日誌

進路関係

進路室コラム

始動2024

桜が咲き、テストも終わり、

授業が始まりました。

テストを返した際、

受験勉強を

リテラシー・コンピテンシーの視点で捉えることを話しました。

 

先週の木曜日には外部講師を招いて

3年生にエールを送ってもらいました。

いざ、最後まで走り抜きましょう。

 

今春就職した卒業生は次のように述べています。

「この経験は就活で役に立つ」

 

 

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進路室コラム

ぎりぎり間に合いました

先週の入学式の日には

それほど開いていなかった矢東の桜。

昨日のどしゃ降りが花散らしの雨になってしまったかと

思いましたが、

その分、今朝の空気がきれいで

すがすがしく桜を眺めることができました。

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進路室コラム

2024年度入試終了

今年度の入試シーズンが終わりました。

生徒が目標達成に向けて勉強することは当然ですが、

私も勉強になりました。

 
帰国子女入試に挑戦した生徒、

秋入試で内定をいただき、入学前課題に取り組む過程で大学から厳しく指導された生徒、

入学当初から東大を目指して勉強を重ね、いざ勝負と挑んで、その壁に跳ね返されて涙した生徒、

学校推薦型選抜で不合格、国公立大学前期試験でも不合格、中期試験と後期試験で最後W合格をゲットして破顔一笑した生徒、

保護者と担任それぞれから喝を入れられ、捲土重来を期してあと1年勉強する生徒、

 
いろいろな生徒がおりました。指導に関わってくださった皆様に感謝申し上げます。

併せて、全ての3年生に、受験勉強の過程を通じて、

合否結果は抜きにして「人として成長できたな」と実感してもらえるとありがたいです。

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進路室コラム

贅沢な時間

久々のコラムです。

現在私立大学の個別試験が真っ盛りです。

今月下旬には国公立大学の前期試験、

来月には同中期試験、後期試験と続きます。

3年生は自分の受験校で課される科目を

必死に勉強しています。

自分の答案を添削してもらう光景も見られます。

 

この時間って、とてもリッチなものだと思うのです。

その科目だけに集中した勉強なんて、

めったにやらないし、できることでもありません。

家の人や学校の先生も応援してくれます。

大学受験を経験した大人の人たちに聞きたいのですが、

その後、これに類する経験はありましたか。

 

また、この時期は

教員の教科指導力を鍛えるのにも良い季節だと考えています。

予備校が速報でWebにアップする問題を見て

「この問題、おもしろいな~」と感じたり、

生徒に質問される問題を解いたり。

先日生徒が持ってきた問題も印象に残っています。

「半径1の円に内接する三角形について、3辺の長さの和の最大値は   である」

(出典:2022年度青山学院大学経済学部)

問題はシンプルでわかりやすいのですが、

文系学部でこれを聞くんだ、と少しうなりました。

 

偶然の出会いを楽しんでいる今時期です。

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大学入学共通テスト

4年ぶり

1月13日(土)、14日(日)の2日間、

大学入学共通テストが全国各地で行われました。

今年はコロナの分類が変更されたので、

以前のような受験生応援の風景が戻りました。

この後、個別試験が控えていますが、

最後までやり抜いてほしいと思います。

 

  朝の応援風景

 植え込みに見つけた新芽

 

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専門知への誘い

大学出張講義

10月20日(金)の午後、

1・2年生を対象に

大学出張講義を実施しました。

今回講義をいただいた大学とテーマは以下の通りです

(括弧内がテーマ)。

岩手大学(獣医)、東北大学(地学)、東北学院大学(地域政策)、宮城学院女子大学(商学)、

宇都宮大学(農学)、国際医療福祉大学(言語聴覚)、帝京大学(工学)、埼玉大学(教育)、

女子栄養大学(栄養)、東邦大学(薬学)、専修大学(経営)、和光大学(比較文化)、山梨県立大学(教育)

生徒にとって刺激になったのと同時に、

一緒に聴講する私たち教員も

知識のアップデートをすることができました。

お忙しいところ、お時間を割いていただき、

どうもありがとうございました。

 

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高校1年保護者進路説明会・講演会

やりたいことが見つからない人、迷っている人ほど勉強しましょう

9月30日(土)、

高校1年の保護者を対象にした講演会を実施しました。

進路からは

学年集会で話した内容の共有と

GSTの結果報告をしました。

それに続く外部講師による講演会では、

  高校1年生の今、考えてほしいこと

  今すぐやってほしいこと

  進路の決め方

この3点をテーマに

示唆に富む話をしていただきました。

 

まだまだのびしろがたくさんある1年生。

保護者の皆様のご支援を

どうぞよろしくお願いいたします。

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リーダーシップ入門

目標設定・共有、率先垂範、相互支援

9月28日(木)午後、

職業人による進路講演会を実施しました。

講師は共立女子大学ビジネス学部の岩城奈津先生で、

タイトルは

「高校生のためのリーダーシップ開発ー自分らしくチームで力を発揮するためにー」

です。

とかくリーダーシップとは

組織や集団の長だけが発揮するものと思われがちです。

しかし、現代のリーダーシップは

「権限がなくても全員が発揮する」ものと考えられています。

 

タイトルの文言は、

リーダーシップの最小3要素とのことです。

目標設定・共有:チーム全体が同じ目標を持つように働きかける

率先垂範:自ら行動を起こし、チームを率いる

相互支援:チームメンバーが行動しやすい環境をつくる

 

新しい理論の入口の部分を語っていただき、あっという間の70分でした。

生徒には日頃の学習や部活動、ボランティア活動等で

意識してほしいと思います。

岩城先生、どうもありがとうございました。

  

 

 

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進路室コラム

ちょっとしたこと

夏休み中、あるスーパーマーケットに行ったときのこと。

駐車場に車をとめている最中、どしゃぶりの雨。

通り雨だろうと思って

しばらく車の中で様子をみていました。

 

