スーパーサイエンスハイスク-ル(SSH)に関するお知らせです
3年次 課題研究Ⅲ ハイブリッドゼミ活動②
今日の課題研究Ⅲでは、前回に引き続き、新しい価値の創造を目指して議論する「ハイブリッドゼミ活動」を行いました。
前回議論し、まとめた計画書に教員から助言がされており、そのコメントを参考にさらにその内容を深める活動を行いました。
苦戦をしているゼミも多く見られましたが、新しい価値の創造を見出すべく一生懸命活動に取り組んでいました。
課題研究Ⅱ ポスター作成 ゼミ議論
今日は、各自が研究をポスターにまとめたものを持ち寄って議論するゼミ活動を行いました。今週が5人、来週が5人と2週に分けて実施します。今回は、序論~検証方法までの各項目について、ルーブリックやテキスト等を参考に、より良い研究を目指して改善案などについて議論しました。
SSHクラブ定例会②
今年度2回目の定例会を実施しました。先週行われた、8月に神戸で行われるSSH生徒研究成果発表会に参加する、栃高の代表グループを決めるコンペの結果を発表しました。今年度はSSHクラブ化学班の大谷石吸着剤グループが出場することに決定しました。
また、新たに2年次生からSSHクラブ長、そして各グループ代表者が選出され、新しい1年間がスタートします。3年次生も夏休みごろまでは活動を続ける生徒もおりますが、徐々に後輩に研究を引き継いでいくことになります。
1年次 課題研究Ⅰ ケーススタディガイダンス
1年次生は自身の課題研究の前に、グループを作り1グループ1つの研究テーマ(過去の先輩の研究)を受け持ち、その研究をたたき台にしながら探究プロセスを学ぶというケーススタディを行います。今回はそのガイダンスを行いました。
課題研究Ⅱ 分野別ミーティング①
本日は、通常の異分野が集まるゼミ活動ではなく、同じ学問分野の研究テーマ同士で集まり話し合う、分野別ミーティングを実施しました。分野別ミーティングの実施は、今年度が初めてという新たな仕掛けです。
同じ学問分野の研究テーマを考えている生徒同士で集まり、研究成果を共有することで、課題研究の完成度を高める。また、学問分野と関連のある教科の先生のアドバイスを受けられる機会を設定し、今後の研究活動で相談しやすくする。といったねらいがあります。
7月にも実施を予定しています。
SSHクラブ定例会①
課外活動として科学系のクラブが活動しています。数学,物理,化学,生物等の分野にわかれ、班の中でさらにそれぞれのテーマで個人やグループの研究を行っています。各グループとも、全国各地で行われる学会やコンテストなどで発表しています。また校内では定期的に全グループが集まってミーティングを行い,研究の進捗状況を報告したり,内容について議論したりしています。今回の定例会では、8月に神戸で行われるSSH生徒研究成果発表会に参加する栃高の代表グループを決めるコンペを行いました。
1年次 課題研究Ⅰ オープニング講座
今週の課題研究Ⅰでは、SSHオープニング講演会として、本校OBで現在東京大学大学院博士課程に在籍し、光物性・ナノ光デバイスをテーマに研究されている蟻生さんに、本校で講演をしていただきました。
栃高在学中に取り組んだ「一人一研究」や高校生生活のお話に加え、大学院での研究活動の様子など、新入生にとってこれからの3年間の高校生活や進路選択に役立つ貴重なお話を沢山伺うことができました。
質疑応答では、高校の時の過ごし方や、進路選択、現在の研究生活についてなど、幅広い質問がたくさんあり、1つ1つに丁寧にお答えいただきました。
身近なOBという存在を通して、研究というものに触れられた充実した講座となりました。
1年次 課題研究Ⅰ マシュマロチャレンジ
課題研究Ⅰの2回目の時間は、栃高探究スタイル入門講座としてマシュマロチャレンジを行いました。
マシュマロチャレンジとは、各グループでパスタを使ってタワーを組み、その上に載せたマシュマロの高さを競うものです。4人1チームで行いましたが70㎝を越える記録も出ました。
