学校日誌

令和4年度卒業式

 令和5年3月1日(水)、全日制・定時制合同の矢板東高等学校卒業式が行われました。今年度は、平成30年度以来4年ぶりに在校生(高校1・2年生、附属中学生)を交えての卒業式となりました。過去3年間は卒業生とその保護者1名のみが参列する卒業式でした。久々に在校生にも見送られ、全日制136名、定時制2名の合計138名の卒業生が本校を巣立っていきました。

校長式辞の中で、杣保男校長はネガティブ・ケイパビリティ(Negative capability)についてお話しになりました。ネガティブ・ケイパビリティとは、「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」のことです。この能力を発揮して、今後の予測不能の世界を高い志をもって強く生き抜いてほしいと校長先生はじめ職員一同願っております。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。138名の卒業生一人ひとりの将来に幸多からんことを。

卒業証書授与                        校長式辞

 

在校生送辞                         卒業生答辞

同窓会入会式・3年表彰式・トビタテ!留学JAPAN報告会

卒業式に先立ち、2月28日(火)に同窓会入会式、同窓会長賞授与式、第3学年表彰式、トビタテ!留学JAPAN参加生徒による報告会を実施しました。

 同窓会入会式では、同窓会長あいさつ、生徒代表入会あいさつの後、卒業記念品(USBメモリー)の目録贈呈等が行われました。

同窓会入会式

続いて、在校生も会場に入り、同窓会長賞授与式と第3学年表彰式です。

表彰式では、3か年皆勤賞、3か年精勤賞、矢東高体育・文化大賞等の賞状を授与しました。受賞者の皆さん、おめでとうございます。

同窓会長賞授与式

第3学年表彰式

続いては、「トビタテ!留学JAPAN」7期生で、今年度後半に韓国とマルタ共和国にそれぞれ短期留学してきた2名の生徒たちによる報告会を行いました。(今年度前半のトビタテ!参加生徒の報告会は8月末の学校祭において実施済み)

 韓国、マルタとそれぞれ行ってきた国は違いますが、両名とも非常に有意義な経験ができたと報告していました。本校生はトビタテ!留学JAPAN7期生に11名採用された実績がありますので、次年度以降もこの制度等を利用して、どんどん海外留学にチャレンジしてほしいと思います。

ちなみに、本校主催のカナダ短期海外研修も今年度4年ぶりに復活します。令和5年3月4日(土)から17日(金)までの2週間、カナダのバンクーバー方面に本校生29名が短期留学してきます。Broaden your horizons! 

 

第8回高校生国際シンポジウム参加報告

本校生徒1名が、鹿児島県で開催された一般社団法人Glocal Academyが主催する高校生国際シンポジウムに参加しました。このシンポジウムは、全国で進められている課題研究・探究活動の発表会および審査会であり、本校は人文科学分野で参加することができ、ポスター発表を行いました。

また当日は、パネルディスカッションや進路座談会なども開催され、探究活動の奥深さを知るとともに、進路実現に向けてよい刺激を受けることができました。

 

高校生プレゼンテーションコンテスト参加報告

2月11日に、麗澤大学国際学部主催、産経新聞社協力のもと行われた「高校生プレゼンテーションコンテスト」に参加してきました。

書類審査通過後、麗澤大学の先生方をはじめ、学生スタッフの方からも助言をいただきながらプレゼンテーションの準備を進めてきました。

本番当日は堂々と発表することができ、最優秀賞と国際学部生賞の2つを受賞することができました。コンテスト後のディスカッションでは、他校の生徒とも食品廃棄問題などについて話し合うことができ、貴重な体験となりました。

なおコンテストの様子は、https://www.reitaku-u.ac.jp/news/event/1776598/に掲載されております。また、後日産経新聞にも掲載される予定です。