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進路関係
大学入試情報
6月19日時点の情報を流しましたが、
6月30日に
大学入学共通テストの実施要項が出されました。
6月19日以降に得た情報や考察したことと併せて
矢東生にかかわる主要事項を
以下に記しておきます
(新聞報道と重複する部分があることをお含みおき下さい)。
①出願期間は9月28日(月)から10月8日(木)までです。
(現役生は学校でとりまとめて一括出願します)
②共通テスト第2日程(1月30日、31日)への出願は、
「学業の遅れ」のため当該日程で受験することが適当であると
在学する学校長に認められた者が対象です。
(注釈)上記のような指示があるので、
前回の記事で述べたとおり、
1月16日、17日で受験することが基本と
考えた方がよいと思います。
また、例年1月末は個別大学入試が始まる旨も
前回の記事でお伝えしました。
1月末に予定されている試験を後ろにずらすことは
大学にとってむずかしいかもしれません。
一部の大学は
地方受験を行っている大学もあり、
日程を遅らせると
試験会場の確保に困難が生じるのではないかという
懸念が考えられます。
さらに
他大学となるべく試験日程が重ならないように
配慮していることも予想されます。
③1月16・17日分の試験と1月30・31日分の試験の間の
得点調整は実施しない。
今月中に
各大学毎の入学試験要項が発表されます。
オープンキャンパスは
Web上で事前予約制をとっている大学が
多いです。
3年生は
志望校に関する情報を
気をつけてチェックしてください。
大学入試情報
今度の入試がどうなるのか
ヤキモキしていることと存じます。
去る6月19日に
文部科学省から
入学者選抜実施要項が発表されました
(これは新聞報道もされました)。
大学に対する指示と高校に対する指示、
さらに今回は別添で
受験生に対する要請まで出ています。
3年生に直接影響すると思われることを
以下に書いておきます。
○大学入学共通テストの実施期日は
(ⅰ)令和3年1月16日、17日
(ⅱ)令和3年1月30日、31日((1)の追試験としても実施)
(ⅲ)特例追試験 令和3年2月13日、14日((2)の追試験として実施)
(注釈)
(2)の日程は学業の遅れやコロナ感染症にかかった
場合等にも対応できる選択肢を確保するため
設定したとのことです。
追試験は例年、本試験の翌週に行われますが、
今回は2週間の間が開いています。
また例年であれば
1月末はすでに国公立大学の出願期間中であり、
一部の私立大学では個別試験が始まっています。
「各大学は,上記(ⅲ)の受験者が当該大学の
大学入学共通テストを利用する選抜に出願できるよう配慮する。」
とうたわれておりますが、
これらの兼ね合いをどうするのか
注視する必要があります。
○総合型選抜の入学願書受付は
令和2年9月15日以降に遅らせる。
(注釈)
当初の予定より2週間後ろにずれています。
○出題範囲等について
①各大学は、高校3年で履修することが多い
地理歴史、公民、理科の2科目指定を科目に減じることや、
指定科目以外の科目への変更を認めるなどの
配慮を行うよう努めるものとする。
②個別学力検査の出題範囲等に関し、
高校3年で履修することが多い科目
(数学Ⅲ、物理、化学、生物、地学、
世界史B、日本史B、地理B、倫理、政治・経済など)
の個別学力検査において、
入学志願者が解答する問題を選択できる出題方法とするなどの
配慮を行うことや,
教科書において
「発展的な学習内容」として記載されている内容から出題しない,
あるいは出題する場合においても,
設問中に補足事項等を記載するなど,
特定の入学志願者が不利にならない設問とすることなどの
工夫を行うものとする。
(注釈)
これは大学に対する指示ですが、
大学毎の対応は
7月31日までに公表されるとのことです。
出題範囲は配慮されるかもしれませんが、
大学へ行ってからの学びを考えると、
どの教科も
すべての分野を勉強しておいた方がいいと思います。
○コロナ感染症への対応のため、別添資料として
「受験生に対する要請事項」
がありました。それを載せておきます。
①医療機関での受診
発熱・咳等の症状がある受験生は
あらかじめ医療機関での受診を行うこと。
②受験できない者
新型コロナウイルスに罹患し、
試験日までに医師が治癒したと診断していない者や、
試験日直前に保健所等から濃厚接触者に該当するとされた者は
受験できないこと。
③受験の取り止め
大学入試センターと各大学は、
新型コロナウイルス対応の専用ホームページなどを通じて、
追試験等の実施方法や日時等に関する情報を提供しつつ、
試験の前から継続して発熱・咳等の症状のある受験生は、
当初予定していた日程ではなく、
追試験等の受験を検討すること。
④試験当日における対応
発熱・咳等の症状のある受験生は、試験当日の検温で、
37.5度以上の熱がある場合は受験を取り止め、
追試験等の受験を検討すること。
また、37.5度までの熱はないものの、
発熱や咳等の症状のある受験生は、
その旨を試験監督者等に申し出ること。
症状の有無にかかわらず、各自マスクを持参し、
試験場では、昼食時以外は常に着用すること。
休憩時間や昼食時等における他者との接触、会話を極力控えること。
⑤試験当日の服装、昼食
試験当日、試験室の換気のため窓の開放等を行う時間帯があるため、
上着など暖かい服装を持参すること。
また、試験会場で食堂の営業等は行わないため、
昼食を持参し、自席で食事をとること。
⑥ワクチンの接種
他の疾患の罹患等のリスクを減らすため、
インフルエンザワクチンその他の
予防接種を受けておくことが望ましいこと。
⑦「新しい生活様式」等の実践
日頃から、手洗い・手指消毒、咳エチケットの徹底、
身体的距離の確保、「三つの密」の回避などを行うとともに、
バランスのとれた食事、適度な運動、休養、睡眠など、
体調管理に心がけること。
(注釈)
例年だと
休み時間に気分転換を兼ねて
友達とお昼をとったり、
最後の見直しをしたりするかと思いますが、
今年は
それがむずかしそうです。
つまり、
試験会場に入った後は、
1人で緊張と対峙する、
あるいは、
友達と会っても
body language か sign language でのやりとりを
求められることを
想定しておいた方がよさそうです。
ここまでが6月19日時点の情報です。
P.S.
どのような大学受験であれ、
緊張や不安がゼロになることはありません。
しかし、
昨日より今日、今日より明日の不安を
減らしていくことはできます。
その方法は、
自分が納得するだけの
質と量を伴う学びを営むことです。
数年後、数十年後、
学んだコンテンツは忘れてしまうかもしれない。
でも、
自分の持っているエネルギーを注ぎ込んだ経験や
粘り強く取り組んだ姿勢( resilience, grit )は忘れない。
そんな受験勉強をしてほしい。
2年進路講演会(1年生も必読)
外部講師を招いての
進学講演会を実施しました。
(講演会抄録)
・大学入試は「2年生から受験生になれるか?」が合否を分ける。
・できる人は泥臭い勉強を厭わない。
・勉強の成果が現れるのは早くて3か月、通常5か月かかる。
・「誰かのために」という思いは、すごいエネルギーを生み出す。
卒業生も言っています。
・3年生になってからの努力ではとても足りない。
・定期テスト前の「なんとかなるでしょ」、
模試後の「まだ先だし大丈夫でしょ」は
捨ててください。
・早めに始めるに超したことはない。
悔恨の念のオンパレードの中、
このようなコメントをした卒業生もいます。
・高2の夏休みから本格的に受験勉強を始めたため、
自分の苦手分野や優先して学習するべきことに
早めに気づけて取りかかることができた。
歴史に学んでほしいものです。
進路室より矢東高生・附属中生へ
大学・各種団体が催す体験イベントへの参加を
勧めております。
しかし現在、
新型コロナウイルス感染症の影響で
多くの大学が
オープンキャンパスや
施設の一般公開実施を見送っています。
その代わり、
Web上で情報発信をする
大学や研究所が増えています。
高校生(特に3年生)は
自分の志望校(併願校含む)のHPを
こまめに確認してください
(文部科学省が各大学に
通達を出しているので、
いろいろ変更になる可能性があります)。
今日紹介するのは、
東京大学先端科学技術センターの
バーチャル先端研公開2020です。
例年東京大学では
5月下旬に
駒場リサーチキャンパスを
一般公開しています。
私、行ったことがあるのですが、
はっきり言って面白い!
