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2020年9月の記事一覧

食品科学科・総合実習授業風景(微生物)


 前回に続き『総合実習』の授業風景です。
 今回の「微生物」の実習は、『手指の細菌検査』を行いました。
 培地の調整・高圧蒸気殺菌後に、クリーンベンチでシャーレに分注し”平板培地”を作成します。
   

 作成した平板培地に、【水洗いのみ・石けん洗いのみ・石けん洗い+アルコール消毒】をした指を軽く押し付けます。
  

 その後は一定の温度で培養し、2~3日後にどの様に変化しているのかの観察を行います。
 今回の実習では、培地の調整方法や分注の仕方など、基本操作を学習しました。

食品科学科・総合実習授業風景(食化)


 前回に引き続き、『総合実習』の授業風景です。
 今回の「食品化学」の実習は、『中和滴定法』に使用する様々な器具を用いて、基本的な器具の操作方法や薬品の取り扱い方などを学習しました。
   

 『中和滴定法』とは中和反応を利用し、食品中に酸がどれくらい含まれているかなどを調べる実験方法です。
  

 今回は実験操作の練習を行いました。
 次回は”食酢”を試料として実験を行う予定です。

食品科学科・総合実習授業風景( 食製)


 食品科学科2年生『総合実習』の授業は、「食品製造」「食品化学」「微生物」の3分野に分かれ、それぞれの授業で学んだ内容を、実験や実習を通して体験的に学ぶ科目です。

 今回の「食品製造」の実習は、ブルーベリージャム製造を行いました。
 ブルーベリーを砂糖・クエン酸・ペクチンなどと一緒に煮詰めていき、殺菌済みビンに充填(じゅうてん)していきます。
 製造工程の途中では、コップテストや糖度計を使って、煮詰め具合の確認も行います。
   
 
 その後、殺菌・冷却をします。
 今後の実習では、検品・ラベル貼りの実習を行う予定です。