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水産科掲示板
全国産業教育フェアに参加してきました
令和5年10月28日(土)
福井県福井市で開催された全国産業教育フェア「さんフェア福井2023」に全国水産高校の代表として水産科3年大山弘貴さんが参加しました。この全国産業教育フェアは、産業教育に関係する9つの分野の教科が一堂に会して学習や研究の成果を発表するイベントで、今年で33回目を迎えます。9つの教科とは、農業・工業・商業・水産・家庭・看護・情報・福祉・総合学科です。大山さんは8月に行われた全国水産海洋高等学校意見体験発表会において見事全国1位となり、水産部門を代表して発表することとなりました。
全体の4番目に発表した大山さんは、水産の全国大会から2か月程度ぶりの発表であったことを感じさせないくらい堂々と発表しました。各教科いずれも選ばれた代表生徒ばかりの中で、緩急を織り交ぜながら、時には熱く、時にはしっとりと情感を込めながら壇上から語りかける姿は、ほぼ満員の会場の皆さんの心をひと際惹きつけたように感じました。
発表会の最後に行われた表彰式は、9つの教科を代表して、大山さんが賞状を受け取りました。理由は「一番信頼性が高いから」とのことでした(笑)。
福井県からバトンを受け、来年は栃木県において全国産フェアが開催されます。水産分野も馬頭高校が担当になります。来年度に向けて、準備を進めていく予定です。
水産感謝祭を開催しました
10月20日(金)に本校実習場にて水産物の収穫を祝うとともに、学年間の交流を図り、水産科生徒の親睦を深めることを目的に水産感謝祭を開催しました。
お昼にふるまうカレーや鮎の塩焼きの準備は3年生が行います。普段の実習やイベント運営の成果からか、慣れた手つきで滞りなく準備を行うことができました。
学年対抗マッチでは、金魚すくいや釣り、ニジマスのつかみ取りのほか、池上押し相撲が行われました。
〈金魚すくい〉3年生が70匹の金魚をすくいあげ、圧倒的な強さを見せました。
〈釣り〉 3年生が14匹、2年生が7匹、1年生が14匹のニジマスを釣りました。
〈押し相撲〉 11試合が行われました。生徒同士の試合のほか、生徒対教員の試合も行われました。池に落ちた生徒のためにお風呂が用意されました。
イベントを通して、生徒同士の親睦を図ることができました。学校祭で水産科共同での出店を行うため、水産科のチームワークを活かしてほしいです。
10月18日(水)水産科1年生による河川調査
10月18日(水)1年生水産科は那珂川の大松橋右岸で河川調査を実施いたしました。
まず初めに、川の様子や水質調査を行いました。水質調査記録用紙に生徒たちは水の色やにおい、川にごみがあるか、川底の感触など調べ、記入しました。検査キットを用いて、phやCODなどの水質分析も行いました。
後半は実際に川に入り、生き物調査を実施しました。ヒラタドロムシ類やタニガワカゲロウ類、シマイシビルなど様々な生物を発見することができた生徒たちはとても嬉しかったのではないでしょうか。
生徒はとても一生懸命に活動を行い、いい調査ができたと感じます。来年に控えています、課題研究への1つの材料として今回の調査が役に立てばと思います。
水産科1年生が海洋実習で茨城海洋高に行ってきました
9月28日から29日にかけて、水産科1年生が海洋実習を実施しました。
海洋実習は茨城県立海洋高等学校の協力のもの行っている行事で、新型コロナウイルスの影響もあり、4年ぶりの実施となりました。
いつもとは違う海での実習ということもあり、生徒は期待と不安の表情でいっぱいでした。
1日目の午前中は「カッター」とい手漕ぎのボートで、クラスが2艇のカッターに分かれ、海洋高校の生徒と一緒に、12名で漕ぎました。グリップの握り方や漕艇方法など何も分からない中でのスタートでしたが、海洋高校の先生や生徒さんが丁寧に教え、励ましてくれることで、最後までやり遂げることができました。
午後は海洋高校さんが所有する小型船舶に乗船し、イルカを見に行きました。その道中にも、船の装備や安全管理について教えていただき、船酔いに耐えながら楽しい時間を過ごすことができました。
2日目は、ダイビング実習です。
海洋高校には日本の高校でも珍しい水深10mの潜水プールがあります。ダイビングの基本的な技術の復習をし、素潜りでいざ水深5mへ!普段の学校生活では目にすることのできない光景に、生徒は大喜び!またダイビング機材を背負って、水深10mまで行かせていただきました!
