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校長室便り
【中3】「社会」の授業見学(宍戸先生)
6月2日(木)5限目、中学3年2組の「社会」の授業(宍戸先生)を見学しました。現代社会(公民)分野で、「メディアから世界の変化を捉える」ことをねらいとするオリジナル教材による授業でした。
2022年4月25日(月)、イーロンマスク氏により「Twitter」社が5兆6千億円で買収されたという衝撃のニュースが、世界中を駆け巡りました。これは、イーロンマスク氏が、利益のためでなく、(フェイクニュース等をも含んだ)言論の自由や社会的な影響力を手に入れようとしたものです。
一方、時を同じくして、2022年4月23日(米現地時間)の早朝、EU(欧州連合)が「デジタルサービス法」に合意しました。こちらは、言論の自由とは対極的に、ロシアによるウクライナ侵攻のような危機的状況が発生した際に、ソーシャルメディアや検索エンジンなどに対して、社会的な悪影響がもたらされないように、規制強化の強権を発動できるようにしたものです。たとえば、フェイクニュースなどを意図的に流している企業に懲罰(膨大な罰金)を科すことができるようになります。
このように、今、世界では、言論の自由(たとえ、フェイクであったとしても) VS 規制強化 という対立軸のもとで大きく動いています。日本にいると、こうした流れから取り残されているような感じがします。
宍戸先生は、言論の自由はたびたび時代の変革期に大きく取り上げられる!という視点から、今、日本や世界が置かれている状況を考える授業を作っています。
授業では、日本や世界で、インターネットを使って影響力をもった人物たち(ホリエモン氏、ひろゆき氏、ドナルド・トランプ氏、イーロンマスク氏)が、何を考え、どのようなことをしようとしているのかを考えていきます。
さらには、イーロンマスク氏が、なぜ、FacebookやYoutubeではなく、Twitterを買収したのか、などについても、データを基に考えていきます。
*授業は目からウロコの連続で、世界の大きな流れを感じることができました。こうした大事なことを知らないでいると、大変なことになるなと感じました。
*宍戸先生のオリジナリティあふれるチャレンジをこれからも期待しています。
【高2】「地理B」の授業見学(小森先生)
6月2日(木)2限目、高校2年4組の「地理B」の授業(小森先生)の後半を見学しました。単元は「河川のつくる小地形」で、山地・谷口の河川地形を理解することが目標です。「扇状地」の形成や土地利用に関する授業をしていました。
小森先生の授業は、ICTを日常的・効果的に活用しています。
扇状地は、扇頂、扇央、扇端の3つの部分から成り立っており、それぞれで、独自の土地活用がなされています。
扇頂は、水が豊富で、家が建っていることが多く、扇央は水はけが良いので、果樹園が作られることが多いそうです。そして、扇端は地下を流れていた水が表面に出てくるので、水が豊富なため、水田が作られています。
扇状地の身近な例として、栃木市大平町の「ブドウ団地」付近が、まさに当てはまるそうです。
確かに、山際は「扇頂」で、古くから家が建っており、その下の「扇央」には果樹園(ぶどう畑)が作られています。さらにその下の「扇端」には、水田が広がっています。その事例を聞き、とても納得しました。
続いて、「V字谷」や「河岸段丘」についても、グーグルアースなどを使って、瞬時に該当する地形をプロジェクターで投影しました。
河岸段丘では、どこが段丘になっているかを写真上で確認するとともに、段丘の平らな部分や崖になっている部分が、どのように利用されているか、その土地利用を周囲の人たちと相談しています。
指名した生徒からの意見を基に、重要な点を整理しています。
小森先生のプリントは、いわゆる重要語句の穴埋めで完成させるのではなく、資料を読み取る際のポイントを自分の言葉で書き込んだり、色を塗ったりして完成させます。つまり、生徒それぞれで、プリントの完成形は違ってきます。このようなプリントのつくり方は、生徒の「思考力・判断力・表現力」を育成するためのツールになっていると感じました。
小森先生の授業は、ICTの活用により、教科書にはない資料をインターネットを介してアクセスする過程そのものを生徒に見せることで、地理という学問や、その学び方をも教えてくれているように感じました。
*その結果、とてもわかりやすい授業となっていました。素晴らしいです。
【中高】旭城大運動会実行委員等の活躍
6月1日(水)令和4年度旭城大運動会は、大成功の裡に終わりました。旭城大運動会実行委員長の千葉愛莉さん(高校3年1組)、中学実行委員長の森田日和子さん(中学3年1組)を紹介します。
実行委員長の千葉さん
開会式での挨拶(午前中の中学生)
午後の高校生の開会式
閉会式での千葉さん
千葉さんは、3年ぶりに「応援団」を復活させました。昨年度は、各団の団長のみでしたが、今年度は各団4名からなる応援団を結成し、大運動会を大いに盛り上げてくれました。「どんな行事にも全力で取り組める人間になりたい」という思いを胸に、高校生活の記憶に残る行事にしようと頑張ってくれました。
千葉さんは、これまで、サッカー部のマネージャーとして、裏方で部を支える仕事をしてきました。そこで培われたことが、実行委員長として役割を果たすことにも役に立っているように感じました。後述する3名の各団の団長が伸び伸びと持ち味を発揮できたのは、委員長が全体が目指す方向性とそれぞれが何をすればよいかをはっきりと示してくれたことが大きかったのではないかと思います。
翌日6月2日の昼休み、旭城大運動会の結果発表を行いました。
中高の得点を合計した結果、「黄組」が優勝したことを伝え、実行委員長としての最後の仕事が終わりました。お疲れさまでした。
こちらは、中学の実行委員長の森田日和子さんです。
閉会式での森田さんの挨拶は、素直な気持ちを自分の言葉で伝えており、とても素晴らしかったです。先生方は皆、絶賛していました。
「旭城大運動会が大好きです。どうしても盛り上げたくて、実行委員長に立候補しました。みんなと協力して、当日に向けて準備をしたり、応援したり、励ましたりすることができました。本当にやってよかったと思いました。」
続いて、旭城大運動会を盛り上げてくれた各組の団長です。
赤組団長:生井求君、青組団長:阿部恭介君、黄組団長:古橋悠斗君
j実行委員や生徒会役員に加え、特設放送実行委員会、保健委員、体育係等、たくさんの生徒が、運営してくれました。また、久保先生を中心とした体育科の先生方には大変お世話になりました。
(前日の会場作成では、中高野球部、中高陸上部、中高ラグビー部、高校男子テニス部、中学男子バスケットボール部等が協力してくれました。)
この場では、とても紹介しきれませんが、多くの人たちの力によって、旭城大運動会は運営されていました。お疲れさまでした。
先生方や教育実習生も頑張りました。(教員チームもリレーに参加しました)
*旭城大運動会は、大成功で終わりました。素晴らしい一日でした!
