校長室便り

校長室便り

身近な風景 ~GW中に出合った動物たち

4月30日から5月7日まで、部活動やフィールドワーク中に出合った動物たちを紹介します。

雌のイノシシです。生まれたばかりのイノシシの子ども(うり坊)を見つけた飼い主が最初は家の中で飼っていましたが、大きくなってきたので野外の檻の中で飼っていました。この状態で10年以上経ってます。



突然、「野生のウサギ」が山の中から飛び出できて水路に落ちました。水路を5mくらい泳ぎ、土手をよじ登ろうとしています。土手が滑って登りにくく、何度かトライしてやっと登り切り、藪の中に消えていきました。そのおかげで、何とか一枚、写真にとることが出来ました。あっという間の出来事でしたが、ウサギの必死な形相が忘れられません。



渡良瀬川で溺れていた「モグラ」です。ボート部(佐野東高の先生)が救出したそうです。やはり、モグラは土の中で生活しているので、泳げないのですね。不運なモグラでしたが、助かって良かったです。


科学部の調査に同行しました。今年は、トウキョウサンショウウオの県内のすべての産卵地を調査しています。

この時期では、ほとんどの幼生は孵化(卵嚢から出て、周囲を泳いでいる)していました。途中で死んでしまうものも多いのですが、これらの卵嚢は孵化がうまくいっているようです。

孵化している幼生をよく見ると、頭の先に尻尾がでています。これは共食いをしている最中です。こうして、共食いをすることで、エサの少ない環境でも、どんどん大きくなっていきます。

これは、孵化した幼生を集めた写真です。こうしてみると、大きさにかなり差があることがわかります。大きな個体は、おそらく、共食いを重ねている個体です。

一見、共食いすることは、あまり望ましくないことのように感じるかもしれませんが、それは人間の価値観にもよるもので、他の生物に捕食されるより、同じ個体群のエサとなった方が、子孫を確実に残すのに効率的で、理にかなってます。

科学部の生徒は、いくつかのテーマで研究していますが、共食いは個体群にとってどのような影響や効果があるのかについても研究しています。


こちらは、「イモリ」の成体です。お腹が赤いのが特徴ですので、背中側からだと、わかりにくいかもしれません。


トウキョウサンショウウオの産卵地で見かけた「タゴガエル」の卵塊です。岩の裂け目などに産卵するので、卵塊を目にする機会はあまり多くはないはずです。白いのが特徴です。

上の卵塊の近くにいたカエルです。「タゴガエル」(アカガエルの仲間)である可能性があります。


別の場所でみつけたカエルです。こちらは「ニホンアカガエル」と思われます。


池の中では、アズマヒキガエルの幼生が泳いでいました。不思議なことに、蚊柱のように、幼生が一塊になっていました。

これは、アズマヒキガエルの幼生を拡大したものです。まだ、手足は生えていません。

*フィールドワークでは、こうした様々な生物に出会うことが出来ます。どんな場所に、どんな生物が、どのように生活しているかは、生物学、特に生態学の研究の出発点でもあります。研究のテーマは、現場で探すのが一番です。(そういえば、「事件は現場で起きている」なんて言葉もありましたね。)

【中高】「ももクロプロジェクト」チーム結成!

5月6日(金)放課後、高校3年4組石塚凛花さんと中学3年1組石塚彩花さんの呼びかけに応じて、「ももクロプロジェクト」の参加希望者が、中高合わせて22名集まりました。石塚凛花さんから、目的、現状、進行している案、今後の活動に関する説明があり、4つの班に分かれました。

集まってくれたのは、特に「ももいろクローバーZのファンだから」という理由だけでなく、佐野市の魅力を多くの人に伝えることで、地域を活性化させることに関わりたい、というプロジェクトの目的に賛同する生徒たちです。中2(6名)、中3(11名)、高2(1名)、高3(4名)の計22名が集まりました。


以下は、朝のSHRで各クラスに提示された参加者募集の案内です。6月17日(金)に佐野市文化会館で行われる「ももいろクローバーZ祝典ツアー」に各地から来場される方々に、スタンプラリーなど、佐野市の魅力をPRする企画を本校の中高生が中心となって行います。




デザイン・イラスト班スタンプラリー班特設ページ班装飾班の4班に分かれ、話し合いが行われました。イラストが得意な美術部員やパソコンが得意な生徒などもチームに加わりました。







このプロジェクトは、企画に賛同してくれた「佐野市の広報ブランド推進課のブランド戦略係」や「栃木県のデジタル戦略課」と連携して進めることになっています。
来週の月曜日(9日)の放課後代表生徒、佐野市、栃木県の関係者が、本校で一堂に会し、具体的な活動内容やスケジュール等を決定します。

こうした取組は、本校が「Sano グローカル構想」で育成を目指している「探究力」と「人間力」を育むものであり、本県が推進している「STEAM教育」(教科横断型の探究学習)の理想的なモデルケースでもあります。生徒からの提案から始まったこの企画を学校としてもバックアップしていきます。

このような企画やアイディアが、生徒からどんどん生まれてくることを期待しています。本校は、そうした生徒たちに伴走していく学校です。

【中1】理科の授業見学(中村先生)1-2発表資料追加

4月28日(木)7限目、中学1年3組の「理科」の授業(中村先生)の最後の15分間のみ(二班分)見学しました。前回までの授業で「身の回りの生物の種類と生活しているところの関係を調べる」という目的で、校庭に生えている植物などの「生き物マップ」を作っていました。今回は「そこからどんなことが分かるか」の発表が行われていました。

どんな発表だったのか、少し紹介します。



この班は、生息環境を、日当たり〇、△、×に分けて、そこに生えている植物を分類していました。


発表後の質問では、多くの生徒から手が上がりました。

例えば、日当たりの△というのはどういう状態なのか等、かなり鋭い質問が飛び交いました。

それに対して、発表班はきちんと自分たちの考えを伝えていました。


また、別の班は、日当たりに加えて、土の湿り気にも注目して分類していました。







中学1年生にして、発表とそれに対する質疑応答ができている、というのはびっくりしました。とても気合の入ったやりとりでした。

参考までに、発表に使ったすべての班のプレートを紹介します。このように、大きなサイズのホワイトボードを使って、手書きでプレゼン資料を作る体験は、パソコンソフト(パワーポイントなど)を使って発表するのとは、別の価値があると思います。パワーポイントの使い方は、これから習いますが、その元になるのは、自分たちのアイディアを形にすることです。そこに時間をかけ、どうしたら伝わるかを考えながら、考えをまとめています。各班ともに、オリジナリティがあって、見ごたえがありました。








(追加)
中学1年2組の班ごとのまとめを追加します。1年2組は、発表の時間に健康診断が回ってきたため、画用紙にプレゼン資料を作成しました。時間をかけているので、完成度も高いです。




【高2】田中美怜さん、ダンス留学へ

5月5日(木)、高校2年4組田中美怜さんは、ドイツの「ドレスデン・パルッカ・ダンス大学」の二次審査(最終審査)に向けて、一人で旅立ちます。

ドレスデン・パルッカ・ダンス大学は、ドイツで唯一の私立バレエ大学で、いわゆるクラシックバレエだけでなく、「コンテンポラリー・モダン」ダンスに力を入れている大学だそうです。