家族連れで来ている人もいます。
これは
是非中学生に行ってきてもらいたい。
未来の技術のシーズを見たり聞いたり
体験できたりします。
しかし今年はコロナの影響で中止です。
そのような状況ですが、
先端研は
オンラインでイベントをやるそうです。
https://sway.office.com/zsPbW8WjRJdLqToZ
大人も勉強になると思います。
来年は生で見られることを期待したいです。
進路室コラム8
身軽にしよう
Stay home 中の運動不足で
「まずい!」と思われる方に
運動を強制するわけではございません。
先日、
国立情報学研究所のシンポジウムに参加した際、
冒頭の挨拶の中で
「データダイエットへの協力のお願い」という話が
ございました。
普段の生活ではあまり気にしていなかったのですが、
言われてみて
はっ!
とさせられました。
緊急事態宣言が解除になり、
多くの学校が
徐々に通常登校・通常授業に戻そうとしております。
しかし大学では
前期いっぱいオンライン講義というところも
多いようです。
感染症の第2波が来ることが懸念されています。
その時には
オンライン授業を再開する学校も出てくると思います。
「データダイエット」
ちょっと頭の片隅においておきたいものです。
国立情報学研究所 データダイエットへの協力のお願い
https://www.nii.ac.jp/event/other/decs/tips.html
3年保護者進路説明会・講演会
3年保護者進路説明会・講演会を行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響で
予定日を延期しての開催です。
感染症拡大の心配がまだ残っておりますが、
新テストに対する懸念もあると思いまして、
このタイミングで実施いたしました。
密集を避けるため、
保護者の皆様には出入口の分散、
視聴場所の分散にご協力頂きました。
どうもありがとうございました。
視聴場所の分散と書きましたが、
今回テレビ会議システムによる配信を試みました。
来校できなかった保護者の皆様には
手元のスマホや
自宅のパソコンでご覧いただきました。
いつもと異なる形態ゆえ、
スムーズにいかなかった点もあったかと思います。
その点についてはお詫び申し上げます。
ご覧になってのフィードバックを
担任・進路までお寄せいただけるとありがたいです。
次回の運営に活かしたいと存じます。
入試情報につきましては、
新たな情報が入り次第、
進路部のHPや担任を通じて
随時お知らせしていく予定です。
よろしくお願いいたします。
今回の保護者会
(その1・その2:カメラ映像、その3・その4:資料を画面共有したところ)
追伸
配布物の中に冊子類が含まれず、
すべてプリント類であれば、
PDF化してWebにアップすることで
学校で開催しなくても
保護者会ができてしまう。
ウイルスが時代を変える。
逆にオンラインでない
リアルな集まりに
どのような意義を見いだすか、
私たちは考えなければならない。
矢東生へ【進路室コラム7】
久しぶりの登校
今週月曜から分散登校が認められました。
短時間ではありましたが、
学校へ行く感覚、
担任の先生と話す(physical distanceはありますが)感覚は
どのような味わいでしたか。
Physical distance については
以下のWebをご覧下さい。
https://edition.cnn.com/2020/04/15/world/social-distancing-language-change-trnd/index.html
進路室にも
何人かの3年生が
赤本を借りに来ました。
生徒と生(なま)で話す久しぶりの感覚。
運動後に飲んだスポーツドリンクが
体内を下っていくときの感覚のようでした。
来週以降、
登校日数が少しずつ増えていきます。
友達との social connection を
つくっていってほしいと思います。
矢東生へ【進路室コラム6】
課題だけが勉強じゃない
GWが終わりましたが、
いかに過ごしましたか。
休校が続いていて
"Stay home." と言われているので、
ふだんとあまり変化がなかったかもしれませんが。
私は時々、
県外で行われる講演会等に参加しています。
今年は新型コロナウイルスの影響で、
中止、延期、
あるいは実施したとしてもオンライン形式(ウェビナー)で、
というものがほとんどです。
SNSを見ていて偶然発見することもあります。
連休中、たまたま見つけました。
苫野一徳氏(教育哲学者)と尾原和啓氏(執筆家)の
トークセッションで、タイトルは
「コロナ後の社会と教育の可能性」
(YouTubeでアーカイブが見られます。長さは2時間強)。
苫野さんの著書は読んだことがありますし、
Web記事も気にしております。
Googleで名前を検索すると、
Amazonのサイトに著書が並ぶので、
気になる本があれば手に取ってみてください。
私が読んだのはこの本です。
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%80%8D%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E7%9B%B4%E3%81%99-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%8B%AB%E9%87%8E%E4%B8%80%E5%BE%B3/dp/4309631053/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=RNDT98BPVX85&dchild=1&keywords=%E8%8B%AB%E9%87%8E%E4%B8%80%E5%BE%B3&qid=1588817803&s=books&sprefix=%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%AE%2Caps%2C437&sr=1-1
https://www.amazon.co.jp/%E5%85%AC%E6%95%99%E8%82%B2%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%81%E3%81%8B%E3%82%89%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%88%E3%81%86-%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%BA-%E7%9B%B4%E5%AD%90/dp/4535563454/ref=sr_1_13?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=RNDT98BPVX85&dchild=1&keywords=%E8%8B%AB%E9%87%8E%E4%B8%80%E5%BE%B3&qid=1588817874&s=books&sprefix=%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%AE%2Caps%2C437&sr=1-13
尾原さんは初めて聞く名前でした。
調べてみると、
おもしろそうな本をたくさん書いています。
今度読んでみたい著者の第1候補です。
私はYouTubeライブで聴いていました
(もちろん書くもの something to write on,
something to write with を用意して)。
賛否両論はあるだろうけど、
なかなかパンチの効いたトークでした。
これは、ぜひ矢東生に視聴してもらいたい。
そしてアフターコロナのあなたのあり方を考えてもらいたい。
もちろん保護者や教員が視るのもいいと思います。
YouTube、TED、その他多くの良質な学習素材が
web上にあります。
勉強しようと思えば、
どんどん進めます。
トークセッションで尾原さんが言っています;
「子どもが自律を試される」
休校がまた延びました。
我々も試される。
矢東生へ【進路室コラム5】
あなたが仕事をするときの必須アイテムかもしれない
休校が5月いっぱいに再延長されました。
致し方ないことですが、悩ましいですよね。
レジリエンスが試されるところです。
この1、2か月で
テレワークを導入した企業が急増したと
新聞やニュースで聞きました。
もしかしたら
保護者の方の中にも
そのような勤務形態をされている方が
いらっしゃるかと拝察いたします。
テレワークを推進している企業では
リモートワークツール(アプリ)を
使っているようです。
代表的なアプリの使い方については
かなりの数の動画が
Web上にアップされています。
私も試しに使ってみました。
どちらかと言えばアナログ人間なので、
若者のように
スムーズには操作できません。
おそるおそる試行錯誤しています。
ちっぽけなことでもできると嬉しいものですね
(あなたの勉強と同じです)。
オンラインミーティングアプリは
今のうちに使えるようにしておいても
いいかもしれません。
大学のオンライン講義でよく使われているようです。
これは推測ですが、
webキャンパスツアーと銘打って
大学案内(オープンキャンパス)を
やる大学が出てきても
不思議ではありません。
アプリを操作したり、
動画解説を見たりして思うのは、
スピード感の違いです。
今の世の中、
チームで仕事をする場面が多いと思います。
そのチームメンバーが
アプリを使いこなすことができたら、
かなりの速さで仕事が捗りそうです。
働き方も今と全く変わりそうです。
Society5.0、SDGs、Education2030 etc.
