校長室便り

校長室便り

【中2】全国小中学校作文コンクール「県優秀賞」

12月8日(木)昼休み、読売新聞社主催「全国小中学校作文コンクール」の栃木県での審査で優秀賞(2位)を受賞した中学2年2組田中さつきさんが、報告に来てくれました。

 

作文を読ませてもらいましたが、あまりの素晴らしさにびっくりしました。是非、皆さんにもその作文を読んでもらいたいなと思っています。(調整中)

【高2】アンサンブルコンテスト「金賞」

12月8日(木)昼休み、3日(土)に行われた県南地区アンサンブルコンテストに「打楽器3重奏」で出場した3名が報告と応援のお礼に来てくれました。「打楽器3重奏」は、見事、金賞を獲得し、12月26日(月)に、栃木県総合文化センターで開催される「栃木県アンサンブルコンテスト」への出場を決めました。おめでとうございます。

(左から)チームリーダーの小松原千楓さん、植木愛咲さん、坂田公希君(以上、2-1)、

 

審査員からの講評として、「自分たちだけで演奏するだけでなく、どうすれば観客へアピールできるか。それによって、観客の心をつかむことが出来るか、ということを心がけて演奏するとよい」というアドバイスをいただいたそうです。

県大会では、さらに観客にアピールする演奏にチャレンジしてみてください。応援しています。

【高校】生徒会「六校会」開催

12月8日(木)放課後、今年は佐野高校が幹事校となり、Zoomを使ったオンラインで、生徒会の「六校会」を開催しました。六校の内訳は、宇高、宇女高、栃高、栃女高、佐高、そして、今年はゲスト校として、足高が参加しました。

生徒会長の亀田君が司会を務めました。

今回は、5つの分科会に分かれて議論しました。

議題1:生徒会として取り組んできた、また、今後取り組む予定の活動について

議題2:生徒や地域に向けての生徒会活動の広報について

議題3:生徒会や学校としての地域との関りについて

議題4:生徒会活動におけるICTの活用について

議題5:コロナ禍における生徒会活動や学校行事の取組について

分科会終了後、全体会で、各分科会の報告や今後の六校会の在り方について、議論されました。

*どういう経緯で、六校会が作られたのかはわかりませんが、素晴らしい取組、伝統だと思いました。すべて生徒たちの力で、やり遂げたことは、大きな意味があったと思います。

【高3】おいしい顔の饗宴(フードデザイン、保科先生)

12月8日(木)3・4限目、高校3年3組の理Ⅱ「フードデザイン」の授業(選択者7名、保科先生)を見学しました。今日は、ローストチキン、カレーピラフ、サイダーフルーツポンチの3品でした。出来栄えと味に、皆、大満足でした。

「おいしい顔」をしてもらいました。

 

<ローストチキン>

ローストチキンにかける「ブレービーソース」を作ります。

 

<カレーピラフ>

生のコメを炒めるところから始めます。かなり本格的です。

コンソメのスープを計量して炊飯器に入れます。

最後に炒めた「むきエビ」を入れて、炊けば出来上がりです。

 

<サイダーフルーツポンチ>

白玉粉(米の粉)を牛乳でこねて、耳たぶくらいの硬さの玉にします。

中火で3分、玉が浮いてきたら1分。あとは冷水に入れます。

これで「白玉」の出来上がりです。

用意した材料を全部投入し、フルーツの缶詰の汁とサイダーを入れれば出来上がりです。

 

<試食タイム>

この笑顔が、おいしさと満足度を物語っています。

来週は、それぞれが自分の好きなメニューを作ります。どんな料理が出てくるのか、楽しみですね。

 

【中学】ビブリオバトル1回戦

12月8日(木)8:20~8:35、今日は「ビブリオバトル」の1回戦が行われました。3から4人の班で、一人ずつ、2分間で、推しの本の紹介をしました。終了後、班の代表を決めました。代表に選ばれた人は、2回戦に進みます。

どの学年、クラスでも、熱心なプレゼンが繰り広げられました。

面白そうな本が目白押しでした。

各クラスの図書委員が運営してくれていました。

【中2】エコバック制作(家庭科、保科先生)

12月7日(水)6限目、中学2年2組の「家庭科」の授業(保科先生)を見学しました。今日は、布製のエコバック制作の1日目でした。

このようなエコバックを作ります。

 

今日はまず、本体に取り付ける「ポケット」の制作から始めました。

ここまで完成すると、先生にみてもらい、OKなら自分でハンコを押します。

少しずつ、ステップを踏んで完成させます。

わからないところは、友達に教わったりします。

先生に教わることもできます。

皆、黙々と作業を進めています。生徒に感想を聞いてみると、とても楽しいそうです。誰一人、手を休めることなく集中していました。あと数時間かけて、完成させるそうです。冬休みには、お買い物用に使えますね。

【中1】スクモ作り(藍プロジェクト)

12月7日(水)昼休み、1年2組の生徒たちが、藍染めの「スクモ」を作るための作業を行っていました。藍の葉を発酵させるため、毎日、葉をほぐして酸素が行きわたるようにしています。

 

藁の袋の中に、乾燥させた藍の葉を入れ、温かくして発酵させています。

温度を計測しています。一見すると、ただの土のような感じです。

手でよく揉みほぐし、酸素が行きわたるようにしています。

ほぐしたら、再び袋の中に入れて、毛布で包み、倉庫の中で寝かしておきます。

これを毎日繰り返しています。

大変な仕事ですが、誰に言われるわけでもなく、皆、当たり前のようにやっていました。自分たちが何のためにこの作業をやるのか、よくわかっているからできるんだと思います。いい「スクモ」ができるといいですね。

【高3】”輝くとちぎ人”の集い

12月3日〈土)14時~、栃木県庁の隣にある「栃木県公館」(迎賓館のような場所)で、栃木県で今年活躍した人が招待される「”輝くとちぎ人”の集い」が開催されました。県内各地・各分野から55名の招待者(全国大会等で3位以上の方の中から選考)のうち、本校から3名が招待されました。大変、名誉なことだと思います。

ボート競技・女子ダブルスカル全国3位の藤倉望妃さん(代表)、全国高校将棋竜王戦準優勝の竹熊柊君、そして、この写真を撮影した石井勝尉先生(ラグビー女子栃木県選抜代表)の3名が招待されました。

 

【中学】アンサンブルコンテスト報告

12月6日(火)昼休み、4日に行われたアンサンブルコンテストに出場した吹奏楽部の代表が、報告とお礼に来てくれました。

 

木管8重奏と金管6重奏に出場した本間さん、田名網さん、今瀬さんです。3人からは、アンサンブルコンテストの結果報告と当日、応援に来てくれたお礼の言葉がありました。

2年生はこれからの吹奏楽部をしょって立つリーダーですので、頑張って下さい。12月25日(日)に「佐野市こどもの国」で開催される「クリスマスコンサート」も楽しみにしています。

 

【中学】ビブリオバトル開幕!

12月6日(火)8:15~8:30、今日から、生徒会主催による「ビブリオバトル」が始まりました。初回の今日は、まず、ビブリオバトルがどのようなものか、生徒会制作の動画がオンラインで配信されました。

昨年度、ビブリオバトルを初めて発案した「ビブリオ紗季」さん(左端)も登場しています。

 

 

実際に、本の紹介のお手本を見せてくれました。

 

いよいよ、ビブリオバトルの1回戦は、今週の8日(木)から始まります。

【中高】高1から中3への学習アドバイス

12月5日(月)朝8:15~8:30、中学3年の教室で、高校1年生から中学3年生に向けて、学習アドバイスを行いました。

高校での勉強や高校生活について、アドバイスがありました。

中3生からの質問もたくさんありました。勉強についていけるか心配、勉強と部活動の両立はできるのか。などに、高校1年生が丁寧に答えてくれました。

こうした取り組みは、中高一貫ならではのものです。中3生は高校生活も視野に入れながら、あと数か月の中学校生活を有意義にすごしてください。

【高2】オーストラリアから体験入学②

12月5日(月)、今日からオーストラリアの高校生「石澤 シャーロット 彩 フェイ」さんの体験入学が始まりました。16日(金)までの10日間、高校2年3組で一緒に学校生活を送ります。朝の職員室に続いて、HRで自己紹介をしてくれました。

最初は、かなり緊張していましたが、すぐにクラスメートから声がかかり、輪の中心にいました。

 

朝の職員室

HRでの紹介

【中3】ロボコン関東甲信越大会

12月4日(日)、今日は「ロボコン関東甲信越大会」が開催されました。本来であれば、東京を会場に対面で競技する予定でしたが、新型コロナの影響で、各都道府県の会場をオンラインでつないで行われました。

 

栃木県は栃木市立大平中学校が会場でした。本校は「制御部門」に、「佐附中Team横山」(瀬君と丸君)、「佐附中Team金沢」(谷君と楳君)の2チームが出場しました。

開会式もオンラインで行われました。

 

試合は「佐附中Team横山」が栃木県のトップバッターです。

まずは、自分たちのマシンの特徴などをアピールします。

そして、いよいよ競技開始です。

健闘しましたが、決勝に進むことはできませんでした。

 

続いて「佐附中Team金沢」の出番です。

まずはマシンのプレゼンタイムです。

かなり余裕ですね。

「佐附中Team金沢」は自己ベストの30点をたたき出しました。しまし、グループCを2位通過で、決勝進出はなりませんでした。

 