ところで、空には「ハロ(HALO)」と呼ばれる気象現象が出現しました。「ハロー(HELLO)」ではありません。太陽の周りに虹のような輪が見えました。これは、お天気の下り坂を示すサインだそうです。開催時期も絶妙なタイミングでしたね。
【中高】旭城大運動会の準備完了!
5月31日(火)6・7限目、明日の「旭城大運動会」の準備を行いました。明日は晴天が予想されるので、熱中症対策として待機用のテントを張ったり、石灰でラインを引いたり、中高生で力を合わせて、準備を行いました。
教室棟の3階の窓から見た会場です。テントは、奥に9張り、手前に6張り、合わせて15張りを用意しました。
手前の5張りのテントは、昨年度、創立120周年記念事業の一環として、同窓会から寄贈していただきました。
同窓会の皆様、ありがとうございました。
会場の準備の様子です。
教育実習生も手伝ってくれています。
青、赤、黄の3チームで戦います。
中学生の生徒会室では、得点板を作成していました。
*明日は、午前中は中学生、午後は高校生が競技を行います。
感染症対策、熱中症対策などを講じながら、思い出に残る「旭城大運動会」にしたいと思います。
【高1】カワイピアノコンクール「優秀賞」
5月5日に行われた「第55回カワイピアノコンクール地区本選会」で、高校1年3組の吉田慎太朗君が、優秀賞を受賞しました。
吉田君は、昨年度のコンクールでは「努力賞」でしたが、今回は「優秀賞」という上位の賞を受賞しました。
昨年12月に行われた栃木県、群馬県、新潟県の各県で行われた予選会を勝ち上がり、本選は、群馬県高崎市で開催されました。
課題曲は、バッハの三声のシンフォニア、自由曲は、バラキレフの「ひばり」でした。
吉田君は5歳くらいからピアノを始め、今でも毎日、ピアノを弾いているそうです。昨年度(中3)は、校内の合唱コンクールでも合唱曲「エール」のピアノ伴奏を担当しました。現在は、軽音楽部に所属し、キーボードを演奏しているそうです。
【高1】イタリアからの留学生
5月31日(火)朝、イタリアからの留学生「ラヴィオリ・ガブリエル」君が、高校1年4組のSHRで、流ちょうな日本語で自己紹介しました。
ガブリエル君は、イタリアのシチリア島の出身です。現在18歳で、日本の高校3年生に相当しますが、1年生のクラスに入りました。シチリアでは、日本の文化や心(道徳心)などに惹かれ、3年間、日本語を学んだそうです。3年間でここまで普通に話せるのかと、びっくりしました。ガブリエル君によれば、日本語の文法はイタリア語に比べて簡単だそうです。ただ、漢字が難しい、と言ってました。
好奇心旺盛で、勉強だけでなく、部活動も体験したいそうです。ひと通り、いろんな部活動を見てみたい、ということですので、見学に来た際には、仲間に入れてください。
短時間の自己紹介でしたが、すっかりクラスメートの心を掴んだようです。
【中学】美化委員会のお仕事
5月30日(月)昼休み、中学3年2組の楳沢虎治郎君(美化委員)が、昇降口前のプランターをのぞき込んでいました。美化委員会で蒔いた種が芽を出していました。
楳沢君は、毎日、プランターの様子を観察しているようです。「やっと発芽したので、うれしい」と話してくれました。
しかし、この芽が何という植物なのかは、よくわかりませんでした。
この中のどれかであることは、まちがいなさそうです。どんな花が咲くのか、待つことにしましょう。
【中3】「国語」の授業見学(石塚先生)
5月30日(月)6限目、中学3年3組の「国語」の授業(石塚先生)を最後の15分程度、見学しました。井上ひさしの「握手」という短編について、「知識構成型ジグソー法」という方法を使って、登場人物の心情などを考えていきます。
「知識構成型ジグソー法」は、グループごとに「考える問い」が割り当てられ、それに関する考えを付箋紙を使って書き出し、様々な角度から考えます。本時は、このステップまでで、次回は、その続きから、ということになるようです。
生徒たちは、様々な考えを同じ内容ごとに分類し、考えを整理していました。
なんだか、面白そうなことが起こる予感がしました。この続きは、次の機会で紹介したいなと思います。
【中3】「英語」の授業見学(富永先生)
5月30日(月)5限目、中学3年1組の「英語」の授業(富永先生)を見学しました。「現在完了形」(すでに~したところです。)を使って、「もう、この映画見た?」という内容の会話を行いました。
まずは、周囲のクラスメートとペアになり、人気の映画リストから、好きな映画を1つ選び、それに絡めたプラスアルファの情報(something else)をインタビューします。
映画のリストは、富永先生が先週の映画人気ランキングから作成したそうです。どの映画が生徒に人気だったかはわかりません。個人的には「トップガン マーヴェリック」がお勧めです。
生徒たちは、映画にまつわる思い出や、英語を見た後、何を食べたいか、とか、一日のデートコースに映画を組み込む生徒もいました。それらをもとに、自分のストーリーを作り、現在完了形をつかった文章を考え、ペアワークで伝えあいました。
*とても工夫された授業展開で、現在完了形を使いたくなる雰囲気が作り出されていました。生徒も意欲満々で、よーしやったるどー、という意気込みで会話していました。
【高1】イタリアからの留学生!
