足南通信

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令和5年度修業式

3月22日(金)、令和5年度修業式が行われました。修業式に先立ち、表彰式と壮行会を行いました。

 表彰式では大会での上位入賞や1か年皆勤賞、多読賞などの表彰があり、多くの生徒の努力が見て取れました。

 

 

 

次に、フォーク部の壮行会もありました。2年生バンド「96」が栃木県の代表として関東大会に出場します。さらに明日23日に開催される足利フェスに2年生バンド「0’s」が出演します。いずれのバンドも良い演奏をしてきてほしいです。

  

 

 

修業式では校長よりこの一年間さまざまな「成長」があったことやレジリエンス(回復力)に関する話がありました。

 

 

 

4月から新年度です。生徒一人一人が後悔のない1年を過ごし、1年後さらに「成長」していることを期待しています。

引き続き校則見直しに取り組みます

生徒指導部では、生徒の皆さんへのアンケートをとおして、校則の見直しを行ってきました。

今年度は夏期の長袖Yシャツの着用など生徒の希望を受けて見直した校則もあります。

3月15日には生徒会役員と生徒指導部教員による話し合いも行われ生徒会役員から、見直してほしい内容などの提案がありました。今後は、実現に向け生徒会が中心となって生徒へのアンケートや様々な調査などを実施し、また日頃からのマナーや身だしなみの向上などを目指していくことになりました。

来年度も生徒たちが望むような変更できるように、引き続き生徒と教員で一緒に取り組んでいく予定です。

 

 

音楽Ⅱ・美術Ⅱのコラボ出前授業

 3月19日(火)に社団法人ココサポの先生方をお呼びして、「AI×音楽と美術の授業」を行っていただきました。社団法人ココサポの先生方は音楽を中心として、それぞれの得意な技術を使ってワークショップや授業を行っています。今回は、ソフトエンジニアをされている大谷さんと卒業生でDTMを使って作曲の勉強をされている堀江さんを中心に授業を行っていただきました。

 

 

 私たちの生活の中でも浸透しているChat GPTを使って、まず生徒たちから出た言葉を使って、作詞を行い、そこから生成されるイメージ画像(美術)とコード進行(音楽)をグループに分かれて、AIで作成しました。さらに、音楽では、詞の言葉からリズムを作り、そこにメロディーもつけて、DTMによって、伴奏や歌などを付けました。美術では、提案されたイメージをさらに、生徒たちのイメージをより具体化するようにさらに言葉で限定をしていき、できた画像(白黒)に色を付け、それぞれの印象を表現しました。最後にそれぞれの作品を鑑賞すると、驚きとともに、それぞれのイメージの違いがよくわかりました。短い時間の中での制作で、体験的な内容となりましたが、AIでこんなことができるんだという新たな発見の機会になりました。

 

  

 

 

1年社会人講話

 令和6年3月15日(金)5・6限時、本校メディアホールにて1年次を対象とした社会人講話が行われました。講師として、販売業より株式会社ヤオコー様、製造業よりシミックCMO株式会社足利工場様、福祉分野より就労継続支援A型事業所HappyHappy様、サービス業より太平洋クラブ佐野ヒルクレストコース様にご来校いただきました。

 

 ヤオコー様からは、共働き世帯の増加やコロナ、地震、物価高といった社会情勢の変化のなかで、いかに安定した経営を保ち、フードロス防止といったSDGsに取り組んでいるか、データを交えたお話をいただきました。

 

 シミック様からは、本校卒業生でもあり就職2年目の講師の方から、年齢の近い先輩として高校での就職活動から職の特長、やりがいのお話をしていただき、生徒も自分事として熱心にメモを取っていました。

 

 HappyHappy様からは、障害をもった方に寄り添いつつ、いかに仕事のやりがいや働き方の工夫をみつけて働き続けていくかという、まさに社会人としての心得を熱く語っていただきました。

 

 太平洋クラブ様からは、ゴルフという「楽しみを売る」サービス業としての理念や、業務分野の幅広さについてお話いただきました。さまざまな業務がある一方で、さまざまなSDGsの取り組みをされており、生徒の興味を引いていました。