10年後の社会の姿がよく話題になりますが、
本当に想像するのが難しいです。
あなたが創造する担い手です。
そのためにも
可塑性の高いうちに
あなたのアタマの中に
思考のためのプラットホームを築いてほしいと
願っています。
矢東生へ【進路室コラム4】
2つの「望」
緊急事態宣言が出されてから
半月ほど経ちましたが
セルフコントロールの具合はいかがですか。
先日行った保護者アンケートの
自由記述の一部を読みました。
保護者の方々は
あなたの生活姿勢に対して
かなり心配を募らせています。
ひとり考え事をしていて
こんな言葉が浮かびました。
欲望と希望。
ここでいう欲望は
本能あるいは快楽といってもいいです。
今この瞬間、という意味合いが強いです。
希望は
可能性とかこの先とか
目線を未来に向けたニュアンスで使いました。
ストイックに生きるならば
欲望を抑えて
希望を大きくするでしょう。
一方、過度な欲望充足は
希望をshrinkさせることにはならないだろうか。
ゲームのことに言及したアンケートがありました。
今の時代
ゲームをやるな、というのはむずかしいのだろう。
しかし
やりすぎるのはどうなのだろう。
健康を害することにもつながりかねない。
(参考)WHO
https://icd.who.int/dev11/l-m/en#/http%3a%2f%2fid.who.int%2ficd%2fentity%2f1448597234
現在
進路資料の編集作業をしています。
毎年卒業生の声を載せているのですが
第1希望がかなわなかった生徒が
必ず残すコメント。
「もっと早くから勉強しておけばよかった」
「1・2年のツケがまわった」
もう少し節制していれば
ちがう可能性を追求できただろうに。
矢東生に告ぐ。
欲望と希望のバランスをよく考えた方が良い。
進路部より読書のススメ
1週間あまり。
学習の進捗具合はどうですか。
教科の勉強も必要だけど、
本を読んで
精神の涵養にも努めてもらいたいものです。
今日は本を2冊紹介します。
1冊目
「22世紀を見る君たちへ これからを生きるための「練習問題」」
(平田オリザ著 講談社現代新書)
先月発刊された新しい本です。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000339399
2冊目
「定年消滅時代をどう生きるか」
(中原圭介著 講談社現代新書)
これは若い人はもちろんのこと、
保護者の皆様にも
一読していただきたい本です。
もしかしたら
ジブンゴトになるかもしれません。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000327873
現在年金の受給開始年齢は
65歳を基本に
60歳から70歳までの間で
選ぶことができます。
この上限年齢を
75歳に引き上げる法案が
去る4月14日の衆院本会議で
審議入りになりました。
若い人にとっては
まだ先の話ですが、
保護者世代にとっては
聞き逃せない問題なのではないかと
推察いたします。
休日外に出かけるのを控えている間、
心の充電に励むのも
よいかもしれません。
生活リズムをくずさないために
生活リズムが不規則になりがちです。
以下のサイトを紹介します。
よかったら参考にしてください。
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に伴う
外出自粛中によい睡眠を確保するための5つのヒント」
https://www.edogawa-u.ac.jp/facility/sleep/sleeptips.html
高校1年生へ(進路室コラム2)
考えてほしい
こんにちは。
4月7日(火)に入学式を行い、
緊張しながらも
「さあ始まるぞ」と
背筋を伸ばしたことでしょう。
しかしその2日後に
県立学校が一斉に臨時休校になりました。
この社会情勢ゆえに致し方ないのですが、
出鼻をくじかれたと思っている人も
いるのではないでしょうか。
入学式ができただけでも良しと思いましょう。
今春の卒業生の多くは
入学式やオリエンテーションが中止となり、
まだ同級生と顔を合わせていない人もいます。
休校中は
別ページにある指示に従って
家庭学習をお願いするわけですが、
(https://www.tochigi-edu.ed.jp/yaitahigashi/nc3/)
考えてほしいのです。
学習するという行為は
個人的な営みと集団的な営みに
分けられると思うのです。
テキスト、新聞、本を読む。
不明な点があれば参考書、辞書、Webで調べる。
単語を覚える。
計算問題を解く、
反復練習する、等々。
これらは学校でなくても
1人でできることです。
個人でうまくいかなかったことを
学校に来てやればいい。
質問する。
議論する。
教えてあげる(対友達、対先生)。
発表する。
学びの定着具合を確認(テスト)する、等々。
あなたが1人でやれることは
是非あなたにやってもらいたい。
これからの時代は
必要に応じて
自分自身をどんどんアップデートしていかなければならない時代です。
働き始めたら
それを自らやらなければならないのです。
学校の先生はいません
(学び直しで大学等に入学し直したら別ですが)。
10年後20年後に向けてのトレーニングだと思って、
最初は慣れずに大変かもしれないけれど、
少しずつでも粘り強くやってほしい。
何から始めたらわからない人は
時間割を活用すればいい。
キッチンタイマーで50分計って勉強すれば
授業1回分の学びができる。
そして1日の終わりに
手帳に記録してその日を振り返る。
その振り返りを
翌日の学習に活かす。
学校が再開したとき、
担任の先生との面談で
「休み中、これだけやることができました。」
と胸をはって言えるように(自慢でもいい)
努めて下さい。
高校2年生へ(進路室コラム1)
前向きに考えよう
3月の休校期間が終わり、
さあスタートだ、と思った途端、
休校期間が延長されて
気落ちしている人がいるかもしれません。
しかし、
生死がかかわることですから
致し方ありません。
私はこの期間、
コンピテンシーを伸ばすのに
あなたが試されていると捉えています。
気持ちをコントロールしたり、
計画を立ててそれを実践したり。
自律的な学びをやり抜くことができたら
自信にもつながるでしょう。
生徒指標の中に
進取究明と自主創造という言葉があります。
進取究明:自ら進んで勉学に励み、物事の真理を徹底的に追究して明らかにすること
自主創造:自ら考え判断・行動し、絶えずよりよいものを求めて創意工夫すること
今まさに必要な態度ではないでしょうか。
1年生向けのコラムの中に
「学びという営み」についての私見を述べておいたので、
よければそれも見て下さい。
担任の先生方も試行錯誤しております。
学校が再開されて面談をしたときに
担任の先生を驚かせる位にパワーアップしていることを期待する
今日この頃です。
高校3年生へ(進路室コラム3)
共通テストは2021年1月16日(土)17日(日)です
このタイトルを見て
焦った人がいるかもしれません。
しかし、
予め決まっていることです。
逆算思考で
「いつまでに、何をやっておくか」
をプランニングしてください。
模試をベンチマークにするといいかもしれません。
私は
秋の模試が1つの山だと考えています。
休校期間中、
担任の先生方は知恵を絞っています。
HPに小テストを載せているのも1つの工夫です。
問題を解くのはもちろんだけど、
いろいろ試行錯誤している思いを
感じ取ってほしい。
あなたが家でできること(1人でできること)は
是非継続し、
学校でないとできないこと(質問、議論等)は
再開してからやればいい。
「先生、こんなこと知ってる?」と
先生に教えられる位勉強してくれると嬉しい。
休み明け、スケールアップしたあなたに会うことを
楽しみにしている。
進路部より新入生の保護者の皆様へ
入学式の後に
体育館でご挨拶申し上げるところ、
社会情勢を鑑み、
このような形をとらせていただきます。
本日は、お子様のご入学、
おめでとうございます。
これから卒業まで
進路部をよろしくお願いいたします。
進路指導と聞くと
本校保護者の場合、
最初に進学指導が頭をよぎると拝察いたします。
しかし、
進路指導を行う前提があります。
それは
きちんとした生活習慣です。
学校でも指導いたしますが、
ご家庭でもサポートしていただくことを
お願い申し上げます。
もう一つ
保護者の皆様にお願いがございます。
それは
「保護者自身が学ぶこと」です。
社会の変化に伴って
大学での学びも変化してきております。
おそらく保護者の皆様は、
昭和末期か平成初期に
高校・学生時代を過ごされた世代と拝察いたします。
時代は令和。
ご自身がお持ちの知識を
アップデートして頂きたく存じます。
お手元の封筒の中に資料を入れましたので、
時間をとってご一読いただきますよう
お願い申し上げます。
ご覧になられた後、
お子様に読ませるのも一手です。
この他のさらに詳しい話につきましては、
6月に行われる学年保護者会にて
お伝えいたします。
進路部では
進路行事の実施報告や