5月30日(月)11時40分頃、イタリア(シチリア島)からの留学生が挨拶にやってきました。正式には、明日(5月31日)から、高校1年4組のクラスで、約3か月間、一緒に勉強します。日本語はとても上手です。詳しいことは、明日、またお知らせします。
挨拶の後、長谷部先生に連れられて、高校1年4組の教室にやってきました。4時間目が終わり、ちょうど昼休みが始まるタイミングでしたが、近くにいた生徒と、瞬間で仲良くなっていました。
【高2】「数学ⅡB」の授業見学(戸田先生)
5月30日(月)5限目、高校2年1・2組(3分割)の「数学ⅡB」の授業(戸田先生)を見学しました。単元は、円の接線の方程式で、かなり難しい内容ですが、お互いに教え合いながら、問題に食らいついていたのが印象的でした。
文系のクラスなので、おそらく数学が苦手な生徒はいると思いますが、誰一人として、諦めている生徒はいませんでした。生徒たちの頑張る気持ちが伝わってきました。
分からないところは、友達や先生に聞きながら、課題の問題に挑戦していました。
【高校】「第3の居場所」ひだまりカフェ(下野新聞で紹介)
5月29日(日)下野新聞の第3面で、5月20日(金)、中間試験最終日の放課後、中庭で開店した「ひだまりカフェ」が、紹介されました。本校は「第3の制服」で一躍脚光を浴びましたが、それを知ってか知らずか「第3の居場所」というキャッチーなタイトルで紹介してくださいました。(記者の三谷さんのセンスの良さと丁寧な取材に感謝します。)
居場所カフェ 下野.pdf
【中1】「英語」の授業見学(栗原先生)
5月27日(金)2限目、中学1年2組の「英語」の授業(栗原先生、ALT:クロイ先生)を見学しました。単元は「Unit2 Club Activities(部活動)」のpart 2 「どのくらい練習しているの?」でした。
この単元は、生徒たちが部活動を見学し、どの部に入ろうかを考えています。
Tinaは、BASKETBALL、TABLE TENNIS TEAM、 Drama Club の3つの部活動に誘われています。Tina は、それぞれの部活動がどのくらいの頻度で練習をしているのかを聞いています。(確かに、重要な情報ですね。)
授業では、その会話を聞き取り、当てはまるところを線で結んでいきます。
次に、自分が好きなことを、友達にも好きかどうかたずねます。
栗原先生とクロイ先生が、質問とその答え方のお手本を示してくれました。
そのやりとりを参考に、今度は生徒たちが近くの生徒とペアワークを行いました。
次々に、相手を変えて会話を繰り返します。
栗原先生とクロイ先生は、生徒たちのやり取りを聞きながら、生徒たちを褒めたり、励ましたりしていました。
*英語の教科書や授業は、Unit ごとに、ストーリー性があって、日常生活の中で使われる会話を学ぶことを通して、文法的な表現も身に付けることができるよう、工夫されています。教科書に出てくる中学生たちは、学年とともに成長し、中3のころには、恋模様もでてくるそうです。生徒たちは、楽しく英語の世界に入り込んでいました。
【中3】「英語」の授業見学(高木先生)
今日の単元は、Daily Life(ディスカッション)で、「会話の聞き取り」が中心でした。
教科書には次のように書いてありました。
「修学旅行で京都に行く生徒たちが、班の自由行動の行き先を話し合います。それぞれの生徒の意見と話し合いの流れに注意して、ディスカッションを聞き取ります。」
電子黒板のデジタル教科書から、4人の生徒たち(Daigo、Yukari、Cathy、Makoto)の会話の音声が、順番に流れてくるので、そこから、誰がどこに行きたいかを聞き取ります。
生徒たちは、4人の提案者の発言ごとに、どこに行きたいのかをメモし、それを基に、「〇〇さんは、こういう理由で□□を提案している。」などと話し合います。
ちなみに、4人から提案があった場所は、以下の8つでした。
金閣寺、銀閣寺、伏見稲荷、嵐山、清水寺、龍安寺、平等院鳳凰堂、太秦映画村
なかなか、手堅いですね。それぞれが推す理由を聞いていると、なるほどそうなのか、という気がしてきます。参考になった生徒も多かったと思います。
高木先生から、訪問先の補足情報が加わりました。修学旅行でどこを訪問したいか、これから行く修学旅行のことを想像して、なんとなく楽しい気分になっていました。
最後に、今日学んだことを振り返り、何ができるようになったのかを確かめました。
【高3】「フードデザイン」の授業見学(保科先生)
おいしそうに盛り付けができました。
2つのグループに分かれ、分担して作業を進めています。
こちらは、カントリークッキーづくりです。
こんな風に焼き上がりました。黒いつぶつぶはチョコチップです。
最後の仕上げに取りかかります。あとはハンバーグを焼けばできあがりです。
きれいに盛り付けています。
やっと、ここまでたどり着きました。
自分たちで作った味は、格別ですね。皆、大満足で食べていました。
【高2】足利市バドミントン大会優勝!
春山君は、足利市立毛野中学校で、バドミントン部に所属し、県でもベスト16という成績を収めました。佐野高校に入学してからは、バスケットボール部に入部しましたが、「さくらグレート」というバドミントンのクラブチームでも、毎週木曜日の夜7時から9時半まで練習することで、バスケットボールとバドミントンを両立しています。
今回の大会は、足利市バドミントン協会の主催で開催され、男子・一般の部は約60名が参加しました。その中で見事「優勝」しました。
春山君によると、バドミントンの魅力は、ラリーの面白さと点を決める瞬間の爽快さ、だそうです。今後の活躍も期待しています。
【高3】全国軽音フェスティバル
「全国高等学校軽音フェスティバル」は、軽音楽を学んでいるバンドの甲子園のような存在で、書類選考(映像・書類審査)の後、本祭(本選決勝大会)進出校が決定されます。
高沢さんたちのバンドは、本校の代表としてエントリーし、書類選考の結果待ちをしていました。そして、5月9日(月)本祭出場校が発表されました。はたして、その結果は?
