日誌

進路関係

進路室コラム10

2学期始まる

人生最短(と思われる)の夏休み、
1学期中に体にかかった負担を
少しは軽減することはできたでしょうか
(完全リフレッシュできたことが一番の理想ですが)。
いつもより長い2学期になります。
ペース配分に気をつけていきたいものです。

久しぶりに読書案内をします。
「新型コロナウイルスを制圧する
 ーウイルス学教授が説く、その「正体」ー」
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163912325

新型コロナウイルス感染症のニュースを
聞かない日はありません。
ネットメディアにはときに
人々を煽るような表現をみかけます。
専門家はエビデンスを用いて
記者会見で状況を伝えようとしています。

この専門家は
報道等で聞いた覚えがなかったので、
休み中に読んでみました。
「ウイルスは人を選ばない」
「新型コロナウイルスに感染したとしても、
それを後ろめたく思う必要も謝る必要もない」
「感染者を追いつめる社会は、自分の首を締める社会である」
「人も動物も植物もウイルスもみな同等。
人間目線で物事を見るのではなく、
ウイルスを地球上の一つの要素として理解していくことが重要」

もしお知り合いの方で罹患され、
治癒して戻ってこられたときには
「治ってよかったね」と言ってあげてください。

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大学入試情報

大学入試におけるコロナ対応について
文部科学省のWebページに
サイトができましたので
ご紹介します。

「令和3年度大学入学者選抜での新型コロナウイルス感染症対策に伴う各大学等の試験期日及び試験実施上の配慮等の対応状況について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/koudai/detail/mext_00060.html
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進路室コラム9

藤井聡太新棋聖・渡辺明二冠(棋王、王将)に学ぶ

7月16日(木)、
将棋の藤井聡太七段が
史上最年少でタイトルを獲得しました。
COVID-19関連のニュースばかりが
多く流れている最近では
positive impact を与えてくれました。

後日、
朝日新聞の社説に
「感想戦」について取り上げられていました。
将棋を指す方であればご存じかと思いますが、
対局が終了した後、
対局者同士が
第1手から最終手までを再現しながら途中、
「この場面で違う手を指していたら、その後どうなっただろう」
とか
「もっと良い指し手はないだろうか」と考えたり、
意見を述べ合ったりします。
敗れた渡辺前棋聖は
藤井七段より19歳上ですが、
丁寧な言葉遣いで
意見を請うていたそうです。

この「感想戦」の中に、
矢東生に求めたい学びを感じました。
先日、期末テストが終わり、
3年生に答案を返しました。
私が出題した問題の出来は
はかばかしくありませんでした。
テストの種類によって温度差はありますが、
問題を作るときは
勝負!と思って内容を考えています
(誤解のないよう断っておきますが、
他のスタッフに意見を求めて
自分を相対化するプロセスは経ています)。

テストが返された後で見直しをしなければ
テストの意味がありません。
この見直し作業で
「感想戦」ができればいいな、
と望んでいます。
たまに生徒の解答の中に、
「うまい考え方するな~」と
唸りたくなるものもあります。
それは私自身の学びにもなります。
そのような時は誰かに伝えたくなって
教科内で情報をシェアします。

「感想戦」は
友達同士でもできることです。
テストされるという同じ立場だから
わかる、共感することもあるでしょう。
苦手な子が得意な子に教わることで
得られることもあると思います。

藤井聡太棋聖、17歳(まもなく18歳)。
矢東生と同世代。
あなたの心掛け次第です。
私は渡辺二冠を見習いたい。

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保護者進路説明会(1・2年生対象)

よろしくお願いいたします
例年、
5月下旬から6月上旬にかけて行っている
学年毎の保護者進路説明会ですが、
今年は
新型コロナウイルス感染症の影響で
延期しておりました。

先週後半に
各学年とも実施することができました。
(1年:7月9日(木)、2年:7月10日(金))
1年生の保護者の皆様には
パソコントラブルで
円滑な進行に支障をきたしまして
大変申し訳ございませんでした。
2年生の保護者の皆様には
遠隔配信にご協力いただきまして
ありがとうございました。



入試改革元年と
新型コロナウイルス感染症の影響が
重なってしまった今年度。
お子様方は
まだ受験の当事者ではありませんが、
来年再来年を見据えて、
今から備えをしておくとよろしいかと存じます。

新しい情報は
HPを通じてお伝えしていきます。
その他にも
進路行事報告等
このページで行っていますので、
お時間のあるときに
確認していただけると幸いです。
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進路資料解説

歴史に学べ
先週から今週にかけて
各学年の集会で
昨年度3年生の受験の振り返りと
今年度入試の概要確認を行いました。

同じ時期に私は
「失敗の本質-日本軍の組織論的研究」(中公文庫)
という本を読んでいました。
裏表紙に
以下のような紹介文が書かれています。

「大東亜戦争における諸作戦の失敗を、
組織としての日本軍の失敗ととらえ直し、
これを現代の組織一般にとっての教訓あるいは
反面教師として活用することをねらいとした本書は、
学際的な協同作業による、
戦史の初の社会科学的分析である。」

進路資料が歴史書に見えてしまいました。
在校生諸君、
卒業生の叫びを
どのように受けとめますか。
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