実習が終わった後に生徒に感想を聞いてみると、みな口を揃えて「楽しかった!」とこれまでにない表情で答えてくれました。
2日間の実習を通して、安全管理や集団行動、そして諦めずに取り組むことの大切さを学んだ生徒たち。今後の活躍を期待するしかありません。
今回の実習にあたり、ご協力いただきました茨城海洋高校の先生、そして生徒のみなさん。本当にありがとうございました!
チョロンチーノ活動報告~缶詰完成しました編~
9月26日(火)
私たちチョロンチーノが試作を重ねてきた、「チョウザメペペロンチーノソース缶詰」を、水産科3年生の力をかりて製造しました。
今回の缶詰を作るにあたり、県内でチョウザメ養殖を行っている「渡辺正弘」さん、「株式会社加藤工業所」さんから加工する身をご提供いただきました。本当にありがとうございます。
また調理の過程でキーポイントとなる玉ねぎは、本校で農業を教えてくださっている「平石厚夫先生」からご提供いただきました。
感謝しかありません。
予定していた時間を過ぎてしまいましたが、無事に缶詰が出来上がりました!
9月27日(水)
チョウザメペペロンチーノのラベルが完成し、中荒井先輩が届けてくれました!
私たちがイメージしたものが、想像以上のかたちになって完成したことに感動しました。
中荒井先輩、本当にありがとうございました。
また先日取材に来てくれた「ちゃんねる鰐」さんのYouTubeに私たちの取り組みがアップされました!
とても素晴らしい内容に編集されていますので、ぜひ足を運んでみてください!
https://www.youtube.com/user/WANIVSPBAO
先輩方、また多くの方の力をかりてこの缶詰が出来上がりました。
大会まであと1週間、全力で走り切ります!
水産科1年生の実習でスケッチを行いました!
9月27日(水)
本日水産科1年生が実習で取り組んだ内容は「スケッチ」!
講師に本校卒業生の瀧澤大倭さんをお迎えして、スケッチの基礎を教わりました。
瀧澤さんは、在学中に課題研究の授業で「リバーマップ」を作り上げた生徒で、水産科創設50周年のイラストなども手がけてくれました!
瀧澤さんが手がけたイラストを見て、驚きを隠せない生徒たち。今日はとてもよい実習ができそうな予感がします。
今回は「ギバチ」という魚をグリット線を用いてスケッチすることになりました。
生徒たちはホワイトボードに映る瀧澤さんのスケッチを参考に取り組んでいきます。グリット線があることによって、どのくらいの大きさで、どこから書き始めるのが良いのか、生徒たちは何の抵抗もなく書き始めている様子でした。私たち教員にとっても、とても参考になる時間でした。
生徒たちはとても真剣に取り組み、とても素晴らしいスケッチが完成しました。
今回学んだことを活かして、今年度のスケッチコンテストにチャレンジしてみようと思います。
瀧澤さん、ありがとうございました。
令和5年度日本水産学会秋季大会高校生ポスター発表で日本水産学会大会委員長賞を受賞しました。
9月20日(水)に宮城県仙台市の東北大学で行われた令和5年度日本水産学会秋季大会の高校生ポスター発表に水産科3年生の廣田晃さんが参加しました。
「武茂川の堆積土除去工事に併せて実施された多自然川づくり」というタイトルです。
内容は近年の治水工事による河川環境の変化と水辺の生物がすみやすい環境を守るためにどのようなことに配慮して河川管理を行えばよいかについての調査、そして工事の際に出る巨石をどう残して自然らしい川を造るかという活動についてです。
令和元年から本校水産科の課題研究の河川環境班が取り組んできた内容も含めたものです。