5月7日と8日の2日間かけて、二次審査が行われ、全世界から集まる挑戦者の中から、大学への入学を許可される約20名を決定します。一次審査は、3月中旬にビデオ審査で行われ、4月9日に合格の通知が届いたそうです。(ここで、数百名の中から、数十名に絞られました)

実は、田中さんは、4月9日から16日までの1週間、ベルギーの「モザ バレエスクール」のオーディションも受けており、オーディション終了時点で「あなたは合格」と言われたそうです。

つまり、田中さんは、ベルギーの「モザ バレエスクール」には合格しており、これから挑戦するドイツの「ドレスデン・パルッカ・ダンス大学」に合格すればドイツへ、合格できなかった場合はベルギーへと、ダンスで9月から留学することは決まっています。


田中さんは、4歳の頃から、佐野市内の「ロシアバレエスタジオ」でバレエを習い始めました。将来は、ヨーロッパなどのバレエ団のダンサーとして仕事をしたい、という夢を持っており、そのために、英語教育に定評がある「佐高附属中」に入学したそうです。

そして、中学3年の12月、「ジャパン・バレエ・コンペティション(JBC)」のグランド チャンピオンシップ2020に出場し、モダンダンス中1~3男女部門で1位となりました。

さらに、数々の審査員特別賞を受賞した他、全部門の中からただ一人、「JBC奨学金グランプリ」に選ばれ、奨学金200万円を獲得しました。今回の留学もこの奨学金をもとに計画されています。その時のダンスがユーチューブで公開されていますので、以下に紹介します。

JBC奨学金グランプリ 田中 美怜

このことを5月2日(月)に校長室で田中さんから聞いた時、(田中さんはこれまで自分からダンスのことを周囲に自慢したりすることは一切ありませんでした)、実は、日本のバレエ界(特に、コンテンポラリー・モダンダンス)で、とても期待されている若手の実力者の一人であることが初めてわかりました。

そして、それ以上に凄いなと思ったのは、本当に一人で、ドイツまでオーディションを受けに行ってくることです。4月のベルギーのオーディションは、山形の高校生と羽田でおち合って2人で一緒に行ったそうですが、たいていは英語で通じるので、これなら一人でも行けるなと思ったそうです。

不安はないのか聞いてみると、自分がどうしてもやりたいことをやるためなので、不安よりも期待の方がはるかに大きいそうです。(ちなみに、ワクチンを3回打っていて、現地で陰性が確認できれば、今は待機期間なく入国できるそうです。)
バレエの実力に加えて、この行動力には全く頭が下がります。(こんな凄い生徒が佐高にいたんですね。)

今は、ドイツでのオーディションがうまくいくことと、道中の無事を心から祈っています。

【高校】ボート部「戸田レガッタ」出場!

5月3日(火)から4日(水)にかけて、本校ボート部は、埼玉県戸田市「戸田公園漕艇場」で開催された「第72回戸田レガッタ」に出場しました。レガッタとは、オールを使ったボートの競技大会のことです。

「戸田レガッタ」は、今回で72回となる歴史のある大会で、埼玉県ボート協会が主催しています。全国高校総体(インターハイ)や国体とは異なり、高校や大学、一般などでエントリーしたチームが出場する大会です。

しかし、関東の力のある高校はほとんど参加していますので、実質的に、強豪ひしめく関東大会の前哨戦のような競技大会となっており、関東や全国で通用するかの「腕試し」にもなっています。

さて、今回の「戸田レガッタ」では、佐高勢が大活躍しました。

上の写真で、決勝A組の4レーン(下から2番目)で出艇した「女子ダブルスカル」の藤倉・堀越組が、エントリー18艇の中で「準優勝」しました。おめでとうございます。優勝した浦和第一女子高には1秒差(艇の1/3程度の差)まで迫りました。また、決勝B組で、福地・高瀬組も7位と健闘しました。

(注)この大会では、予選のタイムで決勝の組がAから順に振り分けられ、その組の中で順位決定戦が行われます。

また、「女子シングルスカル」の藤倉さんも、19艇中、決勝B組で9位、
「男子シングルスカル」の青木君も、34艇中、決勝C組で13位と健闘しました。
「男子ダブルスカル」の船田君、清水君も実戦の経験を積むことが出来ました。

さらに、本校ボート部顧問の増田萌先生が、「わたらせRC」というクラブチームから「女子シングルスカル」に出場しました。

上の写真の第5レーン(一番手前)から出艇しました。増田先生は、12艇中1位、つまり「優勝」しました。おめでとうございます!素晴らしい快挙です。増田先生は、国体でも活躍が期待されています。


*今回の「戸田レガッタ」出場は、自分がどれくらい通用するのか「腕試し」でもありましたが、それぞれ、大きな自信や成果を得たり、自分なりの課題を見つけたりできたようです。

次なる大会や目標を目指して、頑張ってください。応援しています。

【中高】吹奏楽部定期演奏会の舞台裏

5月1日(日)、第14回吹奏楽部定期演奏会が開催されました。ここでは、演奏会の舞台裏の表情の一端を垣間見ましょう。

12時20分、この時点で開場を待つ長い列ができていました。

その頃、ステージ上では、本番の最終チェックと写真撮影が行われていました。


2階席から集合写真を撮っています。

楽器を持ち上げたり、思い思いのポーズをとっています。そんな中でも、後ろの子が隠れてしまわないか、気配りは忘れません。


副顧問の先生方にも丁寧に挨拶してくれました。

OB/OGもたくさん来てくれ、緊張感の中にもこれから始まる演奏会を楽しもうという余裕も感じられました。


そして、入り口ではお客様を迎える準備が着々と進んでいました。先生方だけでなく、ここでもOB・OGが活躍していました。


同窓会からのお花も見事です。ありがとうございました。


13時ちょうどに、開場しました。一番乗りの方が入って来られました。

お客様が続々と入って来られます。一人一人、検温をしてから入っていただいています。


お客様には、ホールで座った座席を帰りに報告してもらうカードを一人一枚ずつ配りました。もし、感染者が出た際に、近くに誰が座っていたのか、わかるようにするためです。

先生方や生徒、卒業生もたくさん来てくれました。
配付したパンフレットの残数から、おおよそ500数十名程度の来場者があったそうです。






開演前の緊張する瞬間です。この直後に、校長挨拶の声がかかりました。ちょっと油断してました。


そして、演奏会が始まり、大成功の裡に終了しました。ここは、本編の記事をご覧ください。

素晴らしい演奏会でした!

