日誌

進路関係

進路室コラム

2022年度大学入試終了
今春の大学入試も終わった。
国公立大学の前期試験に不合格で、
中期・後期試験を受けた者、
最後までよくやりきった。
あなたは勇者である。
結果報告に訪ねてきてくれたときの表情は
「やりきった感」で充実しているように見えた。

1年前
「単に受かる落ちるだけの議論はやめてほしい。」
と述べたのを覚えているだろうか。
私が獲得してほしいと思っているものを
あなたは獲得できたと思う。

一方、
もう1年やることになった者へ。
1年余計に勉強するのだから、
来年の今頃、
学びに向かう態度、学力、心身、
すべてにおいて成長した姿を見せてほしい。

今年2浪の末、
医学部医学科に合格した者が以下のように述べた。

「私は現役の時、あまり勉強しなかった。
浪人して初めて
『きちんとやれば、学びは面白い』ということがわかった。
周りの受験生の意識の高さも刺激になった。」

たぶん、頭の中で
「知のネットワーク」が形成されていったのだろう。
知識がつながる瞬間のインパクトは計り知れない。
充実した1年にするか、無為な1年にするか、
それはあなた次第である。
親が高い金を払って学ばせてくれることに感謝せよ。

そしてまた
明日から新たな3年生を相手にする。
どういう手でいこうかな。
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進路室コラム

会話という名の薬
3年生諸君、卒業おめでとう。
同窓会報はきちんと読み取れただろうか。
もしうまくいかなければ、
ページの右下に同窓会報進路便りのコーナーがある。
そこに全文を掲載しているので、
それを読んでほしい。
過去に遡り、
時系列を追ってバックナンバーから読むと、
単独で読んだときとは異なる味わいを感じるかもしれない。
よかったら試してほしい。

今日の時点では
半分以上の卒業生が
新年度からの学びの場が不確定である。
国公立中期・後期試験に向けて
動き始めている者もいるだろう。
併願先から合格をもらって
悩んでいる者もいるだろう。
最後までやり抜く道を選ぶか、
妥協する道を選ぶか、
あなたの人生観が試されている。

受験の結果がどのように転ぶかわからないが、
1月下旬に出願を決めて、
最後までやり抜いた事実は
きっとこれからのあなたの支えになるだろう。
単なる自己満足にすぎないと言う者がいるかもしれないが、
気にするな。
自己満足でいい。
他者にはわからない、あなただけが到達した境地だ。
外野の人間と見ている風景が違うと考えよう。
今年の初めに学年集会でも言ったが、
あなたのコンピテンシーは
短期間でもかなり成長しているはずだ。

4月からの学びについて
ひとつ備えておいてもらいたいことがある。
それは健康管理。
おそらくいくつかの講義はオンライン形式だろう。
この形態に心が病に冒されないケアを心がけてほしい。

先日、昨年度の卒業生が複数人で訪ねてきてくれた。
その中の1人がこう言った。

「先生、私、実技(授業)は対面でしたが、
座学は全部オンラインでした。
教授と話した記憶がほとんどありません。」

若干元気なさげな表情が私は気になった。
「教員と直接話をして、少しはほっとしたか」
卒業生は頷いていた。

東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授は
対面での会話とオンラインでの会話それぞれの
脳活動の比較実験を行い、次のように述べている;
「対面で顔を見ながら会話しているときは、
脳反応の周波数は同期していたが、
オンラインではそれが一切見られなかった。
脳活動が同期しないということは、
オンラインは、
脳にとってはコミュニケーションになっていないということ。
つまり、
情報は伝達できるが感情は共感していない、
相手と心がつながっていないことを意味する。」
(朝日新聞2月3日付)

もし心がヤバくなりそうになったら、
どうぞ話をしに来てほしい。
これからの活躍を祈念する。

最後にもう一度。
卒業おめでとう。
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共通テストを終えた高校3年生へ

1月17日(月)は登校して下さい
2日間の試験、お疲れさまでした。
できた、できなかった、いろいろな思いが
交錯しているだろうけど、
まずは健康管理をして本番に挑み、
2日間乗り切ることができたことに
価値をおきましょう。
保護者の皆様、
今日にいたるまでのサポートに感謝申し上げます。
この後個別試験が続きます。
引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

明日は自己採点になります。
必要なものがすべてカバンに入っているか、
寝る前にもう1度確認して下さい
(特に問題冊子)。
確認したら、さっさと寝ましょう。
そして明日、
時間に余裕をもって来て下さい。

もし体調に不安を覚えて登校がむずかしい時は、
必ず担任の先生に電話をかけてください。
その際の自己採点については、
新聞や大学入試センターのHPに載る解答を使って
自宅で行い、
その結果を
下の用紙に記入して学校に送って下さい。
これは緊急対応なので、使わなくて済むことを願います。
f_fax報告書2022.pdf
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大学入試受験に際してのお願い

受験生の安全第一
いよいよ
本格的入試シーズンが始まります。
感染症の第6波到来が懸念されるところですが、
文部科学省から
通達が出ております。

○受験日の試験会場周辺への参集自粛
(教職員、保護者、予備校、塾、不動産関係企業)
○家庭内(保護者・親族含む)での健康管理及び感染症対策
(手洗い、マスク着用、換気の徹底、不要不急の外出自粛、
「3密」回避
(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、
近距離での会話や発話が生じる密接場面))