  地域で働く人のお話を聞かせていただき、その職業と社会との関わりを知り、自分自身の職業観や将来を考える一助とするとともに、SDGs※への取り組みを学ぶ機会とすることができました。生徒たちも1年次の今から自身の進路を考える良いきっかけとなったと思います。貴重なお話をしていただきありがとうございました。

 

 ※SDGs(持続可能な開発目標):2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています(外務省HPより)。

卒業生進路講話

 

 令和6年3月4日(月)本校メディアホールにて2年次生を対象とした卒業生進路講話が実施されました。講師として、3月1日(金)に卒業式を終えたばかりの卒業生10名が来てくれました。

 

卒業生進路講話の様子1

 

講話を聞く2年次生にとっても、最も距離の近い先輩の話ということもあり、しっかりとメモを取りながら熱心に話を聞いていました。先輩方が具体的に取り組んできた進路の決め方や勉強、面接への対策など、自分たちが実践すべきことを聞くことができました。

 

卒業生講話の様子2 

 非常に緊張したと思いますが、全員が最後まで堂々と話をされていました。質疑応答にもしっかりと答えていただきました。

卒業生講話の様子3

 

講師の先輩方からは、今からでも遅くないこと、面接の練習などは早めに取り組むこと、しっかりと学校の勉強も行うことなどのアドバイスもいただきました。先輩方からの激励を忘れずに、自分の進路を決めていきたい、との意識を持つことができたと思います。

本日は貴重な話をしていただき、ありがとうございました。

第46回卒業式

 3月1日(金)、第46回卒業式が挙行されました。朝は生憎の雨でしたが、卒業生が入場する頃には門出を祝うかのように晴れ間がさしてきました。

 卒業証書が授与され、46期生(総合学科22期生)125名は無事卒業を迎えることとなりました。

 

 

 

 

 その後、各教室では最後のホームルームが行われ、担任・副担任の先生から最後のメッセージが伝えられました。

 

  

 

 3学年の教室がある階には模造紙に描かれた桜の木を設置し、それぞれ思い思いのメッセージを桜型のカードに書き、貼っていきました。

 

 

 総合学科22期生は無事足利南高校を巣立っていきました。今後の22期生の活躍を期待しています。

 

 

 

同窓会入会式

2月29日(木)、明日卒業を迎える3年生に対し同窓会入会式が行われました。同窓会長賞の表彰式、同窓会長の金井博子様による挨拶と第46期生(総合学科22期生)幹事長の生徒による入会の挨拶がありました。

同窓生も11,486名となりました。今後も同窓生として足利南高校を応援してくれることでしょう。

 

 

こばと幼稚園との交流会

 2月28日(水)、生徒会役員がこばと幼稚園との交流会を行いました。

 年中組の園児たちとともに、3グループに分かれて氷おに・どろけい・宝探しを実施しました。また、交流会後には以前から作成していたメダルやシールをお渡しすることができました。全員が積極的に園児たちに話しかけ、遊びに加わっており、生徒たちにとって学びの多い経験となったのではないかと思います。

 

 

1年進路相談会

 2月26日(月)、1年生が産業社会と人間の授業にて、足利市の地場産業振興センターで行われた進路相談会に参加しました。毎年多くの生徒が進学、就職する大学、専門学校、企業の方々が説明をしてくださいました。生徒たちは資料に目を通しながら真剣に話を聞き、ときには質問する様子なども見られ、進路意識を高めるいい機会となりました。これを機に、オープンキャンパスや企業調べなど、主体的に動いてくれることを期待しています。

 ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

8の日街頭交通指導

 2月14日(水)に今年度最後の8の日街頭交通指導を行いました。今回は日程の関係で14日の実施となりました。新たに導入したのぼり旗を掲げながら、足利南高校近辺の各所にて、交通マナーの向上を先生方と交通安全委員会で訴えました。

 

 

 

 今年度の活動の中で、地域の方々からお声がけをいただくことも多く、改めて地域の方々に支えられていると実感することができました。来年度以降も引き続き活動を続けていきたいと思っていますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

