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日誌
白布ヶ丘点描
3年生への激励メッセージ~校長より~
進路委員作成の先生方からの3年生への激励メッセージの展示準備が終わり昇降口に張り出されました。

カラフルに彩られた掲示板は昇降口で特に目に付きます。3年生に向けたメッセージを、他の学年の生徒たちも興味津々で読んでいました。全部で45人の先生方のメッセージの中から、まずは校長のメッセージをご紹介しましょう。

「万里一空」と、「知好楽」の2つが贈られています。「知っているだけの人は、好きでやっている人には及ばず、好きでやってる人も、楽しんでやっている人には及ばない」。昨年、有名カード会社CMでも「人生楽しい人の勝ち」をよく耳にしました。学校生活、学習でも楽しいのが良いですよね。高校の授業があとわずかになった3年生も、理解できなかったことが理解できた時や、新しい知識を得られた時の楽しむことが、最後まで粘り強く自分の今できることをやり切りるコツです。がんばりましょう!
カラフルに彩られた掲示板は昇降口で特に目に付きます。3年生に向けたメッセージを、他の学年の生徒たちも興味津々で読んでいました。全部で45人の先生方のメッセージの中から、まずは校長のメッセージをご紹介しましょう。
「万里一空」と、「知好楽」の2つが贈られています。「知っているだけの人は、好きでやっている人には及ばず、好きでやってる人も、楽しんでやっている人には及ばない」。昨年、有名カード会社CMでも「人生楽しい人の勝ち」をよく耳にしました。学校生活、学習でも楽しいのが良いですよね。高校の授業があとわずかになった3年生も、理解できなかったことが理解できた時や、新しい知識を得られた時の楽しむことが、最後まで粘り強く自分の今できることをやり切りるコツです。がんばりましょう!
3年生への激励メッセージ~制作中~
進路委員の1・2年生が2学期の終わりに各先生方に「3年生への激励メッセージ」を依頼しました。そのメッセージが集まり、展示に向け模造紙に1枚1枚丁寧に貼り付け作業をしています。

一足先にメッセージをを覗かせていただきました。今年もそれぞれ先生方の“らしさ”が出ています。昇降口付近に掲示されましたらいくつかのメッセージをご紹介しましょう。
一足先にメッセージをを覗かせていただきました。今年もそれぞれ先生方の“らしさ”が出ています。昇降口付近に掲示されましたらいくつかのメッセージをご紹介しましょう。
化学実験~ナトリウムの反応~
2年生文系クラスの化学でナトリウム反応の実験をおこないました。

ナトリウムと水がどのように反応し、どんな気体が発生するのかなどの観察をしました。

湿らせたろ紙をビーカーの底に敷き、ナトリウム欠片を落として反応を観察しているところです。反応時のナトリウム飛散の危険対応として、ビーカーに蓋をし、保護メガネをかけています。

うまく反応すると、ビーカーの中がオレンジ色に光輝く激しい反応が起こります。反応の強弱はあるものの、全ての班でナトリウムの反応と発生した気体の確認ができました。
ナトリウムと水がどのように反応し、どんな気体が発生するのかなどの観察をしました。
湿らせたろ紙をビーカーの底に敷き、ナトリウム欠片を落として反応を観察しているところです。反応時のナトリウム飛散の危険対応として、ビーカーに蓋をし、保護メガネをかけています。
うまく反応すると、ビーカーの中がオレンジ色に光輝く激しい反応が起こります。反応の強弱はあるものの、全ての班でナトリウムの反応と発生した気体の確認ができました。
生物実験~ブロッコリーのDNA抽出~
1年生物でブロッコリーのDNAを抽出して観察する実験をおこなっています。

ブロッコリーの可食部(ツボミ)を細かくすり潰し、塩化ナトリウムと中性洗剤を混ぜた抽出液を加え濾します。取り出した緑の液体にDNAが含まれています。DNAは無色透明で観察できないので、エタノールを加えて白い沈殿物として析出させます。

写真の上層に見られるモヤモヤとした白いもの中にDNAが含まれています。ブロッコリーを用いるのは入手しやすいこと、抽出の妨げになるタンパク質が少ないなどの理由です。
ブロッコリーの可食部(ツボミ)を細かくすり潰し、塩化ナトリウムと中性洗剤を混ぜた抽出液を加え濾します。取り出した緑の液体にDNAが含まれています。DNAは無色透明で観察できないので、エタノールを加えて白い沈殿物として析出させます。
写真の上層に見られるモヤモヤとした白いもの中にDNAが含まれています。ブロッコリーを用いるのは入手しやすいこと、抽出の妨げになるタンパク質が少ないなどの理由です。
黄色の絨毯~イチョウの落葉~
正門南側にある小さなイチョウを紹介します。本校にはテニスコート脇や体育館の裏手に巨大なイチョウの木があります。玄関前から正門にかけてもイチョウ並んでいます。正門南側のイチョウは一番小さくあまり目立ちませんが、木の根元に黄色い葉がたんくさん落ちていました。

東京大学を初め、宇都宮中央女子校や獨協医科大学のイチョウも名所です。東京都・神奈川県・大阪府、栃木県では宇都宮市・大田原市・上三川町・高根沢町が、イチョウをシンボルにしています。東京では木枯らし1号が39年ぶりに観測されていません。栃木でも10月中旬~11月にあまり強い風が吹かず、暖かい日が続きました。12月になりますがイチョウも欅も多くの葉を残しています。今年は暖冬という予想です。
東京大学を初め、宇都宮中央女子校や獨協医科大学のイチョウも名所です。東京都・神奈川県・大阪府、栃木県では宇都宮市・大田原市・上三川町・高根沢町が、イチョウをシンボルにしています。東京では木枯らし1号が39年ぶりに観測されていません。栃木でも10月中旬~11月にあまり強い風が吹かず、暖かい日が続きました。12月になりますがイチョウも欅も多くの葉を残しています。今年は暖冬という予想です。
晩秋の玄関前庭~イヌシデの紅葉~
この時期、本校の玄関前、正門南側、記念館周辺、心字庭など、赤や黄色に色づく木々がたくさんあります。その中から、玄関前に植えられているイヌシデを紹介します。ヤシオツツジの紅葉が散った後、それに変わって一番綺麗な色づきを見せているのがこのイヌシデです。

日当たりの良い南側上部は橙色、あまり日の当たらない北側は黄色に色づき、綺麗なグラデーションになっています。他の木々は既に落葉しているか常緑低木が殆どなので、今はイヌシデが主役になっています。燃えるような紅葉はあと1週間ほど観察できそうです。
日当たりの良い南側上部は橙色、あまり日の当たらない北側は黄色に色づき、綺麗なグラデーションになっています。他の木々は既に落葉しているか常緑低木が殆どなので、今はイヌシデが主役になっています。燃えるような紅葉はあと1週間ほど観察できそうです。
記念館に月
日ごとに日没が早くなり、7限授業が終わると、薄暗くなってしまう時期になりました。放課後、2階の廊下を歩いていると、記念館の横に旧暦10月15日の綺麗な月がのぼっているのが見えました。

白い外壁の記念館も黄昏色に染まっていました。
白い外壁の記念館も黄昏色に染まっていました。
ストーブ配置
ストーブの教室設置が始まりました。先週から公仕さんがストーブの準備をはじめました。中の煤まで取り除いて下さっています。よく燃焼しエネルギーの無駄が無いように十分な整備を行っています。教室でも適切な温度管理をして、効率的な利用をしましょう。

今月中に設置を終え、来月から気温に応じて使用開始予定です。
今月中に設置を終え、来月から気温に応じて使用開始予定です。
化学実験~硫酸銅(Ⅱ)電気分解~
本日3限目、2年化学の授業で硫酸銅(Ⅱ)の電気分解の実験を行いました。硫酸銅(Ⅱ)の水溶液に炭素電極(鉛筆の芯)を浸し、電圧をかけて硫酸銅(Ⅱ)を分解ます。授業公開も行われ、近隣の高校や中学の先生、本校校長や教頭も実験を見学しました。

