日誌

進路関係

3年保護者進路説明会・講演会

トライしてみました
5月21日(木)午後、
3年保護者進路説明会・講演会を行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響で
予定日を延期しての開催です。

感染症拡大の心配がまだ残っておりますが、
新テストに対する懸念もあると思いまして、
このタイミングで実施いたしました。
密集を避けるため、
保護者の皆様には出入口の分散、
視聴場所の分散にご協力頂きました。
どうもありがとうございました。

視聴場所の分散と書きましたが、
今回テレビ会議システムによる配信を試みました。
来校できなかった保護者の皆様には
手元のスマホや
自宅のパソコンでご覧いただきました。
いつもと異なる形態ゆえ、
スムーズにいかなかった点もあったかと思います。
その点についてはお詫び申し上げます。
ご覧になってのフィードバックを
担任・進路までお寄せいただけるとありがたいです。
次回の運営に活かしたいと存じます。

入試情報につきましては、
新たな情報が入り次第、
進路部のHPや担任を通じて
随時お知らせしていく予定です。
よろしくお願いいたします。


 通常の保護者会




 その1
 その2
 その3
 その4
    今回の保護者会
(その1・その2:カメラ映像、その3・その4:資料を画面共有したところ)

追伸
配布物の中に冊子類が含まれず、
すべてプリント類であれば、
PDF化してWebにアップすることで
学校で開催しなくても
保護者会ができてしまう。
ウイルスが時代を変える。
逆にオンラインでない
リアルな集まりに
どのような意義を見いだすか、
私たちは考えなければならない。
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矢東生へ【進路室コラム7】

久しぶりの登校

今週月曜から分散登校が認められました。
短時間ではありましたが、
学校へ行く感覚、
担任の先生と話す(physical distanceはありますが)感覚は
どのような味わいでしたか。
Physical distance については
以下のWebをご覧下さい。
https://edition.cnn.com/2020/04/15/world/social-distancing-language-change-trnd/index.html

進路室にも
何人かの3年生が
赤本を借りに来ました。
生徒と生(なま)で話す久しぶりの感覚。
運動後に飲んだスポーツドリンクが
体内を下っていくときの感覚のようでした。

来週以降、
登校日数が少しずつ増えていきます。
友達との social connection を
つくっていってほしいと思います。

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矢東生へ【進路室コラム6】

課題だけが勉強じゃない

GWが終わりましたが、
いかに過ごしましたか。
休校が続いていて
"Stay home." と言われているので、
ふだんとあまり変化がなかったかもしれませんが。

私は時々、
県外で行われる講演会等に参加しています。
今年は新型コロナウイルスの影響で、
中止、延期、
あるいは実施したとしてもオンライン形式(ウェビナー)で、
というものがほとんどです。

SNSを見ていて偶然発見することもあります。
連休中、たまたま見つけました。
苫野一徳氏(教育哲学者)と尾原和啓氏(執筆家)の
トークセッションで、タイトルは

「コロナ後の社会と教育の可能性」
(YouTubeでアーカイブが見られます。長さは2時間強)。

苫野さんの著書は読んだことがありますし、
Web記事も気にしております。
Googleで名前を検索すると、
Amazonのサイトに著書が並ぶので、
気になる本があれば手に取ってみてください。
私が読んだのはこの本です。
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E3%80%8D%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E7%9B%B4%E3%81%99-%E6%B2%B3%E5%87%BA%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E8%8B%AB%E9%87%8E%E4%B8%80%E5%BE%B3/dp/4309631053/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=RNDT98BPVX85&dchild=1&keywords=%E8%8B%AB%E9%87%8E%E4%B8%80%E5%BE%B3&qid=1588817803&s=books&sprefix=%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%AE%2Caps%2C437&sr=1-1

https://www.amazon.co.jp/%E5%85%AC%E6%95%99%E8%82%B2%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%81%E3%81%8B%E3%82%89%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%88%E3%81%86-%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%BA-%E7%9B%B4%E5%AD%90/dp/4535563454/ref=sr_1_13?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=RNDT98BPVX85&dchild=1&keywords=%E8%8B%AB%E9%87%8E%E4%B8%80%E5%BE%B3&qid=1588817874&s=books&sprefix=%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%AE%2Caps%2C437&sr=1-13

