学校日誌

令和3年度 入学式

矢板東高校全日制・定時制課程および附属中学校の合同入学式が、4月7日(水)に本校体育館で開催され、全日制148名、定時制6名、附属中学校70名、合計224名の新入生が本校に入学しました。本年度は中高一貫校としての10年目を迎え、附属中学の第7期生が高校に進むことになります。

本校は教育の指針として「授業第一主義」「文武両道」を定めております。杣保男校長からは、式辞で「学校生活の基本は、毎日登校し、授業を受け、学力を伸ばすこと」、「学習活動を生活の基本としながらも、授業以外の活動にも積極的に参加し、文武両道を目指すこと」を心掛けてほしいとの話がありました。また、「自分を、そして家族や友人を大切にする人」になってほしいとお願いされました。

新型コロナウィルス感染症防止対策のため、入場者数を制限したり、時間を短縮したりしながらの式ではありましたが、新入生代表宣誓では、附属中学校・全日制・定時制それぞれの代表が、「次代を担うリーダーを目指して学業と文武両道に励むこと」を力強く誓いました。

教職員対象「エピペン講習会」

教職員対象「エピペン講習会」を実施しました。
 4月6日火曜日、現職教育として全定中の全教職員を対象に「エピペン講習会」を実施しました。
 「エピペン」とは、食物アレルギーやハチ刺傷などによるアナフィラキシーに対する緊急補助治療として使用される医薬品です。様々なアレルギーを有する生徒が増加している現在、校内で「エピペン」を使用する機会が無いとは言い切れません。そんな万が一に備え、アレルギー症状への対応の手順をDVDで確認し、エピペンのキットを実際に手にして使い方の練習を行いました。
 これからも、校内での万が一に備え、様々な研修を企画・運営・実施していきます!

令和2年度エンパワーメントプログラムを開催しました。

令和2年度エンパワーメントプログラムを開催しました。

 

 3月29日(月)~31日(水)の3日間、本校で「エンパワーメントプログラム」が実施されました。

 エンパワーメントプログラムとは、㈱ISAが開発したプログラムで、プログラム中のレッスンはすべて英語で行われます。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、短期海外研修が中止となり、その代替措置として実施しました。

 高校1・2年生の34名が参加し、ファシリテーターの指導のもと、6人程度の小グループに外国人留学生がグループリーダーとして1名つき、Positive ThinkingLeadershipIdentityなどの様々なトピックについて、ディスカッションやプレゼンテーションを行いました。

 また、オンラインセッションとして、本校とカナダをビデオ通話でつなぎ、リアルタイムでカナダのバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学に通う日本人学生の講演を聴きました。

 まさに「英語漬け」の3日間の最後には、参加生徒一人一人が英語でプレゼンテーションを行いました。

 最後は修了証をもらい、グループごとに記念写真を撮りました。涙を流して別れを惜しんでいたり、一緒に写真を撮ったりなど、このプログラムに参加した生徒の皆さんの熱意を感じることができました。参加したファシリテーターは、「休み時間になっても(グループの机で)話をしている。今までで一番素晴らしい生徒さんです」と驚いていました。

 

(エンパワーメントプログラムの詳細については、ISA公式ホームページをご覧ください)

ISAのエンパワーメントプログラム特集 | 海外留学やホームステイならISA

 

 ファシリテーターがプログラムを進行します


グループごとにプレゼンテーションの準備をします

グループリーダーによるプレゼンテーション

ジェスチャーを交えながら英語で会話をします。

学年をまたいだグループでアクティビティに取り組みます

ブリティッシュコロンビア大学の日本人学生とビデオ通話

ディスカッションの様子

グループリーダーと記念写真



3学期修業式です

3学期修業式です

3月24日()に修業式が行われました。コロナウィルス感染症対策が続く中、高校2年生が東雲ホールで、高校1年生と中学生は、それぞれ視聴覚室と第1体育館での配信による修業式となりました。

受賞伝達式では、部活動の賞状や、校内漢字テスト、皆勤賞など多くの生徒が賞状を受け取り、コロナに負けずに文武両道に取り組んだ一年間の成果を実感できました。


  東雲ホールでの賞状伝達式


修業式の式辞で杣校長は、イエローハット創業者である鍵山 秀三郎さんの言葉を取りあげ、「努力は形を変えて必ず成果となってあらわれる」「できない理由をいくら探してもよくはならない」というメッセージを述べていました。

新年度も本校生徒が活躍できるよう、教職員・生徒ともに頑張っていきたいと思います。


    高校1年生(視聴覚室)


     中学生(第1体育館)

令和2年度卒業式が挙行されました。

令和2年度卒業式が挙行されました。

 3月1日(月)、矢板東高等学校の全日制定時制合同の卒業式が行われました。

今年度は、全日制151名、定時制8名の計159名の卒業生が、本校を巣立っていきました。

代表生徒に卒業証書が手渡された後の、杣保男校長からの式辞では、小林秀雄の『私の人生観』の中の、宮本武蔵の言葉を借りて述べた言葉を紹介し、

「昨日の自分があったから今の自分があり、その自分は未来の自分に連なっていきます。今の瞬間をひたむきに生きて、何にも代えがたい自分自身の命を持続させていって下さい。」と述べました。

それから、「①教養をそなえた人であってほしい。②志を持ってください。」という二つのメッセージが述べられました。

その後、来賓の方々からの祝辞をいただきました。在校生代表からの送辞、卒業生代表からの答辞では、卒業生・在校生が互いに別れを惜しみました。

 今年の卒業式も、新型コロナウィルス感染症への対応のため、規模を縮小した式となりましたが、心のこもった素晴らしい卒業式を挙げることができました。ご尽力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

卒業生の皆さん、卒業おめでとう!!