演奏会からお帰りになるお客様をお見送りする部員たちは、笑顔の中に、時折、涙が混じっていました。


こうして、私も会場を後にしました。中高の吹奏楽部員、そして、OB・OGたちによる青春のエネルギーを感じました。外はかなりの雨でしたが、車まで濡れていくことに何の躊躇もありませんでした。今日まで、お疲れさまでした。素晴らしい一日だったことをここに記録しておきます。

【高校】高校総体兼関東大会予選「ラグビーフットボール競技」

4月30日(土)、高校総体兼関東大会予選の1回戦が、県総合運動公園で行われました。本校は、合同チーム(宇工、足大附、佐高)で参加し、國學院栃木高と対戦しました。全国レベルの強豪校相手に、キャプテンの岩上航君のワントライを含む2トライを奪う大健闘を見せてくれました。試合は14対57で敗れましたが、素晴らしい試合でした。

「対國栃の試合は、50点以上取られ負けてしまいましたが、前半は鋭い出足から航が狙い通りのインターセプトでトライ、後半はFWがしつこく繋いで合計2トライをあげることができました。選手たちは國栃相手に、最後まで諦めない素晴らしい試合をしてくれました。」(以上、石井先生のTwitterより転載しました)

【高校】県高校総体「ボート競技大会」

4月30日(土)、渡良瀬川特設コースで、「令和4年度 栃木県高等学校総合体育大会ボート競技大会」が開催されました。昨夜までの大雨と強風は収まり、快晴の中、競技が行われました。

今日は、風や波のない絶好のコンディションです。


<男子シングルスカル>
青木瑛久君(3-3):1位


<女子シングルスカル>
藤倉麻妃さん(3-2):1位


<男子ダブルスカル>
清水雅裕君(2-4)、船田佳祐君(2-2):1位


<女子ダブルスカル>
藤倉望妃さん(3-3)、*堀越紅羽さん(3-3)
*堀越さん欠場のため、今年度、新採用で着任した増田萌先生が堀越さんの替わりに出場してくれました。そのため、今回は参考記録となります。

左から増田萌先生、藤倉望妃さん。急なことでしたが、二人の息はぴったり合っていました。


渾身の力を振り絞り、ゴール後に倒れこむ増田先生。お疲れさまでした。

<女子クォドルプル>
黒尾茉莉さん(1-2)
福地琴美さん(2-1)
高瀬綾乃さん(2-2)
永田さやさん(1-3)
坂本妃織さん(1-4)

早期入部していた1年生が入ったチームですが、佐野東高の3年生チームに僅差に迫りました。今回、指導に来てくれていた本校OBで、オリンピック選手の蔵田さんからも、「このチームは伸びるね。これからが楽しみ。」という言葉をいただきました。

<表彰式>

表彰式前のひと時。かなりテンション高めです。



本日出艇した選手等





*最後に、部長の藤倉望妃さんが、今日の試合の振り返りと抱負を語ってくれました。
「今日の試合は、それぞれが日頃の練習の成果を発揮できていたと思います。いい腕試しになりました。この結果を一つのステップとして、インターハイや国体を目指して、頑張ります。」

*ボートが専門の増田萌先生を顧問に迎え、ますます活気に満ちたボート部の今後の活躍を期待しています。

【中高】「ももクロプロジェクト」動き出しました!

4月28日(木)放課後、校長室で、石塚凜花さん(高3-4)と石塚彩花さん(中3-1)が、栃木県のデジタル戦略課、佐野市の広報ブランド推進課の担当者とオンライン会議を行いました。

6月17日に、佐野市文化会館で「ももいろクローバーZライブツアー」が開催されるので、そこに来てくれるお客さんに佐野市の魅力を知ってもらうため、二人が考えたイベント企画の実現に向けて相談しました。


栃木県のデジタル戦略課は、ICTなどの専門家集団で、例えば、スタンプラリーもハンコを手で押すのではなく、現地でスマホでQRコードをかざせば、プレミアムスタンプが押せる仕組みなどをいっしょに考えてくれたりします。そうしたバックアップを受けながら、佐野市のブランド推進課のブランド戦略係と、企画の実現に向けて、動いていくことを確認しました。

一方、石塚さんたちは、自分たちの企画をプレゼンするとともに、県や市からの質問にも的確に答えていました。そのため、実際に何を目指していくか、ターゲットをしぼることができました。次回は、5月9日(月)に、関係者が佐高に集まり、対面で打合せを行うことになりました。



石塚さんたちによると、次回までに一緒にやってくれる仲間を募集し、やれることをどんどん進めていくそうです。
このプロジェクトは、中高生が佐野市に直接貢献することができる、またとないチャンスだと思います。学校もできることはサポートしていきます。
我こそはと思う人は、一緒にチャレンジしてみてはいかがですか?

【高校】「サッカー部」高校総体県予選1回戦突破!

4月28日(木)昼休み、サッカー部の部長、岡本大輝君(3-3)と副部長の橋本晃樹君(3-3)が校長室に、1回戦の報告に来てくれました。

サッカー部は、4月23日(土)に行われた高校総体県予選の1回戦で、強敵の宇都宮南高1-0で勝利し、明日29日(祝)に行われる2回戦(対宇都宮高)に進出しました。


Q1:1回戦の勝因は何でしたか?
→「宇都宮南高に勝てたことはとても嬉しかったです。相手もまさか負けるとは思っていなかったので、びっくりしていました。宇都宮南高とは、1月の新人戦で戦い、1-4で敗れていたので、マネージャーが撮影していた試合の映像を部員全員で何度も見て、対策を立てたことが役に立ちました。」


Q2:今のチームの特徴(良さ)は何ですか?

→「皆、元気いっぱいで、先輩と後輩が何でも言い合えることが特徴だと思います。その中で、対戦相手の分析や戦略が生まれ、勝利にも貢献できました。」

Q3:次の対戦にはどのように臨みますか?
→「宇都宮高校とはまだ一度も対戦していませんが、宇都宮南高も宇都宮高もリーグ戦の2部リーグに所属している強敵です。(佐高は3部リーグの下の方とのこと)宇都宮南高には初めて自分たちの力で勝てたので、この勢いでプレーを変えずに頑張りたいです。」


Q4:目標とかはありますか?

→「とりあえず、1つ1つ勝っていきたいです。」


*話を聞いてみると、強敵に勝てたのは、相手チームの研究を怠らず、地道に力をつけた結果であることがよくわかりました。明日の宇都宮高戦も頑張ってください。
応援しています。

【中3】学活の見学(富永、粂谷、久保)

4月27日(水)7限目、中学3年生の各クラスの「学活」の時間を見学しました。どのクラスも学級目標づくりを行っていました。
<3年1組>

3年1組の様子。まずは、班ごとにアイディアを出し合いました。


各班から出されたアイディアを最後は顔を伏せた状態で、気に入った学級目標に挙手することで選びました。

<3年2組>

こちらも最後は、挙手で決めました。


<3年3組>


3組も学級目標が決まりました。また、応援歌を考えてきた生徒もいて盛り上がっていました。

3クラスとも、35文字の学級目標を考えていました。一人一文字を担当して全員で一つの目標を完成させるという形式が大人気でした。また、学級目標がクラスの団結のために重要であると考えており、終始、真剣に取り組んでいました。最後は、皆、やり遂げた、という達成感に包まれていました。

【中1】中庭の清掃

4月27日(水)清掃の時間、中庭は中学1年生の各クラスから集まった清掃班が、とても一生懸命に草むしりなどの仕事をしていました。








皆さんのお陰で、中庭はとてもきれいになっています。

【中1】理科の授業見学(中村先生)

4月26日(火)3・4限目、中学1年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。「身の回りの生物の種類と生活しているところの関係を調べる」という目的で、校庭に生えている植物やそこで見つけた動物などの「生き物マップ」を作っていました。

「植物博士」と呼ばれている植物に詳しい生徒もいました。植物の葉っぱの手触りに魅かれるそうです。

生徒たちは、班ごとに校庭内の植物を見つけ、資料集で名前を調べて、プリントの地図上にマッピングしていきます。ある班では、17種類の植物を記載していました。


ここでは、何の植物を見ているのでしょうか?


