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校長室便り
【高2】プレゼンコンテスト表彰式
2月27日(月)昼休み、校長室で、先週の金曜日(24日)に行われた「英語プレゼンテーションコンテスト」の出場者と上位入賞者の表彰を行いました。おめでとうございます。
(左から)川俣先生、山田さん、寺内さん、須貝さん、山口さん、細井さん、梅下さん
<コンテストの結果>
1位 山田ふうこ さん
2位 寺内音和 さん
3位 山口大斗 さん
以上の3名には、副賞として、図書カード(1000円分)が贈られました。
【高2】高校生国際シンポジウム入賞報告
2月24日(金)放課後、21日と22日に、鹿児島市で行われた「第8回 高校生国際シンポジウム」の教育分野で優秀賞を受賞したSGクラブの4名が報告に来てくれました。
(グローバルアカデミーのHPより https://www.glocal-academy.or.jp/symposium)
高校生国際シンポジウムは全国で進められている課題研究,探究活動の発表会および審査会です.人文社会学の研究から自然科学や数学,ビジネスの分野までの幅広い分野の研究成果をスライド部門またはポスター部門にて発表します. その他,各界をけん引する方々による基調講演やパネルディスカッション,研修会,参加者対象の交流会などがあり直に本物に触れる二日間のプログラムで、大変充実した学びの場となります.(以上、上記のHPより引用)
1日目(21日)に行われたパネルディスカッション
1日目(21日)に行われた課題研究発表・審査会
審査員からは、最初は高校生がハンセン病に興味を持っていること自体が信じられなくて、学校の先生にやらされているのではないかと疑いつつプレゼンを聞き始めたが、聞いているうちに、この生徒たちの本気度が伝わってきた。熱意に圧倒され、高校生が取り組んできたことに感動した、という話を夜の生徒交流会・研修会(下の写真)で聞いたそうです。
1日目(21日)夜の生徒交流会・研修会
2日目(22日)表彰式、講評
審査結果→ https://www.glocal-academy.or.jp/_files/ugd/c02fe8_f667597391124bd79b060799078f7a88.pdf
2日間で 795名が参加し、72校が発表しました。教育分野の優秀賞を受賞しました。ちなみに、最優秀賞になると、シンガポールでの国際大会の参加資格が得られます。
<参加生徒のコメント>
若林仁瑛さん「自分たちの研究が評価されたことがうれしかった。質問に熱意をもって答えることで、自分の考えを伝えることができ、それが評価されました。」
大山育夢さん「自分たちの発表だけでなく、他の生徒の研究を聞いたり、参加者同士の交流ができたことがよかった。改めて、貴重な体験をすることができたことに感謝しています。」
坂田公希さん「自分たちの研究を評価していただいたことがうれしかった。また、他の生徒のレベルの高い研究を知ることができ、よい刺激になりました。」
清水健成さん「今回の研究発表に参加して、自分たちの研究のどこがよかったのか、どこが課題なのかが、はっきりわかりました。そのことで、研究や自分の生き方について、より深く考えることができ、自信がつきました。」
*それぞれ、この大会に参加したことで、研究を深めたり、これからの進路や生き方について考えるきっかけにもなっていたことが伝わってきました。ぜひ、今後の人生に生かしてほしいと思います。
(付記)清水さんが手に持っているのは、おみやげの鹿児島銘菓「白くまどんのサンドクッキー」です。鹿児島銘菓「白くまアイス」はコンビニでも人気商品ですが、その食感や味をクッキーで再現した商品です。クリームの中に、コーンフレークと乾燥フルーツが入っており、そのおいしさに感動しました。
【高2】プレゼンテーションコンテスト(英語)
2月24日(金)6限目、旭城ホールで、高校2学年による「SDGsに関するプレゼンテーションコンテスト」(英語)が開催されました。英語の授業で行ったプレゼンで選ばれた代表生徒6名の発表が行われました。英語科の久保田先生、ALTのクロイ先生と校長が審査員となり、プレゼンの内容や伝え方(声、アイコンタクト、グラフ等の分かりやすさ)などの観点から、良かったプレゼンを選考しました。
代表生徒6名の発表です。
須貝咲那さん
細井光希さん
山田ふうこさん
山口大斗さん
梅下陽貴さん
寺内音和さん
*どの発表も力が入っており、訴えかける力を感じました。声だけでなく、映像や体全体をうまく使ってプレゼンしてました。
*優秀プレゼンターの上位3名への表彰は、27日(月)に校長室で行う予定です。改めて、紹介します。
(なお、副賞の図書カードは、500円ではなかなか本も買えないので、1000円に増額してもらいました。)
身近な風景 ~今日の星空
2月23日(木)19時頃、西の空では、「三日月」の近くに「木星」と「金星」が明るく輝いていました。今日は、月が木星に最接近し、月、木星、金星がほぼ一直線になっていました。
【高2】とちぎデジタルハブ報告会
2月21日(火)14時~16時、栃木県のデジタル戦略課による「とちぎデジタルハブ進捗報告会」がオンラインで行なわれました。本校からは、デジタルスタンプラリーを活用した「ももクロプロジェクト」の報告を高校2年2組の亀田侍ヱ郁さんが代表で発表しました。
まずは、ももクロプロジェクトの概要とどんな成果が得られたのかをデータを使って分かりやすく説明しました。
この報告会には、60名以上の大人が参加しており、たくさんの質問等がチャットで寄せられました。司会者から振られた5つくらいの質問に、亀田さんは落ち着いて誠実に、時にはユーモアを交えながら答えていました。
あまりに見事な対応を見せてくれたので、司会者もぐいぐいと突っ込んできましたが、最後までマイペースで重責を果たしてくれました。チャットでも賞賛のコメントが数多く寄せられました。
本来なら、チームリーダーである3年生の石塚凛花さんが登場するところでしたが、受験中のため、亀田さんが立派に役割を果たしてくれました。よく頑張りました。素晴らしかったです。
【高2】速報・高校生国際シンポジウム「優秀賞」受賞
2月22日(水)、鹿児島市(同文化センター)で開催されている「第8回高校生国際シンポジウム」に本校のSGクラブの4名が選考により出場していますが、本日、各賞の発表があり、「優秀賞」を受賞したという報告がありました。速報としてお知らせします。おめでというございます。
出場したのは、左から、清水健成さん(2-2)、大山育夢さん(2-4)、坂田公希さん(2-1)、若林仁瑛さん(2-2)の4名です。
審査員からは、一番熱意を感じた、と高く評価されたそうです。
上から2番目に、佐野高校の名前がありますね。
また、帰ってきたら、詳しい話を聞かせてください。
【中学】表彰朝会を実施しました
2月22日(水)朝8時15分~35分、校長室からのオンライン配信による表彰朝会を実施しました。今回は受賞者が292名と非常にたくさんいました。とても喜ばしいことですが、全員を呼名すると、朝会では終わらなくなるので、代表者43名(延べ数)に表彰状を手渡ししました。全体に紹介できなかった受賞者については、該当する生徒の在籍するクラスで表彰してもらうことにしました。おめでとうございます。
【中3】模擬国連プロジェクト「決議案の採択」(3-2、富永先生)
2月21日(火)1・2限目(2時間連続で実施)、中学3年2組のCTP「模擬国連」の最終回の授業を見学しました。全世界の人々を幸せにする「SDGs弁当」の決議案(DR)を3つのチームが提案し、質疑応答を経て、最終的に各国の代表が、各DRに賛成か反対か棄権かを投票しました。
まずは、最初のチームの決議案DR1の説明から始まりました。制限時間は15分です。
このチームは、中国、ロシア、メキシコ、フランス、イギリスの5つの国がスポンサー国です。これらの国の食材を使ったり、SDGsのどの目標を達成するかを各国の大使が分担して説明しました。以下が決議案DR1です。
各国大使の説明終了後、スポンサー国以外の国の大使から質問がありました。
例えば、そのSDGs弁当は、どういう理由でどこで作るのか、といったオペレーションに関する質問も出てきました。
かなり鋭い質問に対して、ひるむことなく答えていました。
続いて、2つめのチームの決議案DR2の説明です。
このチームのスポンサー国は、アメリカ、ブラジル、ニュージーランド、イタリア、ベトナム、大韓民国の6か国です。
大使の説明が終わると、一斉に手が上がりました。
このチームも、質問にきちんと答えていました。
最後のチームの決議案DR3の説明が始まりました。
このチームは、トルコ、インド、エジプト、サウジアラビア、インドネシア、タイの6か国です。
続いて質問です。
各質問に対して、自信を持って答えていました。なるほど、と感心する受け答えが見事でした。
最後に、各決議案DR1~3に対して、各国の大使は、自国の国益に反しないかをよく考え、賛成・反対・棄権のいずれかの投票をします。2人の大使同士で、熟慮しました。
それぞれのDRごとに、順番に、投票します。全体の過半数の賛成(9票)が得られると採択されます。結果は以下のようになりました。
各DRとも、過半数を超えていたので、3案共に採択されました。
ここまで、授業を見てきましたが、誰一人取り残すことなく、全員が模擬国連に参加し、各国の大使の役割を果たしていることを感じました。また、決議案の説明や質疑応答、投票、すべてに全力で取り組んでいることが伝わってきました。質の高い議論が出来ていました。本当に素晴らしい取組で、この活動を通して、大きな学びがあったと思います。大成功でした。
【中高】中学3年生お別れ試合(野球部)
2月19日(日)、佐野高校第二グラウンドで「令和4年度 中学3年生お別れ試合」を行いました。
佐附中連合(中1:6名、中3:3名)と大嶋JAPAN(佐附中野球部卒の高校生5名、R3中学野球部卒業生2名、保護者等)が対戦しました。
オープニングセレモニー(中3キャプテン 相澤君の言葉)
お別れ試合には、昨年度まで中学野球部の顧問をされていた神戸先生(現 愛宕台中の教頭先生)も参加してくださり、始球式を行いました。
お見事でした!
両チームの主将の握手でお別れ試合が始まりました。
中高の目印としては、ソックスの色が紺が中学生、緑が高校生です。
大嶋JAPANのピッチャーは中学生の保護者です。
保護者の皆さんも大活躍です。
高校生は、利き腕と反対側の打席に立つなどのハンディーがあり、中学生たちが伸び伸びとプレーできるよう、様々な気遣いをしてくれていました。
コロナ禍のため、ここ数年間、お別れ試合はできませんでしたが、今年度は、こんなに盛大に実施することが出来ました。このような試合をやってもらえる中学生は滅多にないと思います。良かったですね。
今日の日が、幸せな一日となったことを嬉しく思います。
【中高】「陽だまり喫茶」大盛況!
2月17日(金)12:30~14:30、学年末試験終了後、中庭で「第2回 陽だまり喫茶」が開店しました。
NHK宇都宮放送局、とちぎテレビ、佐野ケーブルテレビが取材に来てくれました。各社の放送日時は以下の通りです。
NHK宇都宮 → 本日18:30「とちぎ630」
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20230217/1090014409.html
とちぎテレビ→ 本日21:00「ナイトニュース9」
佐野ケーブル→ 20日(月)の「さのニュース」
16時、20時、22時
*11:30 味噌まんじゅうで有名な「新井屋」様から大量のお菓子が届けられました。ありがとうございました。
*12:30、「陽だまり喫茶」開店しました。今日は、風もなく暖かい穏やかな晴天でした。まさに、陽だまりの中で開店しました。
焼きマシュマロが大人気でした。
焼き芋もあっという間になくなりました。
高校3年1組の島田翠さんのトランペット演奏が「陽だまり喫茶」の雰囲気にぴったりでした。アンコールにも応えてくれ1時間くらい素晴らしい音色に会場が包まれました。
NHK、とちテレ、佐野ケーブルテレビが、それぞれ取材していました。
焼きマシュマロが大人気で、追加の買い出しもありました。
皆さん、思い思いに、この場を楽しんでいます。
最後は、有志生徒スタッフへの取材がありました。
この場面はNHK「とちぎ630」でも使われていました。
*生徒の皆さんは、学年末試験も終わり、とても素晴らしい日だったのではないかと思います。
企画・運営をしてくれた有志生徒の皆さん、お疲れさまでした。
また、前回に引き続き、たくさんのお菓子を提供してくださった「新井屋」様、そして、椅子やお菓子などを提供してくださったPTAの皆様、ありがとうございました。
今回のような「居場所カフェ」が来年度も開催されることを期待しています。
【中高】「陽だまり喫茶」開店します
来たる2月17日(金)学年末試験終了後の12:30から、中庭にて、今年度2回目となる「陽だまり喫茶」が、高校生の有志生徒によって開店します。今回は、中学生も参加できます。また、味噌まんじゅうで有名な「新井屋」様を始め、PTAからも、お菓子等を提供していただけることになりました。ありがとうございます。生徒の皆さんは、気軽に参加してください。なお、当日は、NHKの取材があり、夕方のNHK「とちぎ630」で紹介していただける予定です。(追加情報)当日は「とちぎテレビ」と「佐野ケーブルテレビ」の取材が加わりました。3社揃い踏みは滅多にありません。楽しみです。
【高2】全国高文連将棋新人大会 in 山梨
2月13日(月)昼休み、高校2年2組の渡辺将有さんが大会報告に来てくれました。2月10日から11日まで、山梨県甲府市で「第31回全国高等学校文化連盟将棋新人大会」が開催され、渡辺さんは栃木県代表として出場しました。
大会は雪が降り積もる中、全国から96名の選手が集まりました。
初日は、まず予選が行われました。AからLの各ブロック(8名ずつ)に分かれ、その中で2勝すると決勝トーナメントに進むことが出来ます。
[予選]
予選で2勝し、見事通過しました。
1戦目● 岡山県岡山芳泉高校
2戦目〇 島根県出雲高校
3戦目〇 龍谷大学附属平安高校
[決勝トーナメント]
1回戦、2回戦は順当に勝ち進みましたが、3回戦で敗退し、ベスト16となりました。
1回戦〇 青森県立青森高校
2回戦〇 愛媛県立松山東高校
3回戦● 関東学院高校 →「ベスト16」
渡辺さんは、小学校に入る前(5歳)から将棋を始めました。高3の竹熊さんと同じ将棋教室(宇都宮将棋センター)で力をつけてきました。
これまで、小3、高1の時にも、全国大会に出場しましたが、いずれもベスト16止まりだったので、今回はその壁を越えることを目標にしてきました。
残念ながら、またもやベスト16の壁に阻まれ、悔しい思いをしました。とは言え、全国でベスト16ですから、素晴らしい成果だと思います。十分頑張ってきたことは間違いありません。よく頑張りました!
今年は、夏休みの「総文祭」(鹿児島県)、「竜王戦」(福岡県)での活躍(ベスト8以上)を目標にしているそうです。そのために、県大会から全力で戦うことを誓ってくれました。そういう気持ちが、強くなっていく秘訣ではないかと思いました。今後も、応援しています。高校生最後の夏に向けて、頑張ってください。
【中2】ソーラン節(体育・ダンス)の授業見学
2月13日(月)1限目、中学2年2組の「体育」のダンスの授業(立澤先生)を見学しました。クラス全員で「ソーラン節」に取り組んでおり、今日はその発表会が行われました。
気合に入った「ソーラン節」を披露してくれました。約3分40秒のダンスでした。
全員、振り付けが頭に入ってました。一糸乱れぬダンスに圧倒されました。素晴らしかったです。
身近な風景 ~アホロートルの孵化
2月13日(月)、生物室で飼育しているアホロートルの幼生が孵化していました。
親に食べられそうに見えますが、大丈夫です。
ちゃんと、保護されています!