買い物を終えたお客さんたちは

小走りで自分の車に向かいます。

そこへ2人の店員さんが登場。

カッパを着て傘を持っています。

荷物を持つお客さんに傘をさしてあげて

車まで付き添って行ってました。

ひとり送り届けたら、戻ってきて次の人へ。

一方の手に荷物を持ち、

もう一方の腕で子どもを抱きかかえる母親には

うれしいサポートだと思います。

心温まる光景でした。

 

たいしたことではないかもしれないけど、たいしたことです。

 

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進路室コラム

手の次は脚

本校も夏休みに入り、

生徒は自分で1日24時間をコーディネートして

自律的に学習する季節になりました。

 

生徒の中には

オープンキャンパスへ出かけて

本物を見てくる者もいるでしょう。

私も先日、

都内のある大学で行われた教員向け説明会に

参加してきました。

 

JRと地下鉄で移動したのですが、

そこで目にした風景。

それは、

膝をひらいて座る乗客の多いこと。

男も女も関係ありません。

膝をとじていれば、

横幅もコンパクトに座ることができるし、

身の安全を確保することにもなるでしょうに。

それとも私、気にしすぎでしょうか。 

 

高校生のみなさん、

昔のTVCMではありませんけど、

「出かけるときは忘れずに。」

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進路室コラム

追撃の狼煙

期末テストと校外模試が終わり、

生徒は合唱コンクールの練習を本格化させました。

 

前回のコラムで

試験監督中の人間観察の話をしました。

担任から話があったかどうかはわかりませんが、

今回監督したクラスの生徒は

そのほとんどが両手でテスト用紙を受け取っていました。

一部の生徒は

「ありがとうございます。」の言葉も添えていました。

やればできるじゃん!

 

また、

この時期は

多くの3年生が部活動を引退する時期でもあります。

写真は放課後の課外の様子です。

引退した3年生が合流してきました。

ここから追って、

来年差し切りますよ。

3年間で培った底力を見せてやるがいい。

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進路室コラム

片手と両手

先日読んでいた本の中に

こんな一節がありました;

 

「喧噪から一歩退いて、裏通りに入ると、

密集しているのに信じられないほどゆったりした時間が流れている。

その一角で現地のひとたちとの仕事は始まった。

その静けさのなかで、ふと眼についたものがある。

働いているひとたちの手もとだ。

ひとりはそっと両手で受話器を戻す。

別のひとりがそっと両手でマイクロフォンをテーブルに置き、これから始まる会議を待つ。

その横から、漆黒のコーヒーをたたえたカップがそっと両手で差しだされる。

ああ、なんと物静かな手つき。」

(出典:「大事なものは見えにくい」 鷲田清一著 角川ソフィア文庫)

 

なぜこれを取り上げたか。

先月の中間テストの際、ちょっとひっかかったことがあったからです。

それは

配布した問題を受け取る最前席の生徒の仕草。

「ありがとうございます」と言葉を添えて、両手で受け取る生徒もいれば、

緊張しているせいか、仏頂面をして片手で受け取る生徒もいる。

表情はともかく、

その受け取り方ってどうなんだろう、と考えてしまいました。

片手での受け取りは、他の職員も指摘しています。

みなさんはどのように思われますか。

 

来週は期末テスト。

試験監督しながら人間ウォッチング。

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1年保護者進路説明会

次回は落ち着いて話したいと思います

6月1日(木)午後、

1年保護者進路説明会を実施しました。

3年間の見通しや

現在取り組んでいるGSTについて

概要を説明しました。

 

ただ、

時間が押してしまったため、

話を巻かざるを得なくなってしまいました。

申し訳ございませんでした。

それでも講演終了時に拍手を送っていただいたり、

解散後に個別に話を聴きに来られた方もいて、

大変ありがたかったです。

次回はアセスメントのデータもお見せしながら、

GSTについてもう少し詳しく話したいと考えています。

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2年保護者進路説明会

8割

この数字、何の数字だと思いますか。

共通テストでこの位の点数がとれるといいですね。

だいぶ可能性が広がるんですけど・・・

 

この数字、

保護者の出席率です。

5月17日(水)午後に実施しました。

3年生だと入試が間近ということで、

例年多くの保護者の皆様に話を聞いていただいています

(3年保護者会の報告についてはこの前の記事をご覧下さい)。

2年生は

特筆する大きな動きがあまりないのですが、

多くの保護者の皆様に関心を持って出席していただいたことは

たいへんありがたいことです。

引き続き、

「その辺には落ちていない話」が提供できるように

リテラシーを高めたいと思います。

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3年保護者進路説明会・講演会

人間の成長が感じられる受験勉強でありたい

5月1日(月)午後、

3年保護者進路説明会・講演会を実施しました。

出席率が8割近くという関心の高さでした。

お時間をいただき、

どうもありがとうございました。

「合格不合格のみに焦点を当てる話はやめてください。

途中の過程を通じて汎用的な力も身につける生活を送って下さい。」

生徒にも保護者にも言っていることです。

 

毎年この時期、

テストのデータや

リテラシー・コンピテンシーのアセスメントの結果、

生徒の自由記述を読み返して

昨年度の指導の振り返りをしております。

卒業生のこんなコメントがありました。

 

「私はこれまでの人生で努力をしたと胸を張って言えることはありませんでしたが、今回の受験に向けての日々や結果は、努力したと自信を持てるものになりました。」

「本番までどれだけ頑張れたかで、終わった後の達成感や自分の中での納得度合いが変わると思います。」

「受験を通して家族、先生、友人のありがたさを実感しました。」

 

これですよ、3年生にゲットしてほしいのは。

点数にはならないけれど、

まちがいなく卒業後、

あなたの支えになりますから。

 

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令和5年度始動

最後のブースター

令和5年度が本格始動しました。

今年度も進路室HPを

どうぞよろしくお願いいたします。

 

4月13日(木)、

外部講師を招いて

高校3年生対象の進路講演会を実施しました。

昨年度の2学期末に1度、

受験生への切り替えを促す講演会を実施しました。

それによって

受験に向けて自律的に動き始めた生徒もいますが、

これからエンジンをかける生徒もいるので、

今回新しい情報も交えて

2度目の講演会を行った次第です。

 

