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iP-U 説明会を行いました。
5月17日放課後、「iP-U」 への応募を希望する1.2年生を対象に説明会を行いました。約20名の生徒が参加しました。iP-Uは、宇都宮大学が主催する科学人材育成プログラムです。昨年度本校からも4名参加しました。
宇都宮大学から工学部教授の大庭亨先生、バイオサイエンス教育研究センターの松田勝先生においで頂き、宇都宮大学、iP-Uプログラムについて説明して頂きました。
iP-Uでは、宇都宮大学で行われているの科学最先端の研究や技術に触れる機会も多くあり、科学・技術に対する興味・熱意をもった生徒に沢山応募・参加してほしいとお話がありました。
大庭先生、松田先生、貴重なお時間を頂きありがとうございました。
生徒の皆さん、是非参加を検討してみてください。
授業公開・PTA総会が行われました
本日、授業公開・PTA総会が行われました。
午前中の授業公開では、朝から多くの保護者の方々に来校いただきました。
普段見ることのできない、授業に熱心に取り組む生徒たちの姿を見ていただくことができました。
午後にはクラス懇談も行われ、各クラスの様子や今後の学校生活についてお話しさせていただきました。
PTA総会では役員の方々のスムーズな進行のもと、すべての議案が半数以上の賛成をもって可決されました。
引き続き、教育活動へのご理解・ご協力をお願いいたします。
バスケットボール部 大会報告
令和6年度第65回栃木県高等学校総合体育大会バスケットボール競技会
5/12(土)
女子2回戦 勝
宇女高99ー62鹿沼東
会場 マルワアリーナとちぎAコート
時間 第三試合13:00
鹿沼東高校バスケットボール部の皆さま、ありがとうございました。
次回試合
5月17日(金)
女子3回戦 対戦チーム 大田原女子高校
会場 マルワアリーナとちぎAコート
時間 第一試合10:00
引き続き宇女高バスケットボール部の応援をよろしくお願いします。
令和6年度始業式
4月8日(月)令和6年度始業式が行われました。
4月5日(金)に行われた入学式において280名の新入生を迎え、全学年がそろっての始業式となりました。
始業式に先立って行われた離任式ではお世話になった先生方との別れを惜しむ生徒の姿が見られました。
式後も離任される先生方を囲んで、感謝の気持ちを伝える生徒たちの姿があり、離任される先生方が生徒たちから大変慕われていたことがうかがえました。
始業式では、校長先生から「桜にまつわる歌」の話から、高校3年間の「青春」を満開に咲く桜や刹那に散る桜に例え、様々なことをただ「やる」のではなく、「やり抜く」ことを心掛け「青春」を充実させたものとして欲しいというお話を頂きました。
校内の桜たちも満開を迎えました。
これから始まる新学期、勉強や部活動など生徒たちの「やり抜く」姿が楽しみです。
令和5年度終業式が行われました。
3月22日(金)は,令和5年度の最終日。
朝から大掃除を行い,全校生徒は体育館へ集合。
まずは今年度最後の表彰伝達。
今回も様々な部活動や生徒個人の素晴らしい活躍が,報告されました。
続いて終業式。令和5年度最後の校長先生のお話は…まさかの原子の話から!