全国高等学校「軽音フェスティバル」in 大阪城
残念ながら、本祭(本選決勝大会)進出は果たせませんでしたが、書類審査で送った高沢さん達のバンドの演奏を皆さんにも聞いていただきたいと、ユーチューブのアドレスを限定公開することにしました。
高沢さん達のバンド演奏(ユーチューブ限定公開)
本校の「天体ドーム」の中で収録しました。軽音楽部の部室でもあります。他にはない独特のロケーションです。天体ドームのレトロな空気感とカバー曲の雰囲気がマッチしていました。映像には不思議な立体感もあり、魅力的な演奏と映像だと思いました。
【高校】旭城祭に向けた準備が始まりました。
きれいな楕円形になっていました。
【高1】「数学ⅠA」の授業見学(松井先生)
教科書の問題を順番に解いていくことで、二次方程式をグラフに表すコツがつかめてきています。それぞれの答えを確かめ合ったり、わからないところを気軽に質問できる雰囲気ができていました。
わかっている生徒も、クラスメートにわかりやすく教えることで、逆に、そうだったのかと気づくこともあるようです。
なるほど、わかった、という瞬間の表情です。
授業の最後に、今日できるようになったことを確かめ合っています。
生徒たちは、自分で考えたり、本当にそれでいいのか確認したり、ちょっとでも疑問が生じたら、得意な生徒に聞いたり、教えたり、を繰り返しながら、集団全体として、ここまでわかった、というところまで到達していました。
【高2】「トビタテ!留学JAPAN」 テイクオフ
細井さんは、高校1年生の時、「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム アカデミック(テイクオフ)」に応募し、採択されました。しかし、その年の夏休みは、コロナ禍で出発が見送られたため、今回、ようやく実現できることになりました。
1年前、どのような思いで応募したのか、また、出発できなかったこの1年間、どんなことを考えていたのか、などについて話をききました。
Q1:細井さんの留学の目的を教えてください。
→留学計画のタイトルは、「バレーボールと思いを『繋ぐ』~真の強さと在り方を探る」としました。バレーと歩んできた私の15年間をアピールしました。
Q2:細井さんにとって、バレーボールはどのような存在だったのですか?
→私は那須塩原市で生まれ、小学3年生の頃から、両親の影響で、バレーボール部に入部しました。小さな小学校だったので、女子のほとんどはバレー部に所属し、小6の時には、歴代最強世代となり、地区大会、県大会とハードな練習に打ち込んできました。私は、決してうまい選手ではなかったのですが、いつもいっぱいいっぱいで、追い込み型の練習や怒鳴り声、自分のせいで起こる連帯責任の罰ゲームなどが怖くなり、「下手でも頑張るから見捨てないで」「何のためにバレーをしてるのだろう?」「勝つため、って辛いことしかない」と思いながらバレーを続けてきました。
広い世界をみるため、中学は佐附中を受験し合格しました。現在は、親元を離れ、祖父母の家で生活していますが、中学でもバレー部に入部しました。チームのモットーは『全員で勝つ』ことでした。チームの中で競い合ってきた私は、とても戸惑いました。人数不足で思うように練習できなかったり、試合で1セットもとれなかったり、今までとは全く異なる壁にも直面しました。私は、キャプテンでありながら、『負ければ怒鳴られた』以前の恐怖に打ち勝つことができず、一人足を引っ張ったまま引退を迎えました。私の心には、最後の最後まで自分に負けた情けなさと恥ずかしさで、後悔が残りました。
現在、高校でもバレーボールを続けていますが、なかなか勝てなかった中、先日行われた南部地区の大会で2回勝てたことで、今まで続けてきたバレーボールの楽しさを改めて実感することができました。楽しいはずのバレーを心から楽しめた自分がいました。
今の日本のスポーツ界には「精神的な追い込み」や「肉体的追い込み」、「過剰な縦社会・実力社会」「女子アスリートへの体調管理・不自然なアングルやタイミングの撮影」など、多くの問題があるように感じています。それらを改善すべく最近では、元日本代表の益子直美さんが、「選手を怒らないバレーボール大会」を開催されたり、大山加奈さんが「過度なストレスからくる生理不順」などについてSNSで発信したり、指導方法などの改善に向けた活動も活発になってきています。また、ドイツ人のバレーボールコーチが「日本人は苦しみに耐えることを精神力というが、ドイツでは苦しい時にクリエイティブになれることを精神力という」と語っているものもありました。
今回の留学の目的は、ヨーロッパで『スポーツの本来のあるべき姿』と『スポーツの強さ』について研究することです。この2つについて学び、今の日本のスポーツに必要なこと、あるいは足りていないことを見いだし、最終的には『真のスポーツの強さと在り方』の答えを求めたいと思います。
Q3:留学先に「マルタ共和国」を選んだのはなぜですか?
→語学研修(英語)と異文化交流の両方ができることに魅力を感じました。留学期間中は、「シュプラッハカフェ・マルタ」という語学学校に入り、外国の人たちと寮生活をします。午前中は毎日、英語の授業を多くの国の人たちと受け、午後はビーチバレーや地元のバレーチームで練習することを計画しています。スポーツは万国共通なので、みんなと仲良くなれると思います。もう一つ、海が見えることは、山の中で育った私にとって、唯一の強い希望でした。
また、トビタテ!留学JAPANプログラムは、日本の伝統文化を伝える、という使命もあります。私は、自分の勝負飯である「おにぎり」を同じ寮の生徒に振る舞います。世界に誇る日本のお米を使って、おいしさと沸き上がるパワーを届けたいと思います。それと、折り紙を伝えたいです。その中でも、みんなで作り上げる千羽鶴に魅力を感じています。つなげてできる「千羽鶴」には「団結・応援・祈願」の意味もあり、スポーツにもつながっています。千羽までとはいかなくても、ミニサイズで実際に作って、この美しさを伝えたいです。
Q4:この1年間でどんなことを考えましたか?