以前の記事で

卒業生の顔つきの話をしました。

3年生の表情がどのように変わるのか楽しみです。

 

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卒業生の皆様へ

今年も咲きました

 

 

 

 

 

 

2023年度入試が終わりました。

先日、ある卒業生と話をする中で

「○○君はどうしましたか。」

と後輩を気遣う質問をされました。

たまたま一緒に撮った写真を持っていたので見せたところ、

「あんなに小さかったのに、大きくなりましたね。」と

附属中の頃を回想しながら、しみじみ語っておりました。

もしキャンパスで今春の卒業生に会うことがありましたら、

よろしくお願いいたします。

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卒業生と話して思いました

自らを追い込んで学んだ者は顔つきが違う

先日OBOG講演会の報告をアップしたところですが、

それとは別に

この時期は

多くの卒業生が

春休みを利用して訪ねてきます。

彼らの話を聴くことは、

持っている情報の更新になりますし、

元気をもらえたりします。

 

その中からある2名の卒業生に共通して感じたことを話します。

1人は医学部に通う学生、

もう1人は1年多く受験勉強に励んだ卒業生。

両名とも顔つきが精悍になり、

自信をもって話をしていました。

 

医学部の学生からは

とにかく覚えることが多い、

テキストが難解で頭に入ってこない等

大変な様子を聴きました。

でも学びが蓄積されていくと、

過去の学びで理解に苦しんだところがどんどん繋がり、

わかった!という手応えが得られたとのことです。

 

浪人生は、

計画を立てることの重要性と

粘りの根性が必須であることを説いていました。

それと

「感謝、素直、自立」の気持ちが大切であると話していました。

現役時代苦手にしていた数学は、

当時の教科担任の話をきちんと受け止め、

1年間毎日取り組んだ結果、

共通テスト本番で昨年の2倍超の点数をとることができたと

喜んでいました。

今度、数学検定に挑戦したいとも語っていました。

 

こうも人は変わるんですね。

嬉しい報告のおすそわけでした。 

 

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卒業式を終えて

つらかったのは生徒だけではない

令和4年度も残り1ヶ月。

去る3月1日に卒業式が行われました。

卒業といっても

次の進路が確定していない生徒は

国公立大学後期試験に向けて

今日も登校して勉強しています。

このもうひと踏ん張りが

大学に入ってからの、

そして社会人になってからのGRITにつながります。

 

高校入学時点からコロナで制約の多い学校生活を送った生徒達については

報道等でたくさん取り上げられていますが、

しんどかったのは生徒だけではありません。

保護者もまた然り。

卒業式後、

例年と比べて多くの保護者から個別にお声かけをいただきました。

話の内容から、

この日が迎えられたことに安堵している様子がうかがえました。

 

ニュースではあまり取り上げられませんが、

全国の高校3年生の保護者の皆様の労苦と学校への協力に

敬意と感謝の念をお伝えしたく存じます。

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進路室コラム

共通テスト振り返りに思う

今日から

国公立大学一般選抜の出願受付が始まります。

ちょうど1週間前は

共通テストの自己採点でした。

その後、大手予備校の志望校判定を受け取り、

受験生たちは悩みの真っ只中にいます。

 

本校では自己採点終了後に

テストの振り返りを行っています。

生徒全員分に目を通したのですが、

ある女子生徒が

以下のようなコメントを書いていました。

 

「当たり前のことだと思うのですが、

問題用紙を机に置いてもらう時は軽く会釈などするべきだと思います。

会釈せずえらそうにしている人が多くいたので、

矢東生はそのような人たちにならないでください。」

 

共通テスト受験前日、

私は毎年次の話をしています。

「休み時間、他校の受験生がうるさかったり、

マウントをとるような会話をしていても同調しないこと。

不快を感じたら自ら距離をとること。

感染症防止の観点から、

同じ試験を受ける者への配慮と

リスペクトの気持ちを持って試験に臨むこと。」

 

生徒たちのレポートからは

責任ある行動をとっていた様子がうかがえます。

まさにコンピテンシーを体現したものだと思います。

合否に関わる点数にはならないけれど、

この先の人生ではとても大切な資質です。

卒業後もその態度は持ち続けてほしい。

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共通テストを受けた3年生へ

明日の持ち物確認をして早く寝てください

2日間おつかれさまでした。

蓄えてきた力を存分に発揮することはできましたか。

緊張しすぎて体調が悪くなったりしませんでしたか。

まずは2日間乗り切ったことを讃えてください。

その他の試験の様子は

明日の自己採点の際に教えてください。

今夜は明日の荷物を整えて

早く休んでください。

 

明日持ってくる物は

共通テストの冊子、ボールペン(赤黒青)、HB鉛筆、消しゴム

 

です。

毎年問題冊子を忘れる者がいます。

これだけは明朝も確認してください。

 

保護者の皆様へ

送迎、お昼の支度等ありがとうございました。

明日以降、

個別試験が控えております。

引き続き、

お子様の健康管理(保護者自身も)や

入学金・授業料の納付等でお世話になります。

支払い期限をまちがえて覚えていて

入学資格を取り消されるケースがあるそうです。

お気をつけ下さい。

 

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進路部より

本年もどうぞご贔屓に

2023年が始動するにあたり、

ひとことご挨拶申し上げます。

本年も行事報告や雑感等、不定期にアップしていきますので、

お時間あるときにご笑覧くださると幸甚に存じます。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

ところで、

新聞の購読数が減少しているというニュースを

聞いたことがありますか。

最近では紙媒体ではなくて電子版を読むとか、

あるいは新聞自体をとらない家庭も増えているようです。

私はアナログ人間なので、

いまだに紙の新聞をとっております。

 

年初というのは、

この後ホットな話題になるかもしれない記事が載ることが多いのです。

この冬休み中にピンときたのは「タイパ」。

2022年の新語大賞だそうです

( https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/shingo/2022/best10/ )

現2年生以降の大学入試で話題になるだろうと予想しています。

他にもおもしろそうな記事は切り抜いておいて、

何かの折に生徒に読ませたり、掲示板に貼ったりしています。

 