3年 年金セミナー

 2月5日(月)、日本年金機構栃木年金事務所より講師をお迎えし、3年生を対象に年金セミナーが行われました。

 公的年金制度とは何かについて、なぜ加入する必要があるのかについて、国民年金保険料の納付方法、国民年金の免除・猶予制度などについての講話をしていただきました。

 年金は20歳になったら加入し、保険料が納める義務があり、納付が困難な場合は免除や猶予制度を利用することができます。また、年金というと、65歳になってから受け取る老齢年金のイメージが強いが、障害が残った時に受け取る障害年金や働き手が亡くなった時に受け取る遺族年金などがあります。

 公的年金は「世代と世代の支え合い」によって成り立っています。その意義をしっかり理解し、ただ納付するのではなく、なぜ払うのかを意識して生きていってほしいです。

 

 

3年 租税教室

 2月2日(金)、関東信越税理士会足利支部より講師をお迎えし、3年生を対象に租税教室が行われました。

 1月に発生した能登半島地震において、税金がどのように使われているかということから話されていました。

 また、税金が警察・消防・ごみ収集・福祉などの公共サービスや学校・公園・道路などの公共施設に使われていること、給与明細や源泉徴収票について、国全体における財政の現状についての講話をしていただきました。

 災害時も含め、税金は私たちの生活を私たちの生活を支えています。納税は国民の義務なので、納めるのは当然ですが、その税金がどんなことに使われているのかを考えて生活していってほしいです。

 

  

 

3年 スーツ着こなしセミナー

 1月31日(水)、卒業に向けて、社会人としてのマナーや礼儀を考えるきっかけにしてもらうために、3年生を対象とした『スーツ着こなしセミナー』を実施しました。
 株式会社コナカ足利店より、講師をお迎えして、スーツの着こなし方やネクタイの結び方等について講演をしていただきました。

 男女各2名の生徒が実際にモデルになったことで、より身近に感じたと思います。

 これから進学・就職する生徒たちにとって、スーツの着こなしだけでなく、「社会人としてのマナー」について考える良い機会になったのではないでしょうか。

 

 

 

石川県能登半島地震義援金募金

 「困っている人たちのために、私たちに何かできることを」と考え、生徒会役員を中心に、1月11日、12日のお昼休みに、石川県能登半島地震義援金を集めました。二日間という短い期間の中でしたが、生徒たちや先生方が協力してくれたおかげで、5万1480円というたくさんの義援金が集まりました。そして、先日公民館へ預け、社会市社会福祉協議会を通して、日本赤十字社から、能登半島地震で被害にあわれた地域や人々のための支援に役立てられます。

 生徒の皆さん、先生方の御協力、ありがとうございました。

 

 

1年平和学習

1月26日(金)午後、メディアホールにて1学年の平和学習を実施しました。

 来年度の沖縄修学旅行を深い学びのあるものとするため、太平洋戦争末期の沖縄戦についての映画『島守の塔』(2022年7月公開)を鑑賞しました。

 この映画は、沖縄戦の激しい戦闘の中で県民の命を必死に守ろうとした栃木県出身の警察部長 荒井退造と、島田叡知事(兵庫県出身)の苦悩や葛藤を通して「命どぅ宝(ぬちんどぅたから)」の心、すなわち「人間の命の尊さ」を伝えています。

 事前に歴史総合の授業で太平洋戦争について学習しており、生徒たちも真剣に見入っていた様子でした。

 沖縄県 摩文仁の丘の中央には、沖縄県職員の戦没者を慰霊する「島守の塔」があり、その奥には、島田と荒井の連名の「終焉の地」の碑があります。隣には、栃木県の慰霊塔「栃木の塔」が立っています。

 実際に修学旅行で訪れる機会に向けて、荒井さんと島田さんの心を継承し、「人間の命の尊さ」についてよく考えていってほしいと思います。

2年次就職ガイダンスの実施

ガイダンスの様子1 1月23日(火)に本校において、2年次就職希望者を対象としたガイダンスを実施しました。

  

 今回は外部講師の方をお招きして、午前中はコミュニケーションの基本や自己紹介文を作るなどの座学を中心に取り組みました。

 

 

