日誌

進路関係

高校3年生へ

あなたは歴史の証人になる
3年生諸君、
2日間の試験、お疲れさまでした。
これまで蓄えてきた力を
存分に発揮することはできたでしょうか。
今日この後は、
2日間の問題冊子を
明日学校に持参するカバンの中にしまったら
風呂に入って
さっさと寝て下さい。

思えば3年前、
あなたが入学した時点で
この共通テストへの変更は決まっておりました。
当時は
英語外部検定、国語と数学での記述式問題導入という
大きな変更も掲げられていました。
あなたはそれらを念頭において日々の学習に取り組み、
私もいろいろ戦略を考えました。

ここに至る途中、
諸事情で試験設計が変わり、
あなたも私も翻弄されました。
受験生スタートのときには学校が休校で
あなたは自宅学習を余儀なくされました。
Drastic な変化があったにもかかわらず、
あなたはしなやかに、我慢強く対応してきた。
共通テストの問題演習をしている姿を見る度に
「こんな長文問題、よくやるなー」と関心しました。
あなたはえらい。

明日は悪天候でない限り、
通常スタートの予定です。
無事な表情を見せて
試験の様子などを教えて下さい。
とはいっても
急な発熱等の体調不良を想定し、
以下のような連絡手段を用意して
もしものときに備えておきます。

新聞発表の解答を使って自己採点し、
その結果を

1.学年のフォームにアクセスして、
 そこに点数を入力して送信する。

2.下にアップされている報告書をダウンロードし、
 必要事項を記入して学校にFAXを送る。
 もしFAXがない場合は、
 記入済の報告書を写真に撮り、
 報告書に記載されているアドレスに
 添付メールで送る。
 メールのタイトルは「共通テスト自己採点結果(自分の氏名)」と
 して下さい。
f_fax報告書2021.pdf

以上いずれかの方法で送信が済んだら、
その旨を
担任の先生または進路部に電話して下さい。

保護者の皆様へ
2日間の送迎やお弁当の準備、
どうもありがとうございました。
この後個別試験が控えております。
健康管理等
引き続きのご支援、
どうぞよろしくお願いいたします。
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お知らせ 文部科学省・厚生労働省から

受験生とその保護者の皆様へお願い
2020年もまもなく終わります。
コロナ禍においての進路行事へのご協力に
感謝申し上げます。
新型コロナウイルスが蔓延している中、
例年と異なる過ごし方を
余儀なくされますが、
少しでも波が小さくなるように
努めたいところです。

11月には
「勝負の3週間」という時期がありました。
行動に対するフィードバックがあるまでに
3週間が必要と承知しております。
明日が
共通テスト3週間前です。

過日の学年指導で
健康管理について気をつけるべきことを
確認いたしました。
進路部としては、
元旦から3月31日(火)まで
健康観察をする
ように指示いたしました。
記録用紙を健康部で作って配布するので、
入試シーズンを
無事に乗り切ることができるよう
ご家庭でもご支援ください。

文部科学省と受験会場となる大学からは

試験会場やその周辺に
参集することによって
密集状態が
生じることがないよう、
止むを得ない付き添いや
送迎を除いては、
そうした行為の自粛を
要請する

旨の
通達が発せられております。
また、
感染防止のための注意事項についても
通知が出ていますので、
保護者の皆様にも
ご一読いただけると幸いです。
受験生のみなさんへ(文科省・厚労省連名通知).pdf

最後になりましたが、
健康に新年が迎えられますことを祈念いたします。
2021年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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2年保護者進路講演会

我慢強く
12月12日(土)、
2年保護者進路講演会を実施しました。
1学期に続き、
オンラインでの実施です。


これから1年間、
受験生の親としてどのようにかかわるとよいか、
今秋の総合型選抜・学校推薦型選抜で感じたこと等
お伝えいたしました。
学年の進路係が話題として挙げた資料、
保護者の方も是非読んで下さい。
おもしろいです。
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附属中の保護者へ(進路部より)

