お知らせ

スーパーサイエンスハイスク-ル(SSH)に関するお知らせです

科学の甲子園栃木県大会

科学の甲子園栃木県大会に参加してきました。
全体では15校から34チームの参加がありましたが、本校は日程等の
都合などから1チーム(6人)しか集めることができず、1,2年生の
合同のチームで戦ってきました。
午前中は、筆記競技を行い、物理、化学、生物、地学、数学、情報の6科目の問題を6人で協力して解きました。午後は実技競技で、与えられた材料で車を作り、斜面から転がし、できるだけ指定された位置近くで車を止めるというものでした。筆記競技の結果はわかりませんが、実技競技は学校での
試走と条件が違ってしまったこともあり、予定通りにはいきませんでした。結果は来月中旬くらいに学校に届く予定です。 

缶サット甲子園2016全国大会に参加してきました。


8月17日(水)から、8月19日(金)まで、秋田市において缶サット甲子園2016
全国大会が行われました。全国から、各地方大会を勝ち抜いてきた11チームがアイデアと技術を競いました。本校は初の全国大会ですが、会場には常連校も何校も来ていて、我々の緊張感も高まります。
17日は事前プレゼンと機体審査が行われ、18日に発射実験から、データ解析、事後プレゼン、そして表彰までが行われました。本校は惑星探査をコンセプトに、ミッションを設定しました。が、残念ながら、設定通りにはミッション達成されませんでした。
しかし、全国のチームの発想力、技術力等を間近で見ることができ、多くのことを学ぶことができました。今後に生かして行ければと考えています。
事前プレゼンの様子     発射前の最終確認
  事前プレゼンの様子             発射前の最終確認
ロケットへの搭載     ロケット打ち上げ
  ロケットへの搭載               打ち上げ実験
事後プレゼンの様子     記念撮影
  事後プレゼンの様子             参加者で記念撮影

SSH生徒研究発表会に参加してきました。

 8/9~11まで、SSHクラブ物理班(物理部)が、SSH生徒研究発表会に参加しました。
今年は、神戸国際展示場に全国のSSH指定校202校が集まり、ポスター発表を行いました。
 本校の研究テーマは「フーコーの方法による光速測定の検証」で、数年前から行っている継続研究です。様々な問題を解決することができず、数年間、光速の測定ができないでいたのですが、先月ようやく光速測定に成功し、その成果を発表してくることができました。

 

 


ポスター発表は、延べ7時間程度行われ、栃高ブースには多くの高校生、高校や大学の先生方が訪れ、生徒たちは休む暇がないほどでした(人気ブースの一つでした)。また、お世話になっている宇都宮大学の先生が応援に駆けつけてくださいました。入賞には至りませんでしたが、生徒たちは素晴らしい成果を残してくれたと思います。
この研究はさらに継続研究を進め、日本学生科学賞にも出展する予定です。

缶サット甲子園2016関東大会に行ってきました!


昨年に引き続き、SSHクラブ物理班缶サットグループで、缶サット甲子園2016関東大会に出場してきました。缶サットというのは、空き「缶」で作る模擬人工衛星(サテライト)のことで、空き缶の中にセンサーやマイコンを詰め込み、上空からパラシュートを使って地上に落下する間に各チームが決めたミッションを行うという、科学技術を競う大会です。いきなりの関東大会なのですが、今年は本校のほか、慶應義塾高等学校、東工大付属科学技術高等学校、早稲田高等学校、法政大学第二高等学校、学芸大附属高等学校、都立戸山高等学校、済美高等学校の8校で競い合いました。
 本校の今年のミッションは、昨年のものを引き継ぎ、「小惑星探査」をコンセプトに、画像撮影、加速度や温度の測定、そしてメインのローバーの射出としました。データは思うように取れなかったのですが、ローバーに摸した物体の射出のアイデアと機構の工夫が評価され、優秀賞をいただきました。8月17~19日に秋田で行われる全国大会への切符を手にしたのです!  関東大会からは、出場した8校の中から3校が全国大会に出場します!