部長が大学で聴講した話・所感を
このページに書いております。
バックナンバーも見られますので、
お時間に余裕があるとき
ご覧いただければ幸いです。
最後になりますが、
現在の状況が
いつまで続くかわかりません。
どうぞご自愛ください。
今春の大学入試終了
卒業生諸君は新年度からの学びの準備を
すすめていることと思います。
後期試験まで粘り強く取り組んだ諸君には
最後までやり抜いたことに
自信をもってほしいと思います。
この経験は
これから生きていく上で
支えになることでしょう。
浪人して進路を決めた諸君も
よくやったと思います。
支えてくれた家族に感謝して下さい。
多くの大学が
入学式を中止または縮小開催するようです。
前期の講義も
開始を遅らせるか
オンラインで実施すると聞きます。
かつて経験したことのない状況での船出ですが、
求められるのは
「自分のアタマで考える」ことです。
各自が個人でできることはやってください。
分からない点が出てきたら
書き留めるか、印をつけておくといい。
対話ができるようになったとき、
それを質問して解決してください。
最後に、
再度大学入試に挑戦すべく勉強を始めたあなた。
やることは1つ。
ひたすら勉強すること。
途中苦しいこともあるかもしれないけれど、
充実した時間を過ごすことができれば
振り返ったとき
「楽しかった」と言えるでしょう
(この一言は
結果報告に来校した浪人生に聞きました)。
今年以上の成果が出せるように
1年間研鑽を積んで、
来年逞しい姿で吉報を届けてくれることを
祈念しております。
何か応援できることがあれば
学校に連絡してください。
進路室より矢東生とその保護者へ
各自の学びの進捗状況はどうだろうか。
各教科からの指示が出されているが、
進路からは
定期試験と模擬試験の解き直し(振り返り)を
提案する。
新年度の試験で
再度問われる可能性があるからだ。
学びの様子も気になるが、
もう1つ気がかりなことがある。
それは生活リズムだ。
規則正しい生活習慣を保てているだろうか。
自堕落な生活が続くと、
学校が再開したとき
スムーズなスタートができない恐れがある。
通常授業時の生活を意識してほしい。
保護者の皆様へ
通常と異なる家庭生活で
ご苦労なさっていることと存じます。
入学式の挨拶で申し上げたことを
覚えていらっしゃるでしょうか。
「生活指導あっての進路指導です。」
基本的な生活習慣が身についていること、
健康体でいること、
これらは進路指導するための必要条件です。
ご負担をおかけするのですが、
ご家庭でのサポートをよろしくお願いいたします。
《中高》進路室より矢東生へ
自宅学習が求められることを
急に言われて
みなさん驚いていますよね。
中には
「何をやったらいいの?」
と語った生徒がいると聞きました。
厳しいことを言うかもしれませんが、
日頃いかにアタマをつかっていないかが
露呈した形です。
言われたことはやる(できる)。
そこから発展して
自分自身の課題を分析し、
それを克服する努力はしない
(したとしても不十分)。
これまでの学びを振り返る
良い機会ではありませんか。
あなたが自分ひとりでできる学習は
是非やってください。
学校では
学校だからこそできることを
やればいい。
継続していれば、
つまらなかったものがおもしろくなるかもしれない。
技術が進化して、
今はYouTubeでも
いいコンテンツがあります。
私も大学のチャンネル等よく見ています。
参考になるものは
自分の授業に取り入れています。
中高生向けのコンテンツもあります。
「ヨビノリ」「はいち」「ムンディ」あたりで
検索してみてください。
昨年の台風19号が来たときにも使われた形容詞
「これまで経験したことのない」、
その教育版が
今の状況だと思います。
若いあなたたちは
正解のない時代を生きていくと言われています。
瞬間瞬間でbetter solution を出すためにも
「自分のアタマで考える」ことを
意識的に行ってほしいと願います。
あなたたちが休み中、
伝えたいことを時々アップしますので、
学年からの連絡を見たついでに
チェックしてみてください。
明日受験を迎える3年生ならびに既卒生へ
今頃慣れない土地のホテルの一室で
緊張気味に過ごしている人もいるだろう。
慌てるとろくなことがないから
時間に余裕を持って行動するといい。
受験する大学から
新型コロナウイルスに関する指示があれば
それに従うこと。
自分で注意できることはしておくこと。
オリエンタルラジオの中田敦彦は
次のように言っている;
緊張には「いい緊張」と「悪い緊張」の二種類がある。
いい緊張とは
「しっかり準備したのだから失敗したくない」
という緊張。
悪い緊張とは
「あんまり準備しなかったから失敗するかもしれない」
という緊張。
自分に問おう。「しっかり準備をしたか?」
準備にかけた時間と、労力を思い出す。
そして「準備はしてある」と感じたなら、
もうその足の震えは気にする必要がない。
本番の開始と同時に必ずおさまる。
(「僕たちはどう伝えるか」宝島社)
現役生だけでなく
既卒生にも声援を送りたい。
一度落とされて這い上がってきたのだ。
必ずリベンジを果たしてほしい。
喜びは何倍にもなるはずだ。
最後に
現役生・既卒生みんなに一言
「行ってらっしゃい」
高校3年生へ
3週間前後。
これから受験という人もいれば
そろそろ結果が
返されている人もいるだろう。
担任の先生が心配しているから
わかり次第連絡すること。
一部聞こえてきた話で
入試の状況を判断するところ、
「全く楽観視できない。」
ただ、
昨日より今日、今日より明日と
力は蓄積されているわけだから、
better な状態で試験は受けられているはず。
そのように考えて
まだ続く試験に挑んでほしい。
センター試験報告会(2年)
外部講師を招いて
先月行われた大学入試センター試験の
報告会を実施しました。
今年のセンター試験は
5教科全体でみると
難しかったと感じています。
来年の大学入学共通テストについては
記述式試験の導入見送りにより、
当初の試験時間が一部変更されたりするなど、
情報が更新され続けています。
されど、不易なことは2つ。
一つ目
「地に足をつけて勉強すること。」
周囲の環境に左右されるような学力はいらない。
受かる受からないの結果だけを追求する
低レベルな議論もいらない。
汎用性のある、本物の力を獲得すること。
二つ目。
基本的生活態度を調えること。
追伸
先日ある生徒が進路室に来て、
自分自身への挑戦課題を見つけていきました。
外務省HPに紹介されました
昨年11月7日(木)に本校で行われた
講演会の様子が
紹介されました。
この外務省ホームページの上方にある
「実施報告(令和元年度(2019年度))」
をクリックすると、
県外の高校で行われた様子もご覧頂けます。
よかったら併せてご覧下さい。
出典:外務省ホームページ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/dpr/page24_001135.html
センター試験終了
おつかれさまでした。
人生節目の試験はいかがでしたか。
手応えのある人も少し心配を感じている人も、
まずは2日間乗り切れたことに自信をもちましょう。
そして、今日は早く就寝して下さい。
ただし、
就寝前に問題冊子がカバンに入っていることを
必ず確認すること。
明日学校で
試験の様子を教えて下さい。
もしも悪天候等で登校が難しい場合は、
無理をせず、
下の報告書をダウンロードして必要事項を記入し、
学校にFAXしてください
(第1解答科目の指定等記入漏れのないように)。
z_自己採点FAX報告書2020.pdf
解答は新聞発表のものを利用するといいです。
あるいは、
大学入試センターや予備校のホームページにも
PDFが載ると思うので、
そちらを使ってください。
保護者の皆様へ
試験会場までの送迎やお弁当の準備等
至る所でのご配慮に感謝申し上げます。
この後、
私大入試、国公立大入試と
しばらく緊張する日が続きますが、
もうしばらくの間、
応援と見守りをいただきますよう
よろしくお願いいたします。
明日センター試験を受ける既卒生へ
9か月余り。
この時の流れは短く感じましたか、
それとも長く感じましたか。
どのような感じ方をしていても
この日が来ました。
納得がいくパフォーマンスができますように。
進路室から祈っています。
前回のセンター試験と異なり、
試験会場では
あなたの周囲に
友人知人がいないかもしれません。
その分、
自分の事に集中できるでしょう。
がんばってください。
p.s. 忘れ物に気をつけて、時間に余裕をもった行動を。
2年保護者進路講演会
高校2年生の保護者を対象に
進学講演会を実施しました。
昨今の報道の通り、
大学入試英語成績提供システムの導入が見送りとなり、
国語と数学の記述式問題導入も
延期を検討する旨の話が聞こえてきています。
メディアではあまりとりあげられませんが、
ポートフォリオの提出(大学毎に異なります)など
テスト以外の部分でも対応が求められます。
とはいっても、
不易の部分もあるわけで、