電源は単1の乾電池を2本用いました。乾電池からワニ口クリップで炭素電極をつなぎ、電極を硫酸銅(Ⅱ)の水溶液に浸しました。

1~2分すると硫酸銅(Ⅱ)が電気分解され、陰極(黒いクリップ側)の炭素電極に硫酸銅(Ⅱ)の銅イオンが銅となって析出しました。

真っ青な水溶液から「あかがね」が出てくるのが面白いですね。この青い色は銅の錯イオンの色で、イオンに光が当たるとイオンの電子が青色以外の光を吸収し、青い光のみを反射するため、人間の目に青く見えるそうです。
電源は単1の乾電池を2本用いました。乾電池からワニ口クリップで炭素電極をつなぎ、電極を硫酸銅(Ⅱ)の水溶液に浸しました。
1~2分すると硫酸銅(Ⅱ)が電気分解され、陰極(黒いクリップ側)の炭素電極に硫酸銅(Ⅱ)の銅イオンが銅となって析出しました。
真っ青な水溶液から「あかがね」が出てくるのが面白いですね。この青い色は銅の錯イオンの色で、イオンに光が当たるとイオンの電子が青色以外の光を吸収し、青い光のみを反射するため、人間の目に青く見えるそうです。
生物実験~DAN組み換え実験~
先週2年生の生物の授業で大腸菌にクラゲの蛍光タンパク質を組み込む実験をおこないました。

4つの寒天培地を用意して、それぞれ違った条件で大腸菌を培養後、クラゲの蛍光タンパク質が組み込める条件を確認しました。丁度校長・教頭の授業参観期間で、教頭も実験に参加しました。理科の教頭はさすがによい手際でした。

1時間の授業の中では培養の結果まで観察することができないため、週明けの授業でクラゲに蛍光タンパク質が組み込まれたかどうかを確認しました。

クラゲの蛍光タンパク質を組み込んだ大腸菌が入った4つの培地に紫外線を照射して、綺麗な緑色に発光することが確認できました。
クラゲの蛍光タンパク質といえば、下村脩氏がオワンクラゲから緑色蛍光タンパク質を発見しノーベル化学賞を受賞したニュースを思い出します。下村氏がご逝去されたことが先月ニュースで報道されました。下村氏の発見した緑色蛍光タンパク質は生物学の分野で利用され、高校生物の授業でも実験が行われる程身近な存在になりました。
4つの寒天培地を用意して、それぞれ違った条件で大腸菌を培養後、クラゲの蛍光タンパク質が組み込める条件を確認しました。丁度校長・教頭の授業参観期間で、教頭も実験に参加しました。理科の教頭はさすがによい手際でした。
1時間の授業の中では培養の結果まで観察することができないため、週明けの授業でクラゲに蛍光タンパク質が組み込まれたかどうかを確認しました。
クラゲの蛍光タンパク質を組み込んだ大腸菌が入った4つの培地に紫外線を照射して、綺麗な緑色に発光することが確認できました。
クラゲの蛍光タンパク質といえば、下村脩氏がオワンクラゲから緑色蛍光タンパク質を発見しノーベル化学賞を受賞したニュースを思い出します。下村氏がご逝去されたことが先月ニュースで報道されました。下村氏の発見した緑色蛍光タンパク質は生物学の分野で利用され、高校生物の授業でも実験が行われる程身近な存在になりました。
書道授業~11月2日は習字の日~
本日11月2日は「書道の日」です。1102で「イイモジ」と語呂合わせしました。制定したのは、多くの人に文字を書くことに親しみを感じてもらい、手書き文字を書くことの大切さを伝えるためだそうです。3~4時間目に書道の授業がおこなわれていました。

芸術科目は音楽、美術、書道から選択します。他の教科と違い少人数の授業です。生徒も先生とコミュニケーションを密に取って楽しい授業が行われていました。

11月に入って、クールビズも終了しましたが、暖かな日差しの射す書道室で今日も生徒たちはのびのびと筆を進めていました。
芸術科目は音楽、美術、書道から選択します。他の教科と違い少人数の授業です。生徒も先生とコミュニケーションを密に取って楽しい授業が行われていました。
11月に入って、クールビズも終了しましたが、暖かな日差しの射す書道室で今日も生徒たちはのびのびと筆を進めていました。
マラソン大会まであと6日
マラソン大会まであと1週間を切りました。昨年は台風のため中止になってしまったマラソン大会ですが、今年は今のところ本番である来週の月曜日は晴れの予報となっています。一昨年のマラソン大会は、この時期としてはかなり気温が上がり、走るには暑いくらいでしたが、今年はどうなるのでしょうか。
そして毎日外ではマラソン大会にむけて体育の授業では学校の外周を走る生徒たちの様子が見られます。今日も練習に励む生徒たちを見つけたので、ドローンでその様子を撮ってきました。

写真は1年3・4組の生徒です。昨年中止になってしまったので、今年は1年生だけでなく、2年生にとっても初めてのマラソン大会ということになります。今日も外を歩いていると、ひたむきに走るたくさんの白布健児を目にすることができました。
そして毎日外ではマラソン大会にむけて体育の授業では学校の外周を走る生徒たちの様子が見られます。今日も練習に励む生徒たちを見つけたので、ドローンでその様子を撮ってきました。
写真は1年3・4組の生徒です。昨年中止になってしまったので、今年は1年生だけでなく、2年生にとっても初めてのマラソン大会ということになります。今日も外を歩いていると、ひたむきに走るたくさんの白布健児を目にすることができました。
台風一過
台風24号の通過で、強風が吹きました。真岡高校でも若干の影響がありました。
人字庭の大きな松の枝が折れました。

そして、校内の木々から落ち葉が大量に校庭に散らばりました。
昼休みにサッカー部員がコートの落ち葉清掃をしました。昼休みには取りきれなかったようです。サッカー部・野球部と落ち葉との戦い?の始まりです。
人字庭の大きな松の枝が折れました。
そして、校内の木々から落ち葉が大量に校庭に散らばりました。
昼休みにサッカー部員がコートの落ち葉清掃をしました。昼休みには取りきれなかったようです。サッカー部・野球部と落ち葉との戦い?の始まりです。
秋の訪れ2018~外周走行~
雨が多い9月後半ですが、今日久々に好天に恵まれました。体育は9月中旬にプールが終了し、現在は来月のマラソン大会に向け学校外周を走っています。

テニスコート脇から一斉にスタート、講堂東側を回って北門から外周コースです。

学校西側を回って、南門から校内に戻ります。
彼岸花の赤の替わりに、1年生の赤い体操着が彩りを添えていました。
テニスコート脇から一斉にスタート、講堂東側を回って北門から外周コースです。
学校西側を回って、南門から校内に戻ります。
彼岸花の赤の替わりに、1年生の赤い体操着が彩りを添えていました。
献血しました
9月20日に、真岡高校内で献血がおこなわれました。その様子をご紹介します。
今年も多くの生徒が献血に協力しました。

まず、受付で問診票を記入します。献血の条件ををチェックします。

3台の献血車に来校して戴きましたが、順番待ちができました。

ちょっと緊張の採血です。1台の車内で4名献血ができます。

今年はペッパーくんも来校してくれました♪
今年は242名の生徒が献血に協力できました。3台の献血車が、朝から放課後までフル稼働でした。真高生の血液がお役に立てれば幸いです。
今年も多くの生徒が献血に協力しました。
まず、受付で問診票を記入します。献血の条件ををチェックします。
3台の献血車に来校して戴きましたが、順番待ちができました。
ちょっと緊張の採血です。1台の車内で4名献血ができます。
今年はペッパーくんも来校してくれました♪
今年は242名の生徒が献血に協力できました。3台の献血車が、朝から放課後までフル稼働でした。真高生の血液がお役に立てれば幸いです。
秋の訪れ2018~ギンナン~
ヒガンバナに続いてギンナンを紹介ます。昨日学校の外を見て回っていると体育館の西側、人字庭に落果直後のイチョウの実ギンナンが落ちていました。人字庭にも秋がやってきたようです。

独特の香りと苦み、そしてモチモチとした食感はついたくさん食べたくなってしまいます。秋の味覚の一つギンナンですが、ビタミンB6に似た成分が含まれていて、たくさん食べるとビタミンB6の作用を打ち消し中毒を起こします。美味しいからといって大量に食べるのは危険です。
独特の香りと苦み、そしてモチモチとした食感はついたくさん食べたくなってしまいます。秋の味覚の一つギンナンですが、ビタミンB6に似た成分が含まれていて、たくさん食べるとビタミンB6の作用を打ち消し中毒を起こします。美味しいからといって大量に食べるのは危険です。
秋の訪れ2018~ヒガンバナ~
9月に入ってから、暑かったり寒かったり、雨の日や高い空にうろこ雲がみえたり、秋らしい日が増えてきました。街中でも食料品売り場にはブドウなど秋の果物や、ハロウィンの装飾品が並ぶようになりました。つい先日まで毎日猛暑の続いていた本校でも、秋を見つけました。昨年も記事にしましたが、本校では正門南側の土手と、南門の西側で毎年ヒガンバナを見ることができます。

