拓陽日記

拓陽のできごと

本校の「とちぎ和牛」が販売されました!

 本校で生徒たちが一生懸命育てた和牛“政平国”の牛肉が県北のスーパーマーケットで販売されました。特に、学校の近くのスーパーマーケットでは、”政平国”を育ててきた生徒たちが、店頭に立ち、「とちぎ和牛」のPR活動を行い、“政平国”を購入していただいたお客さまに感謝の言葉をかけさせていただきました。
  
  【ありがとうございました!】  【今回販売された“政平国”号】
 実はこの和牛“政平国”は、1月16、17日行われた第3回和牛甲子園に出品した牛です。枝肉評価部門でA5ランク、BMS(どれだけサシが入っているかを表す数値)8と評価されました。それを地元の企業が購入してくれて、栃木県内のスーパーマーケットで販売してくれたのです。また、この第3回和牛甲子園では、本校生2名が和牛肥育体験発表会において、育ててきた様子を堂々と発表してきました。枝肉部門、発表部門において、惜しくも入賞は逃しましたが、育ててきた苦労は、肉を購入していただいたお客様にはきっとわかってくれると思います。
 肥育から、販売までを経験することで、命の大切さ、食の重要性を生徒たちはより実感することができたことだと思います。これからも、それらの思い、感じたことを大切にして取り組んでいってほしいと思います。
 “政平国”の肉を購入していただいた皆さん、販売していただいた業者の皆さん、本当にありがとうございました。これらかも、どうぞよろしくお願いいたします。
  
 【高校生が育てたとちぎ和牛の販売】  【生徒たちも一生懸命PR活動】
    
  【第3回和牛甲子園 出場!】  【肥育の様子を堂々と発表してきました】

予餞会を実施しました!

 1月31日に、第3学年の生徒たちの期末テスト終了後、生徒会主催の予餞会を実施しました。予餞会は、在校生、先生方が3年生に対して卒業を祝い、門出を祝う、はなむけの会です。
 新しい生徒会長の挨拶の後、記念品が贈呈され、その後、映画鑑賞、余興となりました。余興では生徒会、有志の生徒、1、2年の先生方、3年の先生方からそれぞれダンスの披露があり、その後、3年間を振り返るスライドショウが上映されました。
 3年生、3年間よく頑張りました。そして、在校生、先生方からのエールを忘れず、これからも頑張ってください。
  
 【生徒会からの贈り物】  【3年の先生方からの贈り物】

専門学科課題研究発表会を実施しました

 1月15日には、農業経営科、生物工学科、食品化学科の3年生が1年間取り組んできた課題研究の発表会を行いました。また、1月17日には、食物文化科の3年生が1年間取り組んできた課題研究の発表会を行いました。
   
  【プレゼンソフトを用いてわかりやすく発表してくれました】
 課題研究は、問題を発見する力、問題解決のための計画を立てる力、製作・実験・観察・調査を進める力、得られた結果から結論を導く力、研究成果を伝える力などを養うために、各自、各班が課題を設定し、1年間をかけて研究活動に取り組みます。そして、本日は、その成果の発表会です。3年生は1年間の成果を思う存分発揮してくれました。
 1、2年生は、3年生の発表を聞くことで、3年生になったときに取り組む課題研究のイメージを持ちます。自分だったらどんな疑問を持つのか、どんな方法で解決していくのか、そして、どんな方法で発表するのか。そんな思いを持ってもらいたいと思います。
 3年生、1年間お疲れ様でした。立派な発表でした。そして、1、2年生は、3年生に負けないように取り組んでいってほしいと思います。

第3学期がスタートしました!

 1月8日、令和元年度第3学期始業式を実施しました。
 一人一人の顔を見ると、18日間の冬休みを充実して過ごせたことがうかがえます。元気な生徒の姿からパワーをもらうことができます。始業式では、目標を持つことの意味を医学的に、心理学的に解釈し、その大切さを考えました。令和という新しい時代のスタートの年度の締めくくりの3学期です。それぞれ自らの目標に向かって邁進していってほしいと思います。
    
【寒さの中にもぴりっとした緊張感】【校長室のテーブルも新年バージョンに】

全国高校駅伝に出場してきました!

 12月22日(日)、京都たけびしスタジアム京都付設駅伝コースで行われた、第70回全国高等学校駅伝競走大会に本校陸上競技部(男子)が出場してきました。ご支援、ご声援、ありがとうございました。
  
 【21日に行われた開会式】 【精一杯応援してきました!】
 当日は、一人一人の選手が自分自身の持てる力を精一杯表現してきました。また、生徒会、疎水太鼓部の生徒たちも応援団として、選手と一体となり応援してきました。さらに、保護者、関西県人会、京都府県人会、同窓会長・副会長、PTA会長、那須塩原市の職員の方も、会場まで応援に駆けつけてくれました。ありがとうございました。そして、何より、出場にあたり、ご支援いただいた地域、地元公共団体、地元企業の方々、本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
 前日21日は、隣接するハンナリーズアリーナにおいて、開会式が行われました。男子は、記念大会のため、都道府県代表47チームに、地域代表11チームが加わり、58チームが開会式にそろい、熱気に包まれた中での開会式でした。
 そして、22日、12時30分に男子スタート。7区間42.195km、選手一人一人が自分との戦いに挑みました。そして、応援の生徒、先生方も、それぞれの区間に分かれ、戦っている選手を見守り、励ましました。2時間7分48秒でゴール。長いようであっという間でした。
 選手、監督、応援のみなさん、そして、テレビの前で応援してくれた方々、ご支援いただいた方々、すべての方々に感謝です。ありがとうございました。
    
 【出走前の選手、応援団に挨拶】 【疎水太鼓部も輝いていました!】
    
【たすきを掛けて、12:30スタート】  【3区、折り返し地点】

第2学期終業式を実施しました!