→学校の課題研究のテーマを「国内のスポーツにおける問題」と設定し、『うーん、どうやって楽しむ?』というタイトルで研究しました。私の他に、福知さん、高瀬さん(ボート部)、寺内さん(ラグビー部)の4人の研究班で、それぞれの課題について、本音で意見を言い合えたことが、とても良い体験でした。
私は、勝利至上主義やジェンダーの問題など、今の日本の現状を知ることで、マルタで何を学び、どう反映させたいかを具体化することができました。
その中で、私が最も尊敬する元バレーボール日本代表の大山加奈氏への取材ができたことが印象的でした。ダメ元で、試しにTwitter にDMをしたら、大山さんから、ぜひ話がききたいとオファーがあり、実現しました。Zoomを使って、1時間以上、話をする事ができました。今回の留学の成果もプレゼンして欲しいと言ってくださいました。
また、スポーツにまつわるイベントがたくさんありました。
東京五輪では、LGBTQへの対応で、トランスジェンダー選手(男→女)に対して、日本人は外国より理解が進んでいないことがわかり、栃木国体では、佐野市でバレーボール大会が開催されるため、精神障害者の部の補助員をする体験ができました。誰でも楽しめるスポーツの魅力について、考えることができました。
Q5:最後に、一言お願いします。
→私は、バレーボールとともに成長してきました。小学生の頃から悩み、ときに恐怖さえ感じたバレーボールですが、ここまで続けてきたのは、仲間と、思いとボールを『繋ぐ』面白さを超えるものが何一つ見つからないくらい、本当に楽しかったからです。だからこそ、自分の経験を通して、日本のスポーツ界で感じた様々な問題を解決し、私の大好きなアニメ『ハイキュー!!』のように、『さあ今日もバレーボールは面白いと証明しよう』と思います。
*この留学にかける細井さんの思いが、じんじんと伝わってきました。
マルタでの留学の成果を楽しみにしています。本校生にもぜひ、プレゼンしてください。応援しています。
【中学】各種委員会活動
広報委員会の会場に貼られていたポスターです。
広報委員会です。
安全委員会です。
生活委員会
福祉委員会
体育委員会
環境委員会
【高1】保健体育の授業見学(瀧川先生)
4班(小林璃俐さん、今野紗愛さん、嶋村優希さん、菅野紗羽さん)
21日(土)に学校で発表の準備をしている4人に、職員室でたまたま出会いました。生徒だけで、1コマの授業をすると聞き、どんな内容でどのように構成するのか、とても興味を持ちました。そこで、「23日の6限、1-1」と手帳にメモしておき、授業の始まりから終わりまで、見学しました。
授業は、教科書に書いてあることをわかりやすく自分たちの言葉に置き換えて説明していました。
また、要所要所で、言葉の意味やどんな事例があるかなど、グループ内で相談したりしています。
ここでは、クイズを使って興味をひく工夫をしていました。
クラスの皆もクイズに参加し、ちゃんと手をあげるなど、授業を盛り上げてくれています。(素晴らしいです)
ユニットバイアスなど、興味深い話題を盛り込んでいます。
そして、本時の本題である「ヘルスプロモーション」として、どんなことが考えられるか、グループワークに移りました。
全員が話し合いに参加しています。
指名された生徒が、何名か発表しました。
最後は今日の授業に関する小テストを行い、重要なことを再確認しました。
今日の授業の振り返りと評価を行い、4名による授業は終了しました。
皆からは、4人の頑張りに対して、大きな拍手が送られました。
あまりにも堂々と、見事に授業をやり切ったことにびっくりしました。興味と集中力をキープするためのたくさんの工夫がなされており、最後に、キーワードを改めて強調することで、今日学んだことが、ちゃんと頭に残るよう構成されていたのは、素晴らしかったです。教育実習生もうかうかしてられませんね。
4人は、このプレゼンの準備をするために、教科書に書かれていることを深く学び、他の生徒たちも、クラスメートの授業でより身近に感じることができていたように思いました。4人の頑張りには、改めて拍手を送りたいと思います。
次回は、瀧川先生による、本時に関する補足説明の時間となっているそうです。保健体育の授業は、生徒によるプレゼンと先生による補足説明がセットになっており、それによって、「主体的・対話的で深い学び」につながるよう、工夫されています。
【中2】「数学」の授業見学(安藤先生)
今日のめあては「加減法を使って 連立方程式を解こう」です。計算問題を解く1日目でした。
授業では、まず、この時間で解く問題が示され、それを時間内で解いていきます。
自分で解ける生徒はどんどん進めることもでき、疑問が生じた生徒は、グループ内の仲間に教えてもらいます。
得意な生徒は、どんどん教えてくれています。
問題が全部解けた生徒は、答えを確認に来ていました。
ノートも試行錯誤しながら、工夫していました。
その間、先生は、あえて教えようとせず、解くヒントや考え方をさりげなく伝えています。生徒たちは、自分のペースで問題を解くことができるので、安心して集中することができます。
最後に、今日のまとめの問題(これができれば、今日のめあては達成)をみんなで解いていきます。
このような授業の進め方により、一斉に同じペースで問題を解くのではなく、自分のペースで、分からないときは気軽にグループ内で聞くことができるようになりました。その分、先生は生徒の理解の様子や苦手意識などを把握しています。
その結果、一人も取り残さない数学の授業を進めています。現在、安藤先生とペアを組んでいる山田先生も同じやり方で指導しており、軌道に乗ってきているようです。
【高校】「読書コンシェルジュ」推薦図書
読書コンシェルジュ.pdf
「読書コンシェルジュ」は、県から任命されて読書の楽しみや意義を同世代に伝えようと活躍する高校生たちです。山口さんは、本校生で唯一、任命されました。今回、中学生向けの本として、中学1年生の時に読んだ佐藤多佳子著「一瞬の風になれ」を紹介してくれました。
図書委員会で発表する山口さん。これまでの活動の締めくくりとして、読書の達人からのメッセージを伝えました。
【中高】本日から教育実習が始まります
教科や科目については、中学(社会1,保健体育2、英語1)、高校(国語1,日本史1,世界史1、保健体育1,英語1)です。期間中、旭城大運動会などのイベントもありますので、生徒の皆さんからも、積極的に話しかけてみてください。
身近な風景 ~これは何?