*ロボコンは、本校からは初出場でしたが、2チームとも、初めてとは思えない成果を残してくれました。

これも、二人のチャレンジ精神の賜物だと思います。2チームともよく頑張りました。

 

【中学】県南地区アンサンブルコンテスト(2日目)

12月4日(日)、葛生アクトプラザで、「第15回 県南地区アンサンブルコンテスト」の2日目が行われました。

今日は佐附中吹奏楽部から3チームが出場しました。

2年生14名、3年生6名、計20名が演奏しました。

 

佐附中の3チームは、Fブロック(11時40分~13時10分)で出場しました。

トップバッターは、2年生の「木管8重奏」です。木管楽器だけでなく、弦楽器や打楽器も含まれています。曲目は「マイ ホームタウン」でした。

メンバーは、◎大山汐音さん、山中美桜さん、本間琴星さん、中原悠水さん、渡邉壮莢さん、田中さつきさん、恩田政宗君、谷野蒼太君の8名です。

チームリーダーの大山汐音さんに感想を聞いてみました。

「やはりステージで演奏するのは、練習と違って緊張しました。しかし、うまく曲に表情を付けることができたので、練習の成果は出し切れたと思います。今は、ほっとしています。」

 

→木管楽器、弦楽器、打楽器の「いいとこどり」をしたような演奏でした。それぞれの持ち味がうまくブレンドされ、演奏や音色がきらきらと輝いていました。素晴らしい演奏だったと思いました。

お疲れさまでした。

 

2番手は、同じく2年生の「金管6重奏」です。曲目は「あの坂の向こう」でした。

メンバーは、◎田名網梨花さん、渡邉若葉さん、今瀬友里さん、内田絵理子さん、岩崎友杏さん、田名網航太君の6名です。

こちらもチームリーダーの田名網梨花さんに感想を聞いてみました。

「練習時間が短く、曲を仕上げられるか不安でしたが、短い中で自分たちにできることをやりました。ミスしたところもありましたが、みんなで演奏を楽しむことが出来たのは良かったと思います。」

 

→演奏は出だしから元気があり、思い切りが良かったです。確かにミスしたような個所はあったかもしれませんが、失敗を恐れることなく、やり切った演奏には、清々しさと伸びしろを感じました。とても良かったと思いました。

お疲れさまでした。

ここで、2年生チームは、いったん解散しました。

達成感が感じられる表情が印象的でした。皆、前向きなところが素晴らしいです。

 

さて、いよいよ3年生6名全員による「管楽6重奏」です。曲目は「白のトワイライト」です。

メンバーは、◎尾花彩葉さん、今井里歩さん、藤倉彩矢さん、藤浦夏帆さん、原碧希君、村田桜彩さんの6名です。

3年生は、この6名で演奏するのはこれが最後です。一人一人に感想を聞いてみました。

尾花さん(部長)

「3年生6名だけでステージに立ったのは、これが最初で最後でした。6人が一緒にステージに立てたことがとにかく嬉しいです。練習時間が短く、個人的にはうまくいかなかったところもありましたが、チームとして演奏できたことは私の宝物です。良い仲間に恵まれました(涙)。」

 今井さん(副部長)

「今までで一番の出来、とまではいきませんでしたが、3年生はたった6人という数に負けず、努力とチームワークでここまでこれました。一人一人が練習でやってきたことが、一つのアンサンブルになり、今までやってきて良かったと思いました。」

 藤倉さん(学指揮、木管セクションリーダー)

「6人という少ないメンバーで、良くここまでこれたなと思いました。最初は大変なこともありましたが、そうしたことを乗り越えたからこそ、今日という日があったと思います。一緒に演奏できて、本当に嬉しかったです。」

 原君(学指揮、金管セクションリーダー)

「6人の中で男子は自分一人でしたが、自分もみんなもあまり意識せずにやってこれたのが良かったです。それが一番印象に残っています。このコンテストでは、金管と木管が混じったアンサンブルをみんなでやりたかったので、この曲を演奏できて良かったです。」

 藤浦さん(楽譜係)

「この曲は編成が特殊だったので、演奏するのが難しかったですが、緊張した中で、一体感を感じることができ、達成感を感じました。この6人でやれてよかったです。」

 村田さん(楽譜係)

「この曲は、ネットで演奏を聞いて選びました。とにかく6人全員で演奏できる曲ということで、楽器の種類が指定されていない曲を選びました。それだけに、実際に演奏してアンサンブルにするためには、難しいところもありましたが、みんなで良いものを作ろうという気持ちから協力できたのが良かったです。みんなの吹奏楽部への愛の強さを感じました。」

 

*皆さん、お疲れさまでした。6人それぞれの熱い思いを聞かせてもらいました。実際に演奏を聞いた感想としては、さすがに3年生の演奏はうまいなと思いました。力強さとメリハリがあり、ノッテいる感じがしました。また、個々の練習に裏付けられた自信があることが伝わってきたので、安心して聞くことができました。パンチのある素晴らしい演奏だと思いました。また、この6名は現在、早期入部で高校の吹奏楽部で活動しているそうです。今日の無念(があったとしたら)は、ぜひ高校で晴らしてください。素晴らしい先輩たちが待っています。

 

なお、今日は佐野高校の吹奏楽部員20名がスタッフとして、会場の運営をしていました。

舞台裏でも楽器の出し入れなどの力仕事も担当していました。

皆さん、お疲れさまでした。

 

【高2】県南地区アンサンブルコンテスト(1日目)

12月3日(土)「葛生アクトプラザ」を会場として、「第15回 県南地区アンサンブルコンテスト」が始まりました。1日目は、高等学校の部に「打楽器アンサンブル」の3名が出場しました。

(左から)坂田公希君、小松原千楓さん、植木愛咲さん(以上、高校2年1組)

 

本校の演奏は、17時8分開始でしたので、生徒たちは15時過ぎから会場入りしました。「打楽器アンサンブル」は、マリンバやヴィブラフォン、ドラムやシンバル、ウインドチャイムなどの大掛かりな楽器を使います。

演奏中の写真撮影等は禁止されていますので、どんなふうに演奏していたのか、どんな演奏だったかをお伝えすることは難しいですが、打楽器チームのパートリーダーである小松原さんを中心に息がぴったりと合っており、演奏から高いテンションと集中力を感じました。3人の演奏が重なり合うことで、うねりのあるリズムの波が繰り返し押し寄せ、身を任せて聞き入りました。約5分間があっという間に過ぎました。素晴らしい演奏でした。

3人は演奏後、楽器を楽屋裏にかたずけた後、ロビーに出てきました。顧問の小林先生と鶴見先生からも「すごく良かった」という声がかけらました。3人の表情からもやり切った感、満足感が感じられました。

業者による写真撮影では、もう何も思い残すことはない、といった吹っ切れた表情が感じられました。

3人の感想です。

小松原さん「緊張しましたが、演奏中、お互いの音を聞き合うことが出来たことが良かったです。」

坂田君「途中、ちょとしたハプニングはありましたが、落ち着いて対処できました。演奏のできは、今までで一番良かったです。」

植木さん「間違ったところもありましたが、練習の成果が発揮できたことが嬉しいです。今までやってきて良かったです。」

*皆さん、お疲れさまでした。「葛生アクトプラザ」はアンサンブルコンテストのような小編成の演奏では、とても音の分離が良く、純粋に素晴らしい演奏を楽しむことが出来ました。アンサンブルコンテストには指揮者がいませんので、お互いに音を聞き合うことがとても重要ですが、3人の演奏では、それが良くできていたと思いました。お互いに聞き合うことが、音楽の楽しさ、であることを改めて感じさせてくれました。

 

この後、楽屋裏では、トラックに楽器を積み込みました。荷台の中で、楽器が動かないようにしっかり固定しました。体が自然に動き、流れるような手慣れた作業は、もはや職人技で、見ていて飽きませんでした。

 

今回のコンテストでは、出演した3名だけでなく、裏方として、吹奏楽部の2年生7名が助っ人に来てくれていました。普段の部活では打楽器アンサンブルの演奏を他の楽器のチームが聞くことはあまりないそうですが、こんな凄い演奏だったのかとびっくりしていたようです。部長の須貝さんも「すごく良かった!」と感動していました。こんな所にも部員の仲の良さやチームワークの素晴らしさを感じました。

助っ人に来てくれたのは、白シャツの3人を周りで囲んでいる7人です。2年1組の岩下君、須貝さん、2組の山﨑さん、3組の五十嵐さん、澁江さん、4組の小黒君、田所君です。

これも青春の1ページなんでしょうね。素晴らしいです。

 

PS:明日(4日)は、佐附中吹奏楽部から3チームが出場します。

【中学】日本語ディベート甲子園「関東甲信越地区予選」

11月27日(日)東京の広尾学園を会場として、日本語による「第26回関東甲信越地区中学秋季ディベート大会」が行われました。附属中は2年生の「新チーム」で参加し、2勝1敗と大健闘しました。

新チームのメンバー(2年生7名)

 

