お知らせ

スーパーサイエンスハイスク-ル(SSH)に関するお知らせです

授業実践事例 数学×日本史×情報×古典

本日は、6月に実施した数学科と美術科と家庭科の教科横断・分野融合の授業の続編ともいえる授業が行われました。6月の授業後に生徒が教師に発した疑問から、教師が着想を得て、科学的素養を育む新たな授業が行われました。

円柱の断面は楕円形となりますが、楕円の面積を求める式の証明が円柱の体積との関係から求められます。これは、江戸時代の書物にも問題が掲載されています。今回は漢文で書かれたその書籍を用いて、まず、書物が書かれた時代背景を日本史の教員に補足してもらい、情報や古典の教員による読み解きをヒントに、江戸時代の問題を楽しみました。

美しい式の形に生徒も感動していました。

 

  

1・3年次 課題研究Ⅰ・Ⅲ ハイブリッドゼミ成果発表

 3年次生がハイブリッドゼミ活動の中で議論してきた成果を、1年次生に向けて発表しました。一人一研究を結び付けて考えた新しいアイデアを、その社会的・学術的意義なども踏まえて発表し、併せて結び付けた一人一研究の内容も紹介しました。1年次生からの質問に3年次生が答える場面や、3年次生が自分の探究活動の経験なども伝える発言もあり、異なる年次の生徒が交流する有意義な時間となりました。

 1年次生にとって、これから一人一研究に取り組む際のヒントになればと考えています。

SSHクラブ定例会➂

 8月に神戸で開催されるSSH生徒研究発表会に向けて、SSHクラブの代表として参加する化学班大谷石Gの発表リハーサルを行いました。質疑応答では伝わりにくい箇所など課題も明らかとなり、今後本番に向けてブラッシュアップしていきます。

 また、各研究グループが4月から7月までの活動報告と今後の予定を発表し、共有しました。

1年次 課題研究Ⅰ 学問探究講義

 1年次生では、6・7時間目の時間に学問探究講義を実施しました。宇都宮大学、群馬大学、茨城大学、自治医科大学から講師としてお招きした11名の先生に各分野ごとに大学での研究内容についてご講義いただきました。生徒は希望する2つの講義を受講しました。大学や学問分野への興味関心を深めるとともに文理選択の一助となる貴重な機会になりました。

            

大阪・関西万博 栃木県公式催事にてSSHクラブが取り組みを発表

大阪・関西万博の栃木県公式催事に本校SSHクラブ国際研究班がオンラインで参加しました。

 栃木県公式催事の展示内容の1つ「次世代連携プロジェクト」において、山水共里をテーマに、栃木県を舞台にした研究活動の報告を栃木の魅力も交えながら行いました。

 本校では、昨年度からマレーシアのロッジ国民中等教育学校と「土壌微生物電池の開発」に取り組んでいます。それぞれの国の土壌を用いたこの研究と、両校の交流の様子について、メンバーの2年次生4名が英語と日本語の両方で発表しました。

 現地大阪からの質問もいただき、万博会場との交流を楽しむことができました。質問への返答では、SSHクラブ化学班が取り組んでいる栃木県の特産物である「大谷石」を活用した研究も紹介しアピールすることができました。

 万博会場には行けませんでしたが、栃木県公式催事に参加させていただき、生徒職員共々、貴重な経験をさせていただきました。関係者の皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

栃木県のページ

栃木県/2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向けた取組について

1年次 課題研究Ⅰ 一人一研究ガイダンス

 1年次生では、いよいよ始まる一人一研究のガイダンスを行いました。テーマを設定するうえで重要となることや、テーマ設定の仕方、また物品や書籍の購入申請の仕方などの基本事項について説明しました。まずは夏季休業中に、興味のある分野についての先行研究を調べ、仮の研究テーマを設定する活動からスタートします。今後、どのような研究を進めていくのかが楽しみです。

2・3年次 課題研究Ⅱ・Ⅲ 2年次生への助言(対面)

 今日は、先週の事前活動でまとめた2年次生へのアドバイスをベースにして、対面で2年次生のポスターに対して助言をおこないました。最初は緊張した場面も見られましたが、次第に意見が活発に飛び交うような様子が多くみられるようになりました。すでに一人一研究を経験した3年次生からの助言は、実体験に基づいた貴重なもので、有意義な時間を過ごすことができました。今回の活動を通して、2年次生のポスター及び一人一研究がより発展していってほしいです。

     

3年次 課題研究Ⅲ 2年次生への助言

 今日は、2年次生が作成した一人一研究のポスター(初版)について、3年生が課題研究で培ってきた経験を生かして、検討会をおこないました。必要に応じて資料やインターネットを活用して、様々な視点から議論をしていました。次週は、今回議論をしたことをベースに2年次生へ対面で助言をおこなっていきます。

          

授業実践事例 数学科×美術科×家庭科

 「STEAM教育の視点に立脚したカリキュラム・マネジメント」は本校SSH事業の4本柱の一つです。

 今年度は「一人一実践」を掲げ、全教員で授業カリキュラム開発に向けて授業実践に取り組んでいます。

 本日は、数学科と美術科と家庭科の教科横断・分野融合の授業が行われました。身近にある正弦曲線をテーマに、円柱の断面や洋服の型紙に隠れる曲線について、証明などに取り組みました。数学科の2名の教員が実践し、それぞれが異なるアプローチを試みました。今後検証し、実践事例も増やしながら研究開発を推進します。

 

 なお、授業実践事例については、年度末にすべての事例を授業実践事例集『プラスワンの試み』としてまとめ、県内外に配布する予定です。また、教材開発のページにも後日、資料等を掲載していきます。

         

 

         

 

3年次 課題研究Ⅲ ハイブリッドゼミ活動④

 課題研究Ⅲでは、これまで新たなアイデア(価値)、学術的・社会的意義を検討してきました。今日はこれまで考えてきた内容をパワーポイントにまとめるという作業をしました。7月にはこの資料を用いて1年生に発表するということもあり、どの班も力を入れて作成に臨んでいました。