拓陽日記

2019年7月の記事一覧

宇都宮大学アグリカレッジ閉講式が実施されました

 7月27日(土)に、宇都宮大学においてアグリカレッジ閉講式が実施されました。
 アグリカレッジは、宇都宮大学農学部と県立の農業関連の高校が互いに連携し、生徒たちの向学心の向上を目的とした講座で、農業を科学するをメインテーマに授業が行われました。5月18日(土)に開講式が実施され、5日間、9つの講座が実施されました。「食から地域を再生する」「森の樹木ウォッチング」「田んぼの雑草を観察して、除草剤についても詳しくなろう」「作物の根っこと土壌」等の講義がありました。どれも魅力的なテーマのお話です。本校からも2年生5名が参加し、閉講式では農学部長から受講証書が授与されました。
       
   【受講証書を受け取る本校生】    【県内の高校から33名が参加しました】

学習合宿、ビオトープの調査等行事満載

 夏休みの第1週が終わろうとしています。そんな、本日、学習合宿が終了し、また、大山農場ではビオトープに生息している生物の調査が行われました。
   
 【学習合宿終了!退所式にて】      【ビオトープでの調査】
 学習合宿は、3年生が月曜日からの5日間、2年生が水曜日からの3日間、1年生は月曜日から水曜日までの3日間で実施されました。1日9時間の授業と自習時間、勉強に真摯に向き合った5日間、3日間でした。大切なことは、この後です。習慣化された学習習慣をどう維持するか、そして、ただ時間だけを過ごすのではなく、いかに質の高い学習に取り組むか。暑くなりそうな夏ですが、自身の進路目標達成のためにがんばってほしいと思います!
 一方、大山農場では、ビオトープの水を抜き、生息している生物の調査を実施しました。本校の生徒とともに、他校の高校生、そして、大田原理科クラブのメンバーの方々によって行われました。メダカ、バラタナゴ、ナマズ、巻き貝、二枚貝、そのほか様々な生物が生息していました。すなわち、本校のビオトープは、生物にとって生息していける環境が整っているということです。今後も、様々な整備をしていく中で、環境を守り、そして、生物を守っていきたいと思います。
    
  【最初は、教室で講義です】     【ビオトープの水を抜き、生物を捕獲】

「子供の心のケアのために」をご覧ください

 
 文部科学省から「子供の心のケアのために」というリーフレットが出されています。
 子供たちが危機に直面したり、ストレスを抱えたりするとそのサインが見えるそうです。そのサインは、時として「困った行動」に感じることもありますが、その行動、反応をサインだと考えてみることが大切になります。では、そのサインは、どのようなものでしょうか。リーフレットに詳しく書かれていますので、ぜひ、ご一読を。特に夏休み後半、2学期当初は心配となります。事前に読んでおくと安心です。生徒たちも、自分で自分の行動を振り返り、自分の状態を把握する参考になります。
 詳しくはこちらをご覧ください。子供の心のケアのために.pdf

林業基礎トライアル研修に3名の生徒が参加しました!

 林業・木材製造業労働災害防止協会栃木支部様のご尽力により、本校喜連川農場において、刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育を実施しました。
    
【協会の先生の指導の下、刈払機の扱い方を学びました】
 当日は、生物工学科の3年生2名、1年生1名が参加しました。前日には、本校において座学によって、基本的な知識の学習を行い、そして、本日の実習となりました。
 実習は、喜連川農場において、協会の先生の指導の下、刈払機を実際に操作しながら、その取り扱い方を学びました。とても蒸し暑い1日で、生徒たちは、大粒の汗を流しながら、実習に取り組んでいました。協会の先生方、ありがとうございました。そして、生徒の皆さん、お疲れ様でした。
     
  【先生のお手本です】      【草の密集地帯に悪戦苦闘しながらも…】

学習合宿に突入!

 7月22日から、3年生は5日間、1、2年生は3日間の学習合宿が始まりました。
 この学習合宿期間は、毎日9時間の授業が設定されています。また、それ以外にも自習の時間があり、なかなかハードな日程です。しかし、これを乗り切ることで見えてくるものがあるはずです。また、この学習合宿を経て、夏休みにどれだけがんばるかが大きな分かれ道です。学習合宿後にだらけた生活をしては、合宿に参加した意味もなくなってしまいます。3年生にとっては、勝負の夏休みです。1、2年生にとっては学習習慣をしっかりと定着させるためのきっかけとなります。全員、目標めざしてがんばれ!
   