広告もまた然り。

ある総合商社が全面広告を掲載しました。

そこにはこんなフレーズが載っていました。

 

「今、世界はかつてない転換期を迎えている。

新しい社会の、新しい課題。

これまでの常識が通じない、難問の数々を前に私たちは思う。

この変化の時代に、自分は何ができるだろうと。

(中略)

そう、どんな変革も、始まりは誰か一人の意志だから。

私たちは、その「最初の一人」でありたい。

前へ、わずかでも、前へ。その一歩一歩が、世界を動かしていく。

 

その志で、世界を動かせ。」

 

このフレーズと共に、

社員のひとことが写真と一緒に掲載されていました。

 

この広告に、

本校の教育目標と重なる部分を感じました。

私は何ができるだろうか。

あなたは何ができますか。

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附属中第1学年保護者様へ

ご紹介ありがとうございます

左のメニューの「PTAより」の中に、

附属中第1学年保護者会の記事があります。

その中で、

進路部からの話に言及していただきました。

どうもありがとうございます。

 

あの日の講演では、

用意した原稿には全く触れておりません。

話したことはすべてアドリブです

(原稿は封印しております)。

もし気になる方がいらっしゃいましたら、

ママ友を誘って学年団へご相談ください。

附属中からリクエストがあれば、

その辺に落ちていない話をします。

よろしくお願いいたします。

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2年進路講演会

修学旅行から帰ってきての「換気」は済みましたか

12月8日(木)、

外部講師を招いて

進路講演会を実施しました。

日頃の学習が受験勉強につながっているのは

もちろんですが、

受験に向けて本腰を入れる前に

日常生活をあらためてチェックしてください。

 

家で勉強を始める時間を固定する

スキマ時間を上手に活用する

苦手な科目に正面から向き合う

 

勉強すれば受かるとは限らない、

受かったのは勉強したからである。

勉強することは合格するための必要条件であって

十分条件ではない。

 

そして、

受かる・落ちるの

二元論はやめてもらいたい。

そこへ至る学びのプロセスにおいて

コンピテンシーを鍛える

残り1年にしてほしい。

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2年保護者進路説明会・講演会

3年生に向けて

12月3日(土)、

2年生の保護者を対象に

講演会を行いました。

寒い中足を運んでいただき、

熱心に耳を傾けてくださって

どうもありがとうございました。

 

学年からは

2学期の行事と生活の様子、

ならびに模擬試験の結果を報告しました。

 

私からは

リテラシーとコンピテンシーの話を、

その後

外部講師から

「受験生の保護者心構え」について説いてもらいました。

私も会場後方で拝聴しておりましたが、

「保護者にもコンピテンシーを」

と考えておりました。

 

受験が終わるまでは時間の経過が遅く感じられるかもしれません。

気持ちがEasy な方向へ傾きかけたら

立ち止まって考えてください。

受験が終わってしまえば「あっという間」だったな、と感じられるでしょう。

この受験というイベントは

コンピテンシーを伸ばすのにちょうどよいと

最近思っています。

引き続き

ご理解を賜りますよう

よろしくお願いいたします。

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職業人による講演会fromアフリカ

ルワンダ!

今回の報告は若干長文になります。それだけexciting な講演会だったことが伝わると嬉しいです。

去る11月4日(金)、職業人による進路講演会を行いました。
今回の講師は竹田憲弘さん
(Africa Note Ltd. 代表 
 兼 JICAルワンダ事務所NGOデスクコーディネーター)、
タイトルは
「アフリカ(ルワンダ)をアップデートせよ
〜自身の過去・現在・未来から皆様へのメッセージFROMルワンダ〜」
です。この講演会企画として、海外からのフルリモート講演は初めてのことで、
(株)ISAさんにサポートしていただきました。どうもありがとうございました。

講演を準備するにあたり、ルワンダと聞いて頭をよぎったのは民族紛争です。
最近のことだと思っていたら、約30年前の出来事だったんですね。
遠い近いの感覚はどのようなタイムスパンで捉えるかによって変わりますが、
講演後自分の知識がアップデートされていないことを恥ずかしく思いました。

「こちらは現地時間の8時過ぎです」
というトークと一緒に部屋から見える外の風景が映し出された瞬間、
空の美しさと街並みの綺麗さに思わず絶句
(若者言葉だと「超ヤバい」というやつですね)。
アフリカのシンガポールを目指して、都市部は整備されています。
また、ドローンで血液を運んだり女性の活躍が目覚ましい
(ジェンダーギャップ指数世界第6位、日本は116位)など、
日本をリードしている部分もあります。
一方、貧困や飲料水、電気へのアクセスの問題など、
多くの社会課題がある現状も報告されました。

 

そして最後のスライドはこのようにまとめられていました。
・アフリカは日本人が思ってるより断然すごい!
・それでも社会的な課題はたくさん残っている。
・充実した毎日をつくるのは、自己理解と一歩踏み出す勇気
→あなたのやりたいこと、できること、求められてることは何ですか?

生徒の感想をいくつか紹介します。
○自分のやりたいことは何かという問いと真剣に向き合い
本当にやりたいことを実現していることに感動した。

○自分の思っていた印象や考え方が講話を聞いて180°変わった。
今できることとできないことを明確にして、
これからの人生設計をしてみようと思った。

○「誰かのためになりたい」という強い気持ちを常に持ち、
最後には自分のやりたいことを見つけ出すということは、
とても素晴らしいことだと思いました。
海外で起業することはとても大変ですが、
その分、やりがいも返ってくるので毎日充実したものになり、
とても楽しそうで、私も海外に興味を持ちました。

○助けたい気持ちでけでなく、困っている人が何を求めているのかが大切で、
それを手助けできるようにボランティアをやりたいと思いました。

○勉強は大切なんだと思った。

○アフリカの現状が分かりルワンダの先入観が崩された。

○私は物事をネガティブに考えてしまうのですが、
今回この講話を聞いて考え方を変えようと思いました。
特に「2人以上が同じことを褒めてくれたならお前の真実だ。」
もし、自分だけでこのセリフを読んでいたら、
感動するだけで終わってしまっていたと思います。
でも、竹田さんのこのセリフから
「2人以上に同じことを褒められたら、それは自分の得意なことだ」
という考え方に、
「あぁ、自分も褒められたら覚えておこう。
そして、それが自分の得意なことで活かせることなんだな」と思いました。

○自分の固定概念から、
自分がこうしたい社会貢献では、相手のためにならないという話を聞いて、
正直じゃあどうすればいい?という風になった。
相手のしてほしいことって言ってもらわなければ分からないものだと思った。
でも、相手への思いやりや、相手の気持ちを知るには、
言ってもらうのではなく、自分から聞いて、どんなことを必要としているのか、
それに対して、自分ができることをするということが社会貢献であるとわかった。
竹田さんが思う、いまの私たちにできる社会貢献って何ですか?

