お知らせ

スーパーサイエンスハイスク-ル(SSH)に関するお知らせです

1学年SSH校外研修

 11月11日(木)に1年生の生徒がつくば近郊を中心に様々な研究施設を訪れるSSH校外研修を行いました。6つのコースに分かれ,普段見ることのできない大型実験設備を訪れたり,現場の研究者の方々による最新の研究の講義をしていただいたりしました。生徒の今後の一人一研究のテーマ設定や将来的な進路選択などに役立てることのできる,充実した研修内容となりました。

物理部表敬訪問

 8月に神戸で行われたスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会で科学技術振興機構理事長賞を

受賞した本校物理部が,栃木市長へ表敬訪問をおこないました。

 生徒達は受賞の報告と研究の概要を説明し、市長からはお祝いの言葉をいただきました。

 

 

科学技術振興機構理事長賞受賞!

 834日に神戸で行われたSSH生徒研究発表会に本校のSSHクラブ物理班缶サットグループが参加しました。
 初日に全
220校がポスター
発表を行い、その中で特に優秀な発表6件が次の日行われる全体会で口頭発表するという大会でしたが、栃木高校は見事に代表6校のうちの一つに選ばれました。更に全体会を経て、代表校の中で優秀な発表に授与される科学技術振興機構理事長賞受賞(全体2位相当)を受賞しました。

 生徒達は労力を惜しまず精力的に研究をしてきたので、このような賞が受賞でき非常に光栄です。





1年生 ケーススタディ発表資料作成

 過去2回のグループワークを通じて、書くポスターに対してこれまでに考えた仮説・検証方法・結果・考察・結論に関してまとめてきた内容を一枚の紙に集約する作業を行いました。今後この資料を使ってホームルームで内容を発表していく段階に移っていきます。

1年生 学問探究講義

7/7(木)に宇都宮大学・新潟大学の計12名の先生方に直接講義をしていただく学問探究講義を行いました。宇大の先生方には対面、新潟大学の先生方にはZOOMでの講義をしていただきました。例年ここでの講義が進路決定の要因になる生徒も多数おり、生徒達は最新の研究にふれることで学問への関心を高めました。

1年課題研究Ⅰ 結果・考察・結論を書き分ける


 探究活動を論文やレポートにまとめるとき,結果と考察,結論は欠かせません。しかしながら多くの生徒はこの3つを明確に書き分けることが困難です。この講座ではこれらを一つ一つ明確にし,関連性を持って記述する方法を解説しました。最後にケーススティとして担当しているポスターに対して改善策を個々で考えました。



2年 課題研究Ⅱ ゼミ議論(仮説と検証方法)①

 今回は初めてのゼミ活動でした。ゼミ活動は、10名程度で一つのゼミを作り各ゼミ会場に分かれて実施をします。活動内容は、それぞれが研究計画書をもとに目的や実験内容を説明をし、その内容に対して他の人が質問やアドバイスをするという内容でした。とても活気があり、生徒たちの発言が止まらない場面もありました。
 本日は前半の5名発表でした。次回は後半の5名です。この活動を通してよりよい研究計画書を作成していきます。

2年 課題研究Ⅱ ゼミの進め方に関する講話

 今回は第一体育館にて、「ゼミの進め方に関する講話」が実施された。次回からいよいよゼミ活動が実施され、ゼミ内で計画書の見直し等を行っていく。それに先立ち、テーマの見直しの視点や仮説の見直し方、実験のデザインの仕方、アンケートの注意点などを改めて確認をしました。
 
 

SSHクラブ物理班に新聞社の取材がありました。

 今年3月の缶サット甲子園全国大会の準優勝を受けて、下野新聞社よりSSHクラブ物理班缶サットグループの3年生メンバーに取材がありました。
 約2年にわたる研究成果について、メンバーそれぞれがここまでの過程の詳細や役割、感想などを記者の方にお伝えしました。

SSH 1学年 課題研究Ⅰ 仮説と検証方法とは

 1年生課題研究の全体講座として、仮説と検証方法についてのガイダンスを行いました。
仮説を立て,その仮説をどのように検証するのかを事前にしっかりと考えておかないと探究活動は行き詰まります。限られた探究の時間のなかで検証可能な仮説をどう考えれば良いかの講座を行いました。その中で先輩達の研究テーマを例とし、そこから仮説と検証方法を抜き出すワークショップも行いました。


1年 課題研究Ⅰ ケーススタディガイダンス

 本年度からの新しい試みとして、1年生は自身の課題研究の前に、グループを作り1グループ1つの研究テーマ(過去の先輩の研究)を受け持ち、その研究をたたき台にしながら探究プロセスを学ぶというケーススタディを行います。今回はそのガイダンスを行いました。
 

2年 課題研究Ⅱ 計画書ブラッシュアップ

 先週作成した計画書に対して、各教員から助言が加えられました。それを踏まえて今回は、計画書のブラッシュアップを行いました。教員からの助言も参考に、生徒同士で再検討したり、個人配布されたGIGAタブレットを活用して作業をしました。
 
 

科学系課外活動

  SSH事業の一環の課外活動として科学系のクラブが活動しています。数学,物理,化学,生物等のテーマにおいて各班がそれぞれの研究を行い,全国各地で行われる学会などで発表を行っています。また校内では定期的に全グループが集まってミーティングを行い,研究の進捗状況を報告したり,内容のディスカッションをしています。今回,定期ミーティングにおいてSSH全国研究発表会においての代表グループを決めるコンペを行いました。
 

2年 課題研究Ⅱ 計画書作成

 本日は、1人1テーマの研究を行うための計画書作成を行いました。書籍やインターネット等を活用し先行研究などを調べたり、生徒同士で意見を出し合うなど活発に活動が行われていました。
 
 

1年 課題研究Ⅰ オープニング講演会

 今週の課題研究Ⅰでは、SSHオープニング講演会として、本校OBで現在東京大学大学院理学系研究科物理学専攻の博士課程で銀河形成・進化をテーマに研究している学ぶ磯部さんに本校で講演をしていただきました。
 さらに後半部分では本校SSH職員を交えてディスカッション形式で生徒からの質疑応答を行いました。
 高校時代の思い出から現在の研究生活に至る話まで、生徒は最先端で活躍するOBの研究者による講演会を通して、本校在籍時の課題研究やSSHと大学での学びや現在の研究活動とのつながりについて学びました。
 

1年 課題研究Ⅰ マシュマロチャレンジ

 1学年の課題研究Ⅰの2回目の時間は、課題発見講座としてマシュマロチャレンジを行いました。
 マシュマロチャレンジとは、各グループでパスタを使って構造体を組み、その上に載せたマシュマロの高さを競うものです。本年度は例年より構造体を組むことができたグループが多く、生徒の最高記録は82cmでした。(世界記録は99cmらしいです。)教員チームも参加しましたが記録は0cmでした。生徒達は活動を通じて、課題解決に必要なのは試行錯誤と協働、そして確かな知識と経験であることを学びました。



2年 課題研究Ⅱ 調査探究講座

 本日の講座は「調査探究講座~データの取り扱い方等~」を実施しました。講座を通して、データの種類や得られたデータの扱い方、そして統計の初歩について学びました。隣の友達と議論する場面などもあり、積極的に講座に臨んでいました。
 

2年 課題研究Ⅱ リスタート講座

 2学年最初の課題研究Ⅱでは、リスタート講座を実施しました。生徒たちは課題研究の目的を再確認し、講座に望んでいました。1年間の予定・計画の確認やテーマ設定の方法について学びました。
 

1年課題研究 ブラックボックスで課題発見

 本年度も課題研究がスタートしました。1学年ではまずブラックボックスを用いて課題発見講座を行いました。いくつかのグループに別れて中身の見えないブラックボックスの中身を推定する測定をし未知の課題に対する態度を養いました。
 

缶サット甲子園 全国大会 準優勝!

 今年度も物理部が缶サット甲子園に参加し、全国から14校が参加する中、過去最高の2位の成績を収めることができました。

 缶サット甲子園とは、自分たちで作製した缶サット(模擬人工衛星)を、ロケットで70m程度の高度まで打ち上げ、射出、パラシュートによる降下、データ取得などの設定したミッションの達成を目指し、かつそれらのプレゼンテーションも行う大会です。
 機体や装置の作製、プログラミングを自ら行うだけでなく、ミッション自体も自分たちで設定することで、発想することの大切さ、物作りの難しさと楽しさを体験し、科学へのさらなる興味・関心を養う事を目的としています。
 
 本年度の大会も昨年度と同様にリモートの開催で行われ、缶サットを事前に郵送し、事前プレゼン、現地で運営スタッフが打ち上げ、返送された機体を解析、オンラインでの事後プレゼンを行うという形式で行いました。 

 詳細は以下のサイトでご覧いただけます。
  缶サット甲子園2021 
http://space-koshien.com/cansatnew/


最後に宇宙飛行士の山崎直子様よりオンラインにてご講評をいただきました。

令和3年度SSH研究発表会のお知らせ

来たる1月29日(土)にSSH研究成果発表会を栃木高校で行います。

 本年度は保護者の方々や一般の方々への公開はありませんのでご了承下さい。発表会の様子はHP等を通じて報告する予定です。

 本校のSSHでは個人研究として生徒一人一テーマを掲げて、2年生全員が発表をします(口頭発表またはポスター発表)。またグループ研究として、SSH課外活動班による発表と、さらにゲスト校によるオンライン発表が予定されています。総発表件数は240を超えます。

 生徒達が取り組んできたこの2年間のSSH活動の集大成となります。

 

会場 栃木県立栃木高等学校

 

日程 1月29日(土)   

10:00~ 全体会1 第1体育館

10:30~ 自由見学sideA
     第2体育館でのポスター発表と各ブースでの口頭発表、ゲスト校によるオンライン発表

11:20~ 自由見学sideB
     第2体育館でのポスター発表と各ブースでの口頭発表、

12:05~ 昼休み 

12:55~ 全体会2 優秀者による口頭発表予定 第1体育館

13:20~ 自由見学sideC
     第2体育館でのポスター発表と各ブースでの口頭発表、ゲスト校によるオンライン発表

14:10~ 自由見学sideD
     第2体育館でのポスター発表と各ブースでの口頭発表、ゲスト校によるオンライン発表

15:00~ 全体会3 SSHクラブによる研究報告など 第1体育館

令和3年度SSH生徒研究発表会全国大会

 8月5日に神戸国際展示場で開催された、「令和3年度SSH生徒研究発表会」に栃木高校SSHクラブを代表して化学班リン酸グループが参加してきました。厳重なコロナ対策の中での実施でしたが、全国のSSH校の生徒と交流することができました。また、大学等の研究者からの専門的なご意見もいただけて、非常に有意義な経験をすることができました。残念ながら、賞は得られませんでしたが、後輩に引き継ぎますので、次年度以降に期待してください。

SSH 一年生向け論文書き方講座

 先日SSH全体講座として一年生向けに「テーマ設定(仮説)とその検証方法」についての講座を行いました。
 主に、テーマの適切な設定方法と仮説をブラッシュアップする上での視点、検証方法として実験とアンケートという手法の注意点、さらに研究する上で重要な独創性をどのように出すかを、これまでSSHで行ってきた研究を具体例として交えながら学びました。

 後半は、講座を踏まえて実際に自分の研究計画書をその場で見直しました。

 次回より一年生もゼミに分かれ自身の研究についてグループで議論をし深めていく事となります。

SSH ゼミの進め方に関する講座

 SSHの課題研究活動として2年生ではゼミ活動によって課題研究を進めていきます。

 今回はそのゼミの進め方に関する全体講座を行いました。

 
 講座ではまず、自分の研究を見直す上でのポイントのレクチャーをし、さらにゼミ活動とはどのようなものかの説明を行いました。2年生の課題研究では、10人程度のグループをつくり今後はその中でのゼミ活動によって自分の課題研究をどんどんブラッシュアップしていきます。この活動は1月の研究発表会まで続きます。




