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進路関係
進路室コラム36
何が足りなかったんだろうな
東京2025世界陸上が終わりました。
東京で開催されるのは1991年以来34年ぶりとのこと。
出場した選手たちは生まれていないですよね。
すでに歴史上の出来事です。
テレビ中継を見ていた人間からすれば、
ジェネレーションギャップは否めません。
「ヘイ!カール!」とカールルイスを呼んだ長嶋茂雄が懐かしい。
今回、多くの日本人アスリートが活躍しました。
その中の1人、男子110mハードルの村竹ラシッド選手。
レース後のインタビューでタイトルのひとことを発した後、
悔し涙を流していました。
程なくして、次の発言もありました。
「メダルとってみんなと一緒に喜びたかった」
この様子を見ながら考えました。
これ、受験と同じだよな。
矢東生諸君、
あなたは今、涙を流す位勉強してますか。
この涙、嬉し涙か悔し涙か、
どちらに転ぶか今はわかりません。
2025年度も折り返し地点。
あらためて今後の見通しを確認してほしいと思います。
インタビューが終わった後、
アナウンサーがこんな声かけをしていました。
「この1年のこの過程が
絶対もうめちゃくちゃ後になって大事だったってわかると思いますよ。」
進路室コラム35
「いやー、まじ辛かった」のその後
夏休み、終わってしまいました。
また入試シーズンが始まります。
今年は共通テストの出願方法が変わるので、
指導についていろいろ思案しているところです。
一方、
大学生たちは夏休み真っ盛り。
特に昨年受験生生活を送っていた大学1年生たちは、
それぞれ思い思いの時間を過ごしていることでしょう。
その中の一人、進路室コラム32で紹介した卒業生が
先日訪ねてきました。
彼には校内指導に用いている進路資料に
受験体験記を寄稿してもらいました(原稿執筆は3月末)。
そこには
「後期試験まで頑張ったことはいつか役に立つと言われましたが、
僕自身は全然実感できていません」
と書かれていました。
後ろ向きな思いを抱えて、併願校へ進学しました。
その彼が進路室に入ってきて最初に発した言葉。
「先生、超たのしい!うちの大学、まじでいい。」
続けて
「大学の先生方もよく見てくれてありがたいです。俺、行ってよかった。」
10年以上前に「置かれた場所で咲きなさい」という本がヒットしましたが、
まさに彼は置かれた場所で咲こうとしているのが伝わってきました。
送り出してしまえばそれまでですが、
彼のように話をしにきてくれると、
手前どもはうれしいですし、勉強にもなります。
Webやパンフレットには載っていないことを教えてもらえますから。
今週末には矢東祭が控えています。
例年多くの卒業生が見学に訪れ、
そのうち何人かはついでに進路室に立ち寄ってくれます。
今年もどんな話が聞けるか、楽しみです。
進路室コラム34
主体的・対話的で深い保護者会
今春の入試結果のまとめや保護者講演会等で、
コラム執筆をご無沙汰しておりました。
保護者会ではどの学年も
生徒在籍数の8割以上の保護者の皆様にご参加いただきました。
ありがとうございました。
1学年の保護者の皆様には会全体の時間が予定より長引き、
途中駆け足での講演になってしまいました。
申し訳ございません。
次回はもう少しゆっくり話せると思います。
それぞれの会の様子につきましては、
PTAから記事がアップされていますので、
そちらをご覧ください。
実は今度、
附属中3年の保護者を対象に講演する予定です。
そこで考えているのが
タイトルにある保護者会です。
通常は私が演壇に上がって一方的に話していますが、
今回は話の内容を保護者にリクエストしてもらおうと思います。
それに対して
私は保護者に混ざって座り、
言葉のキャッチボールを試みます。
今の学習指導要領では、生徒たちに
主体的、対話的、深い学びを求めています。
保護者の皆様にも
ふだんの受け身の姿勢から、
少しでも会にコミットしていただければという目論見です。
参加予定の中3の保護者の皆様、よろしくお願いします。
進路室コラム33
今週はお花見
今日は入学式。
新入生のみなさん、
本日はおめでとうございます。
充実した3年間になるといいですね。
写真は、今朝の東門付近の桜です。
まだ満開になっていないので、
今週あたりちょうど見頃になるのではないでしょうか。
進路室コラム32
いやー、まじ辛かった
2025年度入試が終わりました。
受験生のみなさん、お疲れ様でした。
タイトルの言葉は、
今春卒業した一人の生徒が発したひとことです。
先日、国公立大学後期試験の結果を報告しに
進路室を訪ねてきました。
そう、彼は国公立大学前期試験で不合格通知を受けたのでした。
2月中に併願した私立大学の合格をもらっており、
一度は「もういいかな」と思ったそうです。
しかし、後期試験の結果を見てからでも判断できるかと考え、
再度気持ちを奮い立たせて受験に出かけて行きました。
結果は第1志望の学科ではなかったけれど、
第2志望の学科で合格をもらい、
その学科へ進学するとのことです。
不合格通知を受けてから次の試験に向けて
気持ちを整えるのは辛いですが、
試験が終わってから発表までの間もきつかったと
彼は振り返っていました。
その表情はとてもすっきりしたものでした。
あなたは周りの友達に比べてより大きな重圧を自分に課し、
それに耐えて跳ね除けた。
その経験は将来必ずあなたの支えになります。
今後の飛躍を期待しています。
進路室コラム31
10年後
先日、期せずして
10年前の教え子から連絡が来ました。
高校時代の友達が結婚式を挙げるので、
メッセージカードを書いてほしいという依頼でした。
いまだに関係が続いていることを羨ましく感じました。
メッセージの依頼と一緒に、
その教え子の近況報告が書いてありました。
フリーライターとして頑張っているそうです。
仕事をしていて、
高校時代に口酸っぱく言われたことが
身にしみてよくわかるとか。
今日卒業するみなさんへ。
在校中訳のわからなかったことを
記憶の片隅に置いておくと、
卒業後いつか「あっ!」と
快哉を叫ぶかもしれません。
授業で習ったことでもいい。
ホームルームや集会で聞いた話でもいい。
そんな瞬間が来ることを期待しています。
卒業おめでとう。
どうぞお元気で。
矢東高3年生へ
成長した2日間
3年生のみなさん、
2日間おつかれさまでした。
点数では測れない「人としての資質」も伸ばせたでしょうか。
明日は自己採点です。
それに向けて指示をします。
○学校へ持っていくカバンに2日間の問題を入れること。
○自己採点で使う端末に十分な充電をしておくこと。
○今夜は早く寝ること。自己採点は明日やる。SNSを見ない。
○明日は遅刻せず登校すること。
きちんとやることは大変だけど楽なんです。
みなさんのアップグレードした表情が見られることを
期待しています。
保護者の皆様へ
2日間、
朝早くの送り出し、気を遣ったお昼、夕方のお迎え等
ありがとうございました。
この後は個別試験が控えています。
3月の国公立大学後期試験まで駆け抜けられるように
引き続きのご支援を
よろしくお願いいたします。
進路室コラム30
止めないでください
共通テストを課さない
総合型・学校推薦型選抜が一区切りつきました。
共通テストを課す選抜の方も、
年内の個々の大学へ出向いての試験がほぼ終わり、
あとは
年明けの共通テストを残すのみとなりました。
先日、ある生徒が
受験報告のために進路室を訪ねてきました。
私が面接試験に向けての指導をしたので、
質問の内容や試験の様子を教えてくれました。
そのときの表情が
試験に出かける前と明らかにちがうのです。
やり切ったというか(まだ試験は継続中ですが)、
明るくなったというか、
良い顔つきだったのです。
小論文指導を担当した教員と話をしたとき、
その職員も同じことを感じていたそうです。
不安を乗り越えて自信になったものと推察しました。
さて、年が明ければ一般選抜の出願がスタートします。
受験生には最後まで走りきってほしいと思います。
中途半端にやめないでください。
また、保護者の中にはご自身が耐えられないのか、
「あなた、もういいんじゃないの」と
子どもに声をかける方がいます。
お願いです、どうかとめないでください。
お子様がひとまわり成長するビッグチャンスですから。
進路室コラム29
応援の力
現在、学校推薦型選抜の受験が
ピークを迎えております。
全国の高校で
小論文試験や面接試験の個別指導が
行われていると思います。
うちの進路室でも
連日面接指導を実施しています
ちなみに、校内ではここの指導が最も厳しいです。
かつて、ある卒業生は言いました。
「とても緊張していて、まるで戦場に行くかのような気持ちでした」
厳しく接することが私からの応援エールです。
合格不合格を超えた何かを分かってもらえるとうれしいのですが・・・
保護者の皆様は
食べること、お金のこと、送り迎え等
いろいろな形で
お子様を応援していらっしゃることでしょう。
今回なぜこのような文章を書いたかというと、
私自身が応援されて、とても嬉しかったからです。
私事で恐縮ですが、
先日宇都宮マラソン大会に出場してきました。
公式大会に参加するのは5年ぶりのことです。
前半は快調に走っていたのですが、
後半は非常にきつい状況になりました。
そこへ沿道から声がかかります。
「頑張って~」
給水所のスタッフ、交通整理にあたるスタッフ、街の住民の方々、
大変ありがたいことです。
何とか目標時間をちょっとだけクリアすることができました。
受験生のみなさん。
泣いても笑ってもあと4ヶ月。
そのしんどさは
あなたの成長を促す栄養剤です。
途中棄権することなく、
ゴールまで走り抜いてください。
追伸
ゴールした後に頂戴した鬼怒の船頭鍋。
たいへんおいしかったです。
ごちそうさまでした。
出張講義
予期せぬ再会もありました
10月25日(金)午後、
1・2年生を対象に出張講義を行いました。
講師の先生方には
お忙しいところ時間をとっていただき、
どうもありがとうございました。
(協力いただいた大学・団体)
宇都宮大学、昭和女子大学、清泉女子大学、大正大学、筑波大学、
東洋大学、新潟大学、福島大学、栃木県看護協会
1年生にとってはこの後の文理選択に向けて、
2年生は受験学年に向けて切り替えるためのきっかけの1つに
それぞれ活かしてもらいたいと思います。
今回、初めての出来事がありました。
栃木県看護協会からいらっしゃった看護師の方が本校卒業生でした。
現場に入って3年目とのことです。
在校当時を知る職員と談笑しているのが印象的でした。
今後の活躍を期待しております。
進路室コラム28
この問題はおもしろい
先日、宮城教育大学の先生が
学校案内等の資料を持って訪ねて来られました。
その資料の中に今年の入試問題が含まれていて、
おもしろい問題が載っていたので紹介します。
(ここから問題)
「資料1は、過去約30年間の世界の企業の時価総額ランキングの変化を示しています
(時価総額とは、「株価×発行済株式数」で求められ、時価総額が大きいほど、会社の価値が高いと評価されます)。
あなたが教員になると、今からおよそ30年後の2050年代に社会人となる児童・生徒を指導することになります。
この児童・生徒に、どのような力を身につけさせることが大切だと考えますか。
またその力を養うために、学校でどのような取り組みを行いますか。
資料1を参考に、希望する校種をふまえ、あなたの考えを具体的に述べなさい。
合計600字以内でまとめること。」
資料1 1989年と2021年における世界の企業の時価総額ランキング
1989年 2021年
順位 | 企業名 | 国 | 順位 | 企業名 | 国 |
1 | 日本電信電話(NTT) | 日本 | 1 | アップル | アメリカ |
2 | 日本興業銀行 | 日本 | 2 | マイクロソフト | アメリカ |
3 | 住友銀行 | 日本 | 3 | サウジアラムコ | サウジアラビア |
4 | 富士銀行 | 日本 | 4 | アルファベット(Google) | アメリカ |
5 | 第一勧業銀行 | 日本 | 5 | アマゾン | アメリカ |
6 | IBM | アメリカ | 6 | テスラ | アメリカ |
7 | 三菱銀行 | 日本 | 7 | メタ(Facebook) | アメリカ |
8 | エクソン | アメリカ | 8 | バークシャー・ハサウェイ | アメリカ |
9 | 東京電力 | 日本 | 9 | エヌビディア | アメリカ |
10 | ロイヤル・ダッチ・シェル | イギリス | 10 | テンセント | 中国 |
11 | トヨタ自動車 | 日本 | 11 | 台湾積体電路製造(TSMC) | 台湾 |
12 | GE | アメリカ | 12 | JPモルガン・チェーズ | アメリカ |
13 | 三和銀行 | 日本 | 13 | アリババ | 中国 |
14 | 野村證券 | 日本 | 14 | ビザ | アメリカ |
15 | 新日本製鉄 | 日本 | 15 | ユナイテッドヘルス | アメリカ |
16 | AT&T | アメリカ | 16 | ジョンソン&ジョンソン | アメリカ |
17 | 日立製作所 | 日本 | 17 | ウォルマート | アメリカ |
18 | 松下電器 | 日本 | 18 | サムスン電子 | 韓国 |
19 | フィリップ・モリス | アメリカ | 19 | バンク・オブ・アメリカ | アメリカ |
20 | 東芝 | 日本 | 20 | LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン | フランス |
出典 日野田直彦著『東大よりも世界に近い学校』TAC出版、2023年、21ページより抜粋
(問題はここまで)
1989年のランキングをみると、
バブル経済華やかなりし頃で懐かしさを覚えます。
合併で消えた企業の名前も見えます。
今の生徒たちには、
完全に過去の歴史なんですよね。
あ~_| ̄|○
ノスタルジーにおもしろさを感じたわけではありません。
おもしろさを感じたのは質問の内容です。
これって、
まさにコンピテンシーが問われているのではないでしょうか。
今年のパンフレットを見ていると、
例えば
お茶の水女子大学(東京)や叡啓大学(広島)の大学案内の中に、
大学で育成するコンピテンシーが明記されています。
進路室コラム27
この夏の疑問
今週から補講が始まりました。
2学期始業式は8月26日(月)ですが、
実質的にスタートしたと思っています。
前回の記事で
東北大学オープンキャンパスへの集団参加を
復活させたことを報告しましたが、
その後、個人的に
数校のオープンキャンパス(OC)に参加してきました。
毎年異なる大学を見学していて、
今までは気にならなかった(あまり目に入らなかった)のですが、
今年はやけに多く見かけるな、という光景がありました。
それは
大学資料が入っているバッグ(受付時に大学から配られるもの)を
保護者が提げていて、
子どもは自分の荷物だけを持つ姿。
高校生に言いたい。
受験するのはお父さん・お母さんですか。
わざわざ足を運んで手に入れた情報や資料は
あなたが活用するんですよね?