理化学研究所が合成に成功し,2016年に命名権を獲得,「ニホニウム」と名付けられた113番目の元素。
117番目の元素「テネシン」の話をいつものように小道具を出して説明されました。
そこから話はこれらの研究に対する姿勢へと移り,「納得いくまで没頭する」「愚直」というキーワードがあげられました。
「皆さんの愚直とは何ですか?」と問いかけ,
「自由研究・部活動など皆さんの日常は愚直」であり,この1年間の労をねぎらいました。
「愚直な努力から自信につなげる,これが夢への第一歩」
最後に宇女高にもぼちぼち見られるようになった春の訪れを紹介し,生徒たちを激励されました。
「君たちに限界を作れるのは君たちだけ」
その後,生徒たちは各HRにて最後のLHR。集合写真を撮るクラスも多く見られました。
春休みは短いですが,生徒の皆さんにはそれぞれの形で新年度の準備を整えてもらいたいと思います。
最後に,1年間を無事に過ごせたのも保護者の皆様,地域の皆様等多くの方々の支えがあったからこそ。
本当にありがとうございました。次年度も宇女高をよろしくお願いいたします。
2年次 校内レクリエーション
3月15日(金) 2年次生は、校内レクリエーションを行いました。年度の最後に、バレーボール・バドミントン・卓球・百人一首かるたの4競技にわかれて汗を流し、クラスの仲間との絆を深めました。間もなくクラス替えとなりますが、この1年間の思い出を胸に、4月から新しいクラスで一致団結して高校生活最後の1年間を充実したものにしてくれることでしょう。そんな予感をさせてくれる活気に満ちたレクリエーションとなりました。
令和6年度入学予定のみなさんへ
プリント「令和6年度新入生春休みの課題(英語)について」
本日合格発表の際に配布いたしました「令和6年度入学案内」8ページに記載の『プリント「令和6年度新入生春休みの課題(英語)について」』が同封されておりませんでした。大変申し訳ございません。下記がそのプリントです。同じものを改めて3月25日(月)の新入生オリエンテーション時に配布し、説明致します。よく読んで、課題に取り組んでください。
1年次生 総合的な探究の時間 発表会
1年次生の総合的な探究の時間(探究基礎)において,
1年間の研究成果を発表しました。
クラスを10のグループに分け,各グループ与えられた分野
(経済・環境・地域社会・平等・食・コミュニケーション・保健・デジタル・芸術・子ども)
について研究テーマを決定,1年間かけて探究しました。
1月15日・19日の2日間で,各クラスで発表が行われました。
各発表の後には質疑応答が活発に行われました。
2月2日・5日は,各グループごとに分かれ,分野別の発表が行われました。
同じ分野であっても研究テーマは大きく異なり,大変興味深いものとなりました。
この発表会では,各分野の代表を決める投票が行われました。
そして,選ばれた各分野の代表グループが,2月19日・26日の2日間にわたり
第1体育館にて1年次全員の前で発表を行いました。
さすが各グループの代表。どの分野も素晴らしい発表でした。
この1年間で身につけた探究の手法を活かし,次年度の探究活動がより良いものになることを期待します。
物理チャレンジ対策講座
2月3日(土)13:00から 東京大学の長谷川修司先生をお迎えして、
物理チャレンジ対策講座を実施しました。
1・2年次生31名が参加し、長谷川先生から物理チャレンジと物理オリンピックの概要、実験レポートの書き方、発光ダイオードの実験をご指導いただきました。
実験では、発光ダイオードが発光を始める電圧を色ごとに比較したり、電流と電圧の関係をグラフにしました。今までに見た事のないグラフに戸惑った様子でしたが、全員無事に実験を終えることができました。
全国大会の予選である第1チャレンジは、理論コンテストと実験課題のレポートが課せられます。2つの成績を元に、今年の8月に兵庫県で行われる第2チャレンジ(全国大会)に100名が選抜されます。そこでの理論コンテスト、実験コンテストの結果により物理オリンピック代表者候補が選抜されます。
今年の第1チャレンジのレポート課題は「身のまわりの運動を調べてみよう」です。申し込みは4月から始まりますので、是非参加してみてください。
令和5年度 学校保健委員会
1月25日(木)午後の時間帯に,学校保健委員会を実施しました。
校医さん,PTA保健部など多くの皆様にお集まりいただきました。
学校安全計画・学校保健計画や健康診断の結果や保健室の来室状況,体力テストの状況などを報告しました。また生徒保健委員会は,『宇女高生に役立つこと PartⅡ』について研究発表し,校医さんからアドバイスもいただきました。
次の日の7時限目に、2学年の保健委員の生徒が、調査研究した内容を1.2年生に向けて発表しました。
「アレルギーについて」「応急処置について」「心の不調と上手に付き合う」です。
どのグループも本校生にアンケートをとるなどして問題提起し、その結果を考察、改善策を示したり、よく研究していました。また、医師など専門家に意見を聞くなど、宇女高生だけでなくすべての人に役立つ内容でした。
全校集会が行われました。
本日は,2023年の最終登校日。
(本校は2学期制のため,終業式ではありません)
午後,大掃除ののち,第1体育館にて全校集会が行われました。
まずは賞状伝達式。
今回も放送部,囲碁部,英語部など多くの個人や団体が大会等で入賞し,
校長より賞状が伝達されました。
続いて壮行会。
上位大会に出場する方々が,紹介されました。
頑張ってきてください!