残念ながら研究というほどのデータは取れていないのがこの研究の課題ですが、活動全体を通した注目度は高く、発表を聞いていただいた先生方からはおおむね良いお言葉をいただきました。
そして結果は、「日本水産学会大会委員長賞」をいただくことができました。(最優秀賞相当)
馬頭高校周辺の武茂川や那珂川のようなセグメントⅠにあたる中流河川の河川環境を保全するためには、一定割合以上の巨石が必要だと思います。護岸や砂防、床止め、ダムなどの影響により巨石の供給が減少し続けている状況ですので、河川工事で出てきた巨石は良い河川環境を作るためにも、治水の面でも効果的に残す必要があると思います。
良い河川環境が無ければ、魚など水生生物も減り、内水面漁業も元気を失います…。
SDGsな内水面漁業にするためにも、清流「那珂川」、「武茂川」を将来に残していけるよう、研究や活動を続けていきたいと思います。
研究や活動にご協力やアドバイスをいただきました、栃木県河川課や栃木県水産試験場、水産技術研究所の坪井さん、日本大学理工学部の安田先生、近自然河川研究所の有川さんをはじめたくさんの方々の御協力でこの研究が続けられたと思います。ありがとうございました。
今後ともご指導やご助言をよろしくお願いいたします。
チョロンチーノ活動報告~活動PR編~
本日も卒業生の力を貸していただくことになりました。
本校卒業生で、現在生き物系YouTuberの「ちゃんねる鰐さん」にチョロンチーノの活動をPRしてもらえることになりました。
お忙しい中、テレビ電話を活用して直接お話をさせていただきました。
フィッシュ缶グランプリの概要や作成しているチョウザメのペペロンチーノ風パスタソース缶の現状について説明しました。私たちの思いである「#キャビアだけがチョウザメではない」「#チョウザメの身のおいしさを多くの人に知ってもらいたい」を鰐さんの力を借りて発信してもらうとともに、私たちもフィッシュ缶グランプリで優勝できるよう、残り短い期間ではありますが、試作やラベル開発に力を注いでいきたいと思います。
私たちの活動の様子が今後アップされていくので、ぜひYouTubeやインスタに足を運んでみてください。
https://www.youtube.com/user/WANIVSPBAO
https://www.instagram.com/wanivspbao
また私たちチョロンチーノのインスタも開設していますので、のぞいてみてください。
https://www.instagram.com/choron.chino
チョロンチーノ活動報告~缶詰ラベルの作成編~
LOCAL FISH CANグランプリの決勝大会に向けて、試作を続けているチーム「チョロンチーノ」の3名。
この日は本校卒業生で、現在デザイナーとして活躍している中荒井先輩に来校いただき、ラベルのデザインについてアドバイスをいただきました。
中荒井先輩は、在学中に本校で製造・販売している魚醤のラベルを作成した方です。
アドバイスをいただく中で、魚醤ラベルのモチーフ(アユは清涼感を持たせるため寒色系に、サケは婚姻色をイメージさせる暖色系に)や手に取っていただくための工夫点(文字の大きさやフォント)について、高校生に分かりやすく教えていただきました。
現段階のイラストについても細やかなアドバイスをいただきました。
ターゲット層や価格に見合ったデザインなど、新たな視点も加えて直しているところです。書き直したデザインについて、今後も継続してアドバイスをしていただけるとのことで、本当に感謝です。
お客様に満足していただけるラベルになるよう、より一層頑張っていきたいです!
中荒井先輩、ありがとうございます。そして今後ともよろしくお願いします。
水産科3年大山弘貴さん 栃木県教育長への表敬訪問に伺いました!
