校長室だより

2021年7月の記事一覧

NEW 警戒度レベル県版2.5「厳重警戒」継続と本校の対応

生徒、保護者、関係者の皆様へ

 

 政府は、7月8日、感染の再拡大に歯止めがかからない東京都に緊急事態宣言を発出し、沖縄県の緊急事態宣言は延長し、期間をともに822日までとしました。東京オリンピックは、開催期間すべてが宣言の時期に含まれることになりました。

また、まん延防止等重点措置については、北海道、愛知県、京都府、兵庫県、福岡県は、711日をもって解除する一方、埼玉県、千葉県、神奈川県と大阪府は、822日まで期間を延長することを決定しました。東京を中心とする首都圏では、感染増加が続いており、再拡大が強く懸念されています。

 

 一方、栃木県でも、78日、対策本部会議が開かれました。本県では、新規感染判明者数や療養者総数はステージ25レベルで下げ止まりの状況が続き、病床使用率は下がりきらずにステージ3レベル、感染経路不明割合50%を超えるステージ3レベルで常態化しています。さらに、市町別にみると、宇都宮市では新規感染者数が高止まりし、クラスターが数多く発生しています。これらのことから、警戒度レベルは県版ステージ2.5「厳重警戒」を維持することとされました。

 まもなく夏休みシーズンを迎えますが、今後は、「夏休みまでに県版ステージ2へ」を目指し、ワクチン接種の推進や、宇都宮市と連携した感染拡大防止対策を行うこととしました。

 79日以降の、警戒度レベル県版ステージ2.5「厳重警戒」における対応(概要)は以下のとおりです。

1 区域:栃木県全域

2 期間:79日(金)から722日(木)

3 実施内容:

(1)県民向け:「緊急事態措置区域及びまん延防止等重点措置区域のある都道府県への不要不急の移動は避ける」、「それ以外の県外・県内の移動・外出も慎重に判断」、「基本的な感染防止対策の徹底(「3密」はもとより「密閉」「密集」「密接」それぞれを徹底回避)」、「5人以上の会食等の自粛」等

(2)事業所向け:業種別ガイドラインの徹底、5人以上の会食の自粛など、感染拡大防止のための適切な取組を要請

(3)県立学校での対応:

 ①引き続き「感染防止対策を徹底」しながら教育活動(部活動を含む)を実施する

 ②特に、部活動に付随する場面(飲食、更衣等)での感染防止対策を徹底する

③緊急事態措置区域及びまん延防止等重点措置区域のある都道府県との不要不急の往来は不可とする

④特に宇都宮市内においては、感染リスクの高い行動を避ける

 

 これを受けて、本校においては、栃木県教育委員会の通知に基づき、日常の検温や健康観察、感染防止策(マスク着用、換気、いわゆる「3密」回避、手指消毒など)を徹底・強化し、教育活動を継続します。

  また、生徒の皆さんに、改めて注意して欲しいこととして、次の点があげられます。

・熱中症対策(水分補給・マイタオル)+「マスクなし=会話しない」

・体調が悪い場合、登校を控える・帰宅する・外出しない

 

 夏休みの各種行事を含め、かけがえのない高校生活を送るために、引き続き「栃高生」としての自覚ある行動を期待します。

 各家庭におかれましても、日々の検温と健康観察、不要不急の外出自粛など、家族全員での感染防止対策の徹底にご理解とご協力をお願いします。

 また、発熱等の風邪症状が見られる場合には、登校せず、まず、かかりつけ医療機関等に「電話相談」をお願いします。かかりつけの医療機関に連絡できない場合は、「受診・ワクチン相談センター(コールセンター)」に連絡をお願いします。

 受診・ワクチン相談センターの連絡先:0570052092(連日、24時間対応)

 

 上記の対応は、今後の状況の変化によって変更する可能性があります。通知や一斉メール、このHP等にてお知らせしますので、最新の情報を随時確認してください。また、不明な点がありましたら、クラス担任等に相談、確認してください。