今年も地面から勢いよく伸ばした茎の先端に燃えるような真紅の花を咲かせました。秋の彼岸は明日20日から。その名の通り、暦の彼岸に合せて開花のピークを迎えました。日の長さを感じとるヒガンバナならではです。
今年も地面から勢いよく伸ばした茎の先端に燃えるような真紅の花を咲かせました。秋の彼岸は明日20日から。その名の通り、暦の彼岸に合せて開花のピークを迎えました。日の長さを感じとるヒガンバナならではです。
化学実験~中和滴定~
先週の2年生の化学の授業で中和滴定の実験をおこないました。中和滴定とは、既に濃度のわかっている酸や塩基を用いて、もう一方の濃度未知の酸や塩基の濃度を求める操作のことです。化学の実験の中でも定番中の定番の実験です。
生徒たちに濃度の確定している0.1mol/Lの水酸化ナトリウム溶液を用意し、中和滴定によって濃度が不明の食酢の濃度を求めるという実験をおこないました。食酢は10倍に薄めて使用するため、その作業からはじめました。

中和滴定は非常にシビアな実験なので、10倍に薄める際に、正確に量を測りとれるホールピペットとメスフラスコを用います。上の写真はホールピペットで食酢を10mL測り、それをメスフラスコに移し替えている様子です。
10倍希釈の食酢を作り終えた後フェノールフタレイン液を添加し、フェノールフタレインの赤色がわずかに呈した状態まで、水酸化ナトリウム溶液を少しずつ滴下していきます。フェノールフタレイン液は中性を超えアルカリ側に傾くと無色から赤色に変色するので、薄い赤色を呈した状態がほぼ中和した状態となります。1滴の差が実験結果に大きく影響するため、生徒たちは慎重に水酸化ナトリウムを滴下していました。

上の写真が実際に滴定をしている様子です。ビュレットで慎重に滴下していきました。水酸化ナトリウム溶液の水滴が落ちた部分が赤色に変色しているのがわかります。これを振って攪拌するとすぐ無色に戻ってしまうので、全体が薄い赤色になるまでこの操作を繰り返します。4回データを取って食酢の濃度を求めました。食酢の瓶の濃度表記は4.2%でした。計算して約4.2%になった班は実験成功です。
生徒たちに濃度の確定している0.1mol/Lの水酸化ナトリウム溶液を用意し、中和滴定によって濃度が不明の食酢の濃度を求めるという実験をおこないました。食酢は10倍に薄めて使用するため、その作業からはじめました。
中和滴定は非常にシビアな実験なので、10倍に薄める際に、正確に量を測りとれるホールピペットとメスフラスコを用います。上の写真はホールピペットで食酢を10mL測り、それをメスフラスコに移し替えている様子です。
10倍希釈の食酢を作り終えた後フェノールフタレイン液を添加し、フェノールフタレインの赤色がわずかに呈した状態まで、水酸化ナトリウム溶液を少しずつ滴下していきます。フェノールフタレイン液は中性を超えアルカリ側に傾くと無色から赤色に変色するので、薄い赤色を呈した状態がほぼ中和した状態となります。1滴の差が実験結果に大きく影響するため、生徒たちは慎重に水酸化ナトリウムを滴下していました。
上の写真が実際に滴定をしている様子です。ビュレットで慎重に滴下していきました。水酸化ナトリウム溶液の水滴が落ちた部分が赤色に変色しているのがわかります。これを振って攪拌するとすぐ無色に戻ってしまうので、全体が薄い赤色になるまでこの操作を繰り返します。4回データを取って食酢の濃度を求めました。食酢の瓶の濃度表記は4.2%でした。計算して約4.2%になった班は実験成功です。
校長室の鉢植えⅢ
2ヶ月半前、校長室の鉢植えの鉢替えして、葉が青々と復活したことを紹介しました。先月、別のムクゲが水切れで枯れそうになってしまいました。

かなりの重傷で、まず日陰で鉢を水に浸し、回復した葉以外を落としました。それでも厳しい状態で、枝も必要最低限だけ残し、半分ほどに減らしました。

写真が剪定直後です。かなり大胆にカットしました。蕾は1個だけ残して、1ヶ月液肥を与えました。今日、久々に施肥に行くと、残した蕾が綺麗に花を咲かせました。

今日は部屋が暑くなっていましたが、その中で勢いを取り戻した木は葉も青々と元気でした。2ヶ月半前に鉢替えした謎の木も見違えるほど逞しい樹勢を取り戻していました。このムクゲとあわせて、来年は両方ともたくさんの花を咲かせます。
かなりの重傷で、まず日陰で鉢を水に浸し、回復した葉以外を落としました。それでも厳しい状態で、枝も必要最低限だけ残し、半分ほどに減らしました。
写真が剪定直後です。かなり大胆にカットしました。蕾は1個だけ残して、1ヶ月液肥を与えました。今日、久々に施肥に行くと、残した蕾が綺麗に花を咲かせました。
今日は部屋が暑くなっていましたが、その中で勢いを取り戻した木は葉も青々と元気でした。2ヶ月半前に鉢替えした謎の木も見違えるほど逞しい樹勢を取り戻していました。このムクゲとあわせて、来年は両方ともたくさんの花を咲かせます。
校長室の鉢植えⅡ
元気のなかった校長室の鉢植えを鉢替えしてから約1ヶ月半。黄ばんでかなりの葉が落ちてしまい、残念な姿になっていた鉢植えでした。今、写真のように見事に復活しました。

葉の枚数は3倍以上に増え、葉の色も青々としてまるで別の木のようです。まずはここまで回復すれば一安心です。1個だけ残しておいた蕾は植え替えのダメージが大きく、残念ながら咲く前に落下してしまいました。花は来シーズンのお楽しみとします。
葉の枚数は3倍以上に増え、葉の色も青々としてまるで別の木のようです。まずはここまで回復すれば一安心です。1個だけ残しておいた蕾は植え替えのダメージが大きく、残念ながら咲く前に落下してしまいました。花は来シーズンのお楽しみとします。
珍客Ⅱ~フクロウ~
今朝6時30分頃、いつものように職員室前の廊下を横切り、物理準備室へ行こうとしていた時、窓の外に見慣れない鳥の姿を発見。シルエットからすぐにその正体に気付きました。

後ろ姿で一目瞭然の丸い頭。なんと中庭の心字庭にフクロウが出没しました!!

上の写真にフクロウの姿をはっきりとらえることができました。なんと2羽いました!!栃木県ではフクロウはレッドデータブックに記載され、準絶滅危惧種にランクされています。先週、プールの上空を横切ったのを一瞬目撃していました。こんなに早く再会できるとは思いませんでした。幸運の象徴ともされるフクロウ。野生の個体を間近で見られただけで今日は十分満足。朝から幸せな気分です。
前任校ではアカゲラやカケスなどを観察ができました。本校は市街地にありながら、木がたくさんあります。去年もカワセミ、ヤマシギの珍しい鳥類を観察することができました。鳥たちにとって非常に良い環境なのかもしれません。
「早起きは三文の徳」を体感した朝でした。またフクロウと再会したいですね。
後ろ姿で一目瞭然の丸い頭。なんと中庭の心字庭にフクロウが出没しました!!
上の写真にフクロウの姿をはっきりとらえることができました。なんと2羽いました!!栃木県ではフクロウはレッドデータブックに記載され、準絶滅危惧種にランクされています。先週、プールの上空を横切ったのを一瞬目撃していました。こんなに早く再会できるとは思いませんでした。幸運の象徴ともされるフクロウ。野生の個体を間近で見られただけで今日は十分満足。朝から幸せな気分です。
前任校ではアカゲラやカケスなどを観察ができました。本校は市街地にありながら、木がたくさんあります。去年もカワセミ、ヤマシギの珍しい鳥類を観察することができました。鳥たちにとって非常に良い環境なのかもしれません。
「早起きは三文の徳」を体感した朝でした。またフクロウと再会したいですね。
グリーンカーテンプロジェクト~ゴーヤの実~
連日の猛暑でゴーヤも夏バテ気味ですが、実がついたので紹介します。

