学校日誌

令和2年度卒業式が挙行されました。

令和2年度卒業式が挙行されました。

 3月1日(月)、矢板東高等学校の全日制定時制合同の卒業式が行われました。

今年度は、全日制151名、定時制8名の計159名の卒業生が、本校を巣立っていきました。

代表生徒に卒業証書が手渡された後の、杣保男校長からの式辞では、小林秀雄の『私の人生観』の中の、宮本武蔵の言葉を借りて述べた言葉を紹介し、

「昨日の自分があったから今の自分があり、その自分は未来の自分に連なっていきます。今の瞬間をひたむきに生きて、何にも代えがたい自分自身の命を持続させていって下さい。」と述べました。

それから、「①教養をそなえた人であってほしい。②志を持ってください。」という二つのメッセージが述べられました。

その後、来賓の方々からの祝辞をいただきました。在校生代表からの送辞、卒業生代表からの答辞では、卒業生・在校生が互いに別れを惜しみました。

 今年の卒業式も、新型コロナウィルス感染症への対応のため、規模を縮小した式となりましたが、心のこもった素晴らしい卒業式を挙げることができました。ご尽力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

卒業生の皆さん、卒業おめでとう!!

 
    卒業証書授与          校長式辞

 
    在校生送辞           卒業生答辞   

3学期が始まりました。

1月7日()に、3学期の始業式が行われました。

今回の始業式は、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、それぞれの教室で校内放送を用いて行われました。



校長先生の式辞では、「新型コロナウィルス感染症防止のための新しい生活様式をもう一度確認した上で、文武両道・授業第一主義をお願いします。学校でも皆さんの命と健康を守りながら、学びを保証します。次に互いの人権を尊重した生活をお願いします。」というメッセージが伝えられました。それから、ハーバード大学の心理学の教授、スティテーブン・ピンカー氏の著書「21世紀の啓蒙」から、「ここ数十年の環境の向上によって、上昇した知的能力は、具体的能力ではなく抽象的な種類の能力、とりわけ分析的な能力だ」という指摘を取りあげ、ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる、デジタルトランスフォーメーションの時代では、具体的な思考力、知識、技能を基盤として、抽象的な思考力が、求められる能力の一つになってくるとお話になりました。



今週末に掛けて寒波の到来が予想される中での新学期のスタートですが、今学期も本校生徒が活躍できるよう、教職員・生徒ともに頑張っていきたいと思います。

2学期終業式

2学期終業式です

12月25日()に終業式が行われました。コロナウィルス感染症対策が続く中、高校1年生は東雲ホールで、その他の生徒は、各教室での配信による終業式となりました。

受賞伝達式では、多くの生徒が賞状を受け取り、コロナ禍の中での2学期の活躍ぶりがうかがえました。

また、式辞の中で杣校長は、「一陽来復」(冬が去り春が来ること、悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方向に向かうこと)を願ってやまないことや、立教大学の副総長をされている池田伸子先生の「記憶の再定義」を引用しながら、“Every cloud has a silver lining.(すべての雲には銀色の裏地がある)”という英語のことわざを取りあげて、物事を多面的に見ることの大切さを述べていました。

冬休みをむかえ一回り成長した生徒に会うのが楽しみです。3学期も本校生徒が活躍できるよう、教職員・生徒ともに頑張っていきたいと思います。

 

   

JICA高校生国際協力実体験プログラム2020


20201219日、とちぎ国際交流センターにて行われた「JICA高校生国際協力実体験プログラム2020」に、本校2年生1名、1年生5名の計6名が参加しました。
本プログラムでは、事前課題として、SDGsに関連する写真を撮影しその写真を選んだ理由をまとめる「フォトコンテスト」、ラオスについて調べていくレポートが課されており、試行錯誤しながら作成したものを当日持ち寄りました。

午前は、事前課題の共有を行った後、SDGsの達成に向けてアクションを起こしている宇都宮大学国際学部の学生の方々のお話を聴きました。スリランカの紅茶農園の現状とそこで暮らす子どもたちの将来の選択肢を増やすための活動などについての発表、それを受けての質疑応答が行われ、生徒は熱心にメモを取っていました。
午後はまず、ラオスで青年海外協力隊として活動した方のお話を聴きました。様々な写真を見ながら、英語教育、精神保健福祉など実際の体験を交えた国際協力の話に、生徒は真剣に聞き入っていました。そしてラオス語でのあいさつを練習した後、オンラインでラオスと繋がり、現地の方にマーケットを紹介していただきました。携帯電話、伝統衣装、果物、魚、肉などの売り場をリアルタイムで見ることができ、ラオスの生活文化に触れる貴重な体験となりました。
プログラムの最後には、自身が解決したい課題を挙げ、その解決のためのアクションをSDGsの視点から考えるワークショップを行いました。プログラムを受け身で受講して終わりではなく、具体的に今後のアクションを考えるという取り組みを通して、より「SDGs」を身近なものとして捉え、「世界」に目を向ける良い機会になったと思います。

今回のプログラムでは、同じグループになった他校の学生の方々と意見を共有したり質問しあったりと、様々な観点から知見を深めることができました。今回の学びを通して、生徒の中に小さな変化が起こったり、心が動かされたりしていれば幸いです。また、こうした外部プログラムに、今後も積極的に参加する生徒が増えてほしいと思います。



高校1学年My ET説明会

高校1学年My ET説明会

 

 11/19()7限に高校1学年My ET説明会を行いました。My ETとは、英語におけるスピーキング能力を高める英語学習システム(アプリ)で、AIにより発音・ピッチ・リズム・強勢の4つの観点からどう直したらうまく発音できるのかをフィードバックします。今年度から、大学入試制度が大きく変わり、推薦入試で英語による面接試験を課す大学も多くなっています。2年後自分たちが受ける入試を見据え、逆算思考で取り組んでほしいと思います。