日誌

学校通信

ナツツバキとシュードモナス

農場管理室の北側の地面に花が散っていました。

上を見上げるとこのような花が咲いています。

 白くて薄い花弁のこの花はナツツバキの花です。

 学名は Stewartia pseudocamellia

 属名はイギリスの政治家・植物愛好家のジョン・スチュワートに献名されたとのことです。種小名の後半camelliaはツバキを意味しますが、ツバキは東アジアから東南アジア原産のため、こちらの命名はツバキの木をヨーロッパに持ち帰った宣教師、カメルに由来するとのこと。

 それでは、「pseudo」シュード(ギリシア語由来なのでプソイドとも)についてはどうでしょうか。シュードは「偽の」、「疑似の」といった意味を持っており、ナツツバキの種小名は「ツバキに似てる」ということになります。

 ところで、私が「シュード」から連想する微生物として、緑膿菌等を含む細菌の「シュードモナス」がいます。

 この場合、シュード+モナスですが、シュードは上記のとおりでモナスは「べん毛」を意味しています。「○○モナス」のような微生物名を見たら、べん毛があるのか興味をもってもらえればと思います。

 

トマトの収穫をしました

6月16日金曜日、3年自由選択の野菜でトマトの収穫後、校内で販売実習をしました。本校のトマトは、おいしく人気があるのですぐ完売しました。

 

農業クラブ主催家畜審査競技会に参加してきました

 6月6日火曜日、食料生産科3年課題研究畜産専攻生徒たちが、栃木県畜産酪農研究センターにおいて実施された、農業クラブ主催家畜審査競技会肉牛の部と乳牛の部に参加してきました。

肉牛の部において、前田さんが最優秀賞を受賞し、第74回学校農業クラブ全国大会熊本大会に出場することになりました。全国大会も頑張ります。

みなみ小学校”町たんけん”をおこないました!!

令和5年6月14日(水)、鹿沼市立みなみ小学校2年生が”町たんけん”で本校の授業を見学しました。

高校生たちは、みなみ小の児童に勉強について質問され、内容を説明していました。

また、児童たちは農場見学も実施し、草花温室や牛舎にて高校生から実習内容を説明してもらいました。小学生の探究心のすごさに高校生も感心していました。

今後も交流を深めていきたいです!!