生徒の感想から、心を揺さぶられた様子が伝わったでしょうか。この後、竹田さんは自身のインスタグラムにこの講演会のことをアップされました。

 


生徒だけでなく、職員にまでインパクトのある話を頂戴いたしましたことに、あらためて感謝申し上げます。


追伸
竹田さんはYouTubeチャンネルやWebページも開設しているので
ご紹介します。

YouTubeチャンネル
https://youtube.com/user/soujoukyousuke

Webページ
https://rwandanote.com/

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出張講義

専門知への誘い
10月21日(金)午後、
高校1・2年生を対象に出張講義を実施しました。
1年生は来年度の進路選択の思案中、
2年生は修学旅行を終え、3年に向けて「換気」中です。
少しでもヒントになることを願います。
講師の先生方、
お忙しいところお時間を割いていただき、
どうもありがとうございました。
 
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1年保護者進路説明会・講演会

質問ありがとうございました
10月1日(土)、
1年保護者進路説明会・講演会を実施しました。
内容は以下のとおりです;
○学年主任からの学年概況報告
○学年進路担当からの進研模試結果分析
○進路部長からのジェネリックスキルテスト結果報告
○外部講師による大学入試情報の提供

最後に保護者から質問を受けました。
○大学入学共通テストの平均点設定について
○英語外部検定入試(検定の種類、有効期限)について

1つ目の質問については、
試行調査を実施した際に
目標平均正答率を5割程度に設定したのが
回答の根拠です。
https://www.dnc.ac.jp/albums/abm00035897.pdf
2つ目の質問については、
大学毎に採用している検定が区々なので、
個々に調べる必要があります。
比較的多く採用されているのは、
実用英語技能検定(英検)、GTEC、TOEFLなどです。

質問されるということは
それだけ話に集中していただけたものと
受け止めております。
同時に
手前どもの振り返りにもなりますので、
大変助かります。
引き続き、本校の教育活動に
ご理解・ご協力を賜りますよう
どうぞよろしくお願いいたします。
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実るほど頭を垂れる稲穂かな

「ありがとう、ごちそうさま」言えてますか
実りの秋。
あちらこちらの田んぼで
稲刈りの風景や
稲を刈り取った跡が見られます。

3年生にとっては、
大学入学共通テストの出願時期でもあります。
先日、郵便局に持っていきました。
受験料の振り込みで
保護者の皆様にお手数をおかけいたしました。
どうもありがとうございました。
引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

ところで、この「ありがとう」の一言。
みなさん、きちんと言えていますか。
「そんなもの、小学校で習うことだろ」とおっしゃる方も
いるでしょう。
言えていれば問題ないのです。

このところ、生徒を指導する場面や
事務仕事をする場面で
頻繁に疑問符が浮かんでいます。
なんだろう、このモヤモヤ感。
価値観の変化か、社会の変化か、日本人の変化か。
変化か、劣化か。
きちんとあいさつされると、
「おっ!」と反応してしまいます。

ちょっとつぶやいてみました。
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可能性を広げるために

1年生にリテラシーコンピテンシーを説明しました
9月9日(金)の7時間目、
1年生を対象に
キャリアカウンセラーによる
ジェネリックスキルテストの解説会を実施しました。

教科の力も大切である一方、
先行き不透明な現代において、
考える力(リテラシー)や行動する力(コンピテンシー)も
求められています
(両者を併せてジェネリックスキルと呼んでいます)。
これを如何にして身につけ、
ブラッシュアップしていけばいいのか、
生徒一人ひとりに考えてもらいたいと同時に
先生方にもそれらを念頭においた生徒へのはたらきかけを
考えてもらいたいと思います。
保護者の皆様におかれましても、
ご家庭でお子様とやりとりをするときに
少し意識していただけるとありがたいです。
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矢東祭で話しました

震災遺構
今日、矢東祭が行われました。
コロナの感染対策のため、
限定公開の形をとりました。
通常であれば
夏休み中の卒業生が訪ねてきて
近況を語り合う機会なのですが、
今年もそれは叶いませんでした。
卒業生のみなさん、申し訳ございません。

私は写真部に混ぜてもらい、
福島県の双葉町で撮った写真を展示しました。
それに併せて、
午前と午後1回ずつ
現地で感じたことを話してきました。

実は5年前、
生徒と一緒に宮城県の名取市閖上地区を
見に行きました。
当時はまだ空き地が多かったのですが
(Googleマップのストリートビューの写真の感じです)、
地図情報を見る限り、
今はだいぶ整備された印象です。

今回訪ねた地域はまだまだです。
複合災害の現実を思い知らされました。

みなさん、お時間を作って
下の資料館を見に行ってください。
そして感じてください。
 
  
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附属中保護者WSで話してきました

大学進学は安い買い物ではない。保護者もアップデートしてください。
8月6日(土)、
附属中保護者対象のワークショップで
今の大学事情や学生事情を中心に、
情報提供をしてきました。
ただ、あくまで今の状況です。
お子様が進学する4~6年後は、
また様子が変わると思います。

(保護者の感想から抜粋)
○生きる力とか、これからの学び方、学ぶ姿勢について、再認識できました。
○子ども同様に親の知識のアップデートの必要性。大学•企業が求めている人材などを知ることが出来た。