クチナシの木の根元に生えていた「ユウガオ」を見つけました。


ここでも生徒が集まっています。

まずは、ツツジです。ちょうど満開ですね。


そして、カタバミ


ハハコグサです。よく見ていますね。


ここは何を記録しているのでしょうか。


タンポポが生えていました。


広いグランドで調べている生徒たちもいました。


ヒメジョオンです。


綿毛が生えているこの植物は何でしょうか?


いろいろな場所で、調査が進んでいました。


この班は、タンポポに注目しています。


校庭のタンポポは、一見すると、どれも同じタンポポに見えますが、この班はさらに追求しています。花の裏側を見ると総苞がぴったりくっついているタイプは、在来種とされています。


しかし、このタンポポは、総苞が反り返っているので、明らかに外来種です。

つまり、タンポポの在来種と外来種が、校庭内でどのように分布しているかに注目していました。目の付け所が素晴らしいです。毎年、生き物マップの授業を見てきましたが、私の記憶では、このような視点から調査しているのを初めて見ました。

何気なく生えている植物には、なぜそこに生えているか、何らかの理由があるはずです。その関係性を調べる、という研究は、とても奥が深いと思いました。

今回のフィールドワークで、どんなことが分かったのか、発表する機会があるなら、聞いてみたいと思いました。皆さん、とても熱心に取り組んでいたのが印象的でした。

【中3】「シンカゼミ」班別活動

4月23日(土)宿泊学習2日目、シンカゼミの班別活動の様子を見学しました。

4月22~23日の「シンカゼミフィールドワーク」では、中3の「シンカゼミ」の一環として、地域の課題(栃木県)を発見し、その課題を解決するためのアイディアについて考えました。

そのため、1日目には、栃木県の総合政策部総合政策課の職員から、地方創生に関するお話をお聞きしました。


それを踏まえて、生徒たちには「これからの栃木県をもっと元気にしていくために」として、企画を考えるミッションが出されました。さらに、素晴らしい企画は、栃木県知事にプレゼンして採用してもらおう、ということになりました。栃木県の総合政策課も中学生がどんなことを考えてくれるのか、とても期待しているそうです。



生徒たちは、KJ法などを駆使して、様々なアイディアを出し、班ごとに考えをまとめていました。





まだ完成はしていませんが、あっと驚くような企画がでてくるのを楽しみにしています。目指せ「知事にプレゼン!

身近な風景 ~那須の自然②

4月23日(土)、中3の宿泊学習で、再び「なす自然の家」を訪れました。1週間前の中1の宿泊学習と比べて、明らかに季節は進んでいました。那須でも、気温は20℃を軽く越えていました。

お天気は快晴でした。

1週間前は、あまり発生が進んでいなかった「ヤマアカガエル」の卵は、すでに「尾芽胚」のステージに達していました。





この段階の幼生を見つけた場合、アカガエルの幼生、というところまではわかりますが、これだけを見て、ニホンアカガエルなのかヤマアカガエルなのか、判別は難しいです。幼生を育ててみて、歯の生え方などを顕微鏡を使って調べるとわかります。
ちなみに、そこまで調べようという人は、めったにいないです。(私もやりません)

【中2】道徳の授業見学(廣瀬先生)

4月22日(金)3限目、中学2年3組の「道徳」の授業(廣瀬先生)を見学しました。
第1回は「テニス部の危機」で、「集団の一員として、よりよくあるために大切なことは何か」を学習のめあてとして話し合いました。

この単元は、テニス部の中に、優勝を目指して妥協を許さず練習に命を懸ける「白石君」と、テニス部にそこまで求めてなくて、みんなで楽しくやれればいいという「木戸君」達の間で起こった「テニス部の危機」をどう解決したらよいかを考える、といった内容でした。

授業では、それぞれの考え方や立場を整理し、それではどうしたらよいかを班ごとで考える、という形で進められました。


考えがまとまった班から発表していきます。






各班からは、「部員全員の意見を聞く。意見を伝え合う。人の意見を受け止める心もとう。」という意見や「白石君には退部してもらう。追放。」という極端な意見、「普段は楽しい練習、試合前には厳しい練習を行う」など、さまざまな意見が出てきました。



そうした考えを受けて、自分とは違う考えの人には出て行ってもらうという考えだと、「よりよい集団」にはならないのではないか、といった考えもだされました。

頭の中だけで考えるのと、実際にそういったことが起こった時にどうするのかは、別なのかもしれませんが、まず、みんなの考えを聞くことが、第一歩だと思います。


また、こうした問題には、最初から決まっている正解というのはありません。
しかし、問題解決のために、相手のことを思いやりながら、自由に意見を言い合うこと、言い合える雰囲気は大切だと思います。そうした中でこそ、解決への道筋が見えてくるかもしれません。

今回見学した道徳の授業では、そういうことが出来ていたので素晴らしいと思いました。今後も、様々なテーマで、活発な議論が起こり、そこから学んでくれることを期待しています。

【中2】理科の授業見学(中村先生)

4月22日(金)3・4限目、中学2年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。「どら焼きの生地が膨らむ理由を探る」というテーマで、どら焼きの生地に含まれている「炭酸水素ナトリウム」を加熱して変化を観察する実験を行いました。今年度、初めての実験ということで、緊張した面持ちて、実験が始まりました。

まずは、実験のポイントを説明しました。炭酸水素ナトリウムの入った試験管を熱するときの角度が、特に重要です。

安全に関することについて、しっかりと注意点を確認していました。


各班で、誰が何を持ってくるかなどを相談しています。ここから先は、すべて生徒が自分たちで実験を進めます。






炭酸水素ナトリウムを熱すると、水滴と気体が発生しています。


発生した気体を水中置換で、試験管内に集めます。ここまでが実験の第一段階です。


発生した気体が何なのか、いろいろな方法で調べます。ここからが、実験の第二段階です。まず、火のついた線香を入れるとどうなるでしょうか?


火は消えてしまいました。

この他、石灰水を入れてみたり、塩化コバルト紙やフェノールフタレイン溶液を使ってみたりしていました。

最後の段階は、今日の実験についてレポートを作成します。どのような実験をしてどんな結果が得られたか、そこからどんな結論を導き出し、「どら焼きの生地を加熱するとなぜ膨らむのか」という問いの答えを導き出します。ここも、生徒の腕の見せ所です。


それぞれ、わかりやすい工夫したレポートを作成していました。




絵が得意な生徒もいます。


まだ作成途中でしたが、努力の跡を感じました。ただし、これが正解、というものはありません。レポートに求められている内容を他の人、あるいは後から自分が読んだ時、なるほどと納得できるものであれば合格です。このことは、将来、大学などで書く研究論文に求められているものと同じです。特に、論理的に結論を導き出すことが重要です。レポート作成は、論理的な思考力を付けるのに、とても有効だと思います。




今日の実験そのものは、どの班もしっかりできていました。後は、最終的に、どんなレポートに仕上がったのか、楽しみです。

【高校】男子バスケットボール部の練習見学

4月22日(金)放課後、男子バスケットボール部の練習を見学しました。マネージャー6名を入れると、全部で30名の大所帯でした。



男子バスケットボール部は、中学の高木先生の指導の下、めきめきと力を付けてきました。昨年度は、県ベスト8まで、昇り詰めました。今年度も、活気に満ちた練習をしていました。



