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2022修学旅行第1日目
2022(令和4)年11月8日(火)から11日(金)の3泊4日の日程で、修学旅行が始まりました。
1日目の主な行程と様子をお伝えします。
●栃木から広島・宮島へ
早朝からJRの那須塩原、宇都宮、小山の各駅より生徒が乗車し、広島を目指しました。
東京駅で乗り継ぎ、広島までは長距離・長時間の移動となりました。
東京駅での広島行新幹線を待ちます。
専用臨時列車で広島へ、そして在来線を乗り継ぎ宮島口へ向かいました。
●宮島・厳島神社の見学
宮島へはフェリーで向かいました。
船上から鳥居が見えてくると、生徒たちからは歓声があがっていました。
宮島の滞在はおよそ2時間。
現地のガイドの方のお話を聴き、宮島や厳島神社の風景や歴史を堪能しました。
●1日目宿泊のホテルに到着
宮島からフェリーに乗り、宿泊するホテルに18時頃に到着しました。
初日は天候にも恵まれ、安芸の宮島の魅力を感じることができた一日でした。
夕食もしっかり摂り、明日の平和学習に備えます。
サイエンス カルチャーダイアログ
11月7日(月)、大学の先生方を講師に迎え、文系4分野、理系2分野の講義をしていただきました。
講師の先生方の在籍される大学の話や専門の研究内容など、参加した1年次生にとっては、2年次に向けた文理選択、大学進学後の学びなど、将来の職業につながるイメージを持てたのではないでしょうか。
◆文系講演◆
【古典文学を読み直す】 | 【少年法は甘いのか】 |
【国境を超える人々と |
【行動神経科学(実験心理学)への招待 |
筑波大学 比較文化学類人文社会系 教授 |
早稲田大学 |
筑波大学 社会学類人文社会系 教授 |
筑波大学 心理学類人間系 教授 |
石塚 修氏 | 小西 暁和氏 | 明石 純一氏 | 山田 一夫氏 |
◆理系講演◆
【ユビキチン化によるアクアポリン2の輸送制 御機構の研究】 |
【イネの根の栄養屈性の分子機構の解明】 |
東京医科歯科大学 高等研究院 |
東京大学/大学院農学生命科学研究科 |
Dr. Andrej PALUDA (Mr.) | Dr. Md. Nashir UDDIN(Mr.) |
数学講演会(UJOKOZA)
11月5日(土)、サイエンスナビゲーター桜井進氏による数学講演会があり、1年次生と2学年希望者(約330名)が参加しました。
今回のテーマは「微分とは勢い 中学生からはじめる微分方程式入門 人を数学する」です。
富士山の稜線、ラジオの仕組み、恋愛に至るまで、数式で表現できることを美しい映像とともに丁寧に解説していただきました。この理論は全て、世界中の科学者によって提唱されているものだそうです。普段目にしている風景や人の心の動きまで数式で表せることに大変驚き、感動しました。
生徒から「現実はもっと複雑で難しいのに、こういった事象について、どうして数学者は数式をたてるのでしょうか」と質問がありました。
桜井氏から「難しいいからこそ、一歩でもその仕組みに近づきたいという思いがそうさせる」との回答があり、これこそが探究心の根源であると感じました。
「世界は数学でできている」
桜井氏のこの言葉の本質を体験できた貴重な講演会でした。
創立記念式典 アーデル基金講演会
10月21日(金)、PTA会長、操会会長、PTA役員、操会役員の皆様のご臨席を賜り、創立記念式典、及びアーデル基金講演会が行われました。
校長先生から、宇都宮女子高等学校創立147年の歩みについて講話がありました。
宇女高の歴史は、女子教育の歴史そのものであると感じました。
アーデル基金講演会では、ロバート キャンベル氏に「感染症から読み直す日本の古典」というテーマで講演をしていただきました。
当時の書籍には、文字だけでなく挿絵が描かれているものも多くあり、植物学や医学などについて直感的に情報を得ることができるよう工夫がなされていたそうです。
また、日本には古来から感染症が蔓延した時期が多くありました。書物にも当時の様子が描かれており、人々の感染症に対する考えや対処方などを知ることができました。
キャンベル氏は現在、国文学研究資料館(東京都立川市)の館長をされています。膨大な古い文献がデジタル化され、オンラインでその情報にアクセスできるそうです。これらの書物には新型コロナウイルス感染症によって、今私たちが直面している危機を乗り越えるためのヒントが隠されているのかもしれません。
本日は貴重なお話を頂きありがとうございました。
生徒たちは、今後も様々な危機を乗り越え、宇女高の伝統を引継ぎ、充実した高校生活を送っていこうと心新たにしていました。
陸上部大会結果報告(関東新人戦結果)