    【1年生の英語授業】        【3年生の古典の授業】
   
           【3年生理系の数学の授業】

テーマは”海”、そして夏休みに!

 7月19日に第1学期終業式を実施しました。明日から8月26日まで夏休みとなります。8月27日には、元気な姿でお会いしましょう。
 終業式終了後、食物文化科の3年生が、校長室のテーブルを夏らしくコーディネートしてくれました。今回のテーマは“海”。涼しげで、そして、さわやかな夏の海を連想させてくれるコーディネートです。夏らしいグラスからは、炭酸の泡がはじけ飛んでいるようです。
       
 終業式の前に、表彰式と壮行会を実施しました。表彰式では、陸上競技部、ソフトテニス部、卓球部、弓道部、ソフトボール部、バドミントン部、バスケットボール部、柔道部、さらに、農業クラブ、家畜審査会、英語弁論大会の各大会でいただいた賞状を、全校生徒の前で渡しました。多くの生徒に賞状を渡すことができました。うれしい限りです。
 また、壮行会では、陸上競技部、ソフトテニス部のインターハイ出場、農業クラブ意見発表の関東大会出場を激励しました。自身の目標に向かって、チャレンジしてほしいと思います。
 食物文化3年生のテーブルコーディネートは、いつも、手際よく実施してくれます。ここで得たことは将来きっと役立つはずです。がんばれ!
    
     【手際よく!美しく!】    【担当の先生もお手伝い!針に糸が…】

Morning Speech!

 本校では、本年度から生徒の英語に対する苦手意識を減らしつつ、リスニング力を高めるために「モーニングスピーチ」を実施しています。本校に来ているALTのウィル先生によるスピーチを放送によって聞き、その質問に答えるという形で実施しています。ウィル先生自身の話や日本とアメリカの文化についての話を聞いています。そして、本日、7月18日はウィル先生による最後のスピーチでした。ウィル先生、ありがとうございました。そして、これからも元気でご活躍ください。
   
   【放送室から全校生徒に向けて】      【生徒たちも、最後は拍手!】

1学期も残りわずか。

 1学期も残りわずかとなりました。今日は、専門学科の授業にお邪魔しました。
 食物文化科2年生は、食物調理技術検定2級の練習で、お弁当づくりに取り組んでいました。食品化学科2年生が授業で作ったアイス(乳加工品)を昼休みに生徒に販売しました。長蛇の列ができ、あっという間に売り切れました。乃木農場では、農業経営科3年生が、ホイールローダーに乗って作業をしたり、牛にえさを与えたりしていました。大山農場では、農業経営科、生物工学科の3年生がアールスセイヌという品種のメロンの収穫を行いました。どの科も、額に汗を輝かせながら取り組んでいました!
 (続きには写真が)

     
   【食物文化科のお弁当づくり】    【完璧!磯巻き卵!】
     
    【食品化学科のアイス】    【長蛇の列!買えない人も!】
     
 【ホイールローダーも乗りこなす!】  【えさやりだって何のその】
   
     【見事なメロンとトマト】

カワセミ来校!

 7月17日の朝、家庭科室にカワセミが来校しました。窓から迷い混んでしまったようです。窓ガラスにぶつかってしまい心配しましたが、数分後には元気に飛び立っていきました。
  
    【飛ぶ宝石!カワセミ来校!】
 カワセミは、漢字で「翡翠」と書くことからもわかるように、ヒスイのような美しい色をしていることから「飛ぶ宝石」とも呼ばれ、多くの人を虜にしています。また、カワセミは、歌川広重などの浮世絵、宮沢賢治の小説「やまなし」、正岡子規の俳句に登場するなど、昔から多くの文人にも愛されていた鳥です。そんなカワセミが本校にやってきてくれました。これも何かの縁なのでしょう。これからもよろしくお願いします!

甲子園を目指して!