生徒達は活動を通じて、課題解決に必要なのは試行錯誤と協働、そして確かな知識と経験であることを学びました。
2年次 課題研究Ⅱ 実験・調査①結果を持ち寄り議論
1年次後期に研究計画書を作成しました。
2月~春休みにかけて、各自が実験・調査①で得られた結果を持ち寄り、研究方法や結果の示し方等について、議論しました。
助言を参考に、6月までに改めて実験・調査②に取り組んでいく予定です。
3年次 課題研究Ⅲ ハイブリッドゼミ活動①
昨年度から3年次生も木曜日7限目に課題研究Ⅲを行っています。
今日は課題研究Ⅲの中でも、新しい価値の創造を目指して議論する「ハイブリッドゼミ活動」を行いました。
2年次後期のゼミを継続し、各自が取り組んだ一人一研究を持ち寄り、異なる分野の研究をした生徒同士が、互いの研究を組み合わせて、社会課題の解決に向けた新しいアイデアを生み出すために議論しました。
昨年度よりも、議論のステップを少し細かくしてゼミ活動に取り組んでいます。
1年次 課題研究Ⅰ ブラックボックス
新入生の課題研究がスタートしました。
初回は「中身の見えないブラックボックス(10×10×5cm)の内部の構造明らかにする」という課題に対して、限定的な手法で観察を繰り返し、限られた情報から真実の究明を目指すというグループワークを行いました。一連の行為を通して「仮説→検証→考察→結論」という探究活動において主軸となるプロセスを体験します。
2年次 課題研究Ⅱ 今年度のガイダンス
2年次生は、1年次後期から継続するダイアログゼミ活動と一人一研究に引き続き取り組んでいきます。そして、10月の校内生徒研究成果発表会での全員が発表します。
初回は10月までの予定を共有し、ダイアログゼミ活動の進め方やポスター作成などについてガイダンスを行いました。
一人一研究のための手引き書(2年前期 生徒必携)も配布しました。
今年度は新たな仕掛けとして、分野別ミーティングや卒業生からの助言を受ける機会を設定し、一人一研究をさらに深めていきます。
SSHマレーシア海外研修後のオンライン交流を実施
令和7年1月に実施したSSHマレーシア海外研修の際に、現地で共に活動し交流のあったロッジ国民中等教育学校の生徒と、研修に参加した本校の生徒がオンラインで交流しました。
訪問時の御礼やその後の学校生活、将来のことなど短い時間でしたがグループに分かれて交流しました。
今後も共同研究テーマである土壌微生物電池の実験を継続することや10月の研究成果発表会に向けた交流計画などについて確認しました。
SSHマレーシア海外研修 校内報告会
令和7年1月に実施したSSHマレーシア海外研修について、研修に参加した生徒が全校生徒に向けて研修について報告しました。
ロッジ国民中等教育学校へ訪問した際の歓迎セレモニーや参加した授業の様子、互いに文化交流を実施したこと、合同で現地サラワク大学において実験実習を行ったことなど、研修内容を写真や具体的エピソードを交えて発表しました。
4月以降も引き続き国際性の育成に向けて交流していきます。
以下、参加生徒の研修日誌より一部を抜粋して掲載します。
「私は将来研究者になって、農業に関する研究をしたいと思っている。その中で海外の研究者とコミュニケーションをとる機会は必ずあると思う。だからこそ、今回の研修で経験したことは自分にとって糧になることばかりで、非常に充実していた。また、マレーシアの魅力をたくさん知ることができて、将来の学びの場にしたいとも思った。今回の研修で学んだことは、私のこれからの人生に大きな影響を与えてくれると思う。」
令和6年度 チームメディカル(特設医学系探究グループ)による課題解決型学習会(PBL研修)2日目を実施
本校卒業生でかつ現役の医学部生2名を講師として招き,2年次生の医学部医学科志望者を対象に,解剖実習を中心とする課題解決型学習会(PBL研修)を今年度も実施した。
例年は解剖実習とPBL研修を分けて実施していたが、2つを組み合わせることでそれぞれの学びをさらに深め,より有意義な学習機会となるようリニューアルさせた。
◇PBL研修2日目(PBL課題発表会)