令和5年9月1日(金)
水産科3年大山弘貴さんが小島校長、指導担当の田中教諭とともに栃木県教育委員会を訪れ、阿久澤栃木県教育長を表敬訪問しました。
先日行われた「第9回全国水産・海洋高等学校産業教育意見・体験発表会」における「最優秀賞・水産庁長官賞」受賞と、10月末に福井県にて開催予定の「全国産業教育フェア福井大会2023」に、全国水産・海洋高校の代表として参加する報告に伺いました。
まず初めに本校小島校長から最優秀賞ならびに水産庁長官賞受賞に至る経緯の詳細と大山さんの紹介がありました。続いて、本人が発表内容について説明し、その後、阿久澤教育長からご挨拶と祝福のお言葉を頂戴しました。
阿久澤教育長は、ご挨拶の中で、昨晩のとちぎテレビでチョウザメの缶詰づくりに取り組む水産科生徒の活動が放映されたことや小説「ナカスイ」を読まれたことなど本校水産科についても詳しく触れられ、本校について深くご存じであることに深く感銘を受けました。
大山さんは、阿久澤先生をはじめ教育委員会事務局の方々に対して、緊張しながらも自分の発表とそれにまつわるエピソードをしっかりとお伝えすることができました。大山さんの説明を受けて、教育長からは、大山さんが研究に取り組んだ「淡水二枚貝」に関する様々な質問をいただき、大山さんは一つ一つ慎重に考えながら説明していました。また、進路について聞かれ、大学へ進学し内水面に関するより専門的な研究を行うことや水産の高校教員免許取得を考えていることなど、将来の目標をしっかりと答えていました。
最後は水産庁長官賞の賞状を中心に記念撮影を行いました。あっという間の15分でしたが、大山さんにとっても、馬頭高校にとっても大変光栄な機会を頂戴し、大変お忙しい中お時間を割いていただいた阿久澤教育長をはじめ、関係の皆様方に厚く御礼申し上げます。大山さんの高校生活はまだまだ続きます。この貴重な体験を糧に大山さんのさらなる躍進を期待せずにはいられません。
「LOCAL FISH CAN グランプリ2023」の決勝大会進出が決まりました!
「LOCAL FISH CAN グランプリ」(https://localfishcan.com/)とは、高校生がLOCAL FISH(地域の課題魚)を利用したオリジナル缶詰を開発し、競い合う大会です。
この度、水産科3年、佐藤凛さん、廣田晃さん、渡辺楓真さんが「チョウザメのペペロンチーノ風パスタソース缶詰」で挑戦し、見事決勝大会への切符をつかみ取りました!まだ試作の段階で、これから多くの方々と協力しながらより良いものにしていきます。
またこの活動に関するインスタグラム(#チョロンチーノ)を開設しましたので、よかったら足を運んでみてください。
決勝大会は10月8日に東京で行われます。その日まで全力で頑張ります!
水産科3年大山 全国水産海洋高等学校意見体験発表会 最優秀賞 受賞!
7月3日~4日にかけて長崎県長崎市で行われた「令和5年度 全国水産・海洋高等学校 産業教育意見・体験発表会」において、関東・東海地区代表になった本校水産科3年生の大山弘貴君が「最優秀賞」に選ばれました!
全国大会は全7地区の地区大会を勝ち抜いた代表で行われ、これまで学校生活で体験したことを7分間でスピーチする大会です。
大山君は、「淡水二枚貝の保全から見えたもの」と題して、1年生のときから取り組んできた淡水二枚貝の保全活動を通して、生き物を守ることや人との共存の難しさを感じながらも、生き物の力強さを感じ、今後の人生において保全活動の在り方を考えていきたいという内容でした。
内容もさることながら、堂々と発表する大山君の姿に多くの人々が感銘を受けたことと思います。
全国大会で最優秀賞を受賞するのは、平成23年にチョウザメの課題研究について発表した清野さん以来、12年ぶりのことです。
この後、10月28日(土)29日(日)に実施される第33回全国産業教育フェア福井大会で全国の水産高校の代表として発表をします。
大山君、本当におめでとうございます。
2年生が磯調査を実施しました!