その後は,校長講話。毎回生徒の心をぐっとつかむ内容と小道具でおなじみですが,
今回は「わらしべ長者」のお話から。
一見何の価値もない,一本の藁から始まるこのお話から,
・世の中に絶対的な価値はない,価値とはその時々のニーズであること。
・そのためには固定観念を打ち破ることが重要。
・ここにいるみんな一人一人に価値がある。
何かと不安になりやすい宇女高生を優しく励ます展開に,宇女高生も時折笑いを交えながら
しっかりと聞き入っていました。
最後に進路部長講話,生徒部等から冬休みの過ごし方等があり,全校集会は終了しました。
寒い中,お疲れ様でした。
明日から待ちに待った冬休み。気持ちをリフレッシュすることはもちろん,特に3年生は
いわゆる最後の追い込みとなります。まずは体調を崩さず,有意義に過ごしてほしいです。
年末恒例「 第九」演奏会が無事に終了しました
第41回宇高・宇女合同演奏会 ベートーヴェン第九「合唱」演奏会が
12月24日(日)14:00より,宇都宮市文化会館大ホールにて行われました。
コロナ禍においても様々な形を模索しながら,途切れることなく続けてきたこの演奏会も
今年で41回目。形態をコロナ禍前の状態(オーケストラの後ろに合唱隊)に戻し,
一般のお客様にも開放し,新たなスタートを切ることができました。
【リハーサルの様子】
合唱隊が並ぶひな壇は9段!!その高さもさることながら,そこにびっしり整列した
合唱隊の様子は正に「圧巻」のひとこと。
(合唱隊は両校の2年生音楽選択者+合唱部員+OBOG)
メインの第九の前には両校合唱部の単独演奏と合同合唱,合同オーケストラによる発表。
合唱は歌声はもちろん衣装や小道具,振り付けにもこだわったステージでした。
オーケストラはなかなか生で聞くことができないレアな選曲。でもどこかで聞いたことがある
親しみやすいメロディーであり,聞いている人をワクワクさせる,そんなステージでした。
合唱隊が舞台に登場すると,もうそれだけで熱気を感じます。
まずはハレルヤで,合唱隊の歌声を披露。
そしていよいよメインの第九。今年もソリストとして
ソプラノ:菊川敦子先生,アルト:大塚道子先生,テノール:菊川祐一先生,バリトン:大貫史朗先生
をお招きして,指揮:山福直樹(本校教諭)で演奏されました。
総勢300名に迫る大迫力の演奏。無事に終えることができました。
オーケストラ部,合唱部,そして合唱隊。出演した全員が日ごろの練習の成果を十分に発揮できたと思います。
最後,アンコールとして「ふるさと」を会場のお客様と一緒に歌い,今年の第九も無事終了できました。
生徒の皆さん,お疲れ様でした。
そして,この本番を支えてくださった多くの生徒たち(書道部,美術部,演劇部,放送部,生徒会の皆さん),先生方,OBOGの皆様,そして保護者の皆様に感謝いたします。来年もよろしくお願いします。
~プログラム~
=第1部=
1.宇都宮高等学校合唱団
・無伴奏男声合唱組曲「じゆびれえしよん」より
1雪景 2貧賤抄 3春 4光明頌栄 6りんごよ 7じゆびれえしよん
・男声合唱とピアノのための組曲「夢の意味」より 5夢の名残 (先輩とともに演奏)
2.宇都宮女子高等学校合唱部
・「キャロルの祭典」より
入場 ~来たれ喜びよ~ 四月の朝露のごとく ~この小さな嬰児~ (先輩とともに演奏)
・「Welcome! The Kingdom of Dreams and Magic」
星に願いを ~生まれてはじめて~ Try Everything ~美女と野獣~ Hoe Far I'll Go
3.宇都宮高等学校合唱団・宇都宮女子高等学校合唱部 合同演奏
・君が君に歌う歌
・ミュージカル「オペラ座の怪人」より
THE PHANTOM OF THE OPERA THE MUSIC OF THE NIGHT
=第2部=
宇都宮高等学校音楽部管弦楽団・宇都宮女子高等学校オーケストラ部 合同演奏
・キャンディード序曲 ・ミシシッピ組曲より マルディ・グラ
=第3部=
・オラトリオ「メサイア」より”ハレルヤ”
・交響曲第9番「合唱」より”第4楽章”
・ふるさと
浦上真緒さんが小泉信三賞を受賞しました
慶應義塾大学が主催する「小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト」において、1年次の浦上真緒さんが応募総数247篇中、最高の賞である小泉信三賞を受賞しました。
浦上さんの受賞作「『表層的クリエイティブ』からの脱却~『令和時代の実学』を問う~」は『三田評論』2024年1月号に掲載され、慶応大のウェブサイトでも公開されます。