その扱い方、もう少し考えたらどうですか。
ウン十年前に大学に身を置いていた者からすれば羨ましい限りだ。
施設は充実しているし、
学生からの相談体制もととのっている。
トークショーに登壇していた大学1年生はとても元気だった。
去年まで受験生だったんだよね?
4ヶ月でこんなに変わるのか。
OCは企業で言うところの「自社製品のPRイベント」だから、
positiveな面が前面に押し出される。
それゆえ、批判的な視点はもっていた方がよい。
ある大学の説明会では
4年間の納入金を1日あたりに日割り計算して
高校生と保護者に提示していた。
あれは美辞が多い中、ピリッとした説明で良かった。
指導する側にも身の引き締まる話だった。
ということで、2学期も頑張りますか
(ヨッコイショと立ち上がる)。
復活
東北大学オープンキャンパス参加
7月30日(火)、大型バス1台を仕立てて
東北大学オープンキャンパスに行ってきました。
コロナ期を経て、
今年から
大学が高校からの団体バス受け入れを再開したので、
本校もコロナ前の学校行事を復活させました。
事前アナウンスが不十分だったゆえ 、
かつてより参加者は少なかったのですが、
スモールスタートで
徐々に元に戻ればいいかと思っています。
保護者の皆様には
早朝のお子様の送り出しに感謝申し上げます。
現地に到着した後、
生徒たちはそれぞれ目指すキャンパスへ向けて散っていきました。
引率教員も情報収集のために目的地に向けて出発。
私は青葉山の新キャンパスが見たかったので、
地下鉄で山に登りました。
眺めが良く、落ち着いた雰囲気のキャンパスでした。
まだ空き地があるので、
もっと発展するものと思われます。
今回一緒に引率した職員は初めての参加で
とてもためになったと振り返っていました。
生徒たちにとって
学びの意欲喚起につながることを期待しています。
青葉山新キャンパス
ナノテラス
ユニバーシティハウス
寮の部屋からの眺望
進路室コラム26
ちょっとしたこと
今月出くわしたシーンを2つ紹介します。
シーン1
車を運転していたら、
対向車が道路脇の店に入ろうとしているのが見えました。
歩行者が歩道を歩いており、
通り過ぎるのを待って一時停止中。
それゆえ後続車も止まっています。
歩行者はスマホをしながら悠然と歩いていました。
シーン2
ある週末に都内へ出かけ、
帰りに食事をしようと飲食店に立ち寄りました。
会計の際、通常のやりとりは
店員さんに金額を言われ、
私が店員さんにお金を払ってレシートを渡され、
「ありがとうございました」と見送られる。
このような具合だと思うのですが、
このときの店員さんは、さらに付け加えました。
「どうぞ素敵な週末をお過ごし下さい」
どちらも「ちょっとしたこと」なんですよ。
シーン1は交差点で横断歩道を渡るときにもあてはまります。
スマホを操作せずに普通の状況でも悠然と歩く。
歩行者優先のルールなので問題ないのですが、
ちょっと小走りしたら(健康な人を想定しています)、
ちょっと会釈したら、
運転手は幸せな気持ちになれるんじゃないかな~。
シーン2では
思わずこちらが
「ありがとうございます」と返事してしまいました。
向こうにしてみればビジネストークかもしれませんが、
言われたこちらは気持ちよく帰ることができました。
この2つのシーン、
みなさんはどのように感じられますか。
保護者進路講演会
講演会月間終了
5月は保護者の皆様にお目にかかる機会が多く設けられていました。
1日(水) 3学年(今春入試の結果報告と次年度共通テストの情報提供)、
15日(水) 2学年(資質・能力の話)、
30日(木) 1学年(本校での主要な指導の説明)
皆様、お時間をとっていただき、ありがとうございました。
特に1学年の保護者の中には、
前日に体育大会を参観して
連日学校に足を運ばれた方もいらっしゃるかと思います。
併せて御礼申し上げます。
また、保護者会当日は時間が押してしまいまして
申し訳ございませんでした。
本校の指導について
少しでも理解が進むとよいのですが・・・
説明不足な点がございましたら、
担任を通じてお知らせ下さい。
1学期も後半に入ります。
3年生は外部模試が始まりましたし、
全学年が
勉強、学校祭と合唱コンクールの並行準備、部活動の公式戦
と慌ただしくなります。
一人ひとりに平等に与えられている1日の24時間を
一人ひとりがどのようにコーディネートするか、
ご自宅でも注視していただければと存じます。
進路室コラム25
始動2024
桜が咲き、テストも終わり、
授業が始まりました。
テストを返した際、
受験勉強を
リテラシー・コンピテンシーの視点で捉えることを話しました。
先週の木曜日には外部講師を招いて
3年生にエールを送ってもらいました。
いざ、最後まで走り抜きましょう。
今春就職した卒業生は次のように述べています。
「この経験は就活で役に立つ」
進路室コラム24
ぎりぎり間に合いました
先週の入学式の日には
それほど開いていなかった矢東の桜。
昨日のどしゃ降りが花散らしの雨になってしまったかと
思いましたが、
その分、今朝の空気がきれいで
すがすがしく桜を眺めることができました。
進路室コラム23
2024年度入試終了
今年度の入試シーズンが終わりました。
生徒が目標達成に向けて勉強することは当然ですが、
私も勉強になりました。
帰国子女入試に挑戦した生徒、
秋入試で内定をいただき、入学前課題に取り組む過程で大学から厳しく指導された生徒、
入学当初から東大を目指して勉強を重ね、いざ勝負と挑んで、その壁に跳ね返されて涙した生徒、
学校推薦型選抜で不合格、国公立大学前期試験でも不合格、中期試験と後期試験で最後W合格をゲットして破顔一笑した生徒、
保護者と担任それぞれから喝を入れられ、捲土重来を期してあと1年勉強する生徒、
いろいろな生徒がおりました。指導に関わってくださった皆様に感謝申し上げます。
併せて、全ての3年生に、受験勉強の過程を通じて、
合否結果は抜きにして「人として成長できたな」と実感してもらえるとありがたいです。
進路室コラム22
贅沢な時間
久々のコラムです。
現在私立大学の個別試験が真っ盛りです。
今月下旬には国公立大学の前期試験、
来月には同中期試験、後期試験と続きます。
3年生は自分の受験校で課される科目を
必死に勉強しています。
自分の答案を添削してもらう光景も見られます。
この時間って、とてもリッチなものだと思うのです。
その科目だけに集中した勉強なんて、
めったにやらないし、できることでもありません。
家の人や学校の先生も応援してくれます。
大学受験を経験した大人の人たちに聞きたいのですが、
その後、これに類する経験はありましたか。
また、この時期は
教員の教科指導力を鍛えるのにも良い季節だと考えています。
予備校が速報でWebにアップする問題を見て
「この問題、おもしろいな~」と感じたり、
生徒に質問される問題を解いたり。
先日生徒が持ってきた問題も印象に残っています。
「半径1の円に内接する三角形について、3辺の長さの和の最大値は である」
(出典:2022年度青山学院大学経済学部)
問題はシンプルでわかりやすいのですが、
文系学部でこれを聞くんだ、と少しうなりました。
偶然の出会いを楽しんでいる今時期です。
大学入学共通テスト
4年ぶり
1月13日(土)、14日(日)の2日間、
大学入学共通テストが全国各地で行われました。
今年はコロナの分類が変更されたので、
以前のような受験生応援の風景が戻りました。
この後、個別試験が控えていますが、
最後までやり抜いてほしいと思います。
朝の応援風景
植え込みに見つけた新芽
専門知への誘い
大学出張講義
10月20日(金)の午後、
1・2年生を対象に
大学出張講義を実施しました。
今回講義をいただいた大学とテーマは以下の通りです
(括弧内がテーマ)。
岩手大学(獣医)、東北大学(地学)、東北学院大学(地域政策)、宮城学院女子大学(商学)、
宇都宮大学(農学)、国際医療福祉大学(言語聴覚)、帝京大学(工学)、埼玉大学(教育)、
女子栄養大学(栄養)、東邦大学(薬学)、専修大学(経営)、和光大学(比較文化)、山梨県立大学(教育)
生徒にとって刺激になったのと同時に、
一緒に聴講する私たち教員も
知識のアップデートをすることができました。
お忙しいところ、お時間を割いていただき、
どうもありがとうございました。
高校1年保護者進路説明会・講演会
やりたいことが見つからない人、迷っている人ほど勉強しましょう
9月30日(土)、
高校1年の保護者を対象にした講演会を実施しました。
進路からは
学年集会で話した内容の共有と
GSTの結果報告をしました。
それに続く外部講師による講演会では、
高校1年生の今、考えてほしいこと
今すぐやってほしいこと
進路の決め方
この3点をテーマに
示唆に富む話をしていただきました。
まだまだのびしろがたくさんある1年生。
保護者の皆様のご支援を
どうぞよろしくお願いいたします。
リーダーシップ入門
目標設定・共有、率先垂範、相互支援
9月28日(木)午後、
職業人による進路講演会を実施しました。
講師は共立女子大学ビジネス学部の岩城奈津先生で、
タイトルは
「高校生のためのリーダーシップ開発ー自分らしくチームで力を発揮するためにー」
です。
とかくリーダーシップとは
組織や集団の長だけが発揮するものと思われがちです。
しかし、現代のリーダーシップは
「権限がなくても全員が発揮する」ものと考えられています。
タイトルの文言は、
リーダーシップの最小3要素とのことです。
目標設定・共有:チーム全体が同じ目標を持つように働きかける
率先垂範:自ら行動を起こし、チームを率いる
相互支援:チームメンバーが行動しやすい環境をつくる
新しい理論の入口の部分を語っていただき、あっという間の70分でした。
生徒には日頃の学習や部活動、ボランティア活動等で
意識してほしいと思います。
岩城先生、どうもありがとうございました。
進路室コラム21
ちょっとしたこと
夏休み中、あるスーパーマーケットに行ったときのこと。
駐車場に車をとめている最中、どしゃぶりの雨。
通り雨だろうと思って
しばらく車の中で様子をみていました。
買い物を終えたお客さんたちは
小走りで自分の車に向かいます。
そこへ2人の店員さんが登場。
カッパを着て傘を持っています。
荷物を持つお客さんに傘をさしてあげて
車まで付き添って行ってました。
ひとり送り届けたら、戻ってきて次の人へ。
一方の手に荷物を持ち、
もう一方の腕で子どもを抱きかかえる母親には
うれしいサポートだと思います。
心温まる光景でした。
たいしたことではないかもしれないけど、たいしたことです。
進路室コラム20
手の次は脚
本校も夏休みに入り、
生徒は自分で1日24時間をコーディネートして
自律的に学習する季節になりました。
生徒の中には
オープンキャンパスへ出かけて
本物を見てくる者もいるでしょう。
私も先日、
都内のある大学で行われた教員向け説明会に
参加してきました。
JRと地下鉄で移動したのですが、
そこで目にした風景。
それは、
膝をひらいて座る乗客の多いこと。
男も女も関係ありません。
膝をとじていれば、
横幅もコンパクトに座ることができるし、
身の安全を確保することにもなるでしょうに。
それとも私、気にしすぎでしょうか。
高校生のみなさん、
昔のTVCMではありませんけど、
「出かけるときは忘れずに。」
進路室コラム19
追撃の狼煙
期末テストと校外模試が終わり、
生徒は合唱コンクールの練習を本格化させました。
前回のコラムで
試験監督中の人間観察の話をしました。
担任から話があったかどうかはわかりませんが、
今回監督したクラスの生徒は
そのほとんどが両手でテスト用紙を受け取っていました。
一部の生徒は
「ありがとうございます。」の言葉も添えていました。
やればできるじゃん!
