お知らせ

スーパーサイエンスハイスク-ル(SSH)に関するお知らせです

SSHサイエンスラボラトリー第1回群馬大学実験講座

                                        SSHサイエンスラボラトリー
                                        第1回群馬大学実験講座

  「自然科学への高い興味関心を持つ生徒を育成する」ことを目標にした、この企画も3年目を
 迎えました。すでにSSHクラブに加入してきた積極的な生徒も多数います。
  平成26年5月24日(土)  8:50~18:00  群馬大学理工学部にて、1年生が参加しました。                        
 8:50 生徒集合  9時、6台のバスにて栃高を出発しました。         (出流原で休憩)
    
    
   
   10:30群馬大学到着。大ホールに集合し、早速オリエンテーションです。    
  SSHに関する説明が本校の篠山よりありました。次に群馬大学の大沢先生より、実験の心構え
  等の挨拶がありました。
  
    
  
  

     11:00~11:30 各グループごとに移動し、実験の説明が実験室で行われました。
     11:30~12:00   その後、実験室見学を中心としたキャンパスツアーが、群馬大学
 の先生方の引率で行われました。キャンパスツアーの様子です。
      
   
    12:00~13:00  昼食後、午後は実験となります。パート2に続きます。
   

学問探究講義

平成26314()17()19()3日間にわたって、学問探究講義が行われました。10大学、12学部の先生方から、それぞれの専門分野について、アカデミックな講義を行っていただきました。大学受験に向けて日々努力する栃高生にとっては、受験勉強の「先の世界」に触れることのできる、たいへん貴重な時間となったようです。


出張講義 タイトル一覧および受講の様子(実施日別

314(

・医薬品の薬理作用と副作用の話

・人にやさしい柔らかロボットの構造と制御

・名づけの比較法文化論 ~日本法とフランス法の比較~

・カルチュラル・スタディーズ入門 ~〈tochigi〉と世界をつなぐ文化研究~



317(

・建築デザインの責任と可能性

・脳と神経のはなし ~工学部でも脳の研究をするよ~

・がん化の仕組みと新しい治療薬

・「問題な日本語」と言葉の研究




319(

・音声・音響処理入門 ~コンピュータで音声や音楽を加工する~

・物理・化学とスマートフォン

・植物免疫のしくみとダイナミズム ~植物が病原体から身を守る~

・経済学で日本の社会問題を数値計算する!?



出張学問探究 大学一覧(50音順

金沢大学 千葉大学 筑波大学 東京大学 東京外国語大学 東京工業大学 

東北大学 新潟大学 一橋大学 横浜国立大学 



SSH 生物実験

                      SSH 生物実験

     今年度、珍しい生物の実験材料が2種類手に入ったので、校内公開授業として実施しました。

1.バフンウニの受精と発生、および変態の観察
 お茶の水女子大臨海実験所より、「ウニの受精キット」と「ウニの変態キット」が届きました。1年生は
ウニの受精の実験を「生物基礎」の授業で行いました。また、2年生はウニの受精とウニの変態の実験
を「生物」の授業で行いました。生徒たちは、興味を持って実験をしていました。特に、精子の激しい泳ぎ
や、受精膜の上がる瞬間には、「オー」と声を上げて、感動していました。実験所の先生方、ありがとうご
ざいました。実験は2月から3月にかけて実施しました。実験の様子です。
        
 
                  卵と精子をプレパラート上で混合します。
                  
       卵                      精子                    受精膜の完成
  

 数日後にはプルテウス幼生になりました。
          

 ウニの変態の様子です。実験材料は、プルテウス幼生に餌(植物性プランクトン)を与え、発生が進んだ状態で
届きました。さらに餌を与えると、幼生の体に黒く丸い構造が現れます(写真左)。1週間後には、親のウニと同じ
形になりました。親と似てもにつかない幼生が親の形に大きく変わることを変態といいます。
        

   2.クラゲの観察
 5月に、私の作製した海水槽より小さいクラゲが多数発生しました。ヒドロゾアの仲間のカギノテクラゲと思われ
ますが、確かではありません。このクラゲは8月まで生きていたので、2年生の授業で観察を行いました。ポリプ
やクラゲ芽の観察もしたかったのですが、発見できませんでした。大きさは触手を含めて、6mmでした。
        
 

SSH研究成果発表会

                     SSH研究成果発表会

 2月24日(月) SSH研究成果発表会が文化会館にて行われました。

 

 全体会が12:40より始まりました。校長の挨拶の後、科学技術振興機構の主任調査員
田辺新一様より
挨拶をいただきました。開会の宣言は生徒会長です。
        

 シンガポール•マレーシア海外研修報告では英語でのプレゼンもありました。
       


 サイエンスラボラトリー実施報告も英語での発表でした。1年生が群馬大学で行った講座です。ですから、
発表者も1年生です。たのもしい。

          

  自由見学は13:30から始まりました。会場が4カ所(①~④)になり、生徒も先生も自由に見学しました。   
① S
SHクラブによる研究発表は大ホールで行われ、6つの研究を発表しました。次の写真はその中の
「ホルモール滴定による納豆劣化の定量」と「無回転シュートの解明」です。
        


