生物工学科日誌

2018年7月の記事一覧

キャリア形成支援事業

7月17日(火)生物工学科の3年生がキャリア形成支援事業
「植物バイオテクノロジーの実際と今後の展望」というテーマで
蘭のフレンズという会社から、ラン農家の後継者として活躍している
宇戸平 英知 先生に講演をしていただきました。

宇戸平先生は就農前に本校で教員をしていた経験があります。
プリント・パワーポイントによるプレゼンテーション、
実物のコチョウランを用いて、とてもわかりやすく説明して
くださいました。

 

コチョウランは1株3万もするほど高価であるそうです。
冷暖房費などのコストが高く、大きな農家では月に1千万円かかることもあると聞き、生徒は驚いた様子でした。

また、3月は1年間の中で最も忙しいとのことでした。
「転退職者への贈り物用」で需要が増えるという話では「楽な仕事はないんだね」と苦笑いする生徒も・・・

今回の授業を3学年の進路選択で活かしてくれればと思います。

1年「農業と環境」販売実践【生物工学科】

1年生の「農業と環境」では、生産実習を行っています。トウモロコシやエダマメなど、5月の連休まで植えた作物たちがすくすくと育ち、収穫の季節を迎えております。


今年度は生産者である1年生自身が、様々な創意工夫で販売実践を行い、消費者の反応を見たり、生産者の自覚と責任を学ぶ機会にしたいと思っています。班ごとに売り方を考えてみたり、ラベル作成などの販売促進に取り組んでいます。


とある班では、とにかく顔出しがコンセプト…またある班ではアトラクションを付加した販売方法を検討中だとか…。高校生らしいアイデアが消費者の厳しい目に止まるのでしょうか…。今後は校内販売を始め、地域のイベントなどでも販売していきたいと思っています。