また、
この時期は
多くの3年生が部活動を引退する時期でもあります。
写真は放課後の課外の様子です。
引退した3年生が合流してきました。
ここから追って、
来年差し切りますよ。
3年間で培った底力を見せてやるがいい。
進路室コラム18
片手と両手
先日読んでいた本の中に
こんな一節がありました;
「喧噪から一歩退いて、裏通りに入ると、
密集しているのに信じられないほどゆったりした時間が流れている。
その一角で現地のひとたちとの仕事は始まった。
その静けさのなかで、ふと眼についたものがある。
働いているひとたちの手もとだ。
ひとりはそっと両手で受話器を戻す。
別のひとりがそっと両手でマイクロフォンをテーブルに置き、これから始まる会議を待つ。
その横から、漆黒のコーヒーをたたえたカップがそっと両手で差しだされる。
ああ、なんと物静かな手つき。」
(出典:「大事なものは見えにくい」 鷲田清一著 角川ソフィア文庫)
なぜこれを取り上げたか。
先月の中間テストの際、ちょっとひっかかったことがあったからです。
それは
配布した問題を受け取る最前席の生徒の仕草。
「ありがとうございます」と言葉を添えて、両手で受け取る生徒もいれば、
緊張しているせいか、仏頂面をして片手で受け取る生徒もいる。
表情はともかく、
その受け取り方ってどうなんだろう、と考えてしまいました。
片手での受け取りは、他の職員も指摘しています。
みなさんはどのように思われますか。
来週は期末テスト。
試験監督しながら人間ウォッチング。
放課後の1シーン
粘り強さにコミットする
自由に勉強する姿は美しい。
1年保護者進路説明会
次回は落ち着いて話したいと思います
6月1日(木)午後、
1年保護者進路説明会を実施しました。
3年間の見通しや
現在取り組んでいるGSTについて
概要を説明しました。
ただ、
時間が押してしまったため、
話を巻かざるを得なくなってしまいました。
申し訳ございませんでした。
それでも講演終了時に拍手を送っていただいたり、
解散後に個別に話を聴きに来られた方もいて、
大変ありがたかったです。
次回はアセスメントのデータもお見せしながら、
GSTについてもう少し詳しく話したいと考えています。
2年保護者進路説明会
8割
この数字、何の数字だと思いますか。
共通テストでこの位の点数がとれるといいですね。
だいぶ可能性が広がるんですけど・・・
この数字、
保護者の出席率です。
5月17日(水)午後に実施しました。
3年生だと入試が間近ということで、
例年多くの保護者の皆様に話を聞いていただいています
(3年保護者会の報告についてはこの前の記事をご覧下さい)。
2年生は
特筆する大きな動きがあまりないのですが、
多くの保護者の皆様に関心を持って出席していただいたことは
たいへんありがたいことです。
引き続き、
「その辺には落ちていない話」が提供できるように
リテラシーを高めたいと思います。
3年保護者進路説明会・講演会
人間の成長が感じられる受験勉強でありたい
5月1日(月)午後、
3年保護者進路説明会・講演会を実施しました。
出席率が8割近くという関心の高さでした。
お時間をいただき、
どうもありがとうございました。
「合格不合格のみに焦点を当てる話はやめてください。
途中の過程を通じて汎用的な力も身につける生活を送って下さい。」
生徒にも保護者にも言っていることです。
毎年この時期、
テストのデータや
リテラシー・コンピテンシーのアセスメントの結果、
生徒の自由記述を読み返して
昨年度の指導の振り返りをしております。
卒業生のこんなコメントがありました。
「私はこれまでの人生で努力をしたと胸を張って言えることはありませんでしたが、今回の受験に向けての日々や結果は、努力したと自信を持てるものになりました。」
「本番までどれだけ頑張れたかで、終わった後の達成感や自分の中での納得度合いが変わると思います。」
「受験を通して家族、先生、友人のありがたさを実感しました。」
これですよ、3年生にゲットしてほしいのは。
点数にはならないけれど、
まちがいなく卒業後、
あなたの支えになりますから。
令和5年度始動
最後のブースター
令和5年度が本格始動しました。
今年度も進路室HPを
どうぞよろしくお願いいたします。
4月13日(木)、
外部講師を招いて
高校3年生対象の進路講演会を実施しました。
昨年度の2学期末に1度、
受験生への切り替えを促す講演会を実施しました。
それによって
受験に向けて自律的に動き始めた生徒もいますが、
これからエンジンをかける生徒もいるので、
今回新しい情報も交えて
2度目の講演会を行った次第です。
以前の記事で
卒業生の顔つきの話をしました。
3年生の表情がどのように変わるのか楽しみです。
卒業生の皆様へ
今年も咲きました
2023年度入試が終わりました。
先日、ある卒業生と話をする中で
「○○君はどうしましたか。」
と後輩を気遣う質問をされました。
たまたま一緒に撮った写真を持っていたので見せたところ、
「あんなに小さかったのに、大きくなりましたね。」と
附属中の頃を回想しながら、しみじみ語っておりました。
もしキャンパスで今春の卒業生に会うことがありましたら、
よろしくお願いいたします。
卒業生と話して思いました
自らを追い込んで学んだ者は顔つきが違う
先日OBOG講演会の報告をアップしたところですが、
それとは別に
この時期は
多くの卒業生が
春休みを利用して訪ねてきます。
彼らの話を聴くことは、
持っている情報の更新になりますし、
元気をもらえたりします。
その中からある2名の卒業生に共通して感じたことを話します。
1人は医学部に通う学生、
もう1人は1年多く受験勉強に励んだ卒業生。
両名とも顔つきが精悍になり、
自信をもって話をしていました。
医学部の学生からは
とにかく覚えることが多い、
テキストが難解で頭に入ってこない等
大変な様子を聴きました。
でも学びが蓄積されていくと、
過去の学びで理解に苦しんだところがどんどん繋がり、
わかった!という手応えが得られたとのことです。
浪人生は、
計画を立てることの重要性と
粘りの根性が必須であることを説いていました。
それと
「感謝、素直、自立」の気持ちが大切であると話していました。
現役時代苦手にしていた数学は、
当時の教科担任の話をきちんと受け止め、
1年間毎日取り組んだ結果、
共通テスト本番で昨年の2倍超の点数をとることができたと
喜んでいました。
今度、数学検定に挑戦したいとも語っていました。
こうも人は変わるんですね。
嬉しい報告のおすそわけでした。
卒業式を終えて
つらかったのは生徒だけではない
令和4年度も残り1ヶ月。
去る3月1日に卒業式が行われました。
卒業といっても
次の進路が確定していない生徒は
国公立大学後期試験に向けて
今日も登校して勉強しています。
このもうひと踏ん張りが
大学に入ってからの、
そして社会人になってからのGRITにつながります。
高校入学時点からコロナで制約の多い学校生活を送った生徒達については
報道等でたくさん取り上げられていますが、
しんどかったのは生徒だけではありません。
保護者もまた然り。
卒業式後、
例年と比べて多くの保護者から個別にお声かけをいただきました。
話の内容から、
この日が迎えられたことに安堵している様子がうかがえました。
ニュースではあまり取り上げられませんが、
全国の高校3年生の保護者の皆様の労苦と学校への協力に
敬意と感謝の念をお伝えしたく存じます。
進路室コラム17
共通テスト振り返りに思う
今日から
国公立大学一般選抜の出願受付が始まります。
ちょうど1週間前は
共通テストの自己採点でした。
その後、大手予備校の志望校判定を受け取り、
受験生たちは悩みの真っ只中にいます。
本校では自己採点終了後に
テストの振り返りを行っています。
生徒全員分に目を通したのですが、
ある女子生徒が
以下のようなコメントを書いていました。
「当たり前のことだと思うのですが、
問題用紙を机に置いてもらう時は軽く会釈などするべきだと思います。
会釈せずえらそうにしている人が多くいたので、
矢東生はそのような人たちにならないでください。」
共通テスト受験前日、
私は毎年次の話をしています。
「休み時間、他校の受験生がうるさかったり、
マウントをとるような会話をしていても同調しないこと。
不快を感じたら自ら距離をとること。
感染症防止の観点から、
同じ試験を受ける者への配慮と
リスペクトの気持ちを持って試験に臨むこと。」
生徒たちのレポートからは
責任ある行動をとっていた様子がうかがえます。
まさにコンピテンシーを体現したものだと思います。
合否に関わる点数にはならないけれど、
この先の人生ではとても大切な資質です。
卒業後もその態度は持ち続けてほしい。
共通テストを受けた3年生へ
明日の持ち物確認をして早く寝てください
2日間おつかれさまでした。
蓄えてきた力を存分に発揮することはできましたか。
緊張しすぎて体調が悪くなったりしませんでしたか。
まずは2日間乗り切ったことを讃えてください。
その他の試験の様子は
明日の自己採点の際に教えてください。
今夜は明日の荷物を整えて
早く休んでください。
明日持ってくる物は
共通テストの冊子、ボールペン(赤黒青)、HB鉛筆、消しゴム
です。
毎年問題冊子を忘れる者がいます。
これだけは明朝も確認してください。
保護者の皆様へ
送迎、お昼の支度等ありがとうございました。
明日以降、
個別試験が控えております。
引き続き、
お子様の健康管理(保護者自身も)や
入学金・授業料の納付等でお世話になります。
支払い期限をまちがえて覚えていて
入学資格を取り消されるケースがあるそうです。
お気をつけ下さい。
進路部より
本年もどうぞご贔屓に
2023年が始動するにあたり、
ひとことご挨拶申し上げます。
本年も行事報告や雑感等、不定期にアップしていきますので、
お時間あるときにご笑覧くださると幸甚に存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ところで、
新聞の購読数が減少しているというニュースを
聞いたことがありますか。
最近では紙媒体ではなくて電子版を読むとか、
あるいは新聞自体をとらない家庭も増えているようです。
私はアナログ人間なので、
いまだに紙の新聞をとっております。
年初というのは、
この後ホットな話題になるかもしれない記事が載ることが多いのです。
この冬休み中にピンときたのは「タイパ」。
2022年の新語大賞だそうです
( https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/shingo/2022/best10/ )
現2年生以降の大学入試で話題になるだろうと予想しています。
他にもおもしろそうな記事は切り抜いておいて、
何かの折に生徒に読ませたり、掲示板に貼ったりしています。
広告もまた然り。
ある総合商社が全面広告を掲載しました。
そこにはこんなフレーズが載っていました。
「今、世界はかつてない転換期を迎えている。
新しい社会の、新しい課題。
これまでの常識が通じない、難問の数々を前に私たちは思う。
この変化の時代に、自分は何ができるだろうと。
(中略)
そう、どんな変革も、始まりは誰か一人の意志だから。
私たちは、その「最初の一人」でありたい。
前へ、わずかでも、前へ。その一歩一歩が、世界を動かしていく。
その志で、世界を動かせ。」
このフレーズと共に、
社員のひとことが写真と一緒に掲載されていました。
この広告に、
本校の教育目標と重なる部分を感じました。
私は何ができるだろうか。
あなたは何ができますか。
附属中第1学年保護者様へ
ご紹介ありがとうございます
左のメニューの「PTAより」の中に、
附属中第1学年保護者会の記事があります。
その中で、
進路部からの話に言及していただきました。
どうもありがとうございます。
あの日の講演では、
用意した原稿には全く触れておりません。
話したことはすべてアドリブです
(原稿は封印しております)。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、
ママ友を誘って学年団へご相談ください。
附属中からリクエストがあれば、
その辺に落ちていない話をします。
よろしくお願いいたします。
2年進路講演会
修学旅行から帰ってきての「換気」は済みましたか
12月8日(木)、
外部講師を招いて
進路講演会を実施しました。
日頃の学習が受験勉強につながっているのは
もちろんですが、
受験に向けて本腰を入れる前に
日常生活をあらためてチェックしてください。
家で勉強を始める時間を固定する
スキマ時間を上手に活用する
苦手な科目に正面から向き合う
勉強すれば受かるとは限らない、
受かったのは勉強したからである。
勉強することは合格するための必要条件であって
十分条件ではない。
そして、
受かる・落ちるの
二元論はやめてもらいたい。
そこへ至る学びのプロセスにおいて
コンピテンシーを鍛える
残り1年にしてほしい。
2年保護者進路説明会・講演会
3年生に向けて
12月3日(土)、
2年生の保護者を対象に
講演会を行いました。
寒い中足を運んでいただき、
熱心に耳を傾けてくださって
どうもありがとうございました。
学年からは
2学期の行事と生活の様子、
ならびに模擬試験の結果を報告しました。
私からは
リテラシーとコンピテンシーの話を、
その後
外部講師から
「受験生の保護者心構え」について説いてもらいました。
私も会場後方で拝聴しておりましたが、
「保護者にもコンピテンシーを」
と考えておりました。
受験が終わるまでは時間の経過が遅く感じられるかもしれません。
気持ちがEasy な方向へ傾きかけたら
立ち止まって考えてください。
受験が終わってしまえば「あっという間」だったな、と感じられるでしょう。
この受験というイベントは
コンピテンシーを伸ばすのにちょうどよいと
最近思っています。
引き続き
ご理解を賜りますよう
よろしくお願いいたします。
職業人による講演会fromアフリカ
ルワンダ!
