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足南通信
スポーツデイ
12月18日(水)、晴れ空の下、スポーツデイが行われました。今年度の競技も男子はサッカー、女子はバレーボールを実施しました。男女ともに白熱した試合を繰り広げ、大盛り上がりでした。3年生にとっては最後のスポーツデイとなるので、その分意気込みが強く、上位は3学年が占めていました。1・2年も3年生に負けじとくらいついている姿も見受けられました。
〈結果〉
第1位 | 第2位 | 第3位 | |
サッカー(男子) | 3年4組 |
3年2組 |
3年3組 |
バレーボール(女子) | 3年2組 | 3年4組 | 3年1組 |
総合成績 | 3年2組 | 3年4組 | 3年3組 |
地域研究 ウガンダとのオンライン交流会
12月16日 アフリカのウガンダにある「あしながウガンダ」に通う高校生と、本校地域研究履修者とのオンライン交流会が行われました。交流会のはじめウガンダにはない「じゃんけん」のやり方を伝え、オンライン上でじゃんけん大会を行いました。すっかり盛り上がりお互い打ち解けることができました。
その後、お互いの学校や街の紹介、好きなこと、食べ物の紹介、将来の夢などを写真などを見せ合いながら語り合いました。最後は本校フォーク部の生演奏で『ジングルベル』を一緒に歌い、名残惜しさを感じながら閉会となりました。
生徒たちはアフリカと繋がれた興奮と、そしてウガンダと日本離れていても高校生同士そんなにかわらないな・・・という大切な気づきを得られたようでした。貴重な時間になりました。
国際理解教育LHR
12月16日(月)6限目に、国際理解教育LHRが行われました。今年度は本校地歴公民科の後藤先生が講師として講演されました。後藤先生は7月にJICA教師海外研修でウガンダを訪問しました。その研修を通して後藤先生が感じたことを話していただきました。
「Polan Polan(ポランポラン)」というウガンダの言葉を紹介されました。「ゆっくり行こう!」という意味だそうで、「ウガンダと日本の共通点と相違点に気づき、【今いる場所で精一杯生きること】について考える」をテーマに講演されました。
まずウガンダの教育システムやウガンダの主食、ウガンダの街の様子など、ウガンダがどのような国なのか紹介されました。
その後ウガンダの写真と足利の写真を複数提示し、「そのときあなたがいたら、どう思うか」を数名の生徒に回答してもらいました。それらの回答から分かったこととして、「楽しいと思うことはウガンダも日本も同じ」「不便な面や不満もある」「国が違っても笑顔が素敵」などの共通点・相違点が挙げられました。
最後に自分の身の回りに興味を持ち、共通点・相違点を探すことが国際理解につながる。ウガンダは遠い国なのか、日本と違いすぎるのか、理解するのは難しいのか、それらの答えは人それぞれですが、「同じ空の下で生きている」ことには変わらないとまとめられていました。
自分が今いる場所、与えられた環境で精一杯生きていくことが大切だと考える貴重な時間となりました。
偉人研究 JICA出前講座
12月16日(月)3年生選択授業の「偉人研究」において、海外で活躍する日本人というテーマのもと、発展途上国の支援などでご活躍されている4名の講師をお招きして座談会を行いました。これは、JICA筑波の出前講座を活用させていただいたもので、当日はJICA筑波の職員の方や、海外協力隊でご活躍された方から、現地での貴重な経験を伺うことができした。また講師の方々から、「自分のやりたいことをやるべき」「行動力が大切」というお話をいただきました。卒業を前にした3年生にとっては、これからの自分の生き方を考える貴重な時間になりました。
日本史探究 校外学習
12月11日(水)、日本史探究選択者が、校外学習で鑁阿寺と史跡足利学校へ見学に行きました。
文星芸術大学教授の大澤慶子先生に講師として来て頂き、鑁阿寺・足利学校の歴史や建築様式などについて解説を頂きました。
