日誌

進路関係

進路室コラム

始動2024

桜が咲き、テストも終わり、

授業が始まりました。

テストを返した際、

受験勉強を

リテラシー・コンピテンシーの視点で捉えることを話しました。

 

先週の木曜日には外部講師を招いて

3年生にエールを送ってもらいました。

いざ、最後まで走り抜きましょう。

 

今春就職した卒業生は次のように述べています。

「この経験は就活で役に立つ」

 

 

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進路室コラム

ぎりぎり間に合いました

先週の入学式の日には

それほど開いていなかった矢東の桜。

昨日のどしゃ降りが花散らしの雨になってしまったかと

思いましたが、

その分、今朝の空気がきれいで

すがすがしく桜を眺めることができました。

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進路室コラム

2024年度入試終了

今年度の入試シーズンが終わりました。

生徒が目標達成に向けて勉強することは当然ですが、

私も勉強になりました。

 
帰国子女入試に挑戦した生徒、

秋入試で内定をいただき、入学前課題に取り組む過程で大学から厳しく指導された生徒、

入学当初から東大を目指して勉強を重ね、いざ勝負と挑んで、その壁に跳ね返されて涙した生徒、

学校推薦型選抜で不合格、国公立大学前期試験でも不合格、中期試験と後期試験で最後W合格をゲットして破顔一笑した生徒、

保護者と担任それぞれから喝を入れられ、捲土重来を期してあと1年勉強する生徒、

 
いろいろな生徒がおりました。指導に関わってくださった皆様に感謝申し上げます。

併せて、全ての3年生に、受験勉強の過程を通じて、

合否結果は抜きにして「人として成長できたな」と実感してもらえるとありがたいです。

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進路室コラム

贅沢な時間

久々のコラムです。

現在私立大学の個別試験が真っ盛りです。

今月下旬には国公立大学の前期試験、

来月には同中期試験、後期試験と続きます。

3年生は自分の受験校で課される科目を

必死に勉強しています。

自分の答案を添削してもらう光景も見られます。

 

この時間って、とてもリッチなものだと思うのです。

その科目だけに集中した勉強なんて、

めったにやらないし、できることでもありません。

家の人や学校の先生も応援してくれます。

大学受験を経験した大人の人たちに聞きたいのですが、

その後、これに類する経験はありましたか。

 

また、この時期は

教員の教科指導力を鍛えるのにも良い季節だと考えています。

予備校が速報でWebにアップする問題を見て

「この問題、おもしろいな~」と感じたり、

生徒に質問される問題を解いたり。

先日生徒が持ってきた問題も印象に残っています。

「半径1の円に内接する三角形について、3辺の長さの和の最大値は   である」

(出典:2022年度青山学院大学経済学部)

問題はシンプルでわかりやすいのですが、

文系学部でこれを聞くんだ、と少しうなりました。

 

偶然の出会いを楽しんでいる今時期です。

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大学入学共通テスト

4年ぶり

1月13日(土)、14日(日)の2日間、

大学入学共通テストが全国各地で行われました。

今年はコロナの分類が変更されたので、

以前のような受験生応援の風景が戻りました。

この後、個別試験が控えていますが、

最後までやり抜いてほしいと思います。

 

  朝の応援風景

 植え込みに見つけた新芽

 

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専門知への誘い

大学出張講義

10月20日(金)の午後、

1・2年生を対象に

大学出張講義を実施しました。

今回講義をいただいた大学とテーマは以下の通りです

(括弧内がテーマ)。

岩手大学(獣医)、東北大学(地学)、東北学院大学(地域政策)、宮城学院女子大学(商学)、

宇都宮大学(農学)、国際医療福祉大学(言語聴覚)、帝京大学(工学)、埼玉大学(教育)、

女子栄養大学(栄養)、東邦大学(薬学)、専修大学(経営)、和光大学(比較文化)、山梨県立大学(教育)

生徒にとって刺激になったのと同時に、

一緒に聴講する私たち教員も

知識のアップデートをすることができました。

お忙しいところ、お時間を割いていただき、

どうもありがとうございました。

 

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高校1年保護者進路説明会・講演会

やりたいことが見つからない人、迷っている人ほど勉強しましょう

9月30日(土)、

高校1年の保護者を対象にした講演会を実施しました。

進路からは

学年集会で話した内容の共有と

GSTの結果報告をしました。

それに続く外部講師による講演会では、

  高校1年生の今、考えてほしいこと

  今すぐやってほしいこと

  進路の決め方

この3点をテーマに

示唆に富む話をしていただきました。

 

まだまだのびしろがたくさんある1年生。

保護者の皆様のご支援を

どうぞよろしくお願いいたします。

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リーダーシップ入門

目標設定・共有、率先垂範、相互支援

9月28日(木)午後、

職業人による進路講演会を実施しました。

講師は共立女子大学ビジネス学部の岩城奈津先生で、

タイトルは

「高校生のためのリーダーシップ開発ー自分らしくチームで力を発揮するためにー」

です。

とかくリーダーシップとは

組織や集団の長だけが発揮するものと思われがちです。

しかし、現代のリーダーシップは

「権限がなくても全員が発揮する」ものと考えられています。

 