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以下の話は余談です。
このWSの翌日、
都内の某私立大学のオープンキャンパスに行きました。
プログラムの中に保護者ガイダンスがあり、
予備校職員が講演しておりました。
私も視聴しましたが、
100人以上は参加していたでしょうか。
圧倒的に母親が多かったです。
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進路室コラム

特別活動の意義
1学期が終わりました。
この間、コロナは比較的落ち着いていたので、
気を使いながらも
多くの学校行事が行われました
(現在は第7波が始まったので、
今後の行事がどうなるのかは判断いたしかねます)。

つい最近も
合唱コンクールが行われ、
合唱部×教員有志のコーナーで
私も混ぜてもらいました。
やるからには本気。
歌詞を暗記して舞台に立ちました。
このような形で歌を歌うなんて
何十年ぶりでしょうか。

コンクール翌日の清掃の時間に
進路室担当の生徒に話しかけました。
「合唱コンクールできてよかったね」
その生徒は笑顔を浮かべていました。
窮屈な日常を過ごしている中、
ちょっと一服になったのではないかと推察しました。

体育大会の時もそうでしたが、
私はこのような行事があるとき、
生徒の座席後方から生徒の様子を見るようにしています。
そして気づいたことがあれば、
担任に報告したり質問したりしています。
新採の先生方(教え子の中にいるので)、
教材研究も重要ですが、
生徒を見ることもお忘れなく。

生徒にとって
教室での勉強も大切だけど、
行事も大切。
進路という立場上、
こんな問題を考えました。

「学校教育における特別活動の意義について論じなさい」

学習指導要領を読めば書いてあるのでしょうが、
高校生にはそのようなむずかしい話は抜きで考えてください。
字数制限をつければ小論文の問題になるし、
口頭試問でグループディスカッションのお題にもなる。
教育学部の入試問題にしやすいが、
他の学部でも出題できる
(今年の慶應義塾大学の看護医療学部の小論文の課題文は教育がテーマだった)。

大学の入試担当の先生、
入試問題になりませんかね?

夏休みが始まるにあたり、
振り返ってみました。
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中学校訪問

昭和・平成の時代はとっくに終わっている
先日、ある中学校へ出向いて
本校の案内と来年の高校入試について
説明をしてきました。
進路担当という立場から、
他校との違いについても
併せて話をしてきました。
対応してくださった先生方、
どうもありがとうございました。

学年保護者会で来校した保護者の方から
こんな話を聞きました。
「中学校の先生からの評判が芳しくないんですよ。
実際そんなことないのに。」
今の指導者層(中堅、ベテラン)の中には
かつて本校で学んだ卒業生も多くおられることでしょう。
もしかして、
古い記憶ままだったりしていませんか。

今月上旬、
現在大学3年生の本校卒業生と情報交換をしました。
この卒業生は
自分の経験から
後輩には絶対本校を薦めないと考えていました。
私から現在の取り組みについて説明したところ、
次のように返してくれました。
「なぜ私たちのときにそれをやってくれなかったんですか。
タイミング悪すぎ。今の様子であれば、後輩に紹介します。」
本校の取り組みの一部は
就職活動のプロセスと重なるとも言っていました。

今では
成人式後に晴れ着姿を見せに来る卒業生もいます。
野球の応援に球場へ足を運ぶ卒業生もいます。
大学で学んでいることを後輩に話に来てくれる卒業生もいます。
このような様子からも
本校の今を想像していただければ幸いです。
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1年保護者進路説明会

アップデートの時間
6月2日(木)午後、
高校入学後初めての保護者進路説明会を実施しました。
出席率は8割を超え、
高い関心を寄せていただいていることがわかりました。
本校の保護者進路説明会は
保護者のための学びの場とお見知りおきくださると幸いです。

説明会終了後に個別相談に対応しました。
非常に熱心に質問されていたので、
その方にとっては
全体会よりも深い学びにつながったかもしれません。
モヤモヤ感がクリアになったとおっしゃっていました。

今回で
1学期に行われる学年別保護者会は一区切りです。
何かお気づきの点がありましたら、
夏休み中に行われる
クラス担任との懇談の折にお話ください。
よろしくお願いいたします。
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2年保護者進路説明会

今回の話の切り口、いかがでしたか
5月18日(水)午後、
2年保護者進路説明会を開催しました。
多くの保護者の皆様に参加していただきました。
事後アンケートで
「勉強になった」という声をいただいております。
どうもありがとうございました。

現在、
今春卒業した生徒たちが本校に入学して以来蓄積してきたデータで
いろいろリサーチをしているのですが、
その一部を「初蔵出し」という形で紹介しました。
一緒に視聴する職員にとって現職研修になることも
目指したつもりです。
説明会でも申し上げましたが、
資質・能力の育成には
ご家庭の協力が必須です。
引き続き、
どうぞよろしくお願いいたします。
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3年保護者進路説明会

合格不合格だけを問う受験勉強、やめませんか?
5月2日(月)、
3年保護者を対象に
進路講演会を開きました。
GWの谷間にもかかわらず来校くださった皆様、
どうもありがとうございました。
わざわざ来ていただいたお返しではありませんが、
表出ししていない情報もお伝えいたしました。

報告用の資料を作成することは
私共の指導の振り返りでもあります。
この4月から運用開始となった
新学習指導要領では
以前と比べて
資質・能力の面が強調されております。

今後ますます求められる汎用的な力。
受かった落ちたの議論もいいけれど、
リテラシーコンピテンシーの伸長につながる指導を
心がけたいと思っております。
保護者の皆様にもその視点を持っていただき、
受験を通して成長できたなと思える1年を
送ってほしいと切に願っております。

これは生徒保護者双方にあてはまりますが、
途中しんどくなって、
安きに走りたくなる瞬間が来るかもしれません。
そのときは問うてください。
「その選択で後悔しませんか。本当にいいんですか。」
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3年進路講演会