試合結果は以下の通り、2勝1敗でした。

第1試合:佐附中 VS 昭和秀英中  (勝利

第2試合:佐附中 VS 小石川中等  (勝利

第3試合:佐附中 VS 開成中    (敗退

コミュニケーション点の差で、16チーム中「7位」となりました。よく頑張りました。

副部長の池田さんによる今大会の総括

「第1試合は緊張していたので思い通りの試合はできませんでした。第2試合は正直負けたと思っていましたが、勝つことが出来て良かったです。第3試合は負けはしましたが、全員が楽しく試合ができました。自分たちの成長が感じられる試合でした。」

<全員の感想です>

池田清子さん(2-3)

 

仲江川千聖さん(2-3)

 

大山汐音さん(2-1)

 

若林千悠さん(2-2)

 

小泉凛央さん(2-3)

 

中原悠水さん(2-3)

 

田中さつきさん(2-2)

 

 

それぞれ、初出場の大会で手ごたえを感じていたようでした。

7名のメンバーには「表彰カード」を差し上げました。

【高2】オーストラリアから体験入学

11月29日(火)、オーストラリアのメルボルンから、本校で体験入学する「石澤 シャーロット 彩 フェイ」さんが、ご両親と挨拶に来られました。期末試験明けの12月5日(月)から12月16日(金)までの10日間ですが、高校2年3組(清水クラス)で、一緒に学びます。

校長室で、教科書を渡しました。

 

「彩(あや)」さんは、オーストラリアのビクトリア州にあるメルボルンから、日本にやってきました。お父さんが佐野市出身であるため、現在、家族で佐野に里帰りをしています。その間、特別に、彩さんの祖父の母校でもある「佐野高校」で体験入学をすることになりました。

彩さんは、ビクトリア州立の「John Monash Science School  ジョン  モナッシュ  サイエンス  スクール」の高校2年生です。この高校は、世界大学ランキング57位のモナッシュ大学とビクトリア州によって、2010年に開校した最先端の科学を学ぶ高校だそうです。オーストラリア中から生徒が集まってきています。そこでは、世界中の語学を選んで学ぶことが出来るので、彩さんは「日本語」を勉強しています。そのため、日本語は普通に話せます。 

John Monash Science School

彩さんは、日本のアニメが大好きで、特にバレーボールをテーマにした「ハイキュウ」が好きだそうです。そのため、体験入学では「女子バレーボール」部に参加したいと話していました。また、「英語ディベート」も一緒にやってみたいそうです。理科は生物を選択していて、科学部のサンショウウオにも興味を示してくれました。将来は医者を目指しているそうです。

短い期間ですが、日本の高校生活を楽しんでいってください!

【高2】読解力って何? フィンランドを体験しよう!

11月28日(月)放課後、高2の課題研究班の3人が、自分たちで企画したイベントのプレゼンに来てくれました。「読解力って何? Finland × Japan 」と題するイベントを佐野市(12月11日、佐野市文化会館201会議室)、宇都宮市(12月18日)で開催します。

(左から)木村香乃音さん(2-2)、須貝咲那さん(2-1)、小熊優衣さん(2-2)の3人組

 

このイベントは、今年7月に栃木県が公募した「とちぎユースチャレンジ」に3人が応募し、「ステップアップコース」(補助金10万円)に採択された企画「ASIAN TEENAGERS CONFERENCE 事業計画」を5か月かけて練り上げ、ようやく実現にこぎつけました。

↑ 7月にプレゼンしたパワーポイント

 

↓ これから実施するイベントのポスター(ここまでシンカしました!)

 

3人は、自分たちの課題研究として、OECD(経済協力開発機構)が進めているPISA(Programme for International Student Assessment)と呼ばれる国際的な学習到達度に関する調査で、フィンランドの子どもたちは「読解力」に優れていることに着目しました。そこで、フィンランドの教育システムについて、独自に研究を進め、「フィンランド・メソッド」によって、発想力や批判的思考力、論理力が高められていることを知りました。

3人が考えた構想は、「読解力」をどうとらえるか、そして、どうやって高めることが出来るかが重要なカギとなります。そこで「哲学カフェ」の阿見先生の紹介で、文芸評論家の神山睦美さんのご自宅にお伺いし、自分たちが考えた企画をプレゼンし、アドバイスをいただき、完成しました。

 

イベントは3部構成になっています。

1部:読解力とは? PISA(学習到達度試験)の問題を体験する。

2部:フィンランドメソッド体験 3人が開発したゲーム「カルタdeかるた」(マインドマップ)を体験する。

(フィンランド体験・休憩)フィンランドの「ミートパイ」を食べよう! 

(本場フィンランドのミートパイ(冷凍)を取り寄せたものを温めてみんなで食べます)

3部:読解力を高める! 読解力をみる問題を作って解く!(ここが最大の売りで、3人が編み出した読解力を高める手法)

 

*3人から話を聞いてみると、内容の「先進性」、「オリジナリティ」等に驚きました。この5か月間で、今回の構想は大きく成長・発展しました。指導に当たられた阿見先生に「彼女らはただものではない。見直した。」と言わしめただけのことはあると思いました。これはもう、イベントに行って、体験してみるしかないですね。

 

佐野市(12月11日、佐野市文化会館201会議室、14:00~16;00 )

中学生や大人の方もご参加ください。

フィンランドのミートパイも食べられます!

 

【高1】ウルグアイから来た「弥生」さん、留学最終日

11月25日(金)昼休み、ウルグアイから来ていた留学生「弥生・レジーナ・レイ・ウエダ」さんが、友人たちと挨拶に来てくれました。今日は、10月31日から始まった短期留学の最終日でした。

(左から)親友となった戸田心彩さん(1-3)、弥生さん(1-4)、ホストファミリーの吉田華菜さん(1-4)

 

この日の朝8時15分、弥生さんは、先生方にお礼とお別れの挨拶(日本語)をしてくれました。

弥生さんは、本校での留学期間中に、バレー、テニス、卓球、茶道、将棋、剣道、手芸、英語ディベートなどの部活動に参加できたこと、マラソン大会で一緒に走ったことなど、素晴らしい思い出ができたことを感謝していました。

剣道部での体験

剣道部の1年生たち(剣道部員の戸田さんと仲良くなりました)

戸田さんと走ったマラソン大会

マラソン大会後のクラス全員の集合写真

家庭科で「親子丼」を作ったことも忘れられないそうです。

 

日本での思い出のベスト3

1 佐野高校での生活

2 とちぎ秋祭り

3 東京(浅草、渋谷、原宿など)

 

最後に

「佐野高校の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんはとてもあたたかく、フレンドリーでした。このような素晴らしい体験ができて、とてもうれしいです。」

と感謝の気持ちを伝えてくれました。

 

弥生さんは、翌日の26日には、ウルグアイに旅立つそうです。しかし、また会うこともあるかもしれませんね。この1か月で、日本とウルグアイの距離が縮まったことは間違いなさそうです。

 

【中1】倒れている方を助けました

11月25日(金)昼休み、中学1年1組藤倉美羽さんに校長室に来てもらいました。藤倉さんは先週、登校中に道に倒れていた方を助けたそうです。そのことを知った近隣の方が、是非、本人を褒めてあげてくださいと本校に連絡してくださいました。

 

当時の様子を藤倉さんに聞いてみると、ゴミを出しに来ていたおばさんが、飛んできた大きなカマキリに驚き、しりもちをついてしまい、そのまま動けなくなっていたそうです。道路沿いで車の通りも激しかったので、藤倉さんは思わず駆け寄り、抱き起して介抱しました。おばさんには大変感謝されたそうです。

*藤倉さんは、できることをしただけですと謙遜していましたが、同じ場面に遭遇した時、誰でも出来ることではないと思います。実際に行動を起こせたことは、素直な心と勇気があったからだと思います。このような生徒がいることをとても嬉しく思います。

【中2】国家試験にチャレンジ!「ITパスポート試験」合格

11月22日(火)昼休み、中学2年2組荻原惇綺君が、国家試験「ITパスポート試験」に合格したことを報告に来てくれました。おめでとうございます

合格証書を見せてくれました。経済産業大臣からの発行です。

 

ITパスポート試験は「iパス(アイパス)」とも呼ばれ、「ITに関する基礎的な知識を証明する」ことができる国家資格です。これを持っていると、大学入試や就職に有利になるところもあるそうです。

ITパスポートのパンフレット→ https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/pamphlet_r03_ip.pdf

試験時間は120分で、コンピュータを利用して実施するCBT方式(CBTとは、「Computer Based Testing」の略)で行われます。出題方式は、四肢択一で、全部で小問が100問あります。問題は、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野から出題されます。各分野で1000点満点中300点以上とり、その上で総合評価点で1000点満点中600点以上取ると、合格できます。

(上記パンフレットより引用)

荻原君は9月度の試験を受験しました。

9月度の試験結果は、全国で19331名の社会人と学生が受験し、合格率は、社会人54%、学生39%でした。小中学生も18名が受験しましたが、合格者は3名だけでした。ITに関する基礎知識といっても、中学生がそう簡単に合格できる試験ではありません。

 ITパスポート試験HPより→ https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html#

 

荻原君にいくつか聞いてみました。

Q1:ITパスポート試験を受けようと思ったきっかけは何ですか?

→中1の1月に、本屋でパソコン関係の本を見ていたら、ITパスポートの本を見つけました。興味ある内容だったし、自分でも受験できることを知り、挑戦してみようと思いました。

  

Q2:どうやって勉強したんですか?