こちらはスーパーなどで見かける大長系の品種ではなく、あばしゴーヤと呼ばれる短い品種です。

そしてこちらは左が白実の短い品種で、右はまだ小さいですが白実の大長系です。ゴーヤというと非常に苦いイメージですが、収獲を遅くすると苦みがかなり和らぎます。ただし、色が黄色く変色するまで放置すると種の周りは甘くなり、炒め物等には向かなくなってしまうので、外側は緑で、中の種が少し赤く色づきはじめるくらいが、苦みが減少して炒め物にした時も食べやすくなり、たくさん食べられます。今年の猛暑には夏バテ対策としてもピッタリな食材です。
こちらはスーパーなどで見かける大長系の品種ではなく、あばしゴーヤと呼ばれる短い品種です。
そしてこちらは左が白実の短い品種で、右はまだ小さいですが白実の大長系です。ゴーヤというと非常に苦いイメージですが、収獲を遅くすると苦みがかなり和らぎます。ただし、色が黄色く変色するまで放置すると種の周りは甘くなり、炒め物等には向かなくなってしまうので、外側は緑で、中の種が少し赤く色づきはじめるくらいが、苦みが減少して炒め物にした時も食べやすくなり、たくさん食べられます。今年の猛暑には夏バテ対策としてもピッタリな食材です。
前期補習初日
金曜日の終業式から、月曜日、早速夏休み前期補習授業がスタートしました。二十四節気の大暑の今日、朝から気温が上がっています。生徒たちは休み前と変わらず元気に登校しています。補習は午前中4時間。清掃後放課です。

現在、物理準備室の室温は34.8℃。まさに大暑の室温となっています。このままのペースでいくとまもなく35℃を超えそうです。

明日以降は猛暑日にではない予報です。ただ真夏日は確実のようで、こまめな水分補給をするなど健康管理に注意しましょう。
※追記:14時23分熊谷市で41.1℃を記録、国内最高気温を更新しました。真岡市でも37.2℃(15:33)が記録されています。真岡の最高気温3位タイ(14/8/5)記録です。(1位は37.6℃97/7/5、2位は37.3℃11/6/24です)
現在、物理準備室の室温は34.8℃。まさに大暑の室温となっています。このままのペースでいくとまもなく35℃を超えそうです。
明日以降は猛暑日にではない予報です。ただ真夏日は確実のようで、こまめな水分補給をするなど健康管理に注意しましょう。
※追記:14時23分熊谷市で41.1℃を記録、国内最高気温を更新しました。真岡市でも37.2℃(15:33)が記録されています。真岡の最高気温3位タイ(14/8/5)記録です。(1位は37.6℃97/7/5、2位は37.3℃11/6/24です)
プール日和
全国的に猛暑が続いています。真岡も毎日暑さに見まわれています。本日の廊下の温度計は32℃。今この記事を書いている準備室の温度計は32.8℃。室内でも朝から30℃以上の真夏日が当たり前になっています。

窓を全開にすると少しばかりそよ風が入ってきて、暑さを凌ぐことができます。風とともに、準備室窓下からの水泳授業をしている生徒たちの賑やかな声も入ってきます。写真でみると涼しそうな画になりますね。

猛暑とアブラゼミの自然のBGMがまさにプール日和といった感じです。実は2年ぶりの水泳授業です。濾過装置の不具合で、2年間満足にプールが使えませんでした。リオオリンピックのプールに合わせたかのように、緑色のプールになってしまいました。今年の2月に濾材を入れ替えたので、今年は水が綺麗な状態が保てています。課外中の午後は一般生徒にプール開放をします。ぜひ活用して下さい。
窓を全開にすると少しばかりそよ風が入ってきて、暑さを凌ぐことができます。風とともに、準備室窓下からの水泳授業をしている生徒たちの賑やかな声も入ってきます。写真でみると涼しそうな画になりますね。
猛暑とアブラゼミの自然のBGMがまさにプール日和といった感じです。実は2年ぶりの水泳授業です。濾過装置の不具合で、2年間満足にプールが使えませんでした。リオオリンピックのプールに合わせたかのように、緑色のプールになってしまいました。今年の2月に濾材を入れ替えたので、今年は水が綺麗な状態が保てています。課外中の午後は一般生徒にプール開放をします。ぜひ活用して下さい。
化学実験~金属イオン定性分析~
化学の授業で金属イオン定性分析をおこないました。定性分析とは金属イオンと陰イオンによる反応を見て、溶液中に含まれる金属イオンが何であるかを調べる分析です。

今回は銀や銅、亜鉛など8種類の金属イオンが入っていることを示しました。塩化物イオンや水酸化物イオンなどを含む溶液を滴下すると、沈殿の有無・沈殿の色・溶液の色などを確認できます。滴下する溶液の量で反応が異なり、深青色になったり、白や黒い沈殿ができたりしました。様々な反応を教科書の写真と比較・確認しました。
今回は銀や銅、亜鉛など8種類の金属イオンが入っていることを示しました。塩化物イオンや水酸化物イオンなどを含む溶液を滴下すると、沈殿の有無・沈殿の色・溶液の色などを確認できます。滴下する溶液の量で反応が異なり、深青色になったり、白や黒い沈殿ができたりしました。様々な反応を教科書の写真と比較・確認しました。
グリーンカーテンプロジェクト~助成看板設置~
公益財団法人とちぎ環境・みどり推進機構が4月に「緑の募金」をおこないました。助成金はこの還元金として出ています。先月の承認により、グリーンカーテンプロジェクトは助成事業になりました。公益財団法人とちぎ環境・みどり推進機構の助成を明示した看板を設置しました。

ゴーヤを植えてから約2ヶ月になります。助成金承認の関係で、植え付けが5月中旬になってしまいました。もう少し早く植え付ければ暑さまでに大きく成長したのですが。最近の暑さで、ゴーヤも少し夏バテ気味です。この2ヶ月の成長でプランターの養分を使ったのと、最近の暑さで少し成長が鈍く なっているようなので、液肥を与えました。
ゴーヤを植えてから約2ヶ月になります。助成金承認の関係で、植え付けが5月中旬になってしまいました。もう少し早く植え付ければ暑さまでに大きく成長したのですが。最近の暑さで、ゴーヤも少し夏バテ気味です。この2ヶ月の成長でプランターの養分を使ったのと、最近の暑さで少し成長が鈍く なっているようなので、液肥を与えました。
ミニトマト救出??
弓道場近くを歩いていると、ハキダメギクが大量繁茂している中に、1本だけトマトが紛れているのを発見しました。

ハキダメギクに囲まれながらも、負けないように大きくなろうとしていました。普段は全く人気のない場所で、踏みつぶされることもなく、ここまで育っていました。誰かが植えたものでもなく、おそらくどこかから種が混入、実生苗となってここに根を張ったようです。種の大元は生徒のお弁当かもしれません。発見直後、公仕さんによる除草作業がおこなわれることを聞きました。小さな鉢に植え替え、グリーンカーテンの横に救出・移動させました。
自然に発生した実生の苗ということで、この時期にしては小さく弱々しいです。実がついた時はグリーンカーテンプロジェクトの番外編として紹介いたします。
ハキダメギクに囲まれながらも、負けないように大きくなろうとしていました。普段は全く人気のない場所で、踏みつぶされることもなく、ここまで育っていました。誰かが植えたものでもなく、おそらくどこかから種が混入、実生苗となってここに根を張ったようです。種の大元は生徒のお弁当かもしれません。発見直後、公仕さんによる除草作業がおこなわれることを聞きました。小さな鉢に植え替え、グリーンカーテンの横に救出・移動させました。
自然に発生した実生の苗ということで、この時期にしては小さく弱々しいです。実がついた時はグリーンカーテンプロジェクトの番外編として紹介いたします。
危機管理研修がおこなわれました
総合教育センター植木氏を講師としてお招きして全日制職員、定時制職員、事務職員が参加した危機管理研修を行いました。このあと県内各校で行われる危機管理研修の第1号です。