ニュースを見ていると、
11月と比べて
感染者数がじわりじわりと
増えてきている印象を受けます。
受験生本人はもちろんのこと、
周りでサポートする人間も
自分事と捉えて備えましょう。
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保護者も学ぶ

初めて行いました
12月18日(土)、
PTAが附属中保護者向けに進路学習会を実施し、
その講師として話をしてきました。
初めてのワークショップだったゆえ加減がつかめず、
内容が少し多くなってしまいました。
参加された皆様に陳謝するのと併せて、
長い時間おつきあいいただき、
ありがとうございました。

講演前に行われた保護者同士の意見交換会で出されたメモを
閉会後に拝見しました。
その内容から判断して、
半分程度は回答できたかと思っております。
残りについては、
今後web記事を書いたり保護者会で話をするときの
参考資料として活用します。
会全体を通してお気づきの点がありましたら、
PTA執行部へお伝えください。
そちらから私へシェアしていただきます。 
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2年保護者進路講演会

お金と我慢
これは、
進学予定のお子様を持つ保護者に
お願いするものです。

12月11日(土)、
外部講師を招いて講演会を行いました。
その講演の中で
「(受験生が)受験期に保護者に感謝したこと」が
話題に上りました。
 ○プレッシャーをかけずに見守ってくれた
 ○模試の結果が悪かったとき、「次があるから」と言ってくれた

進学指導をしていると、
保護者が前のめりになったり、
合格を焦ったりする場面を時々見かけます。
受験をするのはお子様です。
コンピテンシー伸長のためにも
どうかご理解を賜りますようお願いいたします。
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2年進路講演会

次はあなたの番です
12月9日(木)7時間目、
進路講演会を実施しました。
来たる2022年に向けて、
生徒各自がこれまでの学びや活動の「棚卸し」を行い、
受験勉強の予定を考えることを望みます。

先週は、
進路部から生徒に向けて
「他者に学ぶ」というテーマで
話をしました。
今回の講演と併せて、
生徒がどれだけ「ジブンゴト」と捉えられるかが
成功と失敗の分かれ目です。
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朝の矢東

日光を浴びる銀杏並木
朝晩だいぶ冷えてきました。
紅葉も里まで降りてきて、
本校の銀杏も
良い具合に色づいています。

下の写真は7時過ぎに撮りました。
コロナがやや下火になっている束の間の
ワンショット。


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職業人による進路講演会

Who is the Leader?
11月4日(木)7時間目、
高校1・2年生を対象に
職業人による進路講演会を行いました。
今年から
同窓会の支援をいただけることになりました。
この場を借りて御礼申し上げます。

併せてこの日の前日、
各教室に
天釣りプロジェクターが備えつけられ、
その使い初めにもなりました。
校内での映像配信準備が
これまでよりも容易になりました。
事務室スタッフにも感謝申し上げます。



講演会の様子ですが、
(株)ISAシンガポール代表の齋藤貴臣様をお招きし、
シンガポールを含む現在の東南アジアの様子や
若い頃の海外滞在経験を通して学んだこと等を
語っていただきました。





(印象に残っているフレーズ)
○1つのきっかけで人間は変わる。
○(海外滞在中つらかったときにわかった)家族の大切さ。
○目の前のことをちゃんとやる。その意味はあとでわかる。
○各人がしっかり意見を持つことがグローバル社会での1丁目1番地。
○(FACT)×(リテラシー)×(信念・敬意)=(一流の地球人)

そして最後に
より良い未来を創出するために、ということで
6つの提示がありました。

1.情報は兎に角沢山取るべき
2.自分の意見を持ち、発信すべき
3.多様な環境になれるべき
4.家族・先生や周りの人とのコミュニケーションをとるべき
5.これからは、アジア・アフリカに注目すべき
6.英語はツール。GLOBISHで十分ビジネスはできる。
  ただし、みんなは今しっかりと学校での英語を頑張るべき
  =目の前のことをしっかりとこなした先に見えてくるものはある

世界で起きている生の情報に触れることができ、
Mind-Reset (講師の言を借りました)
されました。
タイトルのフレーズは
講演中グループワークをした際に
出されたお題です(スライドつき)。
私はこんな返しが思い浮かびました。
It's you.
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大学出張講義

貴重な機会に感謝
10月29日(金)午後、
大学出張講義を行いました。
大学の先生方には
お忙しい中、
時間を作っていただきまして
どうもありがとうございました。

この行事は
生徒が学問への意欲を喚起することを期して
行っている行事でありますが、
それと同時に
教員にとっての学びの機会でもあります。
秋の半日、
アタマをリフレッシュすることができました。

講座一覧
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学校教員を目指す人のための心理学入門
モンゴル遊牧民と都市の歴史:カラコルムからウランバートルへ
国際・地域共創メジャー入門ー社会心理学・サスティナビリティ学ー
「人口減少=地域衰退」は本当?
鉛筆デッサンに挑戦しよう
医療福祉の学びと職業~求められるチームケア・チーム医療~
ゲノム情報を活用した薬物治療の未来像
脳の可塑性のしくみ
金属イオンの力
再生可能エネルギーで実現する2050年の社会づくり
材料力学とコンピュータ・シミュレーション

 

 

 

 
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