今日は気持ちの良いお天気でしたが、下の写真で一面の白い花は何でしょうか?
少し寄ってみましょう。
シロツメクサです。
それでは、この黒い粒々は何?
少し寄ってみました。一つ一つは7ミリくらいの大きさです。
一つ一つが、アズマヒキガエルの幼体です。この日、水辺から陸に向かって、一斉に這い登っていました。千匹くらいはいそうです。このうち何匹が、成体になれるのでしょうか。
【高校】ボート部「女子ダブルスカル」優勝!
優勝の賞状とメダル・盾をいただきました。
2人から、コメントが届きました。
「私たちボート部は5月21日、22日に長野県で行われた「諏訪湖レガッタ」に参加してきました。皆様の応援のおかげで、私たちは女子ダブルスカルで優勝することができました。今までたくさん悔しい思いをした分、今回の優勝はとても嬉しかったです。今後も、応援してくださっている方々に良い報告ができるよう、練習に精進したいと思います!」藤倉・堀越
さらに、顧問の増田先生も、「成人女子シングルスカル」で、第2位となりました。おめでとうございます。
賞状とメダルをいただきました。
ボート部の皆さん、お疲れさまでした。優勝した藤倉さん、堀越さんだけでなく、それぞれの種目で、着実に力を付けていることがわかりました。これからも応援しています。
【高校】ラグビー部、合同練習
本校の岩上君が中心となって練習を進めていました。
【中学】ラグビー部の活動見学
一つ一つの練習に、どういう場面を想定しているのかを確認しながら取り組んでいるのが、印象的でした。
【中学】テニス部の活動見学
1年生は22名が入部しましたが、ほとんどは初心者ですので、基礎から学んでいます。
2,3年生は、別メニューで練習しています。
*テニス部は、今年度、部員が激増しましたので、1年生は安藤先生、2,3年生は富永先生、と分けながら、練習を進めていました。
【中学】野球部の活動見学
楽しそうに練習をしていました。
【高校】ボート部「諏訪湖レガッタ」決勝進出!
諏訪湖の会場にて
<第1日目の結果>
女子シングルスカル 藤倉 決勝進出
女子ダブルスカル 藤倉・堀越組 決勝進出
福知・高瀬組 決勝進出
男子シングルスカル 青木 準決勝進出
男子ダブルスカル 予選敗退
明日は朝8時から、男子シングルスカルの準決勝が始まります。
<諏訪湖>
<下諏訪ローイングパーク>
【高校】陸上競技部、関東大会へ
小野悠人君です。
(下野新聞社からHP掲載許可済)
*なお、小野君の囲み記事中に「自己ベストも0.8秒更新」とありますが、0.08秒の誤りだそうです。0.8秒更新すると、オリンピック出場レベルになるそうです。
<入賞者一覧>
100m 〇優勝 10'90 小野悠人(3年1組)
8位 11'15 熊倉直希(3年1組)
200m 〇4位 22'46 若葉 敬(1年4組)
〇5位 22'56 熊倉直希(3年1組)
7位 22'61 須藤涼佑(2年1組)
4×100mR 〇2位 42'04 佐野高校
(須藤、小野、熊倉、若葉)
女子棒高跳〇2位 2m30 新井美月(3年3組)
女子走幅跳 8位 5m02 加藤 瞳(3年2組)
女子三段跳〇4位 10m83 加藤 瞳(3年2組)
〇は関東高校陸上競技大会出場
(6月17~20日 カンセキスタジアムとちぎ)
↓ 関東大会出場者
200m 若葉敬君
200m 熊倉直希君
4×100mR 須藤君、小野君、熊倉君、若葉君
棒高跳:新井さん、三段跳:加藤さん
本日の「練習メニュー」です。
勝つための「科学的なトレーニング」を行っています。
*関東大会、そして、インターハイ出場を目指して、次の大会でも頑張ってください。応援しています。
【中学】美術部の活動見学
自画像を見せてくれました。
パソコンに取り込んだ自分の顔を見ながら、自画像を描いています。皆さん、めちゃくちゃうまいです。
こちらは、イラストなどを描いています。きれいに彩色しています。
足尾での植樹の際に用いるプレートを作成しています。
【中高】ももクロプロジェクト「第3回関係者打合せ」
業者との間では、100万円単位のお金が動く、まさにビジネスですので、真剣なやりとりが見られました。
【高校】居場所カフェ「ひだまり喫茶」大盛況!
みんなで、シートを敷いたり、テントを立てたり、準備をしています。
15分ほどで、会場が整いました。「新井屋」様からの大量なお菓子が所狭しと並べられました。(野部様、ありがとうございました。)
みんな、思い思いに楽しんでいます。松井先生は、すっかり喫茶店のマスターです。
吹奏楽部員の島田翠さんのトランペットの演奏が、雰囲気を盛り上げてくれました。
先生方も大勢参加してくれました。
2階から見ると、至るところで、話の輪が広がっていました。
「ひだまり喫茶」だけあって、本格的なコーヒーも用意されていました。
小野塚竜平君の入れてくれたコーヒーの味は最高でした。
思い思いのお菓子をいただきながら、幸せな時間が流れています。
下野新聞の記者(三谷さん)も雰囲気を楽しみながら、取材をされていました。
今日で中間試験が終わったこともあり、「ひだまり喫茶」には、気持ちの良い開放感とゆったりとした時間が流れていました。本当に楽しいひとときでした。
【中2】アホロートルの成長
最初は、全長7センチ程度だった個体が、今では15センチ程度に成長しました。
2021年7月29日の個体
2021年7月29日の校長室便り
2022年5月19日の(同じ)個体。 これだけ大きくなりました。
板橋さんが持ってきてくれたアホロートルは2種類あり、目が黒い個体が「リューシスティック」(上の段の写真)と、目が黒くない個体が「アルビノ」(下の段の写真)です。
板橋さんは、他の人がエサをやりすぎないように、エサをあげた日が分かるように、カードに書いています。水質や水の量にも細心の注意を払っています。
2匹とも、気持ちよさそうに暮らしています。
板橋さんにとっては日課のようなものかもしれませんが、これだけ体調にも気を使いながら、元気に成長させるって、ほとんどの人にはできません。凄いことだと思います。
【高校】「ひだまり喫茶」プレ開催第1弾(本県初!)
