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HONDA訪問授業(理系応援プロジェクト)実施
10月22日に希望者を対象にHONDA訪問授業(理系応援プロジェクト)を実施しました。
本田技研工業会社から若手女性エンジニアの方を講師としてお招きし,授業を行って頂きました。
現在どのような仕事に取り組んでいるかだけでなく,これまでの経歴やどのような思いで進路選択をしてきたかなど,多岐にわたるお話を頂き,生徒たちも興味関心をもって講義に聞き入っていました。
生徒からの活発に質問にも丁寧に答えていただき,今後の進路選択の参考となる充実した授業になりました。
創立150周年記念 第27回アーデル基金講演会
令和7年10月17日(金)本校体育館にて創立150周年記念 第27回アーデル基金講演会が行われました。
(アーデルとはドイツ語の「Adel」で気高さ、貴族などの意味があります。)
アーデル基金は宇女高スローガンである「白百合よ貴きを目指せ」から、貴きに憧れる精神を養う目的で設立され、毎年各界から著名な先生をお招きしてご講演いただいております。
今回は国立情報学研究所 社会共有知研究センターのセンター長・教授で一般社団法人教育のための科学研究所の代表理事・所長であられます新井紀子先生に「シン読解力で育む確かな学力」と題してご講演いただきました。
新井先生は2011年から10年間「ロボットは東大に入れるか」というAI研究プロジェクトのリーダーをされており、2017年にはTED(Technology Entertainment Design)でも講演され、23か国語に翻訳、160万人以上に視聴されています。
AIを研究していると「ロボットは人の痛みが分かるようになるの?哲学や恋愛はできるの?」という類の質問を受けることがある。
しかしAIというものは、基本的には3種の計算式から出される答えであり、学習した事は引き出すことができるが、やったことがないことに対する答えを自ら創造したり工夫して導き出すことは出来ない。
また人間と大きく違う点として、「失敗を修正できない」ということもある。AIは人間のように「なぜ、どの点を失敗したか」を理解して反省する能力を持たず、大量のデータからもっともらしく答えらしいものをでっち上げ、こちらが間違いを指摘すると「すみませんでした」とすぐ謝るが更に嘘を重ねて答えてくる。
このようなAIに対して、私たち(AIを使いこなす側)には「読解力」と「嘘を見抜く力(判断力)」が必要とされる。
ここで言う「読解力」とはいわゆる本を読み味わう情緒的なものではなく、「説明文を読み、意味を正しく読み解く能力」である。学生で言えば、「教科書を読んで全て自分で理解できる力」である。
先生の調査によると、この「読解力」は中学3年生までに各個人の中で「このような内容はこう理解することにする」と獲得し決定付けられ、高校生以降はその方法で学習を進めることになる。が、この「読解力」は能力ではなくスキルなので、たとえ大人であっても鍛えることで「正しく読み解く力」は身に付けられる。
質疑応答の時間に、宇女高生からは「どうしたら今からその読解力が身に付くのか」と手が挙がりました。
先生には単元ごとに具体的な例が挙げられ、宇女高生たちは身を乗り出して自分のものにしようと真剣な表情でした。
国際的に最前線で活躍されている先生の「貴き」に触れた生徒たち。
「読解力」と判断力を身に付け、広い世界に羽ばたいていってほしいです。
新井先生、この度は貴重なご講演 ありがとうございました。
先生の主著
「数学は言葉」(東京図書)
「AI vs 教科書が読めない子どもたち」、「AIに負けない子どもを育てる」、「シン読解力」(東洋経済新報社)
創立150周年記念式典・記念演奏会
令和7年10月10日(金)宇都宮市文化会館にて、創立150周年記念式典・記念演奏会が行われました。
御来賓、御招待の方々をはじめ、全生徒、教職員、保護者、卒業生(操会会員)等約1400名の方が参列され、盛大に執り行われました。
午前中は大ホールにて記念式典が行われ、栃木県知事をはじめとし、たくさんの御来賓の方の祝辞を頂戴しました。
約2時間程のお昼の時間は、生徒成果発表会として、小ホールでは「宇女プロ」と称しピアノ演奏や英語スピーチが披露されました。
展示室では8ブースに分かれ、DVD上映(R7年9月に撮影したドローン空撮映像、歴史的映像「宇女高の昔と今」)や、
卒業生によるトークセッション(ガーナで国際ボランティアをしている大学3年生とのオンライン発表と、大先輩お3方との宇女高トーク会)、
宇女高祭の歴代のポスターや、総合的な探究の成果をまとめたポスターを展示するブースもあり、どちらも大盛況で人がいっぱい、歩くのも困難なほどの賑わいでした。
記念演奏会では、指揮の飯森範親氏が率いる群馬交響楽団が、新進気鋭のヴァイオリニスト平野友葵氏と共に素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。群馬交響楽団の中には宇女高OGの方もヴィオラで演奏されていました。