このコンテストへの応募を呼びかけるのは今年が初めてで、希望した生徒たちは、参考文献を読み込みながら6000~8000字の文章を数か月かけて書き上げました。勉強や部活動で忙しい中この課題にみずから挑戦したことは、とても価値のあることです。来年度もぜひ多くの生徒に挑戦してほしいと思います。
3年生音楽選択者による発表会が行われました。
11月24日(金)の昼休み。音楽室にて,3年音楽選択者によるトランペットの発表会がありました。
曲目は ・いつか王子様が
・RUSTIQUES
・リベルタンゴ の3曲(+アンコール)。
ジャズ,クラシック,タンゴそれぞれで,トランペットの魅力を最大限に引き出した演奏を披露しました。
(2曲目「RUSTIQUES」では,音楽の山福先生がピアノ伴奏を担当。)
開場の音楽室は満席。立ち見も多く,大盛況でした。(本人が一番びっくりしていました。)
予定外のアンコールにもしっかり応え,短い時間でしたが濃密な時間をプレゼントしてくれました。
2023年度 修学旅行
11月7日から11月10日 2年次生が広島・京都に修学旅行に行ってきました。
【11月7日】
●朝8時過ぎに宇都宮駅を出発。宇都宮は雨でしたが、広島に着くと快晴でした。
●日本三景の一つ、宮島を散策しました。揚げもみじや焼き牡蠣に舌鼓をうちました。
【11月8日】
●この日は、平和記念資料館を見学、被爆者体験講話を聴き、平和記念公園を散策しました。
●戦争の悲惨さと平和のありがたさを実感し、世界の各地で今なお続く戦争と失われゆく命に思いを馳せていました。
●お昼過ぎに広島の地をはなれ、京都へ。京都に着くとまず、金剛能楽堂で狂言を鑑賞しました。
●狂言の鑑賞ははじめてという生徒も多かったのですが、笑いもたくさん起こり、古典芸能の面白さに気づけて良かったという声を多く耳にしました。鑑賞後は嵐山と清水に別れて夕食。すきやきを堪能しました。
●ホテルに戻って、関西の大学(京都大・大阪大・大阪公立大・同志社大)で学んでいるOGを招いての懇談会を実施しました。先輩たちの語る一言一言に大学生活への希望が膨らんでいくようでした。
【11月9日】
●この日は、京都市内班別研修。それぞれのグループに分かれて古都を巡りました。着物にきがえて外国の方と積極的にコミュニケーションをとっているグループもみられました。
●本日も秋晴れ、気候もあたたかく穏やかで、各地を巡るにはとても良い1日でした。インバウンドで外国の方がとても多く、嵐山や清水はたくさんの人で賑わっていました。友人の新たな一面に触れることも多く、互いの絆を深めることができ、良いの思い出を作れたようです。
【11月10日】
●修学旅行最終日。午前中は、クラス別での京都市内研修でした。あいにくの雨でしたが、組紐つくり体験やかんざし作り体験、菓子つくり体験をして、金閣寺や二条城、京都タワーを見学して充実した研修となりました。
●名残惜しさを感じながら、13時頃に京都駅を出発して帰途に就きました。
●16時39分、宇都宮駅に到着、解散となりました。
★総じて天候にも恵まれ、コロナ禍で今回が初めての遠方への修学旅行となった生徒もいましたが、「一生の宝物になった」「これからの学校生活を一層充実したものにしていけそう」「学ぶことがたくさんあった」「元気をいっぱいもらえた」などの感想が聞かれるように、思い出に残る、素敵な修学旅行になりました。
【1年次】サイエンス・カルチャー ダイアログが行われました
10月30日(月),1年次生を対象に,今年度のサイエンス・カルチャーダイアログが行われました。
生徒は各自の希望に沿って化学系,工学系,生物系,比較文化学,社会学,心理学,法学の7分野に分かれ,
各分野の専門家(主に大学の先生)から約60分の講義を受けました。
非常に専門的な内容に四苦八苦しながらも熱心に聞き入り,興味関心を高めることができました。
また,外国人の先生の講義はすべて英語で行われましたが,しっかりと聞き取り,英語で質問をするなど,
日ごろの学習の成果を実践することもでき,良い機会となりました。
バスケットボール部 ウィンターカップ栃木県予選会結果について
ウィンターカップ栃木県予選会結果
2回戦 10/29(日)
宇女高88ー43佐野東
3Pシュートと速攻が効果的に決まり、全員が出場し、宇女高の良いバスケットができた試合でした。
佐野東高校バスケ部の皆様、ありがとうございました。
3回戦 10/29(日)
宇女高42ー110宇中央・宇中女(県ベスト4)
