部活動日誌

2024年12月の記事一覧

(高)「第23回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園」で2年生の小沢さん、大山さん、大島さんがグランプリを受賞!

12月7日(土)、本校2年生の小沢絢子さん、大山紗和さん、大島唯羽さんのグループが、大阪商業大学にて開催された「第23回全国高等学校ビジネスアイディア甲子園」において、見事、【グランプリ(最優秀賞)】を獲得しました。(プレゼンタイトル:「高齢者を自動車事故から救う『ガルドシート』」

※当日の様子はコチラ ⇒ https://ouc.daishodai.ac.jp/general/est_training/business_idea/awarding/

 

このコンテストは、大阪商業大学、毎日新聞社主催、経済産業省ほかの後援で22年間実施されてきており、これまでに約12万件を超えるビジネスアイディアが提案されてきた、高校生を対象とした伝統あるビジネスアイディアコンテストです。

 

23回目となった本年も、6,305件の応募があり、三次にわたる書類審査を経て選出された7組が最終審査会に参加しました。

 

当日、本校生徒の発表順は7組中7番目であり、どのグループも非常に興味深いプレゼンテーションを繰り広げる中で、緊張が高まっている様子が感じ取れましたが、いざ自分たちの番となるとスイッチを入れて見事なプレゼンテーションを披露してくれたあたりにも、成長を感じることができました。

 

また、表彰式までの間、昼食の時間を利用して最終審査会に訪れていた高校生や大学の先生方との交流会も行われ、引率教員同士も「総合的な探究の時間」についての意見交換や、高大連携についての意見交換をすることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

 

午後の表彰式でグランプリに選ばれた後、審査委員長の先生が講評で、「いざ自分が困らないと、人はなかなか困った人のことを真剣に考えられない。しかし、ここに集まったみなさんのアイディアは、どれも困っている人を助けてあげたいという真剣さがにじみ出ているアイディアだった」と述べておられたことが印象的でした。

 

指導担当としても、今、教育の現場、ひいては社会全体で求められている「課題を見つけ、それを解決していこうとする姿勢」を養っていくには、シンパシー(共感)で終わるのではなく、エンパシー(感情移入)を抱くことにヒントがあるのではないかと再認識させられました

 

末筆になりましたが、本活動を進める際に、指導教員および生徒からの突然の連絡にも快く応じてくださり、貴重なアドバイスをくださった京都第二赤十字病院救急救命センターの石井先生、東京大学大学院の二瓶教授、小野研究員に感謝の意を表しつつ、コンテストの結果報告といたします。

 

文責:指導担当 星野廣之

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