投下前の準備会場の様子最後のチェック
 機体審査に備える   会場の様子   投下前最後のチェック 
気球からの投下 記念撮影 事後プレゼン      
気球から投下  参加校皆で記念撮影  2日目の事後プレゼン

全国大会では気球ではなく、発射したロケットから投下されます。
全国大会に備えて、また明日から頑張ります!

SS校外研修を実施しました。

○6月2日(木)に、2学年生徒全員を対象に、
 本校SSH事業の一環として、「SS校外研修」が実施されました。
 生徒の希望に基づいた6コースに分かれ、様々な施設を訪問、見学させていただきました。

 

Aコース

東京ガス(株)日立支社工場→日立市郷土博物館→日立パワーソリューションズ大沼工場

Bコース(a,bは選択)

(a)木質バイオマス発電所/(b)原子力科学研究所

→原子力科学館→那珂核融合研究所

Cコース

積水ハウス㈱関東工場→LIXIL→食と農の科学館

Dコースa,bは選択)

(a)日本ジェネリック株式会社/ (b) 理化学研究所バイオリソースセンター

→安藤ハザマ技術研究所

Eコース

安藤ハザマ技術研究所→インテル株式会社

Fコース

JICA筑波→ランチミーティング→地質標本館→サイエンス・スクエアつくば+メガソーラー

 

理化学研究所バイオリソースセンターでの見学の様子

 

6月9日(木)に、クラス別に体験報告会を実施しました。

コースごとに研修内容や気づき、学びなどを5分間で報告し、体験を共有しました。

 

報告会での発表の様子

平成27年度 SSH研究成果発表会

            平成27年度 SSH研究成果発表会
 

2月20日(土)に行われました。

 

12:25  全体会1が始まりました。

    校長挨拶                   司会進行の生徒たち
 
  科学技術振興機構 主任調査委員 関根康介様の挨拶です。

    生徒会長挨拶

次にSSHの4つの行事報告です。

マレーシア海外研修報告  サイエンスラボラトリー実施報告
  

 SS校外研修実施報告      SS基礎実施報告
 

13:50  3カ所に分かれて自由見学となります。
  ◎SSHクラブによる研究発表(講堂)
物理(3),化学(1),生物(1) ,数学(1)の6グループが発表しました。
 

 

  ◎SS発展プレゼン(本館2階の4教室)
  2年生1人1研究。20の研究を各教室で発表しました。
 

  ◎SS発展ポスターセッション(第2体育館)
  2年生1人1研究。30の研究をそれぞれのブースに
分かれて発表しました。
 
 
 ◎サイエンスラボ,協働まつり等のポスター展示
もありました。(第2体育館)
 

15:00  全体会2です。
SSHクラブによる研究報告が行われました。
  物理分野          圧電素子による発電
  化学分野          植物中のリン酸の研究
  生物分野          グリーンヒドラの培養と駆除
  数学分野          グラフの中に方程式の虚数解を探す研究
 
来賓の皆様です。

 

最後に
運営指導委長 若狭湾エネルギー研究センター所長
中嶋英雄様より指導講評がありました。


SSH授業開発 バフンウニ

 SSH授業開発でのバフンウニの話題は何回か紹介してきました。
昨年3月初旬に受精させたウニは、3匹が年を越しました。
撮影は1月15日なので、約10ヶ月たったことになります。
変態後は、ずっとこのプラスチックシャーレで育ててきました。
ウニの卵と精子、餌と海水はお茶の水女子大臨海実験所の提供です。
昨年の6月より、18℃に設定した恒温器内で飼育しています。

            シャーレ内の3匹のウニです。大きさは13~15mmあります。


           五放射が星のように美しいバフンウニ2匹です。
         餌はプラスチック板に繁殖させたピンク色の石灰藻です。

マレーシア海外研修 五日目

マレーシア海外研修もいよいよ最終日です。
今日は、UKMの付属高校(PERMATA Pintar Negara)を訪問し研究発表と交流を行います。
その後、夕食をとりクアランブール空港から日本へ帰ります。


UKM付属高校に到着。校舎は自然に囲まれ、とても素晴らしい環境です。
敷地も栃高よりもかなり広い!!!