【中学】栃木県理科研究展覧会「最優秀賞」
2月3日(金)、栃木県総合教育センターで開催された「第76回栃木県理科研究展覧会」で、本校から佐野市の代表として出展した中学1年3組の青木南似香さんと3年1組の松葉紳一郎さんが、見事、最優秀賞となりました。おめでとうございます。
1年生の青木さんは「ぶどうの研究」で、3年生の松葉さんは「微生物の研究」です。二人の研究に共通するのは、今回がそれぞれ6年目の継続研究であることです。
青木さんは、小学校2年生の時から、ぶどうに関する研究を始めました。
小5、小6の研究も県の理科研究展覧会に出展しています。
おいしいぶどうを作り、家族に喜んでもらいたい、という気持ちから研究がスタートしたそうです。最初は庭先にぶどうを植えて、収穫できるようにすることから始まり、甘く形の良い巨峰を収穫することができました。
さらに、いろいろな品種を育ててみたいという夢が広がり、2年前から自分の理想の農園を作る「農園プロジェクト」を始動させました。家族の協力を得て、230坪の畑を借りてもらい、ブドウ園を作ってしまいました。青木さんのすごいところは、「農園プロジェクト」を家族で実行するにあたり、役割分担をしています。
青木さんは「責任者、計画立案、ぶどうの世話係」、お父さんは「重いものや機械の取扱い、危険な作業係」、お母さんは「農園までの送り迎えと草むしり係」、妹は「手伝い係」
何もない畑から、家族で作り上げた「ぶどう農園」。業者には一切頼まず、材料を購入し、青木さんの夢を実現させるため、家族総出で完成させました。凄いです。
↓ 今年度、収穫できた「ぶどう」
今年度は、「甘く形の良い理想とするシャインマスカット」を作るための研究を行いました。
具体的には、植物成長調整剤の濃度による比較調査、ブドウの袋掛けをする際の素材の違いが果実品質に及ぼす影響、接ぎ木苗と挿し木苗の違いによる比較研究などで、年々、本格的、専門的になってきています。
研究からは、ぶどうへの愛が感じられました。
展覧会の審査員からも大絶賛で、「今後も期待しています」という評価をいただきました。
一方、中3の松葉さんの研究も本格的です。
小学校4年生の時に、庭に置いてあったバケツの水を顕微鏡で観察していて、「ヒルガタワムシ」を発見したのが研究の原点だそうです。
今年度の研究は、「6年間の研究の総括」を行うとともに、「ボルボックス」の研究に再チャレンジしました。
松葉さんの研究は、膨大なので、簡単に紹介することはできませんが、身近な水場に生息する微生物を定点観察したり、いつどんな場所で特定の微生物が増えているかなど、毎日の積み重ねが結実しました。
現在、松葉さんは、中学生ながら、宇都宮大学のiPUで活動しており、このほど「才能育成プラン」に昇格しました。これから、大学生や大学院生と一緒に、より専門的な研究に取り組む予定です。そこでも「ボルボックス」に関する研究を進めることを考えているそうです。
今年度の理科研究は「6年間の研究の総括」を行うことで、松葉さんの研究人生の次のステージに向けて、走り出す準備をしていることが伝わってきました。
高校でも頑張ってください。応援しています。
身近な風景 ~アホロートルの胚発生④
2月10日(金)、アホロートルの胚が動き出しました。
身近な風景 ~雪景色
2月10日(金)朝から降り始めた雪が数センチ積もりました。生徒たちは、雪合戦や雪だるま作りに興じていました。
身近な風景 ~アホロートルの胚発生③
2月6日(月)、昼休み、アホロートルの胚は中2の板橋さんの手で保護されていました。
順調に発生が進んでいますね。
板橋さんが毎日面倒をみてくれているので、成体も気持ちよく暮らしています。
【中2】「Sプロ」佐野ケーブルTV放送日時(お知らせ)
2月3日(金)に佐野小学校で実施した中2有志生徒による「トリプルSプロジェクト」の様子が、佐野ケーブルTVの「地上111さのチャンネル」の【さのニュース】の中で紹介されます。
ちなみに、放送日時は以下の通りです。
6日(月)→16時、18時、20時、22時
7日(火)→ 7時、 9時、12時
11日(土)→16時、22時(月~金の統合版)
12日(日)→ 8時、16時、20時(月~金の統合版)
以上、お知らせでした。
【中学】大澤駅伝「中学女子・中学男子」入賞!
2月5日(日)、「清酒開華スタジアム」(佐野市運動公園陸上競技場)を会場として、第73回大澤駅伝競走大会が4年ぶりに開催されました。本校は、中学女子の部、中学男子の部に参加し、中学女子(8位)、中学男子(7位)に入賞しました。男女とも、素晴らしい走りで見事にタスキをつなぎました。おめでとうございます。
大澤駅伝は、郷土の偉大なランナーである「大澤龍雄」への追悼の意を込めて開催されています。大澤龍雄氏は1918(大正7)年に現・佐野市牧町で生まれ、1931(昭和8)年に県立佐野中学校(現・佐野高校)に入学し、長距離走者として全国でも実力を発揮しました。
1936(昭和11)年、日本大学に進学してからは、その天性に磨きをかけ、東京-箱根間駅伝競走をはじめ、大活躍しました。大学2年時には日米対抗陸上競技大会に日本代表として出場しました。
1940(昭和15)年の明治神宮大会3000m障害走で「9分25秒2の日本新記録」を樹立しましたが、太平洋戦争により、1944(昭和19)年9月、南洋パラオ諸島のアンガウル島にて27歳という若さで戦死を遂げました。
郷土の生んだ偉大なランナーへの追悼の意を込めて、「大澤駅伝競走大会」が開催されています。
(以上、大会のパンフレットの記事をもとに紹介しました)
大澤駅伝には、このような歴史があり、本校にとっても特別な意味のある大会です。今回、中学で男女とも入賞できたことを嬉しく思います。
大会のパンフレット
<中学女子>8位入賞!
1区:大塚心晴さん
2区:恩田彩衣さん
3区:小林琥珀さん → 区間3位!
4区:関口紫月さん
5区:川島えれなさん
*選手のコメント
「入賞できて本当に良かったです。県外からの強豪校と一緒に走ることが出来て、いい経験になりました。来年度の駅伝も頑張ります。」
<中学男子>7位入賞
1区:橋本京弥さん
2区:高野蒼空さん → 区間2位!
3区:渡邉佑真さん
4区:石川大和さん
5区:太田睦葵さん
6区:荻原惇綺さん → 区間3位!
*選手のコメント
「もっと頑張れたという気持ちはありますが、全員でタスキをつなぐことが出来て良かったです。」
*男女とも、よく頑張りました!大きな自信になったと思います。
また、高校の陸上競技部員は、大会の運営を担当し、一般男子の部で3名がクラブチームで参加しました。
今日一日、皆さん、お疲れさまでした!
【高1・2】課題研究発表会
2月2日(木)13:00~15:55(5・6・7限目+清掃の時間)、高校1・2年生の「総合的な探究の時間」での「課題研究発表会」を行いました。高1、高2それぞれ、各グループの発表とそれに対する評価を行いました。
高1の発表です。このグループはオールイングリッシュで行いました。
高1は、発表10分、質疑2分、講評1分30秒、評価記入・入替1分、計約15分が1サイクルとなり、全部で30班発表しました。
生徒は、各自のタブレットからも、すでにTeamsに提出している発表画面を見ることが出来ます。
生徒からの質問や先生方からの講評は、研究の質を高めるためにも重要です。
高2は、発表時間7分、質疑2分30秒、講評1分30秒、評価記入1分、計12分が1サイクルです。全部で49班の発表がありました。高2は、高1からの継続研究や個人研究も多く、自分が目指す進路と関連のあるテーマも増えています。
高1、高2ともに、素晴らしい発表の連続でした。とても良かったと思います。
最後に、各会場で担当の先生から、全体の講評がありました。
なお、本日の発表会の評価をもとに、3月2日(木)に行われる「全体発表会」(中3、高1,高2の代表班が発表)が行われます。
(告知)
生徒の課題研究を直接、佐野市長さんにプレゼンする発表会の開催が決定しました。高校2年生の青木藍花さんが、佐野市長との新春対談(佐野ケーブルテレビで放映)で市長さんに要望したことが実現しました。
日時は、3月22日(水)の午後1時間です。佐野市役所で発表します。
佐野市をもっとよくしたい、佐野市長に若者の声を伝えたい、といった前向きな気持ちのある課題研究の成果を発表してもらいます。皆さんの熱い思いを伝えてください。
【高2】ニューヨーク・バレエ留学(報告)
2月2日(木)放課後、高校2年2組の小林優花さんが、ニューヨークでのバレエ留学(12月5日~28日)の報告に来てくれました。小林さんは「日本国際バレエフェスティバル」 の奨学金を得て、Mid Manhattan Performing Arts(ミッドマンハッタンパフォーミングアーツ)で、クラシックバレエだけでなく、ジャズ、タップ、モダンなど、様々なジャンルのダンスを学びました。
ミッド マンハッタン パフォーミング アーツの修了証を見せてくれました。
夜のミッドマンハッタンパフォーミングアーツ。手前でポーズを決めているのが小林さんです。
この時期、日本各地から6名の女子がバレエ留学に来ており、バレエ学校のシェアハウスで共同生活をしていました。
バレエの衣装を着けています。
小林さんは、とても優秀な留学生だったようです。すべて英語でコミュニケーションできたことは大きな自信にもなりました。(中学校で習った英語で十分通じたそうです。)
ニューヨークでは、様々なシアターでダンスなどを見ることが出来ました。
留学中に行ったシアターのパンフレット
今回のバレエ留学に参加し、踊ることが大好きなことを再確認できたことが最大の収穫だったそうです。また、自分のチャレンジを支えてくれた家族や友人への感謝を改めて感じたことを話してくれました。
クリスマスのミッドマンハッタンは、小林さんのバレエ人生にとって「かけがえのない出会い」だったと思います。将来の夢に向かって、また一歩近づきましたね。
報告ありがとうございました。
【高2】トビタテ留学Japan(報告)
1月23日、放課後、高校2年1組の細井光希さんが、夏休み中に参加した「トビタテ留学Japan」の報告に来てくれました。細井さんは、8月6日から27日までの3週間、地中海にある「マルタ共和国」に、アカデミックテイクオフという枠で短期留学を行いました。「スポーツの真の強さを探しに」をテーマに活動した3週間について話してくれました。
細井さんは、マルタ共和国の首都ヴァレッタの語学学校での寄宿舎生活を拠点に、日本で計画していた様々な活動にチャレンジしました。
最初の1週間は、言葉が通じなかったり、コミュニケーションが十分に取れなかったり、落ち込む日々が続いていたそうです。下のグラフは、3週間のエネルギーカーブで、1週目はどん底にいたことを示しています。
そして、2週目からは、自分がやりたいことは何なのか、自分に向き合うことで、今、何をすべきなのかを模索しました。グラフでは、波線のように表されています。
最後の3週目で、この留学の目的でもあった「スポーツの真の強さとは何か」に向き合うことができました。人生最高の夏にすることができたそうです。
このトビタテを経験したことで、自分の「好き」「得意」「なりたい」を具体的に自覚し、自信が持てるようになった、と話してくれました。
細井さんにとって、「トビタテ留学Japan」は、今までの自分に向き合うことで、自信を持ち、これから何をすべきかを考える大きなきっかけになったことが伝わってきました。
細井さんは、佐野高校・同附属中で学びたいという夢をかなえるため、自宅のある県北から一人で下宿しています。
「トビタテ留学Japanは、希望すれば叶うので、特に中学生のうちから、参加することを考えてみてください」という言葉には説得力がありました。
ちなみに、中3の3学期くらいから準備する必要があるそうです。細井さんは、中3から応募し、高1の夏休みに行く予定でしたが、コロナの影響で1年遅れで高2の夏休みに留学しました。高1の終わりころに応募し高2の夏休みに留学することも可能です。
明日(2日)の「課題研究発表会」で、細井さんは「スポーツの真の強さを探る」というテーマで発表するそうです。
楽しみにしています。
【高2】化学基礎 ~中和滴定
2月1日(水)7限目、高校2年1組(文系)の「化学基礎」の授業(亀山先生)を見学しました。化学実験の定番である「中和滴定」を行いました。前時に、実験の目的や原理、方法などについて、ユーチューブ動画等で確認しており、本時は実験を行い結果を求めるところまで実施します。クラス全体の意欲的な雰囲気が印象的でした。
まずは、実験の流れを確認しました。(授業開始時には、すでに板書されていました)
本時の印象的なキーワードは、ホールピペットやビュレットの「とも洗い」、一方、コニカルビーカーやメスフラスコは「こだわらない」ことでした。皆、しっかり頭に入っていました。
生徒たちは集中して、実験のポイントを理解していました。
実験が始まると、後は生徒たちでどんどん進めていきます。まずは「とも洗い」から始めています。
上手くいかないときは、亀山先生や田所先生がサポートしてくれます。
全ての班で、45分の時間内に、中和滴定の実験を4回繰り返し、データを取れていました。
そのデータを基に、生徒たちはプリントの「考察」を整理します。次の時間に、その確認が行われるようです。
生徒たちは、実験を楽しむとともに、自分で実験をやることで、「中和滴定」について理解を深めていました。
身近な風景 ~アホロートルの胚発生②
2月1日(水)昼休み、アホロートルの胚はさらに発生していました。
板橋風花さんは、胚が成体に食べられないような特殊な容器をもってきてくれました。
水槽の外にかかっているプラスチックの容器が胚の飼育用です。
今回、産卵したアホロートルのメスです。かわいいですね。
【中学】美化委員会からのお知らせ
2月1日(水)昼休み、お昼の校内放送で、中学美化委員会の楳沢虎治郎さん(委員長)と中村應我さんが、緑化アンケートの中間報告と協力の依頼を行いました。昇降口のプランター増設に向けて、生徒の意見を取り入れながら進めています。素晴らしい取り組みだと思います。中学生の皆さん、アンケートへの協力、お願いします。
発表原稿はパソコンで作っています。
【中3】模擬国連 ~DR(決議案)の作成
2月1日(水)2・3限目、中学3年1組のCTPの授業では「模擬国連」が大詰めを迎えていました。3つのグループによって、世界の国と地域の人々を幸せにする「国連弁当」のDR(決議案)を作成していました。
今日は、2時間連続で、一気にDR(決議案)を作成します。
今日のゴールは、グループごとにDR(Draft Resolution 決議案)を仕上げ、それを説明するパワーポイントや模造紙を使ったプレゼンの準備を行います。
それぞれのグループは、DRの作成、パワーポイント、模造紙など、分担して作業を進めています。
こちらは、模造紙を使って国連弁当のイメージ図を作成しています。
こちらは、パソコンを使って、DRを作成したり、パワーポイントの説明資料を作成しています。どうしたら、自分たちの案の良さをアピールできるか、みんなで知恵を絞っています。
3限目には、分担して進めていた作業が仕上がってきました。
それぞれのグループの国連弁当のイメージが出来上がってきました。
さて、来週以降は、プレゼンの練習を経て、本番になります。
3つのグループのDR(決議案)のプレゼンを受け、賛同するDRに票を投じます。
さて、どんなプレゼンになるのか、そして、はたして決議は?
楽しみにしています。
【中3】SMALL START オンライン発表会
1月31日(火)6・7限目、中学3年生が「総合的な学習の時間」を活用して取り組んでいた「SMALL START(スモール スタート)」のオンライン発表会を開催しました。発表の様子はZoomを使って、保護者に配信されました。
SMALL STARTは、身近な「あるある」から、「こんな商品があったらいいな」とスタートした「新商品開発」です。各班とも、これまでにブラッシュアップしたアイディアを工夫して発表していました。
昨年度の「コーポレート アクセス」は、企業から与えられたミッションに応える形で研究を進めていたのに対し、今年度の「スモール スタート」は、生徒自身が課題を発見するところから始まり、多種多様、奇想天外な「新商品」の開発へと発展しています。研究の自由度と商品としての完成度の高さに、生徒の成長の跡が感じられました。
各班の発表に対して、「教育と探求社」の方が、アドバイスしてくださいました。想像もしていなかった奇抜なアイディア満載で、高い評価をいただきました。
粂谷先生が、複雑な配線を一手に引き受け、オンライン発表会を完了することが出来ました。
【高1】女子テニス部・南部支部大会「団体4位」
1月31日(火)放課後、女子テニス部の南部支部大会「団体4位」及び「ダブルス優勝」を祝し、9名の部員に「表彰カード」を授与しました。次なる目標は、来年度4月に行われる公式戦で、関東大会出場を決めることだそうです。頑張ってください。応援しています。
女子テニス部員(高1)は、全員が附属中のテニス部から続けています。
角田優妃さん、角田優衣さん、舩江真琉乃さん、山本和枝さん、冨澤亜美さん、牛久未来さん、石川葵彩さん、今野紗愛さん、長竹優果さん、の9名です。
身近な風景 ~アホロートルの胚発生
1月31日(火)ちょうど1週間前(24日)に産卵したアホロートルの胚発生が進んでいました。これで、受精卵だったことがはっきりしました。
少しずつ胚の形がはっきりとしてきました。
ここに見られる以外の胚は、成体に食べられないように、中学2年3組の板橋風花さんが家に持ち帰り、別の水槽で飼育しています。
【高校】「第2回SG教養講座」開講!