SSH 課題研究Ⅰ・Ⅱ

 本年度もSSHのプログラムがスタートしました。

 

 初回は感染症対策をした上で、1学年はブラックボックス講座・2学年はリスタート講座を行いました。

 ブラックボックス講座では、中身が見えないブラックボックスを用いて、外からの様々なアプローチにより、中の構造を推測し未知のものを探究していくという、研究の基礎を体験しました。

 

 リスタート講座では、2月の研究成果発表会に向けて1年間のスケジュールを確認し、研究を進める上での事務的な部分と仮説実験を通しての仮説の立て方を確認しました。

 

 1・2年生ともにここから1年間かけて一人一テーマで課題研究をしていきます。






缶サット甲子園2020結果報告

 3月に行われた缶サット甲子園の結果報告です。
 各校が缶サットの打ち上げを経て、そこから得られたデータを分析・結果をまとめて発表する事後プレゼンがオンラインで行われ、各審査員から質疑・講評をいただきました。

 その結果栃木高校は「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました。

 下記に詳細がありますので是非ご覧下さい。
缶サット甲子園2020 
http://space-koshien.com/cansatnew/
高校生新聞オンライン https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/7477

今後は先輩の研究を後輩達が引き継ぎ、よりよい研究にしていきたいと思います。

缶サット甲子園2020

 SSHクラブ物理班缶サットグループが缶サット甲子園に参加します。
 缶サット甲子園とは、自分たちで作製した缶サット(模擬人工衛星)を、ロケットで70m程度の高度まで打ち上げ、射出、パラシュートによる降下、データ取得などの設定したミッションの達成を目指し、かつそれらのプレゼンテーションも行う大会です。
 機体や装置の作製、プログラミングを自ら行うだけでなく、ミッション自体も自分たちで設定することで、発想することの大切さ、物作りの難しさと楽しさを体験し、科学へのさらなる興味・関心を養う事を目的としています。
 
 本年度の大会では、缶サットを事前に郵送し、現地で運営スタッフが打ち上げる形式で行います。
 3/13(土)に打ち上げ予定(悪天候の場合3/14に順延)です。
 
 打ち上げの模様は下記サイトより配信予定です。
 事前プレゼンも公開中ですので是非ご覧下さい。
  缶サット甲子園2020 
http://space-koshien.com/cansatnew/
  高校生新聞オンライン https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/7394

令和2年度SSH研究成果発表会

 来たる1月30日(土)にSSH研究成果発表会を栃木高校で行います。

 本年度は保護者の方々や一般の方々への公開はありませんのでご了承下さい。発表会の様子はHP等を通じて報告する予定です。

 本校のSSHでは個人研究として生徒一人一テーマを掲げて、2年生全員が発表をします(口頭発表またはポスター発表)。またグループ研究として、SSH課外活動班による発表と、さらにゲスト校によるオンライン発表が予定されています。総発表件数は240を超えます。

 生徒達が取り組んできたこの2年間のSSH活動の集大成となります。

 

会場 栃木県立栃木高等学校

 

日程 1月30日(土)   

10:00~ 全体会1 第1体育館

10:30~ 自由見学sideA
      第2体育館でのポスター発表と各ブースでの口頭発表、ゲスト校によるオンライン発表

11:20~ 自由見学sideB
      第2体育館でのポスター発表と各ブースでの口頭発表、ゲスト校によるオンライン発表

12:05~ 昼休み 

12:55~ 全体会2 優秀者による口頭発表予定 第1体育館

13:20~ 自由見学sideC
      第2体育館でのポスター発表と各ブースでの口頭発表、ゲスト校によるオンライン発表

14:10~ 自由見学sideD
      第2体育館でのポスター発表と各ブースでの口頭発表、ゲスト校によるオンライン発表

15:00~ 全体会3 SSHクラブによる研究報告など 第1体育館

群馬大学 高校生サイエンスインストラクター育成プログラムに参加

 群馬大学 高校生サイエンスインストラクター育成プログラムに本校よりSSHクラブメンバーが物理実験班に3名、化学実験班に3名の合計6名が参加しました。(コロナウィルス感染症に対策のため、本校教員が一緒に受講(見学)できた化学実験班のもののみご報告します)

化学実験班では分光光度計を使った定量分析を行いました。


 分光光度計で定量するための基準となる溶液を6種類、何度も何度も定容を行って作成しました。高校ではここまでの回数の定容が必要となる実験はなかなか実施できません。とても良い経験になったと思います。最終的に作成した基準となる溶液を使用し、分光光度計の値からアルミ箔中の鉄の含有量を求めることができました。


 朝から実験を始めて終わる頃には辺りは真っ暗になっていました。非常に内容の濃い1日でした。今回受講した生徒にはぜひ今後同じSSHクラブメンバーの実験を指導できるようになってもらいたいと思います。
 最後に、群馬大学の教員の皆様、またティーチング・アシスタントをしてくださった学生の皆様、ありがとうございました。

「はやぶさ2プロジェクト」高校生オンライン取材会

 11月14日に本校卒業生で宇宙航空研究開発機構JAXAのはやぶさ2プロジェクトミッションマネージャーでもある吉川真さんのレクチャーによる「はやぶさ2プロジェクト」高校生オンライン取材会が行われました。

 全国から高校生が100名程度参加したこの会に本校からも天文部・物理部中心に20名弱が参加しました。
 生徒は吉川さんに直接話を聞くことが出来る貴重な機会に、後輩として一番最初に質問をするなどして、宇宙開発や科学に関する知識を深めました。

 このときの様子が11月15日の下野新聞に取り上げられておりますのでぜひご覧下さい。

 

とちぎの高校生課題研究発表会

 11月9日(月)に栃木総合教育センターで行われた「とちぎの高校生課題研究等発表会」及び「グローバル人材育成講演会」に本校物理部の3名が参加しました。
 県内のSSH、SPH、SGHの指定校等が集められ、宇都宮商業高校、佐野高校、大田原高校とともに発表を行いました。その様子は県内の高校にも配信され、オンライン上で活発な質疑応答が行われました。
 また宇都宮大学国際学部のモリソン・バーバラ氏による講演も行われ、本校生も積極的に質問等をし、貴重な学びの機会となりました。

 今回の発表の一部が12月14日18:20~とちぎテレビ「"学”ビジョンとちぎ」で放送される予定ですのでぜひご覧下さい。
 

科学の甲子園 栃木県大会(総合第3位)

 科学の甲子園栃木県大会2次予選(実技競技)が栃木県総合教育センターにて行われました。本校からは1次予選(筆記)を通過した2年生2チーム、1年生2チームの計4チームが参加しました。
 実技競技は紙で製作した柱を使う競技で、2年生のチームが2位という好成績を収めることができ、最終的には筆記競技と合わせて総合で第3位という成績を収めました。また入賞とはなりませんでしたが、1年生2チームも実技競技で上位につくことができました。1年生には来年も優勝目指して頑張ってもらいたいです。
 総合第3位おめでとうございました!

◯2年生の2チーム


◯1年生の2チーム

科学の甲子園 栃木県大会(筆記競技)

 科学の甲子園 栃木県大会(筆記競技)が行われました。今年度は新型コロナウィルス感染症対策のため、筆記競技を各参加校での実施となり、本校でも多数の生徒が6人1チームで筆記競技に参加しました。
 それぞれのチーム内で物理・化学・生物・地学・数学・情報の計6問の難問に対して所々相談しながら解答を作っていく様子が印象的でした。

公開授業について

10月23日(金)にオンラインによる授業研究会を実施いたします。
今回は,中学・高校の教員向けのみになります。
詳細は次の通りです。
授業研究会実施要項.pdf

申し込み・問い合わせは,直接電話でお願い致します。
TEL 0282-22-2595
公開授業担当 石塚

SSHクラブ物理班 マイコン実習 その2

 SSHクラブ物理班では2学期も引き続きマイコン実習を行っております。本日のメニューは、ダイナミック点灯制御をソフト(プログラム)とハード(電気回路)の両面から理解し製作する、でした。各自で失敗と成功を繰り返しながらいろいろ試しながら製作が進んでいく過程は非常に有意義な時間でありました。
 来週はトランジスタを使ってさらに複雑な電気回路とプログラミングに挑戦していく予定です。来週も楽しみです。

課題研究Ⅰ+国語総合 先行研究調査

1年生の「国語総合」で、「課題研究Ⅰ」で実施している1人1研究の先行研究調べに関連した論文検索の演習を行いました。
SSH事業で購入した iPad 等の端末から Google Scholar を活用して、生徒各自のテーマに関連した論文を調べ、公開されているものを読んで自身の研究に役立てるための方法を、実践形式で学習しました。
夏休みに各自の研究を進める際に先行研究から学んだことを生かしてほしいと思います。
  

令和2年度SSH生徒研究発表会

例年開催されている全国大会であるSSH生徒研究発表会。
以前の記事で校内コンペの様子を紹介しました。
今年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、書面やオンラインによる審査となりました。
本校からはSSHクラブ物理班缶サットグループが代表となり、
「収納時の体積が小さいパラシュートの研究」を応募しました。
応募の直前までデータ収集と発表動画の改善に取り組みました。
良い結果が出ることを期待しています。


クラブ内コンペの様子

SSHクラブ物理班 マイコン実習

 SSHクラブ物理班の1年生でマイコン(マイクロコンピューター)実習を行いました。SSHクラブ物理班では缶サットグループでマイコンを使用しているほか、物理実験の計測器を自作する際にもマイコンを使用するため、物理班には必要不可欠な実習です。今回、初めてプログラミング・電気回路を製作する生徒もおり、非常に内容の濃い実習となりました。
 特に2年生がTAとしてよい働きをしてくれたため、全員が最後の課題まで到達することができました。

分子生物学の基礎を学ぶ

2年生の生物の授業では、SSH事業の一環で購入して頂いたPCRサーマルサイクラーやDNA電気泳動槽など一連の分子生物学実験装置を用いて、PCRや泳動の原理を学びました。

写真はマイクロピペットを用いてPCRチューブに分注しているところです

SS情報Ⅱで統計処理を学ぶ

SS情報Ⅱの授業では、帰無仮説、エラーバー、t検定など統計の基本を教えました。夏休み中、生徒たちは自分の研究テーマについて各自、実験や調査を行う予定です。そこで得られたデータを扱う際に、今日の授業で学んだことを活用してほしいと思います。
 

今週のSSH課題研究Ⅰ・Ⅱ

 1年生は、研究テーマの見直し方や仮説の設定および検証方法など、一連の科学的な手続きに関する講義を受けました。本講義の内容を自分の研究に活かしていってほしいと思います。
 2年生は、1年生が講義を受けている間、先週までに書き上げた1年生の研究計画書を読み、上級生として一生懸命、アドバイスなどを付箋に書いて貼りました。他者の研究への助言を通して、自分の研究を振り返る効果も期待して、このような取り組みを行っています。
   

SSH全国発表会校内コンペ

 7月日本校講堂において、SSH課外活動団体によるSSH全国大会へ出場するグループを決めるコンペを行いました。

 参加したのは学習科学班・テスラコイル班・缶サット班・リン酸班・表面積班・生物班・考古科学班の7班です。

 全国大会で発表できるのは1班だけですが、全ての班の成果は年度末の研究発表会等で発表する予定です。

「課題研究」がスタートしました

 6/1より臨時休業が明け、平常授業が再開しました。スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業も本格的に再開しました。

 6/4(木)課題研究Ⅰ(1年生)オープニング講座
       課題研究Ⅱ(2年生)リスタート講座
 1年生は、体育館に密を避けて集合し、課題研究の意義や取り組みを通じて身につく力についてSSH部長から講話を受けました。ワークも交えて、課題研究と調べ学習との違いについて理解を深めました。
 2年生は、各教室で、保有する研究機材や研究を行う上での注意点等の説明を受けました。

 