 
午前中は、日本語の勉強をしている現地の高校生との交流会です。
まずは互いに自己紹介。現地の高校生は、日本語で自己紹介をしてくれました。
その後は、グループに分かれてゲームなどをしながらの交流。


昼食後は、マレーシアの楽器の演奏。

 
 
現地の高校生によるキャンパスツアー。陸上競技場、プールなどに案内していただきました。この学校は全寮制の学校だそうです。マレーシアの各地から優秀な高校生が集まってくるそうです。

 
午後は研究発表です。当初は20名程度の高校生を前に発表すると聞いていましたが、200名を超える高校生と先生方に集まっていただきました。想定外の状況の中、生徒たちは英語で一生懸命発表していました。

 
 
 
全ての研究発表で質問が出て、それに対して生徒たちは一生懸命英語で答えていました。
また、最後に現地の高校生によるレーシングカーのボディの形状に関する研究発表が行われました。とても素晴らしい発表でした。

 
現地の高校生による、音楽の演奏とダンス。予定外の演出に感激。
 
日本の文化紹介ということで、けん玉と空手を披露しました。大変盛り上がりました。


最後に記念写真。こんなに多くの方々に歓迎していただきました。生徒たちはとても感激していました。

 
マレーシア最後の食事です。マレー鍋(スチームボート)です。

 
クアラルンプール空港に到着です。これから帰国します。
五日間お世話になったガイドのライさんともここでお別れです。
本当にお世話になりました!!!!


朝、6時30分に成田に到着。
出発したときクアラルンプールは気温30℃でしたが、成田の気温は-1℃でした。
寒い!!!

 
栃高に到着。校長先生に帰着を報告。

以上で本年度のマレーシア海外研修は終了しました。
多くの方々のご支援に感謝いたします。
ありがとうございました。
テリマカシ。

マレーシア海外研修 四日目

海外研修四日目がスタートしました。
本日は、マレーシア国民大学(UKM)に訪問します。


UKMのFaculty of Science & Technologyに到着。ここでは、生徒たちが英語で研究発表を行います。生徒たちはとても緊張しています。

 
研究発表の会場です。研究発表には、物理、化学、生物、数学を専門とする各先生たちに参加していただきました。こちらとは対照的に、すべて女性の先生でした。各自が自己紹介をした後に、とても和やかな雰囲気の中で研究発表はスタートしました。

 
 
 
各自の研究発表の様子です。皆、英語でしっかりと発表することができました。また、各発表ごとに質問やアドバイスが多く出て、予定時間を大きくオーバーしました。生徒にとって充実した発表会となりました。


研究発表の最後に全員で記念写真を撮りました。

 
UKM内のChocolate Labを訪問しました。チョコがとてもおいしい!!!


昼食は、学食でマレー料理をいただきました。机の上にあるお茶はなぜか甘いです・・・。皆、少しずつマレー料理になれてきた様子です。

 
午後は、UKMの説明をしていただきました。歴史のある大学のようです。


建築工学科のギャラリーの見学。

 
ホテルに帰着後は、明日の研究発表に向けての準備です。
UKMでいただいた多くのアドバイスを元に修正します。

明日は、いよいよ最終日です。
UKMの付属高校を訪問し、研究発表や現地の高校生との交流を行う予定です。

マレーシア海外研修 三日目

マレーシア研修三日目がスタートしました。
今日は、ペトロナスツインタワーの見学後、班別に現地の大学生と市内を散策します。
そして、夕食後はセランゴール蛍園に行きました。


8:15にホテルを出発し、徒歩でペトロナスツインタワーに向かいます。
道路は通勤ラッシュの車で大混雑。マレーシアは車優先の社会なので、横断歩道でも注意が必要です。信号は青なのになかなか渡れません・・・・。


約30分くらい歩いてペトロナスツインタワーに到着。
入場ゲートでは、X線によるセキュリティチェックが行われます。

 
まずは、ツインタワーの40階での見学。生徒も引率教員もまだまだ元気です。

 
最上階の展望ルームからの眺望です。クアラルンプール全体を見渡すことができました。右の写真の茶色い二つのタワーが私たちの宿泊しているペルジャヤ・タイムズ・スクウェアホテルです。


その後は、3つの班に分かれて現地の大学生の案内の下、市内散策をしました。
生徒たちは、チャイナタウン、国立モスク、ブキビンタン、KLCC水族館などに訪れたようです。
最後にセントラルマーケットに集合して、セランゴール蛍園に向かいます。

 
蛍の鑑賞の前に夕食です。本日は、川の見えるレストランで海鮮中華をいただきました。Very delicious!!