1月28日(土)9時~11時45分、「令和4年度 第2回SG教養講座」を開講しました。本講座は、本校の「Sanoグローカル構想」の一環として、高校1・2年生(全員)と高校3年生・中学生(希望者)を対象としています。生徒は、興味関心のある分野の専門家のお話を聞き、現在の社会課題やその解決に向けた研究や活動に触れることで、視野を広げ、探究活動をより深めることを目的としています。
今回は、以下の5講座を開講しました。
A (演題)「尾瀬国立公園での環境教育活動と今後の展開」
(講師)東京パワーテクノロジー(株)
広報担当(尾瀬自然解説ガイド)
斉藤 敦先生
B (演題)「エネルギー資源の海外探査」(仮題)
(講師)JOGMEC(独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構)
エネルギー事業本部 探査部 海外探査課長
加藤文人先生
C (演題)「子育てのSOSをキャッチする、地球のポケットになる!
~子どもの周りの社会課題を一緒に考えよう~」
(講師)NPO法人 そらいろコアラ
増田 卓哉(小児科医)先生
立石 香織(社会福祉士)先生
櫃間 晃子(管理栄養士)先生
D (演題)「自分の人生を振り返り、今、高校生に伝えたい事」
(講師)リセ・ケネディ日本人学校(ニューヨーク)
元校長 石塚 義昭先生
E (演題)「実演 アリエナイ理科ノ出張講義 ー科学・工学の超応用で現実世界(リアルワールド)をハックせよ!ー」
(講師)「アリエナイ工作辞典」著者
ヤス(安永昌平)先生
<課題研究交流会>
講演終了後、各先生の専門分野に関連する課題研究に取り組んでいる生徒たちが集まり、先生との交流会を行いました。
*各先生方は、生徒たちの質問に答えてくださったり、課題研究にアドバイスをしてくださったりしていました。生徒たちは、それぞれの研究を深めたり、新たなアイディアが生まれていたようです。とても有意義な時間だったと思います。
【中2】アホロートルの産卵
1月24日(火)生物室で飼っているアホロートル(愛称「ウーパールーパー」)が産卵しました。中学2年3組の板橋風花さんが家で繁殖させた幼体2匹(全長5センチ位)が、1年間で成体(全長15センチ位)に成長し、ついに産卵が見られました。
白い粒々が卵です。ばらばらに産み付けています。
アホロートルは、板橋さんが毎朝、エサをやって育てています。今朝の段階では産卵していませんでしたが、昼休みに見に行ったら産卵していたそうです。「校長先生、アホロートルが産卵してます!」と化学準備室(お昼はいつも、理科の先生たちとここで食べています)まで報告に来てくれました。ありがとうございました!
今まさに産卵をしている最中のようでした。このメスはアルビノで、卵も真っ白です。卵が発生すれば、受精卵であることがわかります。
産卵はこの時期に行われるそうです。外鰓が普段より赤みを増していて、真っ赤になっています。
卵を成体と一緒にしておくと、エサと間違って食べてしまうので、卵を別の水槽に移すことにしました。
もう一匹のオスです。外鰓はメスほど赤くないですね。また、目に黒い色素があるので、アルビノではありません。
ちなみに、上の写真は1年半前(2021年7月)です。1枚目の写真と比べてみてください。茶色の土管の大きさと比べると一目瞭然です。これだけ大きく成長しました。
はたして、卵は発生するでしょうか? とても楽しみです。
【中2】数理探究「野鳥観察会」
1月23日(月)3・4時限目、中学2年3組の数理探究「野鳥観察会」の授業を見学しました。日本野鳥の会栃木県支部足利分会の5名の会員が講師として来てくださいました。今日は気温が低く曇り空でしたが、鳥たちにとっては活動しやすいお天気だったらしく、たくさんの野鳥を観察することが出来ました。
野鳥観察は、佐高から秋山川まで歩いていき、菊沢川が合流する地点に集まっている野鳥を観察します。
マガモ、カルガモ、コガモ、ダイサギ、アオサギ、コサギなどがたくさんいました。
カルガモが目の前を飛んでいきました。
ダイサギも気持ちよさそうに飛んでいます。
マガモのオスは頭の緑色が鮮やかです。
アオサギも飛んでいます。
こちらはダイサギです。
スズメです。
班によっては、30種近くの野鳥が観察できました。カワセミも出現しました。こんなに近くで、これだけ多くの野鳥をできる場所は珍しいと野鳥の会の方もおっしゃっていました。特に、水鳥との距離が近いのは魅力的です。
理科室に戻ってきました。今日観察できた野鳥を確認しています。
講師の先生方にお礼の挨拶をしました。
生徒たちは、身近なところにこんなにたくさんの野鳥が暮らしていることにびっくりするとともに、野鳥観察の楽しみを感じていました。とても充実した時間でした。
【高校】サッカー部「県新人大会」2回戦
1月21日(土)14時から、赤見の運動公園にある「第1多目的球技場」(コンチネンタルホームフィールド)で、サッカー部の県新人大会(2回戦)が行われました。対戦相手は、「足利大学附属高校」で、県ベスト8レベルの強豪チームでした。本校チームは最後まで粘り強く戦い、試合終了直前に1点をもぎ取るなど、集中力では全く引けを取りませんでしたが、結果としては1-4で惜敗しました。来年度の戦いにつながる好ゲームでした。
前日の金曜日の昼休み、ミーティングが行われていました。
翌日の14時、試合開始です。
<前半>
<後半>
最後まで諦めずに戦い抜きました。
この試合が今年度最後の公式戦でしたが、来年度に向けて手ごたえを感じることが出来ました。
たくさんの保護者が応援に来てくれました。ありがとうございました。
【中2】「トリプルSプロジェクト」実施決定!
1月19日(木)放課後、中学2年生のプロジェクトリーダーの小泉凛央さんと池田清子さんが佐野小学校を訪問し、6学年主任の中島先生と担任の新美先生のお二人と「トリプルSプロジェクト」(略称Sプロ)の打ち合わせを行いました。Sプロは、2月3日(金)の午前中、佐野小の体育館で、6年生全員(2クラス)を対象に、プロジェクトメンバー有志の代表16名で実施することが決定しました。
(左から)打合せを行っている池田さんと小泉さん
トリプルSプロジェクトは、「S知る、S主体的、Sサステナブル」のトリプルSを達成するために、多くの小学生に世界で起きている諸問題について知ってもらい、どのようなことが自分たちにできるのかを考える学びの場を作り、共に学ぶ機会とすることをねらいとしています。
活動内容は、「市内の小学6年生を対象にイベントを通してSDGsについて意識の高揚を図る」ことを目標としています。
具体的には、小学6年生がいくつかのグループに分かれ、そこにプロジェクトメンバー(16名)がチューターとしてサポートします。各グループにはSDGsの17の目標に関する2つのミッションが与えられ、それをクリアするために、すごろく形式でクイズに挑戦します。クイズで得た答えをヒントに、どんなことをすればミッションをクリアし、SDGsの目標を達成できるかを自分たちで考えます。つまり、このゲームを通して、小学生たちは、SDGsについて、より詳しくS知り、自分たちでS主体的に関わろうとし、その結果、Sサステナブルな世界を目指そうとする意識を高めます。これが、トリプルSプロジェクトが目指しているところです。
このプロジェクトの実現のために、二人は4月頃から構想を練り始め、夏休み中に具体化し、2学期をかけて、一緒にやってくれる仲間を集め(約30名が名乗りを上げてくれました)、体育館で何度もシュミレーションをして、完成度を高めてきました。先生方は、アドバイスをしたりすることはありますが、全部自分たちで進めてきました。学年主任の北堀先生と二人の担任の廣瀬先生が、常に二人を陰で支えてくれていたことも大きいと思います。
この日も、佐野小の先生方に説明する資料やリーフレットも自分たちで作ってきました。
(二人で作った「三つ折りリーフレット」の両面です。とてもよく考えられています。)
他にも、様々な資料を使って、わかりやすく説明していました。
*佐野小学校は、プロジェクトリーダーの一人である池田清子さんの出身校であることから、母校に協力していただき、実施することとなりました。池田さんの元担任だった先生ともお会いすることができ、りっぱに成長した姿に感心されていました。打ち合わせを行ったお二人の先生からは、このプロジェクトに先立ち、SDGsについて、小学6年生にも勉強させましょうと、このイベントが子供たちのより深い学びになるよう、協力していただけることになりました。小学校をここまで動かした二人の熱意、そして、その根底にある、附属中で培われた「探究力」や「人間力」に敬意を表します。
また、佐野小学校の校長先生からも積極的なご支援をいただいているほか、現在、佐野市が進めている佐野市立の小中学校、義務教育学校、県立中学校、私立中学校を含めた義務教育の連携という観点から、佐野市教育委員会からも注目されています。
本プロジェクトが大成功を収められるよう、学校としても応援していきます。頑張ってください!
【中3】保健委員会からのお知らせ(昼休み)
1月18日(水)4時間目が終わり、昼食の時間になると、保健委員からのお知らせが放送で流れてきます。今日は、中学3年3組の相澤勇太さんが当番でした。
その日の当番に当たっている保健委員の生徒は、自分で放送原稿を作成し、放送を通して呼びかけます。
相澤さんは、小学校の時に放送委員をやっていたそうで、内容に加えて、とても聞きやすいアナウンスが印象的でした。非常に丁寧な仕事ぶりに感心しました。素晴らしいです!
【中学】生徒朝会
1月18日(水)朝8時15分から、生徒朝会が行われました。今日は各種委員会や生徒会からのお知らせがありました。
福祉委員会からのお知らせ
美化委員会からのお知らせ
生徒会からのお知らせ
*生徒朝会は、生徒たちで運営されています。
【高2】中國新聞(広島県)に掲載!
1月9日(成人の日)の中國新聞に、高校2年2組の青木藍花さんの取組を紹介する記事が掲載されました。
中國新聞の掲載紙がたくさん送られてきました。
中國新聞は、広島県を中心に購読されている地元紙です。栃木県の下野新聞と比べると、約2倍の発行部数があり、多くの広島県民が購読している新聞です。中國新聞には「ヒロシマ平和メディアセンター」があり、平和に関する記事の活用などにも力を入れています。
青木さんは、中國新聞で紹介された記事を佐野高校の渡り廊下に掲示し、平和に関するメッセージを発信しています。そのことを紹介する記事が、1月9日付けの成人の日特集で、紹介されました。
(中國新聞のHPより)
*栃木県の一高校生の活動が、遠く離れた広島県でも注目されています。
【中高】高3生から中学生へのアドバイス
1月17日(火)5~7限、旭城ホールで、進路が決定した高校3年生による、中学生へのアドバイスが行われました。中高一貫教育のメリットの一つとして、中学生が高校生の姿を見ながら学校生活を送れることがあります。今回は、高3生がどんな中学校生活を送ってきたか、中学生の体験が高校生活にどう繋がっているか、どのように勉強してきたのか、部活動との両立はできるのか、どうやって夢を見つけ、実現しようとしているのかなど、中学生と年齢が近い高校生の先輩からの話はとても魅力的でした。
中学生は、気になったお話をメモしながら真剣に聞いていました。
今回は、5限目は中2、6限目は中1、7限目は中3、というように学年ごとに行われました。
6限目と7限目の様子を見学しました。
<6限目(中1)>
藤原遼大さん
山口幸彩さん
中島裕太さん
片柳賀那さん
4人の高校生のお話を聞いた後、活発な質疑応答が行われました。なお、上記の4名は5限目の中2生に対しても、お話してくれました。
中学1年生の代表から、一人一人に感謝の気持ちが伝えられました。
<7限目(中3)>高3生の講師が入れ替わりました。
篠原彩絢さん
土屋吏輝さん
岩崎虹冴さん
尾花彩華さん
4人のわかりやすく楽しいお話の後、活発な質疑応答がありました。
発表してくれた高3生、お話を聞いた中学生それぞれにとって、素晴らしく有意義な時間だったと思います。
高3生の8名の皆さん、とてもためになるお話をありがとうございました。
【高2】ハンセン病シンポジウム(人権フォーラム2023)で発表!
1月15日(日)13時~16時30分、「第22回ハンセン病問題に関するシンポジウム~人権フォーラム2023~」がオンラインで開催され、本校2年生6名が参加しました。
報告に来てくれた、坂田公希、清水健成、若林仁瑛、磯部詩葉、黒田紗良、(大山育夢)の5(6)名。
本シンポジウムは、厚生労働省、法務省、文部科学省、全国人権擁護委員連合会が主催する、人権に関する国の最高レベルのイベントです。彼らは、2年連続で主催者から依頼されて発表をしています。これは、とても凄いことだと思います。彼らが、どんな発表をしたのか、紹介したいと思います。
↓ プログラムを拡大したもの
本校生6名は、1年ほど前の第21回シンポジウムで、ハンセン病家族訴訟原告団副団長の黄光男さんへの「聞き書き」を行い、発表をしました。
今回は、「聞き書き」から何を学び、どう行動したかを「聞き書きのその後」と題して発表しました。
さて、彼らがどんな内容を発表し、そこからどんなことを学んだかについて紹介します。
磯部さんと黒田さんは、それぞれの課題研究にシンポジウムから学んだことを活かしました。
大山さん、坂田さん、清水さん、若林さんは、高校生に差別について考えさせるアクティビティを開発・実践した「模擬授業」について報告しました。以下は、当日のパワーポイントの画面の一部です。
*以下は、シンポジウムに参加した感想です。
*実際に発表している様子を見ることはできませんでしたが、6名の感想を読むと、まさに得難い経験だったことが伝わってきました。さて、最後になりましたが、彼らの研究を「第8回全国高校生国際シンポジウム」に応募したところ、書類審査を通過し、全国大会でポスター発表することが決定しました。おめでとうございます。頑張ってきてください。
【高校】女子テニス「南部支部大会」団体戦ベスト4、ダブルス優勝!
1月16日(月)昼休み、女子テニス部総勢9名(全員高1)が、「南部支部大会」(1月7日・14日)の報告に来てくれました。団体戦では、参加16校中、目標のベスト4を果たしました。また、個人戦のダブルスでは、角田優衣・角田優妃ペア(ツノツノペアと呼ばれているそうです)が見事、優勝しました。おめでとうございます。
ダブルスで優勝したツノツノペア(前列中央)を取り囲む総勢9名の部員。チームワークは抜群です!
団体戦では、シード校に指定されていたので、2回戦から参戦し、栃木翔南高を3-0で破り、ベスト4を決めました。3回戦では栃木商業高相手に、惜しくも敗退しましたが、目標としていたベスト4を獲得しました。皆さん、よく頑張りました。えらいです。
個人戦のダブルスでは、ツノツノペアが、絶対勝つという気迫と、ペアの強みを活かした作戦で対戦相手を圧倒し、4連勝して優勝しました。部員の話によると、二人はとにかく気合が入っていて、へたに近寄れないほどめらめらと燃えていたそうです。また、以心伝心のボレーで勝負するというツインズパワー炸裂の作戦が見事に功を奏し、優勝した時は、周りで観ていた多くの他校生からも「おお!」という声が上がったそうです。想像するだけでも凄そうですね。さすがです。
次の公式戦は、来年度になりますが、ますます技に磨きをかけ、佐高女子テニス部の黄金時代を築いてください。
部員9名には、それぞれ大会でのコメントを書いてもらいましたので、紹介します。
身近な風景 ~3週間ぶりの降雨
1月15日(日)、今日は今年初の降雨がありました。12月24日に1mmの降雨があったのが最後ですので、約3週間ぶりです。雨が降るのを待っている両生類にとっては、待ちに待った雨です。トウキョウサンショウウオの産卵地では、動きが活発になってきました。動物たちにとっても、春はすぐそこです。
実は、今シーズンは12月13日頃に、最初の産卵(1対)がありました。これは過去30数年観察している中で最も早い記録です。数日前にも1対の産卵がありましたので、この雨でまた動きが出てくる可能性があります。
下が12月13日頃産卵した卵嚢、上が、数日前(おそらく2日前に産卵)した卵嚢です。
【高校】サッカー部「県新人大会」1回戦突破!