令和4年度 第26回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会結果
100m 予選 第6位 2年 大図
200m 予選 第3位 2年 大図
400m 予選 第8位 2年 池田
走高跳 決勝 記録なし 1年 熊木
三段跳 決勝 第13位 2年 大森
4×400mR 予選 第7位 山川・清水・石崎・菅井
関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会が、10月22日(土)・23日(日)に神奈川県の相模原ギオンスタジアムで行われました。
第77回とちぎ国体の補助員協力等で練習ができない中、参加者全員は健闘し来年に繋がる大会となりました。
「2022WEB宇女高祭」公開
先日周知いたしました通り、今年度開催の第68回宇女高祭・文化祭の様子を、「2022WEB宇女高祭」として公開いたします。大変お待たせいたしました。
WEB上でも当日の宇女高祭の盛り上がりを体感できます。下のリンクから是非ともご覧ください。
前期終業式・芸術鑑賞会
9月28日(水)、宇都宮市文化会館にて前期終業式、芸術鑑賞会を行いました。
前期終業式では、校長先生から「3日坊主のススメ」の話がありました。
毎日継続することも大切だが、「3日続けてひと休み、また3日続けて…」を繰り返す『断続』も、積み重なれば立派な継続になる。今の自分にできることを精一杯やろうとのメッセージを頂きました。
終業式の後には、7月に実施された小倉百人一首かるた第44回全国高等学校選手権大会 最上位部門A級の部(四段以上)において優勝した、小川さんの優勝報告会を行いました。
小川さんが百人一首かるたに出会ったのは4歳の時。そこから努力に努力を重ね今回の優勝へとつながった話を聞きました。悔しい思いをばねに、次へ次へと向かう姿は多くの在校生の心に響いたことと思います。
その後は芸術鑑賞会として、「ARK BRASS」による金管楽器アンサンブルコンサートがありました。
楽器それぞれの紹介を交えながら、アンコールを含め12曲の演奏でした。聴衆に語りかけるような音色に魅了されました。
陸上部大会結果報告(県新人戦結果)
令和4年度 第62回栃木県高等学校新人陸上競技大会結果
100m 第2位 2年 大図<関東新人大会出場>
100m 第8位 1年 山川
200m 第2位 2年 大図<関東新人大会出場>
200m 第8位 1年 山川
400m 第4位 2年 池田<関東新人大会出場>
800m 第8位 2年 池田
100mH 第5位 1年 石﨑
400mH 第4位 1年 石﨑
5000mW 第4位 2年 古寺
走高跳 第3位 1年 熊木<関東新人大会出場>
走幅跳 第4位 1年 清水
三段跳 第1位 2年 大森<関東新人大会出場>
三段跳 第4位 1年 清水
三段跳 第6位 2年 三浦
4×100mR 第4位 菅井・大図・清水・山川
4×400mR 第2位 菅井・大図・山川・池田<関東新人大会出場>
女子総合 第2位
9月10日(土)・11日(日)に下野市大松山運動公園陸上競技場で第62回栃木県高等学校新人陸上競技大会が開催され多数の選手が入賞しました。
4×400mリレーにおいて、惜しくも優勝を逃しましたが、日頃の練習の成果を十分発揮し、健闘しました。
関東高等学校選抜陸上競技大会は、10月22日(土)・23(日)に神奈川県相模原ギオンスタジアムで行われます。
関東大会では、県大会よりもさらによい結果が出せるよう頑張ります。
「WEB 宇女高祭」についてのご連絡(近日公開予定)
去る8月26日・27日に開催された宇女高文化祭の様子を、ホームページ上にて近日公開予定です。
当日の盛り上がりや熱気が少しでも伝わる様にと、只今、鋭意準備中です。
公開を楽しみにされている皆様、いましばらくお待ちください。
体育祭
9月2日、体育祭が実施されました。
天候が心配され、雨で途中中断をはさんだものの、全ての競技を終えることができました。
感染症対策として、競技後の手指消毒を徹底し、競技中のみマスクを外してもよいことにしました。
また、競技を教室にリモート配信し、校庭は競技中および次の競技の待機生徒のみとし、教室から応援をしました。応援合戦は事前に収録して、昼食休憩中に教室で視聴しました。
白熱した戦いが繰り広げられ、結果は「優勝 赤組」、応援合戦は「優勝 白組」でした。
この体育祭をもち、前週の文化祭から続く「宇女高祭」は盛大に幕を閉じました。
校長先生から「先生と生徒が協働し、コロナにも雨天にも知恵と工夫で臨機に対応し『最適解』を見いだせた」とのお話がありました。
この経験を生徒たちは今後の学校活動に活かしていってくれることと思います。
①大玉送り (作戦が勝敗を分けました)
②障害走 (足の速さは関係なし!)