それは「地に足が着いた学びを続けること」です。
その経験は
大学生、あるいは社会人になってからも
生きるはずです。
受験勉強の before と after で自分の変容を感じ、
言語化できるこれからの1年を
生きてほしいと願っています。
2年進路講演会
外部講師を招いて
進路講演会を実施いたしました。
来年度の受験に向けて、
動き始めが早いほど選択肢が多くなります。
例年
「もっと早くからやっておけばよかった」
という声は多く聞くのですが、
「早くから始めてよかった」
という声は聞こえてきません。
果たしてこの2年生からは
どのような声が聞こえるのでしょうか。
講演会の最後に
講師から以下のような話がございました。
(以下スライドから)
これからの社会で求められるのは
「学歴」よりも「学習歴」
大学の合格や就職はゴールでも何もなく
スタートラインにすぎない。
その後も
「学び」「考え」ていける一人の「大人」になるための土台
を今身につけてほしい。
(以上)
学び続ける力というのは
多くの有識者が
講演会やSNSで主張しています。
文部科学省は次期学習指導要領で
「探究」という表現を用いています。
私は学び、考えている教員なのだろうか。
職員も自問してみませんか。
キャリア形成支援進路講演会
1・2年生を対象に講演会を実施いたしました。
外務省のスタッフをお招きし、
省内の様子や仕事の種類、
御自身の勤務する様子を語っていただきました。
国際舞台で活躍するために必要なものは
○知的好奇心 ○当事者意識
○クリティカルシンキングとバランス感覚
○語学力
○コミュニケーション能力
とのことです。
上記の資質は、
国際舞台に限らず、
どの方向へ向かうにしても求められると思います。
今日の講演が
生徒諸君のこれからの学びの一助に
なることを期待します。
大学等での修学支援に関する情報
大学・短大・高専・専門学校での学びを
国が支援する制度が始まります。
その対象校のリストが公表になりました
(PDFファイルとExcelファイルが用意されていて
Excelファイルではフィルタがかけられます)。
住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生を対象に、
授業料等の減免や給付型奨学金の支給の拡充が行われます。
関心のある方は
文部科学省のホームページをご覧ください。
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/index.htm
また、大学で独自の予約型奨学金制度を設けているところがあります。
保護者の皆様はお子様と受験校を相談されているかと存じますが、
受験予定先に支援制度があるか確認することをお勧めします。
予約型奨学金の場合、
申込期間が年内という大学もありますのでお気をつけ下さい。
大学出張講義
大学出張講義を実施しました。
お越し頂いた大学は次の大学です。
お忙しい中ありがとうございました。
筑波大学、茨城大学、宇都宮大学、
群馬大学、高崎経済大学、新潟大学、
東京大学大学院、
文星芸術大学、国際医療福祉大学
生徒たちは
自分の興味関心に併せて
2講座を聴講しました。
今後の自分の進路を考える一助に、
また探究活動に資するなど、
それぞれに合わせて活用することを
期待しております。
最近の身の回りの出来事がすべてつながる
①立教大学BLPカンファレンス2019
9月14日(土)、立教大学池袋キャンパスで開催されました。
会の詳細については、
立教大学経営学部のホームページをご覧下さい
(当日の資料もPDFでアップされています)。
この会に参加してきたのですが、
パネルディスカッションの中で
次のような趣旨の発言がありました。
「大学4年次での学びは
大学1年次での学びの影響をかなり受ける。
大学1年次での学びは
それまでの学びに依るところがかなり大きい。」
当たり前といえば当たり前かもしれませんが、
あらためて聞かされると、
身が引き締まる思いです。
②高校1学年保護者会(10月5日(土)開催)
外部講師の講演の中でこのような話がありました。
「1年生のうちに
学習習慣をしっかり身につけてください。
入試の仕組みが変わりますが、
出題される内容は変わりません
(学習指導要領は現行のままです)。
各教科で必要となる知識や技能を
しっかり習得することが
新しい入試に向けての大前提です。」
③現在読んでいる本から
今、以下に掲げるタイトルの本を読んでいます。
「大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか
(山村滋/濱中淳子/立脇洋介著、ミネルヴァ書房)
この本の中に次のような一節がありました。
では、学習時間を伸ばすためには何が有効であろうか。
まず、何より強調しておきたいのは、高校1年次の学習
時間が高校生活後半の学習時間の伸びを左右するという
ことである。しかも、その伸びは、進学中堅校生徒で
あろうと、進学校生徒であろうと関係がない。1年次に
学習習慣を身につけることが大切なのである。
(同著P70)
「勉強時間を多くとるように」という教員の直接的な
指導は、少なくともふだん(平日)の学習時間に関しては
効果が認められなかったことも言及しておきたい。
(同著P71)
情報の出所は異なれど、
言っていることはすべて同じ。
大学で今どのような指導が行われているか、
生徒はもっと知り、
自分の学びが今のままでいいのか考えるべきではないか。
彼らを送り出す教員は
大学で展開されている指導のこと(内容、形式等)を
念頭において授業を展開した方がいいのではないか。
そのようなことを思う今日のこの頃。
1年保護者進路講演会
高校1学年の保護者を対象に
進路講演会を実施しました。
現在、大学入学共通テストや
英語の外部検定のことで
さまざまな議論が出ています。
1年のこの時期にお子様がやること、
それは
「学校の授業内容をきちんと身につけること」
です。
進路部では、今後も情報収集につとめ、
最新情報を保護者の皆様にお届けしますので、
通知やホームページをご確認くださるよう、
よろしくお願いいたします。
1年進路講演会
主体的に行動した高校生を
欲しがっています
高校1年生を対象に
外部講師による進路講演会を
実施しました。
2学期末には
文理選択に向けての道筋を
ある程度つけることになります。
それに資する情報提供を
していきますので、
ご家庭でも
食卓の話題にしていただければ
幸いです。
「学校での取組が重要である」
「成績の伸びる生徒は振り返ることが多い」
←どの世界でもPDCAが盛んに言われますが、
これからの時代はAARです
(Education 2030 プロジェクトで登場します)。
Anticipation Action Reflection のローテーションです。
進路室より卒業生へ御礼
矢東祭にご来場いただき、
ありがとうございました。
進路室を訪ねてくれた学生から
学びの内容やアルバイトの様子を教えていただき、
情報のアップデートができました。
「管理栄養専攻だけど、医療に関する講義があります。
たくさん病気の名前を覚えました。(大2女子)」
「実験科目が楽しいです。(大1女子)」
「自分の写真が大学のオープンキャンパスのリーフレットに
使われているのは知りませんでした。(大2男子)」
この他にも興味深い話を
たくさん拝聴することができました。
先日出張で県外へ行ったのですが、
行った先の大学に在籍している
本校卒業生(4年生と2年生)と
話をする機会がありました。
4年生には
「やらされる勉強は大学では通用しない。
高校在籍中に自ら学ぶ習慣を身につけた方がいい、
と後輩に伝えてください。」
と言われました。
その卒業生は来年、大学院へ進学予定とのことです。
2年生の方は、
自分の行く末をいろいろと考えている様子でした。
「時間があるのだから読書したらどうか。」
と提案しました。
その学生は最近、
新聞を読むようになったとのことでした
(若干遅い気もしますが、読まないよりははるかにいいので、
その辺りは不問にしましょう)。
多くのみなさんが
まだ夏休みを残していると思います。
是非自分で調べ、自分で考える時間を
作ってほしいと思います。
今後も
後輩たちへの学びの紹介をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
進路室より矢東生へ
あなたの学びは順調ですか。
逆算思考をはたらかせて、
当初の予定・計画が達成されるように
つとめてください。
このお盆中は
台風の動きが心配です。
不要不急の外出は避けて、
その分屋内でできること
(本を読んだり、教養系の動画を見たり)
をやってみてはいかがでしょうか。
私も今夏
数校の大学のオープンキャンパスに
行ってきました。
その様子は、
授業や学年集会で
話したいと思います。
保護者の皆様にも
2学期に行われる学年保護者会で
紹介できればと思っています。
「この20年の間に学生は真面目になりました。」
(某大学の教授から聞いた言葉)
←良くも解釈できるし、その逆にも解釈できますよね?