1月14日(土)午後、赤見の運動公園にある「第1多目的球技場」(コンチネンタルホームフィールド)で、サッカー部の県新人大会(1回戦)が行われました。本校チームは上三川高校と対戦し、5-0で勝ちました。おめでとうございます。顧問の先生から、報告と写真が送られてきましたので紹介します。
出場した選手たちです(人工芝の緑に、真紅のユニホームが映えています)
上三川高校とは、秋の選手権大会でも対戦し、3-0で勝っているそうです。
次の試合は、来週の土曜日(21日)にシード校の「足利大学附属高校」と対戦する予定です。
頑張ってください。応援しています。
【高2】新春座談会「佐野市の未来を語る」
令和5年1月1日から8日にかけて、佐野ケーブルテレビの「佐野ちゃんねる」で、新春特番 令和5年 新春座談会「佐野市の未来を語る」(30分間)が放送されました。本校2年2組の青木藍花さんが、若者代表として、座談会に参加しました。高校生が新春座談会に参加するのは、佐野市長たっての希望だそうです。
青木さんは、佐野市から依頼された「佐野サービスエリア」のハイウェイスタンプのデザインに関わったメンバーの一人で、佐野市在住であることから、選ばれました。
対談は、佐野市長や佐野商工会議所会頭からの質問に若者二人が答えたり、逆に市長に質問したり、という形で進められました。
まず、「若者がすみやすいまちとは」というテーマについて、市長及び会頭から質問がありました。
青木さんからは、若者がさらに住みやすくするためには、「学び」と「遊び」が充実することが大切で、放課後にも学校外で学べる環境があったり、佐野駅周辺での、カフェや雑貨店など、遊べる環境があると、若者にとって住みやすくなるのではないか、また、大学や大企業などの誘致も若者にとって魅力である、という話がありました。
続いて、青木さんから佐野市長に、青木さんの地元にある「国際クリケット場」を今後どのように活用していくのか、という質問がありました。青木さん自身も小学校でクリケットを教わったことがあるそうです。
佐野市長からは、クリケットは、世界でサッカーに次ぐ競技人口を持つことから、スポーツの面での交流だけでなく、経済的な交流につなげていきたい、という考えが示されました。
その後、いくつかのテーマでやりとりがありましたが、最後に、青木さんから、この会のように、自分の考えを聞いていただけることはたいへんありがたいことだと改めて感じました、このような「若者から意見を聞く」機会を今後もつくっていただけないか、という要望がありました。
佐野市長からは、様々な機会を通して若者の意見を聞き、市政に活かしたい、というご回答をいただきました。
*青木さんの堂々とした発言ややりとり、本当に素晴らしかったです。お見事でした。
佐野市長さんも収録終了後、とても楽しかった、とおっしゃっていたそうです。また、佐野市長さんへの要望の中で、若者の意見を聞く機会を、という話がでていましたが、実は、私も佐野市の担当者に、生徒の課題研究の代表班の発表を市役所内で直接、市長さんに聞いていただけないかと、お願いしていたので、図らずも、青木さんと同じ考えだったことがわかり、嬉しく思いました。是非、実現できるよう、調整したいと思っています。
身近な風景 ~校庭の「枝垂れ梅」開花宣言
1月12日(木)校庭(正門を入ってすぐ)の「枝垂れ梅」が開花した、という報告が中條先生からありました。気が付かないうちに、季節は春に向かっています。
写真は、主幹教諭の中條先生の撮影です。
身近な風景 ~3F化学室東「実験台リニューアル」
1月12日(木)管理棟3Fにある「化学室東」の実験台の天板をリニューアルしました。天板の表面がだいぶ傷んでおり、長年の懸案でしたが、ようやく綺麗になりました。明日から、お披露目だそうです。
写真は、実習教諭の田所先生の撮影です。
【中高】3学期始業式「リアル式辞」
1月6日(金)の始業式でオンラインで話した式辞を公開します。単なる「ウサギ年だから飛躍の年にしよう」というような形式的なお話だったら、今の中高生の心には響かないと思いました。そこで、ウサギというキーワードから、どれだけ掘り下げられるかチャレンジしてみました。年明けから全力投球した「リアル式辞」です。
身近な風景 ~いま知ってほしい「栃木の外来生物」
1月5日(木)、栃木県立博物館のテーマ展「いま知ってほしい 栃木の外来生物」を見学しました。
外来生物とは
「もともとその地域にはいなかったのに、人の活動によって他地域から持ち込まれ、生息・生育するようになった生物のことです。ペットとして輸入されたアライグマ、鑑賞目的で輸入された園芸スイレンやセイタカアワダチソウ、輸入品の梱包材に紛れて入ってきたクビアカツヤカミキリなどがあります。外来生物にはたくさんの種類がありますが、ここでは在来の生き物や人のくらしに大きな害があるもの、ぜひ知ってほしいものについて紹介します。」(パンフレットより抜粋)
(テーマ展で配布されるパンフレットです。見開き4ページで、主な外来生物の写真などが満載です。)
外来生物は、生活する場所ごとに紹介されています。
<陸上にくらす外来生物>
ハクビシンとアライグマ
今話題の「クビアカツヤカミキリ」です。佐高のサクラも被害を受けています。
<水辺にすむ外来生物>
カミツキガメです。その巨大さにびっくりです。標本も非常にリアルです。
お馴染みの「ミシシッピアカミミガメ」と「タイリクバラタナゴ」です。
魚類です、オオクチバス、ブルーギル、カムルチー、コイ。
コイが外来種ということを知らない人は多いのではないでしょうか。
アメリカザリガニ、ウチダザリガニです。実際にどんな被害があるのかや、駆除する人たちの姿も紹介されています。
甲殻類のヌマエビ類です。在来のヌマエビとの見分け方が紹介されています。
もちろん、植物の外来生物も紹介されています。理科の実験でもよく出てくる「カナダモ」も外来生物です。確かに「カナダ」という国名が入っていれば、在来種ではないことは明白ですね。
外来生物については、話に聞くことはあっても、なかなか実物は見たことがない、という人も多いと思います。
「身の回りのどんな場所でどんな外来生物がすんでいるのか」を知るためのいい機会だと思います。
このテーマ展は3月5日まで開かれています。ぜひ、行ってみてください。
ちなみに、年間でいろいろなテーマ展(年7回)が開催される予定です。スタンプラリーもやってますので、年間5回または7回参加して、すてきなグッズをゲットするのも楽しそうです。
身近な風景 ~富士山
1月5日(木)10時、特別教室棟の3階の窓から見た「富士山」です。空気が澄んでおり、くっきりと見ることができました。
撮影は、主幹教諭の中條先生です。
【中高】2023年初練習(中高テニス部)
1月5日(木)午前中、テニスコートでは、中学女子テニス部、高校男子テニス部、高校女子テニス部がそれぞれ練習をしていました。
<中学女子テニス部>
気持ちの良い青空の下、朝8時30分から11時30分までの3時間、今年の初練習を行いました。
先生方から、それぞれ年初めの挨拶がありました。隣で練習している高校生の姿を目標に頑張ろう、というお話がありました。
全員のはじけるような笑顔が素敵です。
部長の高瀬日菜乃さん(中2-2)に「新年の抱負」を語ってもらいました。
「頑張ります。1年生と2年生合わせて、総数28名ですが、これから新1年生が入ってきて、ますます盛り上げていきたいです。厳しい中にもやさしさがある部活動にしていきたいと思っています。」
<高校男子テニス部>
高校男子テニス部は、昨日から練習をしていました。
高校1年の副部長の吉田樹生君(高1-1)に「新年の抱負」を語ってもらいました。
「私たちテニス部は、日々、楽しくみんな仲良く練習をしています。1月7日に大会がありますが、いままであまり勝ててないので、まずは1勝できるよう、明日も練習、頑張ろうと思います。」
<高校女子テニス部>
今のメンバーは、全員中学からテニスを続けています。それだけに、中学生にとっても「良きお手本」になっています。
部長の角田優妃さん(高1-3)から、「新年の抱負」を語ってもらいました。
「1年生だけでやってきて、早期入部の子が3学期から入ってきます。その子たちと一緒に切磋琢磨していきたいです。前回は県でベスト8まで行ったので、ベスト4に行けるように頑張りたいです。12月には足利高校(県で準優勝校)と戦って勝てたので、そのままの勢いで、7日からの大会で結果を出していきたいです。第1と第2に分かれて出場しますが、それぞれで全力を尽くします。」
第1の4名です。前回の大会で勝ち点がある選手ということのようです。気合が入っていました。
第2の選手ももちろん頑張ってください。応援しています。
【中高】2023年 初練習
1月4日(水)、校庭ではいくつかの部活動が、今年初めての練習に取り組んでいました。高校のラグビーフットボール部、中学の野球部、中学の陸上競技部の初練習の様子を紹介します。
<高校のラグビーフットボール部>
この1年間、ケガがなく安全にラグビーを楽しめるように、という願いを込めて「初練習」を開始しました。
部長の寺内さんによる「新年の抱負」です。
「この1年間、部員を増やし、楽しくラグビーをできるように、チームを引っ張っていきます。また、個人的には、最後の年なので最大限の準備をしてラグビーに取り組んでいきたいです。大学に入ってもラグビーは続けていくつもりです。」
<中学の野球部>
部長の森田君による「新年の抱負」です。
「今年は部員を集めて単独チームをして、公式戦での1勝を目指します。」
<中学の陸上競技部>
今日の初練習は、全員で唐澤山神社を目指して走りました。それぞれ思い思いに初詣を行っていました。
約2時間で戻ってきました。
部長の橋本君による「新年の抱負」です。
「全員が去年の自分を超えられるよう、全員が協力して自己ベストを出せるよう頑張りたいです。」
*今日は快晴でしたが、風が強い中での初練習でした。初心を胸に、この1年間、頑張ってください。応援しています。
身近な風景 ~恒例「VR初詣」
2023年1月1日、明けましておめでとうございます。栃木市岩舟町にある神社に初詣に行きました。この神社は科学部サンショウウオ班の守護神のような存在ですので、毎年、初詣は欠かせません。
1月1日の16時頃です。あまり人出はありません。コロナの影響でここ数年、参拝客は減っているようです。
1月2日の17時過ぎに、再び訪れました。かなり暗くなっています。この神社は参道沿いに灯りが灯されるので、夜の方が幻想的で綺麗です。辺りにはもう誰もいません。
それでは、正月恒例の「VR初詣」をお楽しみください。
鳥居の間から、坂道の参道が照らし出されています。
鳥居をくぐると、石畳と階段が続いています。
まず最初の階段を登り、石畳を歩きます。さらにその先にある階段も上りました。
参道が一直線に見渡せます。
真っすぐ歩いていくと、「茅の輪」が見えてきました。
ここで、「茅の輪くぐり」を行います。これには作法があるらしいです。まず、輪の前で止まって一礼します。そして、輪をくぐり、左側に回って戻ってきます。再び、輪をくぐり、今度は右側に戻ってきます。最後に、もう一度輪をくぐって前進、だそうです。8の字を描くように回ります。ただし、これは後から調べて分かったことですので、実際は、そのまま、輪をくぐりました。
輪をくぐると、最後の階段が長く伸びています。
だんだんと近づいてきました。
神社の本殿が見えてきました。この本殿は室町時代の後期に建立されており、国の重要文化財に指定されている由緒ある建物です。
そのまま真っすぐ歩いていきます。
ここで、お参りします。
後は、今来た道を戻っていきます。下の鳥居までの参道が見渡せます。
VR(Virtual Reality)で、初詣の雰囲気を感じていただけたでしょうか。とりわけ夜の神社は神秘的です。
今年もよろしくお願いいたします。
【中高】校長室通信2022(総括)
2022年も本校のHP及び「校長室通信」を読んでいただきありがとうございました。お陰様で、2022年の本校HPのアクセス数は12月30日までで、115万7700アクセスを記録しました。
2021年の50万アクセスの2倍以上となりました。
校長室通信に限定すると、1年間で513件の記事を投稿しました。その内容については、以下の表の通りです。(なお、重複する内容についてはそれぞれにカウントしています)。
中高各学年とも、授業の紹介をベースに、活躍した生徒についてはインタビュー形式で紹介しています。中学は学年が進むにつれて、そうした生徒がどんどん増えてきました。高校についても同様です。高3は部活動などで多く紹介しています。また、今年は国体がありましたので、それに関連する記事を多く掲載しました。全体として、ほぼほぼ中高各学年、各活動バランスよく紹介できたと思っています。
この1年間大変お世話になりました。お声がけくださった方には感謝申し上げます。また、来年もよろしくお願いいたします。
それでは、よいお年を!
【中高】全国大会入賞の横断幕
12月28日(水)、今年最後になってしまいましたが、校庭東側の道路沿いに、全国大会で入賞以上の生徒を称える横断幕の追加分2枚が加わりました。全部で7枚になりました。こんなに多いことはめったにありません。壮観です。これも生徒の皆さんの努力の賜物です。道路を通る際に是非ご覧になってください。
新しく追加されたのは、左端の2枚です。
令和4年度 第77回国民体育大会 とちぎ国体 ボート競技
少年女子 舵手付きクォドルプル 第7位入賞
藤倉望妃・堀越紅羽・藤倉麻妃
第12回全国中学校英語ディベート大会 4位入賞
浅田優・相澤勇太・黒澤さくら・井本宙汰・朴正勲・村田桜彩・山口紗季
改めて、おめでとうございます。
身近な風景 ~校庭の冬の花
12月28日(水)今日は御用納めです。明日から年末年始のお休みとなります。さすがに人の姿はまばらですが、校庭の冬の花の代表である「サザンカ」が盛りを迎えていました。
もう一つ、目立たないですが、中庭にひっそりと、ヤツデの花も咲いています。11月頃から咲き始めていました。
白い線香花火みたいで、かわいいです。
【中学】「2022年 模擬国連 冬会議」初参加!