 6/11(木)課題研究Ⅰ(1年生)テーマ設定講座
        課題研究Ⅱ(2年生)ゼミの進め方講座

 1年生は、課題研究において最も時間をかけておきたい部分であるテーマ設定についての講座を実施しました。密を避けるための一案として、今回は各教室にiPadとプロジェクターを設置し、「ロイロノートスクール」というアプリを通じてスライドショーの画面配信を行うとともに、校内放送を併用してリモート講話を試行しました。これまでは講堂に学年全体で集合して、講話していた内容ですが、生徒が各教室に分かれていても一律に指導できる一案として取り組んでいます。6/4に2年生で試行していただいたおかげで1年生はよりスムーズに実施することができました。
 本校では、課題研究のテーマは、生徒が好きなこと・興味のあることを重視して決めることを大切にしています。好きなことならば苦になりません。今回のワークでは発想法としてマンダラートを紹介し、自分の興味・関心のあることに目を向け、その中から問いを立てる演習を実施しました。
 次回は、研究計画の作成を実施します。臨時休業によって1学期の予定が例年よりも濃密になっていますが、3密を避けつつ、主体的かつ自己内対話を創出できるワークを工夫して生徒諸君の課題研究を支援していきたいと考えています。
 2年生は、体育館に密を避けて集合し、適切な研究課題及び仮説を設定するためのポイントについて説明を受けた後に、ゼミ活動の進め方を学びました。2年生は来週から、10人の少人数で構成されるゼミ単位での活動になります。各ゼミには担当教員が1人付き生徒の探究活動の支援に当たっていきます。


SSH研究成果発表会

  22日(土)にSSH研究成果発表会が行われました。本校2年生全員による発表に加え、SSHクラブや、県内の小学校、高等学校の児童・生徒による発表、また、大学院生や海外からの留学生、保護者の方々にも多数ご来場頂き、とても活気のある研究発表会となりました。ご来場頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。

(1) 教室での発表 



(2) 第二体育館での発表①


(3) 第二体育館での発表②



(4) 全体講評


SSH研究成果発表会in栃高 開催のお知らせ

 来たる2月2日(土)にSSH研究成果発表会を栃木高校で行います。

 本校のSSHでは個人研究として生徒一人一テーマを掲げて、2年生全員が発表をします(口頭発表またはポスター発表)。またグループ研究として、SSH課外活動班が全10テーマについて、さらにゲスト校による発表が予定されています。総発表件数は240を超えます。

 参加申し込みは不要で、終日出入り自由です。ぜひ足をお運びいただき、生徒達が取り組んできたこの2年間のSSH活動の集大成をご覧ください。

 

     お越しの際には、なるべく公共交通機関をご利用ください。

 

会場 栃木県立栃木高等学校

 

日程 22日(土)   

10:00~ 全体会1 第1体育館

10:30~ 自由見学sideA 第2体育館でのポスター発表と各教室での口頭発表

11:20~ 自由見学sideB 第2体育館でのポスター発表と各教室での口頭発表

12:05~ 昼休み 

12:55~ 全体会2 優秀者、ゲスト校による口頭発表予定 第1体育館

13:20~ 自由見学sideC 第2体育館でのポスター発表と各教室での口頭発表

14:10~ 自由見学sideD 第2体育館でのポスター発表と各教室での口頭発表

15:00~ 全体会3 SSHクラブによる研究報告など 第1体育館

 

参加対象  全国SSH指定高等学校、栃木県内高等学校、近隣中学校、本校保護者

SSH 課外活動クラブ 研究報告コンペ

 22()に、SSH研究成果発表会が行われます。その全体会で研究報告をするSSH課外活動クラブの研究テーマを選出するためのコンペを行いました。
 全10テーマの中から選出した結果、「フーコーの光速測定に関する研究」と「超音波洗浄による生体組織への影響の研究」の2テーマについて発表することとなりました。どちらも非常に興味深い研究です。またコンペで選出されなかったテーマに関しても、当日各教室での口頭発表を行います。

SSH 調査探究講座

  1年生向けSSH全体講座として、課題探究講座を本校講堂にて行いました。

 結果、考察、まとめに関して、仮説・目的との対応など、論文・研究報告における構成について学びました。

SSHクラブ学習科学班による学会発表

SSHクラブの学習科学班に所属する1年生3名が、宇都宮大学教育学部で開催された日本理科教育学会関東支部大会に参加し、夏休み中に行った小学生の自由研究サポートに関する活動を分析した研究発表を行い、多くの方々に興味を持って頂きました。


    

SSH_宇都宮大学留学生のゼミ参加

 SSH活動の目的の一つとして、国内外を問わず活躍できる有為なリーダーを育成する、というものがあります。今回,国際性を培う場を模索する一環として、本校で行われているSSHのゼミ活動に、宇都宮大学在籍の留学生にTAとして参加していただきました。

 国際的な視点及び大学生、大学院生という立場から意見をいただき、より深い学びの機会を得ることが出来ました。



SSH_SS校外研修

 一年生全生徒を対象として、SS校外研修を行いました。筑波研究学園都市にある研究施設や企業を中心に、全6コースに分かれて見学し、社会の最前線に触れるとともに、現在高等学校で学習している内容と将来の進路のつながりを知ることで、学習の意義を確認しました。
 
 

SSH宇都宮大学学問探究講義

 10月18日に宇都宮大学学問探究講義として宇都宮大学から講師の方々を招き、パネルディスカッションと分野別講義を行いました。

 第1部のパネルディスカッションでは、「学びとは何か」というテーマで、パネラーが取り組んでいる研究分野と他の分野との繋がり、今の研究に至るまでの経緯、どんな高校生活を送ってきたか、高校時代に取り組んできてほしいことなどについて意見をいただきました。

 第2部の分野別講義では、12教室を会場に,宇都宮大学工学部4学科,農学部3学科,国際学部,教育学部,地域デザイン科学部3学科の全12人の講師の方々に1回45分の講義を同じ内容で2回行っていただき、生徒はその中から希望する2講座を受講しました。

 生徒達にとっては、大学で実際に研究されている最先端の内容に触れられる、またとない機会となりました。


 
 

SSHアカデミックライティング講座

 SSH論文作成演習として、アカデミックライティング講座を行いました。

 論文の構成についてのレクチャーを受け、さらにワークシートを用いて、あいまいな日本語を直す演習と「問い」の設定を適切に直す演習を行いました。

 生徒達は、最終的な論文作成に向けてより具体的なイメージを持つことができたと思います。


 

SSHクラブ 缶サット甲子園関東大会出場報告

 97・8日の二日間、SSH課外活動として、千葉工業大学で行われた缶サット甲子園の関東大会に出場しました。
 缶サット甲子園とは、自分たちで作製した缶サット(模擬人工衛星)を、ロケットで70m程度の高度まで打ち上げ、射出、パラシュートによる降下、データ取得などの設定したミッションの達成を目指し、かつそれらのプレゼンテーションも行う大会です。
 機体や装置の作製、プログラミングを自ら行うだけでなく、ミッション自体も自分たちで設定することで、発想することの大切さ、物作りの難しさと楽しさを体験し、科学へのさらなる興味・関心を養う事を目的としています。

 今回、本校の生徒達が設定したメインミッションは、「地上の電波発信源からの電波をキャッチし、その位置へローバー(探査車)を移動させる」といった高難度なミッションです。

 強風中の打ち上げだったこともあり、ミッションは十分達成できませんでした。しかし、改善点や今後の展望などをプレゼンテーションで示すことによって、努力賞(順位としては全体3位)を授与されました。反省点や改善点が非常に多く見つかった大会で、1年生も多く参加でき有意義な時間を過ごせたようでした。また次回に向けて活動していきたいと思います。
      

SSH科学体験イベントin栃高祭

92(日)の栃高祭で、SSHクラブによる科学体験イベントを行いました。

各班ごとに以下のようなイベントを開催し、小中学生を含め、たくさんの人たちに体験していただくことが出来ました。

・物理班による浮沈子づくり

・化学班による化学実験教室

・数学班によるルービックキューブ必勝法

・生物班によるメダカすくい


 また各班活動内容のポスター展示も行いました。
 たくさんのご来場ありがとうございました。
   
  

 

SSH マシュマロチャレンジ

 SSH課題発見演習として、スパゲッティ、テープ、ひもを用いて自立式タワーを作り、その高さを競うマシュマロチャレンジを行いました。

生徒達は意欲的に取り組み、70cmを超えるタワーを組んだグループもありました。



 

 「調査」「仮説」「実験」「検証」「調査」といったサイクルで課題研究に取り組んでいく中で、生徒達は、探求活動には試行錯誤、協働、正しい知識が必要であることを学びました。

SSH 統計学講座

 5月10日にSSHの調査探求演習として統計学講座を行いました。調査データの取り扱い、および量的研究、質的研究のそれぞれのアプローチの違いを学びました。

SSH 発想法講座

5月1日にSSH課題研究として、発想法講座が行われました。

ワークショップ形式で行い、発想法の一例として、マッピングとマンダラートを用いて実際に生徒達が演習を行いました。

SSH オープニング講座

4月26日にSSHオープニング講座として、東北大学の渡辺正夫教授をお招きして、
「高校での課題研究が大学・大学院での研究につながる」というテーマで講演していただきました。

活発な質疑応答がされ、先進的な研究を基盤とした科学全般に生徒達がふれる機会となりました。

そのときの様子が渡辺先生の研究室HPにも紹介されています。
http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/diary2/2018/04/24141118.php

SSH ブラックボックス~見えない中身を想像しよう~

4月12日に一年生のSSH課題研究の最初のワークショップとして
ブラックボックスの演習を行いました。

新一年生生徒全員が体育館に集まり、4人1グループで様々な探求を行って、
箱の中身の構造を想像しました。

内部モデルの説明や反論などの意見交換がなされ、自然科学との向き合い方を学びました。

バフンウニの変態 その2

     バフンウニの変態 その2

3月5日(月)バフンウニの変態は順調に進み
100匹以上成体と同じ形になりました。
大きさは0.5~0.7mmです。
数が多いので、肉眼でも識別できます。

遊泳期最後の状態。繊毛を動かして泳いでいます。黒い大きな丸い部分が
ウニ原器と呼ばれる部分です。

ウニ原器から管足が出てきました。右側の突起です。
先端が丸くなっています。

最初、ウニ原器から5本の管足が出てきます。管足の先は吸盤になっていて、
伸び縮みします。これを使って、這い回ります。泳ぐのは終了です。

動物極(真上)から見た様子です。ウニらしく棘が少し出てきました。

棘が伸びて成体と同じ形になりました。
行きたい方向に管足を思いっきり伸ばします。

バフンウニの変態の観察

      バフンウニの変態の観察

3月2日(金)1限 2-4生物クラスで
観察を行いました。
  
1月18日受精の実験を行い、その後
キートセラス(ケイ藻)を餌に、ゆっくりとした
攪拌状態で培養してきました。
  濃縮キートセラス    

培養器(青いものは攪拌用のプロペラ)

プルテウス幼生が6腕期から8腕期になったので
プラスチックシャーレに幼生と変態用の付着藻類(ピンクの板状)
を入れ、培養しました。


生徒の観察の様子です。
  
プルテウス幼生の6腕期です。

プルテウス幼生の8腕期です。

変態の始まった幼生

付着藻類の上で稚ウニに変態しました。短い棘と長い管足が観察できます。

今年のバフンウニは生育がたいへんよく、初めて変態の前後の観察を
クラス実験ですることができました。

バフンウニの変態

       バフンウニの変態

1月18日に受精の実験をしました。ウニの幼生たちは
順調に生育し、本日、1匹目が変態し、0.5mmの稚ウニに
なりました。とてもかわいいです。生徒たちに見せる予定です。

SSH授業開発 「ウニの受精と幼生の観察」

SSH授業開発  「バフンウニの受精と幼生の観察」

お茶の水女子大の臨海実験所 海洋促進プログラム

「海からの贈り物」より

バフンウニの受精キットが届きました。

セット内容 
5ml容器  卵(黄色)  3本
              精子(白色)2本

このセットで1年生6クラスと2年生の生物クラス1クラス
の実験が可能です。

ホールスライドグラスを使用すると良いです。

未受精卵と精子を観察した後、混合して、受精
の様子を観察します。
実験の様子です。
   

8細胞期  

桑実胚 



 