今回の報告は若干長文になります。それだけexciting な講演会だったことが伝わると嬉しいです。
去る11月4日(金)、職業人による進路講演会を行いました。
今回の講師は竹田憲弘さん
(Africa Note Ltd. 代表
兼 JICAルワンダ事務所NGOデスクコーディネーター)、
タイトルは
「アフリカ(ルワンダ)をアップデートせよ
〜自身の過去・現在・未来から皆様へのメッセージFROMルワンダ〜」
です。この講演会企画として、海外からのフルリモート講演は初めてのことで、
(株)ISAさんにサポートしていただきました。どうもありがとうございました。
講演を準備するにあたり、ルワンダと聞いて頭をよぎったのは民族紛争です。
最近のことだと思っていたら、約30年前の出来事だったんですね。
遠い近いの感覚はどのようなタイムスパンで捉えるかによって変わりますが、
講演後自分の知識がアップデートされていないことを恥ずかしく思いました。
「こちらは現地時間の8時過ぎです」
というトークと一緒に部屋から見える外の風景が映し出された瞬間、
空の美しさと街並みの綺麗さに思わず絶句
(若者言葉だと「超ヤバい」というやつですね)。
アフリカのシンガポールを目指して、都市部は整備されています。
また、ドローンで血液を運んだり女性の活躍が目覚ましい
(ジェンダーギャップ指数世界第6位、日本は116位)など、
日本をリードしている部分もあります。
一方、貧困や飲料水、電気へのアクセスの問題など、
多くの社会課題がある現状も報告されました。
そして最後のスライドはこのようにまとめられていました。
・アフリカは日本人が思ってるより断然すごい!
・それでも社会的な課題はたくさん残っている。
・充実した毎日をつくるのは、自己理解と一歩踏み出す勇気
→あなたのやりたいこと、できること、求められてることは何ですか?
生徒の感想をいくつか紹介します。
○自分のやりたいことは何かという問いと真剣に向き合い
本当にやりたいことを実現していることに感動した。
○自分の思っていた印象や考え方が講話を聞いて180°変わった。
今できることとできないことを明確にして、
これからの人生設計をしてみようと思った。
○「誰かのためになりたい」という強い気持ちを常に持ち、
最後には自分のやりたいことを見つけ出すということは、
とても素晴らしいことだと思いました。
海外で起業することはとても大変ですが、
その分、やりがいも返ってくるので毎日充実したものになり、
とても楽しそうで、私も海外に興味を持ちました。
○助けたい気持ちでけでなく、困っている人が何を求めているのかが大切で、
それを手助けできるようにボランティアをやりたいと思いました。
○勉強は大切なんだと思った。
○アフリカの現状が分かりルワンダの先入観が崩された。
○私は物事をネガティブに考えてしまうのですが、
今回この講話を聞いて考え方を変えようと思いました。
特に「2人以上が同じことを褒めてくれたならお前の真実だ。」
もし、自分だけでこのセリフを読んでいたら、
感動するだけで終わってしまっていたと思います。
でも、竹田さんのこのセリフから
「2人以上に同じことを褒められたら、それは自分の得意なことだ」
という考え方に、
「あぁ、自分も褒められたら覚えておこう。
そして、それが自分の得意なことで活かせることなんだな」と思いました。
○自分の固定概念から、
自分がこうしたい社会貢献では、相手のためにならないという話を聞いて、
正直じゃあどうすればいい?という風になった。
相手のしてほしいことって言ってもらわなければ分からないものだと思った。
でも、相手への思いやりや、相手の気持ちを知るには、
言ってもらうのではなく、自分から聞いて、どんなことを必要としているのか、
それに対して、自分ができることをするということが社会貢献であるとわかった。
竹田さんが思う、いまの私たちにできる社会貢献って何ですか?
生徒の感想から、心を揺さぶられた様子が伝わったでしょうか。この後、竹田さんは自身のインスタグラムにこの講演会のことをアップされました。
生徒だけでなく、職員にまでインパクトのある話を頂戴いたしましたことに、あらためて感謝申し上げます。
追伸
竹田さんはYouTubeチャンネルやWebページも開設しているので
ご紹介します。
YouTubeチャンネル
https://youtube.com/user/soujoukyousuke
Webページ
https://rwandanote.com/
出張講義
高校1・2年生を対象に出張講義を実施しました。
1年生は来年度の進路選択の思案中、
2年生は修学旅行を終え、3年に向けて「換気」中です。
少しでもヒントになることを願います。
講師の先生方、
お忙しいところお時間を割いていただき、
どうもありがとうございました。
1年保護者進路説明会・講演会
1年保護者進路説明会・講演会を実施しました。
内容は以下のとおりです;
○学年主任からの学年概況報告
○学年進路担当からの進研模試結果分析
○進路部長からのジェネリックスキルテスト結果報告
○外部講師による大学入試情報の提供
最後に保護者から質問を受けました。
○大学入学共通テストの平均点設定について
○英語外部検定入試(検定の種類、有効期限)について
1つ目の質問については、
試行調査を実施した際に
目標平均正答率を5割程度に設定したのが
回答の根拠です。
https://www.dnc.ac.jp/albums/abm00035897.pdf
2つ目の質問については、
大学毎に採用している検定が区々なので、
個々に調べる必要があります。
比較的多く採用されているのは、
実用英語技能検定(英検)、GTEC、TOEFLなどです。
質問されるということは
それだけ話に集中していただけたものと
受け止めております。
同時に
手前どもの振り返りにもなりますので、
大変助かります。
引き続き、本校の教育活動に
ご理解・ご協力を賜りますよう
どうぞよろしくお願いいたします。
実るほど頭を垂れる稲穂かな
あちらこちらの田んぼで
稲刈りの風景や
稲を刈り取った跡が見られます。
3年生にとっては、
大学入学共通テストの出願時期でもあります。
先日、郵便局に持っていきました。
受験料の振り込みで
保護者の皆様にお手数をおかけいたしました。
どうもありがとうございました。
引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
ところで、この「ありがとう」の一言。
みなさん、きちんと言えていますか。
「そんなもの、小学校で習うことだろ」とおっしゃる方も
いるでしょう。
言えていれば問題ないのです。
このところ、生徒を指導する場面や
事務仕事をする場面で
頻繁に疑問符が浮かんでいます。
なんだろう、このモヤモヤ感。
価値観の変化か、社会の変化か、日本人の変化か。
変化か、劣化か。
きちんとあいさつされると、
「おっ!」と反応してしまいます。
ちょっとつぶやいてみました。
可能性を広げるために
1年生を対象に
キャリアカウンセラーによる
ジェネリックスキルテストの解説会を実施しました。
教科の力も大切である一方、
先行き不透明な現代において、
考える力(リテラシー)や行動する力(コンピテンシー)も
求められています
(両者を併せてジェネリックスキルと呼んでいます)。
これを如何にして身につけ、
ブラッシュアップしていけばいいのか、
生徒一人ひとりに考えてもらいたいと同時に
先生方にもそれらを念頭においた生徒へのはたらきかけを
考えてもらいたいと思います。
保護者の皆様におかれましても、
ご家庭でお子様とやりとりをするときに
少し意識していただけるとありがたいです。
矢東祭で話しました
コロナの感染対策のため、
限定公開の形をとりました。
通常であれば
夏休み中の卒業生が訪ねてきて
近況を語り合う機会なのですが、
今年もそれは叶いませんでした。
卒業生のみなさん、申し訳ございません。
私は写真部に混ぜてもらい、
福島県の双葉町で撮った写真を展示しました。
それに併せて、
午前と午後1回ずつ
現地で感じたことを話してきました。
実は5年前、
生徒と一緒に宮城県の名取市閖上地区を
見に行きました。
当時はまだ空き地が多かったのですが
(Googleマップのストリートビューの写真の感じです)、
地図情報を見る限り、
今はだいぶ整備された印象です。
今回訪ねた地域はまだまだです。
複合災害の現実を思い知らされました。
みなさん、お時間を作って
下の資料館を見に行ってください。
そして感じてください。
附属中保護者WSで話してきました
附属中保護者対象のワークショップで
今の大学事情や学生事情を中心に、
情報提供をしてきました。
ただ、あくまで今の状況です。
お子様が進学する4~6年後は、
また様子が変わると思います。
(保護者の感想から抜粋)
○生きる力とか、これからの学び方、学ぶ姿勢について、再認識できました。
○子ども同様に親の知識のアップデートの必要性。大学•企業が求めている人材などを知ることが出来た。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下の話は余談です。
このWSの翌日、
都内の某私立大学のオープンキャンパスに行きました。
プログラムの中に保護者ガイダンスがあり、
予備校職員が講演しておりました。
私も視聴しましたが、
100人以上は参加していたでしょうか。
圧倒的に母親が多かったです。
進路室コラム16
特別活動の意義
1学期が終わりました。
この間、コロナは比較的落ち着いていたので、
気を使いながらも
多くの学校行事が行われました
(現在は第7波が始まったので、
今後の行事がどうなるのかは判断いたしかねます)。
つい最近も
合唱コンクールが行われ、
合唱部×教員有志のコーナーで
私も混ぜてもらいました。
やるからには本気。
歌詞を暗記して舞台に立ちました。
このような形で歌を歌うなんて
何十年ぶりでしょうか。
コンクール翌日の清掃の時間に
進路室担当の生徒に話しかけました。
「合唱コンクールできてよかったね」
その生徒は笑顔を浮かべていました。
窮屈な日常を過ごしている中、
ちょっと一服になったのではないかと推察しました。
体育大会の時もそうでしたが、
私はこのような行事があるとき、
生徒の座席後方から生徒の様子を見るようにしています。
そして気づいたことがあれば、
担任に報告したり質問したりしています。
新採の先生方(教え子の中にいるので)、
教材研究も重要ですが、
生徒を見ることもお忘れなく。
生徒にとって
教室での勉強も大切だけど、
行事も大切。
進路という立場上、
こんな問題を考えました。
「学校教育における特別活動の意義について論じなさい」
学習指導要領を読めば書いてあるのでしょうが、
高校生にはそのようなむずかしい話は抜きで考えてください。
字数制限をつければ小論文の問題になるし、
口頭試問でグループディスカッションのお題にもなる。
教育学部の入試問題にしやすいが、
他の学部でも出題できる
(今年の慶應義塾大学の看護医療学部の小論文の課題文は教育がテーマだった)。
大学の入試担当の先生、
入試問題になりませんかね?