6月6日、茨城県ひたちなか市の平磯海岸で水産科2年生が磯調査を実施しました。
海とタイドプール(潮が引いた後に残る海水のたまり)それぞれの水温や塩分濃度などを分析した後、タイドプールに残された水生生物の調査を行いました。干潮で潮が引いた岩礁にはワカメやマクサなどの多様な藻類が繁茂しており、水産生物の生息場所になっています。生徒たちは岩礁地帯の環境の多様性を目にすることができ、そこに住む海の生物の豊かさにふれることができました。
今後は「総合実習」において、分析結果の考察や捕獲生物の調べ学習を行い、実習の理解を深めたいです。
しもつかれ博に参加しました。
2月4日(土)にミナテラスとちぎ(宇都宮市)にて、「とちぎの食文化調査研究発信事業イベント しもつかれ博-探る ”千年フード”-」が開催されました。
本校から3名の水産科生徒が参加し、水産科2年生21名が作った「馬頭高校のしもつかれ」を販売しました。
おにおろしを使って大根と人参をおろし、サケの頭は焼いて香りを立たせたこだわりのしもつかれは、開始22分で完売し、馬頭高校のしもつかれの人気の高さに驚きました。
午後にはパネルディスカッションが行われ、民俗学の専門家や有名ホテルの料理長とならんで、本校卒業生でしもつかれ缶の考案者である小林優作さんがパネリストとして参加しました。
イベント後、小林さんから参加した生徒たちに向けて、「やりたいことは全力で取り組むように」などとアドバイスをいただくことができました。
漁具作りのために竹細工を学びました!
1月20日(金)
水産科実習場にて、那珂川町竹芸会の芳賀様ご夫妻から竹の基本的な加工方法について教えていただきました。
まずは孟宗竹と真竹の違いについて教えていただき、なたで36等分することから始めました!
なたの刃が曲がって入ることで、竹の断面が斜めになってしまうなどただ割るだけなのに苦戦中です。
36等分した竹は、表面を薄く残すようになたで削っていきます。作業の難易度はあがり、当たり前ですがうまくいきません。芳賀様にアドバイスをいただきながら、少しずつ慣れていきました。これまでの作業を上手にできるようになるまでには、かなりの回数を重ねないと・・・と思うばかりです。
後半は、室内にて編み方の練習をしました。今回は6角形の形ができる六つ目網を教えていただきました。
最初はどの順番で編んでいくかわからず、言われた通りに手を動かしていた生徒たちですが、作業が進むにつれて自分で感覚をつかみ、どんどん編んでいきました。
今回は煮魚を作るときに活躍する道具を作りました。
芳賀様、本日はお忙しい中、馬頭高校に足を運んでくださり本当にありがとうございました。
本日学んだことを活かして、網作りを進めていこうと思います。
馬頭高校しもつかれ缶詰リニューアル大作戦!
1月12日(木)に大田原市にある創作料理「たわら寿(ことぶき)」の遅澤ご夫妻と、しもつかれブランド会議の青栁様をお招きし、本校実習場で水産科2・3年生がしもつかれについて学びました。
青栁様からはしもつかれの歴史や意義、しもつかれブランド会議の活動について、また遅澤様からは調理法や作り手側の思いについて学びました。
しもつかれは、各家庭ごとの歴史や味があり、「多様性」に富んだソウルフードであると言えます。150年の歴史ある伝統食を後世に引き継いでいくお手伝いができたらと考えています。
3年生はまもなく卒業です。本日、遅澤様から教わったポイントを活かしながら、今後は味の後継者である2年生の佐藤くん、廣田くんを中心に、“馬頭高校のしもつかれ”を作っていきたいと思います。
遅澤様、青栁様貴重なお話と熱心なご指導をありがとうございました。
~馬頭高校しもつかれ販売します~
2月4日(土)に宇都宮インターパークの「ミナミテラスとちぎ」で開催されるしもつかれ博に本校卒業生でしもつかれ缶を開発した小林君がパネリストとして出演します。また今回の実習を受けて、リニューアルしたしもつかれを販売いたします!興味のある方は、ぜひ足を運んでください!