12月26日(月)・27日(火)の2日間、東京都千代田区にある「大妻女子大学」を会場として、「2022年 模擬国連 冬会議」が開催されました。全国の「模擬国連」常連校が、北は北海道、南は岐阜から、34校が集まりました。佐高附属中は、今年から中3のCTPで「模擬国連」を取り入れています。本大会への参加希望者を募ったところ、26名(中3:23名、中2:2名、高2:1名)が名乗りを上げ、初参加しました。
27日の大会2日目終了後の写真です。担当した国のプレートを持っています。
今回は、A議場とB議場が高校生を中心とした「一般議場」、C議場とD議場は中学生を中心とした「日本語議場」が開催されました。本校生はC議場とD議場に参加しました。
C議場、D議場それぞれ、これだけの人数が参加しました。ちなみに、全参加校のなかで公立校は本校だけで、他は、私立の名だたる中高一貫校の揃い踏みでした。本校生のチャレンジ精神が本物であることを感じました。
今回の模擬国連は、全ての議場で「食料安全保障」について合意を目指しました。
SDGsの二つ目のターゲットである「Zero Hunger(飢餓をゼロに)」の2030年までの達成を目指し、国連として何を為すべきかを各国の利害を反映させながら議論しました。
2人1組で、各国の国連大使として主張しました。ちなみに、本校生が担当した国は、エジプト、カナダ、インド、コンゴ、パナマ、ギリシャ、ジャマイカ、ナイジェリア、韓国、オランダ、南アフリカ、バングラデシュの12か国でした。
すべての国は、国連の会期中に必ず演説します。生徒たちは、事前に担当している国の状況についてリサーチし原稿を用意していました。C議場とD議場は、中学生を中心としたビギナー向けの「日本語議場」なので、演説は日本語で行いますが、高校生を中心としたA議場とB議場は「一般議場」で、英語で演説します(その他のやり取りは日本語ですのでご安心を)。
以下は、本校生の演説の様子です。
生徒たちは、それぞれの議場で、一つの決議案(DR)が採択されることを目指し、それぞれの国の立場から発言していきます。本校生も物怖じせず、質問や発言をしていました。
*私は2日目(27日)のみ見学しましたが、初日は緊張し、参加している他校生に気後れすることもあったそうですが、2日目は考えていることがちゃんと言えるようになってきました。それぞれの国の立場で、どうしたら世界に貢献することができるかを真剣に考え抜いた2日間でした。皆さん、よく頑張りました。初参加にもかかわらず、このメンバーの中でしっかり存在感を示せたのはさすがです。立派でした。
2日目の帰りのバスの中での表情に、成長の跡を感じました。
今回は中3が中心でしたが、来年度、高校に進学すると「全日本高校模擬国連大会」などに参加することが出来ます(中学の全国大会はありません)。現在の高校3年生4名は、高1と高2の時に、独学で、しかもぶっつけ本番で、模擬国連の全国大会に出場した「チャレンジャー」 です。皆さんも、是非、高校でも挑戦してください。
<参加者の感想>
島田琉睦君(インド大使)
正直言ってしまうと、PPP( 注 Position & Policy Paper:各国の政策 )を作る段階で模擬国連の難しさに、エントリーしたことを後悔してました。会議のシュミレーションを見てても、全く意味が分からなくて、単語の意味を調べても具体的な説明がなくかなり苦戦してました。ただ、習うより慣れろということわざは、本当だなと実感しました。なぜなら、会議が進んでいくうちに、紙だけみても分からなかったことを理解し、次はどうすべきなのかということが考えられるようになってきたからです。やっていくうちにどんどん模擬国連が楽しくなっていき、会議前の自分が嘘のようでした。また、他校の方と交流できるという貴重な経験と模擬国連を通して、より成長できたなと思います。また機会があれば絶対参加したいです!
浅田優君(ナイジェリア大使)
興味本位で模擬国連に参加を決めたのですが、初参加なのでPPPの作成で手こずったり、知らないことばかりで困惑しました。ですが2日間の会議で、ナイジェリア大使として国益・国際益を守りながら食料安全保障について様々な国の大使たちと考えを深めあい、決議案を固めることが出来ました。とても収穫の多い機会となりました。もし次回も機会があれば、是非とも参加し、今回よりも更に積極的に活動したいです。
中2で参加した2人からもコメントをもらいました。
小泉凛央さん(エジプト大使)
事前の準備で資料を調べたりPPPを作るのがすごく大変で難航しました。どうなるんだーー?と不安で仕方なかったし、案の定始まってからもやりながら流れを掴んだり、自分の主張をわかりやすくできなかったりと悔しい場面も多かったです。それでも最後は楽しかったですし色々な人との交流ができてよかったです!また機会があればぜひ!参加したいです。
池田清子さん(エジプト大使)
事前準備がとにかく大変で、わからない用語も多く、完全に理解できていない状態で参加する形になってしまいました。始まっても、他の国の大使の方の勢いに負けてしまい、思うように発言することができませんでした。しかし、時間を重ねていく中で様々な国の大使の方と話すことができ、徐々に発言することができるようになりました!最終的には本当に楽しく、色々な大使の方とお話もすることができてとても良い経験となりました。またぜひ参加したいです!
以上の4名だけでなく、2日目の帰りのバスの中で、今回参加した感想を全員がスピーチしてくれました。
(以下は、バスで引率された富永先生から聞いた話です。)
「何人もの生徒が上記の島田君のように、最初はエントリーしたことを激しく後悔していました。しかし、それを乗り越えた先に見えた景色が、想像以上に素晴らしかったことや、一人だけでやるのではなく、(原則)ペアでやることがチームワークや絆を育み、徐々に挑戦すること自体のワクワク感を感じることが出来たと思います。結果として、ほとんどの生徒の口から、またやってみたい、という言葉が出てきました。」
*今回、私自身も初めて「模擬国連」を見て、ここまで生徒たちだけでやれるのかと驚きました。そして、今回の初参加には3つの大きな価値があったと感じました。(このことは、大会終了後のミーティングで生徒たちに話しました。)
1つ目は、まず、この大会に参加しようと多くの生徒が手を上げてくれたこと。
2つ目は、最初は後悔しなからも、徐々に自分の意見を主張することができるようになり、楽しめたこと。
3つ目は、最後には、他校の参加者とも仲良くなり、学校を超えた仲間がいることを知ったこと。
1つ目と2つ目は、まさに一人一人が、本気でチャレンジし、自分の殻を破れたこと、3つ目は、世の中には凄い人がたくさんいること(ライバルではなく、仲間として)、そして、今自分たちが生活している世界だけがすべてではないことを実感できたことだと思います。
「模擬国連」はそのようなことを生徒に体験させてくれる優れたコンテンツであることもわかりました。もちろん、全員が模擬国連の大会への出場を目指す必要は全くありませんが、本校がそれにチャレンジできる学校であり続けることは、とても重要であると思います。生徒がチャレンジできる場の一つとして、育てていきたいと思っています。
【高2】栃木県アンサンブルコンテスト
12月26日(月)、栃木県総合文化センターで「第64回栃木県アンサンブルコンテスト」が開催されました。本校からは「打楽器三重奏」が出演しました。
(左から)坂田公希君、チームリーダーの小松原千楓さん、植木愛咲さん
この日に向けて、毎日、放課後、練習を重ねてきました。その甲斐あって、県南地区大会での演奏に比べると、完成度が格段に上がっていました。審査員のアドバイスを活かして、観客を引き込む「魅せる演奏」ができており、最後には大きく盛り上がりました。とても良かったと思いました。
<3人の感想です>
「地区大会の時よりも改善が見られ、パワーアップした演奏が出来ました。」
「一生懸命頑張りました。」
「確かに多少のミスはありましたが、それを加味しても、地区大会の時とは比べ物にならないくらい、良い演奏ができたと思っています。」
また、今回も多くの仲間たちが、楽器運びなどで手伝ってくれました。吹奏楽部の絆を感じました。
https://youtu.be/sI4o3EFrC6k ←特に意味はありません
【中高】「愉快なクリスマスコンサート」 in こどもの国
12月25日(日)今日はクリスマスです。佐野市こどもの国で「愉快なクリスマスコンサート2022」が開催されました。会場は入れ替え制でしたが、立ち見も出るほど、大勢のお客さんが来てくれました。
本校の吹奏楽部は、アンコールを含めて、5曲演奏しました。
<まず、演奏を聞いてみたい方はこちら↓>
1曲目:Xmas Swingin’ コレクション(約9分)
2曲目:A列車で行こう(約2分30秒)
3曲目:そりすべり(約3分)
4曲目:嵐「愛を叫べ」(約3分)
5曲目:「スーパーカリフラ……」(約4分)
<当日の生徒の様子を見たい方はこちら↓>
当日は朝8時集合です。出席確認後、打楽器を搬入し、他の楽器は邪魔にならない場所で練習しました。
(写真は中村先生の撮影です)
「愉快なクリスマスコンサート」は10時スタートですので、お客さんはまだ誰も来ていません。
*10時くらいから、全員そろってチューニングが始まりました。
*11時から、本校の演奏が始まりました。
司会のお話で場が和んでいきました。
1曲ごとに大きな拍手をいただきました。
お客さんもクリスマスコンサートを楽しんでくださいました。
アンコール曲も終わり、皆さん満足してお帰りになりました。
今日は聞きに来ていただき、ありがとうございました。
部員の皆さん、お疲れ様でした。
そして、メリークリスマス!
【高1】宇都宮大学 iPU 修了式
12月24日(土)15時~、宇都宮大学「峰が丘講堂」で、令和4年度宇都宮大学グローバルサイエンスキャンパス(iPU)の修了式が行われました。全国各地の高校から参加した受講生41名の総代として、本校1年生の戸室葵さんが、「修了生謝辞」を述べました。
宇都宮大学の学長に「修了生謝辞」を述べる戸室葵さん
修了式の会場となった宇都宮大学峰キャンパスにある「峰が丘講堂」です。この建物は、文化庁から登録有形文化財に指定されている由緒ある建造物で、様々なテレビドラマや映画の収録にも使われています。
2階席から見ると、こんな感じです。
修了式に先立ち、受講生一人一人による「1分間スピーチ」が行われました。
戸室さんは、スピーチの中で、この講座を通して、20名以上の大学の先生方の研究を知ることが出来たことと、研究の計画を立てる力を身に付けることが出来たことなどを伝えていました。
受講生全員(41名)による「1分間スピーチ」の後、15時から「修了式」が行われました。
宇都宮大学の学長が、宇都宮大学のスクールカラーである青いラインの入った正装で、式辞を述べられました。宇都宮大学が、この修了式をいかに重視しているかが、伝わってきます。修了生も、同じ青色の布のようなものを首からかけています。
学長式辞に続いて、県教委から来賓祝辞があり、最後は「修了生謝辞」がありました。「修了生謝辞」は41名の代表ですので、高校の卒業式でいえば「答辞」にあたります。誰がやるのかなと思っていたら、なんと、本校の戸室葵さんが、指名されました。本当にびっくりしたサプライズでした。急いで写真が撮れる位置に移動しました。
約2000字に及ぶ立派な内容でした。7月の開講式から今日の修了式までの期間で、何を学び、何を身に付け、自分がどう変わったかをわかりやすく伝えることで、関係された方々に心からの謝辞を伝えていました。式典終了後の担当者のお話によると、戸室さんが作った原稿には、戸室さんの思いが詰まっており、一切手を加える必要はなかった、ということでした。
戸室さんは、本日で「基盤コース」を修了し、明日からは「才能育成コース」に進級します。才能育成コースでは、宇都宮大学の研究室に配属され、大学や大学院レベルの研究を開始します。科学史に残るような研究を期待しています。応援しています。
【高2】「佐野の民話」を世界に広めるプロジェクト
12月22日(木)、高校2年1組の渡邊春樹君と2組の山口美礼さんが取り組んでいる「佐野の民話を世界に広める」プロジェクトの打ち合わせで、佐野ユネスコ協会会長の熊倉勝様と井川克彦様が来校されました。
左手前が熊倉会長です。担当の川俣先生も同席されました。
渡邊君と山口さんは、課題研究として、佐野ユネスコ協会が作成した「佐野の民話」を英訳し、外国の方にも知ってもらうプロジェクトを昨年度から取り組んでいます。二人は、たくさんの民話の中から、親しみやすい20編をセレクトし、SGクラブの仲間たちと協力して、英訳作業を進めています。こうしてできる英訳本を佐野ユネスコ協会が発行してくれることになりました。
英訳に当たっては、ノア外語学院 の代表取締役でもある井川様のご協力をいただき、一部の英訳作品のネイティブチェックを行いました。20編の英訳は生徒6名で分担して行っていますが、英訳して終わり、ではなく、できたものをみんなで読み合わせし、意味が伝わるか、表現を吟味する必要がある、というアドバイスをいただきました。
また、英訳本を読んでもらいたい読者として、どのような人たちを想定するのか、もし、子ども達だとしたら、そうとう噛み砕いた、やさしくわかりやすい表現でないと伝わらない、というご意見もいただきました。
3月いっぱいまでに、そうした作業を行うことが出来れば、6月くらいには出版できるのではないか、という見通しも熊倉様からお示しいただきました。
生徒たちは、やるべきことが明確になりました、と来校されたお二人に感謝の気持ちを伝えていました。
とても有意義な打合せが出来ていたと思いました。
「佐野の民話」を世界に広げるため、頑張って下さい。応援しています。
(左から)ノア外語学院の井川様、佐野ユネスコ協会の熊倉様、渡邉君、山口さん
【中高】クリスマスコンサート& 打楽器三重奏
12月22日(木)今日は終業式でした。放課後12:30から、中高の吹奏楽部による恒例の「クリスマスコンサート」が行われました。
部員や顧問の小林先生も、サンタやトナカイのコスチュームで雰囲気を盛り上げました。
部員のMCによってコンサートが進行しました。
A列車で行こう:https://youtu.be/KIkqsFGfnyw
そりすべり:https://youtu.be/q8rBPNF4SV
嵐:https://youtu.be/1rwScadkzjE
アンコール:https://youtu.be/gPjcIgWGq7g
最後にサプライズとして「打楽器三重奏」の演奏が披露されました。
「打楽器三重奏」は、県南地区アンサンブルコンテストで「金賞」を獲得し、12月26日(月)に「栃木県総合文化センター」で行われる県大会に出場します。クリスマスコンサート終了後、リーダーの小松原さんの曲目紹介の後、県大会で演奏する曲が披露されました。とても素晴らしい演奏でした!
【高2】「コミュニティナース交流会 in 佐野市こどもの国」実施報告
12月19日(月)昼休み、17日(土)に「佐野市こどもの国」で「コミュニティナースって知ってる?実際に相談してみよう!」と題する企画を実施した高校2年生4名が、報告に来てくれました。
荻野莉佳さん(2-3)、五十嵐沙月さん(2-3)、松村唯愛さん(2-4)、堀野悠香さん(2-4)
「コミュニティナースって知ってる?」という企画のタイトルですが、確かに「知りませんでした」。ナースは看護師のことかな、という程度でした。
4人はもともと、地域医療に興味を持っていて、課題研究として「健康づくり」をテーマに研究を始めました。いろいろ調べていくうちに、コミュニティナースのことを知ったそうです。
ナース(看護師)は通常、医療に携わっていますが、医療だけでなく、悩みを持った患者さんや高齢者の話を聞いたり、一緒に何かをすることなどのコミュニケーションを図ることで、患者さんや高齢者の不安が無くなったり、気持ちが楽になり、健康につながる効果があるそうです。
小さなお子さんを抱えたお母さんも、子育ての悩みを持っていることから、今回はコミュニティナースの方と佐高生のコラボにより、「佐野市こどもの国」に子供と一緒に来ているお母さんが、コミュニティナースの方と相談できるよう、子どもの面倒を見たりすることでサポートしました。
子ども達とは、折り紙でクリスマスツリーの飾りつけを行いました。緑色のツリーには、まだ、飾りはついていませんね。
ずいぶんたくさん作っていますね。
子ども達は、皆、集中して折り紙を楽しんでいます。
完成したものをツリーに貼っていきます。
その間に、お母さんたちは、コミュニティナースの方と、子育てに関する相談をしています。
コミュニティナースを始めたのは、実際の看護師さんでしたが、この活動で必要なのは、看護師の資格ではなく、誰かと一緒に楽しんでつながること、だそうです。また、相談にのる対象は、患者さんや高齢者に限らず、悩みや不安を抱えている人ならば、誰でもかまわないそうです。
コミュニティナースは「町のおせっかい屋さん」のような存在なのだそうです。
4人は、この日、11時頃から準備し、16時頃まで、子どもたちと遊んだり、話し相手になっていました。おそらく、小さな子供たちにとっても、高校生のお姉さんと遊んだり、話せたりしたことは、とても楽しかったり、集中できたりする体験だったのではないかと思います。4人の高校生も、子ども達にとってのコミュニティナースだったのではないでしょうか。
私自身も、正確なところは、まだ十分理解できていませんが、このような視点から、心と体の健康づくりに貢献できることを4人から教えてもらいました。
課題研究がどのような内容になるのか、とても楽しみにしています。
当日の最後に、本校生4人とコミュニティナースの方たちと一緒に撮ったワンショットです。
クリスマスツリーは、色とりどりの折り紙の飾りで一杯ですね。4人の頑張りが伝わってきました。
【高3】「音楽Ⅱ」選択者による「宝島」(動画配信)
12月19日(月)6限目、3年生文Ⅱの「音楽Ⅱ」選択者9名による「宝島」の発表会がありました。9名の中には吹奏楽経験者もいましたが、初めての人もいました。9月から週3時間の練習のみで、ここまで仕上げてきました。吹奏楽部の演奏とは比較できませんが、9名の演奏には、純粋に音楽を楽しむことの喜びが感じられました。
演奏前の最後の練習です。
いよいよ演奏が始まります。
本番の演奏は一発勝負でしたが、うまくまとまりました。ソロパートもたくさんありましたが、気持ちよさそうに吹き切りました。音楽を楽しんでいることがストレートに伝わってくる演奏でした。
演奏後、全員から感想を聞きました。共通していたのは、本当にやれるか不安だったけれども、ここまでできて楽しかった。という達成感や満足感が感じられました。そんな素晴らしいステージに招待してくれて嬉しかったです。
【中3】「ロボコン」プロモーション動画
12月18日(日)、ロボコン関東甲信越大会に出場した中学3年生の「チーム佐附中」が、ロボコンのプロモーション動画を作成しました。ユーチューブ限定公開します。
【高2】さようなら!彩さん(2週間の体験入学)
12月16日(金)。今日で石澤彩さんの2週間の体験入学は終了です。朝の職員打合せの前に、石澤さんから、お礼の挨拶がありました。佐野高校で「一生の友達」がたくさんできたことを嬉しそうに話してくれました。
とても心のこもった日本語の挨拶に、先生方からも大きな拍手が送られました。
2年3組のクラスメートとは、清掃終了後、屋上で記念撮影を行いました。
女子生徒が手に持っているのは、彩さんからの手紙です。昨日の夜遅くまで、一人一人に、びっしりと日本語でメッセージを書いてくれました。たった2週間でしたが、クラスの垣根を超えて、多くの生徒たちと仲良くなっていました。「海外からの体験入学」を受け入れるのは、本校としても初めてのケースでしたが、やってよかったと心から思いました。
女子生徒とジャンプ!
