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進路関係
高校1年保護者進路説明会・講演会
やりたいことが見つからない人、迷っている人ほど勉強しましょう
9月30日(土)、
高校1年の保護者を対象にした講演会を実施しました。
進路からは
学年集会で話した内容の共有と
GSTの結果報告をしました。
それに続く外部講師による講演会では、
高校1年生の今、考えてほしいこと
今すぐやってほしいこと
進路の決め方
この3点をテーマに
示唆に富む話をしていただきました。
まだまだのびしろがたくさんある1年生。
保護者の皆様のご支援を
どうぞよろしくお願いいたします。
リーダーシップ入門
目標設定・共有、率先垂範、相互支援
9月28日(木)午後、
職業人による進路講演会を実施しました。
講師は共立女子大学ビジネス学部の岩城奈津先生で、
タイトルは
「高校生のためのリーダーシップ開発ー自分らしくチームで力を発揮するためにー」
です。
とかくリーダーシップとは
組織や集団の長だけが発揮するものと思われがちです。
しかし、現代のリーダーシップは
「権限がなくても全員が発揮する」ものと考えられています。
タイトルの文言は、
リーダーシップの最小3要素とのことです。
目標設定・共有:チーム全体が同じ目標を持つように働きかける
率先垂範:自ら行動を起こし、チームを率いる
相互支援:チームメンバーが行動しやすい環境をつくる
新しい理論の入口の部分を語っていただき、あっという間の70分でした。
生徒には日頃の学習や部活動、ボランティア活動等で
意識してほしいと思います。
岩城先生、どうもありがとうございました。
進路室コラム21
ちょっとしたこと
夏休み中、あるスーパーマーケットに行ったときのこと。
駐車場に車をとめている最中、どしゃぶりの雨。
通り雨だろうと思って
しばらく車の中で様子をみていました。
買い物を終えたお客さんたちは
小走りで自分の車に向かいます。
そこへ2人の店員さんが登場。
カッパを着て傘を持っています。
荷物を持つお客さんに傘をさしてあげて
車まで付き添って行ってました。
ひとり送り届けたら、戻ってきて次の人へ。
一方の手に荷物を持ち、
もう一方の腕で子どもを抱きかかえる母親には
うれしいサポートだと思います。
心温まる光景でした。
たいしたことではないかもしれないけど、たいしたことです。
進路室コラム20
手の次は脚
本校も夏休みに入り、
生徒は自分で1日24時間をコーディネートして
自律的に学習する季節になりました。
生徒の中には
オープンキャンパスへ出かけて
本物を見てくる者もいるでしょう。
私も先日、
都内のある大学で行われた教員向け説明会に
参加してきました。
JRと地下鉄で移動したのですが、
そこで目にした風景。
それは、
膝をひらいて座る乗客の多いこと。
男も女も関係ありません。
膝をとじていれば、
横幅もコンパクトに座ることができるし、
身の安全を確保することにもなるでしょうに。
それとも私、気にしすぎでしょうか。
高校生のみなさん、
昔のTVCMではありませんけど、
「出かけるときは忘れずに。」
進路室コラム19
追撃の狼煙
期末テストと校外模試が終わり、
生徒は合唱コンクールの練習を本格化させました。
前回のコラムで
試験監督中の人間観察の話をしました。
担任から話があったかどうかはわかりませんが、
今回監督したクラスの生徒は
そのほとんどが両手でテスト用紙を受け取っていました。
一部の生徒は
「ありがとうございます。」の言葉も添えていました。
やればできるじゃん!