タイトルの文言は、

リーダーシップの最小3要素とのことです。

目標設定・共有:チーム全体が同じ目標を持つように働きかける

率先垂範:自ら行動を起こし、チームを率いる

相互支援:チームメンバーが行動しやすい環境をつくる

 

新しい理論の入口の部分を語っていただき、あっという間の70分でした。

生徒には日頃の学習や部活動、ボランティア活動等で

意識してほしいと思います。

岩城先生、どうもありがとうございました。

  

 

 

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進路室コラム

ちょっとしたこと

夏休み中、あるスーパーマーケットに行ったときのこと。

駐車場に車をとめている最中、どしゃぶりの雨。

通り雨だろうと思って

しばらく車の中で様子をみていました。

 

買い物を終えたお客さんたちは

小走りで自分の車に向かいます。

そこへ2人の店員さんが登場。

カッパを着て傘を持っています。

荷物を持つお客さんに傘をさしてあげて

車まで付き添って行ってました。

ひとり送り届けたら、戻ってきて次の人へ。

一方の手に荷物を持ち、

もう一方の腕で子どもを抱きかかえる母親には

うれしいサポートだと思います。

心温まる光景でした。

 

たいしたことではないかもしれないけど、たいしたことです。

 

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進路室コラム

手の次は脚

本校も夏休みに入り、

生徒は自分で1日24時間をコーディネートして

自律的に学習する季節になりました。

 

生徒の中には

オープンキャンパスへ出かけて

本物を見てくる者もいるでしょう。

私も先日、

都内のある大学で行われた教員向け説明会に

参加してきました。

 

JRと地下鉄で移動したのですが、

そこで目にした風景。

それは、

膝をひらいて座る乗客の多いこと。

男も女も関係ありません。

膝をとじていれば、

横幅もコンパクトに座ることができるし、

身の安全を確保することにもなるでしょうに。

それとも私、気にしすぎでしょうか。 

 

高校生のみなさん、

昔のTVCMではありませんけど、

「出かけるときは忘れずに。」

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進路室コラム

追撃の狼煙

期末テストと校外模試が終わり、

生徒は合唱コンクールの練習を本格化させました。

 

前回のコラムで

試験監督中の人間観察の話をしました。

担任から話があったかどうかはわかりませんが、

今回監督したクラスの生徒は

そのほとんどが両手でテスト用紙を受け取っていました。

一部の生徒は

「ありがとうございます。」の言葉も添えていました。

やればできるじゃん!

 

また、

この時期は

多くの3年生が部活動を引退する時期でもあります。

写真は放課後の課外の様子です。

引退した3年生が合流してきました。

ここから追って、

来年差し切りますよ。

3年間で培った底力を見せてやるがいい。

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進路室コラム

片手と両手

先日読んでいた本の中に

こんな一節がありました;

 

「喧噪から一歩退いて、裏通りに入ると、

密集しているのに信じられないほどゆったりした時間が流れている。

その一角で現地のひとたちとの仕事は始まった。

その静けさのなかで、ふと眼についたものがある。

働いているひとたちの手もとだ。

ひとりはそっと両手で受話器を戻す。

別のひとりがそっと両手でマイクロフォンをテーブルに置き、これから始まる会議を待つ。

その横から、漆黒のコーヒーをたたえたカップがそっと両手で差しだされる。

ああ、なんと物静かな手つき。」

(出典:「大事なものは見えにくい」 鷲田清一著 角川ソフィア文庫)

 

なぜこれを取り上げたか。

先月の中間テストの際、ちょっとひっかかったことがあったからです。

それは

配布した問題を受け取る最前席の生徒の仕草。

「ありがとうございます」と言葉を添えて、両手で受け取る生徒もいれば、

緊張しているせいか、仏頂面をして片手で受け取る生徒もいる。

表情はともかく、

その受け取り方ってどうなんだろう、と考えてしまいました。

片手での受け取りは、他の職員も指摘しています。

みなさんはどのように思われますか。

 

来週は期末テスト。

試験監督しながら人間ウォッチング。

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1年保護者進路説明会

次回は落ち着いて話したいと思います

6月1日(木)午後、

1年保護者進路説明会を実施しました。

3年間の見通しや

現在取り組んでいるGSTについて

概要を説明しました。

 

ただ、

時間が押してしまったため、

話を巻かざるを得なくなってしまいました。

申し訳ございませんでした。

それでも講演終了時に拍手を送っていただいたり、

解散後に個別に話を聴きに来られた方もいて、

大変ありがたかったです。

次回はアセスメントのデータもお見せしながら、

GSTについてもう少し詳しく話したいと考えています。

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2年保護者進路説明会

8割

この数字、何の数字だと思いますか。

共通テストでこの位の点数がとれるといいですね。

だいぶ可能性が広がるんですけど・・・

 