ありがとうございました
先週の学年別保護者会では、
話におつきあい頂きまして、
ありがとうございました。
また、中学1年の保護者の皆様には
時間が後ろに押してしまったことを
お詫び申し上げます。

各会にて話し忘れたことが2つあるので、
それをお伝えいたします。
1.お子様に問いを立てて下さい。
  「なぜ、あなたはそのように考えるのか。」
  そしてお子様が答えるまで我慢して下さい。
  ご自身で答えを出さないようにお願いいたします。
  コンピテンシーの育成にもつながります。
  
  先の話になりますが、
  大学受験における志望校選びで
  保護者が子供より先走るケースがたまにあります。
  できるだけ子供に選択させ、
  「なぜその大学を志望するのか。」
  と聞いてあげてください。

2.仕事観をアップデートして下さい。
  生徒と面談していると、
  「将来公務員になりたい。」
  という声をよく聞きます。
  何かパッションがあればよいのですが、
  「親が言うから」
  と返答されることがあります。
  今、地方自治体が求める人材像を
  次のHPから読み取って下さい。
  https://www.city.ikoma.lg.jp/0000008710.html
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2年進路講演会

受験までの時間はほんとにあっという間
12月10日(木)7限目、
2年生を対象に
進路講演会を実施しました。
期末テスト、修学旅行が終わり、
ギアチェンジの時期です。
やればやっただけの成果を感じることができるし、
やらなければそれ相応の報いを受けることになる。

現在、秋に行われた入学者選抜の結果が
返ってきております。
タイトルのコメントは、
不合格通知を受け取った3年生が
振り返りで残した言葉です。

あなたは合格したいですか。
そのためにやるべきことは何ですか。
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進路室コラム12

リーダーシップは集団のトップだけが持つものではない

本校の教育目標の中に
リーダーという文言があります。
集団を率いる者という意味合いで
用いられるこの言葉。
1集団につき1人だけ、なのでしょうか。

先日東京で
「これからの時代のリーダーシップとは」
というタイトルで
フォーラムが開かれ、
それに参加してきました。
https://aef.asahi.com/2020/kyoritsu-wu.html

ジャーナリストの池上彰氏の基調講演では
新型コロナウイルスへの対応の好例として
ニュージーランドのアーダーン首相と
ドイツのメルケル首相を挙げていました。

2人に共通するのは
国民に対して共感する力だと池上氏は言います。
アーダーン首相は
チームの中での優しさの大切さを唱え、
メルケル首相は
スーパーマーケットで働いている人への謝辞を
述べたそうです。

基調講演後のパネルディスカッションでは、
大学関係者から
リーダーシップに対する見解が変わってきている旨の
報告がありました。

これまでは
ピラミッド型(組織長からの指示や集団を引っ張るイメージ)
で捉えられていたが、
今は
変化をもたらすために、
全員が積極的にチームに関わる
ネスト型(相互に影響を与えるイメージ)
として考えるそうです。(※ネスト(nest):クモの巣)

また、
リーダーシップは
すべての人が学習・協働を通して
身につけることができることも
その大学スタッフは述べておりました。

リーダーシップ教育は
立教大学経営学部が多くの知見を蓄積しており、
その後
早稲田大学等の他の大学でも
取り入れられるようになりました。
今回会場となった共立女子大学も
今年度より本格的に始め、
本校卒業生もそのプログラムを受講しております。

リーダーシップ教育に関する本も出版されているので、
興味のある方は
一度手にとってご覧になるのはいかがでしょうか。

紹介文献
リーダーシップ教育のフロンティア【研究編】: 高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E6%95%99%E8%82%B2%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%80%90%E7%A0%94%E7%A9%B6%E7%B7%A8%E3%80%91-%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%83%BB%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%83%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BA%BA%E3%82%92%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%85%A8%E5%93%A1%E7%99%BA%E6%8F%AE%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%80%8D-%E4%B8%AD%E5%8E%9F-%E6%B7%B3/dp/4762830224

