日誌

進路関係

可能性を広げるために

1年生にリテラシーコンピテンシーを説明しました
9月9日(金)の7時間目、
1年生を対象に
キャリアカウンセラーによる
ジェネリックスキルテストの解説会を実施しました。

教科の力も大切である一方、
先行き不透明な現代において、
考える力(リテラシー)や行動する力(コンピテンシー)も
求められています
(両者を併せてジェネリックスキルと呼んでいます)。
これを如何にして身につけ、
ブラッシュアップしていけばいいのか、
生徒一人ひとりに考えてもらいたいと同時に
先生方にもそれらを念頭においた生徒へのはたらきかけを
考えてもらいたいと思います。
保護者の皆様におかれましても、
ご家庭でお子様とやりとりをするときに
少し意識していただけるとありがたいです。
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矢東祭で話しました

震災遺構
今日、矢東祭が行われました。
コロナの感染対策のため、
限定公開の形をとりました。
通常であれば
夏休み中の卒業生が訪ねてきて
近況を語り合う機会なのですが、
今年もそれは叶いませんでした。
卒業生のみなさん、申し訳ございません。

私は写真部に混ぜてもらい、
福島県の双葉町で撮った写真を展示しました。
それに併せて、
午前と午後1回ずつ
現地で感じたことを話してきました。

実は5年前、
生徒と一緒に宮城県の名取市閖上地区を
見に行きました。
当時はまだ空き地が多かったのですが
(Googleマップのストリートビューの写真の感じです)、
地図情報を見る限り、
今はだいぶ整備された印象です。

今回訪ねた地域はまだまだです。
複合災害の現実を思い知らされました。

みなさん、お時間を作って
下の資料館を見に行ってください。
そして感じてください。
 
  
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附属中保護者WSで話してきました

大学進学は安い買い物ではない。保護者もアップデートしてください。
8月6日(土)、
附属中保護者対象のワークショップで
今の大学事情や学生事情を中心に、
情報提供をしてきました。
ただ、あくまで今の状況です。
お子様が進学する4~6年後は、
また様子が変わると思います。

(保護者の感想から抜粋)
○生きる力とか、これからの学び方、学ぶ姿勢について、再認識できました。
○子ども同様に親の知識のアップデートの必要性。大学•企業が求めている人材などを知ることが出来た。

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以下の話は余談です。
このWSの翌日、
都内の某私立大学のオープンキャンパスに行きました。
プログラムの中に保護者ガイダンスがあり、
予備校職員が講演しておりました。
私も視聴しましたが、
100人以上は参加していたでしょうか。
圧倒的に母親が多かったです。
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進路室コラム

特別活動の意義
1学期が終わりました。
この間、コロナは比較的落ち着いていたので、
気を使いながらも
多くの学校行事が行われました
(現在は第7波が始まったので、
今後の行事がどうなるのかは判断いたしかねます)。

つい最近も
合唱コンクールが行われ、
合唱部×教員有志のコーナーで
私も混ぜてもらいました。
やるからには本気。
歌詞を暗記して舞台に立ちました。
このような形で歌を歌うなんて
何十年ぶりでしょうか。

コンクール翌日の清掃の時間に
進路室担当の生徒に話しかけました。
「合唱コンクールできてよかったね」
その生徒は笑顔を浮かべていました。
窮屈な日常を過ごしている中、
ちょっと一服になったのではないかと推察しました。

体育大会の時もそうでしたが、
私はこのような行事があるとき、
生徒の座席後方から生徒の様子を見るようにしています。
そして気づいたことがあれば、
担任に報告したり質問したりしています。
新採の先生方(教え子の中にいるので)、
教材研究も重要ですが、
生徒を見ることもお忘れなく。

生徒にとって
教室での勉強も大切だけど、
行事も大切。
進路という立場上、
こんな問題を考えました。

「学校教育における特別活動の意義について論じなさい」

学習指導要領を読めば書いてあるのでしょうが、
高校生にはそのようなむずかしい話は抜きで考えてください。
字数制限をつければ小論文の問題になるし、
口頭試問でグループディスカッションのお題にもなる。
教育学部の入試問題にしやすいが、
他の学部でも出題できる
(今年の慶應義塾大学の看護医療学部の小論文の課題文は教育がテーマだった)。

大学の入試担当の先生、
入試問題になりませんかね?

夏休みが始まるにあたり、
振り返ってみました。
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中学校訪問

昭和・平成の時代はとっくに終わっている
先日、ある中学校へ出向いて
本校の案内と来年の高校入試について
説明をしてきました。
進路担当という立場から、
他校との違いについても
併せて話をしてきました。
対応してくださった先生方、
どうもありがとうございました。

学年保護者会で来校した保護者の方から
こんな話を聞きました。
「中学校の先生からの評判が芳しくないんですよ。
実際そんなことないのに。」
今の指導者層(中堅、ベテラン)の中には
かつて本校で学んだ卒業生も多くおられることでしょう。
もしかして、
古い記憶ままだったりしていませんか。

今月上旬、
現在大学3年生の本校卒業生と情報交換をしました。
この卒業生は
自分の経験から
後輩には絶対本校を薦めないと考えていました。
私から現在の取り組みについて説明したところ、
次のように返してくれました。
「なぜ私たちのときにそれをやってくれなかったんですか。
タイミング悪すぎ。今の様子であれば、後輩に紹介します。」
本校の取り組みの一部は
就職活動のプロセスと重なるとも言っていました。

今では
成人式後に晴れ着姿を見せに来る卒業生もいます。
野球の応援に球場へ足を運ぶ卒業生もいます。
大学で学んでいることを後輩に話に来てくれる卒業生もいます。
このような様子からも
本校の今を想像していただければ幸いです。
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