過去の事故事例や危機管理の説明に続いて、5~6人のグループで学校行事で可能性のある事故や危険箇所について話し合いました。

写真のグループでは学校祭に潜む危険を取り上げていました。準備中の怪我や外への買い出し中での事故、不審者の侵入などといったことが指摘されていました。この他にもマラソン大会や修学旅行などを取り上げて検討が行われました。定時制のグループでは、定時制特有の問題が取り上げられていました。
研修後はふり返りシートをまとめ、学校全体で危機管理を意識することの重要性を確認しました。
過去の事故事例や危機管理の説明に続いて、5~6人のグループで学校行事で可能性のある事故や危険箇所について話し合いました。
写真のグループでは学校祭に潜む危険を取り上げていました。準備中の怪我や外への買い出し中での事故、不審者の侵入などといったことが指摘されていました。この他にもマラソン大会や修学旅行などを取り上げて検討が行われました。定時制のグループでは、定時制特有の問題が取り上げられていました。
研修後はふり返りシートをまとめ、学校全体で危機管理を意識することの重要性を確認しました。
定期演奏会の花束
6月17日に行われた定期演奏会で戴いた花束で玄関を飾りました。ジメジメした梅雨空ですが、玄関には色とりどりの花たちがお客様をお出迎えしています。

グリーンの八重咲きのトルコキキョウが一際目をひきます。黄色のオンシジュームや個性派切り花の定番グロリオサ、ピンクのバラなども綺麗ですね。
バラは本日6月19日の誕生花で、花言葉のひとつは「ロマンス」。6月19日は日本ロマンチスト協会によって「ロマンスの日」にも制定されています。109年前の6月19日に生まれた太宰治は「日本浪漫派」と呼ばれる作家の一人でした。今日6月19日も紹介してみました。
グリーンの八重咲きのトルコキキョウが一際目をひきます。黄色のオンシジュームや個性派切り花の定番グロリオサ、ピンクのバラなども綺麗ですね。
バラは本日6月19日の誕生花で、花言葉のひとつは「ロマンス」。6月19日は日本ロマンチスト協会によって「ロマンスの日」にも制定されています。109年前の6月19日に生まれた太宰治は「日本浪漫派」と呼ばれる作家の一人でした。今日6月19日も紹介してみました。
「県民の日ゼリー」
先週の「県民の日」で取り上げた「県民の日ゼリー」。下野新聞で幼稚園や小中学校の給食に出されると紹介されていました。高校ではどうなのかと思いましたが、本校定時制では、やはり給食として出されていました。

献立のイラストにある「県民の日ゼリー」デザート。

実際の給食がこちらです。蓋には特別にルリちゃんが描かれています。定時制日誌の「本日の給食」の中でも「県民の日ゼリー」が紹介されています。フォローアップ記事にさせていただきました!!
献立のイラストにある「県民の日ゼリー」デザート。
実際の給食がこちらです。蓋には特別にルリちゃんが描かれています。定時制日誌の「本日の給食」の中でも「県民の日ゼリー」が紹介されています。フォローアップ記事にさせていただきました!!
「県民の歌」が校内放送されました
6月15日は「栃木県民の日」です。小中学校では「県民の日」にちなんだ給食が出されたり、給食の時間に「県民の歌」が放送されたりしています。小中学校の給食で栃木の特産品であるイチゴを使用した「県民の日ゼリー」を食べた記憶がありませんか?下野新聞によると、「県民の日ゼリー」は約30年前にはじまり、県内の幼稚園・保育園、小中学校の給食で今年は約15万1300人が食べるそうです。本校生も中学で毎年食べていたはずです。全日制高校は給食がないので、「県民の日ゼリー」は食べられませんが、本校では県民の日にちなんで清掃の時間に「県民の歌」が流されました。


CDのジャケットには栃木県のなかに県木「ヤシオツツジ」、県獣「カモシカ」、県鳥「オオルリ」、県木「トチノキ」の写真が組み込まれています。右下には栃木県のキャラクター、ルリちゃんが描かれていました。最近はとちまるくんの陰で出番が減少してしまいましたが、かつてイベント等で活躍していました。ルリちゃんはHP係と同級の昭和61年生まれ、ご当地キャラクターとしては、とちまるくんのかなり先輩に当たります。誕生日は県民の日である6月15日。「県民の日ゼリー」の蓋にも描かれていました。
栃木県民の日が6月15日なのは、今から145年前の1873年に現在の栃木県が誕生したことに由来しています。千葉県も同じ日に誕生していて「千葉県民の日」でもあります。千葉県では千葉県民の日は公立学校が休みで、今朝のツイッターでは雨天でもディズニーランドが混雑するか話題になっていました。県民の日があるのが全国の都道府県の半分くらい、さらに休日にしているのは東京都、埼玉県、千葉県、群馬県、山梨県、茨城県などで関東周辺に偏っています。そのため、栃木県にいると、周囲の県は休みで羨ましく感じるかもしれませんが、実際は県民の日があって、休日というのは少数派です。栃木県民の日も本校はいつも通りの通常運転です。
来年2019年6月15日は土曜日のためお休みです。
CDのジャケットには栃木県のなかに県木「ヤシオツツジ」、県獣「カモシカ」、県鳥「オオルリ」、県木「トチノキ」の写真が組み込まれています。右下には栃木県のキャラクター、ルリちゃんが描かれていました。最近はとちまるくんの陰で出番が減少してしまいましたが、かつてイベント等で活躍していました。ルリちゃんはHP係と同級の昭和61年生まれ、ご当地キャラクターとしては、とちまるくんのかなり先輩に当たります。誕生日は県民の日である6月15日。「県民の日ゼリー」の蓋にも描かれていました。
栃木県民の日が6月15日なのは、今から145年前の1873年に現在の栃木県が誕生したことに由来しています。千葉県も同じ日に誕生していて「千葉県民の日」でもあります。千葉県では千葉県民の日は公立学校が休みで、今朝のツイッターでは雨天でもディズニーランドが混雑するか話題になっていました。県民の日があるのが全国の都道府県の半分くらい、さらに休日にしているのは東京都、埼玉県、千葉県、群馬県、山梨県、茨城県などで関東周辺に偏っています。そのため、栃木県にいると、周囲の県は休みで羨ましく感じるかもしれませんが、実際は県民の日があって、休日というのは少数派です。栃木県民の日も本校はいつも通りの通常運転です。
来年2019年6月15日は土曜日のためお休みです。
化学実験~再結晶~
2年生の化学の授業で再結晶の実験をおこないました。再結晶とはより純度の高い結晶を得る精製法。純度の低い結晶を水などの溶媒に溶かし、その溶媒の蒸発や温度差による溶解度(溶媒に溶けることのできる限界量)の違いを利用する精製法です。今回の実験では硝酸カリウムを用いた再結晶をおこない、析出した結晶を観察しました。

上のグラフが硝酸カリウムと塩化ナトリウムの溶解度曲線です。硝酸カリウムは水温変化に対する飽和量の変化が大きいので、飽和量の差を利用して短時間で多くの再結晶を析出させることができます。硝酸カリウムと水を試験管に入れ加熱溶解し、その後冷却して再結晶の様子を観察しました。

写真のように水を入れた直後は硝酸カリウムは溶けきらず、試験管の底に粉末状態で残っています。加熱していくと溶解度が上がり溶解が進み、加熱を続けると全て溶解します。

写真は加熱後の試験管を水で冷却しているところです。溶液温度が低下すると、溶解していた硝酸カリウムが試験管の底に結晶として析出してきます。溶かす前の白い粉末とは違い、やや透き通った針状の結晶となります。結晶形態は物質により色や形状が異なります。今回は授業内でおこなう実験で速やかに冷却して結晶化したが、再結晶は時間をかけてゆっくり析出させると綺麗な形の結晶をつくることができます。
上のグラフが硝酸カリウムと塩化ナトリウムの溶解度曲線です。硝酸カリウムは水温変化に対する飽和量の変化が大きいので、飽和量の差を利用して短時間で多くの再結晶を析出させることができます。硝酸カリウムと水を試験管に入れ加熱溶解し、その後冷却して再結晶の様子を観察しました。
写真のように水を入れた直後は硝酸カリウムは溶けきらず、試験管の底に粉末状態で残っています。加熱していくと溶解度が上がり溶解が進み、加熱を続けると全て溶解します。
写真は加熱後の試験管を水で冷却しているところです。溶液温度が低下すると、溶解していた硝酸カリウムが試験管の底に結晶として析出してきます。溶かす前の白い粉末とは違い、やや透き通った針状の結晶となります。結晶形態は物質により色や形状が異なります。今回は授業内でおこなう実験で速やかに冷却して結晶化したが、再結晶は時間をかけてゆっくり析出させると綺麗な形の結晶をつくることができます。
グリーンカーテンプロジェクト~ゴーヤの花~
ここ数日雨雲に覆われ、梅雨らしい天気が続いています。ゴーヤは日々成長し、少しずつ花をつけました。ゴーヤ本来の名前はツルレイシというウリ科の植物です。キュウリやスイカ、カボチャなど同じように雄花と雌花の2種類の花がつきます。雄花雌花の違いは一目瞭然で、花のすぐ下に実があるかないかで判別できます。