 
いよいよ、セランゴール蛍園にて蛍の鑑賞です。ライフジャケットを着用して四人乗りボートに乗り込みスタート。まるでクリスマスツリーの電飾のような、数多くの蛍を干渉することができました。写真でお見せできないのが残念です。

明日は、いよいよマレーシア国民大学での研究発表です。
練習の成果を発揮してほしいと思います。

以上

マレーシア海外研修 二日目

二日目が始まりました。
朝6:30起床で7:00から朝食です。


ブュッフェスタイルの朝食です。

 
ホテルを8:15に出発。マレーシア森林研究所(FLIM)を訪れました。
まず、ばじめに二名の研究員の方に森林研究所の説明をしていただきました。

 
説明の後はジャングルトレッキング。30mを超える木々に圧倒されました。今日の気温は35℃ですが、ジャングルの中は少し涼しく感じられました。


ジャングルを歩いていると突然・・・・1.5mくらいの巨大なトカゲに遭遇!!!
それ以外にも、巨大なアリ、巨大な魚に遭遇しました!!!!
生徒たちは驚いていました。


本日の昼ごはんです。本日はおいしくいただけました。

 
昼食後は、マレーシアのICT技術の開発特区であるサイバージャヤにあるサイバービュー社を訪問しました。社員の方から、マレーシアが実現しようとしているICTを利用した将来像について説明していただきました。生徒たちは、英語でのプレゼンに真剣に聞き入っていました。


次にサイバージャヤあるNTTコミュニケーションズを訪問しました。
現地で働く4名の日本人社員の方々からのお話は、会社の事業内容にとどまらず、キャリアプランニングや人生哲学についてなど進路選択の糧になるものでした。生徒たちは、海外で働くということをとても身近に感じることができたようです。

その後、ホテルに戻り夕食をとりました。
今日の夕食は各自がホテル近隣のレストランで好きなものを食べました。

本日のスケジュールは以上で終了です。
みんな元気です。

マレーシア海外研修 一日目

本校のSSHクラブ員10名がマレーシアの海外研修に参加しています。

栃木高校を朝6:00に出発し成田空港へ。そして、飛行機でマレーシアの首都クアラルンプールに向かいました。

 
成田に到着。出発まで一時間ほど待ち、飛行機へ搭乗。一路マレーシアへ!!!

 
天気がとても良く飛行機からの眺めは最高でした。機内食は和食メニュー。デザートにはアイスクリームなどもあり生徒たちはみんな大満足。
クアラルンプールまでは約7時間のフライトでしたが、映画を見たり、本を読んだり、勉強したりと、退屈することなく時間を過ごすことができました。


クアラルンプール空港に到着。当然ですが、夕方なのにかなり蒸し暑いです・・・。
空港出口で、今回ガイドをしていただくライさんと合流。
ライさんはとても気さくなガイドさんで、日本語もとても上手です。

 
ライさんと合流後、サロマレストランで少し遅い夕食。マレー料理をいただきました。
味は・・・・・・・

 
さらに、マレー料理をいただきながらマレー舞踊ショーも見ることができました。
ショーの後半には、生徒の多くがステージに上がりマレー舞踊に挑戦しました。
初日からマレーシアの文化に触れることができ、良い経験ができました。



夕食後ホテルに到着。ライさんからホテルでの注意事項を説明いただきました。

最後にミーティングを行い、本日のスケジュールは終了となりました。

スケジュールは順調にすすんでおります。全員元気です。明日も頑張ります。

以上

SSHクラブの最近の活動

SSHクラブの最近の活動を報告します。

〇日本学生科学賞 栃木展覧会 結果報告 

  SSHクラブ物理班が研究している「圧電素子による発電」が、最優秀賞(県議会議長賞)を受賞しました。圧電素子を使った音波発電機や床発電機の研究に取り組み、高評価をいただきことができました。なお、この作品は東京で行われる中央審査に進み全国の舞台で評価されることになります。全国で入選できるように現在準備を進めているところです。

