拓陽日記

拓陽のできごと

クリスマスを満喫!

 12月18日の昼休みの時間を使って、本校の図書館でクリスマスコンサートが開催されました。100名以上の生徒が聴きに来てくれた中、音楽のM先生の奏でるバイオリン、国語のY先生の奏でるチェロ、それぞれの音色に癒やされ、あたたかい気持ちにさせていただきました。
   
   【多くの生徒が貴重な時間を共有しました】
 演奏してくれた曲は、「“アイネ・クライネ・ナハトムジーク”より第一楽章」「サンタが街にやってくる」「“動物の謝肉祭”より白鳥」「ガボット」「愛のあいさつ」「そりすべり」「きよしこの夜」です。クリスマス気分も最高潮でした。
 また、図書館の先生おかげで図書館は現在クリスマス仕様になっています。もちろん、校長室のテーブルも食物文化科3年生のおかげでクリスマスです。 Merry Christmas!
    
【M先生、Y先生、ありがとうございました!】 【図書館もクリスマス!】
  
  【校長室のテーブルもクリスマス!】

保育園の子どもたちと楽しい時間を過ごしました!

 12月16日の1、2時限目を利用して、食物文化科3年生の「子どもの発達と保育」を選択している生徒及び課題研究で食育を専攻している生徒あわせて14名で、永田保育園で保育実習を行いました。授業で学んだことを、実践を通して理解を深めることがねらいです。
   
  【多くの子どもたちとふれあうことができました】
 当日は、子どもたちと一緒に食べ物に関するクイズを行ったり、寸劇「食レンジャー」を観てもらったり、一緒に遊んだりするなど、遊びながらも食についての理解を深めてもらおうと、がんばりました。子どもたちにも喜んでもらえたと思いますが、何より、本校の生徒たちが、子どもたちから多くのことを学んだようです。子どもたちの目線にあわせて対応する姿は、とても頼もしく感じました。
 永田保育園の子どもたち、そして、先生方、ありがとうございました。
   
【クイズ!とちぎのイチゴ「と○お○め」】   【食レンジャー参上!】

雲巌寺“能と楽の夕べ”に参加してきました!

 12月14日、大田原市にある名刹、雲巌寺で行われた“能と楽の夕べ”に本校吹奏楽部の生徒たちが出演するとともに、数名の生徒たちが、ボランティアとして受付、準備等の運営に携わってきました。
 雲巌寺の“能と楽の夕べ”では、お囃子の演奏、歴史噺、尺八・琵琶の演奏、そして、メインとなる能とともに、本校吹奏楽部による吹奏楽の演奏等が行われました。本来は10月を予定していましたが、台風の影響で12月14日に延期となりました。寒い1日でしたが、初冬の雲巌寺において、文化・芸術を満喫できた1日となりました。
   
 【雲巌寺において、多くの方に聴いていただきました】

乃木農場における実習風景~和牛の除角と去勢~

 12月11日に、乃木農場において、農業経営科3年生の畜産専攻の生徒と実習の先生方により、和牛の除角と去勢の実習が行われました。
     
 【除角の前に角の周りの毛を刈ってあげます】
 除角とは、文字どおり牛の角を取ってしまうことです。牛同士がぶつかり合ったときのけがを防止するとともに、世話をしている生徒、先生方のけがの防止にもつながります。除角の作業は、牛を生徒たちが固定し、除角器で角を切り、止血と角の再生を抑えるために、熱く熱したこてで切った部分を焼き、消毒液を塗ります。
 また、牛肉の評価は様々あると思いますが、肉の柔らかさ、脂の味、見た目の美しさ等によって評価されると言われています。高い評価を追求していくと、その最高点は「雌牛」になるのだそうです。そこで、雄牛は、おいしい牛肉になるために小さいときに去勢をすることになるのです。去勢をすることで、サシ(脂)が入りやすくなり、価値の高い牛肉になるのだそうです。
 見ているだけでこちらも痛くなりそうな作業ですが、生徒たちは、おいしい牛肉をつくり上げるために、一生懸命取り組んでいました。食べることの大切さ、ありがたさを実感できる実習でした。
  
 【牛を必死で抑えつつ除角を】 【子牛でも数人で抑えないと…】

ジュニア豆腐マイスター講習会開催~ありがとうふ!~

 12月9、10日に食物文化科3年生、拓陽SOYプロジェクトのメンバーを対象として、ジュニア豆腐マイスター講習会を開催しました。講師として、日本豆腐マイスター協会の太田先生、宇都宮市の大豆乃館の大谷先生をお招きし、豆腐を通じて地域に根付く食育の担い手の育成・食文化の伝承に貢献できる知識と技術の習得を目的に開催しました。
  
 【完成した爽やかな緑色の手作り豆腐!】
 9日は、大豆、凝固剤についての講義を受け、その後、豆腐の食べ比べを実施しました。そして、最後に油揚げづくりに挑戦しました。
 10日、いよいよ豆腐づくりです。拓陽SOYプロジェクトとして取り組んでいる在来種の大豆を用いての豆腐づくりです。
 豆腐づくりでは、大豆をミキサーにかけて豆乳とおからに分け、その豆腐に慎重に熱を加え、にがりを混ぜて固めていきます。最後に型に入れ、水分を抜いて完成です。在来種の青大豆を用いているので、爽やかな緑色の豆腐ができあがりました。口当たりも滑らかで、大豆の味の濃いおいしい豆腐でした。
 実習終了後には、太田先生から生徒一人一人にジュニア豆腐マイスターの認定書が手渡されました。今後は、ジュニア豆腐マイスターとして、豆腐を通じて豊かな食を未来に継承していく役割を担っていきます。がんばろう!
 太田先生、大谷先生には、大変興味深いお話を聞かせていただいたり、豆腐づくりの技術を丁寧に教えていただいたりしました。大変ありがとうございました。今後も、どうぞよろしくお願いいたします。
   
  【講師の太田先生、大谷先生】    【拓陽産在来種の青大豆】
   
   【豆乳に丁寧に熱を加え…】   【にがりを入れて固まったら型に】
   
 【みんなでおいしくいただきました】 【一人一人に認定書が手渡されました】