杜の都から
今年から1・2年生合同で
希望者を募って行ってまいりました。
知的好奇心をくすぐる企画が満載で
充実した一日を過ごすことができました。
理学部では
本校OBが激励に来てくれました。
忙しい中、ありがとうございました。
キャンパスを歩いていると、
地元の子なのでしょうか、
中学生とおぼしき背格好の生徒も見かけました
(たくましいですね)。
参加した生徒たちが
今後の学びに活かしてくれることを
期待しております。
保護者の皆様には
早朝の送り出しと夕刻の出迎えに
感謝申し上げます。
主体的な学び手が本物から受けるインパクトは
若ければ若いほど大きなものである。
若者がうらやましい。
2年進路講演会
外部講師を招いて進路講演会を実施しました。
1学期から夏休みにかけて実践したいこと
○定期テストと模試の復習
○勉強開始前、「ノルマ」と「制限時間」の設定
○毎日の生活リズムの維持
今まで受けたテストが一番の参考書との
発言もありました。
今週は週末までテストです。
終わって羽を伸ばすのもいいですが、
記憶が新しいうちに振り返ることも
怠りなきよう。
2年生のみなさん、
中だるみは許さないんですよね?
高校1年 進路説明会・保護者学習会
6月7日(金)、
高校1年進路説明会・保護者学習会が開催されました。
学習会では、
「わが子の進路と向き合っていますか?」をテーマに
グループワークで活発な話し合いがなされました。
今後のお子様との接し方で参考になる情報交換があり、
有意義な時間を共有することができたと思います。
進路説明会では、学年から入学後の2か月の学校生活の概況や
4月に実施した模試の成績概況について、
進路部から高校3年間の流れや大学共通テストと
英語の民間試験について説明いたしました。
多数の参加をいただき感謝申し上げます。
学習会の様子
進路説明会の様子
2年保護者会
高校2学年保護者会でお話しさせていただきました。
校長挨拶、学年主任からの現況報告、
学年副主任からの成績報告の後、
進路担当としてお時間をいただきました。
やはり気になるのは、
大学入学共通テスト関連の情報かと思います。
年度が変わってから情報が流れ始め、
大学ごとに英語の外部検定をどのように活用するかも
明らかになってきました。
しかし英語外部検定利用については、
専門家から懸念する声も聞かれ、
昨年度も
いったん意思表示したものの、
その後変更した例もございます。
進路部としては
今後も情報収集につとめてまいります。
提供できる情報があれば、
このページにてお伝えしたいと思います。
高校生たちは大人の議論を
どのようにキャッチしているのでしょう。
落ち着かないですよね。
進路より保護者の皆様へ
東京大学本郷キャンパスで
学園祭が催されました。
五月祭と言って、今年で92回をかぞえる
歴史ある行事です。
数多の企画の中から、
「五月祭教育フォーラム2019」という
講演会を紹介します。
今年は現在ニュースや本などで話題の
工藤勇一氏(千代田区立麹町中学校校長)が
講演されました。
他にも
陰山英男氏(陰山ラボ代表)、
中村伊知哉氏(慶應義塾大学教授)、
鈴木寛氏(東京大学教授・慶應義塾大学教授)
とのパネルディスカッションもあり、
これからの学びのあり方について
活発な議論が繰り広げられました。
この様子はTwitterで配信されております。
「五月祭教育フォーラム2019」で検索すると
たくさんのTweetが出てくるので、
お時間ございましたら、
フォーラム公式のTweetを
時系列で追って頂ければ幸いです。
時代の先端を走る有識者たちの思考を
たどることができると思います。
(Twitter 風に)
ほんとは教員が読んだ方がいいんですけど。
3年保護者進路説明会・講演会
高校3年保護者対象に
進路説明会・講演会を
実施しました。
外部講師も招き、
今春の入試をふりかえるとともに、
来春の入試に向けての話を
それぞれしました。
中学入試、高校入試は保護者の意向が
強く働いているかと思いますが、
大学入試については、
選択肢の提示はすれども、
「お子様に選ばせる」経験を重視して
いただきたく存じます。
試験を受けるのは保護者ではありません。
お子様です。
なかなか難しいのですが、
我慢が肝要です。
連休明けの朝
進路室からも眺められます。
保護者の皆様には
3年生の学年保護者会、
あるいはPTA総会でご覧いただけます。
この場所の他にも
咲いているところがありますので、
来校の際
花を愛でていかれるのも
よろしいかと存じます。
3年学年集会
昨年度の3年生の動きを伝え、今年度の大まか
な予定(特に模擬試験、出願関係)を確認
しました。生徒たちは手帳に予定を書き込
んでいました。
新年度が始まって1か月。残りの11か月を
どのようにプロデュースするのでしょうか。
保護者の皆様へ
私は学年集会毎に1冊本を紹介して
おります。どんな本が紹介されたか
お子様に聞いてみてください。
3年進路講演会
進路講演会を実施しました。
来春の目標達成に向けて
行動変容するかどうかは
あなた次第です。
「能動的主体的に情報を取りに行く」
「やるべきことをきちんとやっていれば恐れる必要はない」
「推薦AOは教育活動そのものが問われる」
最後の言葉は
入試とは無関係に教員自身が
意識しなければならないことではないでしょうか
(いわゆるカリキュラムマネジメントです)。
進路室より
今日は雨(もしかして雪)の予報です。
その前に撮っておきました。
曇り空なので花が映えておらず
申し訳ございません。
中学1年生にとっては初めての、
高校3年生にとっては在校中最後の
矢東の桜です。
進路室より
新入生の保護者の皆様におかれましては、
お子様のご入学、まことにおめでとうございます。
これから3年間(附属中生は6年間)の進路指導に
ご理解とご協力を賜りますよう、
よろしくお願いいたします。
体育館で一言ご挨拶申し上げましたが、
そこでは話しきれなかったことについて
お伝えしておきます。
生徒たちには
「教養を深める、外を見る、逆算思考を身につける」
ことを強調して言っております。
教養を深めるには、
新聞を読んだり、美術館や博物館、
大学の研究室や成果発表など
「本物に触れる」ことが大切だと考えております。
逆算思考というのは、
目標や期限に対して、
それらを達成するために今何をすべきか、
どのように行動するか、という
「未来から現在」への視点(backcasting)
を意味しています。
この視点とは反対の
「現在から未来」の視点(forecasting)
も大切ですので、
双方向の思考ができるようになるといいな、
と願っております。
繰り返しになりますが、
卒業を迎えるまでの間、
ご支援を賜りますよう
どうぞよろしくお願いいたします。
進路部より
特に国公立大学中・後期試験まで受験した人、前期試験の不合
格通知を受け取ってからよくぞ短期間で気持ちを立て直して
最後の試験に臨みました。最後までやりきったことは、この
後の人生において、きっとあなたの支えになることでしょう。
第1志望の大学へ進学する人、第1志望には届かず併願大学へ
進学する人、捲土重来を期して来年再挑戦する人、進む道は
それぞれですが、行った先で良い学びを実践してください。
そして今度は、あなたたちが「教わる立場」から「教える立場」
になって最新の情報を私たちに教えて頂きたく存じます。
がんばってください。
センター試験報告会(高1)
センター試験報告会(高1)
本日7限目、外部講師によるセンター試験報告会が
実施されました。ご存じの通り、この学年の生徒たち
から新テストが導入されます。今年実施された試験を
踏まえつつ、新テストに向けて準備すべき事などを
聴くことができました。
別件
先月2年生のセンター試験報告会の記事をアップ
した際、卒業生から後輩へのメッセージをいくつか
紹介しました。その第2弾です。
○センター試験本番で信じることができるのは、自分の知識だけです。
○当日の不安を少しでも少なくするために、日々の勉強の積み重ねが
本当に本当に大切だと思います。
○推薦で先に進路が決まった人もセンターに向けて皆と同じように
勉強した方が絶対に良いと思う。
○やった分は絶対に結果に出てきます。
大学生講話
本日LHRの時間、高校1・2年生対象に本校OBOGによる
講演会を実施しました。大学生活や受験体験など、学生た
ちが自分自身を振り返り、後輩たちへメッセージを発信し
てくれました。
「矢東に引きこもらず、社会に目を向けろ」
1・2年生のみなさんはどのように受けとめましたか。
あなたたちの真価が問われます。
進路部より高校3年生へ(その3)
皆さんの中には
今頃大学近辺のホテルで
緊張気味に過ごしている人もいるかもしれません。
センター試験から1か月の間
あなたは目標に向かって遮二無二勉強しました。
あなたの力は指数関数的に伸びています。
どうぞ存分に
答案用紙の上に
あなたの想いを書いてきて下さい。
面接がある人は
面接官にあなたの情熱を伝えてきて下さい。
東京大学の五神真学長は
ある意見書の中でこのように述べています。
記述式試験は、
大学と受験生との出題、解答、採点を通じた「対話」である
前期試験がセンター試験のみで
中・後期試験に向けて頑張っている人にも
通じる話です。
心に留めておいてもらえると嬉しいです。
明日見送りに行くのはむずかしいけれど
ここ矢板からエールを送っています。
いってらっしゃい。
センター試験報告会(高2)
別件
センター試験自己採点の日、
現3年生にセンター試験を振り返ってもらいました。
後輩へのメッセージをいくつか紹介します。
○いつまでも受験を逃避していないで勉強しておけばよかった。
○計画を立てる練習を1・2年でしておかないと、
自分のキャパがわからなくてまともな計画にならない。
○2年3学期でアドバンテージを作った人の勝ち。
○時間は無いです、本当に。
飯や風呂の時間ももったいなくなります。
だから絶対に今からやるべき!そして6時間は寝る!