部長の中島君(3-3)と副部長の藤原君(3-1)に話を聞きました。


Q1:今年のチームの特徴はどんなところにありますか。
→「試合中、よく声が出ていることだと思います。どんな時でもコミュニケーションができることが強みです。」

Q2:今年度の目標は何ですか。
→「昨年度、ベスト8だったチームと比べると、大柄な生徒は少ないですが、身体能力は高いと思います。まずは、先輩たちと同じくベスト8をめざし、さらに、その上を狙っています。今、チームはやる気に満ちていて、盛り上がっています。」

*チームの雰囲気はすごくいいと感じました。部長の明るくきさくなキャラクターが、チームの良さを引き出していると思います。そして、しっかり者の副部長が全体を良く支えてくれている、という印象を持ちました。今週末の白鴎足利高、GW中の宇都宮高との練習試合を経て、5月7日(土)の関東大会予選が公式戦の初戦とのことです。ポテンシャルはとても高いと思いますので、力を発揮できることを祈っています。頑張ってください。

【高校】バレーボール部の練習見学

4月22日(金)放課後、女子バレーボール部の練習を見学しました。今年のバレー部は強くなった、その理由を探ってみました。

4/16(土)・4/17(日)の2日間、南部支部地区春季大会では3回戦まで勝ち進みました。去年は、確か、歴史的な1勝を上げたことが話題となりましたが、いきなり3回戦とはびっくりしました。

1回戦 対 小山西  2-0 勝利
2回戦 対 白鴎足利 2-0 勝利
3回戦 対 小山南  0-2 敗北

そこで、部長の藤掛さん(3-4)と副部長の岡田さん(3-2)に、強くなった秘密を聞かせてもらいました。

(左から、副部長の岡田さん、部長の藤掛さん)

Q1:今年、突然強くなったのはどうしてですか?
→「みんなで話し合って、ポジションを変えたことが大きいです。リベロの長島さんをセッターに抜擢しました。長島さんはサーブが得意なのですがリベロはサーブが打てませんでした。セッターになったことで、サーブが打てるようになり、大きな得点源になりました。一方、セッターだった藤掛さんは背が高いので得意なブロックができるようになり、勝利に貢献できるようになりました。つまり、ポジションを変えることで、一挙にサーブとブロックの攻撃力が増加しました。また、チームの雰囲気が良く、明るく楽しく仲が良いことが力を出せる原動力だと思います。」

Q2:今年度の目標は何ですか?
→「今回の大会は南部地区大会だったので、まずは県大会での1勝を上げたいです。また、相手がどんなに強敵であっても、あきらめずに明るく楽しくプレーすることです。強い相手と戦えることを楽しめるようになりたいです。」

*インタビュー中、部長と副部長の強い絆と自信が感じられました。上の写真の笑顔がすべてを物語っていました。5月3日からの総体予選、頑張ってください。応援しています。

【高校】ラグビーフットボール部の練習見学

4月21日(木)放課後、ラグビー部の練習を見学しました。ラグビーが好きな生徒たちが集まり、プレーを楽しんでいる様子が伝わってきました。








整理運動も重要ですね。

最後は石井先生からのお話です。

部長の岩上航くん(3-2)と副部長の寺内音和さん(2-4)です。

去年の11月から、新体制でスタートしています。部活動のモットーは、うまいプレーができるようになることで、全員がラグビーの楽しさを感じられるようにしたい、ということだそうです。また、バックス(フォワードの後ろ)タイプがほとんどなので、少ないタッチでトライにつなげられるよう「キックキャッチからの3対2」などの練習を重視しているそうです。4月30日が今年度最初の試合で、合同チーム(佐高、宇工高、足大附高)で國學院栃木高に対戦します。ディフェンスを意識した「いいプレー」ができるように頑張りたい、と決意を話してくれました。
応援しています。

【高1】英表Ⅰの授業見学(大嶋先生)

4月21日(木)6限目、高校1年3・4組の「英語表現Ⅰ」の授業(大嶋先生)を縁覚しました。海外旅行の経験の有無や行きたい国について、ペアで話していました。






皆さん、とても丈夫なのでびっくりしました。


自分の夢についても、英語で話してくれました。


とても意欲的に授業に取り組んでいる様子が良く分かりました。活気がありました。

【高2】生物の授業見学(清水先生)

4月21日(木)6限目、高校2年3組の「生物」の授業(清水先生)を見学しました。酵素の働きに関する2つのグラフを比べて、その違いを説明できるように、お互いに教え合いながら学習しました。













全員が完ぺきに説明できるようになっていました。さすがに、先生からの説明を聞いて、わかったつもりになっているのとは理解度が違いますね。これも「主体的・対話的で深い学び」につながっていると思います。

【高1】数学ⅠAの授業見学(中條先生)

4月21日(木)1限目、高校1年2組の「数学ⅠA」の授業(中條先生)を見学しました。ジグソー法によって、大学入試レベルの問題に挑戦しました。

STEP 1」の様子です。

ジグソー法を使ってこんな風に取り組みました。


まず3人のグループをつくります。そこで各メンバーが自分が解答する問題(A問題、B問題、C問題)を決めます(STEP 1)。

次に、同じ問題を割り当てられた人たちが集まり、その問題の解き方を学習します(STEP 2)。

そして、もともと所属していたグループに、その問題の専門家として戻ります。そして、各内容の専門家がお互いに教え合います(STEP 3)。

お互いが教え合った学習内容を組み合わせることで、レベルの高い問題(D問題)に挑戦しました(STEP 4)。







まずは、自分が担当する問題を決めます(STEP 1)




















最後に、D問題(大学入試問題)の解答を代表班が説明しました。





基本となる問題が解けるようになり、それらを組み合わせることで、大学入試レベルの問題(青山学院大学)も解けることを体験しました。

生徒の振り返りシートを見ると、

回答13名中、 → 8人 → 5人 でした。


同じく、 → 12人 → 1人 でした。

自由記述では、

「いろいろな人の考えを知り、教え合うことで、互いに理解が深まることが分かった」
「わからなかったところがあった時に、お互いに教え合ったのが良かった」
「全員で解答を共有できたので、誰も置いておくことなく問題を解くことが出来た」
「理解できていない部分を理解するまで教えることができたこと」
「自分のわからなかったところを班で教え合えるところが良かった」
「わかったところをしっかりと教えてくれたし、教えられたことが良かった」

といった感想がたくさんありました。

とても素晴らしい取組だと思いました。なお、中條先生によると、各単元終了時に、このような取組を実施したい、ということでした。

【中3】数学の授業見学(会田先生)

4月20日(水)4限目、中学3年2組(二分割)の「数学」の授業(会田先生)を見学しました。この授業は、星野先生の授業と同時展開となっています。授業のめあては、「式を展開するための公式を導こう」です。

会田先生は、母校である男子校時代の佐高で教鞭をとった後、栃木高校で長く進学指導され、今年度、再び、本校に戻ってこられました。中学生を教えるのは、もちろん初めてですが、中学校で学んだ数学の公式が、高校でどのように使われているのか、という視点から、授業をされていました。


