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2021年10月の記事一覧

食品科学科・食品製造【リンゴジャム製造実習】


 「食品製造」の実習で【紅玉】を使用して『リンゴジャム製造』を行いました。
  

 まずは、リンゴの洗浄やカットなどの調整を行いました。
 芯の部分や皮を除去した後に5ミリ幅にカットしていきます。皮などの異物混入をしないように注意を払いながら、また、リンゴの褐変が進まないよう各班で協力して手早く作業を進めていました。
  

 調整後に“クエン酸”や“ペクチン”、“砂糖”などを添加し、アクを丁寧に除去しながら煮詰めていき、殺菌済ビンに手早く充填していきました。
   

 その後、殺菌・冷却を行いました。
  

 今後の実習でラベル貼りの工程を行い、校内販売にむけて製品にしていきます。

食品科学科・総合実習【食品化学】


 前回に引き続き、2年生の「総合実習」の授業風景です。
 今回の「食品化学」では、『中和滴定法』の実験を行いました。
 『中和滴定法』とは中和反応を利用し、食品中に酸がどれくらい含まれているかなどを調べる実験方法です。
 今回は”食酢”を試料としました。
  

 班ごとに手順を確認しながら滴定を行い、どれくらいの酢酸が含まれているかを求めていきました。
   


 今回の実験では、基本的な器具の操作方法や使用する薬品の取り扱い法などを学習しました。

食品科学科・総合実習【微生物利用】


 前回に引き続き、2年生の「総合実習」の授業風景です。
 今回の「微生物利用」では、『納豆菌について』の実験を行いました。
 実験の目的や納豆菌について、培地調整方法の説明を聞いてから、班ごとに実験を開始します。
 はじめに培地の調整・溶解・滅菌の工程を行い、滅菌シャーレに分注し”平板培地”を作成します。
   

 そして平板培地に《納豆菌》や、抗菌作用があると言われている《ワサビ・ショウガ・ニンニク》を”白金耳”と言う器具を使用して塗抹(培地に塗り広げること)しました。
    

 その後は一定の温度で培養し、2~3日後にどのように変化しているかの観察を行います。
 今回の実験では、培地の調整方法や分注の仕方、器具の基本的操作などを学習しました。