これが雄花です。

こちらが雌花。
雌花には既に小さな実がついています。雌花に雄花の花粉が受粉すると、実がどんどん肥大していきます。一つの花の中にある雄しべと雌しべで受粉が完了するのを自家受粉というに対し、ゴーヤのような雄花と雌花で役割が分かれていて、雄花の花粉により雌花が受粉するものを他家受粉といいます。より強い子孫を残すためには、自家受粉に比べ他の株から花粉(遺伝子)をもらえる可能性の高い他家受粉の方が良いとされています。植物の仕組みもうまくできているなと感心します。
これが雄花です。
こちらが雌花。
雌花には既に小さな実がついています。雌花に雄花の花粉が受粉すると、実がどんどん肥大していきます。一つの花の中にある雄しべと雌しべで受粉が完了するのを自家受粉というに対し、ゴーヤのような雄花と雌花で役割が分かれていて、雄花の花粉により雌花が受粉するものを他家受粉といいます。より強い子孫を残すためには、自家受粉に比べ他の株から花粉(遺伝子)をもらえる可能性の高い他家受粉の方が良いとされています。植物の仕組みもうまくできているなと感心します。
登校風景~雨に咲く傘の花~
関東も先週梅雨入りしました。その後は数日好天が続き、昨日ようやく雨空が戻り、今朝の登校は雨の中となりました。6月11日を日本洋傘振興協議会が「傘の日」と制定しています。それに合わせたように校内で傘の花が見られました。

昨年もほぼ同時期に梅雨入りし、梅雨入りした週はほとんど雨が降らず、翌週雨が続きました。今年も昨年と似たような天候になっています。昨年は「小糠雨降る白布ヶ丘」というタイトルで梅雨入り翌週に記事を書きました。今年はそのアンサー記事として「雨に咲く傘の花」というタイトルにしてみました。どちらも欧陽菲菲の曲の歌い出しの一節が入っています。みなさんは雨というとどのような曲を思い浮かべるでしょうか・・・。
昨年もほぼ同時期に梅雨入りし、梅雨入りした週はほとんど雨が降らず、翌週雨が続きました。今年も昨年と似たような天候になっています。昨年は「小糠雨降る白布ヶ丘」というタイトルで梅雨入り翌週に記事を書きました。今年はそのアンサー記事として「雨に咲く傘の花」というタイトルにしてみました。どちらも欧陽菲菲の曲の歌い出しの一節が入っています。みなさんは雨というとどのような曲を思い浮かべるでしょうか・・・。
教育実習生との座談会
教育実習生が来て早2週間が経ちました。教育実習は、2週間と3週間の2パターンで実施されますが、2週間の教育実習生の最終日に合わせて毎年進学座談会を開き、情報交換をするのが恒例となっています。今回も総合的な学習の時間を使って進学座談会がおこなわれました。

生徒たちはメモを取りながら、大学での学校生活や高校の時の勉強のやり方などを真剣に聞いていました。実習生だからこそ聞ける新鮮な情報もあり、生徒たちにとってとても参考になりました。
生徒たちはメモを取りながら、大学での学校生活や高校の時の勉強のやり方などを真剣に聞いていました。実習生だからこそ聞ける新鮮な情報もあり、生徒たちにとってとても参考になりました。
グリーンカーテンプロジェクト~パッションフルーツ編~
先月からはじめた化学室前のグリーンカーテン。先月植えたゴーヤの苗は6本で、1つのネットに対し2本ということで、3区画分がゴーヤとなっています。一番西側の4つめはゴーヤではなく、他のものも試す意味でパッションフルーツを植えました。生徒が植えたゴーヤはグングン成長し、窓まであと少しの高さまできています。今日はそのゴーヤの隣、一番西側に試験的に導入したパッションフルーツを紹介します。

パッションフルーツは和名をクダモノトケイソウ、その名の通りトケイソウの仲間です。花は時計にそっくりの形をしています。果実も楽しみですが、花も面白い形で十分楽しめます。上の写真は植えた直後の様子ですが、今はもう少し成長して大きくなりました。パッションフルーツの様子も定期的に紹介していきます。
パッションフルーツは和名をクダモノトケイソウ、その名の通りトケイソウの仲間です。花は時計にそっくりの形をしています。果実も楽しみですが、花も面白い形で十分楽しめます。上の写真は植えた直後の様子ですが、今はもう少し成長して大きくなりました。パッションフルーツの様子も定期的に紹介していきます。
木村昌平氏寄贈「宇宙図2018」
6月13日、益子大使・益子昌平塾塾長・セコム株式会社相談役の木村昌平氏にご講演をしていただくことになりました。木村氏から「一家に1枚宇宙図2018」というポスターをご提供していただきました。宇宙誕生から元素が生まれ、星が生まれ、生物が発生し、そして人間の誕生するという宇宙の歴史が描かれています。物理講義室廊下に掲示すると、さっそく通りがかりの生徒が熱心に読んでいました。

宇宙の誕生に興味がある生徒は特に気になるポスターです。
宇宙の誕生に興味がある生徒は特に気になるポスターです。
化学実験~ナトリウムの反応~
今週の化学で2年生がナトリウムの実験をしています。化学定番の実験で、数ミリほどのナトリウム片をビーカーの底に置いた湿らせたろ紙の上に落とし、水との反応を観察します。小さなナトリウム片を用いるのは、ナトリウムの反応は激しく、大きなものでは危険なためです。

上の写真のとおり、数ミリほどの小さな欠片でも激しく炎を上げて反応しています。
いつも実験を記事する際は、教科書やネット上の最新のデータなどを確認して記事を書くようにしてますが、今回のナトリウムと水の反応についても調べてみると、新たな発見がありました。従来ナトリウムがこのような発火反応を示すしくみは、水と反応することで発生した水素が反応で同時に生じた熱によって発火するというのが定説でした。しかし、それでは発生した水素がナトリウム表面を覆い、次第に水と反応できなくなるはずですが、実際は反応が続きます。その理由を3年ほど前にチェコの研究チームが解明し発表していますのでご紹介します。「ナトリウム片を構成するナトリウム原子が水と接触すると数ピコ秒というほんの一瞬の間に電子を1個放出、ナトリウム片の中でそれが同時多発的に起こることで、結果的にナトリウムは電子を大量に失い、逆に陽イオンばかりが取り残され、その残された陽イオン同士が静電力によって反発・解離することで爆発が起き、その爆発によって生じた針状の金属スパイクなるのもが反応を促進させる」ということでした。つまり、ナトリウムの反応が続く理由はその金属スパイクが原因だと、ナトリウムの反応における新たな理由の一つとして追加されました。この研究はハイスピードカメラによって証明することができたようです。時代とともに色々なものがハイテク化され、今まではわからなかったものが新たにわかる時代になっています。
上の写真のとおり、数ミリほどの小さな欠片でも激しく炎を上げて反応しています。
いつも実験を記事する際は、教科書やネット上の最新のデータなどを確認して記事を書くようにしてますが、今回のナトリウムと水の反応についても調べてみると、新たな発見がありました。従来ナトリウムがこのような発火反応を示すしくみは、水と反応することで発生した水素が反応で同時に生じた熱によって発火するというのが定説でした。しかし、それでは発生した水素がナトリウム表面を覆い、次第に水と反応できなくなるはずですが、実際は反応が続きます。その理由を3年ほど前にチェコの研究チームが解明し発表していますのでご紹介します。「ナトリウム片を構成するナトリウム原子が水と接触すると数ピコ秒というほんの一瞬の間に電子を1個放出、ナトリウム片の中でそれが同時多発的に起こることで、結果的にナトリウムは電子を大量に失い、逆に陽イオンばかりが取り残され、その残された陽イオン同士が静電力によって反発・解離することで爆発が起き、その爆発によって生じた針状の金属スパイクなるのもが反応を促進させる」ということでした。つまり、ナトリウムの反応が続く理由はその金属スパイクが原因だと、ナトリウムの反応における新たな理由の一つとして追加されました。この研究はハイスピードカメラによって証明することができたようです。時代とともに色々なものがハイテク化され、今まではわからなかったものが新たにわかる時代になっています。
校長室の鉢植えⅠ
校長室の鉢植えが最近元気がありません。木に対して鉢が小さいので鉢替えをすることにしました。元の鉢から引き抜こうとしても根がぎっしりと張り引き抜けず、鉢を割って取り外しました。写真のとおり一回り大きな鉢に移し替え、新たに培養土を足し、余分な枝を少し切り戻しました。