缶サット甲子園全国大会報告


8月27日(日)~29日(火)、日本大学理工学部(船橋市)において、缶サット甲子園全国大会が開催されました。地方大会を勝ち抜いた全国からの10チームが集まり、技術を競いました。主催している「理数が楽しくなる教育」実行委員会の会長に、今年度から宇宙飛行士の山崎直子さんが就任し、3日間ずっとご一緒することができました。27日(日)は、午後から事前プレゼンが行われ、各校のミッションや地方大会の反省を踏まえた改善点などが発表されました。28日(月)には、日本大学二和グラウンドで打ち上げ実験が行われました。夕方には、技術交流会を兼ねて懇親会も行われました。最終日の29日(火)には、事後プレゼンが行われ、打ち上げ実験の結果をもとに、ミッションの達成度や考察などが発表されました。本校は打ち上げ前に様々なトラブルに見舞われ、時間ギリギリにロケットを打ち上げることになりました。ロケットの打ち上げは見事に成功し、缶サットの放出も、パラシュートを開いての着地もできたのですが、着地後のタイヤの射出に失敗し、ミッションを完遂することができませんでした。原因も自分たちなりに考え事後プレゼンに臨みましたが、入賞することはかないませんでした。しかし、多くの高校と交流し、様々なことを学んできました。来年は、3年連続の全国大会出場を叶え、何とか全国大会で入賞できるよう頑張ります。人数が少なく苦労していますので、興味を持った方はぜひ仲間入りしてください。一緒に頑張りましょう。
  
 事前プレゼンの様子          打ち上げの準備               着地後の検証(中央が山崎直子さん)
  
  懇親会にて              事後プレゼンの様子         審査員の先生方と

缶サット甲子園関東大会報告


缶サット甲子園2017関東地区大会が実施されました。
関東地区の学校の他、四国や九州地方の高校も参加し、直前に辞退した高校を除き、8校でのコンペになりました。
7月23日(日)には船橋市の日大二和グランドにて、機体審査と性能審査(ドローンによる高さ50mからの投下)が行われ、7月24日(月)には法政大学第二中・高等学校で、事後プレゼンが行われました。
今年の栃高のコンセプトは、昨年も全国大会まで駒を進めた先輩たちの思いを引き継いで「惑星探査」。ミッションは、着地後に缶サット本体からタイヤを出し、動きながら着陸地点付近の撮影をしようというものでした。地磁気センサーで方位も測定します。
モーターの回転を車軸にうまく伝えることができず、走行はできませんでしたが、データの採取や撮影はクリアし、見事、準優勝を勝ち取って、二年連続、全国大会への出場を勝ち取ることができました。ちなみに優勝は法政二校、第三位は早稲田高校、第4位は横浜サイエンスフロンティア高校でした。
うまくいかなかったところを改善し、8月27日(日)~29日(火)に行われる全国大会で優勝を目指し、戦ってまいります。
機体審査 ドローンへの搭載 着地時の様子
           機体審査             ドローンへの搭載             着地時の様子
データ解析 事後プレゼンの様子 技術交流会
         データの解析           事後プレゼンの様子              技術交流会

科学の甲子園栃木県大会

科学の甲子園栃木県大会に参加してきました。
全体では15校から34チームの参加がありましたが、本校は日程等の
都合などから1チーム(6人)しか集めることができず、1,2年生の
合同のチームで戦ってきました。
午前中は、筆記競技を行い、物理、化学、生物、地学、数学、情報の6科目の問題を6人で協力して解きました。午後は実技競技で、与えられた材料で車を作り、斜面から転がし、できるだけ指定された位置近くで車を止めるというものでした。筆記競技の結果はわかりませんが、実技競技は学校での
試走と条件が違ってしまったこともあり、予定通りにはいきませんでした。結果は来月中旬くらいに学校に届く予定です。 

缶サット甲子園2016全国大会に参加してきました。


8月17日(水)から、8月19日(金)まで、秋田市において缶サット甲子園2016
全国大会が行われました。全国から、各地方大会を勝ち抜いてきた11チームがアイデアと技術を競いました。本校は初の全国大会ですが、会場には常連校も何校も来ていて、我々の緊張感も高まります。
17日は事前プレゼンと機体審査が行われ、18日に発射実験から、データ解析、事後プレゼン、そして表彰までが行われました。本校は惑星探査をコンセプトに、ミッションを設定しました。が、残念ながら、設定通りにはミッション達成されませんでした。
しかし、全国のチームの発想力、技術力等を間近で見ることができ、多くのことを学ぶことができました。今後に生かして行ければと考えています。
事前プレゼンの様子     発射前の最終確認
  事前プレゼンの様子             発射前の最終確認
ロケットへの搭載     ロケット打ち上げ
  ロケットへの搭載               打ち上げ実験
事後プレゼンの様子     記念撮影
  事後プレゼンの様子             参加者で記念撮影

SSH生徒研究発表会に参加してきました。

 8/9~11まで、SSHクラブ物理班(物理部)が、SSH生徒研究発表会に参加しました。
今年は、神戸国際展示場に全国のSSH指定校202校が集まり、ポスター発表を行いました。
 本校の研究テーマは「フーコーの方法による光速測定の検証」で、数年前から行っている継続研究です。様々な問題を解決することができず、数年間、光速の測定ができないでいたのですが、先月ようやく光速測定に成功し、その成果を発表してくることができました。

 

 


ポスター発表は、延べ7時間程度行われ、栃高ブースには多くの高校生、高校や大学の先生方が訪れ、生徒たちは休む暇がないほどでした(人気ブースの一つでした)。また、お世話になっている宇都宮大学の先生が応援に駆けつけてくださいました。入賞には至りませんでしたが、生徒たちは素晴らしい成果を残してくれたと思います。
この研究はさらに継続研究を進め、日本学生科学賞にも出展する予定です。

缶サット甲子園2016関東大会に行ってきました!


昨年に引き続き、SSHクラブ物理班缶サットグループで、缶サット甲子園2016関東大会に出場してきました。缶サットというのは、空き「缶」で作る模擬人工衛星(サテライト)のことで、空き缶の中にセンサーやマイコンを詰め込み、上空からパラシュートを使って地上に落下する間に各チームが決めたミッションを行うという、科学技術を競う大会です。いきなりの関東大会なのですが、今年は本校のほか、慶應義塾高等学校、東工大付属科学技術高等学校、早稲田高等学校、法政大学第二高等学校、学芸大附属高等学校、都立戸山高等学校、済美高等学校の8校で競い合いました。
 本校の今年のミッションは、昨年のものを引き継ぎ、「小惑星探査」をコンセプトに、画像撮影、加速度や温度の測定、そしてメインのローバーの射出としました。データは思うように取れなかったのですが、ローバーに摸した物体の射出のアイデアと機構の工夫が評価され、優秀賞をいただきました。8月17~19日に秋田で行われる全国大会への切符を手にしたのです!  関東大会からは、出場した8校の中から3校が全国大会に出場します!

投下前の準備会場の様子最後のチェック
 機体審査に備える   会場の様子   投下前最後のチェック 
気球からの投下 記念撮影 事後プレゼン      
気球から投下  参加校皆で記念撮影  2日目の事後プレゼン

全国大会では気球ではなく、発射したロケットから投下されます。
全国大会に備えて、また明日から頑張ります!

SS校外研修を実施しました。

○6月2日(木)に、2学年生徒全員を対象に、
 本校SSH事業の一環として、「SS校外研修」が実施されました。
 生徒の希望に基づいた6コースに分かれ、様々な施設を訪問、見学させていただきました。

 

Aコース

東京ガス(株)日立支社工場→日立市郷土博物館→日立パワーソリューションズ大沼工場

Bコース(a,bは選択)

(a)木質バイオマス発電所/(b)原子力科学研究所

→原子力科学館→那珂核融合研究所

Cコース

積水ハウス㈱関東工場→LIXIL→食と農の科学館

Dコースa,bは選択)

(a)日本ジェネリック株式会社/ (b) 理化学研究所バイオリソースセンター

→安藤ハザマ技術研究所

Eコース

安藤ハザマ技術研究所→インテル株式会社

Fコース

JICA筑波→ランチミーティング→地質標本館→サイエンス・スクエアつくば+メガソーラー

 

理化学研究所バイオリソースセンターでの見学の様子

 

6月9日(木)に、クラス別に体験報告会を実施しました。

コースごとに研修内容や気づき、学びなどを5分間で報告し、体験を共有しました。

 

報告会での発表の様子

平成27年度 SSH研究成果発表会

            平成27年度 SSH研究成果発表会
 

2月20日(土)に行われました。

 

12:25  全体会1が始まりました。

    校長挨拶                   司会進行の生徒たち
 
  科学技術振興機構 主任調査委員 関根康介様の挨拶です。

    生徒会長挨拶

次にSSHの4つの行事報告です。

マレーシア海外研修報告  サイエンスラボラトリー実施報告
  

 SS校外研修実施報告      SS基礎実施報告
 

13:50  3カ所に分かれて自由見学となります。
  ◎SSHクラブによる研究発表(講堂)
物理(3),化学(1),生物(1) ,数学(1)の6グループが発表しました。
 

 

  ◎SS発展プレゼン(本館2階の4教室)
  2年生1人1研究。20の研究を各教室で発表しました。
 

  ◎SS発展ポスターセッション(第2体育館)
  2年生1人1研究。30の研究をそれぞれのブースに
分かれて発表しました。
 
 
 ◎サイエンスラボ,協働まつり等のポスター展示
もありました。(第2体育館)
 

15:00  全体会2です。
SSHクラブによる研究報告が行われました。
  物理分野          圧電素子による発電
  化学分野          植物中のリン酸の研究
  生物分野          グリーンヒドラの培養と駆除
  数学分野          グラフの中に方程式の虚数解を探す研究
 
来賓の皆様です。

 

最後に
運営指導委長 若狭湾エネルギー研究センター所長
中嶋英雄様より指導講評がありました。


SSH授業開発 バフンウニ

 SSH授業開発でのバフンウニの話題は何回か紹介してきました。
昨年3月初旬に受精させたウニは、3匹が年を越しました。
撮影は1月15日なので、約10ヶ月たったことになります。
変態後は、ずっとこのプラスチックシャーレで育ててきました。
ウニの卵と精子、餌と海水はお茶の水女子大臨海実験所の提供です。
昨年の6月より、18℃に設定した恒温器内で飼育しています。

            シャーレ内の3匹のウニです。大きさは13~15mmあります。


           五放射が星のように美しいバフンウニ2匹です。
         餌はプラスチック板に繁殖させたピンク色の石灰藻です。

マレーシア海外研修 五日目

マレーシア海外研修もいよいよ最終日です。
今日は、UKMの付属高校(PERMATA Pintar Negara)を訪問し研究発表と交流を行います。
その後、夕食をとりクアランブール空港から日本へ帰ります。


UKM付属高校に到着。校舎は自然に囲まれ、とても素晴らしい環境です。
敷地も栃高よりもかなり広い!!!

 
午前中は、日本語の勉強をしている現地の高校生との交流会です。
まずは互いに自己紹介。現地の高校生は、日本語で自己紹介をしてくれました。
その後は、グループに分かれてゲームなどをしながらの交流。


昼食後は、マレーシアの楽器の演奏。

 
 
現地の高校生によるキャンパスツアー。陸上競技場、プールなどに案内していただきました。この学校は全寮制の学校だそうです。マレーシアの各地から優秀な高校生が集まってくるそうです。

 
午後は研究発表です。当初は20名程度の高校生を前に発表すると聞いていましたが、200名を超える高校生と先生方に集まっていただきました。想定外の状況の中、生徒たちは英語で一生懸命発表していました。

 
 
 
全ての研究発表で質問が出て、それに対して生徒たちは一生懸命英語で答えていました。
また、最後に現地の高校生によるレーシングカーのボディの形状に関する研究発表が行われました。とても素晴らしい発表でした。

 
現地の高校生による、音楽の演奏とダンス。予定外の演出に感激。
 
日本の文化紹介ということで、けん玉と空手を披露しました。大変盛り上がりました。


最後に記念写真。こんなに多くの方々に歓迎していただきました。生徒たちはとても感激していました。

 
マレーシア最後の食事です。マレー鍋(スチームボート)です。

 
クアラルンプール空港に到着です。これから帰国します。
五日間お世話になったガイドのライさんともここでお別れです。
本当にお世話になりました!!!!