宇中央・宇中女は総合力が素晴らしく、さすがベスト4といった力の前になかなか思うようにバスケットができませんでした。点数は離れてしまいましたが、下を向かずに全員で協力して、最後まで戦うことができました。
宇中央・宇中女高校バスケ部の皆様、ありがとうございました。
結果 県ベスト16
来年1月に県新人大会が開催されます。宇女高バスケ部は生徒が主体となって、栃木県ベスト8を目標に日々練習に励んでいます。引き続き宇女高バスケ部の応援をよろしくお願いします。
後期生徒会役員選挙 立会演説会が行われました。
10月23日(月)7限目終了後,第1体育館にて
後期生徒会役員選挙の立会演説会が行われました。
今回は生徒会長候補2名,副会長候補2名の立候補があり,それぞれが応援弁士とともに登壇。
各候補者とも自身の公約をはっきりと示し,投票を訴えました。
その後は,質疑応答の時間。一般生徒からの鋭い質問にも,各候補者は誠実に回答をしていました。
終了時間ギリギリまで質問は続きました。
その後,選挙管理委員より翌日の投票に関する説明を受け,立会演説会は終了しました。
投票は10月24日(火)の朝。開票結果は当日中に発表されます。
科学の甲子園 栃木県大会に参加
10月22日(日)宇都宮大学陽東キャンパスを会場に、第13回科学の甲子園栃木県大会が行われました。本校からは参加上限の5チーム、1・2年生計30名が参加。
まず、物理・化学・生物・地学・数学および情報の6分野の問題をメンバーと協力して解答する筆記競技が行われました。その後の実技競技は「ウインドカー」を製作し、コースを走らせ時間を競うものでした。この課題は前もって知らされており、生徒たちは定期試験後毎日製作に取り組んできました。
筆記競技、実技競技、その後行われた他校との交流会を生徒さんたちは、とても楽しんでいた様子でした。結果は後日送付されてきます。大会実施にあたり、県教委事務局、宇都宮大学の皆様には大変お世話になりました。
第25回アーデル基金講演会が行われました。
10月16日(月)創立記念式のあと,記念事業として第25回アーデル基金講演会が行われました。
(「アーデル」はドイツ語でAdel。「気高さ」,「貴族」などの意味。)
毎年,各界から著名な先生をお招きしてご講演いただいておりますが,今年度は,青山学院大学教授で生物学者の
福岡 伸一 先生 から「生命を捉えなおす ー動的平衡の視点からー」というタイトルでお話しいただきました。
蝶々に夢中で友人の少なかった幼少時代。心配した両親が,コミュニケーションのきっかけとなるよう買い与えた顕微鏡。これが裏目に出てしまい,今度は顕微鏡自体にのめりこんでしまう。顕微鏡の源流がオランダのレーウェンフック(科学者,「微生物学の父」とも称される)にあること,レーウェンフックのご近所さんに画家のフェルメールがいたことを調べ上げる。
それはそれとして,先生自身は海外でのポスドク生活なども含め,分子生物学者として自身が発見した遺伝子(タンパク質)を欠損させたマウスを用い,「機械論」的なアプローチからその役割を見つけようと研究を続ける。しかし,どんなに調べても遺伝子の欠損による変化は見つからず,機械論の見つめなおしを余儀なくされる。
(機械論:生物を機械と見なし,「遺伝子(部品)の欠損があれば,必ず変化(故障)が見られる」という考え方)
そしてとうとう,演題にもある「動的平衡」の概念に到達する。
先生は,ここまで淡々とお話になられていましたが,非常に専門的な事象をアニメーション等を駆使してわかりやすく,そしてユーモラスに語ってくださいました。自分はオタク気質なので,一つのことを徹底的に調べたくなる,全てを集めたくなる,とも話していましたが,どう考えても並のオタクのなせるものではありません。
話は遡り,ポスドク時代に見たフェルメールの絵に感動し,レーウェンフックとの関係もあり大ファンとなる。また,持ち前のオタク心をいかんなく発揮。現存するフェルメールの絵画を可能な限りすべて現地に見に行き,さらにはデジタル技術を駆使して精巧な「ニセモノ」を作成(許可は取ってあるとのこと)。この展覧会が日本だけでなく海外でも話題となり,今ではフェルメールに関する著書や展覧会の企画にも携わっているとのこと。
最後は,予定時間をオーバーしながらも興味深いお話で講演を締められました。「大きく変わらない(変わってしまわない)ために,小さく変わり続ける」ことの重要性,一つのことに真摯に向き合うことで必ず何かが生まれる,など,先生の研究や半生から多くのことを学べた良い機会となりました。
最後に,生徒会長から謝辞があり,講演会は終了となりました。