水産教育講演会が行われました。
1月11日
本校会議室で水産科の生徒を対象に、水産教育講演会が行われました。
今年度の講師は、元馬頭高校水産科の教員である吉田宰様をお招きし、「課題研究から学ぶ」というテーマで講話をいただきました。
吉田先生は、本校のウナギ研究の第一人者であり、現在も帝京大学にてウナギの研究を継続していらっしゃいます。講話の内容は、ウナギのみならず、これまで馬頭高校水産科の卒業生が築き上げてきた研究の歴史について、生徒たちにわかりやすく、また今後課題研究の授業へのエールをいただくような内容でした。
今年も冬の味覚ができました!
さかのぼること約2週間前。
12月8日。
水産科実習場で今年も馬頭高校の冬の味覚「フレッシュキャビア」の加工が行われました。
今年も水産科3年生、15名の力を借りました。
念入りに自分自身とチョウザメの消毒を行い、作業開始です。
約8キロの個体から、1キロの卵巣が取れました。
優しく卵巣をこして、キャビア1粒1粒にし、ピンセットで不純物を取り除きました。
チョウザメ、生徒の頑張りもあり、無事に40瓶の製品が出来上がりました!
今年は数量限定で一般販売も行います。25グラム入りで6500円になります。
興味のある方は、馬頭高校水産科までご連絡ください。
年に一度の販売です。ぜひご賞味ください。
また、今年も那須にあります「四季の館 風の杜」で本校のキャビアが提供されています。足を運んでいただき、一流シェフの料理を堪能してみるのもいいかもしれません。
問い合わせ先
馬頭高校水産科 担当 長山 0287-92-2009
0からマルシェ(しもつかれブランド会議応援)に参加しました!
12月4日(日)
日光市さがみや大沢店で開催された「0からマルシェ」に水産科3年小川君と古澤君の2名が参加しました。本校で製造したしもつかれ缶詰を「しもつかれブランド会議」ラベルで、地元の皆さんに販売しながら学校PRもさせてもらうことが目的です。日光市のフレンチレストラン「Girouette」様の協力で「しもつかれ入りおいなりさん」も販売しました。とても美味しくお客様にも好評でした。しもつかれブランド会議の皆様にご指導を受けながら参加者2人も頑張っていました。卒業生の小林優作君も一緒に販売してくれて、とても有意義な時間を過ごすことができました。小池校長先生も応援に来てくれ、とても盛り上がりました。今後もしもつかれブランド会議さんと連携を取りながら、郷土料理「しもつかれ」を価値ある食品としてアピールしていきたいと思います。
「0からマルシェ事務局より」下記リンク先をいただきました。当日の様子が閲覧可能です。
【動画】 https://youtu.be/TtZLqei1T5Y
【写真】 https://firestorage.jp/download/f9c2dcff2f8c6abeceb855ec99b82ed1f02ca504
しもつかれのラベルかっこいいです。
左側から水産科3年小川幸宏君、古澤玲央君、OB小林優作君(帝京大学)
画面右上のしもつかれ文化のポスターは渡辺祐亮様から頂き実習場に展示します。(検索:農民イラスト)
最後のじゃんけん大会買ったら割引・・勝っちゃダメでしょ小川君!
出店した皆様との集合写真
サケの採捕採卵を実施しました。
11月17日(木)
水産科3年生がサケの採捕採卵実習を行いました。今回の調査は実習場横の武茂川で、投網と釣りを用いて行いました。
ここ数年は、武茂川ではサケの遡上がほとんど確認できておらず、昨年の採捕採卵実習では1匹もサケを捕獲することはできませんでした。しかし、今年はサケの遡上を数匹確認することができ、1匹のサケを捕獲することができました!
今回はメスを捕獲することができなかったため捕獲したオスは馬頭高校名物の魚醤に加工する予定です。
ここ数年サケの遡上があまり確認されていないので、来年度からは河川環境の改善に力を入れていきたいと思います。