      


 〇とちぎ協働まつりへの参加

SSHクラブ物理班の三名が、10/25(日)に開催された「とちぎ協働まつり」に参加してきました。キッズワークエリア内で科学実験教室を行い、18名の小学生に楽しい科学実験を体験していただきました。今年は、「分光器」「水笛」「トルネードボトル」を小学生に作ってもらい実験するという内容でした。




〇科学の甲子園 栃木県予選

11/1栃木県総合教育センターで開催された、科学の甲子園 栃木県予選に参加してきました。生徒たちは、筆記競技(物理、化学、生物、地学、数学、情報)、実技競技(パラシュートの落下競技)に取り組みました。結果は11月下旬に発表されます。

第3回栃木高校SSH科学実験教室

      第3回栃木高校SSH科学実験教室
      
 本校では24年度から文部科学省よりSSH事業の指定を受け、
様々な科学関連の事業を企画・実施しています。今年度もその
一環として、主に科学に興味を持つ中学生を対象に、
「第3回栃木高校SSH科学実験教室」を
11月7日(土)9:30~12:00に開催しました。                                        
講座担当の本校生徒はSSHクラブに所属する21名です。
                           
・日程は次のように行われました。
9:00~  受付
9:30~  開会式 日程の説明   
9:50~  移 動 本校生が各会場へ誘導します
10:00~  科学実験教室 開始
11:40   アンケート記入
11:50   講堂へ移動後閉会式 
12:00   科学実験教室終了 

・中学校の参加生徒数です。
1.圧電素子  19名
  2.LEDライト   1 名
  3.分子模型   3名
  4.イシクラゲ  5名
5.呼吸基質    2名
          合計  30名
講座の様子を紹介します。
               受付                              ポスター
    
開会式 SSH部長挨拶          校長挨拶
 
○実験講座1  圧電素子による発電器の製作 
   本校のSSH物理班では、圧電素子を使って、踏むことで発電できる発電床
音波 をぶつけることで発電できる音波発電の研究を行っています。今回は、
その研究内容の紹介と圧電素子を使ってLEDを光らせることができる発電器
を製作しました。
 
        
○実験講座2  LEDの電圧-電流測定とLEDライトの製作 
   電球に代わってどんどん広まっているLED。この講座では、LEDに加える
電圧と流れる電流との関係を調べ、LEDの特徴を学んだ後、まとめとして
LEDライトを製作して、お土産として持ち帰ってもらいました。
 
       
○実験講座3  分子模型をつくろう             
   水や二酸化炭素、アミノ酸、etc。わたしたちの身のまわりにはたくさんの
分子が あふれています。色をつけた発泡スチロールを使って様々な分子
をつくってみました。
 
      
 ○実験講座4  イシクラゲ(ネンジュモ)の観察と培養   
  栃高の校庭には、シアノバクテリアの仲間のイシクラゲが豊富に繁殖
しています。私たちは、この生物を研究しています。今回は、顕微鏡を
使った観察と培養方法の実験を行いました。
 
 
○実験講座5  呼吸基質を調べよう             
  私たちは、呼吸により食べたものを分解しそのエネルギーを利用して
います。 脂肪の燃焼にこれが良いとか、あの運動が良いとかいいます
が、脂肪と炭水化物の利用状況を測定してみましょう。 
 
 
閉会式の様子です。生徒代表がお礼のあいさつをしました。
 
最後に集合写真を撮りました。

中学生の皆様、参加ありがとうございました。

SS授業研究

SSH事業の中にSS授業研究があります。
研究の視点は「論理的・創造的・独創的思考力の育成」です。
それに関連する研究授業が公開授業週間に行われました。
今回は私が行った「生物」の研究授業を紹介します。

平成27年10月15日(木)第5時限 
2年1組 生物選択者10名
生物実験室にて行いました。
単元名は第9章 生物の系統、第5節 動物 
本時の題名は「動物の分類」です。 

