清陵日誌

太陽電池でLED照明を点灯(エネルギーの地産地消)

 校長室は日当たりが良く、冬でも日中は天気が良ければ、暖房も照明も必要
ありません。ただし、パソコンで仕事をする時は、画面が見づらくカーテンを引く
ことになります。すると暗くなって、蛍光灯をつけてしまいます。こんな時、LED
の補助照明を利用して、蛍光灯を消して省エネに貢献しています。電池に充電
していますので、暗くなっても問題なく利用できます。災害時、停電しても、補助
照明にもなります。このような取り組みの積み重ねで、宇都宮清陵高校は、電気
使用量を低く抑えています。

 使っているLED照明は、屋外用の照明を流用した物で交流100Vで動作します。
バッテリーは直流12Vです。そこで直流12Vを交流100Vに変換する装置を使って
います。
 何となく複雑ですが、これも科学技術リテラーシー教育から派生した取り組みです。
 
  手元も照らす照明としてLEDを利用            バッテリーと自作変換装置

宇清高LED化計画

 1年生対象の本校独自の教科 科学技術A でLEDライト の製作実習
を10年近く前から実施しています。 白色に光るLEDは、3V程度の電圧
を加えてはじめて光ります。1.5Vの乾電池1本で点灯させるライトを本校
で設計し実習で製作しています。

 LEDは長寿命で、大変省エネルギーな照明です。照明をLED化できないか
検討している最中の11月26日の新聞に、「2020年度をめどに蛍光灯の
製造を禁止する」との記事が新聞の一面を飾り、大変驚きました。

 予算が許す範囲で、今後蛍光灯が切れるて交換する場合、少しずつLED
照明に切り替えてゆく 長期計画 が、朝の打ち合わせで事務長から発表さ
れました。

 普段省エネに努力している職員から久しぶりに、「明るいニュースだ」と、省エネ
の議論で盛り上がりました。やはり、これからの世の中をより良く生きるためには、
科学技術リテラシー教育は重要であることも再確認しました。
  
写真は 自作のLEDライトです。室内の蛍光灯を消して、机の上を照らす
部分照明として実験的にはじめています。太陽光発電でためた電気を使っ
て 校長室のLEDライトを点灯する ことも現在計画しています。校長室
は明るい未来の宇清高のための実験室になっています。

国際理解教育講演会


11月24日(火)の総合的な学習の時間に全学年の生徒対象にして、「国際理解教育講演会」が開催されました。講師に栃木県国際交流員のケルシー・レクナー(Kelsey Lechner、アメリカ合衆国出身)さんを迎え、アメリカ合衆国について講演をいただきました。講演では、アメリカの高校・大学の学校生活やアメリカの社会等についてお話をいただきました。クイズ形式のゲームも取り入れられており、生徒はとても楽しく講演を聴いていました。ケルシーさんの実体験等の身近な題材を基に話しをしていただき、生徒のアメリカ合衆国やアメリカの学校生活への関心を高めるよい機会となしました。

            

本校へのアクセス

本校へのアクセスについて電話で問い合わせがありました。略図と、本校を
円の中心に置いた直線距離を示したイラストを掲載します。参考にしてください。

創立30周年特集 入学者数の変化

第7回 沿革(1) :入学者数の変化
                               入学者数 の変化
       年度  クラス数  入学者数
 昭和60年 4クラス 188人
 昭和61年 8クラス 360人
 昭和62年~昭和63年 8クラス 376人
 平成元年 9クラス 423人
 平成 2年~生成 3年 8クラス 376人
 平成 4年~平成 5年 8クラス 368人
 平成 6年 8クラス 360人
 平成 7年 8クラス 352人
 平成 8年 8クラス 328人
 平成 9年 8クラス 320人
 平成10年 8クラス 336人
 平成11年~平成12年 8クラス 320人
 平成13年 7クラス 280人
 平成14年~平成15年 7クラス 294人
 平成16年~平成20年 7クラス 280人
 平成21年~平成27年 6クラス 240人
 平成28年 7クラス 280人 予定
                平成26年度までの卒業生総数8514名
注意) ・クラス数が同じで入学者数が違うのは臨時の定員増があったため
     ・平成28年度 予定募集定員は7クラス280人