また、
この時期は
多くの3年生が部活動を引退する時期でもあります。
写真は放課後の課外の様子です。
引退した3年生が合流してきました。
ここから追って、
来年差し切りますよ。
3年間で培った底力を見せてやるがいい。
進路室コラム18
片手と両手
先日読んでいた本の中に
こんな一節がありました;
「喧噪から一歩退いて、裏通りに入ると、
密集しているのに信じられないほどゆったりした時間が流れている。
その一角で現地のひとたちとの仕事は始まった。
その静けさのなかで、ふと眼についたものがある。
働いているひとたちの手もとだ。
ひとりはそっと両手で受話器を戻す。
別のひとりがそっと両手でマイクロフォンをテーブルに置き、これから始まる会議を待つ。
その横から、漆黒のコーヒーをたたえたカップがそっと両手で差しだされる。
ああ、なんと物静かな手つき。」
(出典:「大事なものは見えにくい」 鷲田清一著 角川ソフィア文庫)
なぜこれを取り上げたか。
先月の中間テストの際、ちょっとひっかかったことがあったからです。
それは
配布した問題を受け取る最前席の生徒の仕草。
「ありがとうございます」と言葉を添えて、両手で受け取る生徒もいれば、
緊張しているせいか、仏頂面をして片手で受け取る生徒もいる。
表情はともかく、
その受け取り方ってどうなんだろう、と考えてしまいました。
片手での受け取りは、他の職員も指摘しています。
みなさんはどのように思われますか。
来週は期末テスト。
試験監督しながら人間ウォッチング。
放課後の1シーン
粘り強さにコミットする
自由に勉強する姿は美しい。
1年保護者進路説明会
次回は落ち着いて話したいと思います
6月1日(木)午後、
1年保護者進路説明会を実施しました。
3年間の見通しや
現在取り組んでいるGSTについて
概要を説明しました。
ただ、
時間が押してしまったため、
話を巻かざるを得なくなってしまいました。
申し訳ございませんでした。
それでも講演終了時に拍手を送っていただいたり、
解散後に個別に話を聴きに来られた方もいて、
大変ありがたかったです。
次回はアセスメントのデータもお見せしながら、
GSTについてもう少し詳しく話したいと考えています。
2年保護者進路説明会
8割
この数字、何の数字だと思いますか。
共通テストでこの位の点数がとれるといいですね。
だいぶ可能性が広がるんですけど・・・
この数字、
保護者の出席率です。
5月17日(水)午後に実施しました。
3年生だと入試が間近ということで、
例年多くの保護者の皆様に話を聞いていただいています
(3年保護者会の報告についてはこの前の記事をご覧下さい)。
2年生は
特筆する大きな動きがあまりないのですが、
多くの保護者の皆様に関心を持って出席していただいたことは
たいへんありがたいことです。
引き続き、
「その辺には落ちていない話」が提供できるように
リテラシーを高めたいと思います。
3年保護者進路説明会・講演会
人間の成長が感じられる受験勉強でありたい
5月1日(月)午後、
3年保護者進路説明会・講演会を実施しました。
出席率が8割近くという関心の高さでした。
お時間をいただき、
どうもありがとうございました。
「合格不合格のみに焦点を当てる話はやめてください。
途中の過程を通じて汎用的な力も身につける生活を送って下さい。」
生徒にも保護者にも言っていることです。
毎年この時期、
テストのデータや
リテラシー・コンピテンシーのアセスメントの結果、
生徒の自由記述を読み返して
昨年度の指導の振り返りをしております。
卒業生のこんなコメントがありました。
「私はこれまでの人生で努力をしたと胸を張って言えることはありませんでしたが、今回の受験に向けての日々や結果は、努力したと自信を持てるものになりました。」
「本番までどれだけ頑張れたかで、終わった後の達成感や自分の中での納得度合いが変わると思います。」
「受験を通して家族、先生、友人のありがたさを実感しました。」
これですよ、3年生にゲットしてほしいのは。
点数にはならないけれど、
まちがいなく卒業後、
あなたの支えになりますから。
令和5年度始動
最後のブースター
令和5年度が本格始動しました。
今年度も進路室HPを
どうぞよろしくお願いいたします。
4月13日(木)、
外部講師を招いて
高校3年生対象の進路講演会を実施しました。
昨年度の2学期末に1度、
受験生への切り替えを促す講演会を実施しました。
それによって
受験に向けて自律的に動き始めた生徒もいますが、
これからエンジンをかける生徒もいるので、
今回新しい情報も交えて
2度目の講演会を行った次第です。
以前の記事で
卒業生の顔つきの話をしました。