男子生徒ともジャンプ!
ちょっと切ないお別れでした。
この後、ご家族と彩さんとで、校長室に挨拶に来てくださいました。
石澤ファミリーとの記念撮影です。
いつもやさしく親切な、担任の清水先生
親身になって面倒を見てくれた川俣先生
学年主任としてやさしく見守ってくれた大宮先生
*今度は、オーストラリアの高校生とオンラインで交流することを約束してお別れしました。
同じ高校2年生として、大学進学目指して頑張ろう、と生徒たちとも誓い合っていました。また、遊びに来てくださいね。
【卒業生】アメリカの大学へ進学(報告)
12月15日(木)放課後、この春卒業した後藤秋浜君が、アメリカの大学への進学が決まったことを報告に来てくれました。Wichita State University Aerospace Engineering ウィチタ大学(宇宙工学科)に来年の1月に進学します。
高校生の時、木村先生に英語を鍛えてもらったそうです。
高校を卒業してからは、留学のサポートをするエージェント(東京)で、特に英語の勉強(英文で600字のエッセイを作成)などを進めてきました。その結果、アメリカの4つの大学(いずれも宇宙工学を学べる大学)に合格しました。おめでとうございます。進学するウィチタ大学は、宇宙工学が盛んなカンザス州にあります。
来年1月11日(日)に日本を出発し、17日から授業が始まるそうです。将来は、NASAなど、宇宙工学に関する施設で働きたいそうです。頑張ってください。応援しています。
【高2】佐野市長との「新春対談」収録
12月14日(水)午後、高校2年2組の青木藍花さんが、佐野市長、佐野商工会議所会頭との「新春対談」の収録に、高校生代表として参加しました。青木さんは、新装「佐野サービスエリア」のスタンプのデザイン作成に協力したことが縁で、佐野市長から招待されました。
収録直後の様子
対談終了後、佐野市長のイスに座らせていただきました。
また、12月15日(木)の17時からは、広島県の地元紙「中国新聞」のオンラインインタビューを受けました。
青木さんは「第7回 2022年度ひろしまジュニア国際フォーラム」に参加し、様々な活動を行っています。本校の中学3年生や高校2年生が、広島や長崎に修学旅行に行く事前学習として、「平和に関するワークショップ」を開催したり、平和新聞を廊下に掲示したりしています。
渡り廊下での「平和を知ろうコーナー」展示
そのような活動をしていることを、中国新聞(広島県)の記者が注目し、紹介していただけることになったそうです。1月9日に発行する「成人の日」特集の紙面で紹介されるそうです。
選択4教室で、中国新聞の記者から、オンラインインタビューを受けました。
*青木さんは、今年度、様々なことにチャレンジしました。一つ一つは地道な活動ですが、いろいろな方から評価されることで、大きな自信にもなっているようです。今後も、ますます頑張ってください。応援しています。
【高校】「高校美術展・デザイン展」作品集
12月10日(土)11日(日)、栃木県総合文化センターで「第56回栃木県高校美術展 第45回栃木県高校デザイン展」が行われました。美術部から「8作品」出品しました。
どれも素晴らしい作品です。
【高3】フードデザインの授業見学(保科先生)
12月15日(木)3・4限目、高校3年3組の選択授業「フードデザイン」(理Ⅱ、7名選択、保科先生)を見学しました。今日は2学期最後の授業で、自分たちでメニューを決める「自由献立」でした。
今日は、【ガトーショコラ、ハンバーグドリア】組、【カルボナーラ、マッシュポテト、ケーキ】組の二つの班に分かれて、作業をすることになりました。それぞれが材料を必要な分だけ計算して用意してきました。
<カルボナーラ>
シェフの一品、といった感じです。見るからにおいしそうです。
<マッシュポテト>
ジャガイモを茹でるところから始めました。きゅうりをピーラーで薄く切り、枠のように使っています。
ハムやキュウリを巻いて、花まで作っています。手が込んでいます。
<ガトーショコラ>
大量のチョコレートを使って作りました。
<ケーキ>
食パンをスポンジケーキがわりに使っています。シャインマスカットと生クリームをふんだんに使っています。
<ハンバーグドリア>
まず、ハンバーグを作り、ご飯の上に2つ並べます。その上から、ホワイトソースと粉チーズ、とろけるチーズを乗せ、オーブンで10分間、焼き上げます。かなりのガッツリ系です。おいしさは間違いないでしょう。
<試食タイム>
今回も大満足でした。7人で協力してメニューを考え、みんなで手分けして、全部で7品を完成させました。
素晴らしいチームワークでした。もう怖いものなど、何もなさそうです。(大学での一人暮らしもバッチリでしょう!)
【中学】ビブリオバトル2回戦
12月15日(木)8:15~30、今日は「ビブリオバトル」の2回戦が行われました。前回、各班から選ばれた生徒が発表しました。各クラス3名の代表が決定しました。
皆さん、いろいろな本を読んでますね。
個人的にも、本を紹介してくれました。
【中学】「我がクラスの人権宣言」発表(人権集会)
12月14日(水)朝8:20~35、選択1教室で、各クラスのシンカ委員が「我がクラスの人権宣言」をオンラインで発表しました。
各クラスのシンカ委員と人権宣言(右から、1年123組、2年123組、3年123組)
今日の人権集会は、12月4日から10日までの「人権週間」の振り返りとして実施しています。まずは、生徒会長から、「人権週間」について、説明がありました。
1948年12月10日、国連総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。そして、12月10日は、「人権デー(Human Rights Day)」として、記念行事を行うことが決議されました。さらに、日本では、人権デーを最終日とする1週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、全国いっせいに、人権啓発活動を特に強化して行っています。
本校では、各クラスで「人権宣言」を作りました。今日は、「我がクラスの人権宣言」として、その趣旨などをシンカ委員が発表してくれました。
<1年生>
<2年生>
<3年生>
*現在、世の中では、いじめや児童虐待、インターネット上の人権侵害、感染症や障害等を理由とする偏見や差別、ハンセン病問題など、様々な人権問題が依然として存在しています。また、近年、新たに、コロナ禍に伴う人権問題も発生しています。
これらの問題の解決には、自分の問題として捉え、互いの人権を尊重し合うことが大切ですが、「我がクラスの人権宣言」には、「個性」「思いやり」といった大切な言葉が使われていました。この人権宣言に込められた思いを日々の生活で、大切にしてほしいと思います。
【中2】伝統文化を英語でプレゼン(CTP、高木先生、粂谷先生)
12月13日(火)1限目、中学2年3組の「CTP」の授業(高木先生、粂谷先生)を見学しました。これまでに体験した日本の伝統文化(茶道、華道、筝、歌舞伎、狂言など)について、英語でプレゼンをする準備を行っていました。
生徒たちは、伝統文化に関するアンケートを作成したり、それらに回答したりしていました。また、パワーポインントでプレゼン資料を作っている班もありました。こうした作業に、だいぶ慣れてきている印象を感じました。
*生徒に聞いてみると、こうした作業はやっていてとても楽しく、やりがいがある、という答えが返ってきました。
生徒たちは、それぞれ自分たちのペースで進めていました。どんなふうに完成するか、楽しみにしています。頑張ってください。
【高2】図書委員研修会での発表
12月8日(木)宇都宮工業高校の大講義室で「高文連図書部会 生徒研修会」が開催されました。県内各学校の図書委員約100名と引率教員70名を前に、本校の図書委員の代表2名(蓮沼萌衣さん、平川柚葉さん、高2-2)が本校の図書委員会の活動や課題について発表しました。
12月13日(火)昼休み、報告に来てくれました。
二人のプレゼンの一部です。「現状と課題をよく分析している」と高い評価をいただきました。
【高2】「読解力って何!?Finland × Japan 」大成功!
12月13日(火)放課後、高2の課題研究班の3人組が、自分たちで企画した「読解力って何? Finland × Japan 」と題するイベントの結果報告に来てくれました。12月11日(日)、佐野市文化会館201会議室で開催しました。
(左から)須貝咲那さん(2-1)、木村香乃音さん(2-2)、小熊優衣さん(2-2)の3人組
佐野市内の13名の高校生が参加してくれました。
イベントは3部構成になっています。
1部:読解力とは? PISA(学習到達度試験)の問題を体験する。
2部:フィンランドメソッド体験 3人が開発したゲーム「カルタdeかるた」(マインドマップ)を体験する。
意外な発想があり、深く考えさせられました。
(フィンランド体験・休憩)フィンランドの「ミートパイ」を食べよう!
3部:読解力を高める! 読解力をみる問題を作って解く!
栃木県の「とちぎユースチャレンジ」の担当者も身に来てくれていました。
マレーシアの高校生との協働研究のパネルも展示していました。
*成功して良かったですね。うまくいくか心配でしたが、さすがに、ただ者ではありませんでした。3人には「表彰カード」を差し上げました。今週末も宇都宮の会場で開催するそうです。頑張ってください。
【高2】英語の特別授業(コミュニケーション英語Ⅱ、大嶋先生)
12月13日(火)1限目、高校2年3組の「コミュニケーション英語Ⅱ」(大嶋クラス)で、「特別授業」が行われました。オーストラリアから、本校に「体験入学」している石澤彩さんのお母さんとお兄さんが来校し、ネイティブによる英語の特別授業が行われました。
まず、自己紹介と質問コーナーからは始まりました。好きなアニメや食べ物、などの話題で、和やかな雰囲気が作られました。
石澤さんのお兄さんは「メルボルン大学」の学生で建築学を学んでいます。お母さんは「モナッシュ大学」に入学する学生に英語を教えています。モナッシュ大学は、医療分野の専門的な大学で、世界各地から学生が集まってきます。そうした学生に、大学でも通用する高度な英語を身に付けさせるのがお仕事です。いわば、世界と大学をつなぐ橋渡しをされています。今日は、世界中の学生を相手にしている「英語の先生」による特別授業が実現しました。
英語を一人で勉強する方法について、お話がありました。
「TED」talks という動画を見ると、とても勉強になるそうです。再生する速さも調節できるので、聞き取りの力をつけるのに効果的だそうです。
生徒たちは、楽しそうにお話をきいていました。
45分間は、あっという間に進んでいきました。
「世界標準の英語の授業」ありがとうございました!
石澤ファミリーは、とても仲良しでした。
最後まで残ってくれていた生徒たちと記念写真を撮りました。
生徒たちにとって、素晴らしい体験だったと思います。
【中3】「模擬国連(MUN)」プロジェクト②(CTP、富永先生)
12月12日(月)1限目、中学3年2組の「CTP」の授業(富永先生)を見学しました。前回紹介した「模擬国連(MUN)」のちょうど1週間後です。(CTPの授業は週1時間です)この日は「作戦タイム&グループ決め」が行われました。
1週間前の授業では、生徒は自分が担当している国の概要について、プレゼンを行いました。
生徒が首にかけている赤い紐の先には、担当する国名が書かれたプレートがぶら下がっています。
前回の各国のプレゼンの資料を基に、自分が担当している国の特徴と共通点がある国がないか、検討しています。
主食としている穀物や宗教などにも注目し、どの国と組むと自国の利益になるか、などを考えています。いわば、「作戦タイム」です。
生徒たちは皆、パソコンの画面を見ています。いったい何を見ているのでしょうか?