→主にアプリの過去問で、約半年間、勉強しました。ユーチューブ動画などでも勉強することが出来ました。

 

Q3:次の目標は何ですか?

→ITパスポートは、ITを活用する人向けのもので、難易度でいうとレベル1なので、さらに、情報処理技術者向けの「基礎情報技術者試験(FE)」に挑戦したいです。ぜひ、中学生のうちに合格したいです。

 

*素晴らしいチャレンジだと思います。まさに「好きこそものの上手なれ」ではないでしょうか。次のステップに合格したら教えてください。頑張ってください。応援しています。

【中学】県教委による「学校訪問」

11月21日(月)今日は朝から、県教委による「学校訪問」がありました。栃木県には県立中学校が3校(佐附中、宇東附中、矢東附中)ありますが、今年は3年ぶりに本校の順番が回ってきました。県教委の指導主事17名が来校し、午前中は中学で授業をしている全ての先生の授業を見学し、午後はよりよい授業改善のための話し合いが行われました。本校の先生方は、どうしたら授業がもっと良くなるか、いつも研究をしています。

2年生の「総合的な学習の時間」の授業

 

どの授業も、それぞれ工夫がされており、生徒が前向きに学習に取り組んでいる様子がよくわかりました。

県教委の指導主事の先生方から、とても高い評価をいただきました。

以下は、各授業の一コマです。

【高2】ニューヨーク・バレエ留学

11月18日(金)、「マラソン・ウォーキング大会」終了後、高校2年2組小林優花さんが、12月の「バレエ留学」の報告に来てくれました。

 

小林さんは、12月5日~23日の17日間、ニューヨークの「ミッド マンハッタン パフォーミング アーツ MID Manhattan Performing Artshttps://www.midarts.info/ のプロフェッショナルトレーニングプログラムに参加する予定です。

 

プログラムの内容は、

バレエ・レパートリー・コンテンポラリー・モダン・シアタージャズ・タップ・演技・リハーサル・ヨガ・その他

12月18日には、ニューヨークブロードウェイ96丁目のシアターにて劇場パフォーマンス

12月23日には、学んだことを披露するスタジオパフォーマンス(成果発表会

また、現地で活躍するダンサーらとの交流会·質問会もあるそうです。

(「MID Manhattan Performing Arts」のHP掲載の写真)

 

小林さんは、小学1年生から、市内のバレエスタジオで、バレエを始めました。

中学2年生の時は、ロシア連邦のバシコルトスタン共和国の首都ウファにある「ルドルフ・ヌレエフ記念ロシア国立バシキール・バレエ・アカデミー」で、夏休み中の2週間、留学したそうです。その後、高2の9月から、そこで長期の留学をする予定でしたが、ウクライナ情勢のため、実現できませんでした。

 

そこで、今年8月に川崎市で開催された「日本国際バレエフェスティバル2022https://www.japanballet.com/ のオーディションに出場し、見事、ニューヨークの「MID Manhattan Performing Arts」の1ヶ月間授業料半額免除の奨学金を獲得することができました。その結果を受け、12月に行われる今回のバレエ留学が実現することになりました。おめでとうございます。また、来年6月には、ポルトガルのバレエ学校に、短期(2週間)留学することも決まったそうです。

オーディションの時の写真です。「アレルキナーダ」というバレエの演目の中から踊ったそうです。

 

最後に、小林さんは「バレエなしの生活は考えられない。将来はバレエを仕事にしていきたい。」と話してくれました。日本は、まだまだバレエは特別なもの、という見方が強いそうですが、欧米では、バレエは映画や演劇、コンサートを見に行くのと同じくらいポピュラーな楽しみであり、たくさんのバレエ団やバレエ学校もあり、そういった環境の中でバレエをやっていくことが夢だそうです。

まずは、クリスマスのニューヨークでのバレエのレッスンを楽しんできてください。

希望あるところに未来は開けると思います。

 

 

 

【中高】実録「マラソン・ウォーキング大会」

11月18日(金)「マラソン・ウォーキング大会」が開催されました。旭城祭、旭城大運動会と並ぶ、「中高合同の3大イベント」の一つでもあります。速報でもお伝えした通り、今回は、全員が時間内にゴールを果たしました。つまり、全員が「完歩・完走」しました。これは、本校が中高一貫となり、本行事が始まって以来、初めてのことだそうです。素晴らしい大会でした。

「雲一つない快晴」ではありませんでしたが、特段、暑くもなく寒くもなく、秋の穏やかな日差しが感じられる、絶好のマラソン・ウォーキング日和となりました。生徒たちは元気に出発しました。

 

今回、初めて生徒たちと一緒に、ウォーキングに参加しました。これまでは、係員として各ポイントでの誘導・健康観察や本部での待機などを行ってきましたが、本部と連絡がとれる状況にして、中学生と一緒に歩きました。

これまでの定点からの観察ではなく、スタートしてからゴールするまでリアルタイムで体験した「マラソン・ウォーキング大会」とそこで出会った生徒たちを紹介したいと思います。

8時26分、中学1年生を先頭にして、スタート地点へと向かっています。

1学年主任の高野先生から、頑張っていこう、と気合が入りました。

8時35分、ピストルの合図とともに、班ごとにまとまって歩き始めました。ここが生徒の先頭です。

学校から、まずは秋山川に向かいました。ここからは、秋山川沿いにしばらく歩いていきます。

秋山川の河川敷を通過しています。

住宅地の中も歩きます。

たくさんの保護者が、コース係員として、先生方とともに、旗を持って安全に誘導を行ってくださいました。

路地裏の道路もコースに入っています。

ここからは、ほぼ秋山川に沿って、唐澤山の登り口に向かいます。

この遊歩道から、秋山川が流れている方向を見ると、たくさんの赤い実が目につきました。

カラスウリの実です。これが、驚くほどたくさんありました。最近では、あまり見ることがありませんでしたが、こんなところにたくさん自生していました。カラスウリは、夏の夕方に、白いレースのような美しく、そして儚い花を咲かせます。

遊歩道は、紅葉や落ち葉の木々の中を伸びています。ここは、自動車が通る音も聞こえてこず、川の流れの音や鳥の鳴き声だけが響いています。

このトンネルを抜けると、また視野が開けてきました。

生徒たちは、それぞれに楽しみながら歩いていました。地図が大好きな1年生は、地図を見ながら、今、どの辺を歩いているかを確かめながら歩いていました。

素晴らしい楽しみ方だなと思いました。

この辺りから、秋山川を離れ、旧田沼高校(現:国際クリケット場)の方へ移動していきます。

ここから、いよいよ唐澤山を登り始めます。

ここからは、中学2年生の集団と一緒に登っていきました。高木先生が2年生の先頭です。

先の方には、中学1年生の後ろの方の生徒の姿も見えました。

自分のペースに合わせて登っているので、どんどん追い越していく生徒もいます。

このような眺めが見られました。素晴らしい景色です。

唐澤山神社の駐車場に到着しました。ここには給水所があり、水が配られていました。ひと休みしてから、出発します。ここからは下り道となります。

道路からの眺めも最高で、生徒たちは下界の景色を楽しみながら、歩いています。

そうこうしているうちに、高校生のマラソンの先頭の生徒が近づいてきました。高校男子は佐高を10時10分スタート、高校女子はウォーキングの後、11時に、唐澤山登山口からマラソンがスタートします。

このときの時刻は、10時36分でしたので、佐高から26分でここまで来たことになります。さすがに速いですね。このときの1位は、最終的に優勝した高校2年生の川上君でした。続いて、2位、3位と、ものすごいスピードで追い越していきました。中学生たちは拍手や声援を送っていました。

 ここから、コースは奈良渕町へと抜けていく方面へと入っていきます。ゆるやかで長い参道が続きます。

 マラソンで追い越していく生徒たちの姿をひたすら紹介します。

ここで、中條先生の姿が見えました。中條先生は男子の一番最後からスタートしたので、ものすごいごぼう抜きです。表情にも余裕がありますね。

 

ここで、11時に唐澤山の登り口をスタートした高校女子の先頭がやってきました。3年生の加藤さんです。この時の時刻は11時24分です。わずか24分で、唐澤山を登って降りてきたことになります。速いですね。

ここから先は、唐澤山を下り切り、平地の住宅街の中を走っています。

ここで、最後の給水ポイントです。残り三分の一を切っています。

今登ってきた唐澤山を背景に眺めながら、ゴールを目指します。

一緒に走っていた茂木先生の姿も見えました。

秋山川の遊歩道に戻ってきました。いよいよ大詰めです。

東門が見えてきました。これでゴールです。この時、時刻は12時30分でした。8時35分に佐高をスタートし、再び、佐高にゴールするまで4時間かかりました。歩数は26000歩を軽く超えていました。

校庭では、高校男子で優勝した川上君が爽やかな笑顔を見せてくれました。

ゴールしていた高校3年生の写真を撮ったところで、スマホのバッテリーが2%となり、もうシャッターは切れませんでした。スタートしてから、枚数にして600枚以上撮りましたが、ちょうど計ったように、撮影も終了となりました。

 

皆さん、お疲れさまでした。そして、ご協力いただきましたたくさんの保護者の皆様、ありがとうございました。お陰様で、「マラソン・ウォーキング大会は」は大成功を収めることが出来ました。