リーダーシップ教育のフロンティア【実践編】: 高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E6%95%99%E8%82%B2%E3%81%AE%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%80%90%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E7%B7%A8%E3%80%91-%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%83%BB%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E7%94%9F%E3%83%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BA%BA%E3%82%92%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%85%A8%E5%93%A1%E7%99%BA%E6%8F%AE%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E3%80%8D-%E4%B8%AD%E5%8E%9F-%E6%B7%B3/dp/4762830232/ref=pd_bxgy_2/356-7311858-0337133?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4762830232&pd_rd_r=314ee5c3-2bc6-45c6-a736-356c967bbe2d&pd_rd_w=6pneq&pd_rd_wg=eSot6&pf_rd_p=e64b0a81-ca1b-4802-bd2c-a4b65bccc76e&pf_rd_r=81MGEWM6QG7MSVGYBVQW&psc=1&refRID=81MGEWM6QG7MSVGYBVQW

高校生からのリーダーシップ入門 (ちくまプリマー新書)
https://www.amazon.co.jp/%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%97%A5%E5%90%91%E9%87%8E-%E5%B9%B9%E4%B9%9F/dp/4480683410/ref=pd_bxgy_3/356-7311858-0337133?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4480683410&pd_rd_r=82ff6db2-cdd2-4487-a2d0-27cee680d284&pd_rd_w=itOpN&pd_rd_wg=Iv3Kk&pf_rd_p=e64b0a81-ca1b-4802-bd2c-a4b65bccc76e&pf_rd_r=614K9CDQQJCE11HMVSX1&psc=1&refRID=614K9CDQQJCE11HMVSX1

シェアド・リーダーシップ-チーム全員の影響力が職場を強くする
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97-%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%85%A8%E5%93%A1%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E5%8A%9B%E3%81%8C%E8%81%B7%E5%A0%B4%E3%82%92%E5%BC%B7%E3%81%8F%E3%81%99%E3%82%8B-%E7%9F%B3%E5%B7%9D-%E6%B7%B3/dp/4502203513/ref=pd_sbs_14_2/356-7311858-0337133?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4502203513&pd_rd_r=82ff6db2-cdd2-4487-a2d0-27cee680d284&pd_rd_w=B9WeD&pd_rd_wg=Iv3Kk&pf_rd_p=c295905f-82f9-4d73-8142-c393a4211258&pf_rd_r=614K9CDQQJCE11HMVSX1&psc=1&refRID=614K9CDQQJCE11HMVSX1

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高校1年の保護者の皆様へ【進路室コラム11】

励ましの言葉、ありがとうございます

先日、家庭科担当の教員から
以下のような話を聞きました。

「『家で料理をし、
その様子をレポートにまとめて振り返ること。
さらに、保護者からコメントをもらうこと』
という課題を出したら、
とてもいい内容だった。」

興味がわいたので、
提出されたレポートを借りて拝読しました。
生徒の振り返り、保護者の皆様からのコメント、
共に思わず顔の筋肉が緩む微笑ましいもので、
しばしの間穏やかな気分に浸ることができました。

「家族に『おいしい』と言ってもらえることが
すごく嬉しいことだとわかった。」(生徒)
「とてもおいしかったです。また作って下さい。」(保護者多数)

中には次に向けてのへの課題を述べているものもありました。
 ○盛りつけをがんばれたらいい
 ○ナムルを他の具材で試したらどうか

立教大学の中原淳教授は
著書「フィードバック入門(PHPビジネス新書)」で
このように書いています。

「フィードバックとは、
耳の痛いことを伝えて、部下と職場を立て直す技術である。」

今回は相手が部下ではありませんが、
保護者の皆様のコメントを読んだとき、
一瞬頭をよぎりました。
他の具材で試す旨のコメントは
生徒の振り返りの中にも見受けられ、
これは探究活動にもつながるなと思いました。