式の展開の公式は4つありますが、すべての式は

(x+ a)(x + b) =X+(a+b)X+a

の式で表すことが出来るので、公式を全部覚えてなくても解くことが出来る、ということを教わっていました。これは、生徒たちにとって、新鮮な発見であったようです。


会田先生は、公式に当てはめないと解けないのではなく、公式の成り立ちを理解していれば、応用が利くので、より深く考えることができるようになることを伝えていました。


その一例として、99の値を計算で求めるのは大変だけれども、(100ー1)と置き換えると、簡単に計算できます。生徒たちはとても興味を持ったようです。公式を使いこなせるようになると、いろいろな応用が利くことを実感していました。





生徒たちは、最後に、授業の振り返りを行っており、①今日のめあて、②わかったことや大切な考え、③もっと知りたいこと・疑問点、を書いています。ほとんどの生徒は、今日、会田先生から教わった公式の考え方や応用の仕方などについて、きっちりと書いていました。

それにしても、会田先生の一挙手一投足に注目し、一言も聞き漏らさない生徒の集中力は凄いと思いました。とても良く勉強していました。

【中3】数学の授業見学(星野先生)

4月20日(水)4限目、中学3年2組(二分割)の「数学」の授業(星野先生)を見学しました。式の展開の公式について、電子黒板を駆使してわかりやすく教えていました。

式の展開の公式は4つありますが、授業では、なぜ、このような公式になっているのかを実際に式を展開して確かめていました。その上で、公式を使うことで、すばやく答えが出せるよう、繰り返し練習を重ねました。






電子黒板とデジタル教科書を使うことで、まるで動く教科書のように、解き方が手に取るように「見える」ことが、大きなメリットです。圧倒的なわかりやすさと、いちいち書いたり消したりしなくていいので、リズミカルなテンポ感によって、授業に集中することができていました。

【中2】数学の授業見学(安藤先生、山田先生)

4月20日(水)1限目、中学2年3組(2分割)の「数学」の授業(安藤先生、山田先生)を見学しました。単元は、多項式の計算でした。

安藤先生は、今年度、新しい取り組みを始めました。授業の最初に、今日の目当てと、全員が到達する課題(問題)、そして発展的な課題(問題)を以下のように黒板に示します。

生徒たちは、机を合わせたグループでその課題(問題)を解答していきます。わからないところがあったら、グループ内で教えてもらうことで、全員が課題をクリアしていきます。










全員がクリアできれば、発展問題に取り掛かります。
このやり方によって、先生の話を聞いているだけの受け身の時間がなくなり、常に、手を動かしたり、教えたり、教わったり、というアクティブな時間に変わりました。

一方、安藤先生は、生徒からの質問を受けたり、つまづいている生徒のサポートに専念することができるようになり、生徒たちは、より「主体的で対話的な深い学び」ができるような環境になっていることを感じました。


時間を決めて、こうした活動を重ね、最後に、間違いやすい点や発展的な内容についても、整理していきます。このように、メリハリをつけることで、生徒はその時その時の活動に集中して取り組んでいます。


単元の内容によっては、解き方の説明のウエイトが多くなってくることもあるかもしれません。授業の最後には、生徒一人一人が振り返りをシートに書いており、それを見せてもらった感じでも、うまく回っている感じでした。素晴らしい取り組みだと思います。

ところで、この方式による授業の進め方は、ペアを組んでいる山田先生と周到な準備と連携の下で進んでいます。

二分割したもう一方のクラス(山田先生)では、基本的には、生徒同士が教え合うやり方で進めていますが、グループではなく、一人ひとりがベースとなって、進められています。このやり方は、今まで、山田先生と安藤先生によって進めてきたやり方なので、生徒にとっては、慣れた授業、と言えるかもしれません。







安藤先生と山田先生は、単元ごとにクラスが入れ替わるので、生徒は、この2つのやり方を体験することができます。いろいろやってみることで、より深い学びができる授業を目指しているそうです。

授業も日々、シンカしていることを感じました。また、生徒と先生方がともにチャレンジできる学校なんだなと、改めて実感しました。もちろん応援しています。

【高校】陸上競技部の練習見学

4月19日(火)放課後、高校の陸上競技部の練習を見学しました。まずは、短距離チームです。

左から、マネージャーの小川優栞さん(3-2)、部長の生井求くん(3-3)、若菜敬くん(1-4)、熊倉直希くん(3-1)、須藤涼佑くん(2-1)です。関東大会、そしてインターハイ出場を目指しています。

続いて、跳躍チームです。

左から、新井美月さん(3-3)、加藤瞳さん(3-2)です。種目は走り幅跳び、棒高跳び、三段跳びで、まずは佐高記録を塗り替え、関東大会で記録を出すことを目標にしています。

短距離チーム、跳躍チーム、ともに少数精鋭のメンバーです。
力を発揮できるよう応援しています。

他にも、長距離チームもあるそうですが、また別の機会に紹介します。

【中3】「シンカゼミフィールドワーク」事前学習

4月19日(火)6限目、中学3年生の「シンカゼミフィールドワーク宿泊学習」の事前学習が、オンラインを使って行われていました。

中学3年生は、コロナの影響で、中1の「ふれあい宿泊学習」、中2の「林間学校」が中止となってしまったため、4月22日(金)と23日(土)の1泊2日で、初めての宿泊学習を実施します。「なす高原自然の家」に宿泊します。




各係の班長が、注意事項を説明しています。








皆さん、とても楽しみにしているようです。その気持ちを表現してもらいました。

【高2】数学ⅡBの授業見学(大宮先生)

4月19日(火)6限目、高校2年3・4組(3分割)の「数学ⅡB」の授業(大宮先生)を見学しました。高次方程式の問題演習の授業でした。お互いにわからないところを教え合っているのが特徴的でした。「誰一人取り残さない」ということが徹底されていました。







わからないところがあれば、周りで教えてくれます。




最後は納得して答えを導き出していました。



小人数授業のメリットを生かした教え合う授業が、普通に行われていました。

【中2】SDGs研究で探究学習

4月18日(月)放課後、中学2年3組の池田清子さんと小泉凛央さんの二人が、校長室に相談に来てくれました。1年生の時のSDGs研究で、環境問題等について調べたことがきっかけで、自分たちの後輩である小学生にも伝えたいという気持ちになり、どうしたら実現できるか、を考えていることを話してくれました。

例えば、今、ウクライナでは食べるものにも困っている人たちがいる中で、フードロスの問題を解決する方法はないのか、スーパーなどで廃棄される食品の実態を調査するなど、自分たちにもできることはないのか、そうした活動を通してわかったことを小学生にも伝え、感じてもらいたい、という強い思いがあることが伝わってきました。

自分たちで考え、行動を起こすことは、とても大きなチャレンジであり、素晴らしいことだと思います。そのためのステップとして、自分たちのやりたいことを整理し、「なるほど」と思える企画書を作ってみてはどうかと提案しました。

たまたま、二人の思いを知っている担任の廣瀬先生が近くにいらっしゃったので、話に加わってもらい、今後、調査や企画書作成等に向けて、相談に乗ってくれることになりました。