夏休みが始まるにあたり、
振り返ってみました。
中学校訪問
本校の案内と来年の高校入試について
説明をしてきました。
進路担当という立場から、
他校との違いについても
併せて話をしてきました。
対応してくださった先生方、
どうもありがとうございました。
学年保護者会で来校した保護者の方から
こんな話を聞きました。
「中学校の先生からの評判が芳しくないんですよ。
実際そんなことないのに。」
今の指導者層(中堅、ベテラン)の中には
かつて本校で学んだ卒業生も多くおられることでしょう。
もしかして、
古い記憶のままだったりしていませんか。
今月上旬、
現在大学3年生の本校卒業生と情報交換をしました。
この卒業生は
自分の経験から
後輩には絶対本校を薦めないと考えていました。
私から現在の取り組みについて説明したところ、
次のように返してくれました。
「なぜ私たちのときにそれをやってくれなかったんですか。
タイミング悪すぎ。今の様子であれば、後輩に紹介します。」
本校の取り組みの一部は
就職活動のプロセスと重なるとも言っていました。
今では
成人式後に晴れ着姿を見せに来る卒業生もいます。
野球の応援に球場へ足を運ぶ卒業生もいます。
大学で学んでいることを後輩に話に来てくれる卒業生もいます。
このような様子からも
本校の今を想像していただければ幸いです。
1年保護者進路説明会
高校入学後初めての保護者進路説明会を実施しました。
出席率は8割を超え、
高い関心を寄せていただいていることがわかりました。
本校の保護者進路説明会は
保護者のための学びの場とお見知りおきくださると幸いです。
説明会終了後に個別相談に対応しました。
非常に熱心に質問されていたので、
その方にとっては
全体会よりも深い学びにつながったかもしれません。
モヤモヤ感がクリアになったとおっしゃっていました。
今回で
1学期に行われる学年別保護者会は一区切りです。
何かお気づきの点がありましたら、
夏休み中に行われる
クラス担任との懇談の折にお話ください。
よろしくお願いいたします。
2年保護者進路説明会
2年保護者進路説明会を開催しました。
多くの保護者の皆様に参加していただきました。
事後アンケートで
「勉強になった」という声をいただいております。
どうもありがとうございました。
現在、
今春卒業した生徒たちが本校に入学して以来蓄積してきたデータで
いろいろリサーチをしているのですが、
その一部を「初蔵出し」という形で紹介しました。
一緒に視聴する職員にとって現職研修になることも
目指したつもりです。
説明会でも申し上げましたが、
資質・能力の育成には
ご家庭の協力が必須です。
引き続き、
どうぞよろしくお願いいたします。
3年保護者進路説明会
3年保護者を対象に
進路講演会を開きました。
GWの谷間にもかかわらず来校くださった皆様、
どうもありがとうございました。
わざわざ来ていただいたお返しではありませんが、
表出ししていない情報もお伝えいたしました。
報告用の資料を作成することは
私共の指導の振り返りでもあります。
この4月から運用開始となった
新学習指導要領では
以前と比べて
資質・能力の面が強調されております。
今後ますます求められる汎用的な力。
受かった落ちたの議論もいいけれど、
リテラシーコンピテンシーの伸長につながる指導を
心がけたいと思っております。
保護者の皆様にもその視点を持っていただき、
受験を通して成長できたなと思える1年を
送ってほしいと切に願っております。
これは生徒保護者双方にあてはまりますが、
途中しんどくなって、
安きに走りたくなる瞬間が来るかもしれません。
そのときは問うてください。
「その選択で後悔しませんか。本当にいいんですか。」
3年進路講演会
外部講師を招いて進路講演会を実施しました。
私立大学に限って言えば、
全体の入学定員充足率は100%を割り込んでいる。
定員割れの大学は277校(全私立大学の46%)にのぼる。
選ばなければどこでも行ける。
じゃあ、
あなたはそれでいいのか。
大学入学共通テストの出題傾向も
以前のセンター試験と比べれば、
かなりかわってきている。
毎日の学習姿勢が問われる。
漫然としていると脱落していく。
受かっただの、落ちただの、
それだけを追求する受験勉強はやめてほしい。
試行錯誤するプロセスも大切にしてほしい。
それが
リテラシーコンピテンシーを伸ばすのである。
今春、国公立大学後期入試で合格した卒業生も
コンピテンシーの大切さを強調していた
(詳しくは6月発行の進路資料を見てほしい)。
さて本格的に授業が始まった。
心して刻苦勉励すべし。
進路室コラム15
祝入学、そして新課程始まる
1年生のみなさん、
そして保護者の皆様、
本日のご入学、おめでとうございます。
また、
多くの高校の中から
本校を選んでくださったことに
感謝申し上げます。
率直に伺います。
なぜ本校を選ばれたのでしょうか。
理由をお聞かせ願いたく存じます。
保護者の皆様には
学年保護者会でもお目にかかるので、
その折にご教示いただければ幸いです。
手前どもの話で恐縮ですが、
新課程を見据えて
3年前から校内で始めたことがあります。
当時は
ほとんどの職員に理解されませんでした
(直接言ってきた職員もいます)。
今、複数の職員から仕事上の質問・相談を受けますが、
3年間の仕込みとほとんど関連づけが可能です。
それについては、
6月の学年保護者会で触れたいと思います。
これから3年間、
本校の教育活動にご理解ご協力を賜りますよう
どうぞよろしくお願いいたします。
進路室コラム14
2022年度大学入試終了
今春の大学入試も終わった。
国公立大学の前期試験に不合格で、
中期・後期試験を受けた者、
最後までよくやりきった。
あなたは勇者である。
結果報告に訪ねてきてくれたときの表情は
「やりきった感」で充実しているように見えた。
1年前
「単に受かる落ちるだけの議論はやめてほしい。」
と述べたのを覚えているだろうか。
私が獲得してほしいと思っているものを
あなたは獲得できたと思う。
一方、
もう1年やることになった者へ。
1年余計に勉強するのだから、
来年の今頃、
学びに向かう態度、学力、心身、
すべてにおいて成長した姿を見せてほしい。
今年2浪の末、
医学部医学科に合格した者が以下のように述べた。
「私は現役の時、あまり勉強しなかった。
浪人して初めて
『きちんとやれば、学びは面白い』ということがわかった。
周りの受験生の意識の高さも刺激になった。」
たぶん、頭の中で
「知のネットワーク」が形成されていったのだろう。
知識がつながる瞬間のインパクトは計り知れない。
充実した1年にするか、無為な1年にするか、
それはあなた次第である。
親が高い金を払って学ばせてくれることに感謝せよ。
そしてまた
明日から新たな3年生を相手にする。
どういう手でいこうかな。
進路室コラム13
会話という名の薬
併願先から合格をもらって
悩んでいる者もいるだろう。
妥協する道を選ぶか、
あなたの人生観が試されている。
最後までやり抜いた事実は
脳にとってはコミュニケーションになっていないということ。
これからの活躍を祈念する。
最後にもう一度。
卒業おめでとう。
共通テストを終えた高校3年生へ
できた、できなかった、いろいろな思いが
交錯しているだろうけど、
まずは健康管理をして本番に挑み、
2日間乗り切ることができたことに
価値をおきましょう。
保護者の皆様、
今日にいたるまでのサポートに感謝申し上げます。
この後個別試験が続きます。
引き続きの応援をよろしくお願いいたします。
明日は自己採点になります。
必要なものがすべてカバンに入っているか、
寝る前にもう1度確認して下さい
(特に問題冊子)。
確認したら、さっさと寝ましょう。
そして明日、
時間に余裕をもって来て下さい。
もし体調に不安を覚えて登校がむずかしい時は、
必ず担任の先生に電話をかけてください。
その際の自己採点については、
新聞や大学入試センターのHPに載る解答を使って
自宅で行い、
その結果を
下の用紙に記入して学校に送って下さい。
これは緊急対応なので、使わなくて済むことを願います。
f_fax報告書2022.pdf
大学入試受験に際してのお願い
本格的入試シーズンが始まります。
感染症の第6波到来が懸念されるところですが、
文部科学省から
通達が出ております。
○受験日の試験会場周辺への参集自粛
(教職員、保護者、予備校、塾、不動産関係企業)
○家庭内(保護者・親族含む)での健康管理及び感染症対策
(手洗い、マスク着用、換気の徹底、不要不急の外出自粛、
「3密」回避
(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、
近距離での会話や発話が生じる密接場面))
ニュースを見ていると、
11月と比べて
感染者数がじわりじわりと
増えてきている印象を受けます。
受験生本人はもちろんのこと、
周りでサポートする人間も
自分事と捉えて備えましょう。
保護者も学ぶ
長い時間おつきあいいただき、
ありがとうございました。
講演前に行われた保護者同士の意見交換会で出されたメモを
2年保護者進路講演会
進学予定のお子様を持つ保護者に
お願いするものです。
12月11日(土)、
外部講師を招いて講演会を行いました。
その講演の中で
「(受験生が)受験期に保護者に感謝したこと」が
話題に上りました。
○プレッシャーをかけずに見守ってくれた
○模試の結果が悪かったとき、「次があるから」と言ってくれた
進学指導をしていると、
保護者が前のめりになったり、
合格を焦ったりする場面を時々見かけます。
受験をするのはお子様です。
コンピテンシー伸長のためにも
どうかご理解を賜りますようお願いいたします。
2年進路講演会
進路講演会を実施しました。
来たる2022年に向けて、
生徒各自がこれまでの学びや活動の「棚卸し」を行い、
受験勉強の予定を考えることを望みます。
先週は、
進路部から生徒に向けて
「他者に学ぶ」というテーマで
話をしました。
今回の講演と併せて、
生徒がどれだけ「ジブンゴト」と捉えられるかが
成功と失敗の分かれ目です。
朝の矢東
紅葉も里まで降りてきて、
本校の銀杏も
良い具合に色づいています。
下の写真は7時過ぎに撮りました。
コロナがやや下火になっている束の間の
ワンショット。
職業人による進路講演会
高校1・2年生を対象に
職業人による進路講演会を行いました。
今年から
同窓会の支援をいただけることになりました。
この場を借りて御礼申し上げます。
併せてこの日の前日、
各教室に
天釣りプロジェクターが備えつけられ、
その使い初めにもなりました。
校内での映像配信準備が
これまでよりも容易になりました。
事務室スタッフにも感謝申し上げます。
講演会の様子ですが、
(株)ISAシンガポール代表の齋藤貴臣様をお招きし、
シンガポールを含む現在の東南アジアの様子や
若い頃の海外滞在経験を通して学んだこと等を
語っていただきました。
(印象に残っているフレーズ)
○1つのきっかけで人間は変わる。
○(海外滞在中つらかったときにわかった)家族の大切さ。
○目の前のことをちゃんとやる。その意味はあとでわかる。
○各人がしっかり意見を持つことがグローバル社会での1丁目1番地。
○(FACT)×(リテラシー)×(信念・敬意)=(一流の地球人)
そして最後に
より良い未来を創出するために、ということで
6つの提示がありました。
1.情報は兎に角沢山取るべき
2.自分の意見を持ち、発信すべき
3.多様な環境になれるべき
4.家族・先生や周りの人とのコミュニケーションをとるべき
5.これからは、アジア・アフリカに注目すべき
6.英語はツール。GLOBISHで十分ビジネスはできる。
ただし、みんなは今しっかりと学校での英語を頑張るべき
=目の前のことをしっかりとこなした先に見えてくるものはある
世界で起きている生の情報に触れることができ、
Mind-Reset (講師の言を借りました)
されました。
タイトルのフレーズは
講演中グループワークをした際に
出されたお題です(スライドつき)。
私はこんな返しが思い浮かびました。
It's you.
大学出張講義
大学出張講義を行いました。
大学の先生方には
お忙しい中、
時間を作っていただきまして
どうもありがとうございました。
この行事は
生徒が学問への意欲を喚起することを期して
行っている行事でありますが、
それと同時に
教員にとっての学びの機会でもあります。
秋の半日、
アタマをリフレッシュすることができました。
講座一覧
行政学入門:災害時応援職員を事例に
学校教員を目指す人のための心理学入門
モンゴル遊牧民と都市の歴史:カラコルムからウランバートルへ
国際・地域共創メジャー入門ー社会心理学・サスティナビリティ学ー
「人口減少=地域衰退」は本当?
鉛筆デッサンに挑戦しよう
医療福祉の学びと職業~求められるチームケア・チーム医療~
ゲノム情報を活用した薬物治療の未来像
脳の可塑性のしくみ
金属イオンの力
再生可能エネルギーで実現する2050年の社会づくり
材料力学とコンピュータ・シミュレーション
1年保護者進路説明会
高校1年保護者進路説明会を行いました。
感染症対策を鑑み、
対面・オンライン併用の形をとりました。
1年生は
来年に向けて
文理選択を考える時期になります。
ご家庭でも
よく話し合いをしていただきたく存じます。
その際、
お子様に問いを投げかけて
考えていることを引き出す役回りを
していただけると助かります。
熟考して自分で決めたという経験は
コンピテンシーを伸ばすことにも寄与します。
引き続き、
本校の指導に
ご理解ご協力を賜りますよう
どうぞよろしくお願いいたします。
学年部長 学年主任
進路講演会
入試シーズン到来
報道機関的には
1月の共通テスト初日に
使われるフレーズかもしれません。
しかし入試というのは、
願書を書くことから始まりますので、
あえてこの表現にしました。
9月27日(月)から
大学入学共通テスト(来年1/15・16実施)の
出願が始まりましたが、
本校は
今日、郵便局へ出してきました。
保護者の皆様には、
受験料の振り込み手続きでお世話になりました。
どうもありがとうございました。
入試シーズン開始に先立ち、
お参りをしてきました。
お札は
教室棟3階にあるので、保護者会等で来校した折にご覧ください。
矢東生から中学生へのメッセージ
見通せませんが、
中学3年生のみなさんは
むずかしい状況においても
めげずに受験勉強にはげんでいますか。
保護者の皆様には
在宅ワークや家族の健康管理等で
苦労の多い日常が続いていることと
拝察いたします。
そのコロナの影響で
8月に予定されていた一日体験学習は
実施されませんでした。
一日体験学習関連のページは
本校トップページから入ることができますが、
生徒が活躍する場をつくる観点から
進路指導にかかわる説明を
生徒にしてもらうことにしました。
生徒は進路部に取材に訪れ、
その情報に基づき、
発表内容を考えております。
また今回は、
ナレーターも担当しております。
ラジオのスイッチをオンにする感覚で
mp3ファイルをクリックしていただければと思います。
(ラジオ感覚なので、音声だけの配信です。
動画慣れしているみなさんには新鮮なのでは?)
