拓陽日記

拓陽のできごと

食物文化科便り〔令和3年7月〕

今月は海をイメージしてつくったテーブルコーディネートです。

POINT 1〕水色のテーブルクロスと白いレースで波を表現しています。

POINT 2〕貝殻とひまわりで、より夏らしさを引き出しています。
 
 ★7月のテーブルコーディネート「海」

〈学校長のコメント〉

・「海」に対するイメージは人それぞれです。「憧れ」、「豊かさ」、「恐れ」や「畏敬の念」など、個々人の経験や日々の関わりによって変わるものです。
・「海」だけでは俳句の季語になりませんが、夏のテーブルコーディネートのテーマにはぴったりだと思います。きれいな海や海岸が令和の時代にも残ってほしいと思います。
SDGsの目標に「海の豊かさを守ろう」というものがあります。海岸線をもたない内陸県(海なし県ともいう)の私たちと海との関わりを考えていくことも大切ですね。川と海はつながっていますので、私たちにもアプローチできることは必ずあります。

第1学年普通科_生物基礎の授業【特別講座】

◆期日:7月8日(木)3限目_1年6組、7月9日(金)4限目_1年5組
◆内容
 ●事前学習:中学校の学習内容の復習「受精と発生」
 ●観察・実験 ※新型コロナウイルス感染症対策のため演示実験
  ➀タコノマクラの受精のようすを観察しました。(受精膜の形成)
  
  ②事前に受精させた胚を観察しました。
   a ⇒ b(aの2分後)
    受精後約1時間の胚(第1卵割の途中)(aからbへの変化は約2分間)
   c
    受精後1時間40分経過した胚(第2卵割後の4細胞)
   d
   e 
    受精後4時間から5時間経過した胚
    (第5卵割・第6卵割と進み桑実胚へ。dからeへ)
    ※dでは大きさの異なる細胞(割球)からなることが分かります。
   f   
              受精後60時間経過の胚(プルテウス幼生)
    ※動画はこちら⇒プルテウス幼生0712.mp4
 ●授業の様子(演示実験)
    

《事業紹介》
”海と日本PROJECT”イベントとしてのウニなどの海洋教材提供(令和3年度)

●お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター(千葉県館山市)では「”教室に海を”プロジェクト」により、小学校・中学校・高等学校などへ海洋教育のための“生(なま)”の素材を提供し、教育支援を行っています。

https://www.cf.ocha.ac.jp/marine/info_sck/d009575.html

食物文化科便り〔令和3年6月〕

◆今年度のテーブルコーディネート班の活動がスタートしました。
◆今月は「母の日」をイメージしたものです。感謝の気持ちと、春のイメージから淡いピンクや黄色で表現しているそうです。
 
 ★6月のテーブルコーディネート「母の日」
 

 ★
テーブルコーディネート班のメンバー

学校長のコメント
「母の日」の起源は、世界中で様々であり日付も異なるようです。アメリカでは1907年頃から広がっていったということです。日本での起源は1930年代にさかのぼるそうですが、定着したのは第二次世界大戦後の1949(昭和24)年ごろからで、アメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになりました。
◆「父の日」についても調べてみると、母の日とほぼ同時期にアメリカでは始まっていたようです。
「母の日」が始まった頃、アメリカでは白いカーネーションを贈るのが一般的であったようです。一方、父の日は白いバラということです。
◆母の日に贈る花の色で、人気は赤、ピンクなど。今回、生徒たちのテーブルコーディネートでは、春のイメージから色を選んだそうですが、原典の白もしっかり置いています。
◆課題研究として、しっかり取り組んでいることがうかがえる作品です

令和3年度創立記念式について(学校長より)

◆ 525日は本校の創立記念日となっています。これは、本校が那須農学校として開校した昭和20年の525日に開校式が実施されたことをうけて、この日を創立記念日としています。

  記念行事としてこの日の前後に記念講演、スポーツ行事を行っていた時代もありましたが、近年は芸術鑑賞会を実施しています。例年、創立記念式の学校長式辞も記念行事に含めて実施しています。

  今年は記念行事として学校寄席を開催しました。感染症対策に留意して、午前、午後の二部制としました。代表の生徒と教員が高座に上がって演じる体験コーナーもありました。

◆ 創立記念式の学校長式辞は、朝のホームルームで放送により行いました。生徒の皆さんへは、過去の周年記念誌から那須拓陽高校がスタートした頃の記録を引用して資料を配付しました。
 〔R3創立記念式配付資料.pdf

◆ 創立記念日は本校の沿革や特色を再確認する機会です。また、人の誕生日と同じように、関わる様々な方々へ感謝する気持ちを確認してほしいということも皆さんに伝えました。
(学校長)