現存する日本最古の女子高、宇都宮女子高校。
創立150周年をこのように盛大に祝うことができ、関係各者の皆様には心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
そしてこれからの宇女高も見守り、折に触れご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
下野新聞社旗争奪第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会栃木県代表決定戦について
9月20日(土)、21日(日)で下野新聞社旗争奪第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会栃木県代表決定戦が行われました。
3年生が引退し、新チームになって初めての大会でした。1回戦の鹿沼商工戦は、2‐0のストレートで勝利し、2日目に進むことができました。2回戦の宇都宮東戦はフルセットの末、1₋2で敗退し、最終予選に進むことができませんでした。悔しい結果となりましたが、チームの課題が見つかったので、次の新人大会に向けてまた頑張っていきたいと思います。応援のほど、よろしくお願いいいたします。
令和7年度 前期終業式
9月26日(金)、前期終業式を行いました。
本校は二学期制となっており、4月から始まった前期は本日までで、4日間の秋季休業(秋休み)ののち、10月1日から後期が始まります。
前期は始業式・入学式から始まって、体育大会・合唱コンクール・宇女高祭(文化祭・体育祭)と様々な行事がありました。勉学はもちろん、部活動や様々な活動で充実した半年間だったかと思います。
終業式に先立って賞状伝達式が行われ、生徒たちの多方面での活躍が披露されました。
テニス部、バドミントン部、陸上競技部、水泳部、百人一首かるた部、書道部、囲碁部、合唱部の総勢34名が登壇し、表彰を受けました。
続く壮行会では陸上部、百人一首かるた部の19名が紹介され、上位大会での活躍への激励がなされました。
更なる活躍を期待しています!
終業式では校長先生から「夢を持つこと」のお話がありました。
大リーガーの二刀流、大谷選手は高校生の時に恩師の勧めで「マンダラチャート」というものを作成していたそうです。3×3のマスを書き、中央に大きな目標を書き、周囲に大きな目標を達成するための8つの中くらいの目標、さらにその周囲に中くらいの目標を達成するための小さな目標を書く、というものです。
夢と目標を持ち、計画的に小さな目標を達成していく。それを実行できるのが才能なのではないか。
前期の様々な行事はみんなと一緒に盛り上げ、凄まじいエネルギーを放っていたが、自分のことはどうか?自分と向き合い、見つめ直す秋休みとしてほしい、とのことでした。
校長先生が引用された、吉田松陰の格言
【夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に夢なき者に成功なし。】
校歌と礎の歌声を体育館に響かせました。
再来週に控えた150周年記念式典では、文化会館で披露します
朝晩は涼しくなり、実りの秋になりました。
秋休み明けからの後期、更に学校生活を成熟させていきましょう!
令和7年度 栃木県高等学校新人テニス大会個人戦結果について
9月20日(土)、21日(日)両日、個人戦を戦ってきました。
2年の渡邉が準優勝、同じく伊藤が第3位、ダブルスは、その渡邉・伊藤組が優勝と好結果を残してくれました。日々の絶え間ない努力の成果が花開いた感じです。
この後、関東選抜大会に向けて団体戦を戦います。昨年度に続き連続出場がかかっています。2位以内で出場となりますが、優勝目指して頑張りたいと思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いします。
宇女高祭 2025体育祭
宇女高祭は,文化祭とその1週間後に行われる体育祭を合わせて「宇女高祭」と呼んでいます。
9月7日(月),宇女高祭後半戦である体育祭が行われました。
体育祭は,各年次縦割りで7色に色分けされ,競い合います。今年度は年度初めの抽選の結果,
1組:緑 2組:紫 3組:黄 4組:白 5組:桃 6組:赤 7組:青
となっています。クラスTシャツの色も,これに準じています。
午前中は,開会式,学年種目である「台風の目(2年)」「棒取り(1年)」「2人3脚ムカデリレー」
「玉入れ」「応援綱引き」が行われました。
午後の競技では,「応援合戦」「部活動対抗リレー」「借り人競走」「色別対抗リレー」が行われました。特に,各組有志による応援合戦ではどの組も趣向をこらし,素晴らしい応援を披露してくれました。
部活動対抗リレーではそれぞれの部活動が自分たちでバトンを用意し,個性豊かに走り抜けていきました。
大盛り上がりの中全競技が終了し,結果発表。各順位は以下のようになりました。
総合順位 優勝:赤組 準優勝:紫組 第3位:黄組
応援合戦 優勝:赤組 準優勝:緑組 第3位:白組
どの組も全力で頑張りました。お疲れさまでした!