校長室を訪ねてくれた勇気ある二人から、こちらも勇気をもらいました。

【高校】自転車点検がありました

4月18日(月)昼休み、高校の安全委員による「自転車点検」が行われました。各クラスの安全委員が、自分のクラスの自転車通学者の自転車を点検してくれました。

とてもスムーズに進みました。













安全委員の皆さん、ご苦労様でした。

自転車に不備があった生徒は、直ちに整えてください。

身近な風景 ~那須の自然

4月17日(日)中1の「ふれあい宿泊学習」最終日は晴天に恵まれました。今日は、朝7時過ぎに佐野を出発し、9時に「ウインディ那須」で合流しました。那須は、まだ桜が咲いていました。

佐野市の桜は、完全に「葉桜」ですが、那須の桜はまだまだ見栄えがしました。

「ウインディ那須」の少し手前には、あの「殺生石」があります。石が真っ二つに割れたことで今、話題ですが、そのせいか、駐車場は満杯で、観光客もたくさんいました。



途中には「千体地蔵」があり、おどろおどろしい雰囲気が「殺生石」への期待を高めています。赤い帽子のアクセントが効いています。



これが、「殺生石」のある場所です。中央にある石に注目です。

確かに、見事に割れています。割れて転がり落ちた瞬間が想像できるほど、潔い割れ方です。こことここがくっついていたんだなと、すぐにわかりました。おそらく、単なる風化で、これ以上耐えられなくなった瞬間に割れたんだと思いますが、一見の価値はありました。


「ウインディ那須」の駐車場から見た那須連山です。少し雲がかかっていますが、山肌はくっきりと見えていました。


こちらは、「ウインディ那須」の入り口近くにある「池」です。ここに、カエルが卵を産んでいるらしく、所長さんから、何カエルの卵なのか調べて欲しい、という依頼がありましたので、車に積んである長靴をはき、ただちに調査しました。


カエルの卵塊がたくさんありました。ざっと数えてみると、約120塊はありました。カエルにとって、またとない産卵地なのでしょう。素晴らしいです。


手ですくってみると、卵はまだあまり発生が進んでいません。産卵からそれほど日数は経っていない感じです。また、卵塊は、指の間からずるずると抜け落ちてしまうことから、「ヤマアカガエル」と思われます。こんな所で、両生類に出会えるとは思ってもみませんでした。

【高3】日本地学オリンピック、2年連続「銅賞」受賞!

4月15日(金)放課後、高校3年4組店網航輝君から、「実は…」と報告がありました。店網君は1年生の3月、「第13回日本地学オリンピック」に出場しました。本県で唯一本選に進出し、銅賞を受賞したことで、下野新聞でも大きく取り上げられました。
何と、今年3月、「第14回日本地学オリンピック」の本選まで出場し、2年連続の銅賞を獲得していたそうです。おめでとうございます! とりあえず、速報としてお知らせします。

【高3・中3】「ももクロ」プロジェクト!

4月14日(木)放課後、高校3年4組石塚凛花さんと中学3年1組石塚彩花さんの二人が、佐野市の「広報ブランド推進課ブランド戦略係」を訪問しました。ももいろクローバーZ の地域を元気にするイベントの開催地の1つに佐野市 が選ばれ、6月17日(金)に佐野市文化会館で開催が決定しています。石塚さん達は、そのイベントに合わせて、佐野市をPRする企画を考え、佐野市に提案しました。

左から、石塚凛花さん、担当の武藤さん、石塚彩花さん



ももクロのコンサートは金曜日の夜なので、佐野市に宿泊するお客さんに、次の日の土曜日、佐野市をPRする企画(スタンプラリー、コラボグルメ、コラボお土産)を考えました。担当の武藤さんに、自分たちで考えたプランを説明しました。







かなりの好感触だったようです。佐野市からOKがでたら、実際に自分たちで企画・運営することになります。これは凄いことになりそうです。

自分たちでアポを取り、ここまで行動できるなんて、ほんとに素晴らしいです。
大好きな「ももクロ」だからこそ、そこに集まるファンに、佐野市の良さをPRしたい、という気持ちになったのだそうです。佐野市からOKがでたら、また、お知らせします。

【高校】いろいろな授業見学

4月13日(水)6・7限目、高校生の授業をいろいろと少しずつ見学しました。どの授業でも、先生方は生徒たちの熱い視線を受け、これから本格的に始まるそれぞれの学問の世界に誘っていました。

小森先生「地理総合」1年2組


木村元春先生「世界史B」2年2組


石田先生「日本史B」2年1組


横山先生「古典A」3年2組


大和先生「英語表現Ⅱ」2年3,4組


木村晃子先生「コミⅠ」1年1組


大嶋浩行先生「英語表現Ⅱ」2年3,4組


会田先生「数学ⅠA」1年3,4組


松井先生「数学ⅠA」1年3,4組

【中3】国語の授業見学(石塚先生)

4月13日(水)6限目、中学3年1組の「国語」の授業(石塚先生)を見学しました。「(普段嫌われることが多い)カエル、カラスどちらかを賞賛する作文」に関する授業を行っていました。

最後に、指名された2人が、自分が書いた作文を発表しました。

この授業は、普段は嫌われることの多い対象の良いところを見出し、エビデンスに基づく賞賛をすることを通して、正しい言葉を使った説得力のある作文を書くことがねらいのようです。

中2の最後の授業で、カエルとカラスのどちらを賞賛するかをグループで話し合い、それをもとに、春休みの宿題として書いてきたものを、グループ内で回し読みし、どこが良かったかのコメントをグループ全員で書き込んでいます。










これが、赤ペンでコメントがぎっしり書かれた作文です。
<カラス派>19名


<カエル派>14名


最後に、グループ全員からのコメントを読んだ感想を書いていました。

あえて、嫌われがちな対象の良いところを見つけて、エビデンスに基づいた「説得力のある作文」を書く、という発想が素晴らしいと思いました。また、生徒が書いた作文の内容も良く、レベルの高さを感じました。皆さん、着実に文章を書く力を身につけていrますね。

しかし一方で、カエルやサンショウウオなどの両生類好きな私にとって、カエルが嫌われているものの代表のように思われていることに、少なからぬ衝撃を受けたのも事実でした。

そこで、カエルを賞賛してくれた14名の作文を読み、どういう点を賞賛しているのかを調べてみました。すると、ベスト3は、

1位「食料として食べられる」7人
2位「愛すべきキャラクターである」6人
3位「無事カエル、など縁起がいい」4人 でした。

他には、カエルの多様性、生態系の中での役割、珍しいカエル、信仰の対象、天気予報、などがありました。食べられることを賞賛されたのが一番多かったのはちょっと意外でしたが、多面的なカエルの魅力を賞賛していただいたことに感謝いたします。

最後に、世の中には、カエル大好きな人たちも大勢いることを紹介します。だいぶ前に発行された「カエラーたちのつぶやき」には、あなたの「カエル好き」度がわかるかエラー度チェックリストがついています。また、福島県郡山市には、カエルグッズを集めた「100年カエル館」という博物館もあります。(もちろん行ってきました)「カエル探偵団」という全国規模の研究者集団もあります。

カエラー度チェック(直接リンクしていませんが、チェックのタブを探してクリックしてみてください。)

ちなみに、私にとってのカエルを賞賛するポイントとしては、カエルはどんな種であれ、そこに存在(生息)するだけで価値がある、という点です。ご存じのように、両生類の皮膚は湿っていて、近くに水場など湿った環境がないと乾燥して死んでしまいます。また、産卵する適切な環境(水場)がないと繁殖することができません。カエルのエサとなる生物も必要です。つまり、ある種のカエルがそこに存在(生息)しているということは、その種の生存(生息)を可能にする自然環境が維持されている、ということを示しています。「ここはトウキョウダルマガエルやニホンアカガエルが生息できる環境だ。」「もうここにはヒキガエルはいなくなってしまった。」というように、環境の自然度を見える化してくれます。多様な生物が共存できる環境を人間が目指すのであれば、一つの指標ともなりうる生物です。そのような自然環境の最前線で頑張っている両生類たちを優しく見守ってください。

PS:毎年、松本市では楽しそうな「かえるまつり」が開かれているそうです!