尾原さんは初めて聞く名前でした。
調べてみると、
おもしろそうな本をたくさん書いています。
今度読んでみたい著者の第1候補です。

私はYouTubeライブで聴いていました
(もちろん書くもの something to write on,
something to write with を用意して)。
賛否両論はあるだろうけど、
なかなかパンチの効いたトークでした。
これは、ぜひ矢東生に視聴してもらいたい。
そしてアフターコロナのあなたのあり方を考えてもらいたい。
もちろん保護者や教員が視るのもいいと思います。

YouTube、TED、その他多くの良質な学習素材が
web上にあります。
勉強しようと思えば、
どんどん進めます。
トークセッションで尾原さんが言っています;

「子どもが自律を試される」

休校がまた延びました。
我々も試される。

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矢東生へ【進路室コラム5】

あなたが仕事をするときの必須アイテムかもしれない

休校が5月いっぱいに再延長されました。
致し方ないことですが、悩ましいですよね。
レジリエンスが試されるところです。

この1、2か月で
テレワークを導入した企業が急増したと
新聞やニュースで聞きました。
もしかしたら
保護者の方の中にも
そのような勤務形態をされている方が
いらっしゃるかと拝察いたします。

テレワークを推進している企業では
リモートワークツール(アプリ)を
使っているようです。
代表的なアプリの使い方については
かなりの数の動画が
Web上にアップされています。

私も試しに使ってみました。
どちらかと言えばアナログ人間なので、
若者のように
スムーズには操作できません。
おそるおそる試行錯誤しています。
ちっぽけなことでもできると嬉しいものですね
(あなたの勉強と同じです)。

オンラインミーティングアプリは
今のうちに使えるようにしておいても
いいかもしれません。
大学のオンライン講義でよく使われているようです。
これは推測ですが、
webキャンパスツアーと銘打って
大学案内(オープンキャンパス)を
やる大学が出てきても
不思議ではありません。

アプリを操作したり、
動画解説を見たりして思うのは、
スピード感の違いです。
今の世の中、
チームで仕事をする場面が多いと思います。
そのチームメンバーが
アプリを使いこなすことができたら、
かなりの速さで仕事が捗りそうです。
働き方も今と全く変わりそうです。

Society5.0、SDGs、Education2030 etc.
10年後の社会の姿がよく話題になりますが、
本当に想像するのが難しいです。
あなたが創造する担い手です。
そのためにも
可塑性の高いうちに
あなたのアタマの中に
思考のためのプラットホームを築いてほしいと
願っています。

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矢東生へ【進路室コラム4】

2つの「望」

緊急事態宣言が出されてから
半月ほど経ちましたが
セルフコントロールの具合はいかがですか。

先日行った保護者アンケートの
自由記述の一部を読みました。
保護者の方々は
あなたの生活姿勢に対して
かなり心配を募らせています。

ひとり考え事をしていて
こんな言葉が浮かびました。

欲望と希望。

ここでいう欲望は
本能あるいは快楽といってもいいです。
今この瞬間、という意味合いが強いです。
希望は
可能性とかこの先とか
目線を未来に向けたニュアンスで使いました。

ストイックに生きるならば
欲望を抑えて
希望を大きくするでしょう。
一方、過度な欲望充足は
希望をshrinkさせることにはならないだろうか。

ゲームのことに言及したアンケートがありました。
今の時代
ゲームをやるな、というのはむずかしいのだろう。
しかし
やりすぎるのはどうなのだろう。
健康を害することにもつながりかねない。
(参考)WHO
https://icd.who.int/dev11/l-m/en#/http%3a%2f%2fid.who.int%2ficd%2fentity%2f1448597234

現在
進路資料の編集作業をしています。
毎年卒業生の声を載せているのですが
第1希望がかなわなかった生徒が
必ず残すコメント。
「もっと早くから勉強しておけばよかった」
「1・2年のツケがまわった」
もう少し節制していれば
ちがう可能性を追求できただろうに。

矢東生に告ぐ。
欲望と希望のバランスをよく考えた方が良い。

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