②大ホール2階のロビーはポスターの展示です。内容は1年生が実施した群馬大学におけるサイエンスラボラ
トリー、SSHクラブの研究ポスター、SSHクラブが参加した栃木市主催の「協働祭り」の様子、そして、今年度
初めて実施した、中学生向けの「科学実験教室」の模様のポスターです。
      

③SS基礎およびSS発展のプレゼンは大会議室で行われました。全部で12のプレゼンがありました。(最初の
写真) また展示室では④SS発展のポスターセッションが行われました(全部で22の展示ブース)。ともに見学者の前で、直接説明し、質問にも答えていました。
        

       

 自由見学が終了し 14:40 から再び全体会が行われました。SSHクラブによる研究報告です。それぞれの発表の後、質疑応答がありました。研究は、次の4つでした。
    
     「県庁堀における川霧の発生条件」          「土壌中における水溶性リン酸の抽出と定量」
         

     「イシクラゲ(ネンジュモ)の研究」                 「美しい数式を求めて」
            
  
  最後に講評をいただきました。 
                            運営指導委員    群馬大学 副学長              平塚 浩士様

                            運営指導委員    若狭湾エネルギー研究センター所長  中嶋 英雄様

  初めての文化会館での実施に、緊張気味の生徒たちでしたが、立派にやり遂げることができました。 

SSHシンガポール・マレーシア海外研修5・6日目

 研修5日目はマレーシアで多く産出するスズの加工工場を見学しました。ピューター製品の歴史や特性、製造工程を学んだ後、実際に加工体験を行いました。午後は最後の研修としてマレーシア国立大学(UKM)を訪れ、教育活動全般について説明を受けた後、大学のキャンパス内で実験的な教育を行っているPERMATApintar Negaraに向かいました。この学校の革新的な教育カリキュラムやその成果について話を聞き、次に栃高の生徒がSSHクラブの研究について、そして現地の高校生がこれまでに参加した世界大会についてプレゼンを行いました。その後学内の施設や授業を見学し、交流を深めました。これで全ての研修を終え、プトラジャヤでの夕食後、夜11時半出発の飛行機で帰路に就きました。
 約6時間のフライトで成田空港に到着し、10時半過ぎには全員元気に栃木高校に帰ってきました。
  

  

SSHシンガポール・マレーシア研修2日目

 午前中にバイオポリスにある早稲田大学バイオサイエンスシンガポール研究所とフージョノポリス内の日立アジアR&Dセンターを訪問しました。午後はマリーナバラージを訪れ、水資源確保のための取り組みについて学びました。その後、空路マレーシアのクアラルンプールに移動し、研修2日目の日程を予定通り終了しました。
  

  

SSHシンガポール・マレーシア研修1日目

 早朝まだあたりが真っ暗な中栃木高校を出発し、現地時間の夜10時(日本時間夜11時)過ぎにシンガポールのホテルに着きました。7時間半と1時間のフライトを乗り継ぎ、途中クアラルンプールの空港で夕食をとり、全員元気にシンガポールに入りました。
 
 

理工系留学生による科学英語講座

11月25日(月)、昨年に引き続き宇都宮大学大学院工学・農学研究科に学ぶ6名の留学生をお呼びし、科学英語講座を実施しました。マレーシアやインドネシア、バングラデシュ、チュニジア出身の留学生が、1・2年生を相手に自分が取り組む研究やその魅力について英語でプレゼンをし、本校生が英語や日本語で質問をしました。その後それぞれの国の紹介もしていただきました。

  
  

外部講師による科学英語プレゼン講座

11月23日(土)SSH事業の一環として、プレゼン指導に定評のあるギャリー・ヴィアヘラー、幸代・ヴィアヘラーご夫妻を講師にお招きし、科学英語プレゼン講座が行われました。参加者は5~6人一組で即興のプレゼンを行い、一人一人丁寧に指導をしていただきました。エネルギー溢れるギャリー先生の指導と、プレゼン技術にとどまらずさりげなく人生訓にまで触れる絶妙な幸代先生のフォローのお陰で、参加した者にとってまたとない貴重な機会となりました。
  

科学の甲子園栃木県大会

今年も、科学の甲子園栃木県大会に参加してきました。
会場は、栃木県総合教育センターで、県内高校15校から28チーム、1チーム6人構成ですから、総勢168人が競技に挑みました。本校からは2年生チームが3つと1年生チームが1つ、計4チームが参加しました。
開会式の後、午前中は筆記競技を行いました。物理、化学、生物、地学、数学、情報の6科目に6人のチームで取り組みました。昼食の後、午後は実技競技に取り組みました。今年の課題は岩塩からイオン半径をもとめるというものでした。筆記競技も実技競技もグループのメンバーとは自由に相談でき、協働して解答を作りました。
競技場内は撮影が禁じられ、掲載写真は競技前に玄関脇で撮ったものです。結果は12月中旬までに学校宛に通知されるとのことです。
参加したメンバー