生徒たちは、実際に貴重な史料や寺院建築を間近に見学して、講師の大澤先生に積極的に質問している姿も見られました。
普段の日本史探究の授業で学んだ内容を、より身近に感じることができたと思います。
ラッピング講習会
マナー基礎、マナー研究(3年生)の授業で、講師の先生を招いてラッピング講習会が開かれました。サンタの描かれたギフトボックスにお菓子をつめて、クリスマスにふさわしい赤や緑のリボンを結びました。簡単そうに見えて、美しく仕上げるのにはいくつかのポイントがあり、先生のアドバイスで劇的に素敵なラッピングになりました。
3年次 スーツ着こなしセミナー
12月3日(月)、株式会社コナカ 足利福井店の菅野様を講師に迎え、3学年を対象にスーツ着こなしセミナーが行われました。
社会人としてのスーツの選び方、ネクタイの結び方などを講演していただきました。代表生徒4名をモデルに実際にスーツの着こなし方を教えていただきました。
卒業をするとさまざまな場面でスーツを着ることになっていきます。今回のスーツ着こなしセミナーを通して、社会人としてのマナーや礼儀を考えるきっかけとなったと思います。
校則改訂に向けた生徒会としての取り組み
昨年度3学期より生徒会役員が中心となって、校則の見直しについて、話し合いや活動を続けてきたおかげで、12月より「腕ゴムの着用」を認めてもらえることになりました。
4月に全校生徒対象のアンケートを実施し、いくつかの提案をまとめ、生徒指導部の先生方との話し合いを何度も行っていました。ネクタイ・リボンの件、腕ゴムの件、ソックスツーポイントの件、体育着で下校する件など、様々なご意見をいただきながら、検討を重ね、まず、第一歩として、腕ゴムの件で進めていくことになりました。
11月5日より、その腕ゴムお試し週間を行いました。生徒みなさんと協力をして認めてもらえるよう、生徒会役員は朝のマナーアップ週間へ参加、声掛けを行いながら、校内へのポスター掲示、校内放送による啓発活動をしました。
そして、職員会議にて、生徒会から改めて、ご提案と御協力を呼びかけ、ついに腕ゴムを認めてもらえるようになりました。小さな一歩かもしれませんが、校則を改訂が実現したことで、今後、生徒会役員を中心によりよい学校改革の突破口になると感じています。
グランドレーキ贈呈式
栃木県立足利工業高等学校の生徒4名が課題研究にて、グラウンド整備で車などで引くグランドレーキを制作し、本校に寄贈していただきました。11月26日(火)に本校グラウンドで、贈呈式を行いました。
今後、主に野球場のグランド整備で使用させていただきます。大切に使用していきます。足利工業高校の生徒・職員のみなさま、この度は本当にありがとうございました。
美術Ⅱ 足利市立美術館と連携 鑑賞授業
11月26日(火)に、足利市立美術館から作品をお借りして、鑑賞の授業が行われました。普段は教科書の写真やタブレットを使ったデジタルでの鑑賞授業ですが、今回は足利市立美術館から作品をお借りし、本物の作品を目の前に鑑賞をしました。お借りした作品は、足利市ゆかりの美術家「長重之」さんのビニール袋に3重に入れられた布のポケットが入った作品です。美術館ではこんなに近い距離では見られない美術作品に穴が開くほど見て、感じて、会話をしながら、みんなで意見の共有をしました。作者がこの作品に込めた思いを、生徒たちがそれぞれの言葉で表現をしている姿を見て、生徒たちの感性とその表現に深まりを感じた授業となりました。
次の時間には、足利市立美術館の学芸員さんから、作品や長さんの裏話、美術館のお仕事などについてお話しいただきました。自分たちで感じたことや考えたことについて話し合う視点とはまた違った学芸員だからこその新しい視点でのお話がとても興味深く、視野が広がりました。
長重之さんは、足利市立協和中学校出身ということもあり、協和中の門を入ってすぐのところに作品があります。地元の美術家、長さんの作品を知るいい機会となりました。