拓陽日記

拓陽のできごと

就職試験に臨む皆さんへ

令和3年9月6日(月)6時限目・3階会議室

◆今年度の就職希試験受験者の激励会が行われました。
◆生徒の皆さんは真剣なまなざしで、緊張感のある会となりました。
◆係・学年からの指導、アドバイスに先だって、校長から激励のメッセージを伝えました。

(1)自信を持って試験に臨む。
 心配や不安はあると思いますが、

 ・その時の持つ力を最大限出すことに集中してください。

 ・これまでの努力、思いを素直に表現してください。

 ・自分と向き合うことが最大の課題です。

 (2)「この職場で働きたい」という熱い思いを誠実に伝える。

  「なぜ、この会社を選んだのか?」
 自分の得意なこと、自分の興味のあること、自分が大切だと思うこと、様々な観点から問い直して、その答えを誠実に伝えてください。
 

(3)今から試験までの間、そして、試験が終わってからも試験のつもりで、就職を意識して、日々、しっかりと行動する。
 就職試験、入試など、人生の節目のチャレンジはこれからもたくさんあります。
 合格内定をゴール
ととらえず、プロセスととらえて努力を重ねてください。

(4)結果の受け止め方

 結果に一喜一憂することがあるかもしれませんが、うまくいってもおごらず、うまくいかなくても必要以上にくよくよせず、着実に努力を重ねることが大切です。

   【学校長】

 


令和3年度2学期始業式_学校長あいさつ

(要約) 

 一斉メールで、先週末は通常登校とお伝えしましたが、一昨日には「時差登校」、「短縮授業」、「部活動等の活動日や時間の縮減」という方針変更をお伝えすることになってしまいました。急な方針変更となって生徒や保護者の皆さんに不安を与えてしまったことをお詫びいたします。

  各ホームルームで伝えられることや配付物の内容をしっかり確認して、基本的な感染防止策を実践し、緊急事態下の学校生活を最大限充実させましょう。

   残念ながら、中止、大きな見直しが迫られる活動や行事もありますが、「思い通りにいかないこと」、「できないこと」を嘆くのではなく、拓陽祭のテーマである「今私たちにできること」に向き合いましょう。一人一人、みんなで知恵を出し合ってできることを見つけましょう。

  この夏休みの期間中に、地域の方々から電話や手紙でいくつかのメッセージをいただきました。お礼の言葉や励ましの言葉もありました。日々の地域の方々との関わりの様子、部活動、農業クラブ、課題研究など様々な活動の様子など、皆さんの姿を地域の方々は見てくださっています。素直さ、誠実さを大切にして、勉強や様々な活動に取り組みましょう。
【学校長】


令和3年度1学期終業式_学校長あいさつ

 先週末に梅雨明けとなり、厳しい暑さの中で終業式を迎えることとなりました。
 次の三つのこと(◆)をお話しして、有意義な夏休みとするようお願いしました。

◆近年では、毎年のように全国各地で自然災害が頻発し、甚大な被害が発生しています。今月初めの静岡県東部を中心に大きな被害をもたらした災害により犠牲になられた方にお悔やみを申し上げるとともに被災された皆様にお見舞い申し上げます。学校だけではなく那須地域全体に目を向けると、洪水や土砂災害のリスクが高い地域があります。防災の意識を常に持つことが大切です。

◆1学期には2回の壮行会があり、関東や全国の場に代表生徒を送り出すことができました。無観客や制限のなかでの開催ではありますが、本校生徒の活躍の場が与えられたことに感謝したいと思います。直接、声援を送ることはできませんが、多くの生徒、教職員の応援する気持ちを支えにして頑張ってもらえれば幸いです。

「夏休みの時間の使い方」についてお話ししました。

「時間がない」と言いながら時間を無駄にしているような気がする。うまくいかないことを他人のせいにしていやな気持ちになってしまう。時間の使い方をよりよく変える習慣を身に付けられたらいいですね。勉強,スポーツ,芸術,読書,etc.