その前にpdfファイルを開き、それを見ながら聴くと、
話の内容がわかりやすいと思います。
このプレゼンテーションを聴いて
良かったなと思ったら、
「投票する」を押してください。
生徒にとって励みになります。
最後に
このページは
中学3年生向けとなっておりますが、
それ以外の方々にも聴いて頂き、
今の矢東高を知って頂ければ幸いです。
矢板東高等学校案内2021_4進路状況他.pdf
1_主な進学先.mp3
2_進学割合.mp3
3-1_その他壱.mp3
3-2_その他弐.mp3
4_さいごに.mp3
附属中3年保護者会
お寄せください
附属中3年保護者会で
話をする機会をいただきました。
聴いてくださった保護者の皆様、
どうもありがとうございました。
高校でやっていることが
少しでも理解いただけたら幸いです。
なお、
時間の関係で
端折った内容もありますので、
気になる方は
進路までお尋ねください。
中学校訪問
「背中を押す」へ
ある中学校を訪ねました。
対応に時間をとってくださった先生方、
どうもありがとうございました。
冒頭私から
皆様(中学生やその保護者)が本校に抱いているイメージを
質問しました。
中学校の先生方の回答からは
保護者世代は
保護者自身が高校生だった頃のイメージを持っている、
そんな印象を受けました。
中学生の中にも同様の思いを抱いている人がいるようです。
平成の後半までは
そのような一面はあったかもしれません。
しかし時代は令和です。
学校案内をご覧いただけば、
時代にadjust しようとしている姿を
ご覧いただけると思います。
8月の一日体験学習には
多くの参加申込をいただいております
(重ねてお礼申し上げます)。
限られた時間ゆえ
全てをお伝えしきれないかもしれません。
進路室に関することは
随時このページで発信しておりますので、
お時間あるときにご覧いただければ幸いです
(結構攻めています)。
ワクチン接種が進んできてはいるものの、
コロナがあと何波くるか見通せません。
受験生のみなさん、
個人でできるコロナ対策を継続し、
受験勉強にはげんでください。
がんばってください。
2年進路講演会+α
外部講師による進路講演会を開きました。
少し時間が経ってしまったのですが、
今年の共通テストの振り返りと
1年7か月後に控える本番に向けて
今からできる備えについて話していただきました。
共通テストはどの教科も
問題文の分量が以前より増えたことは
既にご存じかと思います。
理解力はもちろんのこと、
そのボリュームに圧倒されずに
我慢強く読む力も必要です。
実はこの
「文章を読んで理解し、考えたことを表現する力」
のことを心配した人がいます。
それは教育実習生です。
授業をしている最中に感じたそうです。
このエピソードを
実習生の高校時代を知る教員に話したところ、
彼らも図抜けてできたわけではないと言いました。
そのように言われた実習生による懸念表明。
2年生よ、この意味わかりますか。
来週は私がみなさんの前で話します。
覚悟しておいて下さい。
1年保護者進路説明会
1学年保護者進路説明会を行いました。
こちらの意図することが
上手く伝わったでしょうか。
全体会でも申し上げた通り、
このページで
随時記事をアップしていますので、
お時間あるときにご覧ください。
今回1つ驚いたことがあります。
それは、
説明会終了後、
進路室前の掲示に
保護者の人集りを見たことです。
今までで初めて見た光景です。
関心を持っていただき、
ありがとうございます。
何か収穫はありましたか。
ご教示いただければ幸いです。
これまでと異なる保護者の皆さんの動きを見たわけですが、
実は1年生の動きもいつもとちょっと違うんです。
端的に言うと「出足が早い。」
例年、1学期に進路室を訪ねる1年生は
ほとんどいないのですが、
今年はよく訪ねてくるのです。
お気楽な会話しかしていませんが、
なかなかおもしろいです。
この playful な感覚が
良い能力を発揮することにつながるといいな、
と期待しています。
2年保護者進路説明会
2年保護者進路説明会を行いました。
雨で足下が悪い中をお集まりいただき、
ありがとうございました。
コロナ第4波が来ていて、
今後の動きがどのようになるか見通せません。
しかし、
昨年度よりは
オープンキャンパスなど
人数制限を設けて動き始めています。
大学のホームページを
こまめに確認して、
お持ちの情報を更新していただきたく存じます。
奨学金関連の資料も配布いたしましたが、
経済的なことで
保護者の皆様ができることは
早めの備えをお願いいたします。
3年保護者進路説明会・講演会
3年生保護者進路説明会・講演会を行いました。
すでに今春入試の結果は
本校HPで公表しておりますが、
より詳細なところまで解説しました。
後半は
外部講師を招いての講演会です。
「当たり前のことをやる」
「学校での学びを無駄にしない」
「能動的に情報にアタックする」
お子様の学びに
保護者の皆様のサポートは必要不可欠です。
ご支援のほど
よろしくお願い申し上げます。
保護者の皆様が一堂に会し、
手前どもが説明をするのは
今回が最後です。
お子様の入学以降これまで、
学年保護者会は
5回開催されました。
毎回テーマを変えて話しましたが、
皆様自身の「アップデート」は
如何ほどのものでしょうか。
来校された方には
QRコードをお配りしました。
そちらから教えていただけるとありがたいです。
3年学年集会
入試全般(一般論)について
外部講師から学びましたが、
今回(4/22実施)は、
今春の本校卒業生が
どのように受験と向きあったのかを話しました。
現在、
6月に発行する進路資料を編集しております。
その中にある卒業生の振り返りの中から
一部を速報として知らせました。
私があれこれ言うよりも
年齢の近い、
つい先日まで受験の当事者だった者の言葉のほうが
おそらく刺さるのではないかと推察します。
タイトルの言葉は
卒業生が残した言葉です。
目標に向けて努力すること、
うまくいかないときにどうやって立て直すか、
不合格と言われた後の立ち直り方、
最後まで粘り強く挑むこと、等々。
受験勉強を
「低次」のレベルでやるか
「高次」のレベルでやるかは
各人次第。
最後に納得のいく合格で終われば、
苦労した経験は
人生の糧になる。
3年進路講演会
未だコロナに気をつけながらの生活ではありますが、
いつものように動き出すことができたことに感謝。
さて、3年生も
受験生としての1年が始まりました。
まずは「相手を知る」ということで、
今春の共通テストについて
外部講師に解説していただきました。
試験の形式は変われども、
勉強する内容は去年と変わりません。
地に足をつけてやるのみ。
蓄積した知識が熟成すれば、
考えることがおもしろくなってくる。
見える風景が変わる。
1年後どんな風景を眺めているだろうか。
1年生へ
これから3年後、中学生は6年後
どのような成長をとげるのか楽しみにしています。
パナソニック創業者の松下幸之助さんは
社員のアイデアによく
「やってみなはれ」と答えていたそうです。
挑戦する気持ちは持ち続けたいですね。
私は県内他の学校でやっていないことに挑戦しています。
一定の成果(良くも悪くも)を得たとき、
必ず振り返りをしてください。
今、振り返りは
社会人の間でも
自己成長のための行動として重視されています。
今日もこの後、
入学式(準備)の振り返りをします。
最後になりますが、
もし何かお話ししたいことがありましたら、
どうぞ進路室にお立ち寄りください。
sakura
校庭の桜がいい感じになっております。
この時期、
本校を離れる人もいれば、
これから本校に来る人もいます。
同じ桜でも
行く人を思いながら眺めれば
少し物寂しく感じ、
来る人を思いながら眺めれば
「また始まる」と
前向きな気持ちになります。
入学式まで
花がもつかあやしいので、
Web上で花を愛でてください。
「さまざまなこと思い出す桜かな(芭蕉)」
今春の卒業生へ
進学先が決まった人は、
入学手続やアパートが決まったことと思います。
国公立中・後期試験や
私大の3月入試で合格して進学準備をする人は
この月末、
ちょっと慌ただしいかもしれません。
慌てるとろくなことがないので、
間違いのないように
確実に手続きをしてください。
まわりの友達が
一人、また一人と行き先を決めていく中、
よくやり通しました。
最後まで粘り強く取り組んだ経験は
きっとあなたの精神的な支えになるでしょう。
2次募集に出願した人。
天命を待ちましょう。
わずかなチャンスに挑む精神に
敬意を表します。
そして
再度挑戦をすべく、
あと1年受験勉強する人。
あなたが感じるストレスは
人間の器を大きくするための負荷だ。
正しい努力を積み重ねれば、
来年の今頃は
精悍な顔つきになっているだろう。
私たち職員は
そんなあなたに会えることを楽しみにしている。
さあ、
来週から
また新たな受験生との真剣勝負が始まる。
附属中1・3年の保護者へ
3学期の学年保護者会実施が見送られました。
予定では
2学年保護者会で私がお話をすることになっており、
それに向けて
学年主任がアンケートをとりました。
何件か講話内容のリクエストが寄せられたので、
紙上講話という形で
2学年保護者の皆様にフィードバックしたところです。
1・3学年の保護者の皆様にも
読んでいただける内容かと思い、
その抄録をシェアいたしたく存じます。
中学3年生はまもなく高校1年生に進級しますが、
以下の抄録を
高校で意識していただければ幸いです。
(以下抄録)
中学在籍中にやっておくといいこと
○毎日決まった時間に机に向かって勉強する習慣を身につける
継続は力なりです。
暗記物は寝る前にやるのが良いと言われています。
○英検、漢検等の資格試験に挑戦する
合格すれば自信につながります。
不合格のときは、その原因を振り返り、
次の挑戦に向けて改善策を考えればいいでしょう。
その際、「逆算思考」をすすめます。
検定日が決まっているので、
いつまでに、何を、どれだけやっておくか、
カレンダーを遡って予定を立てます。
これらの行動は、
コンピテンシー(自信創出力、計画立案力)の育成にも
資するものと思われます。
大学入試で利用することはむずかしいかもしれませんが、
ごく稀に中学時代に取得した検定試験が利用できる場合があります。
英検の場合、入試日から2年以内のスコアが有効という場合が多いです。
今年度は、中学3年時に取得した漢検を活かした卒業生がいました。
高校では英語4技能検定としてGTECとLinguaskillを実施しています。
GTECは一部の試験がアナログですが、
Linguaskillはすべての試験がコンピュータです。
もしLinguaskillに興味がありましたら、
進路部までお問い合わせください。
○校外で実施される各種プログラムに参加する
これは高校生にも勧めています。
新鮮な気づきや刺激を得ることができると思います。
もしお子様が躊躇しているようであれば、
背中を押してあげてください。
Panasonic創業者の松下幸之助が言う「やってみなはれ」の精神です。
ジェネリックスキルの育成について
これは学校だけでなく、保護者の皆様にも協力を仰ぎたいです。
高校では校外プログラムへの参加や活動の振り返りを推しています。
「AARサイクル」という言葉をご存じでしょうか。これは
「Anticipation(見通し)-Action(行動)-Reflection(振り返り)」
のことを言います。
「学習者が継続的に思考を改善したり、
意図的かつ責任ある形で行動することができるような
反復的な学習プロセス」
とされています
(引用:「OECD Education2030プロジェクトが描く教育の未来」
白井俊 著、ミネルヴァ書房)。
(↑右側のお役立ちサイトにリンクを貼ってあります)
このサイクルに合わせられる家庭での活動の一例として、
料理が挙げられます。
高校1年生で家庭科の課題として出されましたが、
微笑ましいやりとりもあったようです。
進路部HPに記事をアップしているので、
もしお時間がありましたらご笑覧ください。
入試改革
今春入試から大学入試が変わりました。
変わったことを挙げてみます。
○ 呼称の変更
一般入試→一般選抜
推薦入試→学校推薦型選抜
AO入試→総合型選抜
大学入試センター試験→大学入学共通テスト
○大学入学共通テスト(以下共通テストと呼ぶ)の出題形式の変化
・問題文が長くなった。かなり読まされる。
・会話形式の問題が増えた。
・数学①の試験時間が60分から70分に延びた。
・リーディングとリスニングの配点が変わった。
リーディング:200点→100点 リスニング:50点→100点
リーディングとリスニングの配点比率は大学毎に決められるので、
出願の際注意が必要。
・リスニングで1回読みの問題が出されるようになった。
・一般選抜でも志望理由書の提出を求める大学が増えた
(Web出願の場合は入力)。
・総合型選抜・学校推薦型選抜で
学力を担保するための試験が課されるようになった
(例:共通テストの受験が必須)。
(抄録以上)
高校3年生へ
出来具合はどうですか。
合格して手続きをする場合、
一時手続きにせよ入学手続にせよ
締め切り日をよく確認して
間違えのないように対応して下さい。
そして明後日、
いよいよ国公立大学前期試験です。
厳戒態勢下の共通テストから1か月。
ピークまで高めた力を
存分に発揮してきてください。
https://youtu.be/ir5cF-EvBig
出し惜しみは無用。
蓄えてきた力を限界まで絞り出せ。
一世一代の作品をつくるつもりでやってこい!