生徒の皆さんは、ゆっくり体を休めて、また月曜日から元気に登校してください。また、高校3年生は、今回、全員が完走したことを胸に、受験に向けて頑張ってください。応援しています。

【中学】「生徒会役員」写真撮影

11月17日(木)昼休み、生徒会誌掲載用の「生徒会役員」の集合写真を撮影していました。

皆さん、素敵な笑顔ですね。

中村先生によって、こんなふうに撮影されました。

明日の「マラソン・ウォーキング大会」の下見に出かける柾木先生が、見守っていました。

【中学】委員会報告と関東大会出場「激励会」

11月16日(水)8:20~8:35、選択2教室で「中学集会」(オンライン配信)が行われました。今日は、安全・福祉・保健委員会からの報告と関東大会に出場する「SGクラブ日本語ディベート」と「テニス部」の激励会を行いました。

中学集会は、生徒会役員が運営しています。

 

司会は生徒会副会長の小林美心さんです。

 

委員会報告では、まず、安全委員会の村田委員長から、自転車通学をしている生徒が被っているヘルメットの自由化に関するアンケートについて、協力のお礼と結果の報告がありました。

 

続いて、福祉委員会の小倉委員長から、募金に関するお願いやエコキャップ運動(ペットボトルのキャップの回収)の強化週間に関する話がありました。

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最後は、保健委員会の阿部委員長から、今週の金曜日(18日)に行われる「マラソン・ウォーキング大会」に向けて、体調管理をしっかりやろう、という話がありました。タブレットをフリップボードとして使い、重要な点を強調していました。

*3つの委員会とも、素晴らしい取組内容、そして、わかりやすい説明の仕方など、とても良かったです。各委員会が活発に活動していることが、よくわかりました。

 

次に、関東大会の激励会が行われました。

テニス部は、10月15日(土)に行われた県大会で優勝し、11月19日(土)に東京都の小金井で行われる関東大会への出場を決めました。

3年生が引退した後、新チームでの初の関東大会です。部長の高瀬日菜乃さんから「まずは1勝を目標に頑張ってきます」という力強い挨拶がありました。

続いて、「日本語ディベート」です。11月27日(日)に、東京都の広尾学園を会場に、関東大会が行われるそうです。強豪チームが集まってきます。

日本語ディベートは、佐附中ならではの活動で、今や全国レベルになってきました。部長の小泉凜央さんから「先輩たちからの教えを引き継ぎ、日頃の練習の成果を発揮してきます」という素晴らしい挨拶がありました。

 

生徒会会長の丸山凱君から、激励の言葉が送られ、生徒会からの激励金が贈呈されました。

 

*佐附中の委員会活動、そして部活動など、生徒たちの活発な活動の様子を知ることができました。

関東大会、頑張ってください。応援しています。

 

 

 

【高2】酸化還元滴定(化学基礎、亀山先生)

11月14日(月)6限目、高校2年4組の「化学基礎」の授業(亀山先生)の授業を見学しました。「酸化還元滴定」実験に関する濃度を求める計算などに取り組んでいました。化学の授業でも、グループによる協働作業で、問題に挑戦していました。

 

分からないときは教え合うことで、グループ全体で理解しようとしていました。

亀山先生も質問に答えていました。

次回の「酸化還元滴定」の実験がうまくいくことを願っています!

【高校】心肺蘇生法の講習会

11月14日(月)放課後、佐野消防署の皆様による「心肺蘇生法」の講習会が開催されました。部活動中に緊急事態が発生した際に、自分たちで応急処置ができるよう、毎年実施しています。各部活動から、部員が2名ずつ参加しました。

 本日は、佐野消防署から5名の方が講師として来てくださいました。

心臓マッサージの方法を教わりました。

AEDの使い方もマスターしました。

それぞれが自分で体験することにより、応急処置の方法を身に付けることが出来ました。

佐野消防署の皆様、ありがとうございました。

身近な風景 ~足利「鑁阿寺」の紅葉と収穫祭

11月13日(日)足利市内をウォーキングしていると、鑁阿寺の紅葉が見事でした。また、鑁阿寺から織姫神社へと向かう北仲通りでは「キタナカモール」で収穫祭が開かれていました。受付では、佐高「SGクラブ」の4人組が手伝っていました。

キタナカモールの受付を手伝っていた佐高「SGクラブ」の4人組

(左から)若林君、清水君、大山君、坂田君(高校2年生)

 

 

受付では、体温測定や腕バンドを付けたりしていました。

商店会の会長さんと清水君、大山君

道角では道案内もしていました。

路地裏の空き地は休憩スペースになっていました。ホットレモネードが絶品でした。

 

鑁阿寺の紅葉は、今がまさに見頃でした。

街中で、これほどの紅葉が楽しめるとは、予想外でした。

【中高】ももクロプロジェクト成果発表会

11月11日(金)放課後、6月から7月にかけて実施した「ももクロプロジェクト」の成果発表会を実施しました。中高の代表生徒6名と、栃木県のデジタル戦略課佐野市の広報ブランド推薦課など、本プロジェクトに関わった人たちが一堂に会しました。(下野新聞社の記者も同席されました)

まずは、「ももクロプロジェクト」でどのような成果が得られたのかを栃木県のデジタル戦略課の担当から、プレゼンがありました。

その成果について、参加者全員から様々な意見が出されました。

生徒にとって、何物にも代えがたい素晴らしい体験であったことが、改めて確認できました。

【高2】課題研究中間発表会

11月11日(金)5~7限、高校2年生の「課題研究中間発表会」を行いました。6会場に分かれて、全員が発表(発表7分、質疑応答3分)を行いました。今後が楽しみな研究ぞろいでした。本発表に向けて、さらに研究を深めてください。

 

 

<生物室>

<2-1教室>

<2-2教室>

<2-3教室>

<2-4教室>

<英語演習室>

【高1】親子丼とみそ汁(調理実習、保科先生)

11月10日(金)3・4限目、高校1年3組の「家庭科」の授業(保科先生)を見学しました。今日は、調理実習(親子丼とみそ汁)でした。生徒たちは、出来栄えと味に大満足でした。

 

いい匂いにつられて調理室に入ると、親子丼とみそ汁作りの真っ最中でした。

<親子丼>作り

だし汁や砂糖、しょうゆなどの調味料を量っています。

切った具を煮込んでいます。

具が柔らかくなった頃、溶き卵を流し入れます。後は、時間が経てば、ほぼ出来上がりです。

 

<みそ汁>作り

こちらも材料を短冊切りにしていきます。

油揚げは、ちゃんと油抜きをしています。本格的です。

後は、具が柔らかくなるのを待って、味噌を入れます。

これで、完成です。

 

<盛り付け>

3人がかりで、親子丼を盛り付けています。

おいしそうにできました。

こっちは一人で、盛り付けています。

みそ汁もOKです。

 

<洗い物>

調理と並行して、洗い物も率先して行っています。

 

<試食タイム>

どの班も、おいしそうに食べています。見た目や味にも大満足です。

なんて幸せな時間でしょう。

 

担任の会田先生にも試食してもらいました。

生徒たちは、心配そうに見ていましたが、見た目や味は、もちろん合格点でした。

生徒たちや会田先生にとっても、今日は楽しい一日だったことと思います。

 

 

【高3】フードデザインの授業見学(保科先生)

11月10日(木)3・4限目、高校3年3組の「フードデザイン」の授業(保科先生)を見学しました。今回は「ミネストローネ」「マカロニグラタン」「アップルパイ」の3品を作りました。今日は40分授業でしたが、明らかに手際が良くなっており、時間内に試食まで完了しました。お見事でした!

アップルパイが出来上がりました!

 

時間内にできるよう、3品を分担して作っていました。

<アップルパイ>担当

おいしそうに出来ました。

 

<マカロニグラタン>担当

チーズがたっぷりかかっています。

 

<ミネストローネ>担当

こちらもおいしそうに出来ました。

 

<試食タイム>

それぞれに、「おいしい表情」をお願いしました。

今日はデザート付きのランチでしたね。

美味しくできたことはもちろんですが、自分たちが手際が良くなったことにも成長を感じていました。

 

【高校】高校美術展の作品制作(美術部)

11月10日(木)放課後、美術室では、12月9日(金)から始まる「第65回高校美術展」に出展する作品制作に取り組んでいました。それぞれのペースで、思い思いに作品作りを楽しんでいるように感じました。

 

高校生に混じって、中学生も作品制作をしています。

 

自由で独創的な作品が完成することを楽しみにしています。

【高校】県新人テニス大会「ベスト8」

11月3日(祝)、宇都宮市の「清原中央公園テニスコート」で開催された「令和4年度 栃木県高等学校新人テニス大会」の女子団体戦で、本校生チームが初の「ベスト8」進出を果たしました。おめでとうございます。11月9日(水)昼休みに、その報告に来てくれました。

団体戦に出場した9名の部員たち(全員1年生です)

 

団体戦は、ダブルス2、シングルス3で対戦します。1回戦は宇都宮清陵高校に4-1で勝利し、2回戦で宇都宮南高校と対戦し5-0で勝利を収め、「ベスト8」入りを果たしました。3回戦では足利高校に敗れましたが、足利高校は本大会で準優勝したチームでしたので、大健闘でした。

この結果で、選手たちは大きな自信と手ごたえを感じたようです。

 

この日、放課後のテニスコートでは、暗くなるまで練習していました。

部長の角田優妃さんに、女子テニス部について、インタビューしました。

 

Q1:今回「ベスト8」まで勝ち上がれたのは、なぜだと思いますか?