日時:令和7年3月15日(土)13:00~16:30 参加者:2年次生12名
13:00~13:10 本日の流れ共有
13:10~13:40 D班の発表
13:45~14:15 C班の発表
14:25~14:35 休憩
14:35~15:05 B班の発表
15:10~15:40 A班の発表
15:50~16:30 講師によるまとめ
解剖実習で扱った心臓や腎臓をテーマとする課題に各班が取り組み、その成果を20分で発表した。その後10分間で生徒間の質疑応答と講師による口頭試問を含めた質疑応答を行った。発表を相互評価し,優秀発表に選ばれたA班には全員から拍手が贈られた。
発表に至るまで講師の先生には、当日の指導だけではなく課題の添削や生徒へのフィードバック等大変お世話になりました。
1年次生 課題研究Ⅰ 次年度に向けて
1年間の振り返りと次年度に向けたガイダンスを行いました。
ブラックボックスなどの入門講座から始まった今年度の課題研究を振り返り, 探究プロセスを全員が偏りなく経験し成長できたことを実感しました。また, 来年度での一人一研究の完成までの流れを再確認し, 春休み中の研究の計画を立てました。
長期休暇に入り, 一人一研究の実験に本格的に取り組めるということで, 生徒のやる気も高まっているように感じられます。
2年次生 課題研究Ⅱ 今年度最後の全体講座
1年間の振り返りと次年度に向けたガイダンスを行いました。
1年次後期から取り組んだ一人一研究をポスターやスライドにまとめて10月に発表し,3月には論文としてまとめました。これまでの取り組みを振り返りながら,探究プロセスを全員が偏りなく経験し成長できたことを確認しました。
また,次年度から始まる課題研究Ⅲに向けて,ハイブリッドゼミ活動のガイダンスを行いました。今後は一人一研究を組み合わせ新しい価値(アイデア)の創出に挑戦します。
●1・2年次生合同実施 ・課題研究Ⅰ「課題研究実践」先輩の論文発表から学ぶ ・課題研究Ⅱ「論文作成演習」後輩に向けて論文発表とアドバイス
2月20日(木)と27日(木)の2回に分けて1・2年次生が合同のゼミ活動を行いました。
2年次生が自身の論文を1年次生に向けて発表し,その後全員でルーブリックを用いて論文を相互評価しました。
2年次生からは論文の紹介だけではなく,自身の経験を踏まえたアドバイスや1年次生からの悩みに答える場面がありました。
ぜひ、1年次生は先輩の研究から学び自分の一人一研究に活かして欲しいと思います。
※資料の共有について
2年次生は一人一台タブレット端末上のデータ,1年次生はプリントアウトされた論文を用いました。
マレーシア海外研修報告
学校行事のページでも報告したように、マレーシア海外研修に行ってきました。
サラワク州クチン市の高校生と交流し、共同研究を行ってきました。
詳細は以下のリンクをご覧ください。
令和6年度 チームメディカル(特設医学系探究グループ)による課題解決型学習会(PBL研修)1日目を実施
本校卒業生でかつ現役の医学部生2名を講師として招き,2年次生の医学部医学科志望者を対象に,解剖実習を中心とする課題解決型学習会(PBL研修)を今年度も実施しました。
例年は解剖実習とPBL研修を分けて実施していましたが、2つを組み合わせることでそれぞれの学びをさらに深め,より有意義な学習機会となるようリニューアルさせました。
◇PBL研修1日目(講義と解剖実習) 令和6年12月25日(水)9:30~16:30
(午前) 9:35~10:25 解剖額序論(心臓解剖の要点を兼ねて)
10:35~11:05 眼球解剖の要点
11:05~11:40 腎臓解剖の要点
11:40~12:00 実習要項と注意
(午後)13:00~16:30 解剖実習,2日目への課題の選択,振り返り
実習に用いた臓器は,心臓(ブタ・ニワトリ)・腎臓(ブタ)・眼球(ブタ)。
講師からの口頭試問やスケッチ課題に苦戦しながらも,グループで協力し,医学書も参考にしながら取り組み,最後までやり遂げました。
◇PBL研修2日目は年明け3月15日(土)に実施予定です。