入試改革は学習者改革である
4月14日(木)のLHR時、
外部講師を招いて進路講演会を実施しました。

私立大学に限って言えば、
全体の入学定員充足率は100%を割り込んでいる。
定員割れの大学は277校(全私立大学の46%)にのぼる。

選ばなければどこでも行ける。
じゃあ、
あなたはそれでいいのか。

大学入学共通テストの出題傾向も
以前のセンター試験と比べれば、
かなりかわってきている。
毎日の学習姿勢が問われる。
漫然としていると脱落していく。

受かっただの、落ちただの、
それだけを追求する受験勉強はやめてほしい。
試行錯誤するプロセスも大切にしてほしい。
それが
リテラシーコンピテンシーを伸ばすのである。
今春、国公立大学後期入試で合格した卒業生も
コンピテンシーの大切さを強調していた
(詳しくは6月発行の進路資料を見てほしい)。

さて本格的に授業が始まった。
心して刻苦勉励すべし。
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進路室コラム

祝入学、そして新課程始まる
1年生のみなさん、
そして保護者の皆様、
本日のご入学、おめでとうございます。
また、
多くの高校の中から
本校を選んでくださったことに
感謝申し上げます。

率直に伺います。
なぜ本校を選ばれたのでしょうか。
理由をお聞かせ願いたく存じます。
保護者の皆様には
学年保護者会でもお目にかかるので、
その折にご教示いただければ幸いです。

手前どもの話で恐縮ですが、
新課程を見据えて
3年前から校内で始めたことがあります。
当時は
ほとんどの職員に理解されませんでした
(直接言ってきた職員もいます)。
今、複数の職員から仕事上の質問・相談を受けますが、
3年間の仕込みとほとんど関連づけが可能です。
それについては、
6月の学年保護者会で触れたいと思います。

これから3年間、
本校の教育活動にご理解ご協力を賜りますよう
どうぞよろしくお願いいたします。
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進路室コラム

2022年度大学入試終了
今春の大学入試も終わった。
国公立大学の前期試験に不合格で、
中期・後期試験を受けた者、
最後までよくやりきった。
あなたは勇者である。
結果報告に訪ねてきてくれたときの表情は
「やりきった感」で充実しているように見えた。

1年前
「単に受かる落ちるだけの議論はやめてほしい。」
と述べたのを覚えているだろうか。
私が獲得してほしいと思っているものを
あなたは獲得できたと思う。

一方、
もう1年やることになった者へ。
1年余計に勉強するのだから、
来年の今頃、
学びに向かう態度、学力、心身、
すべてにおいて成長した姿を見せてほしい。

今年2浪の末、
医学部医学科に合格した者が以下のように述べた。

「私は現役の時、あまり勉強しなかった。
浪人して初めて
『きちんとやれば、学びは面白い』ということがわかった。
周りの受験生の意識の高さも刺激になった。」

たぶん、頭の中で
「知のネットワーク」が形成されていったのだろう。
知識がつながる瞬間のインパクトは計り知れない。
充実した1年にするか、無為な1年にするか、
それはあなた次第である。
親が高い金を払って学ばせてくれることに感謝せよ。

そしてまた
明日から新たな3年生を相手にする。
どういう手でいこうかな。
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進路室コラム

会話という名の薬
3年生諸君、卒業おめでとう。
同窓会報はきちんと読み取れただろうか。
もしうまくいかなければ、
ページの右下に同窓会報進路便りのコーナーがある。
そこに全文を掲載しているので、
それを読んでほしい。
過去に遡り、
時系列を追ってバックナンバーから読むと、
単独で読んだときとは異なる味わいを感じるかもしれない。
よかったら試してほしい。

今日の時点では
半分以上の卒業生が
新年度からの学びの場が不確定である。
国公立中期・後期試験に向けて
動き始めている者もいるだろう。
併願先から合格をもらって
悩んでいる者もいるだろう。
最後までやり抜く道を選ぶか、
妥協する道を選ぶか、
あなたの人生観が試されている。

受験の結果がどのように転ぶかわからないが、
1月下旬に出願を決めて、
最後までやり抜いた事実は
きっとこれからのあなたの支えになるだろう。
単なる自己満足にすぎないと言う者がいるかもしれないが、
気にするな。
自己満足でいい。
他者にはわからない、あなただけが到達した境地だ。
外野の人間と見ている風景が違うと考えよう。
今年の初めに学年集会でも言ったが、
あなたのコンピテンシーは
短期間でもかなり成長しているはずだ。

4月からの学びについて
ひとつ備えておいてもらいたいことがある。
それは健康管理。
おそらくいくつかの講義はオンライン形式だろう。
この形態に心が病に冒されないケアを心がけてほしい。

先日、昨年度の卒業生が複数人で訪ねてきてくれた。
その中の1人がこう言った。

「先生、私、実技(授業)は対面でしたが、
座学は全部オンラインでした。
教授と話した記憶がほとんどありません。」

若干元気なさげな表情が私は気になった。
「教員と直接話をして、少しはほっとしたか」
卒業生は頷いていた。

東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授は
対面での会話とオンラインでの会話それぞれの
脳活動の比較実験を行い、次のように述べている;
「対面で顔を見ながら会話しているときは、
脳反応の周波数は同期していたが、
オンラインではそれが一切見られなかった。
脳活動が同期しないということは、
オンラインは、
脳にとってはコミュニケーションになっていないということ。
つまり、
情報は伝達できるが感情は共感していない、
相手と心がつながっていないことを意味する。」
(朝日新聞2月3日付)

もし心がヤバくなりそうになったら、
どうぞ話をしに来てほしい。
これからの活躍を祈念する。

最後にもう一度。
卒業おめでとう。
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共通テストを終えた高校3年生へ

1月17日(月)は登校して下さい
2日間の試験、お疲れさまでした。
できた、できなかった、いろいろな思いが
交錯しているだろうけど、
まずは健康管理をして本番に挑み、
2日間乗り切ることができたことに
価値をおきましょう。
保護者の皆様、
今日にいたるまでのサポートに感謝申し上げます。
この後個別試験が続きます。
引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

明日は自己採点になります。
必要なものがすべてカバンに入っているか、
寝る前にもう1度確認して下さい
(特に問題冊子)。
確認したら、さっさと寝ましょう。
そして明日、
時間に余裕をもって来て下さい。