 
    卒業証書授与          校長式辞

 
    在校生送辞           卒業生答辞   

3学期が始まりました。

1月7日()に、3学期の始業式が行われました。

今回の始業式は、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、それぞれの教室で校内放送を用いて行われました。



校長先生の式辞では、「新型コロナウィルス感染症防止のための新しい生活様式をもう一度確認した上で、文武両道・授業第一主義をお願いします。学校でも皆さんの命と健康を守りながら、学びを保証します。次に互いの人権を尊重した生活をお願いします。」というメッセージが伝えられました。それから、ハーバード大学の心理学の教授、スティテーブン・ピンカー氏の著書「21世紀の啓蒙」から、「ここ数十年の環境の向上によって、上昇した知的能力は、具体的能力ではなく抽象的な種類の能力、とりわけ分析的な能力だ」という指摘を取りあげ、ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる、デジタルトランスフォーメーションの時代では、具体的な思考力、知識、技能を基盤として、抽象的な思考力が、求められる能力の一つになってくるとお話になりました。



今週末に掛けて寒波の到来が予想される中での新学期のスタートですが、今学期も本校生徒が活躍できるよう、教職員・生徒ともに頑張っていきたいと思います。

2学期終業式

2学期終業式です

12月25日()に終業式が行われました。コロナウィルス感染症対策が続く中、高校1年生は東雲ホールで、その他の生徒は、各教室での配信による終業式となりました。

受賞伝達式では、多くの生徒が賞状を受け取り、コロナ禍の中での2学期の活躍ぶりがうかがえました。

また、式辞の中で杣校長は、「一陽来復」(冬が去り春が来ること、悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方向に向かうこと)を願ってやまないことや、立教大学の副総長をされている池田伸子先生の「記憶の再定義」を引用しながら、“Every cloud has a silver lining.(すべての雲には銀色の裏地がある)”という英語のことわざを取りあげて、物事を多面的に見ることの大切さを述べていました。

冬休みをむかえ一回り成長した生徒に会うのが楽しみです。3学期も本校生徒が活躍できるよう、教職員・生徒ともに頑張っていきたいと思います。

 

   

JICA高校生国際協力実体験プログラム2020


20201219日、とちぎ国際交流センターにて行われた「JICA高校生国際協力実体験プログラム2020」に、本校2年生1名、1年生5名の計6名が参加しました。
本プログラムでは、事前課題として、SDGsに関連する写真を撮影しその写真を選んだ理由をまとめる「フォトコンテスト」、ラオスについて調べていくレポートが課されており、試行錯誤しながら作成したものを当日持ち寄りました。

午前は、事前課題の共有を行った後、SDGsの達成に向けてアクションを起こしている宇都宮大学国際学部の学生の方々のお話を聴きました。スリランカの紅茶農園の現状とそこで暮らす子どもたちの将来の選択肢を増やすための活動などについての発表、それを受けての質疑応答が行われ、生徒は熱心にメモを取っていました。
午後はまず、ラオスで青年海外協力隊として活動した方のお話を聴きました。様々な写真を見ながら、英語教育、精神保健福祉など実際の体験を交えた国際協力の話に、生徒は真剣に聞き入っていました。そしてラオス語でのあいさつを練習した後、オンラインでラオスと繋がり、現地の方にマーケットを紹介していただきました。携帯電話、伝統衣装、果物、魚、肉などの売り場をリアルタイムで見ることができ、ラオスの生活文化に触れる貴重な体験となりました。
プログラムの最後には、自身が解決したい課題を挙げ、その解決のためのアクションをSDGsの視点から考えるワークショップを行いました。プログラムを受け身で受講して終わりではなく、具体的に今後のアクションを考えるという取り組みを通して、より「SDGs」を身近なものとして捉え、「世界」に目を向ける良い機会になったと思います。

今回のプログラムでは、同じグループになった他校の学生の方々と意見を共有したり質問しあったりと、様々な観点から知見を深めることができました。今回の学びを通して、生徒の中に小さな変化が起こったり、心が動かされたりしていれば幸いです。また、こうした外部プログラムに、今後も積極的に参加する生徒が増えてほしいと思います。



高校1学年My ET説明会

高校1学年My ET説明会

 

 11/19()7限に高校1学年My ET説明会を行いました。My ETとは、英語におけるスピーキング能力を高める英語学習システム(アプリ)で、AIにより発音・ピッチ・リズム・強勢の4つの観点からどう直したらうまく発音できるのかをフィードバックします。今年度から、大学入試制度が大きく変わり、推薦入試で英語による面接試験を課す大学も多くなっています。2年後自分たちが受ける入試を見据え、逆算思考で取り組んでほしいと思います。