 7月12日の開会式に続いて、翌13日土曜日に、全国高等学校野球選手権栃木大会の1回戦に挑みました。昨年は第100回の記念大会でしたが、今年は新たな一歩を踏み出す第101回の大会です。本校野球部は、宇都宮清原球場において宇都宮東高等学校と対戦しました。野球部の奮闘とともに、生徒会の生徒、有志の生徒、吹奏楽部の生徒、そして、保護者の熱い応援がナインの後押しをしました。
    
 【一球にすべての思いを込めて】 【吹奏楽部の生徒たちも大奮闘】
 結果は残念ながら、延長タイブレーク(13回)の末に敗れてしまいました。しかし、ここまでの努力の成果は十二分に見せてくれました。そして、何より、それを支える応援の生徒、保護者の熱い思いが感じられました。野球部の生徒、そして、応援の生徒、本当におつかれさまでした。そして、保護者の皆さん、ありがとうございました。
   
   【生徒たちの熱い応援!】  【保護者の皆さんの思いのこもった声援!】

いざ!北海道へ!

 7月10日、北海道農業実習に参加する男子3名、女子4名、合計7名の生徒が、北海道に向けて出発しました。これから24日までの約2週間、北海道標津郡中標津町の農家の皆さんにお世話になりながら、牧草の乾燥調整、サイレージ調製、畑作管理、乳牛管理等の実習に取り組みます。
 生徒たちは、農家の家庭にそれぞれ宿泊しながら、朝から夜まで実習です。帰ってきたときには、一回りも、二回りも成長した姿を見せてくれることでしょう。健康には十分留意し、がんばってきてほしいと思います。
  
    【北海道に思いを馳せて】

那須塩原市農業委員会の皆さんとの意見交換会を実施しました

 7月9日、本校において、就農を希望する生徒19名と那須塩原市農業委員会の皆さんとの意見交換会を実施しました。生徒たちが感じている就農にあたっての不安や疑問について、農業委員会の皆さんがやさしく、そして、丁寧に応えてくれました。「女性の働きやすい農業の在り方は?」「規模を拡大し、法人化をするために必要なことは?」「研修のサポート体制は?」「補助金はどんなときにもらえるの?」といったように、授業では学べないことをたくさん教えていただきました。農業委員会の皆さんの農業に対する熱い思い、積極的な姿勢を生徒たちもたくさん感じ取っていたようでした。今後、生徒たちは、この那須地区、そして、日本の農業をさらに前進させてくれることでしょう。
   
   【農業委員会の皆さんと生徒たちが熱く語り合いました】

3年生、進路実現に向けて!

 7月8日のLHRの時間を利用して、3年生を対象に進路ガイダンスを実施しました。
 進学希望者、就職希望者に分かれて、それぞれの進路に応じたガイダンスでした。進学希望者に対しては、今後のスケジュール、奨学金等について、進路担当の先生から話がありました。就職希望者に対しては、就職試験に向けての心構え、履歴書、自己PRの書き方等について、専門学校の先生から話がありました。就職については、各社の求人票も集まりつつあり、いよいよ就職活動に突入です。進学については、この夏をどう過ごすかが大きな分かれ目になります。自分自身の進路希望を達成するために、自分に負けないようにがんばってほしいと思います。
   
  【就職試験に向けて、準備開始!】  【進学希望者も“待ったなし”です】

ニュージーランドに向けて出発!

 県内の農業高校に在籍し、希望者を対象とするニュージーランド派遣研修に、7月7日(日)出発しました。七夕の夜、天の川の彦星と織姫を横目にニュージーランドに向かいました。
 この派遣研修は、国際理解の深化と農業学習の意欲を高めるために、7月7日から18日までの12日間の日程で、ファームステイ、各種研修および見学が実施されます。本校生1名を含む県内の学校の生徒13名と引率の教員2名は、もうすぐ夏を迎える日本から、これから冬に向かうニュージーランドへと元気に出発しました。様々な体験をとおして、いろいろな思いを感じ、成長へとつなげてくれることでしょう!がんばれ!
  
 【出発前のワンショット!今はすでにNZ】

校内鑑定競技会開催

 7月5日の1、2時限目を利用して、農業クラブ校内鑑定競技会を実施しました。
 この鑑定競技会は、授業や農業クラブ活動をとおして得た知識、技術の成果を競い合うものです。競技は、農業コース、畜産コース、園芸コース、食品科学コースに分かれ、それぞれ3択問題および記述問題あわせて40問に答えていきます。この競技会の上位者から、各コース1名の全国大会出場者が選ばれます。全国大会は10月23日、山形県で実施されます。
 全国大会めざして、そして、日本一をめざしてがんばれ!
    
