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2021年4月の記事一覧
令和3年度1学期始業式_学校長あいさつ
おはようございます。コロナウイルス感染症と向き合って一年経過しました。なかなか手強く、今年も正しく恐れながら、できることを着実に進めていく一年となると思います。みなさん一人一人の意識と行動がその原動力となりますのでよろしくお願いします。
◆さて、今日は年度初めということで、身近に季節を感じることもあるのではないかと思います。そのようなことに目を向けてほしいと思い、お話をします。
(別に資料を配付しましたので、後でご活用ください。)
◆春と言えば桜、ソメイヨシノの開花が目につきます。誰もが春が来たと感じる毎年の出来事です。今年は例年より2月、3月の気温が高かったこともあり、拓陽高の桜は花も散り始め、葉桜となっています。
◆このような生き物が関わる季節感は、日本の伝統的な農業、稲作にとって大切なもので、一年を七十二に区分した「七十二候(しちじゅうにこう)」といものがあります。そして、桜の開花のたよりが聞かれるようになる3月25日頃を「桜始開(さくらはじめてひらく)と呼ぶそうです。
◆私が生まれた1960年代の宇都宮のソメイヨシノの開花日の平均は4月6日でした。今は2020年までの30年平均で開花の平年値が4月1日となっています。この50年で5日以上早まっています。先ほどの七十二候が一つずれる、季節感が変わってしまうことを意味します。
◆この気候変動は、日本だけではなく、地球規模で起こっているのではないかという問題意識が2000年代から一般的となっています。そして、国際的な枠組みで気候変動対策をしようという機運も高まっています。国・地方公共団体や企業もSDGs(エスディージーズ)を掲げ、再生可能エネルギー、気候変動対策、循環型社会を目指した施策や取り組みを進めています。
◆最近、SDGsのカラフルなロゴを目にする機会が増えてきました。そして、国内で最も関心を持っているのは大学生、高校生という調査結果もありますので、皆さんの取り組みに期待が高まります。
◆身近に感じる季節感から気候変動、SDGsと話は広がりましたが、「サステイナブル(持続可能)」は現在、そして未来を大切にして環境、社会、生活と向き合う上での大切な視点です。私たち一人一人の考え方や日々の取り組みが日本中、世界中に広がるということは、けっして夢物語ではないと思います。
●季節も変わる年度初め、気持ちを切り替えて取り組むチャンスです。そして、皆さん一人一人がアクションを起こす主体です。それぞれのゴールを定めて、今日がその一歩となるよう取り組みましょう。
[令和3年4月8日 学校長]
令和5年度会計年度任用職員(農場管理(家畜管理))を募集します。
農場で飼育する牛の朝や休日の搾乳、給餌、牛舎の清掃を行う職員を募集します。詳細は別紙「募集要項」をごらんください。
令和5年度会計年度任用職員(非常勤講師)を募集します。
食品製造・食品化学の授業及び実習にかかわる業務を行う職員を募集します。詳細は別紙「募集要項」をごらんください。
大山記念館の見学
新型コロナウイルス感染症対策のため見学を中止していましたが、令和4年10月から、人数を制限して再開いたします。見学希望の方は本校までお問い合わせください。なお、感染状況によっては再度見学を中止する場合があります。
(1)期 日 令和4年10月以降の月曜日(祝日、学校休業日、学校行事の日は除く)
(2)見学時間 13時30分~16時
(3)予約方法 見学希望日時の1週間前までに、電話にて予約願います。
(4)そ の 他 新型コロナウイルス感染防止のため、検温および手指の消毒、マスクの着用をお願いします。当日、感染が疑われる症状がある場合は、見学をご遠慮ください。
欠席等の連絡方法は原則Web上の欠席等連絡フォーム(24時間利用可)による連絡とします。
連絡フォームURLはこちら
インフルエンザ等に罹患したときは、出校停止になります。感染が疑われるときは、必ず検査を受けてください。出校する際は、登校申出書または証明書を提出してもらうことになります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
JR西那須野駅から徒歩で7分
<乃木農場>
〒329-2711
栃木県那須塩原市石林851
(google map)
TEL:0287-36-1157
通学時は、明るい道を複数で通るなど、十分に注意して登下校してください。何かありましたら、学校や警察にすぐに連絡してください。