・力をつけたい時,自分を変えたいときは,十分時間をとって取り組む必要があります。その上で、
スキマ時間を活用する(スキマ時間を見つける)、朝の時間をうまく使う(夜は寝る)など、時間をうまく使うコツのようなものもあります。
 ただし、無計画ではこのような工夫は意味をなしません
。みんなで時間を共有する部活動の時間、受験や資格試験などに取り組む柱となる科目の学習時間は適切に設定した上で時間を有効に使ってください。

・なお、時計で計測される時間はいつでもどこでも同じ間隔を保ち,同じように進行するものなのに,感じられる時間はさまざまな要因によって長くなったり短くなったりします。時間経過に対する注意,身体的代謝,体験される出来事の数,感情の状態など、様々な要因が影響していると考えられます。次の二つは、私が時間感覚にメリハリをつけるのに効果的と思う工夫です。皆さん、自分に合った習慣を見つけてください。
(例)
夏休みの読書は紙の本がオススメ

目的がはっきりしている場合,デジタル化されている情報の方が便利なのは言うまでもありません。しかし,余計なことを考えずゆっくり本に没頭する時間をつくる。ゆっくりとした時間感覚を取り戻すことも大切です。図書館だより「紙魚」を参考にして、夏休みの読書に取り組んでください。
身体を動かすことがオススメ(※熱中症対策の上で)

 「大人は子どもより時間を短く感じる」とよく言われますが、これは身体的代謝が関係しているという説が有力です。運動すると身体的な代謝は激しくなりますので、時間感覚も変化して脳や心にも刺激を与えプラスとなります。体育の授業がありませんので、運動部以外の皆さんはスキマ時間を使ってからだを動かしてください。

【学校長】

食物文化科便り〔令和3年7月〕

今月は海をイメージしてつくったテーブルコーディネートです。

POINT 1〕水色のテーブルクロスと白いレースで波を表現しています。

POINT 2〕貝殻とひまわりで、より夏らしさを引き出しています。
 
 ★7月のテーブルコーディネート「海」

〈学校長のコメント〉

・「海」に対するイメージは人それぞれです。「憧れ」、「豊かさ」、「恐れ」や「畏敬の念」など、個々人の経験や日々の関わりによって変わるものです。
・「海」だけでは俳句の季語になりませんが、夏のテーブルコーディネートのテーマにはぴったりだと思います。きれいな海や海岸が令和の時代にも残ってほしいと思います。
SDGsの目標に「海の豊かさを守ろう」というものがあります。海岸線をもたない内陸県(海なし県ともいう)の私たちと海との関わりを考えていくことも大切ですね。川と海はつながっていますので、私たちにもアプローチできることは必ずあります。

第1学年普通科_生物基礎の授業【特別講座】

◆期日:7月8日(木)3限目_1年6組、7月9日(金)4限目_1年5組
◆内容
 ●事前学習:中学校の学習内容の復習「受精と発生」
 ●観察・実験 ※新型コロナウイルス感染症対策のため演示実験
  ➀タコノマクラの受精のようすを観察しました。(受精膜の形成)
  
  ②事前に受精させた胚を観察しました。
   a ⇒ b(aの2分後)
    受精後約1時間の胚(第1卵割の途中)(aからbへの変化は約2分間)
   c
    受精後1時間40分経過した胚(第2卵割後の4細胞)
   d
   e 
    受精後4時間から5時間経過した胚
    (第5卵割・第6卵割と進み桑実胚へ。dからeへ)
    ※dでは大きさの異なる細胞(割球)からなることが分かります。
   f   
              受精後60時間経過の胚(プルテウス幼生)
    ※動画はこちら⇒プルテウス幼生0712.mp4
 ●授業の様子(演示実験)
    

《事業紹介》
”海と日本PROJECT”イベントとしてのウニなどの海洋教材提供(令和3年度)

●お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター(千葉県館山市)では「”教室に海を”プロジェクト」により、小学校・中学校・高等学校などへ海洋教育のための“生(なま)”の素材を提供し、教育支援を行っています。

https://www.cf.ocha.ac.jp/marine/info_sck/d009575.html