この数字、

保護者の出席率です。

5月17日(水)午後に実施しました。

3年生だと入試が間近ということで、

例年多くの保護者の皆様に話を聞いていただいています

(3年保護者会の報告についてはこの前の記事をご覧下さい)。

2年生は

特筆する大きな動きがあまりないのですが、

多くの保護者の皆様に関心を持って出席していただいたことは

たいへんありがたいことです。

引き続き、

「その辺には落ちていない話」が提供できるように

リテラシーを高めたいと思います。

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3年保護者進路説明会・講演会

人間の成長が感じられる受験勉強でありたい

5月1日(月)午後、

3年保護者進路説明会・講演会を実施しました。

出席率が8割近くという関心の高さでした。

お時間をいただき、

どうもありがとうございました。

「合格不合格のみに焦点を当てる話はやめてください。

途中の過程を通じて汎用的な力も身につける生活を送って下さい。」

生徒にも保護者にも言っていることです。

 

毎年この時期、

テストのデータや

リテラシー・コンピテンシーのアセスメントの結果、

生徒の自由記述を読み返して

昨年度の指導の振り返りをしております。

卒業生のこんなコメントがありました。

 

「私はこれまでの人生で努力をしたと胸を張って言えることはありませんでしたが、今回の受験に向けての日々や結果は、努力したと自信を持てるものになりました。」

「本番までどれだけ頑張れたかで、終わった後の達成感や自分の中での納得度合いが変わると思います。」

「受験を通して家族、先生、友人のありがたさを実感しました。」

 

これですよ、3年生にゲットしてほしいのは。

点数にはならないけれど、

まちがいなく卒業後、

あなたの支えになりますから。

 

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令和5年度始動

最後のブースター

令和5年度が本格始動しました。

今年度も進路室HPを

どうぞよろしくお願いいたします。

 

4月13日(木)、

外部講師を招いて

高校3年生対象の進路講演会を実施しました。

昨年度の2学期末に1度、

受験生への切り替えを促す講演会を実施しました。

それによって

受験に向けて自律的に動き始めた生徒もいますが、

これからエンジンをかける生徒もいるので、

今回新しい情報も交えて

2度目の講演会を行った次第です。

 

以前の記事で

卒業生の顔つきの話をしました。

3年生の表情がどのように変わるのか楽しみです。

 

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卒業生の皆様へ

今年も咲きました

 

 

 

 

 

 

2023年度入試が終わりました。

先日、ある卒業生と話をする中で

「○○君はどうしましたか。」

と後輩を気遣う質問をされました。

たまたま一緒に撮った写真を持っていたので見せたところ、

「あんなに小さかったのに、大きくなりましたね。」と

附属中の頃を回想しながら、しみじみ語っておりました。

もしキャンパスで今春の卒業生に会うことがありましたら、

よろしくお願いいたします。

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卒業生と話して思いました

自らを追い込んで学んだ者は顔つきが違う

先日OBOG講演会の報告をアップしたところですが、

それとは別に

この時期は

多くの卒業生が

春休みを利用して訪ねてきます。

彼らの話を聴くことは、

持っている情報の更新になりますし、

元気をもらえたりします。

 

その中からある2名の卒業生に共通して感じたことを話します。

1人は医学部に通う学生、

もう1人は1年多く受験勉強に励んだ卒業生。

両名とも顔つきが精悍になり、

自信をもって話をしていました。

 

医学部の学生からは

とにかく覚えることが多い、

テキストが難解で頭に入ってこない等

大変な様子を聴きました。

でも学びが蓄積されていくと、

過去の学びで理解に苦しんだところがどんどん繋がり、

わかった!という手応えが得られたとのことです。

 

浪人生は、

計画を立てることの重要性と

粘りの根性が必須であることを説いていました。

それと

「感謝、素直、自立」の気持ちが大切であると話していました。

現役時代苦手にしていた数学は、

当時の教科担任の話をきちんと受け止め、

1年間毎日取り組んだ結果、

共通テスト本番で昨年の2倍超の点数をとることができたと

喜んでいました。

今度、数学検定に挑戦したいとも語っていました。

 

こうも人は変わるんですね。

嬉しい報告のおすそわけでした。 

 

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卒業式を終えて

つらかったのは生徒だけではない

令和4年度も残り1ヶ月。

去る3月1日に卒業式が行われました。

卒業といっても

次の進路が確定していない生徒は

国公立大学後期試験に向けて

今日も登校して勉強しています。

このもうひと踏ん張りが

大学に入ってからの、

そして社会人になってからのGRITにつながります。

 

高校入学時点からコロナで制約の多い学校生活を送った生徒達については

報道等でたくさん取り上げられていますが、

しんどかったのは生徒だけではありません。

保護者もまた然り。

卒業式後、

例年と比べて多くの保護者から個別にお声かけをいただきました。

話の内容から、

この日が迎えられたことに安堵している様子がうかがえました。

 

ニュースではあまり取り上げられませんが、

全国の高校3年生の保護者の皆様の労苦と学校への協力に

敬意と感謝の念をお伝えしたく存じます。

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