もし体調に不安を覚えて登校がむずかしい時は、
必ず担任の先生に電話をかけてください。
その際の自己採点については、
新聞や大学入試センターのHPに載る解答を使って
自宅で行い、
その結果を
下の用紙に記入して学校に送って下さい。
これは緊急対応なので、使わなくて済むことを願います。
f_fax報告書2022.pdf
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大学入試受験に際してのお願い

受験生の安全第一
いよいよ
本格的入試シーズンが始まります。
感染症の第6波到来が懸念されるところですが、
文部科学省から
通達が出ております。

○受験日の試験会場周辺への参集自粛
(教職員、保護者、予備校、塾、不動産関係企業)
○家庭内(保護者・親族含む)での健康管理及び感染症対策
(手洗い、マスク着用、換気の徹底、不要不急の外出自粛、
「3密」回避
(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、
近距離での会話や発話が生じる密接場面))

ニュースを見ていると、
11月と比べて
感染者数がじわりじわりと
増えてきている印象を受けます。
受験生本人はもちろんのこと、
周りでサポートする人間も
自分事と捉えて備えましょう。
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保護者も学ぶ

初めて行いました
12月18日(土)、
PTAが附属中保護者向けに進路学習会を実施し、
その講師として話をしてきました。
初めてのワークショップだったゆえ加減がつかめず、
内容が少し多くなってしまいました。
参加された皆様に陳謝するのと併せて、
長い時間おつきあいいただき、
ありがとうございました。

講演前に行われた保護者同士の意見交換会で出されたメモを
閉会後に拝見しました。
その内容から判断して、
半分程度は回答できたかと思っております。
残りについては、
今後web記事を書いたり保護者会で話をするときの
参考資料として活用します。
会全体を通してお気づきの点がありましたら、
PTA執行部へお伝えください。
そちらから私へシェアしていただきます。 
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2年保護者進路講演会

お金と我慢
これは、
進学予定のお子様を持つ保護者に
お願いするものです。

12月11日(土)、
外部講師を招いて講演会を行いました。
その講演の中で
「(受験生が)受験期に保護者に感謝したこと」が
話題に上りました。
 ○プレッシャーをかけずに見守ってくれた
 ○模試の結果が悪かったとき、「次があるから」と言ってくれた

進学指導をしていると、
保護者が前のめりになったり、
合格を焦ったりする場面を時々見かけます。
受験をするのはお子様です。
コンピテンシー伸長のためにも
どうかご理解を賜りますようお願いいたします。
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2年進路講演会

次はあなたの番です
12月9日(木)7時間目、
進路講演会を実施しました。
来たる2022年に向けて、
生徒各自がこれまでの学びや活動の「棚卸し」を行い、
受験勉強の予定を考えることを望みます。

先週は、
進路部から生徒に向けて
「他者に学ぶ」というテーマで
話をしました。
今回の講演と併せて、
生徒がどれだけ「ジブンゴト」と捉えられるかが
成功と失敗の分かれ目です。
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朝の矢東

日光を浴びる銀杏並木
朝晩だいぶ冷えてきました。
紅葉も里まで降りてきて、
本校の銀杏も
良い具合に色づいています。

下の写真は7時過ぎに撮りました。
コロナがやや下火になっている束の間の
ワンショット。


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職業人による進路講演会

Who is the Leader?
11月4日(木)7時間目、
高校1・2年生を対象に
職業人による進路講演会を行いました。
今年から
同窓会の支援をいただけることになりました。
この場を借りて御礼申し上げます。

併せてこの日の前日、
各教室に
天釣りプロジェクターが備えつけられ、
その使い初めにもなりました。
校内での映像配信準備が
これまでよりも容易になりました。
事務室スタッフにも感謝申し上げます。



講演会の様子ですが、
(株)ISAシンガポール代表の齋藤貴臣様をお招きし、
シンガポールを含む現在の東南アジアの様子や
若い頃の海外滞在経験を通して学んだこと等を
語っていただきました。





(印象に残っているフレーズ)
○1つのきっかけで人間は変わる。
○(海外滞在中つらかったときにわかった)家族の大切さ。
○目の前のことをちゃんとやる。その意味はあとでわかる。
○各人がしっかり意見を持つことがグローバル社会での1丁目1番地。
○(FACT)×(リテラシー)×(信念・敬意)=(一流の地球人)

そして最後に
より良い未来を創出するために、ということで
6つの提示がありました。

1.情報は兎に角沢山取るべき
2.自分の意見を持ち、発信すべき
3.多様な環境になれるべき
4.家族・先生や周りの人とのコミュニケーションをとるべき
5.これからは、アジア・アフリカに注目すべき
6.英語はツール。GLOBISHで十分ビジネスはできる。
  ただし、みんなは今しっかりと学校での英語を頑張るべき
  =目の前のことをしっかりとこなした先に見えてくるものはある

世界で起きている生の情報に触れることができ、
Mind-Reset (講師の言を借りました)
されました。
タイトルのフレーズは
講演中グループワークをした際に
出されたお題です(スライドつき)。
私はこんな返しが思い浮かびました。
It's you.
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大学出張講義

貴重な機会に感謝
10月29日(金)午後、
大学出張講義を行いました。
大学の先生方には
お忙しい中、
時間を作っていただきまして
どうもありがとうございました。

この行事は
生徒が学問への意欲を喚起することを期して
行っている行事でありますが、
それと同時に
教員にとっての学びの機会でもあります。
秋の半日、
アタマをリフレッシュすることができました。

講座一覧
行政学入門:災害時応援職員を事例に
学校教員を目指す人のための心理学入門
モンゴル遊牧民と都市の歴史:カラコルムからウランバートルへ
国際・地域共創メジャー入門ー社会心理学・サスティナビリティ学ー
「人口減少=地域衰退」は本当?
鉛筆デッサンに挑戦しよう
医療福祉の学びと職業~求められるチームケア・チーム医療~
ゲノム情報を活用した薬物治療の未来像
脳の可塑性のしくみ
金属イオンの力
再生可能エネルギーで実現する2050年の社会づくり
材料力学とコンピュータ・シミュレーション

 

 

 

 
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