令和7年バスケットボール部夏休みの活動報告(練習試合・遠征)
練習日13日、練習試合・遠征11日、オフ13日
ご協力いただきました関係高校の皆さま、本当にありがとうございました。
今年は、初めて山形商業高校様に遠征させていただき、強豪校のレベルの高さを肌で感じることができました。選手それぞれが考えて行動し、自分の課題と向きあうことができた充実した夏となりました。
また本校には、国民スポーツ大会少年女子チームの選手もおり、遠征続きのハードな日程を乗り切って、栃木県代表として大いに活躍してくれました。
宇女高バスケットボール部は練習と休みのメリハリを大切にしています。練習や試合の際にはバスケットボールの技術向上、体力やメンタルの強化、休みの日には勉強と心身のリフレッシュ、家族との時間など一日も無駄にすることなく学校生活を送っています。
これから始まる栃木県U18リーグ戦(9月20日〜)、ウィンターカップ予選(10月25〜)に向けて全員で協力して練習に取り組んでいきます。
引き続きの応援をよろしくお願いします。
試合遠征等の記録
7月19日(土)A M練習試合 宇女高vs姿川中学 陽東中学
7月21日(月)A M高校生向け審判講習会補助員
7月25日(金)A M 合同練習 宇都宮東高校
7月29日(火)A M 合同練習 宇都宮商業高校
7月31日(木)A M 練習試合 宇女高vs宇都宮北高校
8月2日(土)A M 練習試合 宇女高vs宇都宮清凌高校
8月3日(日)A M 練習試合 宇女高vs那須拓楊高校
8月4日(月)山梨遠征 日川高校 甲府昭和高校(山梨4位)
8月5日(火)山梨遠征 吉田高校 甲府昭和高校 伊那西高校 甲府商業高校 富士北稜高校
8月8日(金)A M 練習試合 宇女高vs小山高校
8月13日(水)山形遠征 山形商業高校 山形中央高校(山形1位) 上山明新館高校 羽黒高校
8月14日(木)山形遠征 山形商業高校 福島西高校(福島3位) 仙台育英高校
8月16日(土)~17日(日)終日 国民スポーツ大会 関東ブロック予選会 群馬県開催
8月23日(土)終日 練習試合 宇女高vs小山城南高校 壬生高校
8月24日(日)A M 練習試合 宇女高vs宇都宮北高校 宇都宮白楊高校
8月25日(月)学校始業
山形商業高校(山形遠征) 吉田高校(山梨遠征)
宇女高祭 文化祭2日目(一般公開)
8月30日(土)に文化祭2日目となる一般公開が行われました。
今年の宇女高祭テーマは、『#UJK万博 ~150年の歴史と共に~』です。
各団体が知恵を出し合い、個性あふれる企画を計画して来場者の皆様をお迎えしました。
各部活動の展示では、体育館・明鏡寮ホール・各教室での発表や企画、各部活動の体験ができるコーナーが設けられ、日頃の成果を皆様にお披露目する良い機会となりました。
クラス展示では、1年次は縁日を、2年次はお化け屋敷等アトラクションを運営しました。3年次は万博を意識し、それぞれのクラスが各国のテーマに沿った飲食販売店を運営しました。来場者投票の結果、3年次の最優秀展示に選ばれたのは3年2組『数学者の晩餐』、ギリシャをモチーフにした数学者たちが集うカフェを運営し、おもてなししました。
最後には体育館での閉会行事が執り行われ、今年の宇女高祭(文化祭)もお陰様で大盛況に終わりました。
今年度も非常に暑い中、多くのお客様にご来場いただきました。ありがとうございました。
卒業生との座談会
後期課外4日目である8月21日(木)の午後、9名の本校OGを招いて在校生との座談会を行いました。
前半は各OGの高校生活や大学の生活についてを、文理関係なくお話ししていただきました。
1年生はこれから文理選択を決定することから、幅広く話を聞くことができ参考になったようです。
後半は文系・理系に分かれて、高校での学習や大学の研究分野について、前半の時間よりもより詳しくお話ししていただき、個別相談にも対応していただきました。
前半の時間よりも、より焦点を当てた内容となり、学部の詳しい話を聞いたりや志望する大学の先輩からの励ましを受けたりすることで、今後の学習へのモチベーションが上がったなどの感想があがっていました。
進路目標を達成し、充実した大学生活を送っているOGのお話をきくことができ、在校生にとって刺激となる大変有意義な機会となりました。
<前半(全体会)>
<後半(分科会)>
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