今回の研究授業の目標は
「タブレットを使って動物の分類の学習をする」です。
指導方針は栃高にある実物標本と栃高ホームページ内の
「栃高博物館」を使って学習をします。
受精卵から飼育したバフンウニ、
自作のホームページやYoutube動画の情報も活用します。
         授業の様子です                            
        

  標本とタブレット     受精後7カ月たったバフンウニ
   
 

SSH宇都宮大学科学実験講座

SSHサイエンスラボラトリーの第3回目として、「宇都宮大学科学実験
講座」を実施し、1年生55名が参加しました。
 
1
日時・場所    
平成27年10月10日(土) 8:30~16:30

            宇都宮大学 農学部・工学部・教育学部
2 日程  8:30         栃木高校 出発

               9:35               宇都宮大学 峰キャンパス到着

               9:45       宇都宮大学 陽東キャンパス到着           

              10:00~12:00    講座

              12:00~13:00  昼食

              13:00~15:00  講座
        15:15                宇都宮大学 発

             16:30        栃木高校 着
3 講座内容
       A DNA鑑定体験講座(農学部:松田勝先生) 
       
B 微生物実験講座(農学部:前田勇先生)
               C ウイルスを検出する(農学部:夏秋知英・西川尚志先生)
               
D プラズマ(工学部:湯上登先生)
               E 放射線を体験しよう(教育学部:堀田直巳先生,山田洋一先生)
               F サカナの受精と染色体観察(教育学部:上田高嘉先生)

  
 到着後生徒たちはA~Fグループに早速分かれ、よく取り組んでいました。
 熱心にご指導いただいた宇都宮大学の先生、TAの皆さん、大変お世話に
 なりました。
 
 ◎ 活動の様子です。

            
 Aグループ:DNA鑑定検体講座      Bグループ:微生物実験講座
 メダカの尾ひれから、DNAを取り    酵母のはたらきかたと条件を調
出しています。                 べるためのパンを作ります。
  
         
  Cグループ:ウィルスを検出する      Dグループ:プラズマ
 大学の庭で採取してきた植物に     プラズマ発生装置でプラズマ
感染した、ウィルスを取り出します。    を発生させ、観察しています。

             

 Eグループ:放射線を体験しよう      Fグループ:サカナの受精と染色体観察
   ドライアイスを用いた霧箱に光を     魚の減数分裂、受精時の染色
当て、放射線の様子を観察します。    体数変化についての講義中です。

3年生 SSH講演会

          3年生 SSH講演会

 10月1日(木)7時間目に、3年生を対象としたSSH講演会を
本校講堂で実施しました。
 
 講師は、東北大学大学院工学研究科の安藤晃先生です。
安藤先生はプラズマ物理学の専門家で、宇宙船「はやぶさ」
のプラズマエンジンの開発プロジェクトにかかわられるほか、
高校生への科学教育にも熱心に取り組んでおられ、本校の
SSH運営指導委員も務められています。

 今回の講演では、

「プラズマと宇宙推進 ~大学で学ぶこと(課題研究の視点から)~」

 という演題で、プラズマや宇宙開発など科学技術に関する

内容のほか、大学で研究するということ、キャリアデザインを

考えること、ご自身の高校のこと、受験に向けての意義や、

取り組み方などを明快に御講演いただきました。


 3年生も皆熱心に聴き入っており、講演終了後の質疑応答

でも時間を延長して活発なやり取りが行われました。

  

  


1年生SS基礎研究3rdステージ

1年生SS基礎研究3rdステージ科学教養講座Ⅰ・演習Ⅰが始まりました。
専門性を高め、特定の分野、テーマに関する7つの講座・演習を実施していきます。
今回は昨年も実施した「DNAの抽出実験」の様子を紹介します。
  9月14(日)月曜7限
タマネギからDNAを抽出します。
①タマネギをすり下ろします。 ②乳鉢に移し、飽和食塩水を加えよくすりつぶします。
      
③ガーゼで濾します。④試験管に5mL入れ、エチルアルコールを静かに注ぎ入れます。
               
⑤白い綿のようなものが浮いてきます。⑥曲げた針金ですくい取ります。
     
⑦集めた白いものに水を加えよく溶かしてから、筆で濾紙に字を書きます。
⑧乾かした後、酢酸カーミンをかけて染色します。よく水洗いすると‥‥
    
                 酢酸カーミンで赤く染色されたのはDNAです。

缶サット甲子園2015関東大会に参加してきました!!