→「まずは、9人の1年生全員が、附属中でもテニス部に所属していたので、初心者ではなかったことが大きいと思います。3年間のアドバンテージがありました。」

 

Q2:1年生だけで部員が9名というのはかなり多いと思いますが、なぜ、これだけの数になったのですか?

→「例年、中学から継続するのは2,3人であることが多いようですが、この9名は、中学の時から、高校でも続けようと決めていました。皆、テニスが大好きな人ばかりで、平日の練習以外も、日曜日も自主練で練習しています。高校でテニスができることが楽しいです。」

 

Q3:今回「ベスト8」になったことで、何か変わったことはありますか?

→「大会後、多くの学校から、練習試合の申し込みがありました。今週末には、足利高校、栃木商業高校、國學院栃木高校との練習試合をすることになりました。」

 

Q4:次の目標は何ですか?

→「次のステップとして、ベスト4を目指します。そして、最終的には県のトップの作新学院高校と決勝で戦えるようなチームになりたいです。」

テニス部の楽しさを語ってくれました。前列中央が部長の角田優妃さん、その両脇が、副部長の長竹優果さん(左端)と角田優衣さん(右端)です。

 

*勢いのあるチームだと思いました。これからもチームワークで頑張ってください。応援しています。

身近な風景 ~皆既月食

11月8日(火)今夜は、見事な皆既月食を楽しむことが出来ました。

完全な皆既月食の状態です(20:14)。カメラの感度を最大限に上げて撮影しました。

 

学校の屋上で観察しました。

今日はどこからでも観察できました。あちこちで生徒たちや先生方が空を見上げています。

途中、美術部員たちも一緒に観察しました。

 18:22

 

18:31

 

18:34

 

18:44

 

18:50

 

18:57

 

19:03

 

19:06

 

19:10

 

皆既食(19:16~20:42)ISO6400で撮影

(この間に帰宅し、庭で観察を続けました)

 

20:49

 

21:02

 

21:20

 

21:30

 

21:45

 

21:52

 

素晴らしい皆既月食でした

【中学】県英語スピーチコンテスト「最優秀賞」

11月7日(月)宇都宮市の田原コミュニティプラザで、「第32回 栃木県英語スピーチコンテスト」が行われました。本校1年3組小田実希さんが第一学年「最優秀賞」、3年3組村田桜彩さんが第Ⅱ部(帰国子女)「努力賞」を受賞しました。おめでとうございます。

(右から)小田実希さん、村田桜彩さん

 

小田さんの感想「さすがに県大会なので、上手い人がたくさんいて緊張しました。『最優秀賞』と聞いた時は、正直、ほっとしました。」

クロイ先生から一言「一生懸命練習した成果が表れました。自信に満ちており、スピーチには小田さんの情熱を感じました。」

 

村田さんの感想「やはり上手な人がたくさんいました。修学旅行中も練習しました。」

クロイ先生から一言「どうしたら、より良くなれるかを質問し、フィードバックすることが出来ました。私も嬉しいです。

 

*二人とも、よく頑張りました。中1の小田さんは、自信を持って力を発揮することが出来ました。中3の村田さんは、修学旅行中も練習するなど、向上心が素晴らしいと思いました。おめでとうございます。

速報!関東高校選抜ボート大会「3位」、全国決定!

11月6日(日)、神奈川県相模湖漕艇場で、「令和4年度 関東高等学校選抜ボート大会」が開催されました。女子ダブルスカル(高校2年生の福地琴美さんと高瀬綾乃さん)が、予選、準決勝を勝ち抜き、決勝で見事3位に入賞し、全国選抜出場を決めました。

歓喜溢れる福地さんと高瀬さん

 

関東選抜での入賞・全国選抜出場は、インターハイ出場よりもはるかにハードルが高く、今年、インターハイ3位を獲得した「藤倉・堀越」ペアも果たせなかった快挙です。おめでとうございます。

悔しい思いをしてきた分、喜びの大きさが伝わってきます。今まで、悔しくて泣いている姿が目に焼き付いていましたが、弾けるような笑顔がこんなに早く見られるとは、嬉しい限りです。本当に良かったですね。

 

二人からのコメントが届きました。

「日頃から応援ありがとうございます。
昨年の関東選抜では決勝に行けず、関東というレベルの高さに圧巻された試合となってしまいました。

準決勝のレースでは0.3秒差で決勝進出が決まりましたが、タイム順では6着タイム。
なんとしてでも、全国選抜の切符を手にしたいと決勝前、動きの確認を徹底し出艇しました。
スタート前、互いの拳を合わせ、「やるよ。」と小声で言ったのを鮮明に覚えています。
500メートル地点では3位争い、700メートル地点で
ここでさすしかないと思い、相方と自分を信じプランよりも早めにスパートをかけました。
最後の最後、3位の船を差し自分たちが3位になり、ゴールのクラクションが鳴りました。
ゴール時は着順が自分達ではわからず、岸に着いてから「全国選抜出場!」と確信したとき、1年の時から辛い練習や悔しい結果を思い出し、喜びを噛み締めました。
これからも漕いで漕いで、漕ぎまくって全国選抜では更にレベルアップした私たちを魅せます。
今後とも応援のほど宜しくお願い致します。」

 

二人の出艇を見守る戸田先生

2人は、3月に静岡県天竜川で行われる全国選抜に出場します。頑張ってください。応援しています。

 

また、女子クオドルプルも準決勝に進出しました。1年生チームが準決勝進出するのも、これまでにない快挙ではないでしょうか。周りが凄い先輩たちばかりだと、自分で比べてしまうこともあるかもしれませんが、1年生もすごくいいと思います。先輩たちの姿は1年後の自分たちの姿です。自信を持って頑張ってください。きっと、そうなっていると私も信じてます。

1年生の永田さやさん、大川杏奈さん、津久井未音さん、坂本妃織さん、黒尾茉莉さんの5名です。

今回は11月4日から6日までの3日間、毎日、日帰りでの参加でしたが、みんなよく頑張りました。

【中3】「ロボコン」県大会初出場、関東大会へ

11月6日(日)、大平中学校を会場として、「第22回創造アイデアロボットコンテスト栃木県大会」が開催されました。本大会には、「基礎部門」「応用部門」「制御部門」があり、本校は「制御部門」に2チーム出場(初出場)しました。試合の結果、「佐附中Team横山」(瀬君と丸)が1位、「佐附中Team金沢」(谷君と楳)が4位で、ともに12月に本県で行われる関東大会出場を決めました。おめでとうございます。

 

今日は朝8時50分から開会式がありました。大会に参加する4名の生徒は、修学旅行明けの昨日(8時から17時)、ようやくマシンの最終調整までたどり着きました。

10時まで、会場のコースでのテスト走行を繰り返し、微調整をしていました。パソコン上でプログラムを書き換えていきます。

本来なら、ここで、それぞれのチームのマシンを紹介したいところですが、関東大会に出場する他県のライバルチームが有利になってしまう可能性があるので、紹介することはできません。

 

試合に先立ち、「プレゼンテーションタイム」があります。ここで、自分たちの考えたマシンの特徴を審査員にアピールします。これも評価の一部になっているそうです。まずは、「佐附中Team横山」です。

続いて、「佐附中Team金沢」です。

 

いよいよ試合が始まります。制御部門のテーマは、「ドキドキ!ロボット収穫祭 ~「スマート農業」に挑戦!~」です。コースの端に並べられたボールを果実に見立て、ロボットで反対側のエリアに運び入れます。1分30秒間で、何個運べるかによって点数化されます。試合は2回行い、良い方の点数がとられます。

ボールをマシンが運んでいるところです。「佐附中Team横山」のマシンは全自動型で、スタートしてから人の手が触れることなく、次々にボールを運びます。

 

こちらは「佐附中Team金沢」です。こちらのマシンはセンサーは使わず、ボールを1個取ってきたら、手で再スタートさせる半自動です(全自動だと得点が加算されます)。

 

佐附中Team横山」は2回目のトライで、3個運んで18点で1位になり、「佐附中Team金沢」も2回目のトライで2個運んで10点で4位となりました。2チームとも、12月に同じ会場で行われる関東大会に出場できることになりました。良かったですね。関東大会までに、さらにマシンの磨きをかけ、全国を目指してください。応援しています。

【高2】「足クラふぇすた」大盛況!