この後、液肥等を与えて少し様子をみたいと思います。ちなみに木の種類は不明なのですが、1つだけ蕾が付いているので、それを大切に残して咲かせようと思います。
この後、液肥等を与えて少し様子をみたいと思います。ちなみに木の種類は不明なのですが、1つだけ蕾が付いているので、それを大切に残して咲かせようと思います。
プール準備中
先週数日かけてプールの水が抜かれました。今週は清掃作業が行われています。約9ヶ月間使っていなかったプールの底には予想以上に泥がたまっています。生徒たちが清掃し、水泳の授業ができるよう泥やゴミをきれいに取り除いていまます。

期末後に始まる水泳授業に綺麗なプールが使えるようにします。広いプールを綺麗に磨く年に1度のイベントに、生徒たちは暑い中でも水に触れられることもあって、楽しそうに作業しています。

今この記事を書いている最中も賑やかな声がプールから聞こえてきます。
期末後に始まる水泳授業に綺麗なプールが使えるようにします。広いプールを綺麗に磨く年に1度のイベントに、生徒たちは暑い中でも水に触れられることもあって、楽しそうに作業しています。
今この記事を書いている最中も賑やかな声がプールから聞こえてきます。
ニワゼキショウとシロツメクサ
サツキの花も終わりをむかえた園庭で、今度はニワゼキショウが小さな花を咲かせています。

ニワゼキショウは芝生に混じって生える小さな植物です。漢字で書くと庭石菖と書き、その名の通り菖蒲(アヤメ)の仲間です。花の形や草丈はアヤメとは全く別物のようですが、葉の形は細長く尖っていて、菖蒲と共通点が見られます。よく見ないと見過ごしてしまうくらいの小さな花ですが、芝に負けずあちこちに点在しています。
写真右下の白い花がシロツメクサです。こちらは漢字で書くと白詰草と書き、昔、詰め物として輸入製品の緩衝材に使われていたことに由来します。一般にクローバーと呼ばれているのがこのシロツメクサです。
ニワゼキショウもシロツメクサもどちらも帰化植物で、ニワゼキショウはアメリカから、シロツメクサはヨーロッパから日本に定着しました。昨年紹介した台湾から入ってきたタカサゴユリや、輸入穀物に混じって日本に入ってきてしまったといわれているナガミヒナゲシなど、本来は日本には自生していなかった植物が本校でもその生息域を拡大させています。
ニワゼキショウは芝生に混じって生える小さな植物です。漢字で書くと庭石菖と書き、その名の通り菖蒲(アヤメ)の仲間です。花の形や草丈はアヤメとは全く別物のようですが、葉の形は細長く尖っていて、菖蒲と共通点が見られます。よく見ないと見過ごしてしまうくらいの小さな花ですが、芝に負けずあちこちに点在しています。
写真右下の白い花がシロツメクサです。こちらは漢字で書くと白詰草と書き、昔、詰め物として輸入製品の緩衝材に使われていたことに由来します。一般にクローバーと呼ばれているのがこのシロツメクサです。
ニワゼキショウもシロツメクサもどちらも帰化植物で、ニワゼキショウはアメリカから、シロツメクサはヨーロッパから日本に定着しました。昨年紹介した台湾から入ってきたタカサゴユリや、輸入穀物に混じって日本に入ってきてしまったといわれているナガミヒナゲシなど、本来は日本には自生していなかった植物が本校でもその生息域を拡大させています。
野澤一郎像に寄せて
野澤一郎育英会定時評議員会が午前中におこなわれ、関係者が来校しました。野澤一郎氏は本校の旧制中学の2期生にあたります。旧制中学を卒業後、進学、その後巴組鐵工所を創業しました。現在の(株)巴コーポレーションになった企業です。野澤一郎氏は本校に当時500万円を寄付、それを財源に本校を事務局おいた「野澤一郎育英会」を設立しました。当初、奨学金は本校在籍の生徒のみを対象にしていましたが、その後財源が増えたことで、県内の高校生に対象を拡大、現在に至ります。
偉大な功績を残した野澤一郎氏の胸像がグランドの南側に建てられています。野澤一郎氏胸像からの視点で体育の授業風景を紹介します。

さて、本校で生活していると、野澤一郎氏は育英会を立ち上げ、(株)巴コーポレーションを創設したという2つのイメージが強く印象されます。しかし、野澤氏は他にも絵画や書にも精通しています。本校に玄関正面や会議室に野澤氏の絵画作品が飾られています。

上の写真は2枚とも会議室に飾られている野澤一郎氏の作品です。
巴組鐵工所は立体構造建築「ダイヤモンドトラス」の発明・実用化や、「無足場式骨組法」の発明で実績を上げ、成長した企業とされています。野澤一郎氏は発明に関して自由な発想が必要だと述べていたそうです。
「空想は、時には人生の潤いとなり、時には進化の母体となる。人生にはなくてはならぬものの一つに空想がある。古の書道集にも『梅が香を桜の花に香らせて柳の枝に次ぐよしもがな』と見える。梅が香の気高さを桜の花にも欲しくなり、優雅な柳の枝に咲かせてみたくなる」と巴コーポレーション創業者紹介ページでそのことが紹介されています。
さて、本校講堂の入口脇で早春の香りを感じさせていた梅の花は、現在たくさんの実となり、早春とは違ったほんのりと甘い香りを漂わせています。
偉大な功績を残した野澤一郎氏の胸像がグランドの南側に建てられています。野澤一郎氏胸像からの視点で体育の授業風景を紹介します。
さて、本校で生活していると、野澤一郎氏は育英会を立ち上げ、(株)巴コーポレーションを創設したという2つのイメージが強く印象されます。しかし、野澤氏は他にも絵画や書にも精通しています。本校に玄関正面や会議室に野澤氏の絵画作品が飾られています。
上の写真は2枚とも会議室に飾られている野澤一郎氏の作品です。
巴組鐵工所は立体構造建築「ダイヤモンドトラス」の発明・実用化や、「無足場式骨組法」の発明で実績を上げ、成長した企業とされています。野澤一郎氏は発明に関して自由な発想が必要だと述べていたそうです。
「空想は、時には人生の潤いとなり、時には進化の母体となる。人生にはなくてはならぬものの一つに空想がある。古の書道集にも『梅が香を桜の花に香らせて柳の枝に次ぐよしもがな』と見える。梅が香の気高さを桜の花にも欲しくなり、優雅な柳の枝に咲かせてみたくなる」と巴コーポレーション創業者紹介ページでそのことが紹介されています。
さて、本校講堂の入口脇で早春の香りを感じさせていた梅の花は、現在たくさんの実となり、早春とは違ったほんのりと甘い香りを漂わせています。
化学実験~硫黄の同素体~
2年生の理系クラスで同素体の実験をおこなっています。教科書では炭素(ダイヤモンド・グラファイト・フラーレンなど)やリン(赤リン・黄リンなど)、硫黄(斜方硫黄・単斜硫黄・ゴム状硫黄など)が同素体の例として挙げられています。本校の実験では硫黄を用いて、去年(昨年の様子もホームページでご覧下さい)と同じく、黄色のゴム状硫黄を作ります。9年前までは教科書等でゴム状硫黄は黒褐色として扱われました。現在でも多くの学校で純度の低い99%の硫黄を用いて黒褐色になっていますが、本校では99.9%の硫黄を使用することで、教科書通りの黄色のゴム状硫黄を作製します。

まず、粉末の斜方硫黄を加熱し、真っ黒になるまで溶かします。これを水の入ったビーカーへと流し込みます。すると、水に入れた瞬間、真っ黒だった硫黄が黄色に変化しゴム状硫黄ができあがります。

できあがったゴム状硫黄を実際に手で引き延ばし、ゴムのような感触であることを確かめます。独特の臭いも相まって、化学の実験の中でも生徒の印象に残る実験の一つです。
まず、粉末の斜方硫黄を加熱し、真っ黒になるまで溶かします。これを水の入ったビーカーへと流し込みます。すると、水に入れた瞬間、真っ黒だった硫黄が黄色に変化しゴム状硫黄ができあがります。
できあがったゴム状硫黄を実際に手で引き延ばし、ゴムのような感触であることを確かめます。独特の臭いも相まって、化学の実験の中でも生徒の印象に残る実験の一つです。
グリーンカーテンプロジェクト~植え付けから10日~
先週ゴーヤを植え付けてから約10日が経ちました。植え付け後から急激に暑くなり、6日連続で夏日が続きました。そんな暑さも手伝って、ゴーヤも気温上昇に比例してどんどん生長しています。今日現在のゴーヤです。

