日誌

進路関係

最近の身の回りの出来事がすべてつながる

生徒も教員も考えたほうがいい
ここ1か月の出来事を3つ紹介します。

①立教大学BLPカンファレンス2019
9月14日(土)、立教大学池袋キャンパスで開催されました。
会の詳細については、
立教大学経営学部のホームページをご覧下さい
(当日の資料もPDFでアップされています)。
この会に参加してきたのですが、
パネルディスカッションの中で
次のような趣旨の発言がありました。

「大学4年次での学びは
大学1年次での学びの影響をかなり受ける。
大学1年次での学びは
それまでの学びに依るところがかなり大きい。」


当たり前といえば当たり前かもしれませんが、
あらためて聞かされると、
身が引き締まる思いです。

②高校1学年保護者会(10月5日(土)開催)
外部講師の講演の中でこのような話がありました。

1年生のうちに
学習習慣をしっかり身につけてください。

入試の仕組みが変わりますが、
出題される内容は変わりません
(学習指導要領は現行のままです)。
各教科で必要となる知識や技能を
しっかり習得することが
新しい入試に向けての大前提です。」

③現在読んでいる本から
今、以下に掲げるタイトルの本を読んでいます。
「大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか
(山村滋/濱中淳子/立脇洋介著、ミネルヴァ書房)
この本の中に次のような一節がありました。

では、学習時間を伸ばすためには何が有効であろうか。
まず、何より強調しておきたいのは、高校1年次の学習
時間が高校生活後半の学習時間の伸びを左右するという

ことである。しかも、その伸びは、進学中堅校生徒で
あろうと、進学校生徒であろうと関係がない。1年次に
学習習慣を身につけることが大切なのである。
(同著P70)

「勉強時間を多くとるように」という教員の直接的な
指導は、少なくともふだん(平日)の学習時間に関しては
効果が認められなかったことも言及しておきたい。
(同著P71)

情報の出所は異なれど、
言っていることはすべて同じ。
大学で今どのような指導が行われているか、
生徒はもっと知り、
自分の学びが今のままでいいのか考えるべきではないか。
彼らを送り出す教員は
大学で展開されている指導のこと(内容、形式等)を
念頭において授業を展開した方がいいのではないか。

そのようなことを思う今日のこの頃。
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1年保護者進路講演会

あっという間に3年生になります
10月5日(土)、
高校1学年の保護者を対象に
進路講演会を実施しました。

現在、大学入学共通テストや
英語の外部検定のことで
さまざまな議論が出ています。
1年のこの時期にお子様がやること、
それは
「学校の授業内容をきちんと身につけること」
です。

進路部では、今後も情報収集につとめ、
最新情報を保護者の皆様にお届けしますので、
通知やホームページをご確認くださるよう、
よろしくお願いいたします。

 校長挨拶

 保護者挨拶

 外部講師による講演
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1年進路講演会

今の大学は
主体的に行動した高校生を
欲しがっています
9月19日(木)7限目、
高校1年生を対象に
外部講師による進路講演会を
実施しました。



2学期末には
文理選択に向けての道筋を
ある程度つけることになります。
それに資する情報提供を
していきますので、
ご家庭でも
食卓の話題にしていただければ
幸いです。

「学校での取組が重要である」

「成績の伸びる生徒は振り返ることが多い」
←どの世界でもPDCAが盛んに言われますが、
これからの時代はAARです
(Education 2030 プロジェクトで登場します)。

Anticipation  Action  Reflection  のローテーションです。
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進路室より卒業生へ御礼

本を読んでください
本日はお忙しい中、
矢東祭にご来場いただき、
ありがとうございました。
進路室を訪ねてくれた学生から
学びの内容やアルバイトの様子を教えていただき、
情報のアップデートができました。

「管理栄養専攻だけど、医療に関する講義があります。
たくさん病気の名前を覚えました。(大2女子)」
「実験科目が楽しいです。(大1女子)」
「自分の写真が大学のオープンキャンパスのリーフレットに
使われているのは知りませんでした。(大2男子)」

この他にも興味深い話を
たくさん拝聴することができました。

先日出張で県外へ行ったのですが、
行った先の大学に在籍している
本校卒業生(4年生と2年生)と
話をする機会がありました。

4年生には
「やらされる勉強は大学では通用しない。
高校在籍中に自ら学ぶ習慣を身につけた方がいい、
と後輩に伝えてください。」
と言われました。
その卒業生は来年、大学院へ進学予定とのことです。

2年生の方は、
自分の行く末をいろいろと考えている様子でした。
「時間があるのだから読書したらどうか。」
と提案しました。
その学生は最近、
新聞を読むようになったとのことでした
(若干遅い気もしますが、読まないよりははるかにいいので、
その辺りは不問にしましょう)。

多くのみなさんが
まだ夏休みを残していると思います。
是非自分で調べ、自分で考える時間を
作ってほしいと思います。

今後も
後輩たちへの学びの紹介をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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進路室より矢東生へ

捗っていますか
夏休みも終盤。
あなたの学びは順調ですか。
逆算思考をはたらかせて、
当初の予定・計画が達成されるように
つとめてください。

このお盆中は
台風の動きが心配です。
不要不急の外出は避けて、
その分屋内でできること
(本を読んだり、教養系の動画を見たり)
をやってみてはいかがでしょうか。

私も今夏
数校の大学のオープンキャンパスに
行ってきました。
その様子は、
授業や学年集会で
話したいと思います。
保護者の皆様にも
2学期に行われる学年保護者会で
紹介できればと思っています。

「この20年の間に学生は真面目になりました。」
(某大学の教授から聞いた言葉)
←良くも解釈できるし、その逆にも解釈できますよね?
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