拓陽日記

拓陽のできごと

第2学期終業式を実施しました!

 12月20日、長かった2学期が終了しました。それとともに、平成から令和に移り変わった1年ももう少しで終わろうとしています。生徒のみなさん一人一人にとって、平成の時代はどんな時代だったのでしょうか。そして、始まった令和の時代をどのように生きていくのでしょうか。移り変わりの激しい時代だからこそ、不易の部分は重要です。流行だけにとらわれるのではなく、自分自身の武器、強みをしっかりと磨いていってほしいと思います。
 3学期の始業式は1月8日です。インフルエンザも流行り始めてきました。規則正しい生活を心がけ、貴重な冬休みを有意義に過ごしてほしいと思います。
  
  【整然と、厳粛に終業式に臨みました】

クリスマスを満喫!

 12月18日の昼休みの時間を使って、本校の図書館でクリスマスコンサートが開催されました。100名以上の生徒が聴きに来てくれた中、音楽のM先生の奏でるバイオリン、国語のY先生の奏でるチェロ、それぞれの音色に癒やされ、あたたかい気持ちにさせていただきました。
   
   【多くの生徒が貴重な時間を共有しました】
 演奏してくれた曲は、「“アイネ・クライネ・ナハトムジーク”より第一楽章」「サンタが街にやってくる」「“動物の謝肉祭”より白鳥」「ガボット」「愛のあいさつ」「そりすべり」「きよしこの夜」です。クリスマス気分も最高潮でした。
 また、図書館の先生おかげで図書館は現在クリスマス仕様になっています。もちろん、校長室のテーブルも食物文化科3年生のおかげでクリスマスです。 Merry Christmas!
    
【M先生、Y先生、ありがとうございました!】 【図書館もクリスマス!】
  
  【校長室のテーブルもクリスマス!】

保育園の子どもたちと楽しい時間を過ごしました!

 12月16日の1、2時限目を利用して、食物文化科3年生の「子どもの発達と保育」を選択している生徒及び課題研究で食育を専攻している生徒あわせて14名で、永田保育園で保育実習を行いました。授業で学んだことを、実践を通して理解を深めることがねらいです。
   
  【多くの子どもたちとふれあうことができました】
 当日は、子どもたちと一緒に食べ物に関するクイズを行ったり、寸劇「食レンジャー」を観てもらったり、一緒に遊んだりするなど、遊びながらも食についての理解を深めてもらおうと、がんばりました。子どもたちにも喜んでもらえたと思いますが、何より、本校の生徒たちが、子どもたちから多くのことを学んだようです。子どもたちの目線にあわせて対応する姿は、とても頼もしく感じました。
 永田保育園の子どもたち、そして、先生方、ありがとうございました。
   
【クイズ!とちぎのイチゴ「と○お○め」】   【食レンジャー参上!】

雲巌寺“能と楽の夕べ”に参加してきました!

 12月14日、大田原市にある名刹、雲巌寺で行われた“能と楽の夕べ”に本校吹奏楽部の生徒たちが出演するとともに、数名の生徒たちが、ボランティアとして受付、準備等の運営に携わってきました。
 雲巌寺の“能と楽の夕べ”では、お囃子の演奏、歴史噺、尺八・琵琶の演奏、そして、メインとなる能とともに、本校吹奏楽部による吹奏楽の演奏等が行われました。本来は10月を予定していましたが、台風の影響で12月14日に延期となりました。寒い1日でしたが、初冬の雲巌寺において、文化・芸術を満喫できた1日となりました。
   
 【雲巌寺において、多くの方に聴いていただきました】

乃木農場における実習風景~和牛の除角と去勢~

 12月11日に、乃木農場において、農業経営科3年生の畜産専攻の生徒と実習の先生方により、和牛の除角と去勢の実習が行われました。
     
 【除角の前に角の周りの毛を刈ってあげます】
 除角とは、文字どおり牛の角を取ってしまうことです。牛同士がぶつかり合ったときのけがを防止するとともに、世話をしている生徒、先生方のけがの防止にもつながります。除角の作業は、牛を生徒たちが固定し、除角器で角を切り、止血と角の再生を抑えるために、熱く熱したこてで切った部分を焼き、消毒液を塗ります。
 また、牛肉の評価は様々あると思いますが、肉の柔らかさ、脂の味、見た目の美しさ等によって評価されると言われています。高い評価を追求していくと、その最高点は「雌牛」になるのだそうです。そこで、雄牛は、おいしい牛肉になるために小さいときに去勢をすることになるのです。去勢をすることで、サシ(脂)が入りやすくなり、価値の高い牛肉になるのだそうです。
 見ているだけでこちらも痛くなりそうな作業ですが、生徒たちは、おいしい牛肉をつくり上げるために、一生懸命取り組んでいました。食べることの大切さ、ありがたさを実感できる実習でした。
  
 【牛を必死で抑えつつ除角を】 【子牛でも数人で抑えないと…】