植え付けした時はネットに届かないくらいの背丈でしたが、今週あたりから誘引できるくらいになり、現在はツルがしっかりとネットに巻き付いています。ツルをもつ植物なので、成長スピードが早く、日に日に大きくなっているのがわかります。ネットに到達し這うものができたので、来週はさらに生長スピードが加速しそうです。
植え付けした時はネットに届かないくらいの背丈でしたが、今週あたりから誘引できるくらいになり、現在はツルがしっかりとネットに巻き付いています。ツルをもつ植物なので、成長スピードが早く、日に日に大きくなっているのがわかります。ネットに到達し這うものができたので、来週はさらに生長スピードが加速しそうです。
満開のサツキと関東大会出場懸垂幕
今週は中間テストです。午前中、生徒たちは黙々とテストに臨んでいました。午後はグランドで野球部がウォーミングアップをしていました。動くと少し暑いくらいの好天ですが、外を歩くにはちょうど良い初夏の陽気です。ここ数日でサツキの花も満開になりました。

正門を入って左手にあるサツキの大株です。たくさんの花がついています。

正門右手にある園庭のサツキ(皐月)です。こちらも満開です。

園庭中央には1株だけ八重咲きのサツキがあります。樹勢があまり良くなく、蕾もあまりついていません。今日咲いていたのは1つだけでした。春先のヤシオツツジも綺麗ですが、株数の多いサツキが満開を向かえるこの時期も、正門付近が華やかに見える季節です。

正門の奥に空手部・陸上部の関東大会出場を祝う懸垂幕が掲げられました。
正門を入って左手にあるサツキの大株です。たくさんの花がついています。
正門右手にある園庭のサツキ(皐月)です。こちらも満開です。
園庭中央には1株だけ八重咲きのサツキがあります。樹勢があまり良くなく、蕾もあまりついていません。今日咲いていたのは1つだけでした。春先のヤシオツツジも綺麗ですが、株数の多いサツキが満開を向かえるこの時期も、正門付近が華やかに見える季節です。
正門の奥に空手部・陸上部の関東大会出場を祝う懸垂幕が掲げられました。
グリーンカーテンプロジェクト~ゴーヤの植え付け~
先日の放課後、科学部の生徒たちがグリーンカーテン設置の準備をおこないました。

ネット、用土、そしてゴーヤの苗を用意し、プランターは家庭科棟にあったものを再利用しました。

今回は2棟2階の物理準備室からネットを降ろし、化学講義室の窓際にツルをはわせる計画にしました。設置は放課後におこなったため、写真では日陰になっていますが、昼間は一日中日当たりの良い場所になっています。少しでも化学講義室の室温が下がれば設置した甲斐がありますね。
ネット、用土、そしてゴーヤの苗を用意し、プランターは家庭科棟にあったものを再利用しました。
今回は2棟2階の物理準備室からネットを降ろし、化学講義室の窓際にツルをはわせる計画にしました。設置は放課後におこなったため、写真では日陰になっていますが、昼間は一日中日当たりの良い場所になっています。少しでも化学講義室の室温が下がれば設置した甲斐がありますね。
羽化したてのクロアゲハ
玄関前の園庭でクロアゲハを見つけました。

まだ羽化して間もないのか、ドウダンツツジに留まったままジッとしていました。ツツジの花の蜜などを好むので、園庭や正門にツツジが多くある本校は、クロアゲハに住みやすい場所です。気温も日に日に上昇し、本校で見られる昆虫もどんどん増えてきます。草木が多い、自然豊かな本校ならではです。
まだ羽化して間もないのか、ドウダンツツジに留まったままジッとしていました。ツツジの花の蜜などを好むので、園庭や正門にツツジが多くある本校は、クロアゲハに住みやすい場所です。気温も日に日に上昇し、本校で見られる昆虫もどんどん増えてきます。草木が多い、自然豊かな本校ならではです。
エゴノキとミノムシ
玄関前の植え込みでエゴノキが満開を迎えています。

小ぶりの小さな花をたくさんつけているエゴノキに、よく見るとミノムシが紛れていました。

ミノムシはミノガという蛾の幼虫です。最近めっきり見かけなくなりました。地域によっては絶滅危惧種に指定されているようです。20年くらい前は普通に庭木にもついていて、ミノを剥がしてカラフルな毛糸や紙クズの中に幼虫を放置してカラフルなミノムシを作る遊びをやったことがある人もいると思います。でも最近の生徒たちはミノムシを見たことのない生徒もいるかもしれませんね。ちなみにオスは蛾となりメスを求め飛び回りますが、メスは一生をミノの中で過ごすという不思議な生態をもっています。

理科の実験で使うミノムシクリップはこのミノムシに外観が似ていることからその名がついています。ミノムシを滅多に見かけることがなくなった今、ミノムシというと虫ではなく、ミノムシクリップを思い浮かべる生徒も多いかもしれません。
小ぶりの小さな花をたくさんつけているエゴノキに、よく見るとミノムシが紛れていました。
ミノムシはミノガという蛾の幼虫です。最近めっきり見かけなくなりました。地域によっては絶滅危惧種に指定されているようです。20年くらい前は普通に庭木にもついていて、ミノを剥がしてカラフルな毛糸や紙クズの中に幼虫を放置してカラフルなミノムシを作る遊びをやったことがある人もいると思います。でも最近の生徒たちはミノムシを見たことのない生徒もいるかもしれませんね。ちなみにオスは蛾となりメスを求め飛び回りますが、メスは一生をミノの中で過ごすという不思議な生態をもっています。
理科の実験で使うミノムシクリップはこのミノムシに外観が似ていることからその名がついています。ミノムシを滅多に見かけることがなくなった今、ミノムシというと虫ではなく、ミノムシクリップを思い浮かべる生徒も多いかもしれません。
愛鳥週間~雀の巣立ち~
午前中の雨も午後には上がり、久しぶりに校内をみてまわりました。5月10~16日は愛鳥週間なので、特に鳥を観察しました。雨続きで久々晴れたため、巣立ったばかりのスズメをあちこちでみかけました。

まだうまく飛べず、クチバシの付け根には黄色い部分が残っています。顔の周りも成鳥のような黒い羽毛が生えそろっていません。近くに親鳥がいて、若鳥をそっとみ守っていました。初夏らしい風景でした。
まだうまく飛べず、クチバシの付け根には黄色い部分が残っています。顔の周りも成鳥のような黒い羽毛が生えそろっていません。近くに親鳥がいて、若鳥をそっとみ守っていました。初夏らしい風景でした。
物理実験~音速測定~
2年生の物理で音速測定の実験をおこないました。

管の中の水位が調整できる細長いガラス管の気柱共鳴装置を用いた実験です。管上部の開放口で音を鳴らし、共鳴する水位を2カ所見つけ、水位差から音の波長を割り出します。
音の振動数と波長を掛けると音の速さが求められます。実験から割り出した音の速さと、音の速さを求める式 V=331.5+0.6t(V:音の速さ、t:温度)から導き出した数値を比べ、実験の精度を確認しました。教室内の室温は約22℃だったので、各班おおよそ345m/s前後の数値が出たようです。
時速に換算すると1242km/h(約マッハ1.2)です。15℃で1気圧の空気中を伝わる音速は約340m/s。これがマッハ1です。音速の2倍がマッハ2、3倍がマッハ3です。
管の中の水位が調整できる細長いガラス管の気柱共鳴装置を用いた実験です。管上部の開放口で音を鳴らし、共鳴する水位を2カ所見つけ、水位差から音の波長を割り出します。
音の振動数と波長を掛けると音の速さが求められます。実験から割り出した音の速さと、音の速さを求める式 V=331.5+0.6t(V:音の速さ、t:温度)から導き出した数値を比べ、実験の精度を確認しました。教室内の室温は約22℃だったので、各班おおよそ345m/s前後の数値が出たようです。
時速に換算すると1242km/h(約マッハ1.2)です。15℃で1気圧の空気中を伝わる音速は約340m/s。これがマッハ1です。音速の2倍がマッハ2、3倍がマッハ3です。