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食品科学科より
食品科学科1年生「食品製造」
1年生「食品製造」の時間に”生食パン”の製造を行いました。
来年度の食パン販売実習に向けて、成型の仕方や、焼き上がりの状態についての理解を深めました。
日時:令和5年3月3日(金)5・6限
成型方法の学習
生徒各自の成型
焼き上がった食パン(写真は2斤)
食品科学科で製造・販売している食パンの配合をアレンジし、今回は生クリームを使用しました。
「食品製造」で学習したベーカーズパーセントを元に、強力粉の分量に対して15%の生クリームを加えて生地を仕上げました。
今後の製造実習では、製造方法だけでなく、原料の違いによる生地状態の違いなどについても学習を行い、パン製造において科学的なアプローチも行っていきたいと思います。
食品科学科1年生「食品製造」
食品科学科1年生:「食品製造」ガトーショコラの製造
「食品製造」の授業において、鶏卵の加工特性を学習しました。
<座学>
鶏卵の加工(鶏卵の加工特性)
・熱凝固性
・起泡性
・乳化性
<製造実習>
鶏卵の加工特性の起泡性・乳化性の理解を深めるために、製造実習としてガトーショコラの製造を行いました。
実習の様子(卵黄の酵素による乳化の確認)
焼成の様子
完成したガトーショコラ
食品科学科では、今後も学習した知識を元に製造実習を行うことで、知識や技術を深めていく予定です。
コロナ禍のため、授業(含 校内)での試食はできませんでしたが、今ごろ各ご家庭で美味しく召し上がって頂い
ていると思います。生徒諸君は、官能検査(五感:目・耳・鼻・舌・皮膚を使って品質を判定する方法)とし
て、ご家族の皆さんとしっかり味わい、今日の授業内容を反芻してください。
食品科学科2年生「食品製造」
食品科学科2年生:「食品製造」製パン実習
食品科学科2年生が、下記の日程でパン製造について学習しました。
1月23日(月)5・6限 「食品製造」座学 製パン理論の学習
内容:製パン3原則をはじめ、ミキシングの状態について科学的に学習しました。
1月26日(木)4・5・6限 「総合実習:食品製造」食パン製造実習
内容:学習した製パン理論を元に、食パンの製造を行いました。
<知識向上のための学習>
・製パン理論について
<技術向上のための学習>
・食パンの成型方法についての実践
<観察による学び>
・発酵生地のグルテン状態について
・製造品の観察(外観・スライス断面)
成型後の生地
完成した食パン
ホワイトラインがしっかりと出た状態で焼きあがりました。
スライサーによるパンのカット
製パン理論をもとに製造を行ったため、どの食パンもしっかりと作ることができました。
食品科学科では、今後も製造実習を通して、技術だけでなく知識についても深めていきたいと思います。
食品科学科加工品販売について
日頃より食品科学科の加工品についてご愛顧いただきありがとうございます。生徒手作りの味噌やジャムの販売について、下記の内容にて販売を行いますのでよろしくお願いいたします。
販売場所:道の駅「にのみや」
販売日時:令和4年12月28日(水)~
販売種類:米味噌(750g/1個) いちごジャム(270g/1瓶) ブルーベリージャム(270g/1瓶)
※価格等、詳細につきましては道の駅「にのみや」へのご確認お願いいたします。
米味噌
いちごジャム
ブルーベリージャム
今年度も文化祭にて地域の方への販売ができず申し訳ございませんでした。そのような中ではありますが、昨年同様多くの方に購入希望のご連絡をいただきありがとうございます。一生懸命実習に取り組んだ生徒たちの励みにもなります。
今後とも食品科学科生徒の取り組みや、生産品についてよろしくお願いいたします。
北陵ごはん アーカイブ
JAはがの 機関誌 「ベリーネットはがの」に定期掲載いただいています北陵ごはんのアーカイブです。