2015年12月の記事一覧

NTT東日本によるサイエンスワークショップ


 今年も、1年生を対象にNTT東日本さんに来ていただき
 サイエンスワークショップを開催しました。
 光回線を使ったサービスやWi-Fiについての説明、光ケーブル
 の融着接続とメタルケーブルの接続を体験しました。
 ケーブルの接続は普段体験することはないので、貴重な経験
 をさせていただきました。ありがとうございました。
 
  
  

3年生 バイオリン発表会

 3年生、音楽を選択している生徒の、恒例バイオリン発表会を授業中に
行いました。校長先生や学年主任、そのた多くの先生方が参加して、美しい
バイオリンの音色に酔いしれました。 楽しい発表会でした。
 
 

太陽電池でLED照明を点灯(エネルギーの地産地消)

 校長室は日当たりが良く、冬でも日中は天気が良ければ、暖房も照明も必要
ありません。ただし、パソコンで仕事をする時は、画面が見づらくカーテンを引く
ことになります。すると暗くなって、蛍光灯をつけてしまいます。こんな時、LED
の補助照明を利用して、蛍光灯を消して省エネに貢献しています。電池に充電
していますので、暗くなっても問題なく利用できます。災害時、停電しても、補助
照明にもなります。このような取り組みの積み重ねで、宇都宮清陵高校は、電気
使用量を低く抑えています。

 使っているLED照明は、屋外用の照明を流用した物で交流100Vで動作します。
バッテリーは直流12Vです。そこで直流12Vを交流100Vに変換する装置を使って
います。
 何となく複雑ですが、これも科学技術リテラーシー教育から派生した取り組みです。
 
  手元も照らす照明としてLEDを利用            バッテリーと自作変換装置

宇清高LED化計画

 1年生対象の本校独自の教科 科学技術A でLEDライト の製作実習
を10年近く前から実施しています。 白色に光るLEDは、3V程度の電圧
を加えてはじめて光ります。1.5Vの乾電池1本で点灯させるライトを本校
で設計し実習で製作しています。

 LEDは長寿命で、大変省エネルギーな照明です。照明をLED化できないか
検討している最中の11月26日の新聞に、「2020年度をめどに蛍光灯の
製造を禁止する」との記事が新聞の一面を飾り、大変驚きました。

 予算が許す範囲で、今後蛍光灯が切れるて交換する場合、少しずつLED
照明に切り替えてゆく 長期計画 が、朝の打ち合わせで事務長から発表さ
れました。

 普段省エネに努力している職員から久しぶりに、「明るいニュースだ」と、省エネ
の議論で盛り上がりました。やはり、これからの世の中をより良く生きるためには、
科学技術リテラシー教育は重要であることも再確認しました。
  
写真は 自作のLEDライトです。室内の蛍光灯を消して、机の上を照らす
部分照明として実験的にはじめています。太陽光発電でためた電気を使っ
て 校長室のLEDライトを点灯する ことも現在計画しています。校長室
は明るい未来の宇清高のための実験室になっています。