問題を解いていて
「楽しくなってきた」(一昨年の卒業生の発言)
という境地に至れば勝負あり。
多くの人が明日試験地へ移動するでしょう。
東北地方へ行く人の中には
新幹線利用を考えている人も
いるかもしれません(24日より運転再開のようです)。
以下にJR東日本のHPのリンクをはっておきます。
最新情報の確認に使って下さい。
そのページに
臨時ダイヤ(PDF)がアップされていたので、
併せてはっておきます。
臨時ダイヤは東京方面に向かう人も
使えると思います。
東北新幹線運行情報
https://traininfo.jreast.co.jp/train_info/shinkansen.aspx
上り新幹線022401.pdf
下り新幹線022401.pdf
秋田新幹線運行計画20210222_a01.pdf
(上の3つのPDFはJR東日本のHPへのからDLしました)。
共通テストの経験を踏まえて、
体温調節と小腹が空いたときの対策を
考えておいて下さい。
受験票と体温計と検温記録、
必ず持って行きなさい。
昨日一昨日の暖かさから一転、
気温が下がる予報が出ています。
油断は禁物。
卒業式予行の日(一部の人は卒業式の日)、
担任の先生に
「いい顔」を見せてくれることを期待します。
一足先に次の活躍の場を決めた人へ。
学習していますか。
大学からの課題は終わりましたか。
読書していますか。
時間に余裕のある今、
オンラインツールの操作に慣れておくことを
勧めます。
令和時代の学生のマストアイテムです。
そして保護者の皆様。
中にはお子様の付き添いで
一緒に現地へ行かれる方もいるかと存じます。
試験が終わるまでの間、
大学周辺や駅周辺を歩いてみてはいかがでしょうか。
何か発見があるかもしれません。
ここまでのサポートに感謝申し上げます。
合格まであと少し、
応援を賜りますようお願い申し上げます。
高校2年生・1年生・附属中3年生へ
来月にも一般選抜の関係で連休があります。
羽を伸ばしたい気持ちがあるかもしれません。
本県は緊急事態宣言が解除になる方向のようですが、
医療等厳しい状況に変わりはありません。
他県では依然として
緊急事態宣言が継続しております。
社会情勢を鑑み、
節度ある行動をとってください。
ところで、
来年度の進路資料の編集作業を始めました。
高校1・2年生は
今手元にある進路資料のP84以降を読んでください。
最新版は4か月後に届けます。
これは進級してくる中3生にも渡します。
その時に読んでもらえればいいのですが、
早く伝えた方がいいこともあると判断し、
少々時間を拝借します。
「もっと早く始めればよかったって絶対思うから、
今からでも始めた方がいい。」
「1年生のうちからコツコツと勉強しておいた方がいい。」
これらは、
先月行われた大学入学共通テストを受け、
自己採点後の振り返りで
3年生が述べた言葉です。
彼らは2年前、
同じ趣旨の発言を
配られた冊子で読んでいたはず。
「1・2年のときに見てきた先輩たちの体験記に書いてあることを
信じてやっていればかなり違っていたと思う。先輩が言っている
ことをテキトーに聞き流しちゃだめ。」(2年前配布の冊子から)
今年も歴史が繰り返された。
良い歴史ならば
繰り返されて結構なのだが・・・
あなたはどのような歴史をつくりますか。
最後に今年の振り返りからもう1つ。
「受験にはフライングもスピード違反もありませんよ!」
あなたはどのように思いますか。
高校3年生へ
2日間の試験、お疲れさまでした。
これまで蓄えてきた力を
存分に発揮することはできたでしょうか。
今日この後は、
2日間の問題冊子を
明日学校に持参するカバンの中にしまったら
風呂に入って
さっさと寝て下さい。
思えば3年前、
あなたが入学した時点で
この共通テストへの変更は決まっておりました。
当時は
英語外部検定、国語と数学での記述式問題導入という
大きな変更も掲げられていました。
あなたはそれらを念頭において日々の学習に取り組み、
私もいろいろ戦略を考えました。
ここに至る途中、
諸事情で試験設計が変わり、
あなたも私も翻弄されました。
受験生スタートのときには学校が休校で
あなたは自宅学習を余儀なくされました。
Drastic な変化があったにもかかわらず、
あなたはしなやかに、我慢強く対応してきた。
共通テストの問題演習をしている姿を見る度に
「こんな長文問題、よくやるなー」と関心しました。
あなたはえらい。
明日は悪天候でない限り、
通常スタートの予定です。
無事な表情を見せて
試験の様子などを教えて下さい。
とはいっても
急な発熱等の体調不良を想定し、
以下のような連絡手段を用意して
もしものときに備えておきます。
新聞発表の解答を使って自己採点し、
その結果を
1.学年のフォームにアクセスして、
そこに点数を入力して送信する。
2.下にアップされている報告書をダウンロードし、
必要事項を記入して学校にFAXを送る。
もしFAXがない場合は、
記入済の報告書を写真に撮り、
報告書に記載されているアドレスに
添付メールで送る。
メールのタイトルは「共通テスト自己採点結果(自分の氏名)」と
して下さい。
f_fax報告書2021.pdf
以上いずれかの方法で送信が済んだら、
その旨を
担任の先生または進路部に電話して下さい。
保護者の皆様へ
2日間の送迎やお弁当の準備、
どうもありがとうございました。
この後個別試験が控えております。
健康管理等
引き続きのご支援、
どうぞよろしくお願いいたします。
文部科学省・厚生労働省から
コロナ禍においての進路行事へのご協力に
感謝申し上げます。
新型コロナウイルスが蔓延している中、
例年と異なる過ごし方を
余儀なくされますが、
少しでも波が小さくなるように
努めたいところです。
11月には
「勝負の3週間」という時期がありました。
行動に対するフィードバックがあるまでに
3週間が必要と承知しております。
明日が
共通テスト3週間前です。
過日の学年指導で
健康管理について気をつけるべきことを
確認いたしました。
進路部としては、
元旦から3月31日(火)まで
健康観察をするように指示いたしました。
記録用紙を健康部で作って配布するので、
入試シーズンを
無事に乗り切ることができるよう
ご家庭でもご支援ください。
文部科学省と受験会場となる大学からは
試験会場やその周辺に
参集することによって
密集状態が
生じることがないよう、
止むを得ない付き添いや
送迎を除いては、
そうした行為の自粛を
要請する
旨の
通達が発せられております。
また、
感染防止のための注意事項についても
通知が出ていますので、
保護者の皆様にも
ご一読いただけると幸いです。
受験生のみなさんへ(文科省・厚労省連名通知).pdf
最後になりましたが、
健康に新年が迎えられますことを祈念いたします。
2021年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2年保護者進路講演会
2年保護者進路講演会を実施しました。
1学期に続き、
オンラインでの実施です。
これから1年間、
受験生の親としてどのようにかかわるとよいか、
今秋の総合型選抜・学校推薦型選抜で感じたこと等
お伝えいたしました。
学年の進路係が話題として挙げた資料、
保護者の方も是非読んで下さい。
おもしろいです。
附属中の保護者へ(進路部より)
話におつきあい頂きまして、
ありがとうございました。
また、中学1年の保護者の皆様には
時間が後ろに押してしまったことを
お詫び申し上げます。
各会にて話し忘れたことが2つあるので、
それをお伝えいたします。
1.お子様に問いを立てて下さい。
「なぜ、あなたはそのように考えるのか。」
そしてお子様が答えるまで我慢して下さい。
ご自身で答えを出さないようにお願いいたします。
コンピテンシーの育成にもつながります。
先の話になりますが、
大学受験における志望校選びで
保護者が子供より先走るケースがたまにあります。
できるだけ子供に選択させ、
「なぜその大学を志望するのか。」
と聞いてあげてください。
2.仕事観をアップデートして下さい。
生徒と面談していると、
「将来公務員になりたい。」
という声をよく聞きます。
何かパッションがあればよいのですが、
「親が言うから」
と返答されることがあります。
今、地方自治体が求める人材像を
次のHPから読み取って下さい。
https://www.city.ikoma.lg.jp/0000008710.html
2年進路講演会
2年生を対象に
進路講演会を実施しました。
期末テスト、修学旅行が終わり、
ギアチェンジの時期です。
やればやっただけの成果を感じることができるし、
やらなければそれ相応の報いを受けることになる。
現在、秋に行われた入学者選抜の結果が
返ってきております。
タイトルのコメントは、
不合格通知を受け取った3年生が
振り返りで残した言葉です。
あなたは合格したいですか。
そのためにやるべきことは何ですか。
進路室コラム12
リーダーシップは集団のトップだけが持つものではない
本校の教育目標の中に
リーダーという文言があります。
集団を率いる者という意味合いで
用いられるこの言葉。
1集団につき1人だけ、なのでしょうか。
先日東京で
「これからの時代のリーダーシップとは」
というタイトルで
フォーラムが開かれ、
それに参加してきました。
https://aef.asahi.com/2020/kyoritsu-wu.html
ジャーナリストの池上彰氏の基調講演では
新型コロナウイルスへの対応の好例として
ニュージーランドのアーダーン首相と
ドイツのメルケル首相を挙げていました。
2人に共通するのは
国民に対して共感する力だと池上氏は言います。
アーダーン首相は
チームの中での優しさの大切さを唱え、
メルケル首相は
スーパーマーケットで働いている人への謝辞を
述べたそうです。
基調講演後のパネルディスカッションでは、
大学関係者から
リーダーシップに対する見解が変わってきている旨の
報告がありました。
これまでは
ピラミッド型(組織長からの指示や集団を引っ張るイメージ)
で捉えられていたが、
今は
変化をもたらすために、
全員が積極的にチームに関わる
ネスト型(相互に影響を与えるイメージ)
として考えるそうです。(※ネスト(nest):クモの巣)
また、
リーダーシップは
すべての人が学習・協働を通して
身につけることができることも
その大学スタッフは述べておりました。
リーダーシップ教育は
立教大学経営学部が多くの知見を蓄積しており、
その後
早稲田大学等の他の大学でも
取り入れられるようになりました。
今回会場となった共立女子大学も
今年度より本格的に始め、
本校卒業生もそのプログラムを受講しております。
リーダーシップ教育に関する本も出版されているので、
興味のある方は
一度手にとってご覧になるのはいかがでしょうか。
紹介文献
リーダーシップ教育のフロンティア【研究編】: 高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E6%95%99%E8%82%B2%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%80%90%E7%A0%94%E7%A9%B6%E7%B7%A8%E3%80%91-%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%83%BB%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%83%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BA%BA%E3%82%92%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%85%A8%E5%93%A1%E7%99%BA%E6%8F%AE%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%80%8D-%E4%B8%AD%E5%8E%9F-%E6%B7%B3/dp/4762830224
リーダーシップ教育のフロンティア【実践編】: 高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E6%95%99%E8%82%B2%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%80%90%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E7%B7%A8%E3%80%91-%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%83%BB%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%83%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BA%BA%E3%82%92%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%85%A8%E5%93%A1%E7%99%BA%E6%8F%AE%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%80%8D-%E4%B8%AD%E5%8E%9F-%E6%B7%B3/dp/4762830232/ref=pd_bxgy_2/356-7311858-0337133?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4762830232&pd_rd_r=314ee5c3-2bc6-45c6-a736-356c967bbe2d&pd_rd_w=6pneq&pd_rd_wg=eSot6&pf_rd_p=e64b0a81-ca1b-4802-bd2c-a4b65bccc76e&pf_rd_r=81MGEWM6QG7MSVGYBVQW&psc=1&refRID=81MGEWM6QG7MSVGYBVQW
高校生からのリーダーシップ入門 (ちくまプリマー新書)