3年生の表情がどのように変わるのか楽しみです。
卒業生の皆様へ
今年も咲きました
2023年度入試が終わりました。
先日、ある卒業生と話をする中で
「○○君はどうしましたか。」
と後輩を気遣う質問をされました。
たまたま一緒に撮った写真を持っていたので見せたところ、
「あんなに小さかったのに、大きくなりましたね。」と
附属中の頃を回想しながら、しみじみ語っておりました。
もしキャンパスで今春の卒業生に会うことがありましたら、
よろしくお願いいたします。
卒業生と話して思いました
自らを追い込んで学んだ者は顔つきが違う
先日OBOG講演会の報告をアップしたところですが、
それとは別に
この時期は
多くの卒業生が
春休みを利用して訪ねてきます。
彼らの話を聴くことは、
持っている情報の更新になりますし、
元気をもらえたりします。
その中からある2名の卒業生に共通して感じたことを話します。
1人は医学部に通う学生、
もう1人は1年多く受験勉強に励んだ卒業生。
両名とも顔つきが精悍になり、
自信をもって話をしていました。
医学部の学生からは
とにかく覚えることが多い、
テキストが難解で頭に入ってこない等
大変な様子を聴きました。
でも学びが蓄積されていくと、
過去の学びで理解に苦しんだところがどんどん繋がり、
わかった!という手応えが得られたとのことです。
浪人生は、
計画を立てることの重要性と
粘りの根性が必須であることを説いていました。
それと
「感謝、素直、自立」の気持ちが大切であると話していました。
現役時代苦手にしていた数学は、
当時の教科担任の話をきちんと受け止め、
1年間毎日取り組んだ結果、
共通テスト本番で昨年の2倍超の点数をとることができたと
喜んでいました。
今度、数学検定に挑戦したいとも語っていました。
こうも人は変わるんですね。
嬉しい報告のおすそわけでした。
卒業式を終えて
つらかったのは生徒だけではない
令和4年度も残り1ヶ月。
去る3月1日に卒業式が行われました。
卒業といっても
次の進路が確定していない生徒は
国公立大学後期試験に向けて
今日も登校して勉強しています。
このもうひと踏ん張りが
大学に入ってからの、
そして社会人になってからのGRITにつながります。
高校入学時点からコロナで制約の多い学校生活を送った生徒達については
報道等でたくさん取り上げられていますが、
しんどかったのは生徒だけではありません。
保護者もまた然り。
卒業式後、
例年と比べて多くの保護者から個別にお声かけをいただきました。
話の内容から、
この日が迎えられたことに安堵している様子がうかがえました。
ニュースではあまり取り上げられませんが、
全国の高校3年生の保護者の皆様の労苦と学校への協力に
敬意と感謝の念をお伝えしたく存じます。
進路室コラム17
共通テスト振り返りに思う
今日から
国公立大学一般選抜の出願受付が始まります。
ちょうど1週間前は
共通テストの自己採点でした。
その後、大手予備校の志望校判定を受け取り、
受験生たちは悩みの真っ只中にいます。
本校では自己採点終了後に
テストの振り返りを行っています。
生徒全員分に目を通したのですが、
ある女子生徒が
以下のようなコメントを書いていました。
「当たり前のことだと思うのですが、
問題用紙を机に置いてもらう時は軽く会釈などするべきだと思います。
会釈せずえらそうにしている人が多くいたので、
矢東生はそのような人たちにならないでください。」
共通テスト受験前日、
私は毎年次の話をしています。
「休み時間、他校の受験生がうるさかったり、
マウントをとるような会話をしていても同調しないこと。
不快を感じたら自ら距離をとること。
感染症防止の観点から、
同じ試験を受ける者への配慮と
リスペクトの気持ちを持って試験に臨むこと。」
生徒たちのレポートからは
責任ある行動をとっていた様子がうかがえます。
まさにコンピテンシーを体現したものだと思います。
合否に関わる点数にはならないけれど、
この先の人生ではとても大切な資質です。
卒業後もその態度は持ち続けてほしい。
共通テストを受けた3年生へ
明日の持ち物確認をして早く寝てください
2日間おつかれさまでした。
蓄えてきた力を存分に発揮することはできましたか。
緊張しすぎて体調が悪くなったりしませんでしたか。
まずは2日間乗り切ったことを讃えてください。
その他の試験の様子は
明日の自己採点の際に教えてください。
今夜は明日の荷物を整えて
早く休んでください。
明日持ってくる物は
共通テストの冊子、ボールペン(赤黒青)、HB鉛筆、消しゴム
です。
毎年問題冊子を忘れる者がいます。
これだけは明朝も確認してください。
保護者の皆様へ