ガイダンスの様子2 午後は講師の先生を相手に、集団面接の練習を行いました。面接の姿勢や受け答え方に対して、講師の先生から的確なアドバイスをいただきました。

 

 

 

 

 ガイダンスの様子3

 就職試験に関するガイダンスはほとんど初めてであったので、参加生徒はとても熱心に講師の先生の話に耳を傾けていました。また、集団面接の練習時には、「今、何もできていない状態を知ろう」とのアドバイスをいただき、自分に足りないものを改めて学ぶことができました。

 

 

 まだまだ学ぶことが多いようですが、自分の進路と向き合う良いきっかけになった行事でした。

 

第22回総合学科発表会

 1月20日午前に第一体育館にて、第22回総合学科発表会が実施されました。「産業社会と人間」「総合探究Ⅰ」「総合探究Ⅱ」の学習の成果発表が代表者によって行われました。

 まず、1年生による「ライフプラン発表」では2名の代表者が、それぞれ自分がどんなことに興味があり、それを生かしてどんな進路を進みたいかについて発表がありました。

 

 

 

 次に、2年生による「ミニ課題研究発表」では2名の代表者が『様々な視点から見た物価の上昇による食事の変化』、『人とアレルギーの関わり』というテーマで各々が調べた研究について発表がありました。

 

  

 

 そして、3年生による「課題研究発表」では9名の代表者が3年間の集大成として1年間の研究成果について発表がありました。いずれのテーマも各々自らのテーマに対してしっかりとした考察をしており、素晴らしい発表でした。以下が9名の代表者のテーマです。

 

  ◎人文社会系列 

   『食品ロスとその未来』

   『英語と比較したスペイン語の言語的特徴』

   『日本における外国人差別の原因とその解決に向けた取り組み』

  ◎自然科学系列

   『五感のつながり』

   『ストレスフリーなしつけ方』

   ◎情報メディア系列

   『足南生の情報セキュリティ意識を向上させるには』

   ◎芸術・スポーツ系列

   『音域を広げるための身体の使い方』

   『50m走を速くはしるために』

   ◎生活デザイン系列

   『きのこの栄養素を補った1日分の献立~しいたけを使って~』

 

  

  

 

 また、被服製作発表として、生活デザイン系列の生徒4名によるファッションショーも行われました。それぞれの作品に対し、しっかりとしたテーマがあり、素晴らしい仕上がりでした。

 

  

 

 第二体育館ではそれぞれの研究の成果や美術・家庭科の作品が展示されました。

 

  

 

 同日午後には講座発表会が行われました。今年度も事前に撮影した動画の視聴という形で実施されました。「ポスター制作の流れ」、「ベッドメーキング」、「ダンス」、「器械体操」、「声楽」、「器楽」、「演劇」について各講座の発表を視聴しました。

 

  

 

 午前の総合学科発表会、午後の講座発表会、第二体育館での研究成果展示・作品展示を通して、生徒たちの1年間の学習の成果を感じることができた1日でした。生徒たちにとっても学びのある1日となりました。

 

 

フラワーアレンジメント講習会

 2、3年生が選択している伝統文化の授業で、フラワーアレンジメント講習会を実施しました。今回は5種類の生花を使用して、フラワーアレンジメントを行いました。全員が初めての経験でしたが、素敵な作品を作ることができました。これをきっかけに、新しいことにどんどん挑戦していってほしいです。

 

 

1年授業風景(産業社会と人間)

1月12日(金)、産業社会と人間の授業の中で現在の世界の現状とSDGsについて学びました。1人1人がタブレットで持続可能な開発目標SDGsについて調べ、自分の好きなことや得意なことが私たちにできる身近な取り組みに活かせるかどうかをグループで考えました。

テーブルマナー講習会

 足利市南町のラ・ベルビューにてテーブルマナー講習会を実施し、「マナー研究」を選択した3年生15名が参加しました。カトラリーやナプキンの扱い方を説明していただいて、フランス料理のフルコースが運ばれてくると、最初は緊張した雰囲気でしたが、徐々に慣れ、マナーを守って料理をおいしくいただくことができました。

 会場となったラ・ベルビューの皆様に感謝申し上げます。