プロジェクトメンバー作成の「チラシ」
ひだまり喫茶 ちらし.pdf
居場所カフェ「ひだまり喫茶」は、高校3年生の有志10名からなるプロジェクトメンバーが立ち上げた、本県初の企画です。以下、上記の「チラシ」の文面から紹介します。
「今回、校内での居場所カフェ「ひだまり喫茶」開催の企画を行うことになりました。居場所カフェとは、悩みを誰かに話したいときや一息つきたい時などに、生徒たちが気軽に訪れ、居場所として利用したり、普段の学校生活とは違った交流をしたりすることができる場所です。今回、第1回プレ開催を行うことになりました。」
この企画は、生徒の発案・企画・運営によるものです。本県初ではありますが、全国的には「居場所カフェ」を開催している高校はたくさんあります。本にもなっています。そうした先進事例を参考にしています。
しかし、どの事例でも、特別な財源や予算があるわけではありません。ボランティアや賛同者により、飲み物やちょっとしたお菓子などを提供していただいたり、持ち寄ったりすることで、運営されています。先日の「PTA総会」で開催告知をいたしましたが、多くの保護者が協力を申し出てくださいました。非常にありがたいことだと思いました。
第1回プレ開催にあたりましては、「味噌まんじゅう」で有名な「新井屋」様がお菓子をご提供していただけることになりました。本当にありがとうございます。本校職員からも飲み物やお菓子等の提供がありました。
第1回プレ開催が好評であれば、今後、どうすれば定期的に開催できるか、生徒たちと考えていきたいと思います。第1回プレ開催は、お披露目的な側面もあるので、いつもこの形態でというわけではありません。
生徒たちの、生徒たちによる、生徒のための 居場所カフェ「ひだまり喫茶」ですので、生徒の皆さんには単純に楽しんで欲しいと思っています。(ただし、プロジェクトメンバーには、コロナ禍ですので、食べながら話すことは絶対にしないよう、食べる場所と話す場所の導線をしっかり分けて欲しいことのみ、お願いしました。皆さんもご協力ください。)
*本校生による「居場所カフェ」の開催は、県教育委員会からも、素晴らしい取組であると、ご支援いただいています。また、前日及び当日は、下野新聞社様の取材も予定されています。
★5月19日(木)12時10分。中間テスト2日目終了後、プロジェクトメンバーが集まり、明日の本番に向けて、選択3教室で、最終ミーティングが行われました。
下野新聞の記者が、取材に来てくれました。
*明日は、いよいよ本番です。うまくいくか、ちょっと緊張しますね。
【中学】中間試験前日の質問教室・自習室
選択1教室での質問教室です。今日は、山田先生を囲んで「山田塾」が開かれていました。
個別の質問にも答えてくれます。
選択2教室でも、質問に来ている生徒がいました。
廊下でも質問していました。
生徒同士で教えています。
ここでも、高野先生に社会の質問をしていました。
納得いくまで、質問しています。
「山田塾」大人気です。
自分の教室では、帰りの会終了後(16時15分頃)から18時まで、自習室として、それぞれ自分のペースで試験勉強をすることができます。質問がある場合は、選択1と2教室で待機している先生に聞きに行くことが出来ます。
多くの生徒が、静かで集中できる雰囲気の中、勉強をしていました。
*明日からの中間試験、頑張ってください!
【中学】佐野市春季体育大会「バスケットボール」
第4ピリオド終了10秒前まで50-49でこちらがリード。痛恨のフリースローで1本目を入れられ同点となるも、2本目が外れたため、50-50で延長戦に突入。
延長戦の激闘終了10秒前、相手にシュートを決められ50-52、「万事窮す」かと思われたその時、すかさずリバウンドを奪い一気にシュート。大どんでん返しの52-52で再延長にもつれ込みました。
この辺りから、2階の保護者席の興奮は最高潮へと突き進んでいきました。
しかし、ここはクールダウンし、試合開始から、じっくりと見ていきましょう。
試合前のミーティングです。すでに気合は十分です。
試合が始まりました。
粂谷先生、高木先生も、ともに気合が入っています。
第2ピリオド終了時点で、18-22でリードされていました。
ここから、どんどん追い上げていきます。
第4ピリオドに入ると、逆転しました。
このまま勝てるかと思われましたが、終了間際に同点となり、延長戦となりました。
延長戦も、両者2点ずつ入れ、再延長に突入しました。
ここからの3分間は、怒涛の展開でした。選手も監督も観客も、興奮のるつぼの中で、何が何だかわからないうちに、2本のシュートが決まりました。相手もフリースロー1本が決まりました。
そして、最後のカウントダウンの結果、56-53で、勝つことが出来ました。
選手たちは、みな疲労困憊で、足をつっていました。お疲れさまでした。
ここまでの精神力で頑張り切れたのは、本当に素晴らしいと思いました。見ている方としては、少なくとも2度くらいは負けを覚悟しましたが、生徒たちは諦めませんでした。その点、生徒たちの方が上を行っていたと思います。
「戮力協心(りくりょくきょうしん)」:力を合わせて一致協力して物事に取り組むこと。まさに、その通りのことを成し遂げました。
満面の笑みの保護者の皆様方。その思いが届きました。
【中学】佐野市春季体育大会「サッカー」
去年の夏に、国体のために新しく作られた「多目的球技場」でプレーしました。
準決勝は、田沼東中学校との対戦でした。周囲との緑と人工芝の緑、そして、チームのユニフォームの緑が鮮やかでした。
準決勝の田沼東中には、2-0で勝利し、決勝に進出しました。
決勝は、佐野北中学校と対戦しました。
結果は、0-2 で敗退し、準優勝となりました。
合同チーム3校の初顔合わせで、スタメンが揃っていない中、2試合連続の戦いは、さすがに苦しかったですね。しかし、しっかり県大会への出場は決めました。お見事でした。
県大会では万全の状態で戦えるよう願っています。よく頑張りました。
【中学】佐野市春季体育大会「バレーボール」
試合前の練習です。
いよいよ、試合が始まります。
まずは、コートで気合を入れていました。
始まりました。
力のあるサーブが決まりました。
*皆さん、よく頑張っていました。試合は1,2セットとも接戦でしたが、もう一歩のところで敗退しました。次の大会目指して、頑張ってください。応援しています。
【中学】佐野市春季体育大会「卓球」
予選リーグを3勝1敗で勝ち抜け、決勝トーナメント進出を決めた時の喜びのポーズです。
団体戦の様子です。
全員が審判も担当します。
*皆さん、良く頑張りました。
【中学】佐野市春季体育大会「陸上競技」
共通女子100mH決勝 →4人出場、1位・2位、県大会出場
「共通男子 走幅跳 決勝」→入賞
石川大和君(2年)、小林奏汰君(2年)
「共通女子800m決勝」→入賞
大川りささん(3年)
「共通女子100mH決勝」→1位・2位県大会出場
コールされる直前、謎の行動を目撃しました!