朝、6時30分に成田に到着。
出発したときクアラルンプールは気温30℃でしたが、成田の気温は-1℃でした。
寒い!!!

 
栃高に到着。校長先生に帰着を報告。

以上で本年度のマレーシア海外研修は終了しました。
多くの方々のご支援に感謝いたします。
ありがとうございました。
テリマカシ。

マレーシア海外研修 四日目

海外研修四日目がスタートしました。
本日は、マレーシア国民大学(UKM)に訪問します。


UKMのFaculty of Science & Technologyに到着。ここでは、生徒たちが英語で研究発表を行います。生徒たちはとても緊張しています。

 
研究発表の会場です。研究発表には、物理、化学、生物、数学を専門とする各先生たちに参加していただきました。こちらとは対照的に、すべて女性の先生でした。各自が自己紹介をした後に、とても和やかな雰囲気の中で研究発表はスタートしました。

 
 
 
各自の研究発表の様子です。皆、英語でしっかりと発表することができました。また、各発表ごとに質問やアドバイスが多く出て、予定時間を大きくオーバーしました。生徒にとって充実した発表会となりました。


研究発表の最後に全員で記念写真を撮りました。

 
UKM内のChocolate Labを訪問しました。チョコがとてもおいしい!!!


昼食は、学食でマレー料理をいただきました。机の上にあるお茶はなぜか甘いです・・・。皆、少しずつマレー料理になれてきた様子です。

 
午後は、UKMの説明をしていただきました。歴史のある大学のようです。


建築工学科のギャラリーの見学。

 
ホテルに帰着後は、明日の研究発表に向けての準備です。
UKMでいただいた多くのアドバイスを元に修正します。

明日は、いよいよ最終日です。
UKMの付属高校を訪問し、研究発表や現地の高校生との交流を行う予定です。

マレーシア海外研修 三日目

マレーシア研修三日目がスタートしました。
今日は、ペトロナスツインタワーの見学後、班別に現地の大学生と市内を散策します。
そして、夕食後はセランゴール蛍園に行きました。


8:15にホテルを出発し、徒歩でペトロナスツインタワーに向かいます。
道路は通勤ラッシュの車で大混雑。マレーシアは車優先の社会なので、横断歩道でも注意が必要です。信号は青なのになかなか渡れません・・・・。


約30分くらい歩いてペトロナスツインタワーに到着。
入場ゲートでは、X線によるセキュリティチェックが行われます。

 
まずは、ツインタワーの40階での見学。生徒も引率教員もまだまだ元気です。

 
最上階の展望ルームからの眺望です。クアラルンプール全体を見渡すことができました。右の写真の茶色い二つのタワーが私たちの宿泊しているペルジャヤ・タイムズ・スクウェアホテルです。


その後は、3つの班に分かれて現地の大学生の案内の下、市内散策をしました。
生徒たちは、チャイナタウン、国立モスク、ブキビンタン、KLCC水族館などに訪れたようです。
最後にセントラルマーケットに集合して、セランゴール蛍園に向かいます。

 
蛍の鑑賞の前に夕食です。本日は、川の見えるレストランで海鮮中華をいただきました。Very delicious!!

 
いよいよ、セランゴール蛍園にて蛍の鑑賞です。ライフジャケットを着用して四人乗りボートに乗り込みスタート。まるでクリスマスツリーの電飾のような、数多くの蛍を干渉することができました。写真でお見せできないのが残念です。

明日は、いよいよマレーシア国民大学での研究発表です。
練習の成果を発揮してほしいと思います。

以上

マレーシア海外研修 二日目

二日目が始まりました。
朝6:30起床で7:00から朝食です。


ブュッフェスタイルの朝食です。

 
ホテルを8:15に出発。マレーシア森林研究所(FLIM)を訪れました。
まず、ばじめに二名の研究員の方に森林研究所の説明をしていただきました。

 
説明の後はジャングルトレッキング。30mを超える木々に圧倒されました。今日の気温は35℃ですが、ジャングルの中は少し涼しく感じられました。


ジャングルを歩いていると突然・・・・1.5mくらいの巨大なトカゲに遭遇!!!
それ以外にも、巨大なアリ、巨大な魚に遭遇しました!!!!
生徒たちは驚いていました。


本日の昼ごはんです。本日はおいしくいただけました。

 
昼食後は、マレーシアのICT技術の開発特区であるサイバージャヤにあるサイバービュー社を訪問しました。社員の方から、マレーシアが実現しようとしているICTを利用した将来像について説明していただきました。生徒たちは、英語でのプレゼンに真剣に聞き入っていました。


次にサイバージャヤあるNTTコミュニケーションズを訪問しました。
現地で働く4名の日本人社員の方々からのお話は、会社の事業内容にとどまらず、キャリアプランニングや人生哲学についてなど進路選択の糧になるものでした。生徒たちは、海外で働くということをとても身近に感じることができたようです。

その後、ホテルに戻り夕食をとりました。
今日の夕食は各自がホテル近隣のレストランで好きなものを食べました。

本日のスケジュールは以上で終了です。
みんな元気です。

マレーシア海外研修 一日目

本校のSSHクラブ員10名がマレーシアの海外研修に参加しています。

栃木高校を朝6:00に出発し成田空港へ。そして、飛行機でマレーシアの首都クアラルンプールに向かいました。

 
成田に到着。出発まで一時間ほど待ち、飛行機へ搭乗。一路マレーシアへ!!!

 
天気がとても良く飛行機からの眺めは最高でした。機内食は和食メニュー。デザートにはアイスクリームなどもあり生徒たちはみんな大満足。
クアラルンプールまでは約7時間のフライトでしたが、映画を見たり、本を読んだり、勉強したりと、退屈することなく時間を過ごすことができました。


クアラルンプール空港に到着。当然ですが、夕方なのにかなり蒸し暑いです・・・。
空港出口で、今回ガイドをしていただくライさんと合流。
ライさんはとても気さくなガイドさんで、日本語もとても上手です。

 
ライさんと合流後、サロマレストランで少し遅い夕食。マレー料理をいただきました。
味は・・・・・・・

 
さらに、マレー料理をいただきながらマレー舞踊ショーも見ることができました。
ショーの後半には、生徒の多くがステージに上がりマレー舞踊に挑戦しました。
初日からマレーシアの文化に触れることができ、良い経験ができました。



夕食後ホテルに到着。ライさんからホテルでの注意事項を説明いただきました。

最後にミーティングを行い、本日のスケジュールは終了となりました。

スケジュールは順調にすすんでおります。全員元気です。明日も頑張ります。

以上

SSHクラブの最近の活動

SSHクラブの最近の活動を報告します。

〇日本学生科学賞 栃木展覧会 結果報告 

  SSHクラブ物理班が研究している「圧電素子による発電」が、最優秀賞(県議会議長賞)を受賞しました。圧電素子を使った音波発電機や床発電機の研究に取り組み、高評価をいただきことができました。なお、この作品は東京で行われる中央審査に進み全国の舞台で評価されることになります。全国で入選できるように現在準備を進めているところです。

      


 〇とちぎ協働まつりへの参加

SSHクラブ物理班の三名が、10/25(日)に開催された「とちぎ協働まつり」に参加してきました。キッズワークエリア内で科学実験教室を行い、18名の小学生に楽しい科学実験を体験していただきました。今年は、「分光器」「水笛」「トルネードボトル」を小学生に作ってもらい実験するという内容でした。




〇科学の甲子園 栃木県予選

11/1栃木県総合教育センターで開催された、科学の甲子園 栃木県予選に参加してきました。生徒たちは、筆記競技(物理、化学、生物、地学、数学、情報)、実技競技(パラシュートの落下競技)に取り組みました。結果は11月下旬に発表されます。

第3回栃木高校SSH科学実験教室

      第3回栃木高校SSH科学実験教室
      
 本校では24年度から文部科学省よりSSH事業の指定を受け、
様々な科学関連の事業を企画・実施しています。今年度もその
一環として、主に科学に興味を持つ中学生を対象に、
「第3回栃木高校SSH科学実験教室」を
11月7日(土)9:30~12:00に開催しました。                                        
講座担当の本校生徒はSSHクラブに所属する21名です。
                           
・日程は次のように行われました。
9:00~  受付
9:30~  開会式 日程の説明   
9:50~  移 動 本校生が各会場へ誘導します
10:00~  科学実験教室 開始
11:40   アンケート記入
11:50   講堂へ移動後閉会式 
12:00   科学実験教室終了 

・中学校の参加生徒数です。
1.圧電素子  19名
  2.LEDライト   1 名
  3.分子模型   3名
  4.イシクラゲ  5名
5.呼吸基質    2名
          合計  30名
講座の様子を紹介します。
               受付                              ポスター
    
開会式 SSH部長挨拶          校長挨拶
 
○実験講座1  圧電素子による発電器の製作 
   本校のSSH物理班では、圧電素子を使って、踏むことで発電できる発電床
音波 をぶつけることで発電できる音波発電の研究を行っています。今回は、
その研究内容の紹介と圧電素子を使ってLEDを光らせることができる発電器
を製作しました。
 
        
○実験講座2  LEDの電圧-電流測定とLEDライトの製作 
   電球に代わってどんどん広まっているLED。この講座では、LEDに加える
電圧と流れる電流との関係を調べ、LEDの特徴を学んだ後、まとめとして
LEDライトを製作して、お土産として持ち帰ってもらいました。
 
       
○実験講座3  分子模型をつくろう             
   水や二酸化炭素、アミノ酸、etc。わたしたちの身のまわりにはたくさんの
分子が あふれています。色をつけた発泡スチロールを使って様々な分子
をつくってみました。
 
      
 ○実験講座4  イシクラゲ(ネンジュモ)の観察と培養   
  栃高の校庭には、シアノバクテリアの仲間のイシクラゲが豊富に繁殖
しています。私たちは、この生物を研究しています。今回は、顕微鏡を
使った観察と培養方法の実験を行いました。
 
 
○実験講座5  呼吸基質を調べよう             
  私たちは、呼吸により食べたものを分解しそのエネルギーを利用して
います。 脂肪の燃焼にこれが良いとか、あの運動が良いとかいいます
が、脂肪と炭水化物の利用状況を測定してみましょう。 
 
 
閉会式の様子です。生徒代表がお礼のあいさつをしました。
 
最後に集合写真を撮りました。

中学生の皆様、参加ありがとうございました。

SS授業研究

SSH事業の中にSS授業研究があります。
研究の視点は「論理的・創造的・独創的思考力の育成」です。
それに関連する研究授業が公開授業週間に行われました。
今回は私が行った「生物」の研究授業を紹介します。

平成27年10月15日(木)第5時限 
2年1組 生物選択者10名
生物実験室にて行いました。
単元名は第9章 生物の系統、第5節 動物 
本時の題名は「動物の分類」です。 

今回の研究授業の目標は
「タブレットを使って動物の分類の学習をする」です。
指導方針は栃高にある実物標本と栃高ホームページ内の
「栃高博物館」を使って学習をします。
受精卵から飼育したバフンウニ、
自作のホームページやYoutube動画の情報も活用します。
         授業の様子です                            
        

  標本とタブレット     受精後7カ月たったバフンウニ
   
 