送迎、お昼の支度等ありがとうございました。
明日以降、
個別試験が控えております。
引き続き、
お子様の健康管理(保護者自身も)や
入学金・授業料の納付等でお世話になります。
支払い期限をまちがえて覚えていて
入学資格を取り消されるケースがあるそうです。
お気をつけ下さい。
進路部より
本年もどうぞご贔屓に
2023年が始動するにあたり、
ひとことご挨拶申し上げます。
本年も行事報告や雑感等、不定期にアップしていきますので、
お時間あるときにご笑覧くださると幸甚に存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ところで、
新聞の購読数が減少しているというニュースを
聞いたことがありますか。
最近では紙媒体ではなくて電子版を読むとか、
あるいは新聞自体をとらない家庭も増えているようです。
私はアナログ人間なので、
いまだに紙の新聞をとっております。
年初というのは、
この後ホットな話題になるかもしれない記事が載ることが多いのです。
この冬休み中にピンときたのは「タイパ」。
2022年の新語大賞だそうです
( https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/shingo/2022/best10/ )
現2年生以降の大学入試で話題になるだろうと予想しています。
他にもおもしろそうな記事は切り抜いておいて、
何かの折に生徒に読ませたり、掲示板に貼ったりしています。
広告もまた然り。
ある総合商社が全面広告を掲載しました。
そこにはこんなフレーズが載っていました。
「今、世界はかつてない転換期を迎えている。
新しい社会の、新しい課題。
これまでの常識が通じない、難問の数々を前に私たちは思う。
この変化の時代に、自分は何ができるだろうと。
(中略)
そう、どんな変革も、始まりは誰か一人の意志だから。
私たちは、その「最初の一人」でありたい。
前へ、わずかでも、前へ。その一歩一歩が、世界を動かしていく。
その志で、世界を動かせ。」
このフレーズと共に、
社員のひとことが写真と一緒に掲載されていました。
この広告に、
本校の教育目標と重なる部分を感じました。
私は何ができるだろうか。
あなたは何ができますか。
附属中第1学年保護者様へ
ご紹介ありがとうございます
左のメニューの「PTAより」の中に、
附属中第1学年保護者会の記事があります。
その中で、
進路部からの話に言及していただきました。
どうもありがとうございます。
あの日の講演では、
用意した原稿には全く触れておりません。
話したことはすべてアドリブです
(原稿は封印しております)。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、
ママ友を誘って学年団へご相談ください。
附属中からリクエストがあれば、
その辺に落ちていない話をします。
よろしくお願いいたします。
2年進路講演会
修学旅行から帰ってきての「換気」は済みましたか
12月8日(木)、
外部講師を招いて
進路講演会を実施しました。
日頃の学習が受験勉強につながっているのは
もちろんですが、
受験に向けて本腰を入れる前に
日常生活をあらためてチェックしてください。
家で勉強を始める時間を固定する
スキマ時間を上手に活用する
苦手な科目に正面から向き合う
勉強すれば受かるとは限らない、
受かったのは勉強したからである。
勉強することは合格するための必要条件であって
十分条件ではない。
そして、
受かる・落ちるの
二元論はやめてもらいたい。
そこへ至る学びのプロセスにおいて
コンピテンシーを鍛える
残り1年にしてほしい。
2年保護者進路説明会・講演会
3年生に向けて
12月3日(土)、
2年生の保護者を対象に
講演会を行いました。
寒い中足を運んでいただき、
熱心に耳を傾けてくださって
どうもありがとうございました。
学年からは
2学期の行事と生活の様子、
ならびに模擬試験の結果を報告しました。
私からは
リテラシーとコンピテンシーの話を、
その後
外部講師から
「受験生の保護者心構え」について説いてもらいました。
私も会場後方で拝聴しておりましたが、
「保護者にもコンピテンシーを」
と考えておりました。
受験が終わるまでは時間の経過が遅く感じられるかもしれません。
気持ちがEasy な方向へ傾きかけたら
立ち止まって考えてください。
受験が終わってしまえば「あっという間」だったな、と感じられるでしょう。
この受験というイベントは
コンピテンシーを伸ばすのにちょうどよいと
最近思っています。
引き続き
ご理解を賜りますよう
よろしくお願いいたします。