11月5日(土)15:00~19:00、足利の「鑁阿寺」北側の住宅地の中にある「@蔵風土」(くらふと)で、佐高生4人組(佐高SGクラブ、足利研究班・アシ×アシ隊(明日も足利))が企画運営した「足クラふぇすた」が開催されました。夜も更ける中、「八木節女前Japan」の奏でる音楽に、大勢のお客さんの踊りの輪が広がりました。空には月が輝き、妖しい光を放っていました。大成功、おめでとうございます。

「足クラ ふぇすた」を企画・運営した佐高生4人組(左から、坂田君、若林君、大山君、清水君)。最後の主催者メッセージで、4人は大きな拍手を浴びました。

 

「足クラ ふぇすた」のチラシ(清水君が作成)

 

蔵の内部の装飾もすべて4人が企画しました。

今日は学校で模試がありましたが、終了後に大勢の佐高生が来てくれました。

 

主催者の4人は、ばっちり着物でお出迎えです。

蔵の2階は、足利銘仙を使った飾り付けがされています。

外では「足利シュウマイ」も売られていました。できるそばから売れていました。

 

18時半を回り、いよいよ最後の大トリとして、蔵の前で「足利八木節女前Japan」のコンサートが始まりました。

アンコールの声をきっかけにして、会場はさらに盛り上がりを見せました。会場のお客さんも踊りの輪に加わりました。

こうして、祭(ふぇすた)は、最高潮のうちに幕を閉じました。

主催者の代表として、坂田君が感謝の挨拶を行うと、さらに盛り上がりを見せ、主催者の佐高生4名は、ステージ上へと上げられました。ついに、一人一人がマイクを握って語り始めました。まずは、若林君。

そして、大山君。

最後は、清水君です。4人は足利出身であったり、縁があったりで、感謝の言葉や抱負など、これからの足利をしょって立つ気構えを見せてくれました。素晴らしい挨拶だったと思います。聞いていた大人たちも、大きな歓声で応えていました。

こうして、大団円の内に、「足クラ ふぇすた」は終了しました。

この後、かたずけなど、20時くらいまで作業をし、残りは明日、ということで、名残惜しく帰途についたようです。

ここまで、周到な準備を重ね、イベントを大成功させた4人の佐高生の皆さん、お疲れさまでした。みんな、輝いていました。

 

【中学】「県駅伝競走大会(男子)」10年ぶりの出場

11月5日(土)那須野が原公園特設周回コースで、「令和4年度 第75回栃木県中学校駅伝競走大会」が行われました。男子チームが10年ぶりの出場を果たしました。

大会にエントリーした9名(3年生3名、2年生6名)

 

当日は、朝6時くらいにバスで出発しました。特に、3年生は昨日まで修学旅行でしたので、大変だったと思います。しかし、一人も遅れることなく集合しました。

 

会場である「那須野が原公園」のプール付近に学校のテントを張りました。

立澤先生から、本日の出走メンバーと走る区間の発表があり、それぞれにゼッケンが渡されました。

 

「那須野が原公園」は紅葉がまさに見頃を迎えていました。修学旅行先の京都や奈良でも、ここまでの紅葉は見られませんでした。

大会には、補助員として、2年生の大塚さんと1年生の関口さんがついてきてくれました。

 テントでは、各自、調整をしていました。皆、徐々に集中力を高めていました。

3年生の河村君、西君、星野君です。

2年生の橋本君、荻原君、高野君、川上君、太田君、渡邉君の6名です。

ユニフォームに着替え、気合十分です。

 いよいよレースが始まります。

13時ちょうどに発走しました。

1区の高野君は素晴らしいスタートを切りました。

コースの終盤では、大塚さんと関口さんの応援を受けながら、走り抜けました。

 

2区の荻原君です。

 

3区の西君です。

 

4区の川上君です。

 

5区の星野君です。

 

6区の橋本君です。

 

チームの6名は必死に走り切り、見事タスキをつなぎ、ゴールすることが出来ました。

レース終了後、顧問の立澤先生から、選手全員の健闘を称える言葉がありました。

また、本日引率してくれた菊地先生、小林先生、校長からもそれぞれ、よく頑張ったこと、ここまで支えてくださった多くの方々への感謝を忘れないこと、この大会に出て初めて見える世界があったこと、などのお話がありました。

最後に、今日一日お世話になった競技場に一礼し、会場を後にしました。

 

*3年生は修学旅行明けで十分な練習ができなかった中でも、生徒たちは最後まで諦めず、力を出し切り、タスキをつなぎ切りました。これは大きな自信になったと思います。佐附中の代表としての誇りを持って走っている姿に感動しました。素晴らしい生徒たちです。これは引率していた3名の先生方共通の思いでした。生徒の皆さん、引率の先生方(全員、修学旅行明けです。)、たいへんお疲れさまでした。

 

【中3】修学旅行~京都大学研究室訪問

11月3日(祝)修学旅行3日目、この日はタクシーを利用した「班別自由行動」がありました。私は、本校の科学部から京都大学理学部に進学した小松原君(大学2年生)の案内で、爬虫両生類研究室を訪問する予定でしたが、京都大学を見学場所に入れていた班があったので、一緒に行かないか誘ってみました。その結果、中学3年生4名との京都大学の研究室訪問が実現しました。

(左から)京都大学2年生の小松原君、中3生の松葉君、丸山君、神田さん、森田さん(1組6班)

 

目指す研究室は、京都大学の吉田南構内の「人間・環境学研究科棟」にあります。この日は祝日ということもあって、大学構内に大学生の姿はあまり見かけませんでした。(逆に、高校生対象の模擬試験が行われており、高校生の姿は見かけました。)

広い構内を5分くらい歩いて、ようやく、研究室にたどり着きました。

京都大学爬虫両生類学研究室「西川研」です。西川完途(にしかわ かんと)准教授の研究室です。

「西川研」のHP →かなり斬新です!https://nishikawalab.h.kyoto-u.ac.jp/

西川研は、京都大学大学院「人間・環境学研究科」などに所属しており、総勢30名の学生がいる大所帯です。大学院ですので、京都大学だけでなく、他大学や海外からも、両生類や爬虫類を研究したい学生が集まってきます。むしろ、京都大学から進学する学生は少数派(数名程度)だそうです。

主な研究テーマは、東・東南・中央アジアの爬虫両生類および小型動物の系統分類学、種多様性、生物地理学、保全生物学です。西川先生個人のテーマは、「小型サンショウウオの分類学」ということでした。

また、「西川研」は総合人間学部にも所属しており、そこで「総合フィールドワーク演習」(ボルネオ演習、2016年)の参加者を募集したところ、以下の写真のように大勢が参加者しました。

↑「西川研」のHPに掲載されていた写真です(「演習最終日にアミメニシキヘビと記念撮影」とのこと)

活気がありますね。「西川研」は、我が国の両生類や爬虫類にかんする最高峰の研究室、と言っても過言ではありません。

また、京都で生息しているオオサンショウウオの保全・外来種との交雑問題の対策も大きなテーマとして取り組んでいます。オオサンショウウオ調査合宿も行っており、小松原君もこの合宿に参加して、西川先生と知り合ったそうです。

こうした活動を普及啓発するため、オオサンショウウオの着ぐるみをつくったり、ぬいぐるみを作ったりもしているそうです。近年、在来のオオサンショウウオに加えて、中国から移入されたチュウゴクオオサンショウウオが繁殖しており、さらには、両種の雑種(ハイブリッド)も増えてきています。そこで、その3種類の違いが分かるよう、3種類のぬいぐるみを作成したそうです。

体色が濃いのが、在来のオオサンショウウオで、一番薄いのが、外来種のチュウゴクオオサンショウウオ、その中間が、ハイブリッドです。

私は、在来種のオオサンショウウオを購入しました!(校長室に置いてあります)

また、本校の科学部が研究しているトウキョウサンショウウオの分類にも関わっており、この8月には、茂木町に生息する個体群は新種「イワキサンショウウオ」と命名されています。つまり、科学部の研究とも深い関わりを持った先生でもあります。

ところで、30名の研究室の学生の内、女性は約7~8割を占めているそうです。なぜ、そんなに多いのか聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

「昔は、女性がカエルやヘビに興味を持つことに世間は否定的だったが、今は、男女を問わず、誰もがやりたいことをやれる時代になってきたのが、まず第一だと思います。また、カエルやヘビを研究しても飯が食えるのか、という不安は男女を問わず、今もあると思いますが、女性は自分の得意な分野を活かして起業する人もたくさんいます。研究室のHPのイラストもその学生によるものだし、両生類の解剖などを教材化し多くの高校に売り込んでいる学生もいます。学問は、もはや理系、文系、と明確に分かれているものではなく、世の中の課題やニーズに対応できる柔軟な発想が必要とされています。そのためには、中学生、高校生から、様々な探究的な活動に取り組むことが重要だと思います。そういった活動で培われた力は、あとで必ず役に立ってきます。」といったお話を中学生たちにしてくださいました。

中学生の松葉君から、「ボルネオなどで調査を行うそうですが、サンショウウオは北方に生息している生物なのではないでしょうか?」という実に的を得た質問もあり、西川先生は、いろいろなお話をしてくださったばかりか、地下の標本室を見ていきませんか、と案内してくださいました。

この樽の中に、採集したチュウゴクオオサンショウウオや雑種のオオサンショウウオの標本がぎっしり入っていました。この研究室で捕獲された雑種のオオサンショウウオで状態の良いものは「京都水族館」に提供されるそうです。

骨格標本も見せてくださいました。

在来の生物がいつどこで生息していたか、という情報(標本や記録)は、実は日本の領土を主張する際にも重要なエビデンスになっている、というお話も印象的でした。

こうして、予定していた20分を大幅に超え、1時間近く、案内をしてくださいました。本当にありがとうございました。西川先生は、明日、学会のため沖縄に旅立つそうで、忙しい時間を割いて、私たちのためにお話してくださいました。

生徒たちは、次の見学先にタクシーで移動しました。素晴らしい体験だったと思います。

 