③玉入れ (教員チーム、大人げなかった…)
④天国と地獄 (赤の方向にリードをとって…、え!?、白!?)
⑤綱引き (3学年力を合わせて)
⑥借り人競争 (生徒は必死、教員はもっと必死! 華麗なコーナリングをしている方は…!)
⑦台風の目 (台風の目はおだやかでも、外側に行くにつれ暴風)
⑧色別対応リレー(宇女高の俊足たちの競演です)
⑨部活動対抗リレー (ボールを持ったり、竹刀を持ったり)
宇女高文化祭(校内公開)
本日、宇女高文化祭「UJK×FAMILY Mission:宇女高祭を成功させよ!」が開幕しました。 開会式では、校長先生、文化祭実行委員長の挨拶の後、ポスター、門をデザインした生徒の表彰がありました。 いよいよ校内公開・・と思ったところ、文化祭にスパイが紛れ込んでいるとの情報が・・・。 開会式後はダンス部の華やかなダンスが披露されました。 |
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会計年度任用学校職員 事務補助員教員業務支援員募集
お茶の水女子大学 夏の研修会
8月17日(水)、関東地区SSH指定女子高校等研究交流会主催、「お茶の水女子大学 夏の研修会」が実施されました。本校を含め関東地区女子校7校、生徒99名、引率教諭22名が参加しました。
昨年は新型コロナウィルスの影響でオンラインでの実施でしたが、今年は実際に大学に赴き講習を受けることができました。
人間工学「実世界プログラミング」、物理「光の粒子性をみる」、生物「生きたままの細胞内を観る」等、8つの講座が開講され、生徒は事前に希望した講座を受講しました。
午後は20の班に分かれ、学校の探究活動での研究内容や、高校生活などについて他校生との交流の場が設けられ、活発に意見交換をする姿が見られました。
様々な制限のある中、大学の先端研究の一端を体験学習できただけでなく、同年代の高校生と交流でき、非常に有意義な研修会となりました。
講義を担当された先生方、ご尽力いただいた幹事校の先生にも感謝申し上げます。
高校生のためのウィルス学体験講座
8月10日(水)、獨協医科大学で「高校生のためのウィルス学体験講座」が開催され、12名の生徒が参加しました。
ウィルスに関する基礎知識を学んだ後、インフルエンザや新型コロナウィルス感染の迅速診断体験、ウィルスに感染した細胞の観察など貴重な経験をさせていただきました。
陸上部大会結果報告(関東選手権)
令和4年度 第95回関東陸上競技選手権大会結果
400m 予選 第6位 2年 池田 結菜
三段跳 予選 第25位 2年 大森 千慧
4×100mR 予選 第2位 菅谷・大図・清水・山川
4×100mR 準決 第8位 菅谷・大図・清水・山川
4×400mR 予選 第6位 菅井・大図・山川・清水
栃木県陸上競技選手権大会で出場資格を得た11名は、8月19日(金)から21日(日)に山梨県JITリサイクルインクスタジアムで行われた関東陸上競技選手権大会に出場しました。
一般・大学生も含まれる関東大会のなか健闘しましたが、4×100mリレーにおいて予選2着で準決勝に進みましたが、決勝に進出できませんでした。次の県高校新人戦大会に繋がる良い大会になりました。
令和4年度 1日体験学習
8月19日(金)、令年4度 宇都宮女子高等学校1日体験学習を実施しました
中学生と保護者の方は中学校毎に指定された教室に入り、1日体験学習委員長、校長先生、生徒会長の挨拶をリモートで視聴しました。
その後、各クラスでは、1年次生から選出された1日体験学習委員から直接、本校の特徴である自由な校風、学習、部活動、学校行事などについての説明がありました。委員は入学してまだ5ヶ月ですが、よく学校を理解し、中学生、保護者の方からの質問にも丁寧に答えていました。
中学生、保護者の皆様、本日は宇都宮女子高等学校1日体験学習にご参加いただきありがとうございました。
来年4月、皆さんにお会いできることを楽しみにしております。
※ 1日体験学習で多かった質問と回答についてはこちらをご覧ください。
かるた部全国高校選手権大会報告②個人戦 3年小川理緒さん最上級A級の部優勝!