SSHクラブ物理の缶サット班が、7月22日~23日、缶サット甲子園2015関東大会に
参加してきました。
参加校は、慶応義塾高校、千葉県立長生高校、学芸大学附属高校、東工大附属科学技術高校、
都立戸山高校、法政二高と栃高の7校でした。上位3校が8月に秋田で行われる全国大会の
出場権を得ることができます。事前に送った事前ビデオプレゼン、22日の気球投下審査、
23日の事後プレゼンの総合評価で順位が決定します。
22日は千葉県野田市にある野田スポーツ公園にて、缶サットの気球投下審査が行われました。
通常はヘリウムバルーンを50mくらいの高さまで上げて、そこから缶サット本体を放出しますが、
この日はとても風が強く、「高さ制限なし、与えられた15分の時間内で自分たちの判断した
タイミングで缶サットを放出する」という競技方法になりました。本校のメンバーは小惑星探査を
意識し、地表面の様子の撮影、地表面での土壌サンプル採取、落下時の加速度の測定、落下中の温度計測をミッションとして、大会に臨みました。 
会場となった野田スポーツ公園 投下試験前のチェック
   会場となった野田スポーツ公園            投下試験前の最終チェック
ヘリウムバルーン 機体の審査を受けます
   投下試験に使ったヘリウムバルーン      機体の質量などの検査を受けます
高く上げた気球から投下します 投下を終えて回収された缶サット
 
 気球からロープを引いて落下させます       投下試験を終えて回収された缶サット
参加者みんなで記念撮影 事後プレゼンの様子
      参加者みんなで記念撮影           二日目の事後プレゼンの様子
事後プレゼンでの実演 
   事後プレゼンでの土壌回収装置の実演

投下試験では、テストではうまくいっていた画像データの取り込みがうまくうまくいきません
でした。上位3位以内に入ることはできませんでしたが、技術賞をいただきました。
         
初参加としては大健闘であったと考えています。

第2回群馬大学実験講座

SSHサイエンスラボラトリー       
平成27年度 第2回群馬大学実験講座
7月4日(土)
群馬大学理工学部にて1年生全員が受講しました。
科学実験の方法,手順などを学ぶ絶好のチャンスです。
日程            
8:30 学校発
     
10:20~11:00    
オリエンテーション
群馬大学の大沢先生より説明および
受講にあたっての注意点のお話が
ありました。
11:00~11:30  
実験説明のため各講座に移動です。

実験説明の様子。
 
11:30~12:00   
研究室見学・キャンパスツアーの時間です。
 
12:00~13:00昼食の後は実験のスタートです。

13:00~16:00   
1 キレート滴定  
  水の全硬度を算出中です。
 
2 電気泳動実験  
  ウェルに試薬を注入しています。緊張します。
 
3  顕微鏡でのぞくミクロの世界  
  パン酵母や牛乳のミクロの世界を観察します。
酵母の数もカウントしました。いい数字が出るでしょうか。
 
4 金属の引張試験  
  引張試験を行い金属の変形過程を観察し、
電子顕微鏡を用いて破断面を観察しました。
 
5 ペーパークロマトグラフィーによる物質の分離と解析 
  ろ紙上に現れた色よりRf値を求めます。
 
6 知られざる地下水の世界 
  12m下の地下水中に住む生物をファイバースコープで
観察しました。等脚類の「ミズムシ」が多数生息していました。

7 マイコンカーを制御しよう 
  制御アルゴリズムを学習し、トレースを踏破。
最後はみんなでタイムトライヤル。
 
8 プログラミング体験 
  未完成のプログラミングを完成させるぞ。
 

9 ニュートンリング(光の干渉) 
   ニュートンリングを利用してレンズの曲率半径が測定できます。

10 回折格子(光の干渉)
  回折格子を用いて原子から出る光の波長が測定できるかな。
 
第2回も充実した活動ができました。
群馬大学の先生方、ありがとうございました。