PS:私たちが帰った後、西川先生は小松原君に「すごくいい学校ですね。」と言ってくださっていたそうです。

【中3】修学旅行〜平和を祈る心

11月1日(火)修学旅行1日目、広島での平和学習を行いました。広島平和公園での平和祈念式典、平和記念資料館での見学を行いました。

原爆の子の像で、千羽鶴を奉納しました。

 

 中学3年生は、修学旅行の事前学習として、毎年、広島から「語り部」の方に来ていただき、お話を聞いていましたが、今年は、それに加えて、高校2年生の青木藍花さんによる平和に関するワークショップを行いました。生徒たちは、真摯な思いを胸に、今日の日を迎えました。

生徒代表の言葉 立川君

 原爆慰霊碑での「平和宣言」 鶴見さん

「献花」 山口さん 

 平和祈念式典や原爆資料館見学の感想を聞きました。

立川璃空君(生徒代表の言葉)

→「英語の授業で佐々木貞子さんのことを知りましたが、実際に、原爆資料館で禎子さんに関する詳しいことがわかり、原爆の子の像には、全国からたくさんの千羽鶴が奉納されているのを見て、本当にあったことなんだと思い、胸が痛くなりました。原爆で亡くなられたすべての方々の思いを伝えていかなければならないことを感じました。」

笹沼樹威君(千羽鶴奉納)

→「今まで意識したことのない雰囲気の中で、自分たちで作った千羽鶴の持つ重みを改めて感じました。一人一人が気持ちを込めて鶴を折ったように、それぞれが向き合っていかなければならないと思いました。」

鶴見碧衣さん(平和宣言、修学旅行実行委員長)

→「原爆慰霊碑を前にした時、衝撃を受けました。テレビで見た広島の「平和祈念式典」と同じ場所で、自分が平和宣言をすることの重さを痛感しました。最初は、用意した「平和宣言」を読みあげればいいか、と考えていましたが、そんなことはできないと思いました。富永先生から「自分の言葉で伝えればいい」と言われ、原稿を見ないで、平和宣言をしました。ここで自信をもって宣言することは、自分たちが作っていく未来にとって、大切なことだと思いました。最後に噛んでしまいましたが、責任を果たすことができたと思いました。」

 

*生徒の皆さんの心のこもった祈念式典に感動しました。特に、高らかに、自信をもって平和宣言をした鶴見さんには、周りにいた多くの一般の方からも尊敬のまなざしが注がれました。

・原爆資料館では、一つ一つの展示に付けられた解説を食い入るように読み、すすり泣いている多くの生徒たちの姿が、目に焼き付きました。一人一人が、広島でなければできない体験ができたことをうれしく思いました。

 


 

 

【高1】ウルグアイからの留学生

10月31日(月)今日から、ウルグアイからの留学生弥生・レジーナ・レイ・ウエダ」さんが、高校1年4組のクラスで一緒に学びます。朝7:50頃、ホストファミリーの吉田華菜さんと、校長室に挨拶に来てくれました。

(左から)吉田さんと弥生さん。日本語がとても上手です。「ヤヨイ」と呼んでくださいと言ってました。

 

弥生・レジーナ・レイ・ウエダさんは、お父さんがウルグアイ人(レイさん)、お母さんが日本人(ウエダさん)で、母国語のスペイン語と日本語が話せます。日本語は、家庭で小さい時から話していたそうです。

弥生さんは、お母さんの母国であり、アニメや映画などで知った「日本」で、日本の文化を学びたいという強い思いを持っています。剣道、茶道、囲碁将棋などの部活動にも参加したい、と話してくれました。日本に来る直前に18歳になったそうです。

1年4組のクラスに籍を置くことになり、SHRで、日本語で挨拶をしてくれました。とても上手な日本語で、全く違和感はありませんでした。コミュニケーション力は抜群です。

席は、一番後ろです。

担任の長谷部先生によると、今日は他の生徒と全く同じように授業を受けていたそうです。

弥生さんは、11月25日(金)までの短期の留学です。

弥生さんを見かけたら、話しかけてみてください。たぶん、喜んで答えてくれると思います。

 

身近な風景 ~「かこさとしの世界」展(館林美術館)

10月30日(日)、群馬県館林市にある群馬県立館林美術館で、「かこさとしの世界」展を見学しました。日本を代表する絵本作家である「かこさとし」の絵本の原画などが特別展示されています。まさに、「大人も絵本を楽しむ」ことができました。

http://www.gmat.pref.gunma.jp/ex/exnow.html

 

美術館へと続く道は、紅葉が見頃でした。

美術館の全景です。広い空間の中に広がっています。

黄色い看板が印象的です。

(↑ 群馬県立館林美術館のHPから、上記チラシをダウンロードできます)

「日本を代表する絵本作家であるかこさとしは、32歳の時に最初の絵本『だむのおじさんたち』(1959年/福音館書店)を出版して以来、「だるまちゃん」シリーズ、「からすのパンやさん」シリーズといった物語絵本から、『かわ』、『地球』、『海』といった科学絵本、美術や歴史の絵本にいたるまで多岐にわたる著作を生み、現在でも子どもたちをはじめ多くの人々に親しまれています。」(群馬県立館林美術館のHPより引用)

 

かこさとし(加古里子)さんは、東京大学工学部応用化学科卒業の工学博士でもあります。「海」「地球」「宇宙」といった科学絵本だけでなく、さまざまな著作から、科学的な視点が感じられ、人間の可能性、人間性を信じる前向きな生き方がストレートに伝わってきました。大人だからこそ味わえる「絵本の世界」があることを感じました。12月25日まで開催していますので、ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか。

 

館内での写真撮影はできませんが、下のスペースだけは、撮影可となっています。大人から子供まで楽しめる展示です。

 

PS:家にも、「かこさとし」さんの絵本が何冊かありました。

海、人間、宇宙、地球、などです。子どもが読んでも、大人が読んでも、楽しめます。

また、館林美術館のミュージアムショップでは、「かこさとし」さんの絵本だけでなく、「鈴木まもる」さんの絵本が販売されていました。「鈴木まもる」さんは、「かこさとし」最後の絵本「みずとはなんじゃ」の絵を手がけたことで知られています。「鈴木まもる」の最新刊「鳥は恐竜だった」を購入しました。

鳥の巣研究家でもある鈴木さんの研究論文に匹敵する読み応えです。それを子供たちにもわかるように、噛み砕き、絵の力で説得力のある内容になっていました。これは本当に素晴らしい絵本です。まさに、「大人が楽しむ絵本」なのかもしれません。

【中3】「大人も絵本を楽しもう!!」(読み聞かせボランティア)

10月27日(木)昼休み、中学3年1組小倉優佳さんと三田莉央奈さんが、10月16日に行われた「はじめよう 読み聞かせボランティア」に参加した報告にきてくれました。

左から、小倉さんと三田さん

 

「はじめよう 読み聞かせボランティア」を企画された「城北小学校 地域コーディネーター」の大久保様から、本校から参加した二人のとても熱心で積極的な姿勢に、講師の先生をはじめ、他の大人の参加者も感銘を受け、大いに刺激を受けたと、感謝のお手紙と写真が学校に届きました。それがきっかけで、本人たちからの報告となりました。

 

二人は、教室の壁に貼ってあった「はじめよう 読み聞かせボランティア」のチラシを見て応募したそうです。二人とも、本が大好きという共通点があり、お互いに読んでいる本のことを話したりしていたので、一緒に参加してみよう、ということになったそうです。

今回の講座は「~大人も絵本を楽しもう!!~」というテーマで、読み合いサークル「こころ」代表で、絵本セラピストの永島典子先生によるワークショップでした。

ところで、「絵本セラピー」という言葉を聞いたことがありますか。絵本は子どもが読むものと思われがちですが、絵本セラピーの対象者は大人です。絵本の読み聞かせやグループディスカッションを通して、自分の本当の望みや意思を見つめ直し、気持ちを前向きにするサポートを行います。また、子どもに読み聞かせをしているつもりでも、知らず知らずに、読んでいる大人の心も癒されることもあるそうです。子どもを含めた「誰かの心を楽にしたい」という願いが、今回の「~大人も絵本を楽しもう!!~」というテーマに込められているのではないかと思いました。

このワークショップでは、まず、「絵本」という言葉から、どんなことが連想されるか、想像を広げます。例えば、こんなふうに‥

そして、グループ内で、それぞれの思いを共有します。人それぞれに違っているのがいいところです。もちろん、正解はありません。

続いて、「絵本の読み合い」を行いました。ここでは、自分が大好きな絵本を持ち寄り、それを使って、読み合いを行いました。

二人も、小さい頃から、読み親しんできたお気に入りの一冊を持参しました。幼稚園の頃から読んでいる絵本だそうです。

読み合いでは、絵本を持つ位置、支え方、めくり方、声の大きさ、読む速さなどを学びました。親子での読み聞かせとは異なり、声色を変えたり、抑揚をつけたりする必要はありません。たんたんと読んでいくことが大切だそうです。

こうした「読み合い」から感じたことをグループで話し合いました。

子どもはよく絵を見ている。絵は感情を表現しているので、最後までしっかり絵を見せる。言葉の力は大きく、子どもに読んでいるつもりでも、大人に届いていたなど、大切なことを学んでいました。

 

コロナ以前は、本校生は小学校に「読み聞かせボランティア」に行っていましたが、ここ数年は途絶えてしまったようです。今回の二人の報告を聞き、また復活できるといいなと思いました。