SSH宇都宮大学科学実験講座

SSHサイエンスラボラトリーの第3回目として、「宇都宮大学科学実験
講座」を実施し、1年生55名が参加しました。
 
1
日時・場所    
平成27年10月10日(土) 8:30~16:30

            宇都宮大学 農学部・工学部・教育学部
2 日程  8:30         栃木高校 出発

               9:35               宇都宮大学 峰キャンパス到着

               9:45       宇都宮大学 陽東キャンパス到着           

              10:00~12:00    講座

              12:00~13:00  昼食

              13:00~15:00  講座
        15:15                宇都宮大学 発

             16:30        栃木高校 着
3 講座内容
       A DNA鑑定体験講座(農学部:松田勝先生) 
       
B 微生物実験講座(農学部:前田勇先生)
               C ウイルスを検出する(農学部:夏秋知英・西川尚志先生)
               
D プラズマ(工学部:湯上登先生)
               E 放射線を体験しよう(教育学部:堀田直巳先生,山田洋一先生)
               F サカナの受精と染色体観察(教育学部:上田高嘉先生)

  
 到着後生徒たちはA~Fグループに早速分かれ、よく取り組んでいました。
 熱心にご指導いただいた宇都宮大学の先生、TAの皆さん、大変お世話に
 なりました。
 
 ◎ 活動の様子です。

            
 Aグループ:DNA鑑定検体講座      Bグループ:微生物実験講座
 メダカの尾ひれから、DNAを取り    酵母のはたらきかたと条件を調
出しています。                 べるためのパンを作ります。
  
         
  Cグループ:ウィルスを検出する      Dグループ:プラズマ
 大学の庭で採取してきた植物に     プラズマ発生装置でプラズマ
感染した、ウィルスを取り出します。    を発生させ、観察しています。

             

 Eグループ:放射線を体験しよう      Fグループ:サカナの受精と染色体観察
   ドライアイスを用いた霧箱に光を     魚の減数分裂、受精時の染色
当て、放射線の様子を観察します。    体数変化についての講義中です。

3年生 SSH講演会

          3年生 SSH講演会

 10月1日(木)7時間目に、3年生を対象としたSSH講演会を
本校講堂で実施しました。
 
 講師は、東北大学大学院工学研究科の安藤晃先生です。
安藤先生はプラズマ物理学の専門家で、宇宙船「はやぶさ」
のプラズマエンジンの開発プロジェクトにかかわられるほか、
高校生への科学教育にも熱心に取り組んでおられ、本校の
SSH運営指導委員も務められています。

 今回の講演では、

「プラズマと宇宙推進 ~大学で学ぶこと(課題研究の視点から)~」

 という演題で、プラズマや宇宙開発など科学技術に関する

内容のほか、大学で研究するということ、キャリアデザインを

考えること、ご自身の高校のこと、受験に向けての意義や、

取り組み方などを明快に御講演いただきました。


 3年生も皆熱心に聴き入っており、講演終了後の質疑応答

でも時間を延長して活発なやり取りが行われました。

  

  


1年生SS基礎研究3rdステージ

1年生SS基礎研究3rdステージ科学教養講座Ⅰ・演習Ⅰが始まりました。
専門性を高め、特定の分野、テーマに関する7つの講座・演習を実施していきます。
今回は昨年も実施した「DNAの抽出実験」の様子を紹介します。
  9月14(日)月曜7限
タマネギからDNAを抽出します。
①タマネギをすり下ろします。 ②乳鉢に移し、飽和食塩水を加えよくすりつぶします。
      
③ガーゼで濾します。④試験管に5mL入れ、エチルアルコールを静かに注ぎ入れます。
               
⑤白い綿のようなものが浮いてきます。⑥曲げた針金ですくい取ります。
     
⑦集めた白いものに水を加えよく溶かしてから、筆で濾紙に字を書きます。
⑧乾かした後、酢酸カーミンをかけて染色します。よく水洗いすると‥‥
    
                 酢酸カーミンで赤く染色されたのはDNAです。

缶サット甲子園2015関東大会に参加してきました!!


SSHクラブ物理の缶サット班が、7月22日~23日、缶サット甲子園2015関東大会に
参加してきました。
参加校は、慶応義塾高校、千葉県立長生高校、学芸大学附属高校、東工大附属科学技術高校、
都立戸山高校、法政二高と栃高の7校でした。上位3校が8月に秋田で行われる全国大会の
出場権を得ることができます。事前に送った事前ビデオプレゼン、22日の気球投下審査、
23日の事後プレゼンの総合評価で順位が決定します。
22日は千葉県野田市にある野田スポーツ公園にて、缶サットの気球投下審査が行われました。
通常はヘリウムバルーンを50mくらいの高さまで上げて、そこから缶サット本体を放出しますが、
この日はとても風が強く、「高さ制限なし、与えられた15分の時間内で自分たちの判断した
タイミングで缶サットを放出する」という競技方法になりました。本校のメンバーは小惑星探査を
意識し、地表面の様子の撮影、地表面での土壌サンプル採取、落下時の加速度の測定、落下中の温度計測をミッションとして、大会に臨みました。 
会場となった野田スポーツ公園 投下試験前のチェック
   会場となった野田スポーツ公園            投下試験前の最終チェック
ヘリウムバルーン 機体の審査を受けます
   投下試験に使ったヘリウムバルーン      機体の質量などの検査を受けます
高く上げた気球から投下します 投下を終えて回収された缶サット
 
 気球からロープを引いて落下させます       投下試験を終えて回収された缶サット
参加者みんなで記念撮影 事後プレゼンの様子
      参加者みんなで記念撮影           二日目の事後プレゼンの様子
事後プレゼンでの実演 
   事後プレゼンでの土壌回収装置の実演

投下試験では、テストではうまくいっていた画像データの取り込みがうまくうまくいきません
でした。上位3位以内に入ることはできませんでしたが、技術賞をいただきました。
         
初参加としては大健闘であったと考えています。

第2回群馬大学実験講座

SSHサイエンスラボラトリー       
平成27年度 第2回群馬大学実験講座
7月4日(土)
群馬大学理工学部にて1年生全員が受講しました。
科学実験の方法,手順などを学ぶ絶好のチャンスです。
日程            
8:30 学校発
     
10:20~11:00    
オリエンテーション
群馬大学の大沢先生より説明および
受講にあたっての注意点のお話が
ありました。
11:00~11:30  
実験説明のため各講座に移動です。

実験説明の様子。
 
11:30~12:00   
研究室見学・キャンパスツアーの時間です。
 
12:00~13:00昼食の後は実験のスタートです。

13:00~16:00   
1 キレート滴定  
  水の全硬度を算出中です。
 
2 電気泳動実験  
  ウェルに試薬を注入しています。緊張します。
 
3  顕微鏡でのぞくミクロの世界  
  パン酵母や牛乳のミクロの世界を観察します。
酵母の数もカウントしました。いい数字が出るでしょうか。
 
4 金属の引張試験  
  引張試験を行い金属の変形過程を観察し、
電子顕微鏡を用いて破断面を観察しました。
 
5 ペーパークロマトグラフィーによる物質の分離と解析 
  ろ紙上に現れた色よりRf値を求めます。
 
6 知られざる地下水の世界 
  12m下の地下水中に住む生物をファイバースコープで
観察しました。等脚類の「ミズムシ」が多数生息していました。

7 マイコンカーを制御しよう 
  制御アルゴリズムを学習し、トレースを踏破。
最後はみんなでタイムトライヤル。
 
8 プログラミング体験 
  未完成のプログラミングを完成させるぞ。
 

9 ニュートンリング(光の干渉) 
   ニュートンリングを利用してレンズの曲率半径が測定できます。

10 回折格子(光の干渉)
  回折格子を用いて原子から出る光の波長が測定できるかな。
 
第2回も充実した活動ができました。
群馬大学の先生方、ありがとうございました。

SSH授業研究 実験生物の開発

SSH授業研究 実験生物の開発

以前にも紹介した3種類の生物です。今年も生徒に継続観察させています。

1.バフンウニ
  昨年はお茶の水女子大臨海研究所より成体直前の幼生を送って
もらい、実験しましたが、今年は、初めて受精からスタートしました。
3月初旬に受精させ、受精卵からウニの成体にし、飼育を続けてい
ます。3ヶ月たち最も大きな個体は5mmになりました。
上の写真はバックがブラック、下はホワイトで撮影しています。
写真下側の目盛は1mmです。


 

2.小型のクラゲ(ヒドロゾアの仲間)
  今年も6月にクラゲの発生が始まり、今も続いています。
餌(孵化直後のアルテミア幼生)を与えて、飼育しています。発生直後は
0.5mmでとても小さいです。飼育後大きなもので2mmになりました。
クラゲの口腕部の拡大。左下は餌のアルテミア幼生。

3.イシクラゲ(ネンジュモ、シアノバクテリアの仲間)
 寒天培地上で球形になったイシクラゲを
エアレーションした飼育液の中で培養しています。
大きなものは直径15mmになります。





2学年「SS校外研修」

 6月12日(金)に、2学年生徒全員を対象に、
 本校SSH事業の一環として、「SS校外研修」
 が実施されました。
 生徒の希望に基づいた6コースに分かれ、
 様々な見学地を訪問、見学させていただき
 ました。各コースの概要とその様子をご覧
 ください。

Aコース
 東京ガス日立支社工場→日立パワーソリューションズ
 →日立小平記念館

  
    巨大なタンクです。        説明を受けます。 
 

 
    太陽光と風力発電。 
Bコース
 東那珂木質バイオマス発電所→那珂原子力科学館
 →那珂核融合研究所

 
        
  熱心に説明を聞きます。         制御室の見学。
     
         複雑でかつ巨大な装置に圧倒されました。            

 
 
 


Cコース
 積水ハウス関東工場古河→LIXILつくば→食と農の科学館

   
    ちょっと記念写真。       ソーラーパネルの説明です。

   
  様々な説明を熱心に聞いて、先端技術の一端を知りました。
 
 
    

Fコースは「続きを読む」でどうぞ。

第1回群馬大学実験講座(その2 午後の部)

  第1回群馬大学実験講座(その2 午後の部)
 13時から各実験室で実習が始まりました。
1.キレート滴定 1滴1滴慎重に進めていきます。
行き過ぎないように注意。
  

2.タンパク質分析を最新の電気泳動法で実施します。
ウェルに液を入れるときは細心の注意を。
 
3.顕微鏡でのぞくミクロの世界 
観察だけでなく酵母の数もカウントしてみよう。
ちょっと難しい計算あり。宿題も出ました。
 
4.金属の引張り実験 金属に力を加えてブチッと
切れた部分の変形を見ます。電子顕微鏡でも見ます。
 

5.ペーパークロマトグラフイーで葉緑体の色素を
分離します。有機溶媒なのでゴーグルをつけて。
 
6.川の流れの水理実験 実験室の水路はザー
ザーと水が流れ、この中で実験です。
    
7.マイコンカーを制御しよう 制御アルゴリズムは
うまくいくか。黒い線どうり見事ゴールにたどり着くか。
そして優勝タイムは。
 
8.未完成のプログラミングを完成させていきます。
はたして完成するか。
 
9.光の干渉:ニュートンリングを利用してレンズの
曲率半径を求めます。難しそうですがよい数値が出たで
しょうか。
 
10.光の干渉:回折格子を用いて原子から出る光の波長を
測定します。これも難しそうです。挑戦。
 
 16時 実験が終わって、充実した顔で帰って
きました。 
 
大講義室で閉会式。大沢先生から講評をいただきました。
生徒代表お礼の挨拶で本日の日程は終了です。
 
群馬大学の先生方ありがとうございました。

第1回群馬大学実験講座(その1 午前の部)

  サイエンスラボラトリー(SSH事業)
 平成27年度 第1回群馬大学実験講座
       (その1 午前の部)

6月6日(土)
8:50 生徒集合し、9時学校を出発しました。
今回の目的は
「自然科学への高い興味関心を持ち、科学的問題解決能力
をもつ生徒集団を育成する」です。
10時20分着 さっそく大講義室に集合し、
オリエンテーションが始まりました。
 