実は、前時で各国がプレゼンした概要は、チームスで共有されており、自由に比較することが出来ます。ICTは授業でごく普通に使われているツールです。生徒たちは難なく使いこなしています。
それを見ながら、自分たちの国との共通点などを書き出しているチームもあります。
それらをもとに、チームの2人で作戦を練っています。
そして、いよいよ「行動」します。10分間の制限時間の中で、ターゲットにしている国々と交渉を開始します。
お互いにターゲットにしている国と接触し、仲間になってくれそうな国とグループを作っていきます。
教室内では、いくつかの塊ができていて、そこで真剣なやりとりが行われています。これは、実際の「国連」でいえば、「ロビー活動」に相当するのではないかと思います。
「あと1分」と残り時間がコールされました。教室内は、離合集散の後、大きく3つのグループに集約されていました。
↓ Aグループ
↓ Bグループ
↓ Cグループ
本時の模擬国連は、前半の「作戦タイム」(静)と後半の「グループ決め」(動)といったダイナミックな動きがありました。今後の展開を左右する一つの山場でもありました。
*わずか45分の授業時間でしたが、生徒たちの高い集中力と、それによって作り出される濃密な時間を体感できました。まさに「探究力」と「人間力」が鍛えられる瞬間です。
1週間後の次回は、それぞれのグループの中で、SDGs弁当のコンセプトが話し合われます。それぞれの国の主張と、他の国々とどこで折り合いをつけるのか、まさに答えが一つとは限らない課題について、頭をフル回転させます。ここまでが2学期でできることですね。
3学期は、3つのグループそれぞれから、SDGs弁当の提案があり、それらをもとに、人類(クラス?)の英知をかけた一つの「SDGs弁当」の完成に向けて、さらに知恵を絞ります。
*「模擬国連」なかなか奥が深いですね。生徒たちもかなり興味を持って取り組んでいます。はたして、次回(来週)はどんな展開になるのでしょうか。ますます楽しみになってきました。
【中3】「模擬国連(MUN)」プロジェクト(CTP、富永先生、クロイ先生)
12月5日(月)1限目、中学3年2組の「CTP」の授業(富永先生、クロイ先生)を見学しました。今年度から導入した「模擬国連MUN(Model United Nations)」プロジェクトで各国代表のスピーチが行われていました。
生徒たちは、17の国の代表(2人組)として、自分たちが担当している国の概要や主張を英語でスピーチしていました。
生徒は、各国の主張を記録しています。
今回の模擬国連のテーマは「世界中の皆が幸せに食べられる SDGs 弁当を考案しよう」です。
本時は、生徒たちが、各国の概要(食文化の特徴、有名な料理等の紹介)や、自分たちがこの取組でSGDsのどの目標に貢献したいか、などについて、英語で発表しています。
生徒たちは、この時間に行われる各国のスピーチの内容を踏まえて、次回はいくつかのグループに分かれて議論を進めます。これからが、本番という感じです。
最後に、ALTのクロイ先生から、講評がありました。
「模擬国連」は、本校では初めての取組です。また、私の知る限り、栃木県では中高を含めて、学校の授業の中で「模擬国連」が取り入れられたのも初めてかもしれません。全国でも数少ないと思います。今回の取組は、昨年度より、全国の「高校生模擬国連」大会で上位入賞の常連校であり、中学の授業にも取り入れている「大妻中学高等学校」(東京)に、本校の富永先生が研修に伺うなど、周到に準備を進めてきました。そして、今年度、大妻中学高等学校からのアドバイスもいただきながら授業を進めています。
これまで行ってきた「ディベート活動」は相反する主張に対して、白黒の決着を着けることで、議論のスキルを身に付ける手法ですが、「模擬国連」は主張が異なる中から、ある方向性を見いだすことを目指しています。ある意味、ディベート活動で身に付けた力を活用した、より現実の世界での議論を意識した取組です。
授業は順調に進んでおり、最終的に、生徒にどのような資質や能力が身についていくのか、楽しみにしています。今後も、CTPの授業に注目していきたいと思います。
この先進的な取組に、生徒たちが皆、前向きに取り組んでいることは、本校だからこそできることであり、本当に素晴らしいと思います。皆さん、頑張ってください。
【中3】ロボコンの魅力
12月7日(水)放課後、「第22回 アイディアロボットコンテスト関東甲信越大会」(4日)に出場した4名が報告に来てくれました。そこで、ロボコンの魅力と製作したマシンに込められた思いについて、教えてもらいました。
(左から)「佐附中Team横山」の丸山凱君と横瀬康晃君(以上3-1)、「佐附中Team金沢」の楳沢虎治郎君と金谷祐希君と(以上3-2)
ロボコンには、「基礎部門」「応用部門」「制御部門」があり、本校は「制御部門」に2チーム出場(初出場)しました。11月に行われた県大会では「佐附中Team横山」が優勝、「佐附中Team金沢」が4位で、12月4日の関東甲信越大会に出場しました。
関東甲信越大会はさすがに強豪ぞろいで、全国大会に突破することはできませんでしたが、ロボコンに本校から初出場した4名から、ロボコンの魅力や自分たちで製作したマシンのコンセプトや大変だったこと、などを聞きました。来年度は、是非、後輩たちにチャレンジして欲しい、という思いも伝わってきました。
栃木市立大平中学校を会場として行われました。
まず、「佐附中Team横山」のマシンから紹介してもらいました。
制御部門は、制限時間内に、ロボットが障害物を超えながら、いかにたくさんのボールを持って帰ることが出来るかによって、点数化されます。「全自動」ロボットでエントリーすると、途中でマシンに手を触れることができません。思い通りの動きができなかった時は「再スタート」しなければなりません。
「佐附中Team横山」のマシンは、障害物を回避しながらボールを取り、再び、障害物を回避しボールを陣地に放出し、次のボールに向かう、この一連の動作を詳細にプログラムに書き込む戦略を採用しました。
こんなふうに、書き込んだプログラムの行数は1000を超えました。これらを一から、本を読むなどして組み上げました。かなり高性能のマシンだそうです。
↑プログラムの最後の行です。
このプログラムによって、作動するマシンがこれです。左側のアームでボールを掬い取ります。
材料もすべてオリジナルで、アクリル板やタイヤ、電子機器など、自分たちで調達して組み上げました。複雑な配線も、考えて作られています。
丸山君
「初出場だったので、何も知識がない状態から挑戦しました。実際にやったことがある人が本校にはいなかったので、人に聞くことが出来なかったのがつらかったです。そのため、マシンが完成した時の嬉しさは半端なく、やってよかったと思いました。」
横瀬君
「最初は不安でした。しかし、どうしても勝ちたいと思い、ネットで調べまくって情報を集めました。制限時間内にボール7個取り、42点とるのがこのプログラムでの理論値(=目標)でしたが、途中で「再スタート」することもあり、理論値を達成できなかったのが残念です。」
*非常に完成度の高いプログラムを作り、それが完璧に作動できるよう微調整する戦略でしたが、現実の壁にぶち当たりました。しかし、この戦略を貫き通し、結果として敗退したことから学んだことは大きいと思いました。
次は、「佐附中Team金沢」のマシンの登場です。
こちらは、先ほどの「佐附中Team横山」のマシンと比べると、かなりシンプルです。パーツもすべて授業で使ったものをそのまま使っています。
プログラムも、授業で使ったものをベースにしており、一つ一つの動作がボックス化されています。また、スタートしたらマシンに手を触れられない「全自動」ではなく、1個ボールを取ってきたら、手で方向転換して、次のボールを取りに行かせる「半自動」でエントリーしました。(その分、ボール1個あたりの点数は低くなりますが、動きはよりシンプルで、速くなるメリットがあります。)
金谷君
「一番苦労したのはアームの形状です。いろいろ考え、試行錯誤して、この形にたどり着きました。このマシンは、比較的単純なプログラムを使っており、マシンもシンプルなので、「佐附中Team横山」のように、マシンが完成した、という達成感はありませんでしたが、現場での最終調整が勝負、というように考えていました。」
楳沢君
「私は、金谷君に誘われて途中からチームに加わりました。金谷君がなんとかしてくれるだろう、くらいに考えていましたが、始めたらハマりました。このマシンが制限時間内でボールを獲得できる理論値(=目標値)は6個で30点でしたが、本番では完璧にうまくいき、理論値の30点を取ることが出来ました。県大会の10点から仕上げてきた成果がでて嬉しいです。」
*「佐附中Team金沢」のマシンは、「佐附中Team横山」とは正反対のコンセプトで、動きの大枠のみ決めておき、最後は勢いで勝負するような「潔さ」さえ感じました。両チームとも、放課後、夢中になって取り組み、持てる力を最大限に発揮したことは間違いありませんが、結果として、緻密に計算されつくした「佐附中Team横山」のマシンよりもシンプルな「佐附中Team金沢」の方が高得点だったことは、生徒たちにとって多くの学びがありました。個人的には「これも人生じゃないの」というしみじみとした感慨もありました。まさに、これこそがロボコンの魅力の一つでもあるように感じました。
最後に、4人のチャレンジ精神を称えます。よく頑張りました。
PS:現在、両チームのプロモーション動画をそれぞれ制作中とのことです。完成したら、このHPでアップする予定です。ご期待ください。
【中高】よみうりタイムズ「マラソン・ウォーキング大会」掲載
12月9日(金)、本日発行の「栃木南版よみうりタイムス」4面に「校内マラソンウォーキング大会」の記事が掲載されましたので、紹介します。
【中2】全国小中学校作文コンクール「県優秀賞」
12月8日(木)昼休み、読売新聞社主催「全国小中学校作文コンクール」の栃木県での審査で優秀賞(2位)を受賞した中学2年2組の田中さつきさんが、報告に来てくれました。
作文を読ませてもらいましたが、あまりの素晴らしさにびっくりしました。是非、皆さんにもその作文を読んでもらいたいなと思っています。(調整中)
【高2】アンサンブルコンテスト「金賞」
12月8日(木)昼休み、3日(土)に行われた県南地区アンサンブルコンテストに「打楽器3重奏」で出場した3名が報告と応援のお礼に来てくれました。「打楽器3重奏」は、見事、金賞を獲得し、12月26日(月)に、栃木県総合文化センターで開催される「栃木県アンサンブルコンテスト」への出場を決めました。おめでとうございます。
(左から)チームリーダーの小松原千楓さん、植木愛咲さん、坂田公希君(以上、2-1)、
審査員からの講評として、「自分たちだけで演奏するだけでなく、どうすれば観客へアピールできるか。それによって、観客の心をつかむことが出来るか、ということを心がけて演奏するとよい」というアドバイスをいただいたそうです。
県大会では、さらに観客にアピールする演奏にチャレンジしてみてください。応援しています。
【高校】生徒会「六校会」開催
12月8日(木)放課後、今年は佐野高校が幹事校となり、Zoomを使ったオンラインで、生徒会の「六校会」を開催しました。六校の内訳は、宇高、宇女高、栃高、栃女高、佐高、そして、今年はゲスト校として、足高が参加しました。
生徒会長の亀田君が司会を務めました。
今回は、5つの分科会に分かれて議論しました。
議題1:生徒会として取り組んできた、また、今後取り組む予定の活動について
議題2:生徒や地域に向けての生徒会活動の広報について
議題3:生徒会や学校としての地域との関りについて
議題4:生徒会活動におけるICTの活用について
議題5:コロナ禍における生徒会活動や学校行事の取組について
分科会終了後、全体会で、各分科会の報告や今後の六校会の在り方について、議論されました。
*どういう経緯で、六校会が作られたのかはわかりませんが、素晴らしい取組、伝統だと思いました。すべて生徒たちの力で、やり遂げたことは、大きな意味があったと思います。
【高3】おいしい顔の饗宴(フードデザイン、保科先生)
12月8日(木)3・4限目、高校3年3組の理Ⅱ「フードデザイン」の授業(選択者7名、保科先生)を見学しました。今日は、ローストチキン、カレーピラフ、サイダーフルーツポンチの3品でした。出来栄えと味に、皆、大満足でした。
「おいしい顔」をしてもらいました。
<ローストチキン>
ローストチキンにかける「ブレービーソース」を作ります。
<カレーピラフ>
生のコメを炒めるところから始めます。かなり本格的です。
コンソメのスープを計量して炊飯器に入れます。
最後に炒めた「むきエビ」を入れて、炊けば出来上がりです。
<サイダーフルーツポンチ>
白玉粉(米の粉)を牛乳でこねて、耳たぶくらいの硬さの玉にします。
中火で3分、玉が浮いてきたら1分。あとは冷水に入れます。
これで「白玉」の出来上がりです。
用意した材料を全部投入し、フルーツの缶詰の汁とサイダーを入れれば出来上がりです。
<試食タイム>
この笑顔が、おいしさと満足度を物語っています。
来週は、それぞれが自分の好きなメニューを作ります。どんな料理が出てくるのか、楽しみですね。
【中学】ビブリオバトル1回戦
12月8日(木)8:20~8:35、今日は「ビブリオバトル」の1回戦が行われました。3から4人の班で、一人ずつ、2分間で、推しの本の紹介をしました。終了後、班の代表を決めました。代表に選ばれた人は、2回戦に進みます。
どの学年、クラスでも、熱心なプレゼンが繰り広げられました。
面白そうな本が目白押しでした。
各クラスの図書委員が運営してくれていました。
身近な風景 ~朝日に輝く紅葉②
12月7日(水)朝、校庭の紅葉の鮮やかさが最高潮に達しています。
カメラマンは、鈴木教頭先生です。
↓8日(木)朝の投稿です
【中2】エコバック制作(家庭科、保科先生)
12月7日(水)6限目、中学2年2組の「家庭科」の授業(保科先生)を見学しました。今日は、布製のエコバック制作の1日目でした。
このようなエコバックを作ります。
今日はまず、本体に取り付ける「ポケット」の制作から始めました。
ここまで完成すると、先生にみてもらい、OKなら自分でハンコを押します。
少しずつ、ステップを踏んで完成させます。
わからないところは、友達に教わったりします。
先生に教わることもできます。
皆、黙々と作業を進めています。生徒に感想を聞いてみると、とても楽しいそうです。誰一人、手を休めることなく集中していました。あと数時間かけて、完成させるそうです。冬休みには、お買い物用に使えますね。
【中1】スクモ作り(藍プロジェクト)
12月7日(水)昼休み、1年2組の生徒たちが、藍染めの「スクモ」を作るための作業を行っていました。藍の葉を発酵させるため、毎日、葉をほぐして酸素が行きわたるようにしています。
藁の袋の中に、乾燥させた藍の葉を入れ、温かくして発酵させています。
温度を計測しています。一見すると、ただの土のような感じです。
手でよく揉みほぐし、酸素が行きわたるようにしています。
ほぐしたら、再び袋の中に入れて、毛布で包み、倉庫の中で寝かしておきます。
これを毎日繰り返しています。
大変な仕事ですが、誰に言われるわけでもなく、皆、当たり前のようにやっていました。自分たちが何のためにこの作業をやるのか、よくわかっているからできるんだと思います。いい「スクモ」ができるといいですね。
【高3】”輝くとちぎ人”の集い
12月3日〈土)14時~、栃木県庁の隣にある「栃木県公館」(迎賓館のような場所)で、栃木県で今年活躍した人が招待される「”輝くとちぎ人”の集い」が開催されました。県内各地・各分野から55名の招待者(全国大会等で3位以上の方の中から選考)のうち、本校から3名が招待されました。大変、名誉なことだと思います。
ボート競技・女子ダブルスカル全国3位の藤倉望妃さん(代表)、全国高校将棋竜王戦準優勝の竹熊柊君、そして、この写真を撮影した石井勝尉先生(ラグビー女子栃木県選抜代表)の3名が招待されました。
【中学】アンサンブルコンテスト報告
12月6日(火)昼休み、4日に行われたアンサンブルコンテストに出場した吹奏楽部の代表が、報告とお礼に来てくれました。
木管8重奏と金管6重奏に出場した本間さん、田名網さん、今瀬さんです。3人からは、アンサンブルコンテストの結果報告と当日、応援に来てくれたお礼の言葉がありました。
2年生はこれからの吹奏楽部をしょって立つリーダーですので、頑張って下さい。12月25日(日)に「佐野市こどもの国」で開催される「クリスマスコンサート」も楽しみにしています。
【中学】ビブリオバトル開幕!