 12月20日、長かった2学期が終了しました。それとともに、平成から令和に移り変わった1年ももう少しで終わろうとしています。生徒のみなさん一人一人にとって、平成の時代はどんな時代だったのでしょうか。そして、始まった令和の時代をどのように生きていくのでしょうか。移り変わりの激しい時代だからこそ、不易の部分は重要です。流行だけにとらわれるのではなく、自分自身の武器、強みをしっかりと磨いていってほしいと思います。
 3学期の始業式は1月8日です。インフルエンザも流行り始めてきました。規則正しい生活を心がけ、貴重な冬休みを有意義に過ごしてほしいと思います。
  
  【整然と、厳粛に終業式に臨みました】

クリスマスを満喫!

 12月18日の昼休みの時間を使って、本校の図書館でクリスマスコンサートが開催されました。100名以上の生徒が聴きに来てくれた中、音楽のM先生の奏でるバイオリン、国語のY先生の奏でるチェロ、それぞれの音色に癒やされ、あたたかい気持ちにさせていただきました。
   
   【多くの生徒が貴重な時間を共有しました】
 演奏してくれた曲は、「“アイネ・クライネ・ナハトムジーク”より第一楽章」「サンタが街にやってくる」「“動物の謝肉祭”より白鳥」「ガボット」「愛のあいさつ」「そりすべり」「きよしこの夜」です。クリスマス気分も最高潮でした。
 また、図書館の先生おかげで図書館は現在クリスマス仕様になっています。もちろん、校長室のテーブルも食物文化科3年生のおかげでクリスマスです。 Merry Christmas!
    
【M先生、Y先生、ありがとうございました!】 【図書館もクリスマス!】
  
  【校長室のテーブルもクリスマス!】

保育園の子どもたちと楽しい時間を過ごしました!

 12月16日の1、2時限目を利用して、食物文化科3年生の「子どもの発達と保育」を選択している生徒及び課題研究で食育を専攻している生徒あわせて14名で、永田保育園で保育実習を行いました。授業で学んだことを、実践を通して理解を深めることがねらいです。
   
  【多くの子どもたちとふれあうことができました】
 当日は、子どもたちと一緒に食べ物に関するクイズを行ったり、寸劇「食レンジャー」を観てもらったり、一緒に遊んだりするなど、遊びながらも食についての理解を深めてもらおうと、がんばりました。子どもたちにも喜んでもらえたと思いますが、何より、本校の生徒たちが、子どもたちから多くのことを学んだようです。子どもたちの目線にあわせて対応する姿は、とても頼もしく感じました。
 永田保育園の子どもたち、そして、先生方、ありがとうございました。
   
【クイズ!とちぎのイチゴ「と○お○め」】   【食レンジャー参上!】

雲巌寺“能と楽の夕べ”に参加してきました!

 12月14日、大田原市にある名刹、雲巌寺で行われた“能と楽の夕べ”に本校吹奏楽部の生徒たちが出演するとともに、数名の生徒たちが、ボランティアとして受付、準備等の運営に携わってきました。
 雲巌寺の“能と楽の夕べ”では、お囃子の演奏、歴史噺、尺八・琵琶の演奏、そして、メインとなる能とともに、本校吹奏楽部による吹奏楽の演奏等が行われました。本来は10月を予定していましたが、台風の影響で12月14日に延期となりました。寒い1日でしたが、初冬の雲巌寺において、文化・芸術を満喫できた1日となりました。
   
 【雲巌寺において、多くの方に聴いていただきました】

乃木農場における実習風景~和牛の除角と去勢~

 12月11日に、乃木農場において、農業経営科3年生の畜産専攻の生徒と実習の先生方により、和牛の除角と去勢の実習が行われました。
     
 【除角の前に角の周りの毛を刈ってあげます】
 除角とは、文字どおり牛の角を取ってしまうことです。牛同士がぶつかり合ったときのけがを防止するとともに、世話をしている生徒、先生方のけがの防止にもつながります。除角の作業は、牛を生徒たちが固定し、除角器で角を切り、止血と角の再生を抑えるために、熱く熱したこてで切った部分を焼き、消毒液を塗ります。
 また、牛肉の評価は様々あると思いますが、肉の柔らかさ、脂の味、見た目の美しさ等によって評価されると言われています。高い評価を追求していくと、その最高点は「雌牛」になるのだそうです。そこで、雄牛は、おいしい牛肉になるために小さいときに去勢をすることになるのです。去勢をすることで、サシ(脂)が入りやすくなり、価値の高い牛肉になるのだそうです。
 見ているだけでこちらも痛くなりそうな作業ですが、生徒たちは、おいしい牛肉をつくり上げるために、一生懸命取り組んでいました。食べることの大切さ、ありがたさを実感できる実習でした。
  
 【牛を必死で抑えつつ除角を】 【子牛でも数人で抑えないと…】