  
 群馬大学の大沢先生より挨拶がありました。
 話をよく聞く。怪我をしない、させない。
時間を大切に。楽しむ。何かをつかむ。
以上がおもな内容です。気合が入ります。
次に本校SSH部長の篠山より挨拶がありました。
SSH活動の説明。SSHクラブに積極的に加入し
研究しよう。2年生では一人一研究をやります。
全員体制のSSH事業は本校だけです。
今日は1年生全員で大学の講義実習を体験します。
貴重な時間である。大切に。
以上がおもな内容です。さらに気合が入ります。
  
班ごとに移動です。指導の先生方や、大学院のTAの方の先導で
移動していきます。さあこれから始まります。
 
私は今回第③講座「顕微鏡」担当です。
 実験の手順の説明がメインです。
特に実験で使用するピペッターの使い方の説明がありました。
1本3万円します。
P-1000タイプ  200μL~1000μLまで
P-20タイプ    2μL~20μLまで
1mL=1000μLが基礎知識です。
 先端のチップは使い捨てです。
 
その他の講座です。
ペーパークロマトグラフイー         電気泳動
 
    プログラミング              マイコンカー
 
 11時25分 TAの方の案内でキャンパスツアーをしました。
校内を巡り、朝の会場に戻りました。
これで午前の部は終了です。

午後は13時から、直接実験室集合で
本格的に実験が始まります。
その1終了

SSH関連 学習院大学での生命科学シンポジウムに参加

2015年5月30日(土)
学習院大学での生命科学シンポジウムに参加してきました。
今回の主題は「生命の秘密を解く鍵を求めて」でした。
   学習院大学正門            西5号館202教室
   
演目は次の4つ。パンフレットより。
1.JT生命誌研究館・研究員尾崎克久
「アゲハチョウはどうやって食草を見分けるのか?遺伝子と行動の両面からさぐる」
鱗翅目昆虫(チョウとガの仲間)のほとんどは、幼虫が決まった植物だけを食べて育つ偏食家です。しかし、卵からかえったばかりの幼虫は体が小さくて、広い環境を白分で探し回って餌になる植物を見つけることができません。そこで、飛ぶことができる成虫が、正確に植物の種類を見分けて、幼虫が食べられる場所に卵を産むのです。花の蜜を飲んでいる成虫は葉っぱを食べないのに、どうやって幼虫の餌を見つけているのでしょうか。その謎に遺伝子の情報からせまる、最新の研究について紹介します。

2.東京大学大学院医学系研究科・教授岡部繁男
「脳のネットワーク:そのはたらきと病気との関連」
脳の機能は神経細胞やグリア細胞がつくるネットワークによって実現されています。我々が物を考え、喜び悲しみ、共感する事ができるのも脳のネットワークの正しい働きによります。逆に脳のネットワークの働きが障害されると、様々な精神・神経疾患の原因ともなります。この講演では脳内で神経細胞やグリア細胞がつくるネットワークの性質やその研究方法について紹介し、脳の働きや病気との関連についても説明します。

3.広島大学大学院生物圏科学研究科・准教授長沼毅
「謎の深海生物にさぐる宇宙生命の可能性」
暗黒の深海の海底火山に「光も食物も不要」という不思議な生物「チューブワーム」が繁栄している。人間には猛毒の火山ガス(硫化水素)をエネルギー源にして二酸化炭素から有機物をつくる生き方は、植物が光をエネルギー源にして営む光合成独立栄養によく似ている。光がなくても光合成と同じことをする化学合成独立栄養は、海底火山があれば光も食物も不要ということは、地球以外の天体でも海底火山があればチューブワームのような生命がありえるのか?そんなことを一緒に考えてみたいと思う。

4.岐阜大学大学院医学系研究科・教授深尾敏幸
「新生児マススクリーニングと先天代謝異常症」
2014年から全国で新しい新生児マススクリーニングが始まって、少なくとも19疾患がスクリーニングされるようになりました。聞き慣れない疾患が並んでいますが、乳児期から幼児期に非常に重篤な症状を来しうる疾患を持つ子を早期診断して、障害なく、もしくは最小限に障害を食い止めることは非常に意義があることと考えられます。そのような新生児マススクリーニングについてお話しさせていただきます。
       講演中                   休憩
   
    
 それぞれ最新の研究で興味深かったです。
1.遺伝子が作るレセプター(受容体)というタンパク質の研究から切り込んでいます。
2.脳のネットワークを再構築できれば病気を治すことができる。線虫レベルでは構築できている。ヒトではニューロンの数が1000億で構築は大変だが、ヒトゲノム解析のような世界レベルでの研究が突破口になるかもしれない。
3.テレビ出演も多い長沼先生の講演です。深海生物のチューブワームと地球外生命体の話題で熱気が伝わってきました。
4.新生児マススクリーニングは私が教員になった頃(約30数年前)NHKの特集でやっていました。アメリカでの話で探している遺伝病は、日本人にはきわめて少ない「膿疱性線維症」でした。日本でもここまで技術が進んできたことに驚きました。
  今回の講演の内容を生物の授業に組み込んでいこうと考えています。

SSH学問探究講義

先日、本校でSSH学問探究講義が行われました。
大学の先生方をお招きし、様々なテーマで講義をしていただきました。

  東京工業大学大学院理工学研究科の先生より
   「ロボット工学入門」というテーマで講義をして
  いただきました。
  





  東北大学農学部生命科学研究科の先生より
  「教科書の1ページの作り方~鳥は本当に恐竜か?」    
  というテーマで講義をしていただきました。






  東京大学大学院新領域創成科学研究科の先生より
  「核融合エネルギー開発の最前線」というテーマで講  
  義をしていただきました。






  金沢大学医薬保健研究域薬学系の先生より
  「薬の動きと働き」というテーマで講義をしていただき 
  ました。






  一橋大学経済学研究科の先生より計量ファイナンス
  の近年の展開について講義をしていただきました。







  東北大学工学部材料科学総合学科の先生より
  「自己組織化による機能性高分子材料の設計」
  というテーマで講義をしていただきました。
  





  長岡技術科学大学工学部環境・建設系の先生より
  「老朽化する橋梁の先進的な維持管理技術」という
  テーマで講義をしていただきました。






  岩手大学農学部応用生物化学課程の先生より
  「医薬品と食品の機能性に関わるケミカルバイオ    
  ロジー(化学生物学)」のテーマで講義をしていた
  だきました。

会議・研修 第3回SSH研究成果発表会

絵文字:会議 221日(土)栃木市文化会館において SSH研究成果発表会 が開催され,3年目を迎えた本校のSSH事業の報告・発表が行われました。発表会の司会・進行は生徒会役員の生徒が行いました。
〈全体会1〉 13:0013:30 大ホール
  ■マレーシア海外研修(2年生)
  ■学問探究つくば(2年生) ※英語による報告
  ■サイエンスラボラトリー(1年生) ※英語による報告
〈自由見学〉 13:4014:40
絵文字:会議 本校のSSH事業のポスター展示が大ホールホワイエにて行われました。
絵文字:会議 小ホールにて,次の 5つの報告・発表が行われました。
  ■SSH基礎研究(1年生)
  ■SSHクラブ「缶サットについて」(物理班)
        「土壌中のリン酸研究」(化学班)
        「巴波川水質調査」(化学班)
        「イシクラゲの培養その2」(生物班)
絵文字:会議 2年生がSS発展研究で取り組んだ「一人一研究」のプレゼンテーション(大会議室)とポスターセッション(展示室)が行われました。
  ■プレゼンテーション
   ① 屈折の原理に迫る

   ② シムシティは実現可能か

   ③ ベストなディズニープランの研究

   ④ 橋の構造と強度の関係

   ⑤ 文豪は東大出身が多いのか?

   ⑥ 炎色反応~手持ち花火を手がかりに

   ⑦ 日本文化の海外輸出における変化

   ⑧ 水切りき学

   ⑨ プロ野球~2015シーズンで輝くのは~

   ⑩ コーヒーカップで酔うために

   ⑪ 栃木県における地域活性化について

   ⑫ 浪の下にも剣のさぶろうぞ
  ■ポスターセッション
   ① 夕焼けの発生と大気汚染物質の関連性

   ② フォトクロミック分子

   ③ ほこりとは

   ④ 「中国大返し」から探る「本能寺の変」の真相

   ⑤ 国政選挙の投票率の推移とその要因

   ⑥ 壁ドンは本当に効果があるのか!?

   ⑦ 三国志~蜀は魏を滅ぼせただろうか?~

   ⑧ AKB48を科学する

   ⑨ よく飛ぶ紙飛行機って

   ⑩ よく飛ぶ紙飛行機

   ⑪ SUPER BALL TO THE MOON

   ⑫ ビスマス鉱石の作成

   ⑬ 貝の水質浄化~水中での貝の働き~

   ⑭ ダイラタンシーの緩衝性

   ⑮ 土埃を上げる魔球

   ⑯ 手塚ゾーンは可能なのか

   ⑰ 卵の逆転反応

   ⑱ 魚の活動量の変化

   ⑲ 冬期の常緑樹における光合成について

   ⑳ 紅葉による有機物の回収について

   ㉑ 本を曲げた時に側面はどのように変化するか

   ㉒ 超電磁砲の原理と実験
〈全体会2〉 14:5015:50(大ホール)
絵文字:会議 SSH
クラブによる研究報告です。
  
  ■圧電素子の応用研究(物理班)
  ■ホルモール滴定による食肉劣化の定量(化学班)
  ■グリーンヒドラの耐塩素能力について(生物班)
  ■組立除法の活用法を探る
   ~解と係数の関係の帰納的証明
     と定義を用いない微分法へのアプローチ
            (数学班)※英語による発表

〈講評〉 運営指導委員の方々から,次のような講評をいただきました。
■最後までやり遂げることは大切である。
■文系・理系ともに興味ある内容で,昨年度よりもレベルアップしている。
■研究がブラッシュアップされていくことを期待している。

SSHマレーシア海外研修 5~6日目

        SSHマレーシア海外研修5日目 
                1月9日(金)
7:00  ホテルで朝食・スーツケースのパッケージング
8:30  チェックアウト後ホテル出発
  
9:00  マレーシア国立大学内の実験高校に到着
正装(制服ではありません)した生徒のお出迎え。
男女ともバラエティな服装。男子は青や白の単色
女子はきれいな民族衣装です。
高校のマレー語名: PERMATA Pintar Negara
英語名: PERMATA Pintar National Gifted Centre
校長先生によるペルマタピンター高校の紹介です。
栃高プレゼンタイム   昨日の大学での
アドバイスで少しユーモアを入れるとよいと
言われました。今までその余裕が全くなかった。
ちょっと準備しました。 栃高紹介ではタイミング
よく栃高祭のビューティコンテストのところで
ドカーンと花火をあげました。(笑いをとりました。)
 
その後和んで研究発表も順調に進行しました。
質疑応答では苦労しましたが。
昼食中にガムラン演奏を披露してくれました。
食後、ガムラン演奏を教えてもらいました。
 
 
生徒たちは、知的で余裕があり、いつも笑顔
で接することができます。さすが厳しい選抜
試験をパスした生徒たちです。
次に生徒たちの案内で施設見学です。暑いです。
いろいろ回った後、保健室に入りました。
クーラーが涼しいです。細かい配慮ですね。
隣室は5から6人のカウンセラーがいる部屋です。
将来のこと、今の悩みすべて対応する、とても
優しそうな20代後半から30代前半の先生方です。
生徒たちは親元を離れ、全寮制です。
プレイルームで楽しいゲーム。
 