12月6日(火)8:15~8:30、今日から、生徒会主催による「ビブリオバトル」が始まりました。初回の今日は、まず、ビブリオバトルがどのようなものか、生徒会制作の動画がオンラインで配信されました。
昨年度、ビブリオバトルを初めて発案した「ビブリオ紗季」さん(左端)も登場しています。
実際に、本の紹介のお手本を見せてくれました。
いよいよ、ビブリオバトルの1回戦は、今週の8日(木)から始まります。
【中高】高1から中3への学習アドバイス
12月5日(月)朝8:15~8:30、中学3年の教室で、高校1年生から中学3年生に向けて、学習アドバイスを行いました。
高校での勉強や高校生活について、アドバイスがありました。
中3生からの質問もたくさんありました。勉強についていけるか心配、勉強と部活動の両立はできるのか。などに、高校1年生が丁寧に答えてくれました。
こうした取り組みは、中高一貫ならではのものです。中3生は高校生活も視野に入れながら、あと数か月の中学校生活を有意義にすごしてください。
【高2】オーストラリアから体験入学②
12月5日(月)、今日からオーストラリアの高校生「石澤 シャーロット 彩 フェイ」さんの体験入学が始まりました。16日(金)までの10日間、高校2年3組で一緒に学校生活を送ります。朝の職員室に続いて、HRで自己紹介をしてくれました。
最初は、かなり緊張していましたが、すぐにクラスメートから声がかかり、輪の中心にいました。
朝の職員室
HRでの紹介
【中3】ロボコン関東甲信越大会
12月4日(日)、今日は「ロボコン関東甲信越大会」が開催されました。本来であれば、東京を会場に対面で競技する予定でしたが、新型コロナの影響で、各都道府県の会場をオンラインでつないで行われました。
栃木県は栃木市立大平中学校が会場でした。本校は「制御部門」に、「佐附中Team横山」(横瀬君と丸山君)、「佐附中Team金沢」(金谷君と楳沢君)の2チームが出場しました。
開会式もオンラインで行われました。
試合は「佐附中Team横山」が栃木県のトップバッターです。
まずは、自分たちのマシンの特徴などをアピールします。
そして、いよいよ競技開始です。
健闘しましたが、決勝に進むことはできませんでした。
続いて「佐附中Team金沢」の出番です。
まずはマシンのプレゼンタイムです。
かなり余裕ですね。
「佐附中Team金沢」は自己ベストの30点をたたき出しました。しまし、グループCを2位通過で、決勝進出はなりませんでした。
*ロボコンは、本校からは初出場でしたが、2チームとも、初めてとは思えない成果を残してくれました。
これも、二人のチャレンジ精神の賜物だと思います。2チームともよく頑張りました。
【中学】県南地区アンサンブルコンテスト(2日目)
12月4日(日)、葛生アクトプラザで、「第15回 県南地区アンサンブルコンテスト」の2日目が行われました。
今日は佐附中吹奏楽部から3チームが出場しました。
2年生14名、3年生6名、計20名が演奏しました。
佐附中の3チームは、Fブロック(11時40分~13時10分)で出場しました。
トップバッターは、2年生の「木管8重奏」です。木管楽器だけでなく、弦楽器や打楽器も含まれています。曲目は「マイ ホームタウン」でした。
メンバーは、◎大山汐音さん、山中美桜さん、本間琴星さん、中原悠水さん、渡邉壮莢さん、田中さつきさん、恩田政宗君、谷野蒼太君の8名です。
チームリーダーの大山汐音さんに感想を聞いてみました。
「やはりステージで演奏するのは、練習と違って緊張しました。しかし、うまく曲に表情を付けることができたので、練習の成果は出し切れたと思います。今は、ほっとしています。」
→木管楽器、弦楽器、打楽器の「いいとこどり」をしたような演奏でした。それぞれの持ち味がうまくブレンドされ、演奏や音色がきらきらと輝いていました。素晴らしい演奏だったと思いました。
お疲れさまでした。
2番手は、同じく2年生の「金管6重奏」です。曲目は「あの坂の向こう」でした。
メンバーは、◎田名網梨花さん、渡邉若葉さん、今瀬友里さん、内田絵理子さん、岩崎友杏さん、田名網航太君の6名です。
こちらもチームリーダーの田名網梨花さんに感想を聞いてみました。
「練習時間が短く、曲を仕上げられるか不安でしたが、短い中で自分たちにできることをやりました。ミスしたところもありましたが、みんなで演奏を楽しむことが出来たのは良かったと思います。」
→演奏は出だしから元気があり、思い切りが良かったです。確かにミスしたような個所はあったかもしれませんが、失敗を恐れることなく、やり切った演奏には、清々しさと伸びしろを感じました。とても良かったと思いました。
お疲れさまでした。
ここで、2年生チームは、いったん解散しました。
達成感が感じられる表情が印象的でした。皆、前向きなところが素晴らしいです。
さて、いよいよ3年生6名全員による「管楽6重奏」です。曲目は「白のトワイライト」です。
メンバーは、◎尾花彩葉さん、今井里歩さん、藤倉彩矢さん、藤浦夏帆さん、原碧希君、村田桜彩さんの6名です。
3年生は、この6名で演奏するのはこれが最後です。一人一人に感想を聞いてみました。
尾花さん(部長)
「3年生6名だけでステージに立ったのは、これが最初で最後でした。6人が一緒にステージに立てたことがとにかく嬉しいです。練習時間が短く、個人的にはうまくいかなかったところもありましたが、チームとして演奏できたことは私の宝物です。良い仲間に恵まれました(涙)。」
今井さん(副部長)
「今までで一番の出来、とまではいきませんでしたが、3年生はたった6人という数に負けず、努力とチームワークでここまでこれました。一人一人が練習でやってきたことが、一つのアンサンブルになり、今までやってきて良かったと思いました。」
藤倉さん(学指揮、木管セクションリーダー)
「6人という少ないメンバーで、良くここまでこれたなと思いました。最初は大変なこともありましたが、そうしたことを乗り越えたからこそ、今日という日があったと思います。一緒に演奏できて、本当に嬉しかったです。」
原君(学指揮、金管セクションリーダー)
「6人の中で男子は自分一人でしたが、自分もみんなもあまり意識せずにやってこれたのが良かったです。それが一番印象に残っています。このコンテストでは、金管と木管が混じったアンサンブルをみんなでやりたかったので、この曲を演奏できて良かったです。」
藤浦さん(楽譜係)
「この曲は編成が特殊だったので、演奏するのが難しかったですが、緊張した中で、一体感を感じることができ、達成感を感じました。この6人でやれてよかったです。」
村田さん(楽譜係)
「この曲は、ネットで演奏を聞いて選びました。とにかく6人全員で演奏できる曲ということで、楽器の種類が指定されていない曲を選びました。それだけに、実際に演奏してアンサンブルにするためには、難しいところもありましたが、みんなで良いものを作ろうという気持ちから協力できたのが良かったです。みんなの吹奏楽部への愛の強さを感じました。」
*皆さん、お疲れさまでした。6人それぞれの熱い思いを聞かせてもらいました。実際に演奏を聞いた感想としては、さすがに3年生の演奏はうまいなと思いました。力強さとメリハリがあり、ノッテいる感じがしました。また、個々の練習に裏付けられた自信があることが伝わってきたので、安心して聞くことができました。パンチのある素晴らしい演奏だと思いました。また、この6名は現在、早期入部で高校の吹奏楽部で活動しているそうです。今日の無念(があったとしたら)は、ぜひ高校で晴らしてください。素晴らしい先輩たちが待っています。
なお、今日は佐野高校の吹奏楽部員20名がスタッフとして、会場の運営をしていました。
舞台裏でも楽器の出し入れなどの力仕事も担当していました。
皆さん、お疲れさまでした。
【高2】県南地区アンサンブルコンテスト(1日目)
12月3日(土)「葛生アクトプラザ」を会場として、「第15回 県南地区アンサンブルコンテスト」が始まりました。1日目は、高等学校の部に「打楽器アンサンブル」の3名が出場しました。
(左から)坂田公希君、小松原千楓さん、植木愛咲さん(以上、高校2年1組)
本校の演奏は、17時8分開始でしたので、生徒たちは15時過ぎから会場入りしました。「打楽器アンサンブル」は、マリンバやヴィブラフォン、ドラムやシンバル、ウインドチャイムなどの大掛かりな楽器を使います。
演奏中の写真撮影等は禁止されていますので、どんなふうに演奏していたのか、どんな演奏だったかをお伝えすることは難しいですが、打楽器チームのパートリーダーである小松原さんを中心に息がぴったりと合っており、演奏から高いテンションと集中力を感じました。3人の演奏が重なり合うことで、うねりのあるリズムの波が繰り返し押し寄せ、身を任せて聞き入りました。約5分間があっという間に過ぎました。素晴らしい演奏でした。
3人は演奏後、楽器を楽屋裏にかたずけた後、ロビーに出てきました。顧問の小林先生と鶴見先生からも「すごく良かった」という声がかけらました。3人の表情からもやり切った感、満足感が感じられました。
業者による写真撮影では、もう何も思い残すことはない、といった吹っ切れた表情が感じられました。
3人の感想です。
小松原さん「緊張しましたが、演奏中、お互いの音を聞き合うことが出来たことが良かったです。」
坂田君「途中、ちょとしたハプニングはありましたが、落ち着いて対処できました。演奏のできは、今までで一番良かったです。」
植木さん「間違ったところもありましたが、練習の成果が発揮できたことが嬉しいです。今までやってきて良かったです。」
*皆さん、お疲れさまでした。「葛生アクトプラザ」はアンサンブルコンテストのような小編成の演奏では、とても音の分離が良く、純粋に素晴らしい演奏を楽しむことが出来ました。アンサンブルコンテストには指揮者がいませんので、お互いに音を聞き合うことがとても重要ですが、3人の演奏では、それが良くできていたと思いました。お互いに聞き合うことが、音楽の楽しさ、であることを改めて感じさせてくれました。
この後、楽屋裏では、トラックに楽器を積み込みました。荷台の中で、楽器が動かないようにしっかり固定しました。体が自然に動き、流れるような手慣れた作業は、もはや職人技で、見ていて飽きませんでした。
今回のコンテストでは、出演した3名だけでなく、裏方として、吹奏楽部の2年生7名が助っ人に来てくれていました。普段の部活では打楽器アンサンブルの演奏を他の楽器のチームが聞くことはあまりないそうですが、こんな凄い演奏だったのかとびっくりしていたようです。部長の須貝さんも「すごく良かった!」と感動していました。こんな所にも部員の仲の良さやチームワークの素晴らしさを感じました。
助っ人に来てくれたのは、白シャツの3人を周りで囲んでいる7人です。2年1組の岩下君、須貝さん、2組の山﨑さん、3組の五十嵐さん、澁江さん、4組の小黒君、田所君です。
これも青春の1ページなんでしょうね。素晴らしいです。
PS:明日(4日)は、佐附中吹奏楽部から3チームが出場します。
【中学】日本語ディベート甲子園「関東甲信越地区予選」
11月27日(日)東京の広尾学園を会場として、日本語による「第26回関東甲信越地区中学秋季ディベート大会」が行われました。附属中は2年生の「新チーム」で参加し、2勝1敗と大健闘しました。
新チームのメンバー(2年生7名)
試合結果は以下の通り、2勝1敗でした。
第1試合:佐附中 VS 昭和秀英中 (勝利)
第2試合:佐附中 VS 小石川中等 (勝利)
第3試合:佐附中 VS 開成中 (敗退)
コミュニケーション点の差で、16チーム中「7位」となりました。よく頑張りました。
副部長の池田さんによる今大会の総括
「第1試合は緊張していたので思い通りの試合はできませんでした。第2試合は正直負けたと思っていましたが、勝つことが出来て良かったです。第3試合は負けはしましたが、全員が楽しく試合ができました。自分たちの成長が感じられる試合でした。」
<全員の感想です>
池田清子さん(2-3)
仲江川千聖さん(2-3)
大山汐音さん(2-1)
若林千悠さん(2-2)
小泉凛央さん(2-3)
中原悠水さん(2-3)
田中さつきさん(2-2)
それぞれ、初出場の大会で手ごたえを感じていたようでした。
7名のメンバーには「表彰カード」を差し上げました。
【高2】オーストラリアから体験入学
11月29日(火)、オーストラリアのメルボルンから、本校で体験入学する「石澤 シャーロット 彩 フェイ」さんが、ご両親と挨拶に来られました。期末試験明けの12月5日(月)から12月16日(金)までの10日間ですが、高校2年3組(清水クラス)で、一緒に学びます。
校長室で、教科書を渡しました。
「彩(あや)」さんは、オーストラリアのビクトリア州にあるメルボルンから、日本にやってきました。お父さんが佐野市出身であるため、現在、家族で佐野に里帰りをしています。その間、特別に、彩さんの祖父の母校でもある「佐野高校」で体験入学をすることになりました。
彩さんは、ビクトリア州立の「John Monash Science School ジョン モナッシュ サイエンス スクール」の高校2年生です。この高校は、世界大学ランキング57位のモナッシュ大学とビクトリア州によって、2010年に開校した最先端の科学を学ぶ高校だそうです。オーストラリア中から生徒が集まってきています。そこでは、世界中の語学を選んで学ぶことが出来るので、彩さんは「日本語」を勉強しています。そのため、日本語は普通に話せます。
John Monash Science School
彩さんは、日本のアニメが大好きで、特にバレーボールをテーマにした「ハイキュウ」が好きだそうです。そのため、体験入学では「女子バレーボール」部に参加したいと話していました。また、「英語ディベート」も一緒にやってみたいそうです。理科は生物を選択していて、科学部のサンショウウオにも興味を示してくれました。将来は医者を目指しているそうです。
短い期間ですが、日本の高校生活を楽しんでいってください!
【高2】読解力って何? フィンランドを体験しよう!
11月28日(月)放課後、高2の課題研究班の3人が、自分たちで企画したイベントのプレゼンに来てくれました。「読解力って何? Finland × Japan 」と題するイベントを佐野市(12月11日、佐野市文化会館201会議室)、宇都宮市(12月18日)で開催します。
(左から)木村香乃音さん(2-2)、須貝咲那さん(2-1)、小熊優衣さん(2-2)の3人組
このイベントは、今年7月に栃木県が公募した「とちぎユースチャレンジ」に3人が応募し、「ステップアップコース」(補助金10万円)に採択された企画「ASIAN TEENAGERS CONFERENCE 事業計画」を5か月かけて練り上げ、ようやく実現にこぎつけました。
↑ 7月にプレゼンしたパワーポイント
↓ これから実施するイベントのポスター(ここまでシンカしました!)
3人は、自分たちの課題研究として、OECD(経済協力開発機構)が進めているPISA(Programme for International Student Assessment)と呼ばれる国際的な学習到達度に関する調査で、フィンランドの子どもたちは「読解力」に優れていることに着目しました。そこで、フィンランドの教育システムについて、独自に研究を進め、「フィンランド・メソッド」によって、発想力や批判的思考力、論理力が高められていることを知りました。
3人が考えた構想は、「読解力」をどうとらえるか、そして、どうやって高めることが出来るかが重要なカギとなります。そこで「哲学カフェ」の阿見先生の紹介で、文芸評論家の神山睦美さんのご自宅にお伺いし、自分たちが考えた企画をプレゼンし、アドバイスをいただき、完成しました。
イベントは3部構成になっています。
1部:読解力とは? PISA(学習到達度試験)の問題を体験する。
2部:フィンランドメソッド体験 3人が開発したゲーム「カルタdeかるた」(マインドマップ)を体験する。
(フィンランド体験・休憩)フィンランドの「ミートパイ」を食べよう!
(本場フィンランドのミートパイ(冷凍)を取り寄せたものを温めてみんなで食べます)
3部:読解力を高める! 読解力をみる問題を作って解く!(ここが最大の売りで、3人が編み出した読解力を高める手法)
*3人から話を聞いてみると、内容の「先進性」、「オリジナリティ」等に驚きました。この5か月間で、今回の構想は大きく成長・発展しました。指導に当たられた阿見先生に「彼女らはただものではない。見直した。」と言わしめただけのことはあると思いました。これはもう、イベントに行って、体験してみるしかないですね。
佐野市(12月11日、佐野市文化会館201会議室、14:00~16;00 )
中学生や大人の方もご参加ください。
フィンランドのミートパイも食べられます!
【高1】ウルグアイから来た「弥生」さん、留学最終日
11月25日(金)昼休み、ウルグアイから来ていた留学生「弥生・レジーナ・レイ・ウエダ」さんが、友人たちと挨拶に来てくれました。今日は、10月31日から始まった短期留学の最終日でした。
(左から)親友となった戸田心彩さん(1-3)、弥生さん(1-4)、ホストファミリーの吉田華菜さん(1-4)
この日の朝8時15分、弥生さんは、先生方にお礼とお別れの挨拶(日本語)をしてくれました。
弥生さんは、本校での留学期間中に、バレー、テニス、卓球、茶道、将棋、剣道、手芸、英語ディベートなどの部活動に参加できたこと、マラソン大会で一緒に走ったことなど、素晴らしい思い出ができたことを感謝していました。
剣道部での体験
剣道部の1年生たち(剣道部員の戸田さんと仲良くなりました)
戸田さんと走ったマラソン大会
マラソン大会後のクラス全員の集合写真
家庭科で「親子丼」を作ったことも忘れられないそうです。
日本での思い出のベスト3
1 佐野高校での生活
2 とちぎ秋祭り
3 東京(浅草、渋谷、原宿など)
最後に
「佐野高校の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんはとてもあたたかく、フレンドリーでした。このような素晴らしい体験ができて、とてもうれしいです。」
と感謝の気持ちを伝えてくれました。
弥生さんは、翌日の26日には、ウルグアイに旅立つそうです。しかし、また会うこともあるかもしれませんね。この1か月で、日本とウルグアイの距離が縮まったことは間違いなさそうです。
【中1】倒れている方を助けました
11月25日(金)昼休み、中学1年1組の藤倉美羽さんに校長室に来てもらいました。藤倉さんは先週、登校中に道に倒れていた方を助けたそうです。そのことを知った近隣の方が、是非、本人を褒めてあげてくださいと本校に連絡してくださいました。
当時の様子を藤倉さんに聞いてみると、ゴミを出しに来ていたおばさんが、飛んできた大きなカマキリに驚き、しりもちをついてしまい、そのまま動けなくなっていたそうです。道路沿いで車の通りも激しかったので、藤倉さんは思わず駆け寄り、抱き起して介抱しました。おばさんには大変感謝されたそうです。
*藤倉さんは、できることをしただけですと謙遜していましたが、同じ場面に遭遇した時、誰でも出来ることではないと思います。実際に行動を起こせたことは、素直な心と勇気があったからだと思います。このような生徒がいることをとても嬉しく思います。
特にありません。