https://www.amazon.co.jp/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%97%A5%E5%90%91%E9%87%8E-%E5%B9%B9%E4%B9%9F/dp/4480683410/ref=pd_bxgy_3/356-7311858-0337133?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4480683410&pd_rd_r=82ff6db2-cdd2-4487-a2d0-27cee680d284&pd_rd_w=itOpN&pd_rd_wg=Iv3Kk&pf_rd_p=e64b0a81-ca1b-4802-bd2c-a4b65bccc76e&pf_rd_r=614K9CDQQJCE11HMVSX1&psc=1&refRID=614K9CDQQJCE11HMVSX1
シェアド・リーダーシップ-チーム全員の影響力が職場を強くする
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97-%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%85%A8%E5%93%A1%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E5%8A%9B%E3%81%8C%E8%81%B7%E5%A0%B4%E3%82%92%E5%BC%B7%E3%81%8F%E3%81%99%E3%82%8B-%E7%9F%B3%E5%B7%9D-%E6%B7%B3/dp/4502203513/ref=pd_sbs_14_2/356-7311858-0337133?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4502203513&pd_rd_r=82ff6db2-cdd2-4487-a2d0-27cee680d284&pd_rd_w=B9WeD&pd_rd_wg=Iv3Kk&pf_rd_p=c295905f-82f9-4d73-8142-c393a4211258&pf_rd_r=614K9CDQQJCE11HMVSX1&psc=1&refRID=614K9CDQQJCE11HMVSX1
高校1年の保護者の皆様へ【進路室コラム11】
励ましの言葉、ありがとうございます
先日、家庭科担当の教員から
以下のような話を聞きました。
「『家で料理をし、
その様子をレポートにまとめて振り返ること。
さらに、保護者からコメントをもらうこと』
という課題を出したら、
とてもいい内容だった。」
興味がわいたので、
提出されたレポートを借りて拝読しました。
生徒の振り返り、保護者の皆様からのコメント、
共に思わず顔の筋肉が緩む微笑ましいもので、
しばしの間穏やかな気分に浸ることができました。
「家族に『おいしい』と言ってもらえることが
すごく嬉しいことだとわかった。」(生徒)
「とてもおいしかったです。また作って下さい。」(保護者多数)
中には次に向けてのへの課題を述べているものもありました。
○盛りつけをがんばれたらいい
○ナムルを他の具材で試したらどうか
立教大学の中原淳教授は
著書「フィードバック入門(PHPビジネス新書)」で
このように書いています。
「フィードバックとは、
耳の痛いことを伝えて、部下と職場を立て直す技術である。」
今回は相手が部下ではありませんが、
保護者の皆様のコメントを読んだとき、
一瞬頭をよぎりました。
他の具材で試す旨のコメントは
生徒の振り返りの中にも見受けられ、
これは探究活動にもつながるなと思いました。
通常であれば、
学校で調理実習を行うだけで終わったかもしれません。
コロナ禍で生まれたコミュニケーション。
10月の学年保護者会でも申し上げましたが、
保護者の皆様のご家庭での励ましが
生徒のコンピテンシー育成につながるものと考えます。
今後もご支援の程、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
高校1・2年対象進路講演会
高校1・2年生を対象に
キャリア形成支援進路講演会を実施しました。
これまでは
体育館で実施しておりましたが、
今年は学年ごとに視聴場所を分けました。
(1年:各教室でオンライン、2年:東雲ホールで対面)
今年の講師は
フリーアナウンサーの
中里弥菜さんです。
CRT栃木放送のレポーターや
新春自治体首長へのインタビュー、
演奏会やマルシェなどの野外イベントでの司会等、
幅広い分野で活躍していらっしゃいます。
最近では、
58ロハスクラブ(矢板市)PRアンバサダーも勤めているので、
ロハスマルシェに行かれたことのある方は
会ったことがあるかもしれません。
フリーランスとして働くときの
良い点と大変な点を比較していただきました。
生徒の参考になれば幸いです。
何らかの組織に属するにせよ、
フリーとしてやっていくにせよ、
個人の力がますます求められる時代です。
あなたは普段、
自分の力を高めることをやっていますか。
大学出張講義
大学出張講義(一部オンライン)を実施しました。
講義をいただいた大学は以下の大学です
(括弧内はテーマです)。
岩手大学(食品)、群馬大学(遺伝子)、自治医科大学(看護)、
専修大学(マーケティング)、高崎経済大学(観光)、
筑波大学(歴史)、電気通信大学(VR)、
東京薬科大学(薬学)、東北芸術工科大学(デザイン)、
福島大学(教育)、山形大学(機械)
また今回は法学の視点から、
宇都宮地方検察庁と
宇都宮地方法務局大田原支局の職員の方にも
講義をしていただきました。
担当された先生方、
ご多忙の中お時間をとっていただき、
ありがとうございました。
(講義の一部)
諸般の事情を考慮し、
多くの大学が
オンライン型のオープンキャンパスを
実施しております。
それに参加する生徒たちは
画面上で模擬授業を聴くことになるわけですが、
この日は
目前でライブが繰り広げられました。
夏休みに大学見学に行けなかった生徒にとって、
たいへん有意義な時間を味わうことができ、
各講義の世話役を勤めた本校職員も
知のアップデートをすることができました。
1年保護者進路説明会・講演会
させてみて
ほめてやらねば 人は動かじ
高校1年保護者進路説明会・講演会を
実施しました。
ライブを学校でご覧いただく形と、
オンライン配信を自宅でご覧いただく形の
2形式を用意しての実施です。
手前どものオンライン操作技術は
まだまだ能力開発中なので、
画面の向こうの保護者の皆様には
ご負担をかけたかもしれません。
ご容赦いただけるとありがたいです。
今回は「資質・能力」に焦点を当てて話しました。
これらを身につけるには
学校の指導に加えて、
ご家庭でのお子様への働きかけも重要です。
保護者の事後アンケートで
以下のような声をいただきました。
「リモートで参加しました。
少し不安でしたが、参加できてほっとしています。」
新しいことに挑んでみる。
できた。
その感覚をお子様にも伝えてください。
タイトルの言葉は
山本五十六が述べたものです。
これには続きがあります。
話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば人は育たず
やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば人は実らず
若者に自信を持たせること、
これは私たち大人の課題です。
高校3年の保護者の皆様へ
9月28日(月)から始まりましたが、
本校も日を選んで10月2日(金)に
出願いたしました。
保護者の皆様には
受験料の振り込みでご協力いただきまして、
ありがとうございました。
10月は受験生にとって
最初の山場を迎えます。
定期試験、次から次へと模試の受験、
秋の入試を受験する場合はその準備(面接対策等)・・・
ご家庭でのサポートをよろしくお願いいたします。
併せて奨学金の話になりますが、
大学が個別に設けている「予約型奨学金」の申込が
そろそろ動き出す時期です。
もしお考えになる場合、
大学のHPで確認していただきますようお願いいたします。
1年進路講演会
もしくは実施せずというトレンドにおいて、
入学して間もない時期に、
プレースメントテストを受けております。
その中のアンケートで、
次の質問がありました。
「本・新聞をよく読みますか」
全体の8%という結果だったそうです(全国平均は5%)。
社会で起こっていることに対して、
アンテナを高くしよう。
それは
小論文を書いたり
探究の考え方にもつながるから。
考えるという行為は
いつでもどこでもできる贅沢な活動である。
共通テスト願書の配布
大学入学共通テストの願書が配布されました。
例年生徒たちは、
受験料の振り込みを
保護者の皆様に依頼しているようです。
生徒が気をつけるべきことではありますが、
もし保護者の皆様が金融機関で振り込まれる場合、
以下の点を気をつけていただきたく存じます。
○正しい振込用紙が使われているか。
受験教科数等で使用する用紙が異なります。
○志願者の欄にお子様の名前が記載されているか。
時々、保護者の方がご自身のお名前を誤記入することがあります。
前記の留意点と併せて、
お子様から記入済みの振込用紙を預かるのが無難です。
○払い込みは必ず窓口で行う。
ATMやネットバンキングを使った振り込みは絶対しないでください。
○領収済み印が押されていることを確認する。
支払い手続きが完了して返される用紙に
領収済み印が押されていることを必ず確認してください。
この用紙を願書に貼付します。
お手数をおかけいたしますが、
どうぞよろしくお願いいたします。
進路室コラム10
2学期始まる
人生最短(と思われる)の夏休み、
1学期中に体にかかった負担を
少しは軽減することはできたでしょうか
(完全リフレッシュできたことが一番の理想ですが)。
いつもより長い2学期になります。
ペース配分に気をつけていきたいものです。
久しぶりに読書案内をします。
「新型コロナウイルスを制圧する
ーウイルス学教授が説く、その「正体」ー」
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163912325
新型コロナウイルス感染症のニュースを
聞かない日はありません。
ネットメディアにはときに
人々を煽るような表現をみかけます。
専門家はエビデンスを用いて
記者会見で状況を伝えようとしています。
この専門家は
報道等で聞いた覚えがなかったので、
休み中に読んでみました。
「ウイルスは人を選ばない」
「新型コロナウイルスに感染したとしても、
それを後ろめたく思う必要も謝る必要もない」
「感染者を追いつめる社会は、自分の首を締める社会である」
「人も動物も植物もウイルスもみな同等。
人間目線で物事を見るのではなく、
ウイルスを地球上の一つの要素として理解していくことが重要」
もしお知り合いの方で罹患され、
治癒して戻ってこられたときには
「治ってよかったね」と言ってあげてください。
大学入試情報
サイトができましたので
ご紹介します。
「令和3年度大学入学者選抜での新型コロナウイルス感染症対策に伴う各大学等の試験期日及び試験実施上の配慮等の対応状況について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/koudai/detail/mext_00060.html
進路室コラム9
藤井聡太新棋聖・渡辺明二冠(棋王、王将)に学ぶ
7月16日(木)、
将棋の藤井聡太七段が
史上最年少でタイトルを獲得しました。
COVID-19関連のニュースばかりが
多く流れている最近では
positive impact を与えてくれました。
後日、
朝日新聞の社説に
「感想戦」について取り上げられていました。
将棋を指す方であればご存じかと思いますが、
対局が終了した後、
対局者同士が
第1手から最終手までを再現しながら途中、
「この場面で違う手を指していたら、その後どうなっただろう」
とか
「もっと良い指し手はないだろうか」と考えたり、
意見を述べ合ったりします。
敗れた渡辺前棋聖は
藤井七段より19歳上ですが、
丁寧な言葉遣いで
意見を請うていたそうです。
この「感想戦」の中に、
矢東生に求めたい学びを感じました。
先日、期末テストが終わり、
3年生に答案を返しました。
私が出題した問題の出来は
はかばかしくありませんでした。
テストの種類によって温度差はありますが、
問題を作るときは
勝負!と思って内容を考えています
(誤解のないよう断っておきますが、
他のスタッフに意見を求めて
自分を相対化するプロセスは経ています)。
テストが返された後で見直しをしなければ
テストの意味がありません。
この見直し作業で
「感想戦」ができればいいな、
と望んでいます。
たまに生徒の解答の中に、
「うまい考え方するな~」と
唸りたくなるものもあります。
それは私自身の学びにもなります。
そのような時は誰かに伝えたくなって
教科内で情報をシェアします。
「感想戦」は
友達同士でもできることです。
テストされるという同じ立場だから
わかる、共感することもあるでしょう。
苦手な子が得意な子に教わることで
得られることもあると思います。
藤井聡太棋聖、17歳(まもなく18歳)。
矢東生と同世代。
あなたの心掛け次第です。
私は渡辺二冠を見習いたい。
保護者進路説明会(1・2年生対象)
5月下旬から6月上旬にかけて行っている
学年毎の保護者進路説明会ですが、
今年は
新型コロナウイルス感染症の影響で
延期しておりました。
先週後半に
各学年とも実施することができました。
(1年:7月9日(木)、2年:7月10日(金))
1年生の保護者の皆様には
パソコントラブルで
円滑な進行に支障をきたしまして
大変申し訳ございませんでした。
2年生の保護者の皆様には
遠隔配信にご協力いただきまして
ありがとうございました。
入試改革元年と
新型コロナウイルス感染症の影響が
重なってしまった今年度。
お子様方は
まだ受験の当事者ではありませんが、
来年再来年を見据えて、
今から備えをしておくとよろしいかと存じます。
新しい情報は
HPを通じてお伝えしていきます。
その他にも
進路行事報告等
このページで行っていますので、
お時間のあるときに
確認していただけると幸いです。
進路資料解説
各学年の集会で
昨年度3年生の受験の振り返りと
今年度入試の概要確認を行いました。
同じ時期に私は
「失敗の本質-日本軍の組織論的研究」(中公文庫)
という本を読んでいました。
裏表紙に
以下のような紹介文が書かれています。
「大東亜戦争における諸作戦の失敗を、
組織としての日本軍の失敗ととらえ直し、
これを現代の組織一般にとっての教訓あるいは
反面教師として活用することをねらいとした本書は、
学際的な協同作業による、
戦史の初の社会科学的分析である。」
進路資料が歴史書に見えてしまいました。
在校生諸君、
卒業生の叫びを
どのように受けとめますか。