図書館でクールダウン
その後 ペルマタ高校生による学校紹介です。生徒たちの
学校内での活動の色々と行事の紹介です。
 
大学生のプレゼンは「先住民族の研究」です。
質疑応答。質問するのも難しいね。

次は日本文化紹介です。プレゼンは2つです。
 初詣(映像による解説) 藤原
 書道プレゼンと実演    佐々木・山下・倉持
 
大きな丸テーブルに日本から持ってきた
ものをすべて並べて、自己主張して、自分の
担当を紹介し、実演していきます。
けん玉の見事な手さばき 斉藤
繊細な鶴の折り紙 佐藤
ベイブレード  塚島  凧 内藤
だるま落とし  亀山 藤原  紙飛行機 山下
その他 めんこ 扇子 ピロピロ 紙風船
お箸 浮世絵カレンダー  
耐久レース手ぬぐい(校長直筆にオーという声が)
栃高祭のTシャツ タオルなど。
すべて英語で説明したり、実演したりして、
プレゼントしました。
 
同時進行でいろいろなところで、ドカーンドカーンと
受けていました。準備した甲斐があったね。
短いお別れの会での一人一言。

メルアド交換。日本に帰ったらThanks mailをだしましょう。
 
16:30  名残惜しいですがバスで次に出発
17:15  プトラジャヤ見学
緑の首相官邸とピンクのモスク、広大な人工の湖。
周りのオフイスビル、マンション群、高さとデザイン
の統一感があります。政府機関のたくさん入った
計画都市です。
 
 
19:00  クアラルンプール国際空港到着
空港内レストランで夕食、中華です。
クアラルンプール最後の食事です。
 
22:50  クアラルンプール国際空港出発日本航空724便
トラムで移動。動く歩道のバックの赤い色は疾走するトラムです。
 
第6日目 1月10日(土)
6:40  夜明け前に成田空港到着。
 美しいtwilight
7:40  バスにて成田空港出発
10:00  学校到着  校長先生に帰還報告をして
あいさつをいただき、この行事すべて終了
です。

ご支援ありがとうございました。
テリマカシ thanks

SSHマレーシア海外研修 5日目の夜のフライト

     SSHマレーシア最終日

1月9日金曜日
今日はクアラルンプール空港出発のみです。時間がありません
お世話になったライさんともお別れです。


出国手続きが終わりゲートから出てきます。


トラムに乗り22時50分に出発です。
みんな元気です。

SSHマレーシア海外研修 4日目

SSHマレーシア海外研修第4日目

 1月8日(木)マレーシアに来て四日目の朝を迎えました。
34階のホテルの窓から虹が見えました。きょうも順調に
いきそうです。写真中央ですが見づらいです。
       
 7:20  ホテルで朝食
 8:20   準備万端でホテルを出発しました。
 9:20  まるで美しい公園のような敷地の中にマレーシア
 国立大学はありました。熱帯雨林の原生林を整地して
 作ったため原生林の保護区もあるそうです。私は生物
 教師なのでものすごく興味がわきますが、今日のアビリ
 ティーに集中します。
          
 9:30  Faculty of Engineering and Built Environment
  を訪問しました。会議室にて、まずこの大学の研究内容の
  講義がありました。講義終了後質問タイムを持ち、最後に
  大学の資料を生徒代表が受け取りました。
   
 次に、大学の研究を紹介する部屋に移動し、説明を受けました
               
 部屋を移して、いよいよ英語でのプレゼンです。2回目なので
 少しでも向上してほしいと祈る気持ちです。
 1学校紹介 倉持 山下 斎藤
 2数学 藤原・亀山の発表   先生方と順番待ちの生徒たち
   
  3物理 フーコーによる装置を使った光速の測定 内藤 佐藤
         
    カンサット(空き缶サイズの衛星・サテライト) 塚島 佐々木
      
 質疑応答が行われました。最後にチームリーダーの塚島が、
感謝の挨拶をしました。

研究室訪問
   Faculty of Information Science and Technologyを訪問
 ロボットサッカーの実演と二足歩行のロボットを見学しました。
  
 MyxLab では眼鏡型のパソコンや図にスマホを近づけると
人体の3D画像がポップアップしたり、ゴーグルをつけて仮想空間を
体感したりと、近未来的なGearを開発していました。カメラ付き飛行
物体「ドローン」もありました。操縦しました。
 
昼食は焼き飯の上にチキンやレタスののった
薄味のおいしい料理でした。
   Innovation Centre for Confectionery Technologyを訪問
 チョコレート製造の実演を見ました。
大理石のテーブルでのテーパリングと冷蔵庫で固めた
チョコレートの型枠外しを見て、試食しました。taste sweet
 
 16:30  マレーシア国立大学出発
 本日の最後は美術工芸の「藍染」の見学です。
  
 外は激しいスコールでした。
  
 17:30  ホテル着
  夕食はホテル隣接のフードコート等で自由食。
まるで東京にでも行ったように普通に歩いて
食事をして、買い物をしています。
  明日は最終日です。3回目のプレゼンも控えて
います。全力で頑張ろう。健闘を祈ります。

昨日の3班の活動です。写真復活しました。
(内藤 佐藤 斎藤)   
       旧王宮          ムルデカ・スクエアー前
      
 セントラルマーケットにて
 

SSHマレーシア海外研修 3日目

                                      第3日目 1月7日(水)

  7:00  ホテルで朝食
   8:15  マレーシア人大学生と共に市街地中心部の観察をします。
      生徒は3人づつ3班に分かれ、大学生は各班に一人ついてくれます。
      まずは、あいさつから。そして今日は午後4時まで、英語で対応です。
                   
  全員で9時から予約した  Petronas Twin Towers に出発です。
 朝の渋滞がひどいので歩いていきます。バスの車窓とは違い
 街が違って見えます。新鮮な驚きで歩を進めました。
              
  エレベーターに乗り、最初は、ツインタワーの間にある橋に向かいます。
  スカイブリッジといい、41階にあります。
     
   さらにエレベーターに乗り、てっぺんの展望台に到着しました。
   展望台は84階にあります。ツインタワーの高さは451.9mです。
            
   ツインタワーのもう一本が間近に       展望台からの眺望です。
                   
        
      各班の活動の様子です。 昼食は市内のレストランで自由です。
  
1班 亀山 藤原 塚島
          ペトロナスツインタワー前(写真の回転できません)
             
     Aquaria KlCC サメ        エイとそれに追随する魚
        
   2班 山下 佐々木 倉持
    ペトロナス・ツインタワーにて        博物館にて
             
      国立モスクにて    セントラルマーケットにて大学生のリーさんと
                                        
  3班 内藤 佐藤 斎藤
      写真がパソコンで表示できないため、写真は次回です。

   16:00 無事 セントラルマーケットに集合しました。
         一日英語で過ごした大学生ともお別れです。
             
    16:30  セントラルマーケットをバスで出発し、次の目的地へ
    18:00  夕食会場は、中華料理 Kedai Makanan Luai Hai Ung
         海鮮料理の店です。食事をするお客さんで満員です。
         おいしい料理だけではなく、川に突き出して、テーブルが
         設置されています。広い川の向こう岸には、マングローブ
         樹林が長く続いていました。
                  
      
      本日の最後を飾るのはセランゴールホタル園です。
      食事のとき横を流れていた川の支流に行きます。10分ぐらいで
      着きました。暗くなるのを待って、4人乗りのボートで出発です。
      ライフジャケットをつけ、これから乗り込みます。
              

      熱帯性の蛍は、マングローブの根元の汽水中で、巻貝を食べて
     多数繁殖し、オスはメスを呼ぶために、マングローブの木にたくさん
     集まって、シンクロして明るく点滅します。とても神秘的な光景ですが
     残念ながら、ホタルの光の点が小さいため、写真には撮れませんで
     した。真っ暗な中、船着き場に戻ります。  
               
      バスの中でミーティングをし、22:00  ホテルに到着しました。
      一日のうちにたくさんのことを見聞きしたため、興奮で眠気が来ま
      せん。でも、明日のためにしっかり休みましょう。明日は、2回目の
      英語のプレゼンです。

SSHマレーシア海外研修 2日目

                    SSHマレーシア海外研修 2日目

   まずは、第1日目の未紹介の写真です。
   成田空港出発後は、青い空の中を快適に飛行しました。
   太平洋上空          フィリピン上空
    
    マレー半島のクアラルンプール国際空港到着間近です。
      パーム椰子が広大に栽培されています。
             
      マレー料理 Saloma Restaurant前で集合
         
    マレーシア民族舞踊鑑賞後ダンサーとともに
          

 第2日目 1月6日(火)  
  7:00  ホテルでビュッフェ形式の朝食です。目の前で
  オムレツを作ってくれるのですが、英語でメニューに無い
       目玉焼きを注文し見事ゲット。
         
 8:30  ホテル出発。ホテルの前に私たちのバスが来ています
         
 9:00    レイクガーデン内の鳥園到着。ここは放し飼いで有名な
   場所です。とても蒸し暑いです。
            
   ダチョウに餌をやっています。 こんな近くにいます。
      
 11:00  鳥園出発前に、新鮮なココナッツジュースを
      みんなで分け合います。
         
  11:30  昼食はインド料理です。午後の初めてのプレゼンを
     前にして、緊張が高まります。でも食事は楽しく。
                            
     
 13:00  いよいよマレーシア日本国際工科院に到着しました。
             激しいスコールの後で、水がたまっています。
               
             MJIITの学校説明のあと、生徒たちは緊張の中
   英語での栃高紹介・研究発表を行いました。
    学校説明の様子      厳しい目で見る先生方
   
     
       
    
 17:30  マレーシア日本国際工科院での研修を終え、
   記念に集合写真を撮りました。後ろは、指導していただいた
   大学の先生方です。大変勉強になりました。ここでの研修を
   今後の2回のプレゼンに生かしていきたいと思います。
        (パソコンのバージョンの影響でこの写真だけ回転できません)
                                 
          
 18:00  ホテル着後すぐに今日のプレゼンの反省会を行いました。
              忘れないうちにみんなで良いところ悪いところを話し合って
              共有を図りました。とても大切な話し合いです。
              ホテル隣接のフードコートなどで自由に夕食。
             夜は、プレゼンのビデオ映像を見て、次回に向けての改善を
    図りました。

SSHマレーシア海外研修 1日目

       平成26年度 SSHマレーシア海外研修
        1月5日(月)~1月10日(土)5泊6日

     第1日目 1月5日(月)
    5:45    学校集合。まだ暗く寒いです。校長先生の激励の言葉と
        お父さん、お母さん方の見送りに、力づけられました。 
    6:00    学校出発
         
    9:00  成田空港到着。出国手続きをしています。
         
        この飛行機に乗ります。搭乗直前の様子です。
          
            11:30  定刻で成田空港出発(日本航空723便)
    18:30  クアラルンプール国際空港到着
         入国手続きに緊張しました。バスに乗ると心晴れ晴れ。
         
    20:00  夕食の前にレストラン近くのツインタワーをみました。
         ライトアップがとても美しかったです。
          
         夕食はマレー料理「Saloma Restaurant」です。
                                     
                              マレーシア民族舞踊も鑑賞しました。
        
         
     21:45  ベルジャヤ・タイムズ・スクエアーホテルに到着。
        長い一日が終わりました。ミーティングをして、明日に備えます。

SSH学問探究講義(1年生)

11/13(木)午後 1年生対象に SSH学問探究講義 が開催されました。
宇都宮大学から11名の先生をお招きし,2部構成で行いました。
 第1部 パネルディスカッション  講堂にて1年生全員対象
     ( 工学部 入江先生 ・ 農学部 夏秋先生 ・ 国際学部 渡邉先生 ・ 教育学部 丸山先生 )
 第2部 分野別講義  10分野の中から生徒希望の2つの分野の講義を受講

   
  パネルディスカッションの様子      工学部・機械システム 横田先生    工学部・応用化学 諸星先生

   
  工学部・建設 池田先生         工学部・電気電子 入江先生      農学部・応用生命化学 前田先生

   
  農学部・森林科学 大久保先生     農学部・農業経済 大栗先生      国際学部・国際社会 高橋先生   

  
  国際学部・国際文化 渡邉先生     教育学部・学校教育 丸山先生

1年生はちょうど来年度の「文理選択」をする時期です。今回の講義が大いに参考になったようです。
ご協力いただきました宇都宮大学の皆様に感謝申し上げます。