    【自身の専門分野の問題にチャレンジ!】
 農業関係学科が鑑定競技会を実施している隣の調理室では、食物文化科の3年生が食物調理技術検定の練習に取り組んでいました。
  
          【その眼差しは真剣そのもの】
 鑑定競技会の生徒たちも、食物調理技術検定の練習に取り組んでいる生徒たちも、その表情は真剣そのもの。凜々しさを感じます。どちらも、自分の限界をめざしてがんばれ!
    
   【時にはちょっと休憩も!おいしいにんじんスープで】

危機管理能力の向上をめざして!

 7月2日の4時限目には、生徒を対象に危機意識の高揚を図るために交通・生活安全講話を実施しました。同じ日、生徒が下校した後、今度は、先生方を対象に、先生方自身の危機管理能力の向上を図るために校内研修を実施しました。研修の講師として、学校安全課、総合教育センターの先生方をお招きしました。
   
     【熱心に取り組む先生方】
 ゲーム形式で危機に対する判断能力を向上させる研修に取り組みました。「放課後に大きな地震が起こった。生徒を屋内に待機させるか?外に避難させるか?」といったように、二者択一の問題について、それぞれの判断基準を説明しながら、グループで共有していく研修です。瞬時に判断すること、そして、他者の考えを理解し自身の判断基準の視点を広げることをめざした研修です。先生方は大変熱心に取り組んでいました。普段から危機意識の高い組織であると思いますが、より一層頼もしく感じました。今後も研鑽を重ね、危機の起こらない、そして、起こったとしても危機に強い学校になっていきたいと思います。
   
    【Yes、Noで判断!】       【活発に意見交換!】

交通・生活安全講話

 7月2日(火)、期末テスト終了後の1時間を利用して、交通・生活安全講話を実施しました。講師は、那須塩原警察署の交通総務課、生活安全課の方々にお願いいたしました。
 
 【貴重なお話を伺いました】
 交通講話では、「横断歩道だからといって安心しない、青信号だから心配ないは通用しない」とうショッキングなお話がありました。だからこそ、自分自身のことは、自分自身で守らなければならないとのことでした。また、栃木県の現状として、車が信号機のない横断歩道で止まってくれる割合は0.9%で全国最下位であるとの話もありました。なんと、100台のうち1台も止まってくれないとは…。ぜひ、生徒の皆さんには、将来、車の免許を取ったときには、この汚名を返上できる運転マナーを身に付けてほしいと思います。さらにDVD視聴後には、男子生徒2名による危険な自転車の乗り方についての指導もありました。「つい…」とならないように心がけましょう。
 生活安全講話では、主に薬物乱用に関するDVDを視聴し、その後、いくつかの注意点をいただきました。ここでも、「自分の身は自分で守る」という言葉がありました。薬物乱用、特殊詐欺などスマートフォンを介して様々な事件に巻き込まれることがあるそうです。巻き込まれないためには、やはり自覚を持つことしかありません。今後そのような事件、事故に巻き込まれないように、知識を身に付け、自分を守っていきましょう。
   
    【危険な二人乗り!】        【引き込まれるようにDVDに…】

トイレクリーンプロジェクト

 7月1日、生徒にとっては期末テスト第2日が終了です。残すところあと1日。これを乗り切れば、夏休みです。
 そして、この日の午後、健康指導部環境美化担当の先生方が、第1体育館脇のトイレのクリーンプロジェクトを実行しました。下の写真では、光の具合でわかりにくいですが、きれいなトイレになりました。担当の先生方お疲れ様でした。
    
        【before】        →     【after】
 トイレクリーンプロジェクトでは、まずはきれいに掃除をして、新聞紙やテープできれいに養生してからペンキを塗りました。やや薄汚れたオフホワイトの壁が、クリーム系の明るい色の壁に大変身!慣れている先生もいらっしゃいましたが、慣れない先生方も汗を流しながら、作業に取り組みました。その結果、明るくきれいなトイレが完成しました。生徒の皆さん、先生方の苦労に感謝しつつ、きれいに利用するとともに、ますますきれいなトイレにしていきましょう! 
     
 【まずはきれいにしてから】  【丁寧にペンキを塗っていきました】
     
   【隅々まで丁寧に…】      【なかなかの重労働でした】