通常であれば、
学校で調理実習を行うだけで終わったかもしれません。
コロナ禍で生まれたコミュニケーション。
10月の学年保護者会でも申し上げましたが、
保護者の皆様のご家庭での励ましが
生徒のコンピテンシー育成につながるものと考えます。
今後もご支援の程、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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高校1・2年対象進路講演会

フリーランスとして活躍する
11月5日(木)7限目、
高校1・2年生を対象に
キャリア形成支援進路講演会を実施しました。
これまでは
体育館で実施しておりましたが、
今年は学年ごとに視聴場所を分けました。
(1年:各教室でオンライン、2年:東雲ホールで対面)

今年の講師は
フリーアナウンサーの
中里弥菜さんです。
CRT栃木放送のレポーターや
新春自治体首長へのインタビュー、
演奏会やマルシェなどの野外イベントでの司会等、
幅広い分野で活躍していらっしゃいます。
最近では、
58ロハスクラブ(矢板市)PRアンバサダーも勤めているので、
ロハスマルシェに行かれたことのある方は
会ったことがあるかもしれません。
フリーランスとして働くときの
良い点と大変な点を比較していただきました。
生徒の参考になれば幸いです。

 

何らかの組織に属するにせよ、
フリーとしてやっていくにせよ、
個人の力がますます求められる時代です。
あなたは普段、
自分の力を高めることをやっていますか。
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大学出張講義

貴重な機会に感謝
10月16日(金)、
大学出張講義(一部オンライン)を実施しました。
講義をいただいた大学は以下の大学です
(括弧内はテーマです)。

岩手大学(食品)、群馬大学(遺伝子)、自治医科大学(看護)、
専修大学(マーケティング)、高崎経済大学(観光)、
筑波大学(歴史)、電気通信大学(VR)、
東京薬科大学(薬学)、東北芸術工科大学(デザイン)、
福島大学(教育)、山形大学(機械)

また今回は法学の視点から、
宇都宮地方検察庁と
宇都宮地方法務局大田原支局の職員の方にも
講義をしていただきました。
担当された先生方、
ご多忙の中お時間をとっていただき、
ありがとうございました。



 

 
(講義の一部)

諸般の事情を考慮し、
多くの大学が
オンライン型のオープンキャンパスを
実施しております。
それに参加する生徒たちは
画面上で模擬授業を聴くことになるわけですが、
この日は
目前でライブが繰り広げられました。
夏休みに大学見学に行けなかった生徒にとって、
たいへん有意義な時間を味わうことができ、
各講義の世話役を勤めた本校職員も
知のアップデートをすることができました。
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1年保護者進路説明会・講演会

やってみせ 言って聞かせて
させてみて
ほめてやらねば 人は動かじ
10月3日(土)、
高校1年保護者進路説明会・講演会を
実施しました。
ライブを学校でご覧いただく形と、
オンライン配信を自宅でご覧いただく形の
2形式を用意しての実施です。
手前どものオンライン操作技術は
まだまだ能力開発中なので、
画面の向こうの保護者の皆様には
ご負担をかけたかもしれません。
ご容赦いただけるとありがたいです。

今回は「資質・能力」に焦点を当てて話しました。
これらを身につけるには
学校の指導に加えて、
ご家庭でのお子様への働きかけも重要です。

保護者の事後アンケートで
以下のような声をいただきました。
「リモートで参加しました。
少し不安でしたが、参加できてほっとしています。」
新しいことに挑んでみる。
できた。
その感覚をお子様にも伝えてください。

タイトルの言葉は
山本五十六が述べたものです。
これには続きがあります。

話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば人は育たず
やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば人は実らず

若者に自信を持たせること、
これは私たち大人の課題です。
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