7月24日(日)前日の団体戦に続いて、滋賀県近江神宮他の会場で、小倉百人一首かるた第44回全国高等学校選手権大会の個人戦が行われました。
本大会個人戦は、レベル別にA級からE級に分かれて全国の高校生が競う大会です。本年度のエントリー総数は1982名でした。
その大会の最上位部門A級の部(四段以上)において、本校かるた部部長3年小川理緒さんが見事優勝しました。
当日は全国トップレベルが集まったA級クラスにおいてトーナメント5回戦を勝ち上がり(1回戦は不戦勝)、決勝で見事勝利を収めました。ハイレベルの相手に対して長時間の激戦を勝ち抜くことは想像以上の困難が伴います。
高校生のかるたの全国大会としては最大の大会の最上級部門の優勝ということで、大変な快挙です。
個人としても、かるた部全体としても是非今後の活躍を期待します。
かるた部全国高校選手権大会報告①団体戦
7月23日(土)滋賀県近江神宮他の会場において小倉百人一首競技かるた第44回全国高等学校選手権大会の団体戦が行われました。
宇都宮女子高かるた部は栃木県第1代表として出場しました。
予選はA~Hの8ブロックに別れ、それぞれ8校のトーナメント戦で実施されました。
宇女高は抽選の結果、Eブロック(会場 びわ湖大津館)の山に入りました。
結果は以下の通りです。(1チーム5人で3人以上勝てば勝利です。)
1回戦 宇女〇 3×2高松高校(香川県代表)
2回戦 宇女〇 3×2桐光学園(神奈川県代表)
3回戦 宇女✕ 2×3暁星高校(東京代表)
非常にレベルの高い中、接戦で2回戦まで勝ち上がりましたが、残念ながら3回戦で惜敗しました。
3回戦の相手の暁星高校は大会2連覇中の優勝候補最有力(結果は本年度準優勝)の超強豪校です。
その強豪相手に宇女校かるた部は最後まで接戦にもつれこむ大健闘を見せました。
非常に僅差の惜敗は大変残念でしたが、今後につながるすばらしい戦いができたと思います。
京都大学 理学部・理学研究科 オンライン研修会
7月26日、関東地区SSH指定女子高校等研究交流会主催、京都大学 理学部理学研究科 オンライン研修会が実施されました。
生物分野の講義の1つでは、「DNA複製の際、元のDNAを鋳型(鋳型鎖)にして新しい鎖(新生鎖)を合成し、鋳型鎖を持つものを幹細胞として残し、新生鎖を持つものを分化させて多様な細胞にしていく」といった、非常に専門的なお話がありました。高校生には難しい内容でしたが、大学での研究の一端に触れることができました。
またチャット機能を活用して、京都大学研究員の方に質問できる時間もあり、京都大学生の生活やその後のキャリア形成についても知ることができました。
「研究とは、実験、観察を通じて自分の課題をみつけ、さらに実験を重ね、工夫し、証明する作業である。
研究者の喜びとは、自分だけの発見ができる、『最初の目撃者』になることである」
受講した生徒達も、松本教授のこの言葉に自身の将来の姿を重ねたのではないでしょうか。
【講義】
1.「哺乳類脳発生のメカニズム」
講師:見学美根子 教授
2.「がん細胞が「細胞競合」によって体から排出されるメカニズム」
講師:井垣達吏 教授
3.「京大に入学して最初にきく生物の授業」
講師:松本智裕 教授
4.京都大学理学部の紹介
生物科学専攻 磯田珠奈子 研究員
5.「2次曲線の分類とその射影化」
講師:数学・数理解析専攻 稲葉道明 准教授
6.実習「野菜などの色の分離実験」
講師:技術部 阿部邦美 氏 技術職員、田尾綾乃 氏 技術職員
陸上部大会結果報告(県選手権)
令和4年度 第93回栃木県陸上競技選手権大会
1部 100m 第8位 2年 大図
1部 400m 第7位 2年 池田 <関東大会出場>
1部 800m 第7位 2年 池田
1部 三段跳 第3位 2年 大森 <関東大会出場>
1部 4×100mR 第4位 山川・大図・菅井・昼間 <関東大会出場>
1部 4×400mR 栃木県ランキング3位 <関東大会出場>
県選手権大会が、7月1(金)から3日(日)にカンセキスタジアム(栃木県総合運動公園陸上競技場)で行われました。一般社会人も含まれる大会ですが、健闘した結果、11人の選手が、8月19(金)から21日(日)に山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムで行われる、第95回関東陸上競技選手権大会に出場できることになりました。
一般社会人も含まれる関東大会ですが、よい結果が出せるよう頑張ります。