右から、深津結愛さん(2年)、矢代怜央菜さん(3年)、山田文音さん(3年)、川島えれなさん(2年)
圧巻の試合ぶりでした。
*多くの生徒が、県大会出場、入賞、自己ベスト更新など、素晴らしい成果を上げていました。よく頑張りました。県大会、そして、夏の大会を目指して、それぞれの目標を達成してください。
【高2】課題研究のテーマ
イモリの高い再生能力については、1年前の創立記念講演会で講演していただいた篠崎先生のお話が印象に残っていたそうで、再生能力を医療にも活かせないか、という点に興味があることが、話を聞いて分かってきました。
栃木県では、イモリ(アカハライモリ)は絶滅危惧Ⅱ類(Bランク)に指定されており、野外で見かけることはほとんどありません。そのため、実験材料にすることは難しいです。また、高校生が、実験だからといって、小動物の体を傷つけることは、動物の虐待とみなされるので、道義的にも困難である、という話もしました。
しかし、地球上の生物の進化の中で、今も、高い再生能力を持つ生物(イモリやプラナリアなど)と、人のように再生能力をあまり持っていない生物は、どこが違うのか。なぜ、再生能力を失ったのか、どうしたら、再生能力が失われた生物に再び、再生能力を蘇らせることが出来るのかなど、再生に関する謎は、医療にもつながる興味深いテーマです。
そこで、まず、再生に関する文献調査等を行い、生物の進化の中で、再生能力を持つ生物や再生のメカニズム、再生の持つ意味について調べることになりました。一人一人、違う角度から再生について調査し、発表し合います。また、日光の両棲類研究所を訪問し、篠崎所長から、直接、話を聞くことにしました。今年も、希望者で日光の両棲類研究所を訪ねるツアーを実施する予定です。
【高1】数学ⅠAの授業見学(会田先生)
会田先生は、後ろの黒板を使って説明していました。
「後ろの黒板」を見るためには、ふり返らなければなりません。
生徒たちにとって、その行動はとても新鮮で、刺激的のようです。
立ち見が出るということは、それだけ授業に引き込まれている、と感じました。
最後は、前の黒板に戻りましたが、前と後ろの黒板の使い方をうまく工夫していると思いました。
授業終了後、生徒同士で、わからないところを教え合っていました。
【高3】「創立記念講演会」後のアドバイス
せっかくの機会でしたので、記念写真を撮りました。
加藤さんは、「三段跳び」などの試合中に、どうしたら緊張せずに力を発揮できるのか等、アスリートの先輩にアドバイスを求めていました。
島田先生からは、「誰でも失敗することはある。三段跳びは3回跳ぶことができるので、うまくいかないことがあっても挽回することが出来る。そういう気持ちで試合に臨んでみたらどうか」といったアドバイスをいただきました。
また、島田先生ご自身の経験から、失敗したらどうしようという気持ちが、緊張したり、余計な力が入ってしまったりするということを教えていただきました。
【中学】女子テニス部の練習見学
今日の練習の仕上げは、全員で校庭の周りを1周しました。
一番乗りがやってきました。
ぞくぞくとゴールしています。
明日から、中間テスト1週間前で練習はお休みになります。今日は、最後に思い切り、力を出し切ることが出来ました。心置きなく勉強ができそうですね。
【中学】野球部の練習見学
審判をしているのは、木村教頭先生です。
教頭先生の指導にも熱が入ります。
皆、気持ちよさそうに走っています。
バント練習もこの人数なら可能です。
野球部の練習を見るのは久しぶりです。これまでは、3人でキャッチボールをする姿しか記憶にありませんでしたが、9人いると、多彩な練習ができるようになりました。
木村教頭先生は、野球部の顧問の一人ですが、久々の練習に、昔やってた血が騒いだ、と楽しそうに話していました。
【高校】メイキングルールプロジェクト(校則関係)
メイキングルールプロジェクトは、昨年度は、第3の制服の導入について検討し、今年度に入ってからは、Ⅲ型制服(スーツタイプ)の着用規定を決めました。次の段階として、校則全般で見直しが必要なものはないか、新たに有志を募り、検討を始めました。
メイキングルールプロジェクトの新有志メンバーは、高1(7名)、高2(7名)、高3(13名)、計27名です。週に何回か集まり、検討をしています。
まずは、メンバーから提案された項目一つ一つについて、本当に改正が必要なのか、慎重に検討していました。
特にありません。