○今までやってきた積み重ねがあり、それが自信になっていた。
○受験は「いつか来る」のではなく「絶対に来る」ので、
自分の今ではなく先を見て勉強すると良いと思う。
最後は自分との闘い。
来月には1年生を対象に報告会を実施します。
その記事でもメッセージを紹介します。
進路部より高校3年生へ(その2)
センター試験終了
3年生が国際医療福祉大学で大学入試センター試験に挑んできました。
センター試験というと天気が良くない印象が強いのですが、
今回は2日間とも天気は良く、若干ほっとしました。
本校職員も受験生にエールを送りに現地へ行きました
(他校も来ていましたが、現地に到着したのは本校がトップでした)。
明日からは頭を切り換えて個別大学試験に向けての仕上げにとりかかります。
もう少しの頑張りです。
進路部より高校3年生へ
緊張の続く2日間を乗りきれた自分自身に拍手を送りましょう。
保護者の皆様も気をもんだ2日間だったと思います。
送迎やお弁当作り、ありがとうございました。
この後私立大学、国公立大学の試験とまだまだ気を緩められない日が続きますが、
感染症等に気をつけてハードルを飛び越えていきたいところです。
今夜は明日の持参物だけ用意して寝てください。
そして、明日のホームルームで元気な姿を見せてください。
もし、発熱等の事情で登校が難しい場合は、
下のPDFファイルをダウンロードして必要事項を記入の上、
学校にFAXしてください。
その後の対応はこちらで行います。
では明日、学校でお会いしましょう。
よろしくお願いいたします。
j_自己採点報告用紙.pdf
2年保護者進路説明会・講演会
12月15日(土)、高校2年保護者進路説明会・講演会を実施しました。今回は、学年担当から次年度のコース選択と成績報告を、進路担当からは今秋の推薦・AO入試の問題の紹介と大学入学までにかかる費用の話をしました。さらに外部講師を招き、現3年生の志望動向や大学入学共通テスト・英語外部検定に関する情報提供、受験生の保護者としてのあり方等を講演していただきました。残り1年余り、生徒たちは時にストレスで滅入ることもあるかもしれません。そのストレスは「人間の器を大きくするためのストレス」だと考えて、日々の学びに向かってほしいと思います。保護者の皆様におかれましては、配布資料にもある通り、「子供のベストサポーター」として応援してくださいますよう、よろしくお願いいたします。
外部講師の発言で印象に残っているもの
・受験生のサポーターでいて下さい。
・学校の勉強をちゃんとやってください。
・特定の情報に偏らず、広い視野を持って下さい。
・やるべきことさえちゃんとやっていれば受かります。
・キーワードは「我慢」
2年進路講演会
12月7日(金)、外部講師を招いて高校2年生対象の進路講演会を実施しました。修学旅行で和んだ(緩んだ?)空気を引き締め、模試の活用方法やこれからどのようにして頑張れば良いかを説いていただきました。
「(受験勉強)=(合格に必要な力)-(現状の力)」
1年後、果たしてどのような状況になることやら。
講演会とは直接関わりがないのですが、示唆に富んだやりとりが前日進路室であったのでご紹介します。ある2年生が「進路のことで相談がある」と進路室に来ました。そのとき進路室では、一人の3年生が赤本を閲覧していました。私が2年生と話をしていたところ、会話の一部が3年生にも聞こえたのでしょう。その3年生が2年生に言いました。
「私、1年前に戻れるなら戻りたい。今からちゃんとやっておいた方がいいよ。」
実感のこもった説得力ある助言でした。
がんばれ受験生
がんばれ受験生
11月11日(日)、職員有志が矢板市たかはらマラソン大会に出場しました。受験生の合格祈願と併せて、地元矢板を盛り上げるお手伝いをしてきました。各自が目標を持ち、ゴールを目指して疾走しました。走っている間はきつかったですが、最後まで走りきると達成感を味わうと同時に、次の課題を見つけることができました。本校3年生にも頑張って苦労して獲得した果実を味わってほしいものです。また、本校を目指している中学3年生の皆さんにも人生最初のセレクションの重圧に打ち克ってほしいと願っています。がんばってください。
進路部より3年生の秋の一コマ
進路部より3年生の秋の一コマ
模擬試験続きの10月が終わり、3年生の授業はどの教科でも問題演習が本格化しています。秋晴れの休日や色づく紅葉を楽しむ余裕はないかもしれませんが、来年それらを味わえるように更なる奮起を促したいと思います。保護者の皆様におかれましては、センター試験の受験料の振り込み等お世話になりました。引き続きのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
大学出張講義を開催しました
10月19日(金)、高校1・2年生を対象に11大学から14名の先生を招き、大学出張講義を開催しました。講義分野は次の通りです;
教育、情報・電気電子、医学・農学・食品、経済、社会・国際、建築、複合化学・医学、エネルギー、機械、社会・福祉、社会・経営、看護、日本語学・英語、法学
生徒たちは自分の興味・関心に応じて、2つの講義を受講しました。ちょうど前の週に講演会を聴いていろいろ考えさせられているところで大学の先生の話を聴く。生徒一人ひとりの思考が深化することを期待したいです。
キャリア形成支援講演会
10月11日(木)、高校1・2年生を対象にキャリア形成支援講演会を実施しました。
講師:倉部 史記 先生(進路づくりの講師、NPO法人NEWVERY理事)
演題:15年後の社会を生き抜くための進路づくり
現代社会のトレンドから、これからの社会の有り様・若者の生き方の提言まで、中身の濃い話を聴くことができました。内容の一部は我々教員の考え方にまで示唆を与えるものでした。
生徒は親の世代とは全く違う人生を送る。変化する社会に対応すべく、先行き不透明な未来を生き抜くために、私たちは一生学び続けなければならない。
高校1年保護者進路説明会・進学講演会
10月6日(土)、高校1年保護者進路説明会・進学講演会を実施しました。学年からこの半年間の生徒の生活・学習状況と2年次以降の教育課程について、進路部から文理選択、今の大学での学びの例示、さらに前回の説明会以降に公表された大学入試改革情報について話をいたしました。後半は外部講師を招き、大学入学共通テストや入試の仕組み、保護者の心構え等を講演していただきました。まだ先の話になりますが、配付資料にある「受験生への接し方」は是非2年後にも読み返していただければと存じます。
高校1年生進路講演会
9月20日(木)、外部講師を招いて高校1年生対象の進路講演会を実施しました。新テスト1期生ということで、巷で話題になっている思考力や主体性などの重要性について知ることができました。
l 知識を元に何を考え出していくか
l ボランティア等の課外活動が入試で評価されるが、それらは入試のためにやるのではない。自分自身が成長するためにやるものである
l 今日の常識は明日の非常識。その位社会の変化は早いものである。
最後のひとことが強く印象に残っています。
3学年センター試験出願指導
9月7日(金)に3年学年集会でセンター試験出願指導を行いました。指導する立場としては「今年もこの時期が来たか」と気持ちが引き締まる思いです。生徒たちの中には自分の進学に関わる公的な書類を書くのが初めてという者もいるかもしれません。適度な緊張感を持って記入してほしいと思います。保護者の皆様には検定料の支払い等でお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
ワークショップ報告