【高1】保健体育の授業見学(増田先生)

4月13日(水)5限目、高校1年4組の「保健体育」の授業(増田先生)を見学しました。生徒と増田先生の自己紹介授業のガイダンスを行っていました。

この1年間で課題研究(教科書の各単元に関する研究発表)を行うグループ作りと、テーマ決めの相談を行っていました。















生徒たちは自分たちで考えて行動しており、授業への期待が高まっていました。

【中学】集合写真撮影

4月13日(水)昼休み、校舎前の前庭で、スクールガイド用の集合写真撮影が行われました。写真屋さんは、3階の理科室の窓から身を乗り出して撮影していました。






このようなスクールガイドの表紙に使われます。なお、この構図の写真は、附属中開校以来、毎年撮影されており、今年で15回目だそうです。

(昨年度のスクールガイド)

【中1】校内探険!

4月12日(火)今日も1年生は、クラスごとに時間を変えて、学級活動(ふれあい宿泊宿泊学習の準備、クラス写真撮影等)や校内探険(オリエンテーリング)が行われました。

1年1組のクラス写真撮影が行われていました。



1年3組は、ふれあい宿泊学習の準備をしていました。


校内探険は、数名のグループで校舎内のチェックポイント(問題)を探し回っていました。


校長室前には、2つのチェックポイント(問題)があり、協力しながら解決していました。










カメラを向けると、多くの生徒が応えてくれました。




校舎内の地図を見ながら、少しずつ、学校の様子が分かってきています。

【中2・3】写真撮影

4月11日(月)今日は中学生の各学年とも学級活動が行われています。3限目は、中学2年生と3年生が、校門付近で写真撮影をしていました。

校門の桜とともにクラス写真を撮っていました。まだ少し花が残っていました。



こちらは、2年生の個人写真の撮影です。旭城の石碑をバックにしています。


3年生の個人写真の撮影です。桜の花がバックに入るように撮っています。

それぞれ、新しいクラスの新しいクラスメートを確認しながら、写真撮影を楽しんでいました。こんな日があったことも中学校生活の思い出の一つに加えてください。

身近な風景 ~季節の移ろい

4月9日(土)、科学部の「トウキョウサンショウウオ卵嚢調査」で、佐野市の梅林公園で昼食をとりました。桜の花びらが舞い散り、川面がピンク色に染まっていました。桜の満開の美しさは最高ですが、散り際の美しさも格別です。


佐高前庭で定点観察している桜の枝からは、若葉の姿がはっきりと確認できました。


一方、佐高の象徴でもあるクスノキも季節の変化を見せています。

クスノキは常緑樹ですが、この時期、古い葉っぱが落ち、新しい若い葉へと替わっていきます。

これがすっかり落ちきると、クスノキの新緑がまぶしい季節となります。

この時期、新年度の始まりとともに、校庭の樹木も新しい葉っぱでの1年間が始まります。

【中1】部活動見学

4月8日(金)13:00~14:00、中学1年生は部活動見学を行いました。各部活の活動場所で、実際に活動している様子を見学しました。中2、中3の先輩たちは、1年生の勧誘を行っていました。(残念ながら、全部の部活は回れませんでした。)
入りたい部活動は見つかったかな。

手芸部


男子バスケットボール部


ラグビー部


陸上部


女子バレーボール部


男子卓球部


手芸部



吹奏楽部


囲碁・将棋部

【高校】下野新聞「佐野高出身 東大2年の大島さん」

4月8日(金)、本日付けの下野新聞19面に「難関大 あきらめないで」という記事が掲載されました。1年前に本校を卒業し、東京大学に進学した大島彩さんへのインタビューです。本校での学習についても紹介されていますので、ぜひ読んでみてください。

(下野新聞からHP転載の許可をいただいています)
下野 東大 R4.4.8.pdf

【中高】吹奏楽部定期演奏会「通し稽古」

4月4日(月)午後、中高の吹奏楽部による恒例の「定期演奏会」(5月の連休中)の通し稽古が体育館で行われていました。今回の定期演奏会は2部構成となっていて、第2部は劇仕立ての中で、楽しい音楽が演奏されます。今日は、体育館という広いステージで、第2部の通し稽古をしていました。ただし、どんなストーリーかは「シークレット」(by 尾花部長)だそうです。本番まで、お楽しみに!





【中高】下野新聞掲載

4月1日(金)、本日付けの下野新聞に、本校生の取組が紹介されました。新年度の初日に、これだけの紙面を割いて紹介してくれるのは、大変ありがたいことです。非常に丁寧に取材し、文章にしてくれています。

(4月1日付け、下野新聞18面を許可を得て転載)
下野、制服、R4.4.1.pdf

【高校】マレーシアの大学進学

3月30日(水)、3月1日に卒業した猪瀬遥大君が、校長室に報告に来てくれました。猪瀬君は、海外の大学で学ぶことを強く希望しており、書類審査(高校の評定、英語の資格)が行われていましたが、この度、マレーシアのテイラーズ大学から入学許可(合格)の通知が届いたそうです。

Taylor's Universityはマレーシアの私立大学で、クアラルンプールの近くにあります。大学準備コースも提供する総合大学として、マレーシアの有名大学の一つだそうです。最新の世界大学ランキング(2021年版)において、総合で400位台と世界の上位3%に入り、人気の経営学部もマレーシアでトップクラスの質を誇っている、ということです。

猪瀬君によると、テイラーズ大学への入学は、来年の2月ということで、それまでは英語の勉強を続け、今年の秋頃には、テイラーズ大学の「大学準備コース」(語学学校)に入る予定だそうです。

猪瀬君は、前生徒会長で、在学中はSGHクラブに所属し、2年生の時の11月末に、SGH校である立命館宇治高校が主催する「フォーカス」という発表会に参加しました。そこで、日本の高校生とラオスの高校生たちが協働研究を行い、英語で発表する姿を見て、自分も海外の大学で英語を使って勉強したい、という気持ちを固めたそうです。

マレーシアのテイラーズ大学を選んだ理由は、英語でビジネスが学べることと、学費が日本の国立大学並みと安く、生活費も物価が安い、といったことだそうです。

*猪瀬君は、高校3年生になったときから、海外の大学1本に絞っており、今年度中に行き先が決まったのは、本当に良かったと思います。
*いろいろと不安もあるとは思いますが、なんの迷いもない、というところが、凄いと思いました。とうに腹を決めており、あとは必要なことをやっていくだけ、という潔さを感じました。マレーシア人の知り合いもでき、着々と準備を進めています。今後も、応援していきたいと思います。健闘を祈ります。