お知らせ

スーパーサイエンスハイスク-ル(SSH)に関するお知らせです

日本色彩学会第56回全国大会[米沢]’25に生徒が参加してきました。

6月7日(土)に山形大学米沢キャンパスで開催された、日本色彩学会全国大会に3年次生2名が参加してきました。2年次までに授業で取り組んできた課題研究(一人一研究)の成果を基に、口頭発表やポスター発表に臨みました。研究者の方々や大学生、他校の高校生との質疑応答では、様々な学びがあり、貴重な経験となりました。参加までサポートしてくださった日本色彩学会の皆様には、この場をお借りして感謝申し上げます。

以下、生徒の振り返りから抜粋

「自分は大学や大学院で研究をしたいと思っていたので学会発表や交流会を通じてそのビジョンが明確になった。進路が決定していない高校三年生のこの時期だからこそ学会に参加できてよかったと思う。」

「口頭発表で参加しましたが、発表の後の質問の際、何人かの研究者の方から鋭い質問やアドバイスをもらいました。研究を本職としている方たちからのものだったので、発表者として良い経験になり、研究において有意義なことを学ぶことができました。」

  

1年次 課題研究Ⅰ ケーススタディ「ケーススタディ実験」

 課題研究Ⅰでは、先週の授業においてグループごとに立てた実験計画をもとに、実験を実施しました。想定通りに進んでいるグループもあれば、予想とは違ったデータとなったグループもありましたが、どのグループも試行錯誤しながら主体的に取り組んでいました。次週は、本日得られたデータをまとめる作業に入ります。

 

    

2年次生 課題研究Ⅱ 課題研究表現講座② 結果・考察・結論

 今回は1年次で学んだ結果・考察・結論の書き分けを復習し、特に、結果の取り扱い方を中心に、昨年度から取り上げ始めた仮説検定について本校教員が講義を行いました。過去の先輩のポスターを例に,結果の値についてt検定を用いて考えました。平均値の比較だけではなく、根拠を持った値で実験結果を分析することができることを学びました。今後のクラス別の課題研究Ⅱの時間では、本日の講座を踏まえて、実際に自分の研究結果や仮の値を基にPCで演習を行っていきます。数学や情報での学びを踏まえつつ、より実践的な経験を積んでいければと思います。

1年次生への吉田校長講話

 

 「STEAM教育の視点に立脚したカリキュラム・マネジメント」は本校SSH事業の4本柱の一つです。

 今年度は「一人一実践」を掲げ、全教員で授業カリキュラム開発に向けて授業実践に取り組んでいます。

 本日は、吉田校長が1年次生に向けて、専門教科の数学をテーマにしつつ、関連する地球や宇宙、古典の話を交えて講話をしました。将来社会を担う栃高生に向けた激励のメッセージやこれから3年間、探究活動に取り組む生徒へ向けたエールも含まれる、あっという間の1時間でした。

 吉田校長お疲れ様でした!

 

    

1年次 課題研究Ⅰ ケーススタディ「ケーススタディ実験計画」

 課題研究Ⅰでは、グループごとに分かれ、担当するテーマの実験計画を考えました。先週までの講座と演習で学んだ内容をふまえて、どのような方法で実験すべきかを具体的に考えました。この実験計画をもとに、次週は実際に実験を実施する予定です。