーAを使って、濃縮タイプのジュースを製造、ブルーベリーは鹿沼市産を使用しています。
フレッシュな果物そのものを味わうのは格別ですが、加工品にして、秋の味覚を長く楽しむのもまたいいものです。ジャム類は11/18の栃農祭でも販売しますので、楽しみにしていてください!
《のうくっく》は本校卒業生が制作