ワークショップ報告
この夏休み、多くの大学でオープンキャンパスや中高生向けの学びのプログラムが催されました。本校生の一人がある大学のワークショップ(WS)に参加し、その感想を進路部へ伝えにきてくれました(個人が特定されないように大学名、生徒名は非公表にします)。その抄録を紹介します。生徒はもちろんのこと、保護者の皆様にも読んでいただきたく存じます。保護者の皆様におかれましては、お子様から学びのイベント(施設公開、WS等)に参加したい旨の話がありましたら、是非背中を押してあげてください。よろしくお願いいたします。
(以下抄録)
私がこのワークショップから学び、これを読んでくださる方に伝えたいことは、私たちはやりたいと思ったことをやることができる力をもっているということです。参加者はみんな自分のやりたいことのビジョンをしっかりと持っていて、現在それについて情報収集し、考えて、それを発信しようとしていました。例えば、地元を盛り上げるために団体を作ってリーダーとして活躍している人や、高校生平和大使として活動している人など、様々なかたちで自分の目標実現を目指していました。自分が今、高校生としてできることは自分が思っている以上にたくさんあり、やりたいと思うことは実行に移すべきであると強く感じました。
「やりたいことをやる」といっても、今までの私なら、「自分はそれをするには若すぎるし、知識も力もないから、できるわけない」と考えていたと思います。もちろん私は、1人の高校生にすぎず、できることに制限はあります。しかし、高校生だからといって、何をするにも知識や力が欠乏しているからできないと考えるのはもったいないと思います。自分がやりたいことに対して、小さくても何かアクションを起こすことでたくさんのことが得られます。新しい人や考えと出会ったり、協力してくださる人がいることのありがたさを知ったり、その後の人生において助けになるようなことを学んだりすることができます。
「やりたいことをやる」第一歩は、自分の気持ちや意見を発信して人に伝えることだと思います。人に伝えることで、自分が何を考えているのかを客観的に捉えなおし、人の意見も受けて考えを深めることができ、またそこから活動が始まることも考えられます。そこで、伝えるためには、伝えたい内容が必要です。普段から自分の周りや世界で起きていることに注意を払い、自分が興味をもっていることや解決したいと思う課題などをみつけることが大切だと思います。そして、それを自分でよく調べ、よく考えて発信し、ほかの人の意見を聞いてまた考えることが必要です。そのようにして、少しずつ自分のやりたいことができるようにしたいと思っています。
東北大学オープンキャンパス見学
東北大学オープンキャンパス見学
模擬講義を聴いたり、大学の施設・設備を見学したり、研究室を訪問して大学生と交流を図ったりと大学という学びの場への関心を高める一方で、学食や学生生協など学生生活の一部を体験し楽しんでくることができました。この経験を生かして、自身の進路選択や日々の学習に一層力を入れていくことが期待されます。
東小学校にて教育実習体験を行いました。
東小学校にて教育実習体験を行いました。
去る6月28日(木)、矢板市立東小学校にて、教育学部を志望する高校3年生18名が、第二回目の教育実習体験に参加しました。東小学校の先生方のご協力のもと、小学生と一緒に時間を過ごしました。
初めに和氣校長先生から講話を頂きました。教師になりたいと強い志を持つ生徒にとって、とても印象的なお話でした。ある生徒は、「児童の立場になって考えることがいかに大切かを学んだ。子供たちを責めるのではなく、その子の気持ちに寄り添って、不安や苦しい気持ちを取り除くことも大切な仕事だと思う」と、教師を目指すという気持ちを再認識することができたと振り返っています。
授業に参加した生徒たちは、児童と一緒に活動をしたり、質問に答えたりしていました。さらに、授業の流れや発言の仕方、注意の引き方など、小学校の先生方の工夫に目を向けながら教育実習体験に参加していました。参加した生徒は、「前回は1年生だったが、今回は6年生で、(授業の)スピードが速く、こんなにも違うのかと驚いた」「皆に質問を投げかけながら授業を進めていた」と、振り返っています。
保健室でも、お話を伺う機会を頂きました。生徒は「今までは、子どもの手当てなど、大まかなことしか知らなかったが、集計や記録を残すなどの仕事もしていることを知りました。(中略)これからは人間性を高めて、子どもが相談しやすいような養護教諭になれるように頑張りたいと思う。」と振り返っています。
今回の教育実習体験を振り返って、「やりがいがあっていいと思った。」「大学のことや受験、採用試験のことを聞くことができてよかった」「小学校教諭になりたい気持ちが強まった。そのためにももっと勉強を頑張ろうと思う」といった声が生徒から寄せられました。
改めて、このような機会を提供していただいた東小学校の先生方・児童の皆さんに感謝申し上げます。
高校2年生進路講演会
6月21日(木)、外部講師を招いて高校2年生対象の進路講演会を実施しました。2年生前半の頑張りが進路先を変えていくこと、勉強と作業の違い、等生徒たちにとっては若干耳の痛い話だったかもしれません。しかし、「良薬は口に苦し。」今後の発奮材料にしてほしいと願っております。
高校1年保護者進路説明会・学習会
6月8日(金)、高校1年保護者進路説明会・学習会を実施しました。学年からはこの2ヶ月間の生徒の生活状況と入学直後に行った試験の成績概況について、進路部から3年間の指導の流れと大学入試改革について話をいたしました。新テスト導入の学年ということで、保護者の皆様に熱心に話を聞いていただきました。学習会ではグループワークで活発な意見交換がなされました。今後のご家庭での接し方で参考になる情報が得られたと感じていただければ幸いです。
東小学校にて教育実習体験を行いました。
東小学校にて教育実習体験を行いました。
去る5月18日(金)、矢板市立東小学校にて、教育学部を志望する本校高校3年生26名が、教育実習体験に参加しました。東小学校の先生方のご指導のもと、小学生と一緒に時間を過ごしました。
教頭先生から、東小学校の沿革や教育目標についてご説明いただいた際には、生徒たちは真剣な様子で聞いていました。
その後、授業に参加した生徒たちは、児童の様子に圧倒されながらも、一緒に活動に参加したり、児童の質問に答えたりしていました。
参加した生徒からは、「教師になるために必要な心構えを少し感じ、学ぶことができました。」「先生になることへのあこがれがさらに深まった。」などの声がありました。改めて、自身の進路に対する考えを深めることができた体験だったかと思います。このような機会を提供していただいた東小学校の先生方・児童の皆さんに感謝申し上げます。
高校2年保護者進路説明会
高校3年保護者進路説明会
5月9日(水)、高校3年保護者進路説明会・講演会を実施しました。学校側からは新年度が始まってからの生徒たちの様子や今後の指導方針、来春入試の動きと進学費用について話をいたしました。また外部講師を招き、受験生に対する保護者のとるべき姿勢などを話していただきました。生徒は勉強で頑張りますが、保護者の皆様には「待つ」ことと生活支援をお願いしたいと存じます。
3年進路講演会
4月12日(木)、外部講師を招いて高校3年生対象の進路講演会を実施しました。これから本格的に始まる受験勉強に際し、今春の入試の傾向や来春の入試に向けての注意点等を知ることができました。思うようにいかないこともあるかもしれない受験勉強ですが、愚直に取り組み、最後までやりきってほしいと願っております。